JPH0214260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214260Y2 JPH0214260Y2 JP1986005269U JP526986U JPH0214260Y2 JP H0214260 Y2 JPH0214260 Y2 JP H0214260Y2 JP 1986005269 U JP1986005269 U JP 1986005269U JP 526986 U JP526986 U JP 526986U JP H0214260 Y2 JPH0214260 Y2 JP H0214260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- trough
- engaging
- trough body
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 33
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002990 reinforced plastic Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電力線、電話線等を収納するプラスチ
ツク製のトラフの改良に関するものである。
ツク製のトラフの改良に関するものである。
(従来の技術)
電力線、電話線等の地中配線又は地上配線等に
用いられる従来のプラスチツクトラフには配線を
区画するための仕切板を取付けるためには、従来
はトラフ本体の内部底面に仕切板取付用の溝を形
成したものと、トラフ本体の底面に隆起部を設け
てこの隆起部に仕切り板取付用の溝を形成したも
のが知られているが、前者にあつては底面の板厚
を厚くして溝部を形成しなければならぬうえに仕
切板の位置を自由に変えることができず、後者に
あつてはこのほか仕切板が不要のとき隆起部が邪
魔になり、また、電線収納空間も狭くなる等の問
題があつた。また、実開昭52−46297号公報には、
トラフ本体の底部と蓋体の裏面とにそれぞれ長手
方向の隆条を設けてこれに仕切板の上下端の係合
部を係合させるようにしたものも見られるが、こ
の場合も隆条位置が不変であるため仕切板の位置
を自由に変えることができないうえに幅方向の隆
起部がないので長いプラスチツク製のトラフ本体
は余程厚肉に成形しておかないと歪むおそれがあ
る。
用いられる従来のプラスチツクトラフには配線を
区画するための仕切板を取付けるためには、従来
はトラフ本体の内部底面に仕切板取付用の溝を形
成したものと、トラフ本体の底面に隆起部を設け
てこの隆起部に仕切り板取付用の溝を形成したも
のが知られているが、前者にあつては底面の板厚
を厚くして溝部を形成しなければならぬうえに仕
切板の位置を自由に変えることができず、後者に
あつてはこのほか仕切板が不要のとき隆起部が邪
魔になり、また、電線収納空間も狭くなる等の問
題があつた。また、実開昭52−46297号公報には、
トラフ本体の底部と蓋体の裏面とにそれぞれ長手
方向の隆条を設けてこれに仕切板の上下端の係合
部を係合させるようにしたものも見られるが、こ
の場合も隆条位置が不変であるため仕切板の位置
を自由に変えることができないうえに幅方向の隆
起部がないので長いプラスチツク製のトラフ本体
は余程厚肉に成形しておかないと歪むおそれがあ
る。
(考案が解決しようとする課題)
本考案が解決しようとするところは、前記のよ
うな問題点をなくし、仕切板の位置を自由に変え
ることができるうえに仕切板が不要のときに隆起
部が邪魔になることもなく、しかも、歪みの発生
のおそれもないプラスチツク製のトラフを目的と
して完成されたものである。
うな問題点をなくし、仕切板の位置を自由に変え
ることができるうえに仕切板が不要のときに隆起
部が邪魔になることもなく、しかも、歪みの発生
のおそれもないプラスチツク製のトラフを目的と
して完成されたものである。
(課題を解決するための手段)
前記のような課題を解決しようとする本考案
は、両側板部の内面下方の対向位置にそれぞれ保
持台係合用のリブを所要の間隔をおいて配設した
断面U字状のトラフ本体と、仕切板取付用の凹溝
を上面に配設するとともに両端に前記リブとの係
合部を設けた複数個のケーブル枕を兼ねる保持台
と、下端に前記保持台の凹溝に対応する凹状の切
欠部を設けた仕切板とよりなり、前記保持台を両
端の係合部をもつて前記トラフ本体のリブに係合
させてトラフ本体の底部に幅方向の隆起部を形成
するとともに、該保持台の前記凹溝に仕切板の切
欠部を係合させて前記トラフ本体内に仕切板をも
つて区画される長手方向に延びる隔室を形成した
ことを特徴とするものである。
は、両側板部の内面下方の対向位置にそれぞれ保
持台係合用のリブを所要の間隔をおいて配設した
断面U字状のトラフ本体と、仕切板取付用の凹溝
を上面に配設するとともに両端に前記リブとの係
合部を設けた複数個のケーブル枕を兼ねる保持台
と、下端に前記保持台の凹溝に対応する凹状の切
欠部を設けた仕切板とよりなり、前記保持台を両
端の係合部をもつて前記トラフ本体のリブに係合
させてトラフ本体の底部に幅方向の隆起部を形成
するとともに、該保持台の前記凹溝に仕切板の切
欠部を係合させて前記トラフ本体内に仕切板をも
つて区画される長手方向に延びる隔室を形成した
ことを特徴とするものである。
(実施例)
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
1は強化プラスチツク材よりなる断面U字状の
トラフ本体であり、該トラフ本体1の両側板部
2,2の内面には下方から上方に亘る補強用のリ
ブ3,3が所要の間隔をおいて対向させて設けら
れている。なお、本実施例ではトラフ本体1の前
後端部に1条のリブ3が、その中間寄りには2条
のリブ3が設けられている。4,4は仕切板係合
用の凹溝5を上面に設けたケーブル枕を兼ねる仕
切板取付用の保持台で、各保持台4の左右両端に
は前記リブ3の下方と係合する係合部6が設けら
れている。この係合部6は保持台4の左右両端の
太さを2条のリブ3の間に介入できるものに形成
した嵌込係合部6aと、保持台4の左右両端面を
切欠してリブ3を係合する仕切係合部6bとの2
つのものを設けてあり、2条のリブ3にあつては
図示のように嵌込係合部6aをもつてリブ3に係
合し、1条のリブ3には切欠係合部6bをもつて
係合できるものとしている。7はトラフ本体1の
内部空間を長手方向に区画して電線の種類に応じ
て配線を区分する仕切板であり、該仕切板7は下
端に設けた凹状の切欠部8を前記保持台4の凹溝
5に係合して取付けられている。なお、9はトラ
フ本体1の上部開口を施蓋する強化プラスチツク
材よりなるトラフカバー、10,11はトラフ本
体1を多数連結して使用できるものとするためト
ラフ本体1の前後端部に形成した連結部である。
トラフ本体であり、該トラフ本体1の両側板部
2,2の内面には下方から上方に亘る補強用のリ
ブ3,3が所要の間隔をおいて対向させて設けら
れている。なお、本実施例ではトラフ本体1の前
後端部に1条のリブ3が、その中間寄りには2条
のリブ3が設けられている。4,4は仕切板係合
用の凹溝5を上面に設けたケーブル枕を兼ねる仕
切板取付用の保持台で、各保持台4の左右両端に
は前記リブ3の下方と係合する係合部6が設けら
れている。この係合部6は保持台4の左右両端の
太さを2条のリブ3の間に介入できるものに形成
した嵌込係合部6aと、保持台4の左右両端面を
切欠してリブ3を係合する仕切係合部6bとの2
つのものを設けてあり、2条のリブ3にあつては
図示のように嵌込係合部6aをもつてリブ3に係
合し、1条のリブ3には切欠係合部6bをもつて
係合できるものとしている。7はトラフ本体1の
内部空間を長手方向に区画して電線の種類に応じ
て配線を区分する仕切板であり、該仕切板7は下
端に設けた凹状の切欠部8を前記保持台4の凹溝
5に係合して取付けられている。なお、9はトラ
フ本体1の上部開口を施蓋する強化プラスチツク
材よりなるトラフカバー、10,11はトラフ本
体1を多数連結して使用できるものとするためト
ラフ本体1の前後端部に形成した連結部である。
(作用)
このように構成されたものは、トラフ本体1を
その上端が地表と同一面となるように地中に埋設
し、仕切板7をもつて区画されたトラフ本体1内
に夫々所定のケーブルを保持台4をケーブル枕と
して収納し、トラフ本体1の上部開口をトラフカ
バー9をもつて施蓋して使用するものであるが、
本考案によれば、仕切板7を取付けるための保持
台4はその左右両端に設けた係合部6,6をトラ
フ本体1の両側板部2,2の内面下方に対向させ
て設けたリブ3に係合して取付けた着脱自在なも
のであるので、仕切板7が不要の場合には該仕切
板7の下端に設けた仕切部8の保持台4に設けた
凹溝5への係合を解除して該仕切板7を取り除い
たのち保持台4を取り除けば、電線等の収納空間
を広くすることができる。また、保持台4も自由
に交換できるものであるので、凹溝5の間隔が異
なる種々の保持台4を用意することにより仕切板
7の取付位置を夫々の用途に応じて容易に変更で
きる利点もある。しかも、保持台4がケーブル枕
を兼ねているので、別にケーブル枕を組み込まな
くてもケーブルが底面に接触することがなく、従
つて、トラフ本体1内に雨水等が侵入するおそれ
のある個所においても使用できるものであり、ま
た、保持台4は幅方向の隆起部としてトラフ本体
1内の底部に所要間隔をおいて配置されるので、
トラフ本体1の肉厚を特別厚くしなくても歪むお
それがない。
その上端が地表と同一面となるように地中に埋設
し、仕切板7をもつて区画されたトラフ本体1内
に夫々所定のケーブルを保持台4をケーブル枕と
して収納し、トラフ本体1の上部開口をトラフカ
バー9をもつて施蓋して使用するものであるが、
本考案によれば、仕切板7を取付けるための保持
台4はその左右両端に設けた係合部6,6をトラ
フ本体1の両側板部2,2の内面下方に対向させ
て設けたリブ3に係合して取付けた着脱自在なも
のであるので、仕切板7が不要の場合には該仕切
板7の下端に設けた仕切部8の保持台4に設けた
凹溝5への係合を解除して該仕切板7を取り除い
たのち保持台4を取り除けば、電線等の収納空間
を広くすることができる。また、保持台4も自由
に交換できるものであるので、凹溝5の間隔が異
なる種々の保持台4を用意することにより仕切板
7の取付位置を夫々の用途に応じて容易に変更で
きる利点もある。しかも、保持台4がケーブル枕
を兼ねているので、別にケーブル枕を組み込まな
くてもケーブルが底面に接触することがなく、従
つて、トラフ本体1内に雨水等が侵入するおそれ
のある個所においても使用できるものであり、ま
た、保持台4は幅方向の隆起部としてトラフ本体
1内の底部に所要間隔をおいて配置されるので、
トラフ本体1の肉厚を特別厚くしなくても歪むお
それがない。
(考案の効果)
本考案は以上の説明によつても明らかなよう
に、仕切板取付用のケーブル枕を兼ねる保持台を
その両端に設けた係合部をもつてトラフ本体の両
側板部の内面下方に対向させて配設したリブに係
合させることにより着脱自在に取付け、この保持
台に仕切板を取付けできるので、仕切板を必要な
ときに必要とする間隔で取りつけて長手方向に延
びる所要の隔室を形成できるものであり、しか
も、保持台によりケーブルが底面に接触すること
もなくすので雨水等が侵入するおそれのない個所
においても使用するうえに便利であり、また、保
持台がトラフ本体を補強するので歪むおそれもな
いなどおおくの利点があり、従来のこの種トラフ
の問題点を一挙に解消でき、トラフ本体と保持台
と仕切板はいずれも簡単な構造であるから金型代
も安価で容易に量産できる利点と相俟ち、その実
用的価値は極めて大なものである。
に、仕切板取付用のケーブル枕を兼ねる保持台を
その両端に設けた係合部をもつてトラフ本体の両
側板部の内面下方に対向させて配設したリブに係
合させることにより着脱自在に取付け、この保持
台に仕切板を取付けできるので、仕切板を必要な
ときに必要とする間隔で取りつけて長手方向に延
びる所要の隔室を形成できるものであり、しか
も、保持台によりケーブルが底面に接触すること
もなくすので雨水等が侵入するおそれのない個所
においても使用するうえに便利であり、また、保
持台がトラフ本体を補強するので歪むおそれもな
いなどおおくの利点があり、従来のこの種トラフ
の問題点を一挙に解消でき、トラフ本体と保持台
と仕切板はいずれも簡単な構造であるから金型代
も安価で容易に量産できる利点と相俟ち、その実
用的価値は極めて大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同じく分解状態で示す一部切欠斜視
図である。 1:トラフ本体、2:側板部、3:リブ、4:
保持台、5:凹溝、6:係合部、7:仕切板、
8:切欠部。
図、第2図は同じく分解状態で示す一部切欠斜視
図である。 1:トラフ本体、2:側板部、3:リブ、4:
保持台、5:凹溝、6:係合部、7:仕切板、
8:切欠部。
Claims (1)
- 両側板部2,2の内面下方の対向位置にそれぞ
れ保持台係合用のリブ3を所要の間隔をおいて配
設した断面U字状のトラフ本体1と、仕切板取付
用の凹溝5を上面に配設するとともに両端に前記
リブ3との係合部6,6を設けた複数個のケーブ
ル枕を兼ねる保持台4と、下端に前記保持台4の
凹溝5に対応する凹状の切欠部8を設けた仕切板
7とよりなり、前記保持台4を両端の係合部6,
6をもつて前記トラフ本体1のリブ3に係合させ
てトラフ本体1の底部に幅方向の隆起部を形成す
るとともに、該保持台4の前記凹溝5に仕切板7
の切欠部8を係合させて前記トラフ本体1内に仕
切板7をもつて区画される長手方向に延びる隔室
を形成したことを特徴とするトラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986005269U JPH0214260Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986005269U JPH0214260Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62119117U JPS62119117U (ja) | 1987-07-29 |
JPH0214260Y2 true JPH0214260Y2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=30786693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986005269U Expired JPH0214260Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0214260Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200452176Y1 (ko) * | 2008-09-29 | 2011-02-10 | 주식회사 넥스코 | 케이블 격벽재 |
JP7360312B2 (ja) * | 2019-12-11 | 2023-10-12 | 古河電気工業株式会社 | 漏洩同軸ケーブル敷設構造、漏洩同軸ケーブルの敷設方法、漏洩同軸ケーブルを収納するトラフ本体及び漏洩同軸ケーブル敷設構造を用いた通信方法並びに通信システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5246297B2 (ja) * | 1974-06-27 | 1977-11-24 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5246297U (ja) * | 1975-08-26 | 1977-04-01 | ||
JPS57139213U (ja) * | 1981-02-24 | 1982-08-31 |
-
1986
- 1986-01-18 JP JP1986005269U patent/JPH0214260Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5246297B2 (ja) * | 1974-06-27 | 1977-11-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62119117U (ja) | 1987-07-29 |
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