JPH02145470A - TlBaCaCuO系超電導体の製造方法 - Google Patents
TlBaCaCuO系超電導体の製造方法Info
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- JPH02145470A JPH02145470A JP63300273A JP30027388A JPH02145470A JP H02145470 A JPH02145470 A JP H02145470A JP 63300273 A JP63300273 A JP 63300273A JP 30027388 A JP30027388 A JP 30027388A JP H02145470 A JPH02145470 A JP H02145470A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高温で超伝導特性を示すT、Q BaCa
CuO系超超電導体製造方法に関する。
CuO系超超電導体製造方法に関する。
[従来の技術]
TJ BaCaCuO系超電導体の製造方法としては従
来以下の方法が提案されている。
来以下の方法が提案されている。
■ 原料粉としてT、Q O、BaCO3、CaCO
3、CuOを用い、それぞれの原料粉に含まれる1゛ρ
、Ba、Ca、Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれ
2:2:2:3となるように混合し、この混合粉を焼成
して超電導体を得る方法。 ■ 前記■の方法において
、B a C03のかわりにBaCuO2を用いる方法
。
3、CuOを用い、それぞれの原料粉に含まれる1゛ρ
、Ba、Ca、Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれ
2:2:2:3となるように混合し、この混合粉を焼成
して超電導体を得る方法。 ■ 前記■の方法において
、B a C03のかわりにBaCuO2を用いる方法
。
■ BaCO3、CaCO3、CuOの原料粉を、それ
ぞれの原料粉に含まれるBa、Ca。
ぞれの原料粉に含まれるBa、Ca。
Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれ2:2:3とな
るように混合し、これを仮焼してB a 2Ca2 C
u 30xを形成し、これをよく粉砕した後、これにT
、l!203の粉末を混合して焼成することにより超電
導体を得る方法。
るように混合し、これを仮焼してB a 2Ca2 C
u 30xを形成し、これをよく粉砕した後、これにT
、l!203の粉末を混合して焼成することにより超電
導体を得る方法。
■ 密閉炉中に’N Oxの蒸気を充満させ、これにT
p系の原料混合粉をいれて超電導体を得る方法。
p系の原料混合粉をいれて超電導体を得る方法。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上述の従来の製造方法で得られた超電導体に
あっては、いずれも超電導の性質を示す臨界温度が10
0に前後であり、必ずしも十分満足できるものではなか
っな。
あっては、いずれも超電導の性質を示す臨界温度が10
0に前後であり、必ずしも十分満足できるものではなか
っな。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、従
来の製造方法では実現できなかった高い温度で超電導の
性質を示ずT、ll BaCaCuO系超電導体を得る
ことを可能にしたT、Il BaCaCuO系超電導体
の製造方法を提供することを目的とする。
来の製造方法では実現できなかった高い温度で超電導の
性質を示ずT、ll BaCaCuO系超電導体を得る
ことを可能にしたT、Il BaCaCuO系超電導体
の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、以下の構成とすることにより上述の課題を解
決している。
決している。
T、Q 、Ba、Ca、Cuの酸化物からなる原料粉を
、それぞれの酸化物原料粉に含まれるTρ。
、それぞれの酸化物原料粉に含まれるTρ。
Ba、Ca、Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれα
:2:2:3 (ただし、α−3〜7とする)となるよ
うに混合して原料混合粉を得、次に、この原料混合粉を
800〜850℃の温度で30〜120分間仮焼して仮
焼体を得、次いで、この仮焼体を粉砕後、プレス成型し
て成型体を得、 しかる後、この成型体を850〜950℃の温度で30
0〜600分間本焼して超電導体を得るようにした構成
。
:2:2:3 (ただし、α−3〜7とする)となるよ
うに混合して原料混合粉を得、次に、この原料混合粉を
800〜850℃の温度で30〜120分間仮焼して仮
焼体を得、次いで、この仮焼体を粉砕後、プレス成型し
て成型体を得、 しかる後、この成型体を850〜950℃の温度で30
0〜600分間本焼して超電導体を得るようにした構成
。
[作用]
上述の構成による製造方法によって製造したT、QBa
CaCuO系超電導体は、いずれも、超電導を示す臨界
温度が110 K以上であることが実験によって確認さ
れている。
CaCuO系超電導体は、いずれも、超電導を示す臨界
温度が110 K以上であることが実験によって確認さ
れている。
ここで、前記組成比並びに仮焼及び本焼の温度・時間を
それぞれ上記構成の範囲にしであるのは、これ以外の範
囲では上記特性を示さなくなるからである。
それぞれ上記構成の範囲にしであるのは、これ以外の範
囲では上記特性を示さなくなるからである。
[実施例コ
(第1実施例)
原料粉としてT、ll 203 、BaCuO2、Ca
O1CuOを用い、それぞれの原料粉に含まれるTfJ
、Ba、Ca、Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれ
4:2:2:3となるように混合して原料混合粉を得た
。
O1CuOを用い、それぞれの原料粉に含まれるTfJ
、Ba、Ca、Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれ
4:2:2:3となるように混合して原料混合粉を得た
。
次に、この原料混合粉を850℃の温度で60分間仮焼
して仮焼体を得た。
して仮焼体を得た。
次いで、この仮焼体を粉砕機で粉砕後、プレス成型して
成型体を得た。なお、この場合のプレス扛は0.5・〜
1トン/cm”であった。
成型体を得た。なお、この場合のプレス扛は0.5・〜
1トン/cm”であった。
しかる後、この成型体を8709Cの温度で600分間
木焼本焼焼結体を得た。
木焼本焼焼結体を得た。
第1図は、こうして得られた焼結体について臨界温度を
測定した結果を示すグラフである。なお、図において、
縦軸が抵抗(単位;Ω・cm)であり横軸が温度(単位
;K〉である。また、抵抗測定の際に通じた電流は10
0mAである。
測定した結果を示すグラフである。なお、図において、
縦軸が抵抗(単位;Ω・cm)であり横軸が温度(単位
;K〉である。また、抵抗測定の際に通じた電流は10
0mAである。
このグラフに示されるように、この焼結体は臨界温度(
T”c)が125にである超電導体であることが確認で
きた。また、この超電導体の臨界電流(Jc)を測定し
たところ、15A/cm2であった。
T”c)が125にである超電導体であることが確認で
きた。また、この超電導体の臨界電流(Jc)を測定し
たところ、15A/cm2であった。
(第2実施例)
前記第1実施例において、原料粉の各原子単体の組成比
のうち、T9単体の組成比のみを3.5としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造しな結果、第2図に示さ
れるように、T c・=123にの超電導体を得ること
ができた。
のうち、T9単体の組成比のみを3.5としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造しな結果、第2図に示さ
れるように、T c・=123にの超電導体を得ること
ができた。
(第3実施例)
前記第1実施例において、原料粉の各原子単体の組成比
のうち、T、l)単体の組成比のみを5としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造した結果、第3図に示さ
れるように、T c =120.5 Kの超電導体を得
ることができた。
のうち、T、l)単体の組成比のみを5としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造した結果、第3図に示さ
れるように、T c =120.5 Kの超電導体を得
ることができた。
(第4実施例)
前記第1実施例において、原料粉の各原子単体の組成比
のうち、T、l!単体の組成比のみを3としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造した結果、第4図に示さ
れるように、Tc=119にの超電導体を得ることがで
きた。
のうち、T、l!単体の組成比のみを3としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造した結果、第4図に示さ
れるように、Tc=119にの超電導体を得ることがで
きた。
(第5実施例)
前記第1実施例において、原料粉の各原子単体の組成比
のうち、Tβ単体の組成比のみを6としなほかは前記第
1実施例と同じ条件で製造した結果、第5図に示される
ように、Tc=117にの超電導体を得ることができた
。
のうち、Tβ単体の組成比のみを6としなほかは前記第
1実施例と同じ条件で製造した結果、第5図に示される
ように、Tc=117にの超電導体を得ることができた
。
(第6実施例)
前記第1実施例において、原料粉の各原子単体の組成比
のうち、′1゛ρ単体の組成比のみ金7としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造した結果、第6図に示さ
れるように、Tc=116にの超電導体を得ることがで
きた。
のうち、′1゛ρ単体の組成比のみ金7としたほかは前
記第1実施例と同じ条件で製造した結果、第6図に示さ
れるように、Tc=116にの超電導体を得ることがで
きた。
なお、以上の各実施例について、仮焼温度・時間及び本
焼温度・時間の条件を種々変えて超電導体を製造したと
ころ、上述の各実施例と同様の高い臨界温度を示すこと
ができたのは以下の範囲であった。
焼温度・時間の条件を種々変えて超電導体を製造したと
ころ、上述の各実施例と同様の高い臨界温度を示すこと
ができたのは以下の範囲であった。
仮焼温度・・・800〜850℃
仮焼時間・・・30〜120分
本焼温度・・・850〜950℃
本焼時間・・・300〜600分
第7図は一ヒ述の各実施例における臨界温度を縦軸にと
り、TJ!の組成比を横軸にとって、これらの関係を示
したグラフである。
り、TJ!の組成比を横軸にとって、これらの関係を示
したグラフである。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明は、所定の混合割合で混合
した原料粉を所定の温度で所定の時間仮焼し、粉砕して
プレス成型後、所定の温度で所定の時間本焼することに
より超電導体を得るようにしたもので、これにより、従
来にない高い臨界温度を有するT、1lBaCaCuO
系超電導体を得ることを可能にしたものである。
した原料粉を所定の温度で所定の時間仮焼し、粉砕して
プレス成型後、所定の温度で所定の時間本焼することに
より超電導体を得るようにしたもので、これにより、従
来にない高い臨界温度を有するT、1lBaCaCuO
系超電導体を得ることを可能にしたものである。
第1図ないし第6図はそれぞれ本発明の第1ないし第6
実施例によって得られた超電導体の臨界温度を測定した
結果を示すグラフであり、第1図はT、l!の組成比が
4の場合、第2図は1’、uの組成比が3.5の場合、
第3図はTpの組成比が5の場合、第4図はTpの組成
比が3の場合、第5図はT、l)の組成比が6の場合、 カ長コ糟界モ第6図はT’、l!の組成比が7の場合を
それぞれ示すグラフ、第7図はT、Qの組成比と臨界温
度との関係を示すグラフである。
実施例によって得られた超電導体の臨界温度を測定した
結果を示すグラフであり、第1図はT、l!の組成比が
4の場合、第2図は1’、uの組成比が3.5の場合、
第3図はTpの組成比が5の場合、第4図はTpの組成
比が3の場合、第5図はT、l)の組成比が6の場合、 カ長コ糟界モ第6図はT’、l!の組成比が7の場合を
それぞれ示すグラフ、第7図はT、Qの組成比と臨界温
度との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Tl,Ba,Ca,Ca,Cuの酸化物からなる原料粉
を、それぞれの酸化物原料粉に含まれるTl,Ba,C
a,Cu単体の組成比が原子%比でそれぞれα:2:2
:3(ただし、α=3〜7とする)となるように混合し
て原料混合粉を得、 次に、この原料混合粉を800〜850℃の温度で30
〜120分間仮焼して仮焼体を得、 次いで、この仮焼体を粉砕後、プレス成型して成型体を
得、 しかる後、この成型体を850〜950℃の温度で30
0〜600分間本焼して超電導体を得るようにしたTl
BaCaCuO系超電導体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63300273A JPH0665622B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | TlBaCaCuO系超電導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63300273A JPH0665622B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | TlBaCaCuO系超電導体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02145470A true JPH02145470A (ja) | 1990-06-04 |
JPH0665622B2 JPH0665622B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=17882807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63300273A Expired - Fee Related JPH0665622B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | TlBaCaCuO系超電導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665622B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5306698A (en) * | 1991-10-10 | 1994-04-26 | International Business Machines Corporation | Methods for producing Tl2 Ca2 Ba2 Cu3 oxide superconductors |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP63300273A patent/JPH0665622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5306698A (en) * | 1991-10-10 | 1994-04-26 | International Business Machines Corporation | Methods for producing Tl2 Ca2 Ba2 Cu3 oxide superconductors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665622B2 (ja) | 1994-08-24 |
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