JPH02127992A - アルミニウム製熱交換器 - Google Patents
アルミニウム製熱交換器Info
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- JPH02127992A JPH02127992A JP27930088A JP27930088A JPH02127992A JP H02127992 A JPH02127992 A JP H02127992A JP 27930088 A JP27930088 A JP 27930088A JP 27930088 A JP27930088 A JP 27930088A JP H02127992 A JPH02127992 A JP H02127992A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/28—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950 degrees C
- B23K35/286—Al as the principal constituent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明に係るアルミニウム製熱交換器は、自動車用エ
ンジンの冷却水を放熱する為のラジェータ、或は暖房用
のヒータコア等として利用される。
ンジンの冷却水を放熱する為のラジェータ、或は暖房用
のヒータコア等として利用される。
(従来の技術)
例えば自動車用エンジンの冷却水を放熱する為のラジェ
ータとして、第1図に示す様な熱交換器1が使用されて
いる。
ータとして、第1図に示す様な熱交換器1が使用されて
いる。
この熱交換器1は、多数の通液管2.2とフィン3.3
とから成るコア部4の両端部に座板5.5を取り付け、
この座板5.5により上記コア部4と1対のタンク6.
6とを接合しており、一方のタンク6から他方のタンク
6に向けて多数の通液管2.2内を流れる冷却水と、コ
ア部4を通過する空気との間で熱交換を行なわせる事で
、上記冷却水の放熱を行なう様に構成している。
とから成るコア部4の両端部に座板5.5を取り付け、
この座板5.5により上記コア部4と1対のタンク6.
6とを接合しており、一方のタンク6から他方のタンク
6に向けて多数の通液管2.2内を流れる冷却水と、コ
ア部4を通過する空気との間で熱交換を行なわせる事で
、上記冷却水の放熱を行なう様に構成している。
ところで、上述の様な熱交換器をアルミニウム合金によ
り造る場合、それぞれがアルミニウム合金により造られ
た通液管2.2とフィン3.3、及び座板5.5とを(
タンク6.6もアルミニウム合金製とする場合には、タ
ンク6.6も併せて)液密にろう付けする必要がある。
り造る場合、それぞれがアルミニウム合金により造られ
た通液管2.2とフィン3.3、及び座板5.5とを(
タンク6.6もアルミニウム合金製とする場合には、タ
ンク6.6も併せて)液密にろう付けする必要がある。
この為従来から、例えば特開昭59−44593号公報
等に開示されている様に、上記各部材2.3.5を、そ
れぞれアルミニウム合金製の芯材の表面に、珪素(Si
’)を多く含むアルミニウム合金製のろう材を被覆した
、所謂クラツド材とし、第2図に示す様に仮組み付けさ
れた上記各部材2.3.5を、加熱炉中で加熱し、上記
ろう材を溶融させる事で、各部材2.3.5同士をろう
付は接合する事が、−a的に行なわれている。
等に開示されている様に、上記各部材2.3.5を、そ
れぞれアルミニウム合金製の芯材の表面に、珪素(Si
’)を多く含むアルミニウム合金製のろう材を被覆した
、所謂クラツド材とし、第2図に示す様に仮組み付けさ
れた上記各部材2.3.5を、加熱炉中で加熱し、上記
ろう材を溶融させる事で、各部材2.3.5同士をろう
付は接合する事が、−a的に行なわれている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、従来のアルミニウム製熱交換器の場合、各部
材2.3.5を構成するアルミニウム板表面のろう材を
、何れも同じ材質、例えばJIS 4343材としてい
た為、次に述べる様な不都合を生じた。
材2.3.5を構成するアルミニウム板表面のろう材を
、何れも同じ材質、例えばJIS 4343材としてい
た為、次に述べる様な不都合を生じた。
即ち、各通液管2.2を構成するアルミニウム板と、座
板5.5を構成するアルミニウム板とは、通常の場合板
厚が異なり、例えば通液管2.2を構成するアルミニウ
ム板の板厚が0.34mm程度であるのに対し、座板5
.5を構成するアルミニウム板の板厚は、0.6mm程
度と、通液管2.2を構成するアルミニウム板よりも相
当に厚くなる。
板5.5を構成するアルミニウム板とは、通常の場合板
厚が異なり、例えば通液管2.2を構成するアルミニウ
ム板の板厚が0.34mm程度であるのに対し、座板5
.5を構成するアルミニウム板の板厚は、0.6mm程
度と、通液管2.2を構成するアルミニウム板よりも相
当に厚くなる。
この様に、板厚が大きく異なるアルミニウム板を、(、
QL−の加熱炉中で)同じ条件で加熱した場合、温度上
昇に差が生じる場合がある。
QL−の加熱炉中で)同じ条件で加熱した場合、温度上
昇に差が生じる場合がある。
例えば本発明者の実験によると、加熱炉内の温度を急激
に上昇させた場合には、通液管2.2を構成する為の、
厚さが0.34mm程度のアルミニウム合金製の板材の
温度が、第3図に実線aで示す様に上昇したのに対し、
座板5.5を構成する為の、厚さが0.6+nm程度の
アルミニウム合金製の板材の温度は、同図に破線すで示
す様に上昇し、通常のろう付は温度である600℃前後
の温度になっても、両板材の間に10〜20℃前後の温
度差が生じた。この様に、板厚が異なる2種類のアルミ
ニウム合金製板材の間に大きな温度差が生じた場合、両
板材の表面に被覆されたろう材の溶融程度に差が生じる
事が避けられず、両板材のろう付けが不良となり易い。
に上昇させた場合には、通液管2.2を構成する為の、
厚さが0.34mm程度のアルミニウム合金製の板材の
温度が、第3図に実線aで示す様に上昇したのに対し、
座板5.5を構成する為の、厚さが0.6+nm程度の
アルミニウム合金製の板材の温度は、同図に破線すで示
す様に上昇し、通常のろう付は温度である600℃前後
の温度になっても、両板材の間に10〜20℃前後の温
度差が生じた。この様に、板厚が異なる2種類のアルミ
ニウム合金製板材の間に大きな温度差が生じた場合、両
板材の表面に被覆されたろう材の溶融程度に差が生じる
事が避けられず、両板材のろう付けが不良となり易い。
加熱炉内の温度上昇を緩やかにした場合には、厚さが0
.34mm程度のアルミニウム合金製の板材の温度が、
第4図に実線Cで示す様に上昇したのに対し、厚さが0
.6mn+程度のアルミニウム合金製の板材の温度は、
同図に破線dで示す様に上昇し、両板材の間には、ろう
材の溶融温度付近でも、最大でも5℃前後の温度差しか
生じる事がなく、両板材のろう付けを良好に行なえる事
を確認出来たが、加熱炉内の温度上昇を緩やかにした場
合、ろう付は作業に要する時間が長くなり、製造作業の
能率化を妨げる外、連続炉の場合、炉の全長を長くする
等、設備の大型化を招来してしまう。
.34mm程度のアルミニウム合金製の板材の温度が、
第4図に実線Cで示す様に上昇したのに対し、厚さが0
.6mn+程度のアルミニウム合金製の板材の温度は、
同図に破線dで示す様に上昇し、両板材の間には、ろう
材の溶融温度付近でも、最大でも5℃前後の温度差しか
生じる事がなく、両板材のろう付けを良好に行なえる事
を確認出来たが、加熱炉内の温度上昇を緩やかにした場
合、ろう付は作業に要する時間が長くなり、製造作業の
能率化を妨げる外、連続炉の場合、炉の全長を長くする
等、設備の大型化を招来してしまう。
本発明のアルミニウム製熱交換器は、通液管を構成する
為のアルミニウム板の表面に被覆したろう材と、座板を
構成する為のアルミニウム板の表面に被覆したろう材と
を異ならせる事で、上述の様な不都合を解消するもので
ある。
為のアルミニウム板の表面に被覆したろう材と、座板を
構成する為のアルミニウム板の表面に被覆したろう材と
を異ならせる事で、上述の様な不都合を解消するもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明のアルミニウム製熱交換器は、前述した従来のア
ルミニウム製熱交換器と同様に、表面に第一のろう材を
被覆した第一のアルミニウム板製の通液管の端部を、表
面に第二のろう材を被覆し、上記第一のアルミニウム板
よりも厚い第二のアルミニウム板製の座板に対しろう付
けする事で構成されている。
ルミニウム製熱交換器と同様に、表面に第一のろう材を
被覆した第一のアルミニウム板製の通液管の端部を、表
面に第二のろう材を被覆し、上記第一のアルミニウム板
よりも厚い第二のアルミニウム板製の座板に対しろう付
けする事で構成されている。
更に、本発明のアルミニウム製熱交換器に於いては、上
記第一のろう材を、アルミニウムを主成分とし、珪素を
6.8〜8.2%(木明細書に於いて混合割合を示す場
合、総て重量%である。)含むアルミニウム合金とし、
上記第二のろう材を、アルミニウムを主成分とし、珪素
を9.0〜13.0%含むアルミニウム合金としている
。
記第一のろう材を、アルミニウムを主成分とし、珪素を
6.8〜8.2%(木明細書に於いて混合割合を示す場
合、総て重量%である。)含むアルミニウム合金とし、
上記第二のろう材を、アルミニウムを主成分とし、珪素
を9.0〜13.0%含むアルミニウム合金としている
。
(作 用)
上述の様に構成される本発明のアルミニウム製熱交換器
の場合、珪素を多く含む第二のろう材の溶融温度が、珪
素の含有量が少ない第一のろう材の溶融温度よりも低く
なり、それに伴なって最適ろう付は温度も低くなる。
の場合、珪素を多く含む第二のろう材の溶融温度が、珪
素の含有量が少ない第一のろう材の溶融温度よりも低く
なり、それに伴なって最適ろう付は温度も低くなる。
この為、加熱炉内での温度上昇が急激に行なわれ、その
結果比較的板厚の大きな第二のアルミニウム板の温度上
昇が、板厚の小さな第一のアルミニウム板の温度上昇よ
りも遅れた場合でも、第第二の両アルミニウム板表面を
被覆した第第二のろう材が、何れも同じ様に溶は出して
、第一、第二の両アルミニウム板同士のろう付けが良好
に行なわれる。
結果比較的板厚の大きな第二のアルミニウム板の温度上
昇が、板厚の小さな第一のアルミニウム板の温度上昇よ
りも遅れた場合でも、第第二の両アルミニウム板表面を
被覆した第第二のろう材が、何れも同じ様に溶は出して
、第一、第二の両アルミニウム板同士のろう付けが良好
に行なわれる。
(実験例)
次に、本発明の効果を確認する為に行なった実験に就い
て説明する。
て説明する。
実験は何れも、第2図に示した様に、何れもアルミニウ
ム合金製の板により造られた、通液管2と座板5とタン
ク6とを仮組み付けした後、これらの部材2.5.6を
加熱炉内で加熱してろう付けを行ない、ろう付は性の良
否を目視で観察する事で行なった。
ム合金製の板により造られた、通液管2と座板5とタン
ク6とを仮組み付けした後、これらの部材2.5.6を
加熱炉内で加熱してろう付けを行ない、ろう付は性の良
否を目視で観察する事で行なった。
加熱炉内は、露点が一30℃以下の窒素雰囲気とし、所
定時間でこの加熱炉内を620℃に迄加熱した。
定時間でこの加熱炉内を620℃に迄加熱した。
上記各部材2.5.6としては、何れも、芯材であるJ
IS 3003材(Siを0.6%以下、Feを0゜7
%以下、Cuを0.05〜0.20%、Mnを1゜o〜
i、s%、Znを0.10%以下含み、残りをAIと不
可避不純物としたアルミニウム合金)の表面に、10%
のクラツド率(全体の厚さに対するろう材の厚さの割合
)でろう材を被覆したものを用いた0通液管2を構成す
るアルミニウム板の厚さは0.34mm、座板5とタン
ク6とを構成するアルミニウム板の厚さは、それぞれ0
.6mmとした。
IS 3003材(Siを0.6%以下、Feを0゜7
%以下、Cuを0.05〜0.20%、Mnを1゜o〜
i、s%、Znを0.10%以下含み、残りをAIと不
可避不純物としたアルミニウム合金)の表面に、10%
のクラツド率(全体の厚さに対するろう材の厚さの割合
)でろう材を被覆したものを用いた0通液管2を構成す
るアルミニウム板の厚さは0.34mm、座板5とタン
ク6とを構成するアルミニウム板の厚さは、それぞれ0
.6mmとした。
又、ろう付けする部分に塗布するフラックスとしては、
ノコロックフラックス(商品名)を使用した。
ノコロックフラックス(商品名)を使用した。
a、実施例1
通液管2を構成するアルミニウム板の表面を覆うろう材
として、最適ろう付は温度が590〜605℃であるJ
IS 4343材(Stを6.8〜8.2%、Feを0
.8%以下、Cuを0.25%以下、Mnを0.10%
以下、Znを0.20%以下含み、残りを^lと不可避
不純物としたアルミニウム合金)を、座板5とタンク6
とを構成するアルミニウム板の表面を覆うろう材として
、最適ろう付は温度が600〜620℃であるJIS
4045材(Stを9゜0〜13.0%、Feを0.8
%以下、Cuを0.30%以下、Mnを0.05%以下
、Mgを0.05%以下、Znを0.10%以下含み、
残りをAtと不可避不純物としたアルミニウム合金)を
、それぞれ使用した。
として、最適ろう付は温度が590〜605℃であるJ
IS 4343材(Stを6.8〜8.2%、Feを0
.8%以下、Cuを0.25%以下、Mnを0.10%
以下、Znを0.20%以下含み、残りを^lと不可避
不純物としたアルミニウム合金)を、座板5とタンク6
とを構成するアルミニウム板の表面を覆うろう材として
、最適ろう付は温度が600〜620℃であるJIS
4045材(Stを9゜0〜13.0%、Feを0.8
%以下、Cuを0.30%以下、Mnを0.05%以下
、Mgを0.05%以下、Znを0.10%以下含み、
残りをAtと不可避不純物としたアルミニウム合金)を
、それぞれ使用した。
これらのろう材を被覆したアルミニウム板製の各部材2
.5.6を第2図に示した状態に仮組み付けし、加熱炉
中で15分間かけて加熱、ろう付けした所、各部材2.
5.6を、良好にろう付けする事が出来た。
.5.6を第2図に示した状態に仮組み付けし、加熱炉
中で15分間かけて加熱、ろう付けした所、各部材2.
5.6を、良好にろう付けする事が出来た。
b、実施例2
通液管2を構成するアルミニウム板の表面を覆うろう材
として、JIS 4343材を、座板5を構成するアル
ミニウム板の表面を覆うろう材として、JIS 404
5材を、タンク6を構成するアルミニウム板の表面を覆
うろう材として、最適ろう付は温度が、JIS 404
5材よりも少し低いJIS 4047材(Siを11.
0〜13.0%、Feを0.8%以下、Cuを0.30
%以下、Mnを0.15%以下、Mgを0810%以下
、Znを0.20%以下含み、残りを雇と不可避不純物
としたアルミニウム合金)を、それぞれ使用した。
として、JIS 4343材を、座板5を構成するアル
ミニウム板の表面を覆うろう材として、JIS 404
5材を、タンク6を構成するアルミニウム板の表面を覆
うろう材として、最適ろう付は温度が、JIS 404
5材よりも少し低いJIS 4047材(Siを11.
0〜13.0%、Feを0.8%以下、Cuを0.30
%以下、Mnを0.15%以下、Mgを0810%以下
、Znを0.20%以下含み、残りを雇と不可避不純物
としたアルミニウム合金)を、それぞれ使用した。
これらのろう材を被覆したアルミニウム板製の各部材2
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で14分間かけて加
熱、ろう付けした所、各部材2.5.6を、良好にろう
付けする事が出来た。
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で14分間かけて加
熱、ろう付けした所、各部材2.5.6を、良好にろう
付けする事が出来た。
C1比較例1
通液管2、座板5、タンク6を構成するアルミニウム板
の表面を覆うろう材として、何れもJIS4343材を
使用した。
の表面を覆うろう材として、何れもJIS4343材を
使用した。
これらのろう材を被覆したアルミニウム板製の各部材2
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で15分間かけて加
熱、ろう付けした所、通液管2と座板5との接合部の複
数個所に於いて、ろう付は不良が生じた。
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で15分間かけて加
熱、ろう付けした所、通液管2と座板5との接合部の複
数個所に於いて、ろう付は不良が生じた。
d、比較例2
通液管2、座板5、タンク6を構成するアルミニウム板
の表面を覆うろう材として、何れもJIS4045材を
使用した。
の表面を覆うろう材として、何れもJIS4045材を
使用した。
これらのろう材を被覆したアルミニウム板製の各部材2
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で15分間かけて加
熱、ろう付けした所、通液管2の一部にくわれが生じた
。
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で15分間かけて加
熱、ろう付けした所、通液管2の一部にくわれが生じた
。
e、比較例3
通液管2、座板5、タンク6を構成するアルミニウム板
の表面を覆うろう材として、何れもJIS4343材を
使用した。
の表面を覆うろう材として、何れもJIS4343材を
使用した。
これらのろう材を被覆したアルミニウム板製の各部材2
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で20分間かけて加
熱、ろう付けした所、各部材2.5.6を、良好にろう
付けする事が出来た。
.5.6を仮組み付けし、加熱炉中で20分間かけて加
熱、ろう付けした所、各部材2.5.6を、良好にろう
付けする事が出来た。
これら実施例1〜2と比較例1〜3とを別表に示したが
、これら合計5つの実験例から明らかな通り、従来は長
い時間かけなければ良好なろう付けが行なえなかったも
のが、本発明の場合、短い時間で良好なろう付けを行な
える様になる。
、これら合計5つの実験例から明らかな通り、従来は長
い時間かけなければ良好なろう付けが行なえなかったも
のが、本発明の場合、短い時間で良好なろう付けを行な
える様になる。
(発明の効果)
本発明のアルミニウム製熱交換器は、以上に述べた通り
、ろう付けに要する時間が短くても、各4゜ 部のろう付けを良好に行なう事が出来、熱交換器製作の
効率化、製造時に要する熱エネルギの節減、製造設僅の
小型化を図る事が出来、安価なアルミニウム製熱交換器
を提供する事が出来る。
、ろう付けに要する時間が短くても、各4゜ 部のろう付けを良好に行なう事が出来、熱交換器製作の
効率化、製造時に要する熱エネルギの節減、製造設僅の
小型化を図る事が出来、安価なアルミニウム製熱交換器
を提供する事が出来る。
第1図は本発明の対象となるアルミニウム製熱交換器の
1例を示す略正面図、第2図は第1図のA部拡大断面図
、第3図は温度を急激に上昇させた場合の、第4図は温
度を緩やかに上昇させた場合の、それぞれ通液管と座板
との温度上昇を示す線図である。 1:熱交換器、2:通液管、3:フィン、4:コア部、
5:座板、6:タンク。 特許出願人 カルソニック株式会社 代 理 人 小 山 欽 造(ばか1名)第 図 第 ? 図 第 図 特蘭C介)
1例を示す略正面図、第2図は第1図のA部拡大断面図
、第3図は温度を急激に上昇させた場合の、第4図は温
度を緩やかに上昇させた場合の、それぞれ通液管と座板
との温度上昇を示す線図である。 1:熱交換器、2:通液管、3:フィン、4:コア部、
5:座板、6:タンク。 特許出願人 カルソニック株式会社 代 理 人 小 山 欽 造(ばか1名)第 図 第 ? 図 第 図 特蘭C介)
Claims (1)
- (1) 表面に第一のろう材を被覆した第一のアルミニ
ウム板製の通液管の端部を、表面に第二のろう材を被覆
し、上記第一のアルミニウム板よりも厚い第二のアルミ
ニウム板製の座板に対しろう付けして成るアルミニウム
製熱交換器に於いて、上記第一のろう材を、アルミニウ
ムを主成分とし、珪素を6.8〜8.2重量%含むアル
ミニウム合金とし、上記第二のろう材を、アルミニウム
を主成分とし、珪素を9.0〜13.0重量%含むアル
ミニウム合金とした事を特徴とする、アルミニウム製熱
交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27930088A JPH02127992A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | アルミニウム製熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27930088A JPH02127992A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | アルミニウム製熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127992A true JPH02127992A (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=17609249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27930088A Pending JPH02127992A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | アルミニウム製熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02127992A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0682224A1 (en) * | 1994-05-12 | 1995-11-15 | Zexel Corporation | Heat exchanger |
FR2801233A1 (fr) * | 1999-11-24 | 2001-05-25 | Valeo Thermique Moteur Sa | Procede de brassage d'un echangeur de chaleur a tubes plies et echangeur de chaleur obtenu |
JP2007144470A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Showa Denko Kk | 熱交換器の製造方法 |
JP2020186831A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器、ヒートポンプ装置および熱交換器の製造方法 |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP27930088A patent/JPH02127992A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0682224A1 (en) * | 1994-05-12 | 1995-11-15 | Zexel Corporation | Heat exchanger |
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WO2020230738A1 (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器、ヒートポンプ装置および熱交換器の製造方法 |
EP3960349A4 (en) * | 2019-05-10 | 2022-08-03 | Daikin Industries, Ltd. | HEAT EXCHANGER, HEAT PUMP DEVICE AND METHOD OF MANUFACTURING A HEAT EXCHANGER |
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