JPH02142979A - バルブ開閉機構 - Google Patents
バルブ開閉機構Info
- Publication number
- JPH02142979A JPH02142979A JP29678988A JP29678988A JPH02142979A JP H02142979 A JPH02142979 A JP H02142979A JP 29678988 A JP29678988 A JP 29678988A JP 29678988 A JP29678988 A JP 29678988A JP H02142979 A JPH02142979 A JP H02142979A
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- valve
- magnetic field
- contraction
- expansion
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- Pending
Links
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Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、磁歪現象を利用したバルブ開閉FA構に関す
る。
る。
[従来の技術ま
たとえば自動車用カッリンエンジンの吸気および排気バ
ルブは、カムを用いた機構によって開閉されている。
ルブは、カムを用いた機構によって開閉されている。
バルブの機能からみて理想的な動きは、時間を横軸にと
ってあられすと第3図上段に示した矩形波に従うもので
あるが、カムで実現できる動きは第3図中段の曲線に沿
うものでおる。 両者を比較すると、現在のカムによる
ものは移動に若干の遅れがあり、しかも余分な動きが伴
っている。
ってあられすと第3図上段に示した矩形波に従うもので
あるが、カムで実現できる動きは第3図中段の曲線に沿
うものでおる。 両者を比較すると、現在のカムによる
ものは移動に若干の遅れがあり、しかも余分な動きが伴
っている。
しかし、カムを用いる限り、バルブの動きを理想に近づ
けるには限界が必り、この問題は、とくに回転を高速に
するほど目立ってくるため、熱効率の低下や運転の不安
定化という新しい問題を招く。 カムはまた、常に層動
部分があるから、摩耗の問題も避けることができない。
けるには限界が必り、この問題は、とくに回転を高速に
するほど目立ってくるため、熱効率の低下や運転の不安
定化という新しい問題を招く。 カムはまた、常に層動
部分があるから、摩耗の問題も避けることができない。
[発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、バルブの開閉をカムによるメカニカル
なものでなく、磁歪材料を利用して電磁気的に実現する
ことにより、上記のような諸問題を原理的に解消し、理
想に近いバルブの動きを実現することにある。
なものでなく、磁歪材料を利用して電磁気的に実現する
ことにより、上記のような諸問題を原理的に解消し、理
想に近いバルブの動きを実現することにある。
(課題を解決するための手段1
本発明のバルブ開閉afSは、これを原理的に図示すれ
ば、第1図のように、超磁歪材料の棒からなる駆動片(
1)の一端(11)を固定し他端(12)をバルブステ
ム(2)にとりつけて、この駆動片(1)をとり囲んで
電磁石コイル(3)を設けるとともに電磁石コイル(3
)へ磁界印加電流を供給する手段(4)を付加してなり
、印加された磁界に従う駆動片(1)の伸縮によってバ
ルブステム(2)を駆動するように構成したものである
。 図において、(5)はバルブ本体、(6)はバルブ
シートをあられす。
ば、第1図のように、超磁歪材料の棒からなる駆動片(
1)の一端(11)を固定し他端(12)をバルブステ
ム(2)にとりつけて、この駆動片(1)をとり囲んで
電磁石コイル(3)を設けるとともに電磁石コイル(3
)へ磁界印加電流を供給する手段(4)を付加してなり
、印加された磁界に従う駆動片(1)の伸縮によってバ
ルブステム(2)を駆動するように構成したものである
。 図において、(5)はバルブ本体、(6)はバルブ
シートをあられす。
超磁歪材料は、磁歪現象のみられる合金の中でのオーダ
ーよりはるかに大きく、2000〜3000X10’の
レベルにあるものをいう。 現在知られているのは、一
般式RTx (Rはランタニド元素、すなわちLa、C
e、Pr、Nd、Sm。
ーよりはるかに大きく、2000〜3000X10’の
レベルにあるものをいう。 現在知られているのは、一
般式RTx (Rはランタニド元素、すなわちLa、C
e、Pr、Nd、Sm。
Eu 、 Gd 、 Tb 、 Dy 、 H
o 、 Er 、 Tm 。
o 、 Er 、 Tm 。
Ybおよびluの1種または2種以上であり、TはFe
、co、N+のいずれかであり、x−1゜0〜9.0で
ある。〕で必られされる金属間化合物を主成分とする合
金で必って、代表を挙げると、Tb Fe 2 、 S
m Fe 2. ?>るいはHb−DyFeの系である
。 本発明者らが児出し、別途開示したTb −3m−
Fe系の超磁歪合金は、とくに低磁界領域での磁歪が大
きく変換効率が高い点で、本発明の用途に好適である。
、co、N+のいずれかであり、x−1゜0〜9.0で
ある。〕で必られされる金属間化合物を主成分とする合
金で必って、代表を挙げると、Tb Fe 2 、 S
m Fe 2. ?>るいはHb−DyFeの系である
。 本発明者らが児出し、別途開示したTb −3m−
Fe系の超磁歪合金は、とくに低磁界領域での磁歪が大
きく変換効率が高い点で、本発明の用途に好適である。
磁歪による偏位の絶対量すなわち駆動片の伸長時と短縮
時の長さの差が、バルブの開閉にとって不足である場合
は、第2図に示すように、駆動片(1)の一端(11)
とバルブステム(2)とを、前者の動きを拡大するテコ
(7)を介して後者に伝えるようにとりつけるとよい。
時の長さの差が、バルブの開閉にとって不足である場合
は、第2図に示すように、駆動片(1)の一端(11)
とバルブステム(2)とを、前者の動きを拡大するテコ
(7)を介して後者に伝えるようにとりつけるとよい。
図示した例では、およそ4倍に拡大される。
[作 用]
このバルブ開閉機構において、電流供給手段(4)から
第3図上段のような矩形波をもったパルス電流を電磁石
コイル(3)に供給したとすると、電磁石を構成する常
用の軟磁性コアはかなり高い周波数まで十分に応答でき
るから、駆動片に対してはパルス波形と実質を同じ磁界
が印加される。 超磁歪合金の応答性もまた高いから、
駆動片の伸縮はパルス波形に近いものとなる。 すなわ
ち、バルブステムの動きは第3図下段に示した形となる
。
第3図上段のような矩形波をもったパルス電流を電磁石
コイル(3)に供給したとすると、電磁石を構成する常
用の軟磁性コアはかなり高い周波数まで十分に応答でき
るから、駆動片に対してはパルス波形と実質を同じ磁界
が印加される。 超磁歪合金の応答性もまた高いから、
駆動片の伸縮はパルス波形に近いものとなる。 すなわ
ち、バルブステムの動きは第3図下段に示した形となる
。
内燃機関のバルブの場合、ピストンのストロークごとに
バルブが1回開閉するから、いま10゜ooorpmの
高速回転を考えても、バルブ開閉の頻度すなわち駆動片
が磁歪により伸縮すべき周波数は、167H2である。
バルブが1回開閉するから、いま10゜ooorpmの
高速回転を考えても、バルブ開閉の頻度すなわち駆動片
が磁歪により伸縮すべき周波数は、167H2である。
これは、もちろん上記したような磁歪材料で容易に実
現できる程度の周波数である。
現できる程度の周波数である。
[実 施 例]
第2図に示した構造の、自動車用ガソリンエンジンの排
気バルブ開閉機構を製作した。
気バルブ開閉機構を製作した。
超磁歪材料として、本発明者らが開発したTb×長さ2
00mの丸棒に仕上げて、軸方向の磁界が加わったとき
に伸長するようにした。 そのほぼ全長にわたって、そ
の周囲に若干の空隙を残して2000ターンのコイルを
巻いた。
00mの丸棒に仕上げて、軸方向の磁界が加わったとき
に伸長するようにした。 そのほぼ全長にわたって、そ
の周囲に若干の空隙を残して2000ターンのコイルを
巻いた。
テコは駆動片の伸縮を約4倍に拡大するものである。
バルブステムは、図示してないバネのツクで、駆動片が
伸長しないときはバルブがシート上に密着する方向に付
勢した。
バルブステムは、図示してないバネのツクで、駆動片が
伸長しないときはバルブがシート上に密着する方向に付
勢した。
ピストンをとり除き、シリンダー内から上記バルブ裏面
にセンサーを当てて、コイルに12V×IA(ピーク時
)のパルス電流を流した。 パルスはトランジスタ装買
で発生させたものであって、50H2で、電流の流れて
いる時間が1QmSeCS流れていない時間が10m5
ecの、はぼ完全な矩形波である。 センサーで検知し
たバルブの動きは、ストロークが約1.5跡、50Hz
で、第3図下段に示したようなものであった。
にセンサーを当てて、コイルに12V×IA(ピーク時
)のパルス電流を流した。 パルスはトランジスタ装買
で発生させたものであって、50H2で、電流の流れて
いる時間が1QmSeCS流れていない時間が10m5
ecの、はぼ完全な矩形波である。 センサーで検知し
たバルブの動きは、ストロークが約1.5跡、50Hz
で、第3図下段に示したようなものであった。
[発明の効果]
本発明のバルブ開閉機構は、磁歪の利用により、理想と
される矩形波に近い動きをバルブに与えることができる
。 在来のカムによる開閉機構とちがってバルブの動き
に無駄がないし、開動部分は全くないか、あってもテコ
の各点におけるわずかな囲動であって、摩耗は心配する
ほどのことにならない。
される矩形波に近い動きをバルブに与えることができる
。 在来のカムによる開閉機構とちがってバルブの動き
に無駄がないし、開動部分は全くないか、あってもテコ
の各点におけるわずかな囲動であって、摩耗は心配する
ほどのことにならない。
従って、このバルブ開閉機構は、例示した自動車ガソリ
ンエンジンの吸気、排気のバルブをはじめ、燃料噴射装
置のバルブそのほか、多くの適用面を見出すことができ
る。
ンエンジンの吸気、排気のバルブをはじめ、燃料噴射装
置のバルブそのほか、多くの適用面を見出すことができ
る。
第1図は、本発明のバルブ開閉機構の原理を説明するた
めの概念的な図である。 第2図は、本発明のバルブ開閉門構にテコをとり入れて
内燃機関の排気バルブに適用した例を示す、これも概念
的な断面図である。 第3図は、種々のバルブの動きを時間を横軸にとってあ
られしたグラフである。 1・・・超磁歪材料の駆動片 2・・・バルブステム
3・・・電磁石コイル 4・・・電流供給手段
5・・・バルブ本体 6・・・バルブシート
7・・・テ コ 特許出願人 人同特殊鋼株式会社代理人 弁
理士 須 賀 総 大筒1図 第2f!1
めの概念的な図である。 第2図は、本発明のバルブ開閉門構にテコをとり入れて
内燃機関の排気バルブに適用した例を示す、これも概念
的な断面図である。 第3図は、種々のバルブの動きを時間を横軸にとってあ
られしたグラフである。 1・・・超磁歪材料の駆動片 2・・・バルブステム
3・・・電磁石コイル 4・・・電流供給手段
5・・・バルブ本体 6・・・バルブシート
7・・・テ コ 特許出願人 人同特殊鋼株式会社代理人 弁
理士 須 賀 総 大筒1図 第2f!1
Claims (4)
- (1)超磁歪材料の棒からなる駆動片の一端を固定し他
端をバルブステムにとりつけ、この駆動片をとり囲んで
電磁石を設けるとともに電磁石へ磁界印加電流を供給す
る手段を付加してなり、印加された磁界に従う駆動片の
伸縮によってバルブステムを駆動するように構成したバ
ルブ開閉機構。 - (2)駆動片とバルブステムとを、前者の伸縮を拡大す
るテコを介して後者に伝えるようにとりつけた請求項1
のバルブ開閉機構。 - (3)内燃機関の排気または吸気のバルブに適用する請
求項1または2のバルブ開閉機構。 - (4)内燃機関の燃料噴射装置に適用する請求項1また
は2のバルブ開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29678988A JPH02142979A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | バルブ開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29678988A JPH02142979A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | バルブ開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142979A true JPH02142979A (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=17838151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29678988A Pending JPH02142979A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | バルブ開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02142979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0422675U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-25 |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP29678988A patent/JPH02142979A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0422675U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-25 |
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