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JPH0215236A - 選択的眺め角度を有する液晶光変調材料 - Google Patents

選択的眺め角度を有する液晶光変調材料

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Publication number
JPH0215236A
JPH0215236A JP4041289A JP4041289A JPH0215236A JP H0215236 A JPH0215236 A JP H0215236A JP 4041289 A JP4041289 A JP 4041289A JP 4041289 A JP4041289 A JP 4041289A JP H0215236 A JPH0215236 A JP H0215236A
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JP
Japan
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liquid crystal
refractive index
light
matrix
microdroplets
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Granted
Application number
JP4041289A
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English (en)
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JPH0743475B2 (ja
Inventor
J William Doane
ジェー.ウィリアム ドウン
Eugene P Wenninger
ユージーン ピー.ウェニンガー
John West
ウェスト ジョン
Bao-Gang Wu
バオーガン ウ
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Kent State University
Original Assignee
Kent State University
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Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/159,223 external-priority patent/US4890902A/en
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Publication of JPH0215236A publication Critical patent/JPH0215236A/ja
Publication of JPH0743475B2 publication Critical patent/JPH0743475B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光透過性、合成樹脂マトリックス内に相分離さ
れた液晶の微小滴を含んでなる液晶光変調材料に関し、
より詳しくは、選択可能な眺め角度を有する液晶光変調
材料に関する。そのような材料は材料の表面に対して直
角近辺の狭い眺め角度に亘って透明であるか或いは材料
の表面に対して斜めの角度で透明であるか或いは印加さ
れた外的場の強度に応じて調整可能な角度で透明であり
得る。そのような材料は各神意及び電気光学的デイスプ
レーにおいて、又デイスプレーが可視的であるか或いは
窓が透明である角度に調整することができることが望ま
しい場合には常に用いられる。
〔従来技術および発明か解決しようとする課題〕液晶光
変調材料を相分離により製造する技術並びにそのような
技術及びそれにより製造される材料によって提供される
利点は、本発明によってその開示内容が準用される米国
特許4.67L618号、4.673,255号、4,
685,711号及び4,688.900号各明細書に
記載されている。
実質的透明性と実質的不透明性の間の各種ブレスケール
を示す切替え可能な電気光学的デイスプレーセルは米国
特許4 、411 、495号明細書及びアプライド・
フィジクス・レターズ(Applied Physic
s Letters)Vol、40.p、22(198
2年)に提案されている。そのようなデイスプレーセル
は透明電極間に挾まれた多孔性セルロース系材料中に吸
収された異方性懸濁液を使用する。゛495特許におい
てば、この異方性懸濁液は粒状物よりなるのに対し、ア
プライド・フィシクス・レターズ(AppliedPh
ysics Letters )の記事においては、こ
の異方性懸濁液は陽性誘電異方性を有するネマチック液
晶よりなる。これらのデイスプレーセルの操作は異方性
多孔性材料の屈折率の異方性液晶或いは異方性粒状懸濁
液の屈折率に対する適合或いは不適合に応じて異る。多
孔性材料の屈折率が孔内の材料により入射光に対して示
される屈折率に適合する場合には透明性が達成される。
孔内の液晶或いは粒子の配向は、場が印加されない場合
には一般的にランダムであり、場の存在下においては場
の方向に対して一般的に平行である。このように、場が
印加されない場合には、孔内の材料は通常の屈折率n。
及び異常の屈折率n。の間の値に等しい総括的屈折率n
を示す。場のない条件における透明性は多孔性の屈折率
が孔内の材料の総括的屈折率nに適合される場合に生ず
る。引続いて場を印加すると、場の方向に配向して探索
光に対して示される屈折率を変化させる傾向を示す液晶
成いは粒子を与え、その結果散乱或いは不透明性が生ず
る。
今説明した様式とは反対に操作するデイスプレー細胞は
、多孔性材料の屈折率が液晶或いは粒子の通常の屈折率
n。に適合された場合に得られる。
この場合には、場を印加するとその場に配向し、及び入
射光に対してそれか屈折率間の不適合性を検出せず、透
過されるように通常の屈折率n。を示す液晶或いは粒子
を生ずる。引続いて場を除去すると、多孔性材料のそれ
に等しくない総括的屈折率層が入射光に対して示され、
それが次いで分散されるランダムな状態に戻り、セルは
不透明な外観を示す。最大透明性及び最大不透明性の極
端の間において、グレースケールがセルに印加される電
圧の函数として達成可能である。
上記二つの操作デイスプレーの様式の各々はセルが観賞
者に対して透明である異ったプロフィールを示す。多孔
性材料の屈折率がランダムに配向された液晶或いは異方
性懸濁液の総括的屈折率−n−に適合される場合(場の
ない透明性)、装置は総括的五が木質的に等方性である
という事実により実質的に全ての眺め方向から観賞者に
透明に見える。即ち全眺め角度に対して同一である。し
かし多孔性材料の屈折率が配向液晶の通常の屈折率n。
に適合される場合(場のある透明性)には、装置は場の
方向(通常セルに対して直角)の方向から直接に眺めら
れた場合に最も透明に見え、透明性は配向状態における
屈折率が異方性であるという事実により眺め角度が斜め
になるに従って減少する。即ち、眺め角度が直角から離
れるに従って、知覚される屈折率間の不適合がより大き
くなり、実質的に不透明な外観が十分に斜めの角度にお
いて観賞者により検知される。
上記説明のデイスプレーセルばセルを通する眺め角度を
ある程度制御することを可能にするが、多孔性シート或
いはポリビニルアルコールのカプセル中の液晶の機械的
捕獲により製造されるこれら及びの他のタイプの液晶セ
ルは多くの欠点を有する。これらの欠点の一つは各種捕
獲材料の木質的に不変性の屈折率である。即ち、適合或
いは不適合は試行釦誤の過程−(ある。
〔課題を解決するだめの手段、発明の作用および効果〕
本発明の技術はそのような材料を用いて製造される窓成
し魯」デイスプレーが透明であるか或いは可視性である
角度が合成樹脂71〜リンクスの屈折率と′Jxばれた
異方性液晶の屈折率との倉入すな適合或いは不適合によ
り予め決定されるという意味において「誂えた」眺め角
度を有する光変調液晶材料の製造を可能にするものであ
る。本発明から得られる特性の装置としてはヘンI・ア
ンプデイスプレー用窓、ザンスクリーン、内蔵「ヘネチ
アンフライン1ζ」を有する窓及び一般的に入射光の透
過方向が前記装置に対比して制限或いは修正されている
装置を含む。
本発明は相分離された液晶の微小滴を光透過性合成樹脂
7トリソクス内に含んでなる光変調材料において、71
−リックスの屈折率npが微小滴ディレクターが材料表
面に対して配向される場合にば光の最大透過が材料の表
面に対して選ばれた斜め角度において或いは材ネ81の
表面に対して直角近辺の選ばれた狭い角度で生ずるよう
に液晶微小滴の有効屈折率に適合或いは不適合させられ
ることを特徴とする材料を提供する。そのような屈折率
の適合或いは不適合は外的磁場或いは電場における相分
離により、或いは液晶微小滴の相分離中或いは後におけ
る卵形なとの成形により全ての液晶微小滴ディレクター
を配向させることにより伴われ、それにより材料に、材
料或いはそれにより製造されるデイスプレーが透明或い
は可視状態になる、永久的及び可動性眺め角度を伺与す
る。改良された光変調材料の一枚以」二のシートを窓或
いは電気光学的にデイスプレー装置中に導入して選ばれ
た眺め角度においてのみ透明性或いば可視可能てあり、
且つ他の眺め角度においては不透明である角度的に区別
された窓或いはデイスプレーが提供される。
本明細書及び特許請求の範囲において用いられる「相分
離」という用語は本発明の先行技術としく9) て先に述べた特許及び出願において記載されている過程
を指す。相分離技術は光透過合成樹脂マトリックス中に
多数の離数微小滴を有する光変調材料をもたらす。最初
に液晶を流動性或いは柔らかいマトリックス提供組成物
に溶解する。71ヘリツクスの硬化に従い微小滴か自然
に形成される。この目的のための硬化としては[硬化(
curing) J、[凝結(setting) J及
び[ゲル化(gelling) Jなどが挙げられる。
この硬化はマl−リソクス内に生ずる熱可塑性重合体マ
l−リックスの場合においては例えば重合、架橋、冷却
などの1以」−の変化或いは7トリンクス提供組成物及
び液晶の両者に対する溶媒である揮発性物質の喪失から
生しうる。
これらの各種「相分離」方法への言及を単純化にするた
めに次の頭字詔を用いる。即ち揮発性溶媒が除去されて
微小滴沈澱の形成及び硬化を行う溶媒−誘発相分離に対
してはrSIPSJ  ;冷却が微小滴形成並びに71
〜リンクスの硬化を誘発する熱誘導相分離に対してはr
TIPsJ  ;及び付加、縮合、或いは架橋或いはご
れらの機構の組合わせによる初期重合或いは更に重合が
微小滴形成及びマトリックスの形成を与える重合−誘導
相転移に対してrPIPsJが用いられる。シート形状
の最終マトリックスの硬化は熱硬化性マトリックスを用
いて一度に行われるが、しかし熱可塑性マトリックスを
用いて繰返し行うことができる。マトリックスについて
「硬化」とは微小滴を大きさ及び位置に関して安定化さ
せることを示す。マトリックスはそれ自体脆弱である必
要はない。それは、その有用な「硬化」状態においてや
一柔軟性且つ変形可能であってよい。変調光に対する微
小滴の平均直径は約50am程度に大きくあり得、通常
約0.2乃至10μmである。
相分離技術はマトリックスの屈折率npの微小滴中の液
晶の有効屈折率n、、、tに対する適合を可能にする。
相分離技術において使用可能な広範囲の合成樹脂マトリ
ックス提供材料は最初から広範囲のnp値の選択を可能
にする。その後np値は相分離後に硬化マトリックス中
に溶解して残存する液晶の量により影響を及ぼされる。
溶解液晶の量は相分離の速度例えば冷却速度、重合速度
、溶媒蒸発の速度並びに合成樹脂の性質などにより影響
を受ける。更に、液晶材料の全成分の全てがマトリック
ス内に同等に溶解されないようである。
「液晶」或いは液晶材料という用語は、本発明に関して
操作可能な液晶を指す。好ましい液晶はネマティックタ
イプのものか或いはネマティックタイプとして挙動する
ものであり、且つ陽性の誘電異方性を示すものである。
そのような液体材料はその中に多色性或いは二色性染料
、等方性染料、或いは液晶がそれから分離された少量の
合成樹脂などのその他の材料をその中に溶解して含有し
てよい。
本発明に関して「配向された」とは微小滴ディレクター
或いは光学軸の選択された方向における固定を指す。配
合は電場或いは磁場をかけることにより材料に剪断をか
けて液滴を下記の如く卵形成いは楕円形にすることによ
り、或いはその材料を例えば米国特許4,685,77
1号明細書に記載されているように場の存在下において
製造することにより達成される。
「有効屈折率Jnmtという用語は、最大透過率を生ず
る入射光に対して示される配向液晶微小滴の屈折率を示
す。最大透明性は探索光がマトリックスの屈折率npと
微小滴の有効屈折率n、、、tの間に殆んど或いは全く
不適合を検知しない場合に生ずる。
従って、本発明は光透過性合成樹脂マ) IJックス内
に分散された液晶の微小滴よりなり、液晶がマトリック
ス形成組成物に可溶であり、且つ微小滴がそれからの相
分離により自然に形成される改良された光変調材料にお
いて、微小滴が光が修正された眺め角度で材料を通して
透過されるように重合体の屈折率npとは異る有効屈折
率nff1tを有することを特徴とする材料を提供する
マトリックスの屈折率n、は微小滴の各々がマトリック
スの屈折率npに適合した有効屈折率n0を有するよう
に液晶微小滴の通常の屈折率n。
を所定量超過しうる。即ち、no及びnい間に殆んど或
いは全く不適合を検知しない入射光は微小滴ディレクタ
ーが材料表面に対して垂直である場合には材料表面に対
して選ばれた急角度で材料を通して透過するか或いは微
小滴ディレクターが材料表面上ある角度を形成する場合
にはほぼ材料に対して垂直な角度で透過される。
マトリックスの屈折率npが微小滴の各々がマトリック
スの屈折率np未満の有効屈折率n、、、tを有するよ
うに液晶微小滴の通常の屈折率n。よりも所定量未満で
ある場合には、材料表面に入射する光は微小滴ディレク
ターが材料表面に垂直である場合には材料表面にほぼ垂
直な所定の狭い角度で通過されるか或いは微小滴ディレ
クターが材料表面とある角度を形成する場合には材料表
面に対して選ばれた急角度で透過される。
本発明の材料は微小滴ディレクターが材料表面とある角
度を形成するように製造される。好ましくは、液晶の通
常の屈折率n0は合成樹脂マトリックスの屈折率n2に
適合される。本発明のこの面において、材料は材料表面
に対しである角度で向けられた電場或いは磁場において
相分離により製造されるか或いは微小滴を卵形成いは楕
円形に成形するような可塑的条件内において剪断がかげ
られる。これらの両製造方法の結果、外的基の不存在下
において材料表面に対して同一の好ましい角度をとる全
ての微小滴ディレクターが得られる。
常に微小滴ディレクターの指す方向は電極などを介して
適当な場をかけることにより切替え或いは回転させるこ
とができる。本発明のこの面に従って製造される光変調
材料は、それらが全ての状態において眺め角度を有する
点において「ヘネヂアンフラインド」効果を示す。即ち
、場のない状態において、この材料は表面に対して第一
の極端な角度において透明であり、その角度は微小滴状
の液晶が緩和された平衡位置にある場合において微小滴
ディレクターと一致し、完全に場のがげられた状態にお
いて、材料は表面に対して第二の極端な角度で透明であ
り、その角度にかけられた場により完全に配向する微小
滴ディレクターと一致し、部分的に場のかけられた状態
では眺め角度はこれらの両極端の間にある。
本発明の更に一つの側面において、多数のシ1−が積重
ねられて単一シー1−により達成されるよりもより微細
に同調された眺め角度光透過及び散乱特性を示す第二の
光変調材料がもたらされる。
そのような第二の光変調材料は各シー1−において有効
屈折率n、が隣接シートのそれと異り、且つ各シー1に
おいて合成樹脂マトリックスの屈折率npが液晶微小滴
の通常の屈折率n。に等しいか、より大きいか或いはよ
り小さい少なくとも2枚のシートよりなる。
前記光変調材料に加えて、本発明は更に微小滴が窓のた
めの光変調材料の製造に際して永久的に配向されている
窓及び微小滴か操作時に電気的に配向のためにアドレス
可能である電気光学装置を包含する。そのような窓は選
ばれた角度における入射光に対して実質的に不透明であ
るか或いは選択角度において入射光に対して選択的に透
明であるように配向した微小滴を有する。そのような電
気光学装置は導電性透明電極間に挾まれた1枚以上の光
変調材料のシートを含み光の選択的透過のだめの材料の
セグメン(〜或いは全体の選択的エネルギー付与及び脱
エネルギーに依存するデイスプレーを形成する。この装
置は反射面を設けて反射タイプのデイスプレーを形成し
てよい。そのような窓は印加された場の強度に従って可
動性であり、ヘネチアンブラインドのように作動する角
度において入射光に透明であるように配向した微小滴を
有してよい。
更にその他の特徴及び利点は以下の本発明の最良の態様
及び付属図面の説明から当業者に明らかとなるであろう
〔発明を実施するだめの最良の態様〕
本発明により達成可能な幾つかの光透過/散乱効果を概
略的且つ理想的に第1 (A)〜(G)図に図示する。
全ての場合において、「適合」という用語の使用及び等
号の使用は正確な数字的間等を意味するものではない。
透過光の最大化が不適合がある場合の散乱光に対して達
成される場合には、npは十分にnmtに「適合する」
、即ち等しく17) い。
第1(A)図は、本願の先行技術、例えば米国特許4,
685,771号及び4,688,900号明細書に記
載されているような光変調材料を用いて達成可能な眺め
角度αを図示する。光透過性7トリノクス10の液晶の
微小満11の例が表面6ご直交する異常な屈折率で配向
して示されている。配向は電極(図示せず)を介する電
場をかげるごとにより或いは米国特許4,685,71
1号明細書に記載されるように配向基において材料を相
分離することにより達成される。
第1(B)図は微小滴21をマトリックス20内におい
て表面に直交するその異常屈折率で配向した第1 (A
)図のものと同様に製造した材料を示す。第1 (A)
図の眺め角度αに対して、第1(B)図の材料はn p
 <n muとなるように相対屈折率の選択或いは調整
によりαよりも狭い眺め角度βを有する。
第1(C)図は微小満31を71へリンラス30内にお
いてその異常屈折率を表面に直交して配向した第1 (
A)及び1 (B)図のそれと同様にして製造した材料
を示す。第1(C)図の材料は二つの眺め角度、断面を
図示した場合のτ、材料表面に斜めのτを示す。これら
の二つの角度はnp−n mt > n oとなるよう
に相対屈折率を選択或いは調整することによるものであ
る。
第1(D)図は方向Fにかけられる電場或いは磁場にお
ける相分離により製造された材料を示す。
この場合には、微小滴はその異常屈折率を材料表面に斜
めにして配向されている。この材料はnp=i10とな
るように相対屈折率を選択或いは調整することにより単
一眺め角度δを示す。
第1(E)図は第1(D)図の材料と同様に方向(F)
にかけられた電界或いは磁界における相分離により製造
された材料を示す。しかしながら、この場合には、相対
屈折率をn p > n oとなるように選択或いは調
整されて眺め角度を得る。
第1(F)図は楕円形状微小滴を形成するように剪断を
かけて製造された材料を示す。そのような材料の製造工
程を以下に第12図に関連してより十分に説明する。第
1 (F)における場のない状態に図示されるように、
微小滴ディレクターnGの配向は楕円の主軸により規定
される方向Fと一致する。この材料はほぼ方向fの眺め
角度σを通して透明である。配向電圧即ち微小滴ディレ
クターを位置的拘束が許す限り場の方向となるべく平行
な平衡位置Nにもって来るのに十分な電圧を印加すると
、第1(G)図に図示されるようなほぼNの新しい位置
に回転される眺め角度σが得られる。
相分離を微小滴中の液晶の長軸をシート面に対して垂直
或いは斜めに配向する電界或いは磁場内で行うと、得ら
れたシートは角度識別窓或いはデイスプレーとして作用
するために場を印加する必要がない。それはその硬化さ
れたスイッチを切られた状態で適当な液晶配向を有し、
屈折率の不適合の大きさ或いは選ばれた微小滴の配列に
従って第1図の如く挙動する。更に、少なくとも闇値の
電場或いは磁場が第1(A)〜(D)図のマトリックス
の平面内に印加されると、この材料は偏光子となる。そ
のような場は同時係属出願(w)IPIIDocket
 No、1O−713)に記載されるような複数の交互
嵌合された電極対により供給することができる。
本発明において通常用いられる液晶の通常の屈折率n。
の値は一30°乃至+1506の通常の使用温度におい
て約1.4乃至約1.6の範囲にある。
異常屈折率n8はより高く、しばしば約1.6乃至約1
.8の範囲にある。好ましい液晶材料は主としてシアノ
ビフェニル化合物よりなる。
多くの有用なマトリックス合成樹脂は、液晶材料とほぼ
同一範囲に屈折率を有する。即ち、各種の透明ビニル、
アクリル、ポリカーボネート、エポキシ、ポリウレタン
、ポリエステル、ポリアミド、炭化水素及びセルロース
重合体、共重合体及び樹脂マトリックスが本発明におい
て利用可能である。又、−緒に硬化してマトリックスを
形成する広範囲の成分、例えば単量体、予備重合体、オ
リゴマー、硬化剤、及び架橋剤並びに予備形成マトリッ
クス材料自体の相溶性且つ硬化性混合物も利用可能であ
る。例えば、エポキシ樹脂或いは工ポキシ樹脂の相溶性
ブレンドを単一の硬化剤或いは硬化剤の混合物により重
合することができる。
任意の反応物質或いはその他の相溶性成分即ち別の相と
して存在しない成分の種類或いは割合における各々の変
化は通常そうであるように各種反応物質或いは成分の屈
折率が異るならば異った屈折率を有するマトリックスを
与える。液晶微小滴のnoに対するマトリックスの重合
体部分の屈折率の微妙な調整即ち微細な調整の可能性は
明瞭であるべきである。
前記の如く、ある液晶は相分離後にマトリックスに溶解
して残る。表IはE、M、インダストリーズ社(E、M
、 Industries、 Inc、)から販売され
ている好ましい液晶E7の各種マトリックスに及ぼす影
響を例示する。E7は室温においてn。−1,520及
びn、 =1.745を有し、等方性E7は約1.59
の屈折率を有する。
表 ■ 2゜ 3゜ 4゜ ボリカ刊、ネート Epon  828+ Capcure3−800 ボリヒニj目・ルミル Epon  812( 1,585 1,574 1、503 1,502 1,478 1、585 1、554 1、502 1、,506 1,59 1,55 1,53 1,51 1,046 1,020 1,006 0,993 *純粋材料の屈折率 **液晶なしの硬化材料の屈折率 表Iに見られるように、ポリカーボネートE7光変調材
料は1より大きいno/no比を有する。この材料の眺
め角度はnp>noである第1 (C)及び(E)図に
図示されたものである。
Epon 828+capcure光変調材料ニツイテ
モ同様テある。ポリヒニルフォルマールーE7光変調材
料は約1に等しいnp/n、比を有する。この材料の眺
め角度はnp−noである第1 (A)及び(D)図に
図示されたものである。
Epon 8]、2及びCapcure−E 7材料ば
1未満のn p Z n o比を有し、それば第1 (
B)に示された散乱角度を有する。表■の材料はより具
体的に以下の実施例1及び2において示される。
2部のE7液晶及び1部の表■に示されるような樹脂を
用いて作製された幾つかのポリヒニルフォルマール樹1
]1マトリックスフィルムの走査電子顕微鏡写真はフィ
ルム物質の約50%が微小滴であり、50%がマトリッ
クスであることを示す。
このようにマトリックス相は約3分の1の液晶及び3分
の2の樹脂を含有する。混合物の屈折率が部数の平均重
量の相対的寄与であると想定すると計算npは表Iに示
されるように測定された実際の屈折率である。はぼ1.
53である。これに対して、対照的なのはCapcur
e 3−800硬化剤で硬化されたエポキシ樹脂マトリ
ックスである。観察されるn2は実質的に純粋固化重合
体の屈折率に等しい。
これはマトリックスに殆んど液晶が溶解されていないこ
とを示す。
第2図を参照すると、透明重合体フィルム或いはマI・
リックスシート120  、10μm厚が各々200人
でそれぞれ透明]+nm厚ガラメガラス板及び140′
の内面を被覆する酸化インジウムスス電極130及び1
30′に積層されている。シート120は陽性誘電異方
性を示すネマチック液晶材料の多数の光度調和分離微小
滴を含有する。これらの液滴は平均約0.2〜10μm
直径である。電極160.160’及び170はスイッ
チ190が閉じられた場合にAC或いはDC電圧源によ
り180によりエネルギーを付与される。
スイッチを切られた状態においては窓は不透明である。
光源、態保持手段、例えば枠、サツシ、成形成いは取付
けなどは示されていない。これらは通常の方法で設けら
れる。閾電圧以上の電圧においては、この識別窓は次の
光透過特性を有する。
ケースI:液晶のn。がマトリックスのnいに実質的に
等しい場合。窓は一方向から眺めた場合に透明であるが
、しかし、別の角度から眺めた場合に乱反射性即ち不透
明である。材料が表面に対して直交するか或いは斜めで
ある異常屈折率で製造されたかどうかに応じて幾つかの
可能性のある眺め角度は第1 (A)および1 (B)
図に図示されたものに対応する。
ケースH:noがn2より小さい場合。示されるように
、窓は垂直から外れた角度或いは角度の範囲から鑑賞さ
れた場合に透明であるが、しかし、窓表面に対して垂直
な方向に眺められた場合に乱反射性である。最大透明性
である角度はnpに対するn。の値に応しで異る。ここ
でも又、異常屈折率の方向に応して幾つかの可能性のあ
る眺め角度が第1 (C)及び1 (E)図に図示され
る。
ケースIt ’ n oがn、より大きい場合。この状
態は透過即ち透明状態かより狭い眺め角度で現われる以
外は上記ケースIの場合と同様である。noの値をnp
に対して調整することにより透明性の程度及び窓が極め
て透明である垂直からの角度の範囲がより狭く或いはよ
り広くなり、第1(B)図に示されている。
第3図に図示される自動車221は良く知られたハツチ
バックスタイルのものである。上開き可能な後ドア即ち
ハツチの広い開口部中には型込めにより太陽224に対
して殆んど垂直なガラス表面の大きい広がりを示す窓2
22がはめ込まれている。
窓222はハツチバックと同一平面に設定され、自動車
のベルトラインから屋根の近くまで延びている。ハツチ
、窓及び型込めは示されていない。実際には、その窓は
ケース■のそれと同様の積層体である。透明な線は後観
察鏡229から直接に後続の乗用車などに水平に延びて
おり、それは概略的に線223に示されている。
直射日光照射窓222は線226.227及び228に
より概略図示されるように散乱され、窓に煩わしい程度
には直接に浸入しない。
明らかに本発明の窓のその他の応用は明瞭である。即ち
、この窓をオフィス、工場或いは家庭などの建築構築物
用の通常なサツシ或いはケース内に配備することが可能
である。それは、快適な非圧迫的日光を可能にする日光
遮蔽物として役立ちうる。マトリックスを液晶微小滴で
保持、硬直化及び保護するだめの手段は通常のものであ
る。
集合的に、これらはマトリックスをある所望位置に保持
するための手段である。
このように、ガラス或いはプラスチック類の基材及び被
覆板を用いることができ、これらの一方或いは両方をあ
る構造体内に施すことができる。
これらの窓は建築学的環境が要請するように平面的、凹
面、凸面或いは各種曲面であり得る。
以下の実施例は本発明が如何に実施されるかを示すもの
であるが、本発明を限定するものではない。本明細書に
おいては、特に断りのない限り全ての部数は重量部であ
り、全てのパーセントは重量パーセントであり、全ての
温度は摂氏度であり、全ての屈折率は20°Cに対する
ものである。
〔実施例〕
実施皿上 相分離されたE7液晶微小滴を含有する3種の異った2
5IRIl厚の重合体膜を1 mm厚の透明ガラススラ
イド間に挾んで3種の異った屈折率不適合の場合を示す
角度識別窓を作成した。透明電極は各スライドの内側に
被覆された酸化インジウムスズであった。
マトリックス−提供材料中の液晶の溶液の膜を10側の
Alufrit(Atomergic Chemica
l Corp、の商標)アルミナスペーサーにより隔て
られたガラススライド対間に堆積し、次いで膜を硬化さ
せることにより多数の光変調微小滴が自発的に形成され
、マトリックス内において位置及び大きさが安定化され
た。
電極間のゼロ電圧においては、窓は不透明であった。電
極間の僅かに2 V / trmを越える電圧において
窓はそれらを通しての眺め角度θに応じて各種透明度に
なった。
第一の窓の膜(表Iの配合物4)は液晶の通常の屈折率
n0よりも実質的に小さいマトリックスの屈折率npを
有した。それはPIPS法により、具体的には等しい部
数のEpon 812エポキシ樹脂、Capcure 
3−800硬化剤、及びE7液晶の溶液を86°で4時
間硬化させることにより作られた。
このマトリックスは熱硬化された。
液晶なしの硬化樹脂の屈折率は1 、506であり、液
晶を有するマトリックスのそれは1.51であり、n 
p / n 6比は0.993であった。
IEpon812はポリサイエンス社(Polysci
ences。
Inc、 + ペンシルバニア州、ウオリントン)から
販売されている製品である。それは20°で1.487
1の屈折率及び145のオキシラン単位当りの分子量を
有する。
Capcure 3−800剤はウィルミントン・ケミ
カル・カンパニ=(Wilmington Chemi
cal Company)の製品である。それは20°
で10.0OOcps 、の粘度、185〜200の当
量オギシラン単位当りの分子量、20°/20°におけ
る1、15の比重及び20°における1 、 503の
屈折率を有する。
E−7液晶は50%4′−〇−ペンチルー4シアノビフ
ェニル(5CB) 、21%4′−nヘプチル−4〜シ
アノビフエニル(7CB’)、16%4′−n−オクト
キシ−4−シアノビフェニル(8CB) 、及び12%
4’−n−ペアチル4−シアノターフェニルである。そ
れば陽性の誘電異方性を示す。その通常の屈折率n。は
1..520であり、その異常屈折率は1.745であ
る。そのネマチンクから結晶への相転移温度は一10°
であり、及びそれは60,5°の液晶から等吉相転移温
度を有する。
第二の窓の膜(表I上の配合物3)はE7液晶の通常の
屈折率n。に実質的に等しいそのマトリックスの屈折率
npを有した。そればTIPS法により、具体的には2
部の液晶及び1部のポリビニルフォルマール重合体を2
00°から50°に約5分間で冷却することにより作成
された。このマトリックスは熱可塑性であった。このポ
リビニルフォルマール重合体はアルドリッチ・ケミカル
・カンパニー(八b]rict+ Chemical 
Company、ウィスコンシン州、ミルウォーキー)
の製品である。そればm1当り1.23gの粉末密度、
108°のガラス転移温度及び1.502の屈折率を有
する。硬化7トワツクスの屈折率は1.53であり、n
、/n、比は]、、006であった。
第三の窓の膜(表I−,I=の配合物1)はE7液晶の
通常の屈折率n。よりも実質的に高いマトリックスの屈
折率npを有した。そればTIPS法により、具体的に
は2部のE7液晶及び1部のポリカーボネ−1・樹脂を
200°から50°に約5分間で冷却させることにより
作成された。このマトリックスは熱可塑性であった。こ
のポリカーボネート樹脂はアルドリッチ・ケミカル・カ
ンパニーの製品である。その分子量は20000〜25
000 、その密度はm!当り1.20g、そのガラス
転移温度は150°、及びその屈折率は1.585であ
る。硬化マトリックスの屈折率は1.59であり、np
Zno比は1.046であった。
第4図は上記窓の各々の正規化透明度TNの特別の窓を
通した各種眺め角度θに対するプロットである。窓の最
大透明度を単位光に採用する。同−窓を通して検知され
た全ての透明度はその幾らかの分率であり、従ってそれ
らは正規化された透明度である。
第5図は窓の透明度を各種眺め角度で測定するために用
いられた装置の図面である。可視光線源331が光検出
器336における視線332に沿って光線を向ける。光
源はパルス化d、  c、ヘリウムネオンレーザ−であ
る。偏光子333は視線の水平平面における光の成分の
みを通過させる。その光の幾らか或いは全部は識別窓3
34を通り検出器に至る。これは窓の眺め角度θの設定
に応じて異る。
角度は窓表面に垂直な線335と視線332の間におい
て測定される。検出器336に対するコレクション角度
は約1°である。
第5図の曲線Iは第三の窓に対する角度光散乱プロフィ
ールである。それは」二記ケースIに対応する。最大透
明度はθが約70°の時に生ずる。
より小さい或いは大きいθば透明度における劇的低下を
引起こす。
第4図の曲線■は第二の窓の角度光散乱プロフィールで
ある。それは上記ケースHに対応する。
それば直接設定(cljrect−on)観賞に対して
最大透明度を有し、θが増大されるにつれてよりゆっく
り低下する。
第4図の曲線■は第一の窓に対する角度光散乱プロフィ
ールである。それば」二記ケース■に対応する。最大透
明度はθ−ゼロ、即ち直接設定観賞の場合である。それ
はθが増大されると急激に低下する。
尖施樵χ 第6図はある与えられた眺め角度θに対して光透過性が
相分離透明重合体マl−IJソックス配合の相異にそれ
らがスイッチを入れられた場合に応答する一つの方式を
示す。
第6図の曲線Iは第5図の曲線Iのコピーであり、その
最大透明度に対するθが70°に近付いている。この窓
(表T上の配合物1)は2:1比のポリカーボネ−1・
及びE7で作成され、np/no比は1.046であっ
た。第7図の曲線■ば同一厚みの同一方法で試験された
が、しかし、PIPS法により作成された窓の正規化透
明度T、のプロットであり、(表■」二の配合物2)、
等しい部数のEpon 828ビスフェノールA−エビ
クロロヒドリンエポキシ樹脂、Capcure 3−8
00及び液晶E7を60°で4時間硬化した。Epon
82Bはミラー・ステフェンソン社(Miller 5
tephenson Co、、コネチカット州スタンフ
ォード)から販売されている。
それは25°で11 、000cps 、の粘度、オキ
シラン単位当り185〜200分子量単位及び20°で
1.573の屈折率を有するビスフェノールへ−エビク
ロロヒドリンエポキシ樹脂である。この樹脂を液晶なし
に硬化すると、その屈折率は1.554となり、ここで
液晶用のマトリックスとして硬化すると、それは1.5
5となる。n +1 Z n O比は1.020である
第6図に見られるように、n p / n 6比におけ
る1、046から1.020へのシフトの結果、第1 
(C)図に示されるように垂直より約70°から、垂直
より約25°への眺め角度のシフトが生ずる。
これらの膜の積重ねることにより、光の最大透過角度を
挾めることができ、且つシフトさせることができる。即
ち、第6図を再び参照すると、直線I及び■が交差する
点は表I上の配合物1及び2の積重ねられた窓に対する
最大光透過の点に近い。交差点の下の限定領域は積重ね
られた窓に対する挾められた光散乱プロフィール、即ち
各窓の個々のプロフィールの重畳により限界付けられる
実施±1 第7図は偏光及び未偏光可視光線の角度識別に及ぼす影
響を示す。この窓の膜は実施例1において説明されたも
のと同様なポリカーボネ−1・樹脂及びE7液晶(表1
の配合物1)で作成された。
透明度は正規化されておらず、第9図の窓装置のスイン
チを入れた際にそれを通過する光強度を全く窓がない場
合の光強度で除した比として表わした。
第8図において、可視光線源は光を視線342に沿って
運ぶヘリウムネオンレーザ−341である。
各種眺め角度で窓345に浸入する偏光は検出器347
により検出する。
窓345を各種眺め角度θに設定する。θは視線342
と窓345に垂直な線346との間の角度である。
曲線■は偏光子343がレーザー光源341 との間に
置かれた場合の検出器に通る光を表わす。偏光子343
は視線342の水平平面にある光の成分のみを通過させ
る。
実隻桝↓ 第9図は本発明の材料を用いて達成可能な「ベネチアン
ブラインド」を示す。ベネチアンブラインドの膜は1/
2重量比で液晶E7と混合されたポリ(ビニルポルマー
ル) (PVF)で作成された。この混合物は均一状態
が達成されるまで加熱され、Alufritスペーサー
で25pmに分離された電極保有ガラス基板間に置かれ
、TIPS法に従って加工され、自発的に液晶微小滴を
形成した。この膜をPVFマトリックスが柔軟である温
度まで再加温し、ガラス基板を微小滴を形成するように
第12図に図示する方向s’、s”に各々に対して僅か
に剪断をかけ、混合物を次いで冷却させた。得られたセ
ルの顕微鏡観察は微小滴配向の均一性が領域毎に僅かに
変化したことを示す。
第10図は第9図に示された[ベネチアンブラインド」
の効果を発生する際に用いられた実験的立体配置を図示
する。方向Pに偏光されたレーザ−光線源I、はセルC
を含む円筒状バイアル■を通して約2°未滴のコレクシ
ョン角度を有する検出器りに対して向けられた。バイア
ルにはFresne1反射を避けるようにセルのガラス
基板のそれに適合する屈折率ををする流体を満たした。
印加されない状態での微小滴ディレクターの位置はDに
より最大透明度が観察されるまでセルを回転させて求め
た。この位置は方向fと一致し、第9図上で垂直から約
65°においてそのように標識した。
微小滴ディレクターセルに対して垂直な角度はφと標識
した。方向E(セルに対して垂直方向と一致する)に印
加するように電極保有ガラス基板間に印加することによ
り電圧を増大するにつれて、微小滴ディレクターは角度
φの大きさを減少することにより場により配向を開始し
た。増大する電圧に伴うφの減少を第9図にプロットす
る。微小滴ディレクターが最早対応しない点を越える最
大電圧において、セルはほぼセル表面に直角である郊5
°において透明である。本例の材料から作られた窓或い
はデイスプレーは「ベネチアンブラインド」として作用
し、印加された場の強さに応じて垂直からの約5°〜約
65°の角度において透明である。
本発明の多くの修正及び変化は前記開示内容に照らして
当業者に明らかである。従って、本発明は具体的に示さ
れ説明された以外において、掲げられた特許請求の範囲
内において実施することが可能であることか了解される
へきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は代表的な液晶の微小滴が合成樹脂マトリックス
シート 次元シー1−の断片の断面立面図である。材料に光が入
射する或いは材料から散乱される或いは材料を通して透
過される角度が全て概略図示され且つ理想化されている
。より詳しくは、第1 (A)図は眺め角度αでnp 
−n IIIL−n。である光変調材料の断面立面図で
ある。 第1 (B)図は眺め角度βてn.<nHt=n。 である光変調材料の断面立面部である。 第1 (C)図は断面に描かれるような二つの眺め角度
τでnp −n m t > n oである光変調材料
の断面立面図である。 第1 (D)図ば眺め角度δてn p −n mt−n
 。 である光変調材料を示すの断面立面図である。 第1 (E)図は眺め角度εでn p ”” n mt
 < n 。 である光変調材料を示すの断面立面図である。 第1 (F)図は微小滴が楕円形状であり、外的基が印
加されていないn.=n。、=]l。の光変調材料の断
面立面図である。 第1 (G)図はE方向に外部基が印加された第1 (
F)図の光変調材料の断面立面図である。 第2図は操作電圧源を有する本発明の窓の断面立面図で
ある。 第3図は側面図を図示した自動車に取付けられた本発明
のサンスクリーン窓の使用を示す説明図である。 第4.6.7図はそれぞれ各種条件下に各種光変調材料
に対して測定された透明度対眺め角度のプロンl− し
たグラフである。第5図及び第8図はそれぞれ第6図及
び第7図のプロットを得るために用いられた装置の 第9図は第1(D)図或いは第1(F)図におけるよう
な眺め角度対光変調材料に印加される電圧のプロットし
たグラフである。 第10図は第9図のプロットを得るために用いられた装
置の説明図である。 第11図は材料をガラス板の間で剪断をかけることによ
り得られた形状が付与され、配向された微小滴を有す光
変調材料の説明図である。剪断の方向は矢印s,s″に
より示される。 120・・・7トリツクシート、 130、 130’・・・酸化イリジウムスズ電極、]
40  140’・・・ガラス板、331・・・光源、
333・・・偏光子、    336・・・光検出器、
343・・・偏光子、    347・・・検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、概して平面的な表面を有する樹脂マトリックス中に
    分散された液晶微小滴よりなる光変調材料であって、該
    微小滴が相分離により形成され、それらの光学軸を配向
    場の不存在下において該表面に対して斜めの第一の方向
    に予備配向されて有し、且つ材料が該表面に対して第二
    の方向を有する配向場に対して該微小滴の予備配向され
    た光学軸が該第一の方向から該第二の方向に対して回転
    させられて、光が該材料を通して透過される眺め角度を
    変更させるように応答的であることを特徴とする前記材
    料。 2、該液晶微小滴の通常の屈折率N_oが該マトリック
    スの屈折率N_pに対して該表面に入射する光に対する
    最大透明度が該光学軸の予備配向の該第一方向にあるよ
    うに適合され且つ該物質が該配向場の異った大きさに対
    して異った最大透明度の角度を示す特性を有する請求項
    1に記載の光変調材料。 3、該微小滴の該光学軸が、 (a)機械的剪断、 (b)電場、或いは (c)磁場の一つにより予備配向される請求項1又は請
    求項2に記載の材料。 4、概して平面的な表面を有する光透過性樹脂マトリッ
    クス中に分散された液晶微小滴よりなり、該液晶微小滴
    が相分離により形成され、且つそれらの光学軸を該表面
    に対して斜めの第一の方向に予備配向されて有する光変
    調材料、該材料の該表面に隣接した電極、及び該電極に
    電圧を印加して該表面に対して垂直な方向に該光学軸の
    配向方向を該電圧に比例して該垂直方向に対してより近
    くなるように回転させて該表面に入射する光に対する透
    明性の方向が該電圧により制御され、及び該電圧の増大
    と共に該垂直方向に接近するように該材料中に電場を確
    立するための手段よりなることを特徴とする光変調装置
    。 5、対向して積重ねられた少なくとも2枚のシートより
    なり、該シートの各々がマトリックス内に分散された液
    晶微小滴を含有する光透過性樹脂マトリックスよりなり
    、該微小滴が液晶と樹脂の溶液から該樹脂の固化時に相
    分離によって形成される光変調材料であって、該材料が
    一つのシートにおける該微小滴の通常の屈折率に対する
    該マトリックスの屈折率比が他のシートにおける対応す
    る比とは異って該シートの各々がその表面に入射する光
    に対する透明性の異った角度を示し、該材料が該2枚の
    シートの透明性の異った角度の間にある総括的角度を示
    すことを特徴とする材料。
JP4041289A 1988-02-23 1989-02-22 選択的眺め角度を有する液晶光変調材料 Expired - Lifetime JPH0743475B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07507083A (ja) * 1992-05-18 1995-08-03 ケント ステイト ユニバーシティ 液晶光変調デバイスと物質
JP2002267812A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Daicel Chem Ind Ltd 光散乱フィルム及びそれを用いた液晶表示装置
JP2012503290A (ja) * 2008-09-23 2012-02-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電気的可変散乱素子を具備する照明装置
KR20230134517A (ko) 2021-01-18 2023-09-21 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 배향막 형성 재료, 배향막, 및 고분자 분산형 액정소자
KR20240007182A (ko) 2021-05-13 2024-01-16 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 액정 배향제, 액정 배향막, 및 액정 소자

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