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JPH02149532A - 小麦ふすまからのヘミセルロースを基材とする徐放性組成物 - Google Patents

小麦ふすまからのヘミセルロースを基材とする徐放性組成物

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JPH02149532A
JPH02149532A JP63301076A JP30107688A JPH02149532A JP H02149532 A JPH02149532 A JP H02149532A JP 63301076 A JP63301076 A JP 63301076A JP 30107688 A JP30107688 A JP 30107688A JP H02149532 A JPH02149532 A JP H02149532A
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JP
Japan
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hemicellulose
bran
sustained release
water
release
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JP63301076A
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English (en)
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Takanori Isane
孝則 井實
Kiwamu Shiiba
究 椎葉
Hiroyoshi Hara
原 博嘉
Yoshie Negishi
根岸 美江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
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Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
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Priority to DE8989122040T priority patent/DE68902982T2/de
Priority to AU45776/89A priority patent/AU626610B2/en
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/2004Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/2022Organic macromolecular compounds
    • A61K9/205Polysaccharides, e.g. alginate, gums; Cyclodextrin
    • A61K9/2054Cellulose; Cellulose derivatives, e.g. hydroxypropyl methylcellulose

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、徐放性組成物に関する。更に詳しくは、本発
明は小麦ふすまをアルカリ側で抽出して得られるヘミセ
ルロースまたは該ヘミセルロースを主成分として含有す
る抽出物を少くともその一部とする基材に所要の薬物を
配合してなる徐放性組成物に関する。
本発明の徐放性組成物は、経口投与用の製剤や、局所的
ターゲット療法などのための薬物送達システム(DDS
)(drug delivery system)に利
用される有用な医薬品の他に、配合する薬物として農業
用殺菌剤、或いは殺虫剤を使用する場合には徐放性の農
薬として有用であり、更に配合する薬物を魚や昆虫の誘
引剤、又は動物や昆虫の忌避剤とする場合にはこれら生
物に対する徐放性の誘引剤または徐放性の忌避剤として
有用である。さらに化粧品、浴用剤、芳香剤など医薬部
外品に利用し、徐放性の医薬部外品にすることも可能で
ある。
[従来の技術] 従来有効成分の放出を遅延させてその効力を長時間にわ
たって持続させるための製剤、すなわち徐放性製剤の開
発については種々のアプローチからの提案がなされてお
り、例えば消化管内での崩壊性のとぼしい結合剤で有効
成分を結合させる方法、有効成分をワックスやロウなど
或いは高分子物質などでコーティングする方法、などの
多くの方法が用いられている。このような徐放性製剤の
製造方法中では最近特にセルロース誘導体が薬物の徐放
機能の点で注目され、例えばセルロース低級アルキルエ
ーテルを基材として用いる徐放性製剤(特開昭61−2
86330号公報)やヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースなどを用いる徐放性製剤(特開昭62−12031
5号公報)があげられる。
一方、小麦ふすまに含有されるヘミセルロースについて
これを純粋な形で取り出して有効利用しようとする多く
の試みがこれ迄になされており、例えば小麦ふすまをア
ルカリ側で抽出して得られたヘミセルロースを血清コレ
ステo−ル上昇抑制剤の用途に用いる発明が特開昭58
−41824号公報において提案されており、また本件
出願人は小麦ふすまを弱いアルカリ性の条件下に抽出す
る繊維質食品としての有用性を有するヘミセルロースの
抽出、精製法を提案した(特願昭63−72012号出
願)。
[発明が解決しようとする課題1 上記した従来法によるセルロース誘導体を基材として用
いる徐放性製剤にあっては、セルロース誘導体が天然産
生のセルロースを化学的に修飾して得られる半合成品で
あることから安全性および毒性などを考慮するとこれら
のセルロース誘導体に代りうる天然産生の物質が好まし
いものである。
またこれら従来法において用いるセルロース誘導体、例
えばセルロース低級アルキルエーテル、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースなどには若干の吸湿性があり、錠
剤などに成形した場合に空気中の湿度により吸湿してベ
トつく欠点があり、この欠点を回避するためには糖衣な
どのコーティングを施すことが必要となるなどの欠点が
ある。
従ってこれらの欠点のない徐放性製剤が求められていた
[課題を解決するための技術的手段] 本発明者らは上記した課題を解決するために鋭意研究の
結果、小麦ふすまをアルカリ側で抽出して得られるヘミ
セルロースを主成分として含有する小麦ふすま抽出物お
よびそれを精製して得られるヘミセルロース(以下「ふ
すまヘミセルロース」という)が徐放性組成物の基材と
してきわめて優れたものであることを見出して本発明を
完成したのである。
本発明で用いるふすまヘミセルロースは、小麦ふすまを
アルカリ側で抽出して得られるもので、例えば小麦ふす
まを水洗して水溶性物質を除去したのち、好ましくは比
較的低濃度例えば0.1〜0.4規定のアルカリ水溶液
で処理してヘミセルロースから主としてなる区分をアル
カリ水溶液中に溶出させ、この水溶液を場合によって酸
で中和したのち限外濾過膜及びイオン交換樹脂を用いて
順に精製し、必要に応じて凍結乾燥するかまたはエタノ
ールを加えて生ずる沈殿を分離、乾燥することによって
得られるものあるいはこれらを漂白して得られるものが
挙げられる。
更に本発明で用いるふすまヘミセルロースは、上記のよ
うに温和な条件下でヘミセルロースを抽出して得られる
ものの他により高濃度のアルカリ水溶液、例えば0.5
規定またはそれ以上の濃度のアルカリ水溶液で小麦ふす
まを処理し、ヘミセルロースから主としてなる区分をア
ルカリ水溶液中に溶出させ、この水溶液を酸で中和し、
透析、イオン交換樹脂処理などによって脱塩したのち、
凍結乾燥するかまたはエタノールを加えて生ずる沈殿を
分離乾燥することによって得られるものを含むものであ
る。
本発明によれば、このようにして入手しうるふすまヘミ
セルロースを徐放性組成物の基材として用いる場合に、
従来知られていた徐放性製剤の基材が有しない著しい効
果が得られることが見出されたのである。
すなわち、ふすまヘミセルロースは、水と接触すると強
い膨潤性を示し、このゲル化によって配合された薬物は
徐々に放出されるものと考えられる。
しかしながら、このふすまヘミセルロースは成る程度の
水分を含んでもベトつかず打錠成形した錠剤の硬度など
の変化、吸湿性はほとんど認められず、空気中の湿度に
よる吸湿が起らないので成形品はきわめて安定に長時間
保存することができる。モして打錠圧の差による薬物の
放出には差異がみられず、薬物の放出に際してのpHの
依存性はほとんどないことが認められている。
このように、薬物の徐放性、および製剤化した場合の安
定性にきわめてすぐれている他に、このふすまヘミセル
ロースは天然産生のヘミセルロースであることから毒性
および安全性の面からの問題はほとんどない。
このようにして、本発明による徐放性組成物はふすまヘ
ミセルロースを少くともその一部とする基材に薬物を配
合してなるものであるが、配合されるべき薬物としては
、徐放性製剤としてヒトを含む動物に投与された場合に
消化管から吸収されるか、口腔粘膜、鼻腔粘膜、皮膚な
どから吸収されるものあるいは医薬部外品として加えら
れる色素、香料等の化合物を含むものであれば良く、特
定の薬物に限定されるものではない。
かかる薬物の例としては、 インドメタシン、ジクロフェナック、イブプロフェン、
フェニルブタシン、オキシフェン、ブタシン、メピリゾ
ール、アスピリン、エデンザミド、アミノピリン、ツェ
ナセチン等の消炎、鎮痛薬、 インニアシト、塩酸エタンブトール、抗生物質等の抗結
核薬、 硝酸インソルビド、ニトログリセリン、ニフェジピン等
の冠血管拡張薬、 塩酸ヒドララジン、メチルドーパ、70セミド、スピノ
ロラクトン、硫酸グアネチジン、レセルピン等の抗高血
圧薬、 塩酸クロルプロマジン、ハロペリドール、ベルフェナジ
ン、ジアゼパム等の向精神薬、マレイン酸クロルフェニ
ラミン、塩mジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン薬、 硝酸チアミン、アスコルビン酸、ニコチン酸アミド等の
ビタミン類、 アロプリノール、コルヒチン、プロベネジド等の痛風薬
、 アモバルビタール、プロムワレリル尿素、抱水クロラー
ル等の催眠鎮静薬、 フルオロウラシル、シクロホスファミド、チオテバ等の
抗悪性腫瘍薬、 フェール70パノールアミン、エフェドリン類等の抗う
っ血薬、 ヒドロクロロチアジド、トリアムテレン等の利尿薬、 アセトヘキサミド、インシュリン、トルブタミド等の糖
尿病薬、 アミノフィリン、テオフィリン等の気管支拡張薬、 リン酸コデイン、ノスカビン、デキストロメトルファン
等の鎮咳薬、 塩酸モルヒネ、塩酸コカイン、塩酸ペチジンなどの麻薬
、 硫酸キニジン、ジキトキシン、ジゴキシン、プロ力イン
アミド等の抗不整脈薬、 アミノ安息香酸エチル、リドカイン、塩酸ジブカイン等
の表面麻酔薬、 フェニトイン、エトスクシミド、プリミドン等の抗てん
かん薬、 ヒドロコルチゾン、グレドニゾロン、トリアムシノロン
、ペメタゾン等の合成副腎皮質ステロイド類 などを挙げることができるが、これらは単に例示のため
に示したものである。
本発明の徐放性組成物の剤型はまた錠剤、丸剤、顆粒剤
、カプセル剤、散剤、トローチ剤など可能な固型製剤の
他に、軟膏やバッグ剤、ローション剤などの半固形製剤
、あるいは懸濁剤、エリキシル剤など可能な液剤を含む
このような固形、半固形又は液剤を製造する場合に、こ
の技術分野において普通に知られた添加剤を任意的に添
加することが可能である。
これらの添加剤としては、所要量の賦形剤、崩壊剤、滑
沢剤、着香剤、着色剤、保存剤、界面活性剤などがある
更に本発明の徐放性組成物は、配合する薬剤に殺菌剤或
いは殺虫剤などの農薬を選択する場合には徐放性の農薬
としても有用である。
かかる農薬の例としては クロルピクリンなどの殺菌剤、 DDT、除虫菊、有機リン殺虫剤、BITなどの殺虫剤
、 ワルファリンなどの殺ソ剤、 2.4−ジクロルフェノキシ酢酸、2,4.5− T 
MCP。
4.6−シニトロー〇−クレゾールのナトリウム塩など
の除草剤、 ナフチル酢酸などの植物生長調整剤などが挙げられる。
更にまた本発明の徐放性組成物は配合する薬剤に魚や昆
虫の誘引剤、又は動物や昆虫の忌避剤を選択する場合に
は徐放性の魚や昆虫の誘引剤又は動物や昆虫の忌避剤と
しても有用である。
かかる誘引剤および忌避剤の例としてはグルタミン、メ
チオニン、アラニン、セリン、チロシン、アスパラギン
、ンステインなどのアミノ酸類、 β−フェニルアルコール、ブチルアルコールなどのアル
コール類、 5’ −ADP、 5’ −1!シP、 5’−IMP
などの核酸関連物質等の魚誘引剤、 インオイゲノール、昆虫フェロモンなどの誘引剤、 フタル酸ジメチル、ジメチルカーベート、N、N−ジエ
チルスクシンアミド酸プロピルなどの害虫忌避剤など が挙げられる。
また、医薬部外品としての化粧品、芳香剤、浴用剤など
に配合する香料や色素などへも応用が可能である。かか
る香料および色素の例としては α−ピネン、カン7エン、リモネン、ミルセルなどの炭
化水素類、 アニスアルコール、ゲラニオール、シンナミルアルコー
ル、メントール、リナロールなどのアルコール類、 フェニルアセトアルデヒド、ビペロナール、シトラール
、シトロネラール、シクラメンアルデヒドなどのアルデ
ヒド類、 カルボン、ジャスミン、シベトン、ムスコン、α−ヨノ
ンなとのケトン類、 サリチル酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類、 オイゲノール、サフロール、不ロリンなどのフェノール
エーテル、 クマリンなどのラクトン、 天然のウィキョウ、カラムス、ショウノウ、ケイ皮、ハ
ツカ などの香料があげられる。
また色素には食品添加物として使用される食用タール色
素、クロシン、ビートレッド、ラッカイン酸、コチニー
ル、クルクミン、アナトークロロフィル、カカオ色素、
リボフラビン、カラメル、β−カロチンなどの天然色素
を含む。
本発明の徐放性組成物の基材として用いられるふすまヘ
ミセルロースは、上述の製法によって得られた凍結乾燥
品、エタノール沈殿乾燥品のいずれのものであっても良
いが、薬剤を配合する操作の容易性から、かさ高くて比
重が小さい凍結乾燥品よりかさ密度が大であるエタノー
ルでの沈殿乾燥品を粉末化したものまたはその漂白物が
好ましい。
本発明の徐放性組成物は、配合される薬物の特性によっ
てその配合比率を変化させ、徐放性を制御することが可
能であるが、全重量の10%(重量比)以上でその徐放
効果が認められ、好ましくは20%以上、更に顕著な効
果は50%以上で発揮する。ふすまヘミセルロースと薬
物とは単に混合するだけで徐放性の組成物を形成しうる
が、必要に応じて薬物を溶媒に溶解し、これをふすまヘ
ミセルロースに加え、溶媒を揮発させることによって両
者を組み合わせても良い。
また。、本発明の徐放性組成物は基材中に、ふすまヘミ
セルロースの他に、好ましくは天然産生の結晶セルロー
ス、澱粉等を添加することによって放出速度を制御する
ことができるが、その他この技術分野において普通に用
いられる他の徐放性基材を混合して用いることもできる
かかる徐放性基材の例としては、ヒドロキシグロピルメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン
酸ナトリウム、グアーガムなどが挙げられる。
を実施例] 以下に実施例によって本発明を具体的に説明することに
する。
次のヘミセルロース製造例1および2の方法で実施例中
で用いたふすまヘミセルロースを製造した。
ヘミセルロース製造例1 ふすまヘミセルロースの凍結乾燥品の製造精選ふすま(
蛋白質含量16重量%)2に9を50℃の温水20Qに
分散させて撹拌機として日清エンジニアリング社製スー
パーFを使用して周速度25m/秒で5分間撹拌する。
撹拌終了後、遠心濾過機(田辺鉄工新製)により固形分
を溶液部から分離する。得られた固形分(水分的50%
、蛋白質含量33重量%)約3に9を70°O,0,2
N水酸化ナトリウム水溶液2OQ中に入れ、前記と同じ
撹拌機を用いて周速度20m/秒で90分間撹拌する。
その溶液を5,000Xyで10分間遠心分離する。
遠心分離後、その上溝液を分取し、その全糖量が5mg
/mQになるように水で希釈する。また、その溶液温度
を50°Cに保温する。全溶液を日東電工製の管状限外
濾過膜NTLI 3520 (P −18型膜面積0.
76+w”、内径11.5mm)の管内を通し圧力8k
g ・f 7cm2、流速1312/minの条件下で
3時間処理する。この時、膜透過溶液と同量の水を常に
管内に補給し膜処理液量を一定とする。
3時間浸水の供給をとめ、前記と同様の条件で(流速1
3(2/min、圧力8kg・f/cIlりで濃縮を開
始しフラックスの低下を考慮することなく濃縮を行い、
水溶液の糖濃度が約10mg/+iffになるまで行う
(約1.5時間)。処理液をオルガノ社製陽イオン交換
樹脂IR−120E 500ccに1時間当りイオン交
換樹脂容量の10倍の流速で溶出し、次いで同社製陰イ
オン交換樹脂IRA−93に同流速で流す。イオン交換
処理後得られた水溶液を真空凍結乾燥しく温度30°C
真空度0.I Torr以下)白色の生成物約150g
を得た。
ヘミセルロース製造例2 ふスマヘミセルロースのエタノール沈殿物精選ふすま(
蛋白質素!16重量%)2kgを50℃の温水20Qに
分散させて撹拌機として日清エンジニアリング社製スー
パーFを使用して周速度25m/秒で5分間撹拌する。
撹拌終了後、遠心濾過機(田辺鉄工新製)により固形分
を溶液部から分離する。得られた固形分(水分約50%
、蛋白賃金ff133重量%)約3kgを70°C,0
,2N水酸化ナトリウム水溶液2Off中に入れ、前記
と同じ撹拌機を用いて周速度20m/秒で90分間撹拌
する。
その溶液を5,0OOX9で10分間遠心分離する。
遠心分離後、その上溝液を分取し、その全糖量が511
19/l1l(2になるよう1こ水で希釈する。まt;
、その溶液温度を50°CI:保温する。全溶液を日東
電工製の管状限外が過膜NTU 3520 (P−18
型膜面積0.76m”、内径11.5mm)の管内を通
し圧力8kg・f/cm2、流速13Q/rrllnの
条件下で3時間処理する。この時、膜透過溶液と同量の
水を常に管内に補給し膜処理液量を一定とする。
3時間抜水の供給をとめ、前記と同様の条件で(流速1
3 Q / m i n 、圧力8kg ・f 7cm
”)で濃縮を開始しフラックスの低下を考慮することな
く濃縮を行い、水溶液の糖濃度が約10mg/rn(l
になるまで行う(約1.5時間)。処理液をオルガノ社
!@陽イオン交換樹脂IR−120E 500ccに1
時間当りイオン交換樹脂容量の10倍の流速で溶出し、
次いで同社製陰イオン交換樹脂!RA−93に同流速で
流す。イオン交換処理後得られた水溶液に対し、4倍量
のエタノールを入れ、撹拌し、生成された沈殿物を、遠
心分離機により分離する。
分離された沈殿物は、風乾し、エタノールを完全に渾牧
せしめる。その乾燥物を粉砕機(レンチ社製)により粉
砕し、粉状の水溶性ヘミセルロース1359を得た。
次に上記によって得られたふすまヘミセルロースを用い
る徐放性組成物についての実施例を示す。
実施例 1 抗ヒスタミンi、dQ−マレイン酸クロルフェニラミン
を用い、現在繁用されているヒドロキシプロピルセルロ
ース(日本曹達、1(PC−H) 全対照に以下の処方
で混合後、打錠して溶出挙動を調査した。
(対照処方) 以上の処方により、8mm型を用い、打錠圧100kg
/ cm”で打錠した。得られた錠剤は、溶出試験液に
イオン交換水(900m+2)を用い、パドル法(回転
数10100rpにて溶出試験を実施した。
溶出試験結果は、第1図に示すとおりである。
対照処方と本発明処方では6時間の溶出率は、同等であ
りまた溶出曲線は時間と溶出率の関係がほぼ直線的で0
次に近い溶出特性を示した。
実施例 2 実施例1に従い、対照にβ−デンプン(順成産業、PC
−1000) 、HPC−Hを用い、化合物にブロムフ
ェノールブルーを選択して溶出を調査しtこ 。
(対照処方) β−デンプン (本発明品処方) (本発明品処方) β−デンプンは5分以内に100%溶出されてしまうが
、HPCニーH及びヘミセルロースを徐放性基材として
用いた場合、6時間でも徐放効果が認められた。溶出試
験結果は第2図に示すとおりである。
実施例 3 ふすまヘミセルロース凍結乾燥品、ヘミセルロースエタ
ノール沈殿物および対照としてHPC−Hをそれぞれ用
い、各々0.2gを秤取し、100729/cm”で打
錠後、40°75%の恒温恒湿槽に1週間放置した。デ
シケータ−保存の開始時(blank)錠剤と比較し、
赤外水分計(メトラー、LP16)を用い、乾燥重量の
変化から平衡水分を求めlこ 。
各点は繰り返し3回試行の平均で表した。結果を第3図
に示した。ヘミセルロース凍結乾燥品ニ比べ、ヘミセル
ロースエタノール沈殿物ハその製法上水分を多く含むが
、それぞれ吸湿による水分の増加はほとんど認められな
かった。
これに対し、対照のRPC−Hでは水分含量が倍以上高
くなり、吸湿性が高いことがわかる。
また、1週間後の形状変化が明らかで、特に粘性755
大きくなり、ガラス容器への付着が認められた。これに
対し、ヘミセルロースは凍結乾燥品、エタノール沈殿物
の両者共開始時の含水率とほとんど変わりなく、形状変
化も認められない。
以上の結果は、ヘミセルロースを用いることにより、平
衡水分の変動の極めて少ない、吸湿性の影響を受けない
錠剤が得られることを示唆する。同時に、水分に対する
安定性が悪い化合物を特殊な製剤技術を用いることなく
、混合成型するだけで、安定化が達成されることが予測
できる。
実施例 4 次にふすまヘミセルロースエタノール沈殿物約0.2g
を秤取し、打錠圧を50.100.150.200hg
/cm2に変化させて錠剤を作成し、硬度を錠剤硬度計
(Schleuniger 2E)を用いて測定した。
結果を第4図に示す。打錠圧と硬度の間には、良好な直
線関係が成立する。300721?/ cm”以上で打
錠すると、20に9/cm2以上の硬度が得られる。
また凍結乾燥品では、loOkg/ crn”の打錠圧
で20に97cm”以上の硬度が確認された。
以上のことから、適当な硬度を有する錠剤を打錠圧の調
整により得られることが示された。
次に打錠圧が溶出に及ぼす影響について調べtこ。
実施例 5 気管支拡張薬として用いられるテオフィリンを医薬品の
一例とし、打錠圧および溶出試験液の液性が及ぼす影響
(徐放溶出への影響)について調べた。第5図に結果を
示す。処方は下記の通りに行った。
打錠圧をlookg/c+a”および1000kg/c
m”に設定し、3つずつ打錠後、それぞれpH1,2,
4,01゜6.8の3条件で溶出させた。溶出曲線を比
較すると、8時間後の打錠圧による溶出の差は平均で5
%前後であり、はとんど打錠圧による溶出の差はないと
言える。このことは製剤技術上有利である。また、po
の差による溶出の差もほとんど認められず、pH依存性
のない一定の溶出が期待できる。溶出試験は、日本薬局
方(10局)規定の溶出試験に準じ、試験液にpH1,
2,4,01゜6.8の3種を選択し、パドル法(回転
数10100rpにて行った。pHの依存性のない組成
物は、制御機構の精度の高い持続的な経口剤などの医薬
品ばかりでなく徐放性の機能を有する医薬部外品や食品
など幅広い応用が考えられる。
実施例 6 ふすまヘミセルロースは更に農薬や魚誘引剤の徐放化に
用いることが可能である。
農薬、特に除草剤として用いられる2、4−ジクロルフ
ェノキシ酢酸を選択し、メタノール中ナトリウムメトキ
シドでナトリウム塩としI;後、乾燥し、以下の処方で
打錠した。同様にブリやモッゴなどの魚の味刺激効果を
有するイノシン酸についても以下の処方で行った。
(処方) 計 50mg イノシン酸(5’ −IMP) 5に これら混合物を100kg/ cm”で打錠し、イオン
交換水で溶出試験を行った。結果を第6図に示す。両者
共β−デンプンでは15分以内で100%溶出されるの
に対し、ヘミセルロースを用いた処方では徐放化の効果
が認められた。
以上の様に、医薬品や健康食品、農薬、魚誘引剤など一
過性の放出ではあまり効果が期待できないものを徐放化
し、しかも安定性など二次的な利点を有する。
実施例 7 医療用、或いは健康食品や食品添加物として多く用いら
れるアスコルビン酸を一例とし、徐放速度の調節を試み
た。
ヘミセルロースとは構造的に近く、シかも天然型である
結晶セルロース(アビセル301、旭化成)は、ふすま
ヘミセルロースの様な徐放効果は全くない。現在、日周
(第十−改正)に収載されているものは結合剤、崩壊剤
、滑沢剤等として用いられる。処方はアスコルビン酸l
omgにヘミセルロースをそれぞれ、0.0.05.0
.06.0.07.0.08.0.09.0.1O10
,15,0,20,0,309加え、これに対応して結
晶セルロースをそれぞれ、0.3.0.25.0,24
.0.23.0.22.0.2LO120,0,15,
0,10,09加え混合後、200に9/ cm2の打
錠圧で直打した。溶出試験は、日本薬局方(11局)規
定の溶出試験に準じ、試験液にイオン交換水を用いて、
パドル法(回転数10100rpで行った。結果を第7
図に示した。
ヘミセルロースが全く存在しない状態では溶出は1分以
内で100%に達した。ヘミセルロース含量を重量%(
賦形剤の)で表わすと、0.16.67.20.00.
23.33.26゜67.30.00.33.33.5
0.66.67.100%として示される。ヘミセルロ
ース16.67%の時アスコルビン酸は1時間で100
%溶出されてしまうが、20%では徐放効果が著明であ
る。20%から33.33%までは比率と放出の間に相
関性がある(放出制纜可能である)。
これに対し、50%以上のヘミセルロース含量ではほぼ
等しい放出曲線が得られた。このことから、ヘミセルロ
ースと他の賦形剤を適当な比率で混合することにより、
その放出を制御可能なことが確認された。また、徐放効
果は、ヘミセルロース含量で50%以上であればほとん
ど差がないことから、錠剤や顆粒剤、散剤などの量的な
削減も可能となり、飲みやすく、また商業上有利である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のふすまヘミセルロースを基材とする錠
剤と、ヒドロキシプロピルセルロースを基材とする従来
法による錠剤とにおけるd12−マレイン酸クロルフェ
ニラミンの溶出時間についての比較試験の結果を示すも
のである。 第2図は本発明のふすまヘミセルロースヲ基材とする錠
剤と、β−デンプンおよびヒドロキシプロピルセルロー
スを基材とする錠剤とにおケルブロムフェノールブルー
の溶出時間についての比較試験の結果を示すものである
。 第3図はふすまヘミセルロース凍結乾燥品、ふすまヘミ
セルロースエタノール沈殿物、およびヒドロキシプロピ
ルセルロースの平衡水分の変動を試験した結果を示す。 第4図はヘミセルロースエタノール沈殿物から調製した
錠剤の打錠圧と硬度との関係を示す図である。 第5図は打錠圧およびpHが薬剤の溶出に及ぼす影響を
調査した結果を示すもので、溶出挙動が打錠圧やpuに
依存しないで均一であることを示す図面である。 第6図は2.4−ジクロロフェノキシ酢酸ナトリウムお
よびイノシン酸をヘミセルロースに配合した場合の徐放
化の効果を、β−デンプンにそれらを配合した場合との
比較で示す図面である。 第7図はヘミセルロースと結晶セルロースとの混合物に
よるし一アスコルビン酸の放出制御効果を示す図面であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  小麦ふすまをアルカリ側で抽出して得られるヘミセル
    ロースまたは該ヘミセルロースを主成分として含有する
    小麦ふすま抽出物を少くともその一部とする基材に薬物
    を配合してなる徐放性組成物。
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