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JPH02147420A - タイヤチェーンのスタッドリンク及びタイヤチェーン - Google Patents

タイヤチェーンのスタッドリンク及びタイヤチェーン

Info

Publication number
JPH02147420A
JPH02147420A JP1257992A JP25799289A JPH02147420A JP H02147420 A JPH02147420 A JP H02147420A JP 1257992 A JP1257992 A JP 1257992A JP 25799289 A JP25799289 A JP 25799289A JP H02147420 A JPH02147420 A JP H02147420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stud
link
links
chain
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1257992A
Other languages
English (en)
Inventor
Anton Mueller
アントン ミュラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Erlau AG
Original Assignee
Eisen und Drahtwerk Erlau AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisen und Drahtwerk Erlau AG filed Critical Eisen und Drahtwerk Erlau AG
Publication of JPH02147420A publication Critical patent/JPH02147420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C27/00Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
    • B60C27/06Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チェーンリンクのための少なくとも1つの掛
止穴を有しているリンク本体を備え、掛止穴がタイヤ接
触側と地面走行側との間の領域に設けられているタイヤ
チェーンのスタッドリンク及びこのスタッドリンクを備
えたタイヤチェーンに関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
公知のタイヤチェーンでは、走行部分はまっすぐに板状
に形成されているスタッドリンクを有しているが、まっ
すぐに板状に形成されたスタッドリンクはタイヤ横断面
の溝にはまって動かなくなることがある。さらにまっす
ぐに形成されたスタッドリンクは特に山道走行及び制動
時に滑り木のごとく作用し、その結果タイヤチェーンが
地面上を滑走するいわゆるスケート効果が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、スタッドリンクがタイヤの溝にはまり
こんで動かなくならないように、且つチェーンの滑走を
確実に防止できるようにスタッドリンク及びタイヤチェ
ーンを構成することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するため、スタッドリンクに
おいては、互いに傾斜して延びる少なくとも2つのスタ
ッドリンク部分を有していることを特徴とし、タイヤチ
ェーンにおいては、スタッドリンクのスタッドリンク部
分の少なくとも1つが走行部分にて該走行部分の周方向
に対して横に位置していることを特徴とするものである
〔発明の効果〕
スタフ1−リン9部分が斜めに延びているので、タイヤ
チェーンをタイヤに取付ける場合にスタッドリンクがタ
イヤ横断面の溝に達してそこで動かなくなることを防止
することができる。さらにスタッドリンクが斜めに延び
ていることにより、スタッドリンクが従来のタイヤチェ
ーンのように滑り木のごとく作用しないので、付加的な
制動力及び牽引力を伝達させることができる。さらに本
発明によるスタッドリンクの利点は、摩耗体積が大きく
なり、従ってタイヤチェーンの寿命が長くなると共に、
カーブ及び坂道での走行時にタイヤチェーンの安定性が
増すことである。本発明にしたがって形成されるスタッ
ドリンクは従来のまっすぐなスタッドリンクに比べて立
上り面が大きいので、タイヤを傷めない点でも改善され
ている。最後に本発明によるスタッドリンクのグリップ
力は高く、またスタッドリンクが傾動する危険性が少な
いので、付加的なグリップリンクを設ける必要がなく、
スタッドリンクは一様に擦り減る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図から第3図までに図示したタイヤチェーンは、−
点鎖線で示した側部部分1.la、lb及び2,2a、
2bを有している。側部部分1゜1 a T 1. b
と2.2a、2bとは走行部分3゜3a、3bによって
結合されている。側部部分はチェーンネット、チェーン
バー、ワイヤーロープ、プラスチックロープ、弾性的な
湾曲体等であることができる。走行部分3.3a (第
1図と第2図)は、その周方向Pに相前後して配置され
る軌道部材4,4aを中央部に有している。軌道部材4
゜4aは横チェーン1’ 、2’ によって側部部分1
゜1 a ; 2 * 2 aに結合されている。第3
図に図示したタイヤチェーンの走行部分3bは中央に走
行部分片4b3有し、該走行部分片4bは従来の水平な
リングリンク5bとスタッドリンク6bから成っている
次に、第1図から第3図までに図示したタイヤチェーン
に設けられるスタッドリンクに関し第4図から第6図ま
でを用いて詳細に説明する。スタッドリンク6は、第5
図ではほぼ長方形の板状のリンク本体7を有しでいる。
リンク本体7はリングリンク5を掛止するための掛止穴
8,8′を有しているのが有利である。リングリンクは
丸いリンクとして形成するのが有利であるが、楕円形ま
たは縦長の形状を有していることもできる。スタッドリ
ンク6は押しぬき部分または鍛造部分として形成するこ
とができる。押し抜きによって形成したスタッドリンク
は乗用車及びトラックのスノーチェーン、除雪車及びジ
ープの牽引チェーン、建設機械のタイヤ保護子・エージ
に適している。鍛造によって形成したスタッドリンクは
重量のある土砂運搬車のいわゆるアングルスパイクチェ
ーンに特に適している。
スタッドリンク6或いはリンク本体7は、2つの同じス
タッドリンク部分10.10’ が形成され、これらの
スタッドリンク部分10.10’ が曲げ稜9を介して
互いに移行しあうように半分に折り曲げられている。各
スタッドリンク部分1−0或いは10′は掛止穴8.8
′の1つを有している。掛止穴8,8′は縦長に形成し
、且つスタッドリンク部分10.10’の互いに対向し
ている内面19.20に関してスタッドリンク部分の半
分の長さの位置に位置するように配置するのが有利であ
る。掛11六8,8′の縦軸線A、A’(第5図)はリ
ンク本体7の縦中心軸線に対して平行に且つ間隔をもっ
て位置している(第5図及び第6図)。これにより第5
図に図示した状態では、掛止穴8,8′の上方により高
いリンク本体部分11が形成され、掛止穴8,8′の下
方により低いリンク本体部分12が形成されている。リ
ンク本体部分11は摩耗部分を形成し、一方リンク群の
なかに設けられる他のリンク本体部分12はチェーンの
取付けの際タイヤに接する。スタッドリンク部分10.
10’の、リンク本体部分11にある縦積14,14’
は、チェーンの取付けの際摩耗面を形成し、この摩耗面
によりスタッドリンクは地面上に載置される。一方リン
ク本体部分11は、大きな摩耗部分の形成のためリンク
本体部分12のほぼ2倍の高さである。
リンク本体7の隅角部は面取りされた縁15゜15’ 
  16.16’ によって形成されているのが有利で
ある。縁15,15’   16.16’は隣接する縦
縁13,13’或いは14.14’及び境界を接してい
る端面17,18に対してほぼ45°の角度で交わって
いる。面取りされた縁15.15’及び16.16″の
高さはリンク本体7の高さよりも8倍乃至9倍低く、且
つ掛止穴8.8′の最大高さよりもほぼ3倍低くなって
いる。スタッドリンク6は第6図に図示した伸ばした状
態では長さが60+n+++、高さが26nwn、厚さ
が6mであるのが有利である。面取りされた縁15゜1
5’ 、16,16’の高さは3mである。掛止穴8,
8′は長さが12mmで、最大内のりが9mであるのが
有利である。スタッドリンク6は縦長の掛止穴8,8′
の代わりに丸い掛止穴を有することもできる。2つの掛
止穴の代わりに、ただ1つの縦長の掛止穴をリングリン
ク15のために設けることも可能である。
スタッドリンク6は、押し抜いて形成した場合縦縁14
,14’ に歯または他の形状の異形部を具備すること
ができる。このようにすると路面に対するグリップ性を
向上させることができる。また第5図に破線で示したよ
うに、スタッドリンクは地面走行面14.14’ から
間隔をもって凹部40を具備することもできる。スタッ
ドリンクがこれらの凹部の高さまで擦り減ると、これら
の凹部の間にある領域40’ 、40″′がスパイクを
形成し、このスパイクが部分的に擦り減った状態でもス
タッドリンクのグリップ性を再び保証させる。凹部40
は摩耗面或いは地面走行面が平らである場合、または異
形の場合に設けることができる。スタッドリンクを鍛造
により形成した場合、摩耗域は使用例に応じて異形に形
成することができる。
第1図に図示したタイヤチェーンでは、軌道部材4は3
つのリングリンク5と第4図乃至第6図に図示した6つ
のスタッドリンク6から形成されている。各軌道部材4
の端部側のリング刃ンク5にはそれぞれ3つのスタッド
リンク6が係合し、そのうち1つのスタッドリンクは走
行部分3の周方向に延び、他の2つのスタッドリンクは
外側へ斜めに延びている。これらの斜めに延びているス
タッドリンク6には、それぞれ1つのリングリンク5を
介してそれぞれ横チェーン30乃至33の1つが掛止さ
れている。上記の構成により軌道部材4はほぼ二重7字
形である。軌道部材4の、外側へ斜めに延びている端部
側のスタッドリンク6は、側部部分1の側にあるスタッ
ドリンクの曲げ稜9が互いに逆方向に方向づけられ、側
部部分2の側にあるスタッドリンクの…口ず稜9が互い
に対向するように配置されている。これによってタイヤ
チェーンのむらのない且つ好適な特性並びに静かに走行
が保証されている。
各軌道部材4の軌道部材部分21の、走行部分3の周方
向にて相前後して配置されているスタッドリンク6は、
同一に形成されている。図示した実施例では、曲げ稜9
は側部部分1の方へ向いている。もちろん曲げ稜9が側
部部分2の方へ向くようにすることもできる。また、こ
れらのスタッドリンクを軌道部材部分21の内側に互い
に180°回動させて配置することもできる。
横チェーン30乃至33も同様にリングリンク5とスタ
ッドリンク6から形成させることができる。しかし図示
した実施例では、横チェーンは縦長の或いは楕円形のチ
ェーンリンクから形成されている。端部側のリングリン
ク5と、これに掛止され斜めに配置されるスタッドリン
ク6とは、横チェーン30乃至33と共に菱形のチェー
ンメツシュ34.34’ を形成している。チェーンメ
ツシュ34.34’は周方向にた該に間隔をもって配置
され、軌道部材によって互いに結合されている。チェー
ンメツシュ34.34’は走行部分3の全幅にわたって
延びている。さらに軌道部材4は、横チェーン3o乃至
33及び側部部分1,2と共にそれぞれ台形状のチェー
ンメツシュ22゜23を形成している。これらのチェー
ンメツシュ22.23は軌道部材4の両側面に対して互
いに対向している。
第2図の実施例では、横チェーンも少なくともその半分
の長さにわたって軌道部材4aの一部である。軌道部材
4aも二重7字形の形状である。
第1図の実施例とは異なり、軌道部材4aの脚24a乃
至27aはより長くなっている。これに対応して横チェ
ーン30a乃至33aは第1図の横チェーン30乃至3
3よりもかなり短くなっている。
軌道部材4aの、走行部分3aの周方向に延びている軌
道部材部分2Laは、軌道部材部分21と同様に、3つ
のリングリンク5aと2つのスタッドリンク6aから成
っている。軌道部材部分21a内で互いに隣接している
スタッドリンク6aは、互いに180’回動して配置さ
九でいる。
しかしこれらのスタッドリンクを第1図の実施例の場合
と同様に同方向に配置させることもできる。
軌道部材4aの脚24a乃至27aは、それぞれ3つの
リングリンク5aと3つのスタッドリンク6aから成っ
ている。脚24a乃至27aは、その曲げ稜9aが交互
に逆方向に、周方向Pに対して斜めの方向に延びるよう
に配置されている。
軌道部材4aのスタッドリンク6aは、はぼジクザヴ状
に延びるように配置するのが有利である。
脚24a乃至27aとこれに続く横チェーン30a乃至
33aは、第1図のタイヤチご−ンの場合と同様に軌道
部材部分21aとともに菱形のチェーンメツシュ34a
、34a’ を形成している。チェーンメツシュ34a
、34a’は周方向Pに相前後して位置し、軌道部材部
分21a。
21a′を介して互いに結合されている。さらに軌道部
材4dは、横チェーン30a乃至33a及び側部部分1
a、2aとともに台形状のチェーンメツシュ22a、2
3aを形成している。第2図のタイヤチェーンは、上記
した軌道部材4aの構成までは第1図のタイヤチェーン
に完全に対応している。第2図の実施例の場合、軌道部
材4aの脚24a乃至27aがほぼ側部部分1ay2a
まで達しているので、はぼ走行部分3aの全幅にわたっ
て高いグリップ性が得られる。脚24a乃至27aが側
部部分La、2aまで達するようにすることもでき、そ
の結果最適なグリップ性が得られる。
第1図と第2図のタイヤチェーンは、いわゆる軌道交差
式に実施されたスノーチェーン及び牽引チェーンを形成
し、グリップ性と寿命に優れている。
第3図の実施例では、走行部分3bが目のつんだチェー
ンネッ1へによって形成されている。従ってこの実施例
は特にタイヤ保護チェーン及び牽引チェーンに適してい
る。走行部分3bは、交互に配置されているリングリン
ク5bとスタッドリンク6bから形成されている。リン
グリンク5bとスタッドリンク6bは、走行部分が同一
のハニカム状の六角形のチェーンメツシュ35から成る
ように配置されている。チェーンメツシュ35は第3図
で周方向Pにおいては互いに間隔をもって相前後して配
置され、これに対して垂直な方向では列を成して配置さ
れている。
各リングリンク5bには4つのスタッドリンク6bが掛
止されている。4つのスタッドリンクのうち2つのスタ
ッドリンクは、その1つのスタン1−929部分10.
10’ が互いに平行に延びるように、且つ他のスタッ
ドリンク部分が互いに逆の方向に外側へ突出して他のリ
ングリンク5bと結合されるように配置されている。リ
ングリンク5bに掛止された他のスタッドリンク6bは
、V字状に延びているスタッドリンク部分10.10’
とともにリングリンクに掛止されている。
チェーンリンク6bは1周方向Pに垂直に設けられる列
において、周方向に関して対称に位置し且つそれぞれス
タッドリンクの2つがY字を形成するように配置されて
いる。それぞれ次の列にはスタッドリンクが同様に配置
されているが、しかし互いに平行に位置しているスタッ
ドリンク部分10.10’ が、隣接する列のスタッド
リンクの、互いに平行に位置しているスタッドリンク部
分に対する隙間上にあるように最初の列に対してずらし
て配置されている。
走行部分3bは、第1図と第2図に図示した実施例の場
合と同様に、チェーンロープ36.37を介して側部部
分1b、2bに接続されている。
この場合チェーンロープ36.37は、リングリンク3
8とまっすぐなチェーンリンク39とによって形成され
ている。リングリンク38は走行部分片4bのリングリ
ンク5bに対応し、一方スタッドリンク39は従来のよ
うにまっすぐに形成されている。第3図のタイヤチェー
ンは牽引チェーン及びタイヤ保護チェーンであり、チェ
ーンメツシュが小さいためにチェーン取付は時にタイヤ
を傷めない。
スタッドリンク6.6a、6bが角形に形成されている
ため、この角形のスタッドチェーンを走行部分に有して
いるタイヤチェーンは、タイヤチェーンを備えたタイヤ
横断面を従来よりもほぼ4倍隠蔽する。従って、スタッ
ドリンクがタイヤの横断面の溝にはまり込んで動かなく
なることを簡単に防止できる。さらにスタッドリンクを
角形に形成する利点は、走行方向に配置されているスタ
ッドリンクが雪や氷に対して滑り木のように作用するの
ではなく、付加的な制動力及び牽引力を伝達させること
である。またスタッドリンクを角形に形成することによ
り、スタッドリンクの摩耗体積が大きくなり、それによ
って大きな硬化表面が得られ、スタッドリンクの寿命が
長くなる。さらにスタッドリンクを角形に形成すること
により、スタッドリンクはわずかじか傾斜しないので、
カーブ及び坂道の走行時にも安定性が向上する。スタッ
ドリンクが傾斜する危険が少なくなったことの利点は、
スタッドが傾斜せずに一様に擦り減ることにある。さら
に第4図から第6図までに図示したようにスタッドリン
クを滑らかに形成することにより、優れた自己清浄効果
が得られる。
角形のスタッドリンクは大きなタイヤ接触面を有し、従
ってタイヤを傷めない。スタッドリンク自体がすでに十
分なグリップ性を保証しているので、グリップスタッド
またはグリップリンクを付加的に設ける必要がない。第
4図から第6図までに図示したスタッドリンクの場合、
結合リンクを丸く形成することができるばかりでなく、
楕円形に形成することもできる。リングリンクとまっす
ぐなスタッドリンクから成る公知のタイヤチェーンでは
タイヤチェーンがリングリンクを介して支持されるが、
リングリンク及び角形に形成されるスタッドリンクをむ
らなく結合させることにより引張強さがかなり高くなる
スタッドリンク6.6a、6bが角形に形成さ、れてい
るため、チェーンを構成するためにはわずかな数量のチ
ェーンリンクを必要とするにすぎない。例えば第3図の
実施例では、六角形のチェーンメツシュ35を形成する
ため7個のチェーンリンクを必要とするにすぎない。こ
れに対して従来のまっすぐなリングリンクの場合には1
2個のチェーンリンクを必要とする。従ってタイヤチェ
ーンの取付けが簡単になるー。チェーンリンクの数量が
少ないため軽量である。チェーンリンクの数量が少ない
にもかかわらず、第3図に示すように本発明によるタイ
ヤチェーンは非常に目のつんだチェーンネットを有する
ことができる。
次に、本発明の実施態様を列記しておく。
(1)少なくとも1つのスタッドリンク部分が、有利に
は2つのスタッドリンク部分が板状に形成され、且つ長
方形の輪郭を有していることを特徴とする請求項1に記
載のスタンドリンク。
(2)スタッドリンク(6,6a、6b)の少なくとも
2つの隅角部が、有利にはすべての隅角部(15,15
’   16.16’ )が面取りされていることと、
面取りされている隅角部(15,15’ 、16.16
’ )が縦縁及び幅狭縁(13,13’ 、14.14
’1.7.18)に対して鋭角で交わっていることを特
徴とする請求項1または上記第1項に記載のスタッドリ
ンク。
(3)隅角部(15,15’ 、16,16’ )の高
さがスタッドリンク(6,6a、6b)の高さよりも6
倍以上低く、有利には8倍乃至9倍低いことを特徴とす
る、上記第2項に記載のスタッドリンク。
(4)互いに斜めに延びている同じ長さのスタッドリン
ク部分(10,10’ )が互いに120°の鈍角で交
わっていることを特徴とする請求項1または上記第1項
から第3項までのいずれか1つに記載のスタッドリンク
(5)縦中心面に対して対称に形成されていることを特
徴とする請求項1または上記第1項から第4項までのい
ずれか1つに記載のスタッドリンク。
(6)各スタッドリンク部分(10,10’ )が掛止
穴(8,8’ )の1つを有し、該掛止穴(8,8’ 
)はほぼ楕円形に形成され、且つスタッドリンク(6,
6a、6b)の縦方向に延びていることを特徴とする請
求項1まt−けし記載1項から第5項までのいずれか1
つに記載のスタッドリンク。
(7)掛止穴(8,8’ )の縦軸線(A、A’ )が
スタッドリンク(6,6a)の横方向中心面の下方に間
隔をもって位置していることを特徴とする請求項1また
は上記第1項から第6項までのいずれか1つに記載のス
タッドリンク。
(8)地面走行面(14,14’ )が異形に形成され
、突起、スパイク等を有していることを特徴とする請求
項1または上記第1項から第7項までのいずれか1つに
記載のスタッドリンク。
(9)掛止穴(8,8’ )と地面走行面(14゜14
′)との間の領域に、少なくとも1つの、有利には互い
に間隔をもって並設される複数の穴(40)を具備して
いることを特徴とする請求項1または」―記載1項から
第8項までのいずれか1つに記載のスタッドリンク。
(10)走行部分(3? 3a、3b)の周方向(P)
にて相前後して位置しているスタッドリンク(6,6a
、6b)の曲げ稜(9)が同方向または逆方向に指向し
ていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤチェー
ン。
(11)スタッドリンク(6,6a)が軌道部材(4,
4a)に配置され、該軌道部材(4゜4a)は、走行部
分(3,3a)の周方向(P)に位置する軌道部材部分
(21,21a)と、これに対して横方向に位置する横
方向部材(24a乃至27a)を有していることを特徴
とする請求項1または上記第10項に記載のタイヤチェ
ーン。
(12)軌道部材部分(21)のスタッドリンク(6)
の曲げ稜(9)が同方向に指向していることを特徴とす
る。上記第11項に記載のタイヤチェーン。
(13)軌道部材部分(21a)のスタッドリンク(6
a)の曲げ稜(9a)が逆方向に、有利には隣接する側
部部分(la、2a)の方向に指向していることを特徴
とする請求項2、上記第10項または第11項に記載の
タイヤチェーン。
(14)横方向部材(24a乃至27a)の互いに隣接
しているスタッドリンク(6a)の曲げ稜(9a)がそ
れぞれ逆方向に指向していることを特徴とする請求項2
または上記第10項から第13項までのいずれか1つに
記載のタイヤチェーン。
(15)軌道部材(21a)及び横方向部材(24a乃
至27a)のスタッドリンク(6a)がジクザグ状に延
びていることを特徴とする請求項2または上記第10項
から第14項までのいずれか1つに記載のタイヤチェー
ン。
(16)軌道部材(4,4a)が、有利にはその横方向
部材(24a乃至27a)が、チェーンロープ(30乃
至33,30a乃至33a)を介して外側部分及び内側
部分(1,la。
2.2a)と結合されていることを特徴とする請求項2
または上記第10項から第15項までのいずれか1つに
記載のタイヤチェーン。
(17)軌道部材(4,4a)がチェーンロープ(30
乃至33,30a乃至33a)とともに菱形のチェーン
メツシュ(34,34’  ;34a、34a’ )を
形成し、該チェーンメツシュ(34,34’  ;34
a、34a’ )は走行部分(3,3a)の全幅にわた
って延びていることを特徴とする請求項2または上記第
10項から第16項までのいずれか1つに記載のタイヤ
チェーン。
(18)軌道部材(4,4a)がチェーンロープ(30
乃至33,30a乃至33a)及び外側部分或いは内側
部分(1,la ; 2,2a)とともに台形状のチェ
ーンメツシュ(22゜23;22a、23a)を形成し
ていることを特徴とする請求項2または上記第10項か
ら第17項までのいずれか1つに記載のタイヤチェーン
(19)走行部分(3b)がチェーンネットによって形
成され、該チェーンネットのメツシュ(35)が、(n
+1)個のチェーンリンクから形成されるn個のメツシ
ュ辺を有していることを特徴とする請求項2または上記
第10項から第18項までのいずれか1つに記載のタイ
ヤチェーン。
(20)走行部分(3b)の周方向(P)に対して横方
向に並んでいるスタッドリンク(6b)が互いに鏡対称
に配置されていることを特徴とする請求項2または上記
第10項から第19項までのいずれか1つに記載のタイ
ヤチェーン。
(21)スタッドリンク(6b)が、互いに平行な2つ
のスタッドリンク部分(10,10’ )によって、周
方向(P)にて前方のリングリンク(5)に掛止され、
且つ7字状に互いに離れる方向に方向づけられているス
タッドリンク部分(10,10’ )によって、周方向
(P)にて後方のリングリンク(5)に掛止されている
ことを特徴とする請求項2または上記第10項から第2
1項までのいずれか1つに記載のタイヤチェーン。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタイヤチェーンの一部分の平面図
、第2図は本発明によるタイヤチェーンの第2実施例の
第1図に対応する平面図、第3図は本発明によるタイヤ
チェーンの走行部分の第1図に対応する平面図、第4図
は本発明によるスタッドリンクの第5図の矢印■方向に
見た図、第5図は第4図のスタッドリンクを矢印■方向
に見た図、第6図は第4図と第5図のスタッドリンクの
展開図である。 3.3a、3b・・・・・・走行部分 6.6a、6b・・・・・°・スタッドリンク10.1
0’  ・・・・・・・スタッドリンク部分3’c T〜、3 き イU To・ぎS

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チェーンリンクのための少なくとも1つの掛止穴
    を有しているリンク本体を備え、掛止穴がタイヤ接触側
    と地面走行側との間の領域に設けられているタイヤチェ
    ーンのスタッドリンクにおいて、互いに傾斜して延びる
    少なくとも2つのスタッドリンク部分(10、 10’)を有していることを特徴とするスタッドリンク
  2. (2)走行部分によって互いに結合されている外側部分
    と内側部分とを有し、走行部分が少なくともその一部に
    請求項1に記載のスタッドリンクを有しているタイヤチ
    ェーンにおいて、スタッドリンク(6、6a、6b)の
    スタッドリンク部分(10、10’)の少なくとも1つ
    が走行部分(3、3a、3b)にて該走行部分(3、3
    a、3b)の周方向(P)に対して横に位置しているこ
    とを特徴とするタイヤチェーン。
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