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JPH02127693A - 音源装置 - Google Patents

音源装置

Info

Publication number
JPH02127693A
JPH02127693A JP63281643A JP28164388A JPH02127693A JP H02127693 A JPH02127693 A JP H02127693A JP 63281643 A JP63281643 A JP 63281643A JP 28164388 A JP28164388 A JP 28164388A JP H02127693 A JPH02127693 A JP H02127693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
n0te
polyphonic
sound source
value
note information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63281643A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoaki Matsumoto
松本 直明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP63281643A priority Critical patent/JPH02127693A/ja
Priority to US07/431,738 priority patent/US5025701A/en
Publication of JPH02127693A publication Critical patent/JPH02127693A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外部からノート情報(楽音データ)を入力し
て楽音を発音する音源モジュールタイプの音源装置に係
り、さらに詳しくは複数の音源モジュールを接続した場
合に1台の音源楽器として連動して動作させることが可
能な音源装置に関する。
〔従来の技術〕
阿IDI  (Musical  In5tru+++
ent  Digital  Interface)方
式の出現と、デジタル信号処理を用いた電子楽器の発展
により、複数の電子楽器をMIDIで相互に接続し、同
期させて演奏動作を行わせることが可能となっている。
特に、そのような同期演奏を目的として、鍵盤等の演奏
部を除いた音源モジュールタイプの電子楽器が多々開発
されており、このような音源モジュールを複数接続する
ことにより、高度な演奏効果を得ることが可能となって
いる。
上記のような音源モジュールにおいては、外部に鍵盤等
を接続し、そこから入力するN0TE ONデータcノ
ートオンデータ;発音指示データ)又はN0TE OF
Fデータ(ノートオフデータ;消音指示データ)等のM
IDIデータを受信することにより、楽音の発音又は消
音等の発音制御を行う。この場合、音源モジュール単体
では、通常、時分割処理により複数の楽音を並列して発
音させることが可能であり、8〜16音程度のポリフォ
ニック数を有する音源モジュールが一般的である。そし
て、このような音源モジュールをMIDIにより複数台
接続して使用する場合、各音源モジュールが各MIDI
データを独立して受信することにより、複数の音源モジ
ュールを同期させて演奏させることが可能である。この
場合、8〜16音ポリフオニツクの各音源モジュールが
並列して独立して発音動作を行うことになる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来例では、複数の音源モジュールが並列
に演奏動作されるだけであり、音源モジュールを拡張接
続し、複数台の音源モジュールを1台の音源モジュール
として使用するようなことはできないという問題点を有
している。
二のような問題点に対して、音源モジュール毎に発音す
る音域を指定し、外部から入力するN0TENo、  
(ノートナンバー;音階)により、発音の有無を決定し
て音源の拡張性を図った従来例があるが、このタイプで
は、演奏する音域によって発音を行う音源モジュールが
決定されてしまい、ある音域を多用するような演奏にお
いては、1台の音源モジュールあたりのポリフォニック
数をオーバーしてしまい、それ以上は発音不可能となっ
てしまって、自由度の狭い演奏しか行えないという問題
点を有している。
また、偶数番号のN0TE No、と、奇数番号のN0
TENo、とで、別々の音源で発音を行わせる従来例も
あるが、この場合も演奏形態によっては、偶数番号のN
0TE No、ばかりが指定された場合には、前記音域
指定による場合と同様の問題点が発生する。
本発明の課題は、複数の音源モジュールを接続すること
により、発音される楽音のポリフォニック数を接続台数
に応じて拡張することを可能にし、特に各音源モジュー
ル毎に簡単な操作でポリフォニック数の設定を可能にす
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段〕 本発明は、外部からノート情報を受信可能で、該ノート
情報により楽音の発音制御が可能な音源装置を前提とす
る。この場合、各音源装置は、例えばMIDIにより相
互に接続され、また、例えばそのうちの1台が鍵盤等の
演奏部を有し、そこでの演奏動作により演奏部から出力
されるノート情報に基づいて自己の音源及び外部に接続
される音源モジュールを制御するような構成にできる。
上記音源モジュールにおいて、まず、ポリフォニック領
域指定手段は、複数のポリフォニックチャンネルからな
る第1のポリフォニック領域内で、第2のポリフォニッ
ク領域を機器番号を指定することにより指定する手段で
ある。ここで、ポリフォニックチャンネルとは、楽音を
発音する場合に複数の音階で同時に発音可能とするため
の複数の発音チャンネルのことをいう。例えば、ポリフ
ォニック数(同時発音可能数)を64まで可能とした場
合、第1のポリフォニック領域は、第1チャンネルから
第64チヤンネルまでをいう。そして、第2のポリフォ
ニック領域とは、上記チャンネル範囲のうち、例えば第
9チヤンネルから第16チヤンネルまでをいう。そして
、この例の場合、ポリフォニック領域指定手段は、例え
ば機器番号1を指定すると第1〜第8チヤンネルの第2
のポリフォニック領域が指定され、機器番号2を指定す
ると第9〜第16チヤンネルの第2のポリフォニック領
域が指定されるというように、機器番号を入力するだけ
で自動的に第2のポリフォニック領域が指定される手段
であり、例えばカーソルスイッチとLCD等の表示装置
および、指定された機器番号から第2のポリフォニック
領域の上限値と下限値を演算する演算手段である。
次に、ノート情報記憶手段は、前記第1のポリフォニッ
ク領域内の各ポリフォニックチャンネル毎にノート情報
を記憶する手段である。同手段は、例えば前記第1チヤ
ンネルから第64チヤンネルに対応する各アドレスに、
ノートナンバー又は消音中であることを示すコードその
他の情報を記憶可能なメモリである。
続いて、ポリフォニックチャンネル制御手段は、ノート
情報を受信した場合に、所定の規則に従ってノート情報
記憶手段上の前記第1のポリフォニック領域内のポリフ
ォニックチャンネルのノート情報を更新する手段である
。同手段は、例えばノートオン(発音指示)データを受
信した場合に、前記ノート情報記憶手段上の第1チヤン
ネルから第64チヤンネルに対応する各アドレスのうち
、現在空いているチャンネル又は消音中のチャンネルに
、若いアドレスから順にノートオンすべきノートナンバ
ーをセーブする制御を行う、また、ノートオフ(消音指
示)データを受信した場合に、上記各アドレスに記憶さ
れているノートナンバーのうち、ノートオフすべきノー
トナンバーと一致するものを消音中を表すコードに変更
する制御を行う。その他、音高変更(ベンド指示)又は
各種効果の変更等を指示するノート情報に従って、記憶
内容を上記と同様に制御する手段としてもよい。
更に、楽音制御手段は、ノート情報記憶手段上の前記第
2のポリフォニック領域内の各ポリフォニックチャンネ
ルに記憶されているノート情報に基づいて楽音の発音制
御を行う手段である。同手段は、例えば前記ノート情報
記憶手段上の例えば第1〜第64チヤンネルに対応する
アドレスのうち、自己の音源モジュールに指定された例
えば第9〜第16チヤンネルのアドレスのうち何れかに
ノートナンバーが記憶されれば、そのノートナンバーで
発音を開始し、また、消音中を表すコードが記憶されれ
ば、今までそこに記憶されていたノートナンバーに対応
する発音中の楽音を消音する。
上記構成において、楽音制御手段は、ノート情報記憶手
段上の前記第2のポリフォニック領域内の各ポリフォニ
ックチャンネルに記憶されているノート情報に基づいて
楽音の発音制御を行うモードと、前記受信したノート情
報に基づいて無条件に楽音の発音制御を行うモードとを
切り換えて制御可能としてもよい。
また、前記外部から入力する前記ノート情報はMIDI
  (Musical  Instrument  D
igital  Interface)方式に従って入
力するようにし、ポリフォニック領域指定手段、ノート
情報記憶手段、ポリフォニックチャンネル制御手段及び
楽音制御手段の各々は、MIDIチャンネル毎に独立し
て動作するようにしてもよい。
〔作   用〕
本発明の作用は、以下の通りである。
まず、上記のような音源モジュールを複数台接続した場
合、全ての音源モジュールで前記第1のポリフォニック
領域は共通である。そして、各音源モジュール毎に、前
記第2のポリフォニック領域を例えば互いに重ならない
ように指定する。すなわち、1台目の音源モジュールで
は機器番号1を指定して第1〜第8チヤンネルまで、2
台目の音源モジュールでは機器番号2を指定して第9〜
第16チヤンネルまでというように指定する。
上記指定の後、各音源モジエールを同時に動作させた場
合、各音源モジュールにおけるノート情報記憶手段上の
更新動作は、同じ規則に従って完全に一致して行われる
。そして、各音源モジエールは、各々に指定された第2
のポリフォニック領域内のポリフォニックチャンネルの
みを分担して楽音の発音制御を行う。
従って、接続された音源モジュール全体では、あたかも
1台の音源モジュールで楽音を発音しているように動作
する。
この場合、各音源モジュールのポリフォニック領域指定
手段は、機器番号によって第2のポリフォニック領域を
簡単に指定でき、演奏中等においても素早い設定が可能
となる。
〔実  施  例〕
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
(本実皇五q盪底) 第1図は、本発明の実施例の全体構成図である。
本実施例は、外部からのMIDIデータを入力すること
により楽音を発音する音源モジュールタイプの電子楽器
として実現され、鍵盤部等の演奏部は具備していない、
従って、鍵盤部等の演奏部はにIDIを介して外部に接
続されるが、外部からMIDIデータ等としてN0TE
 ONデータ及びN0TE OFFデータを入力可能で
あれば、鍵盤部等を有する通常の電子楽器として実現し
てもよい。
第1図において、外部入力インタフェース回路lは、シ
リアルデジタル信号であるMIDIデータを受信するイ
ンタフェース回路である。
CPU4は、ROM2に記憶されているプログラムに従
い、また、RAM3をデータメモリとして用いながら、
後述する各動作フローチャートを実行する。これにより
、外部入力インタフェース回路1より14IDIデータ
を受信し、コンソール部インタフェース回路5を介して
、コンソールスイッチ8の各スイッチのオン/オフ状態
を入力すると共に表示装置9を制御し、これら各処理に
基づいて、楽音発音のための制御処理を行う。なお、表
示装置9は、LCDによって構成される。
音源回路6は、8音を同時に発音可能な楽音発生回路で
あり、CPU4から発音の開始・終了、音色の設定及び
ビブラート等、発音に関する制御処理に基づいて、8音
対応の8時分割処理によって楽音の発音処理を行い、デ
ジタルの楽音信号を出力する。
D/A部7は、音源回路6から出力されるデジタル楽音
信号をD/A変換した後、ローパスフィルタでろ波する
ことにより、アナログ楽音信号を出力する回路である。
このアナログ楽音信号は、音源モジュール本体から外部
に出力され、外部の増幅器及びスピーカ又はヘッドホン
等を介して放音される。
(本ス!側肱1) 本実施例では、外部から楽音データを入力して楽音を発
音する第1図の構成の音源モジュールタイプの電子楽器
を、楽音データ転送用の専用インタフェースMIDI(
Musical Instrument Digita
l Interface)により複数台接続し、それら
複数台の音源モジュールを1台の楽器として使用できる
ようにするものである。すなわち、通常、音源モジュー
ル1台では、同時発音可能なポリフォニック数は8音程
度であり、従来はこれらを複数台接続しても8音ポリフ
オニツクの楽音がその台数分電なって発音されるだけだ
が、本実施例では8音ポリフオニツクの音源モジュール
を2台接続すると16音ポリフオニツクの1台の楽器と
して使用でき、そのような接続を最大8台まで可能とし
、従って64音ポリフオニツクまで実現することができ
る。
そのため、第1図の構成の各音源モジュール毎に最大8
音ポリフオニツクまでの範囲で、ポリナンバーというも
のを定義可能としている。この場合、さらにMASHI
NE Nαというものを定義し、演奏者は、1台目の音
源モジュールに例えばMASHINENll=1を割り
当てると、自動的に阻1〜Nα8のポリナンバーが割り
当てられ、2台目の音源モジュールに例えばMAS)I
INE Nα−2を割り当てると、自動的にN119〜
魔16のポリナンバーが割り当てられるようにすれば、
設定動作を楽にできる。そして、上記設定例で演奏者が
例えば外部の鍵盤等で演奏を開始し、押鍵操作に基づ<
 N0TE ONデータ(発音開始データ)がMIDI
を介して1台目及び2台目の音源モジュールに順次入力
すると、第1音目から第8音目までの各N0TE ON
データによって指示されるNoTE番号(音階番号、以
下N0TE No、)は、1台目の音源モジュールの毘
1〜Nα8のポリナンバーに若い番号順に順次割り当て
られ、1台目の音源モジュールで発音される。さらに、
第9音目以降の各N0TE ONデータが入力すると、
2台目の音源モジュールのNa9以降のポリナンバーに
順次割り当てられて、2台目の音源モジュールで発音さ
れる。この処理中に、現在押鍵中の何れかの鍵が離鍵さ
れ、対応するN0TE OFFデータ(消音指示データ
)が入力すると、そのデータで指示されるN0TENo
、が割り当てられているポリナンバーの楽音が消音され
る。それ以後、新たなN0TE ONデータが入力する
と、現在空いているポリナンバーのうち最も番号の若い
ものに割り当てられ、そのポリナンバーが含まれる音源
モジュールで発音される。
以上の動作を、接続されている全ての音源モジュールが
互いに同期して行い、演奏者は音源モジュールを望みの
台数分接続することにより、所望のポリフォニック数で
の楽音の発音が可能となる。
そのため、第1図の構成の各音源モジュールのRAMa
内に、自己に割り当てられているポリナンバーに関する
状態と共に他の全ての音源モジュールに割り当てられて
いるポリナンバーに関する状態を保持するN0TE 5
AVE MEMORY トイウテ−7” JL/ ヲ有
し、N0TE ON及びN0TE OFFの各データが
入力する毎に、上記テーブルの内容を全ての音源モジュ
ールが一定の規則に従って、完全に同期して更新するよ
うにしている。これが本実施例の大きな特徴である。
以下の説明では、上記動作を実現するための第1図の構
成の1台あたりの音源モジュールの動作につき、詳細に
説明する。なお、本実施例では、各音源モジュール毎に
上記ポリフォニックの同期動作を行うモードと、従来通
り他の音源モジュールからは独立して動作するモードを
切り換えることができ、以下前者をポリ同期動作ENA
BLEモード、後者をポリ同期動作DISABLEモー
ドと呼ぶことにする。
(のi    ) 第2図は、本実施例のメイン動作フローチャートである
まず、特には図示しない電源スィッチが投入されると、
Slでイニシャライズ処理を行う。ここでは、第1図の
RAM3の記憶内容の初期化、音源回路6のリセットと
音色設定等を行う。
そして、S2のスイッチチェンジ処理及びS3のMID
I IN処理(共に後述する)を繰り返すことにより、
楽音発音のための制御を行う。
これとは別に、一定時間間隔で割り込み(インターラブ
ド)が発生し、S4において第1図の音源回路6の制御
処理が実行される。この処理は本発明には直接は関係し
ないが、音源回路6で発音される楽音信号にビブラート
効果を付加する処理である。この効果は、一定時間間隔
で楽音の音程にゆらぎを与える効果であるため、上記の
ように一定時間間隔の割り込み処理によって制御するよ
うにしている。
第1図のコンソールスイッチ8及び表示装置9の外観構
成を第3図に示す。同図において、LCD9は第1図の
表示装置9である。その他の部分は、第1図のコンソー
ルスイッチ8に対応する。
ここで、モード設定スイッチ(MODE)  I Oは
、前記LCD9により表示されるパラメータのモードを
設定する(これについては後述する)、また、カーソル
スイッチ11.12で、LCDQ内に表示されている複
数のデータのうち1つを選択し、選択したデータの変更
をUPスイッチ14及びDOWNスイッチ13で行う。
更に、#1〜#8の番号が付与されているスイッチ15
〜22によって、発音すべき音色を選択する。
次に、第4図は第2図31のスイッチチェンジ処理の詳
細であり、この処理は第2図で示すように繰り返し実行
され、第3図の各スイッチ10〜22が切り替えられた
か否かを常に監視しており、切り替えられたスイッチに
対応するモードの処理を行う。
まず、S5では、MASHINE No、設定モードか
否かを判定する。今、LCD9には、例えば音色設定の
情報、エフェクト設定の情報等の様々なモードの情報の
表示が可能であるが、そのモード表示は、第3図のモー
ド設定スイッチ10を1回押す毎に切り替わる。ここで
、本発明に特に関係するのは、MASHINE Nα設
定モードである。そして、MASJ(INENa設定モ
ード以外−ドが表示されている場合には、S9でMAS
HINE Nα設定モード以外の処理、例えば第3図の
スイッチ15〜22による音色の設定変更、又は特には
図示しないスイッチによるエフェクトの設定変更等を行
った後、スイッチチェンジ処理を終了する。
これとは逆に、MAS)IINE Nα設定モードが表
示されている場合にはS6に進み、第3図のモード設定
スイッチlOが切り替えられたか否かを判定する。判定
がYESの場合には310に進み、ここで第3図のLC
D9に表示のモードを現在のMASHINE NIL設
定モードからモード設定スイッチ10の切り替え動作に
対応する他のモードに切り替えた後、第2図S2のスイ
ッチチェンジ処理を終了する。従って、これ以後第2図
33のMIDI IN処理を経て再び第2図82のスイ
ッチチェンジ処理になると、第3図35の判定がNOと
なり、S9で前記したようなMASHINE Nilポ
リ数設定モード以外の処理が実行される。なお、特には
図示しないが、S9の処理の中にも、S6→310と同
様の処理フローがあり、そこでモード設定スイッチ10
が切り替えられてMASHINE Nα設定モードにな
ると、S5の判定がYESとなってMAS)IINE阻
設定モードの処理に戻る。
S6の判定がNoの場合37に進み、ここで第3図のカ
ーソルスイッチ11.12の何れかが切り替えられたか
否かが判定される。判定がYESの場合Sllに進み、
LCD9内に表示されている複数のデータのうち1つを
選択する。本実施例では、MASHINE Nα設定モ
ードにおける第3図のしCD9の表示は、例えば第5図
のようになっている。すなわち、「本実施例の概略動作
」の項でも説明したように、本実施例による音源モジュ
ールは、各モジュール毎にMASHINE Naを設定
でき、そのMASHINE Naは第5図のP2の位置
に示される数字によって表示される。なお、その下の2
つの数字は、MASHINE Ntlに対応してその音
源モジュールに設定される前記ポリナンバーである。同
図の例では、MASHINE N(L= 2でNα9〜
Nα16のポリナンバーが割り当てられていることを表
示している。また、第5図のPlの位置に表示される記
号ONは、現在自己の音源モジュールが1本実施例の概
略動作」の項で説明したポリ同期動作ENABLEモー
ドであることを表示し、また、この表示がOFFの場合
、ポリ同期動作DISABLEモードであることを表示
する。そして、Pl、P2の各位置に表示される状態は
、第3図のDOWNスイッチ13及びUPスイッチ14
によって切り換えられるが、第3図のカーソルスイッチ
11.12は、これらPl、P2のどちらの位置の状態
を変更するかを選択する。
すなわち、第5図では現在、Plの位置にカーソル23
があり、Plの位置のデータが変更可能であるが、第3
図のカーソルスイッチ11.12を押すことにより、カ
ーソル23の位置をPlとP2の位置の間で任意に移動
させることができ、これによりカーソル23の移動した
位置のデータが変更可能となる。このカーソル変更処理
を行うのが第4図の311であり、このカーソル変更処
理の後、第2図S2のスイッチチェンジ処理を終了する
上記処理の後、第2図33のMIDI IN処理を経て
再び第2図32のスイッチチェンジ処理になると、第3
図37の判定がNoとなり、S8で第3図のDOWNス
イッチ13又はUPスイッチ14が押されたか否かが判
定される。何れも押されていなければS8の判定はNo
となり、そのまま第2図32のスイッチチェンジ処理を
終了する。
E記とは逆に何れかのスイッチが押された場合において
、第5図のLCD9上でPlの位置にカーソル23があ
れば、312の判定がNOとなって、S14のDIS、
/ENA、変更処理を行う。また、第5図のLCD9上
でP2の位置にカーソル23があれば、S12の判定が
YESとなって、S13のMAS)IINE Nα変更
処理を行う。
以下、上記2つの処理を順を追って説明する。
まず、S14のDIS、/ENA、変更処理は、前記し
たように、現在の自己の音源モジュールのモードを、第
3図のDOWNスイッチ13又はUPスイッチ14によ
って、ポリ同期動作のENABLEモードとDISAB
LEモードとで切り換える処理である。第6図に第4図
314の処理の詳細を示す。
まず、517で現在のモードが前記ポリ同期動作のDI
SABI、EモードであるかENABLEモードである
かが判定される。
DISABLEモードすなわち第5図P1の位置の表示
がOFFであれば、317の判定がYESとなり、31
8でJOB DISAI3LE FLAGをリセットす
る。このフラグについては後に詳述するが、DISAB
LEモードかENABLEモードかを設定するフラグで
あり、第1図のRAM5内に構成される発音数割り当て
制御メモリのFLAG内に設けられる(第8図参照)。
そして、このフラグはS18でリセットされることによ
りENABLEモードに変化する。この処理と共に、第
5図P1の位置の表示をONにする。
一方、現在のモードがENABLEモードずなわち第5
図P1の位置の表示がONであれば、S17の判定がN
Oとなり、S 19 ”i?JOB [)ISABLE
 FLAGがセットされることでDISABLEモード
に変化する。この処理と共に、第5図P1の位置の表示
をOFFにする。
なお、上記31B又は319の処理は、第3図のDOW
Nスイッチ13又はUPスイッチ14のどちらが押され
ても同様に行われ、両スイッチの区別はない。
上記S18又は319の処理の後、S20で第1図のR
AM5内に構成される第8図の発音数割り当て制御メモ
リの、各POINTER5COUNTER、FLAG及
びN0TE 5AVE MEMORYをイニシャライズ
(0にクリア)し、発音中の楽音を全て消音する。なお
、同メモリについては後述する。
以上第6図に示される第4図S14のDIS、/ENA
変更処理の後、第2図32のスイッチチェンジ処理を終
了する。
次に、第4図S13のMASIIINE Nα変更処理
は、第3図のDOWNスイッチ13又はUPスイッチ1
4によって、前記したように現在の自己の音源モジュー
ルに設定されているMASHINE No、を変更し、
これによりポリナンバーの範囲を変更する処理である。
第7図に第4図513の処理の詳細を示す。
まず、521で第3図のUPスイッチ14が切り換えら
れたか否かが判定される。この場合、既に第4図の58
で、第3図のDOWNスイッチ13又はU Pスイッチ
14の何れかが押されたと判定されているため、S21
の判定がNoならDOWNスイッチ13が押され、YE
SならtJPスインチ14が押されたことになる。
DOWNスイッチ13が押され321の判定がYESの
場合、522でレジスタMASHINE Nαの値がO
であるか否かが判定される。レジスタMASHINE阻
は後に詳述するが、MASHINE NO,を設定する
レジスタであり、第1図のRAMa内に構成される発音
数割り当て制御メモリ内に設けられる(第8図参照)、
ここで、MASHINE Nαとして指定できる最小値
は1とし、レジスタMASHINE No、上の値では
それより1だけ少ない0を最小値とする。従って、レジ
スタMASHINE kの値がOであればそれ以下に設
定できないため、322の判定がYESとなってそのま
ま第4図313のMASHINE k変更処理を終了す
る。上記レジスタの内容が0でなければ、323でレジ
スタMASHINE kの値が−1される。
これと共に、第5図のLCD9のP2の位置にレジスタ
MASHINE Nαの値に+1した値が表示される。
逆に、UPスイッチ14が押され321の判定がNOの
場合、S24でレジスタMASHINE Nαの値が7
以上か否かが判定される。MASHINE kとして指
定できる最大値は8とし、レジスタMASIIINE 
k上の値ではそれより1だけ少ない7を最大値とする。
従って、レジスタMASHINE Nαの値が7であれ
ばそれ以上に設定できないため、324の判定がYES
となってそのまま第4図S13のMASIilNENα
変更処理を終了する。上記レジスタの内容が6以下であ
れば、325でレジスタHASHINE Nαの値が+
1される。これと共に、第5図のLCD9のP2の位置
にレジスタMASI(INE Nαの値に+1した値が
表示される。
上記S23又はS25の処理の後、326の処理に進む
。ここでは、変更されたMASHINE Nαの値を8
倍した数値をJOB RANGE LOWERPOIN
TERにセーブし、更に、それに7を加算した数値を、
JOBRANGE UPPERPOINTERにセーブ
する。この場合、JOB RANGE LOWERPO
INTER及びJOB RANGE UPPERPOI
NTERは後に詳述するが、ポリナンバーの下限及び上
限の値を設定するポインターであり、第1図のRAMa
内に構成される発音数割り当て制御メモリ内に設けられ
る(第8図参照)。ここで、レジスタMASHINE随
の値と、上記側POINTERの値との関係は以下のよ
うになる。
MASHINE漱 JOB RANGE    JOB
 RANGELOtJERPOINTERUPPERP
OINTERo      0     7 このようにして、MASHINE kを設定することに
より、音源モジュールにポリナンバーを設定することが
できる。
上記処理の後、S27で第6図320の場合と同様、第
1図のRAM5内に構成される第8図の発音数割り当て
制御メモリの、各POINTER等をイニシャライズし
、発音中の楽音を全て消音する。
以上の処理により、第4図313のMASHINE N
CL変更処理を終了する。なお、上記−・連の処理は、
第3図のDOWNスイッチ13又はUPスイッチ14が
1回押されるのに対応して実行され、更に続けて押され
た場合は、第2図32、S3のループの繰り返しにより
、S2が実行される毎に1回ずつ処理される。
以上説明したように、第3図のカーソルスイッチ11.
12を操作すると、第4図のSllの処理により第5図
のLCD9上でPl、P2の各位置にカーソル23を移
動させることができる。更に、第3図のDOWNスイッ
チ13又はUPスイッチ14を操作した場合、Plの位
置にカーソル23があれば、第4図316のDIS、/
ENA、変更処理により、ポリ同期動作のENABLE
モードとDISABLEモードとを切り換えることがで
きる。また、P2の位置にカーソル23があれば、31
3のMASHINE阻変更処理により、MASHINE
 kを変更でき、それに対応してポリナンバーの範囲を
変更できる。
次に、第2図33のMIDI IN処理について説明す
る。これ以降は、第8図の発音数割り当て制御メモリの
構成につき説明した後、第10図〜第12図のMIDI
 IN処理の詳細動作につき、第9図に基づ<MIDI
 IN処理に従ったポリ同期動作の動作例を用いながら
説明してゆく。
まず、第8図は第1図のRAM5内に構成される発音数
割り当て制御メモリの構成図である。同図(a)のN0
TE 5AVE MEMORYは、64バイト構成であ
り、64個までのN0TE No、をセーブでき、各バ
イトは1〜64のポリナンバーに対応する。そして、各
バイトの構成は、同図に示すように下位7ビツトが0〜
127の値を取り得るN0TE No、、最上位ビット
(MSB)が0N10FFフラグで、このフラグが1の
場合そのバイトに対応するポリナンバーが消音中である
ことを示し、更に、この場合下位7ビツトは全てOの値
をとり、従って、消音時の1バイト分の値は80H(H
は、16進数表現であることを示す)となる。これらに
ついては、後に詳述する。
次に、ポインタ、カウンタ、フラグ及びレジスタ類につ
いて、簡単に説明する。なお、これらについては、後に
詳述する。
第8図(b)のOFF POINTERは、ノートオフ
をしたN0TE No、がセーブされていたN0TE 
5AVE MEMORYの先頭番地からの相対アドレス
で、かつ、最も小さい数値を保持するポインターで、下
位5ビツトによりO〜63の値をとり得る。上位2ビツ
トには、値Oが挿入される。
また、第8図(c) (7) EMPTY C0UNT
ERは、N0TE SAVEMEMORYに一度N0T
E No、がセー・ブされ、更に、ノートオフされて値
80Hが書き込まれた後に、まだ、N0TE No、が
書き込まれていない番地の総数を保持するカウンターで
、下位6ビツトにより0〜64の値をとり得る。MSB
には値0が挿入される。
第8図(d)(7)ON POINTERは、N0TE
 5AVE MEMORYニセーブされているN0TE
 No、の中で、最も前記相対アドレスが大きいN0T
E No、の相対アドレスに1だけ加算した値を保持す
るポインターで、下位5ビツトにより0〜63の値をと
り得る。上位2ビツトには、(!Oが挿入される。
第8図(e)のJOB RANGE L[1WERPO
INTERは、前記したようにポリナンバーの下限の値
を保持するポインターであり、第5図のLCDQ上のP
2の位置に表示されるポリナンバーより1だけ小さい数
値が保持され、下位5ビツトによりO〜63の値をとり
得る。上位2ビツト・には、値Oが挿入される。
第8図(f)のJOB RANGE UPPERPOI
NTERは、前記したようにポリナンバーの上限の値を
保持するポインターであり、第5図のLCD9上のP3
の位置に表示されるポリナンバーより1だけ小さい数イ
直が保持され、JOB RANGE LOWERPOI
NTERと同様のビット構成である。
第8図(g17)NOTE ON C0UNTERは、
N0TE  SAVEMEMORYにセーブされている
N0TE No、の総数を保持するカウンターで、下位
6ビレトによりO〜64の値をとり得る。MSBには値
Oが挿入される。
第8図(5)のFLAGは、最下位ビット(LSB)に
JOB REQtlEST FLAG、最下位ビットか
ら2ビツト目にJOB DISABLE FLAGが設
けられる。JOB REQLIESTFLAGは、入力
したN0TE ONデータに対して、そのデータで指示
されるN0TE No、で発音を要求するか否かを保持
するフラグであり、JOB DISABLE FLAG
は自己の音源モジュールに対して、ポリ同期動作につい
てDISABLEモードかENABLEモードかを設定
するフラグである。
第8図(i)のレジスタMASHINE Nαは、MA
SHINE Nαを設定するレジスタであり、下位3ビ
ツトにより0〜7の値をとり得る。上位5ビツトには値
0が挿入される。なお、このレジスタの値は、第7図で
既に説明したように、MASHINE Nα変更処理に
おいて、JOB RANGE LOWERPOINTE
R及びJOB RANGEtJPPERPOINTER
上の値に予め変換されてから使用される。
上記発音数側り当て制御メモリを用いた本実施例による
MIDI IN処理の詳細動作を、第10図〜第12図
の動作フローチャートに沿って説明する。
第10図は、第2図53のMIDI IN処理の詳細な
動作フローチャートである。
まず、33Bにおいて、第1図のCPU4は、外部入力
インタフェース回路1を介してMIDIデータが入力し
ているか否かを監視する。入力していなければ、338
の判定はNOとなり、第2図33のMIDI IN処理
を即座に終了し、S2のスイッチチェンジ処理を介して
再びS3を繰り返す。従って、33Bが繰り返し実行さ
れることにより、MIDIデータの入力待ち状態を維持
する。
MIDIデータが入力して338の判定がYESとなる
と339に進み、そのMIDIデータがN0TE ON
データ、N0TE OFFデータの何れかであるか否か
が判定される。NOの場合350に進み、ノートオン及
びノートオフ以外の処理を行い、338の監視を繰り返
す。
N0TE ONデータ又はN0TE OFFデータが入
力し、339の判定がYESとなると340に進み、そ
のデータに含まれているN0TE No、をCPU4内
のレジスタAREGにロードする。
続いて、341において、入力したMIDIデータがN
0TE ONデータであるかN0TE OFFデータで
あるかを判定する。N0TE ONデータが入力しS4
1の判定がYESとなった場合S42に進み、ポリ同期
動作のENABLEモードであるかDTSABLEモー
ドであるかを判定する。
D[5ABLEモードである場合(第5図P1の位置の
表示がOFFの場合L 342の判定がYESとなって
345に進み、レジスタA■GにセットされたN0TE
 No、に従って、N0TE ON処理を行った後、3
3Bの判定に戻る。すなわち、この場合の動作は通常の
音源モジュールの発音動作であり、第1図のCPU4が
音源回路6に対して、N0TE ONデータのN0TE
 No、に対応する音高で無条件に発音指示を行う処理
である。
ENABLEモードである場合(第5図P1の位置の表
示がONの場合)、S42の判定がNOとなって343
に進み、ここでN0TE ON JOB判別処理を行う
。この処理が本実施例の最も特徴とする処理であり、後
に詳述するが、ここではN0TE ON処理を行うか否
かを決定し、行うならば、第8図(ハ)の発音数割り当
て制御メモリのFLAG内のJOB REQtlEST
FLAGを1にセットし、行わないならOにリセットす
る。
この処理によりJOB REQtJEST FLAGに
1がセットされた場合、S44の判定がYESとなって
345に進み、N0TE ON処理が実行される。一方
、0にリセットされた場合、344の判定がNoとなり
、、 N0TE ON処理は行わずに338の処理に戻
る。
上記N0TE ONデータが入力した場合とは逆に、N
0TE OFFデータが入力しS41の判定がNOとな
った場合346に進み、S42の場合と同様の判定を行
う。
DISABLEモードである場合、346の判定がYE
Sとなって349に進み、レジスタARFGにセットさ
れたN0TE No、に従って、N0TE OFF処理
を行った後、338の判定に戻る。すなわち、この場合
の動作は通常の音源モジュールの消音動作であり、第1
図のCPU4が音源回路6に対し、N0TEOFFデー
タのN0TE No、に対応する現在発音中の楽音につ
いて無条件に消音指示を行う処理である。
一方、ENABLEモードである場合、346の判定が
NOとなって347に進み、ここでN0TE 0FFJ
OB判別処理を行う。この処理も、S43のNOT、E
ON JOB判別処理と並んで、本実施例の最も特徴と
する処理であり、後に詳述するが、ここではN0TEO
FF処理を行うか否かを決定し、行うならばJOBRE
QUEST FLAGを1にセットし、行わないならO
にリセットする。
この処理によりJOB REflllUEST FLA
Gに1がセットされた場合、348の判定がYESとな
って349に進み、N0TE OFF処理が実行される
。一方、0にリセットされた場合、548の判定がNO
となり、N0TE OFF処理は行わずに338の処理
に戻る。
次に、第10図343のN0TE ON JOB判別処
理及びS47のN0TE OFF JOB判別処理に対
応する第11図及び第12図の動作フローチャートにつ
き、第9図の動作例に従って説明する。
まず、本実施例では、音源モジュール1台分につき説明
を行っているが、その音源モジュールでは、前記第2図
82のスイッチチェンジ処理により、第5図に示すよう
に例えばMASHINE Nα−2、すなわち隘9〜N
α16のポリナンバーが指定されたとする。そして、第
2図31、第6図320又は第9図336で、発音数割
り当て制御メモリがイニシャライズされた状態では、第
9図(a)に示すように、 ON POINTER= 0 JOB RANGE LOWERPOINTER= 8
JOB RANGE tlPPERPOINTER= 
15EMPTY C0LINTER= 0 NOTE ON C0LINTER= 0OFF PO
INTER=不定 となる。また、この状態では、N0TE 5AVE M
EMORYの内容は不定である。
次に、音源モジュールの外部で鍵盤等が演奏され、第1
図の外部入力インタフェース回路1を介してCPU4に
、N0TE No、が20H〜34Hの各N0TE O
Nデータが連続して21ノ一ト分入力されると、第9囲
い)に示すように、ON POINTERの値は0→2
1 、 N0TE ON C0UNTERO値もO→2
1となり、N0TE 5AVE MEMORYニは、先
頭番地から連続する相対アドレス0〜20に、20H〜
34Hの各N0TE No、がセーブされる。なお、O
FF POINTERの値は不定である。この場合、第
1図のCPU4は第9図(b)の状態で、JOB RA
NGE LOWERPOINTER及びJOB RAN
GE UPPERPOINTERによって指定されるポ
リナンバーに対応する相対アドレス8〜15にセーブさ
れたN0TE No、についてのみ、第1図の音源回路
6に対して発音指示を行う。これにより、自己の音源モ
ジュールにおいてポリナンバー9〜16に対応する8ポ
リフォニック分の発音が行われる。
上記第9図(b)の状態における動作は、以下のように
して実現される。
まず、N0TE ONデータが1個入力する毎に第2図
33のMIDI IN処理が1回ずつ繰り返される。
そして、各繰り返し毎に、第1O図338→539−3
40−341−342−343と処理され、第11図の
N0TE ON JOB判別処理に入る。
第11図の351では、N0TE ON C0UNTE
Hの値が64以上になっていないか否かを判別し、64
以上になっていればS66に進み、JOB REQIJ
ESTFLAGをリセッ[・シ第10図343のN0T
E ON JOB判別処理を終了する。すなわち、本実
施例では、ポリフォニック数すなわち同時発音数は64
まで許容しているため、65個目からはサポートしない
ようにするための判定処理であり、JOB REQUE
STFLAGが0にリセットされることにより、第10
図344の判定がNOとなり、これ以上N0TE ON
処理は行われない。第9図(b)の例では、初期状態は
、N0TE ON C01lNTERの値が63以下で
あるため、S51の判定がYESとなりS52に進む。
S52では、N0TE ON C0UNTERO値が+
1される。このS52での処理が、各N0TE No、
の入力毎に繰り返されることで、第9図(b)の例では
、N0TEON C0UNTERの値がO→21と変化
する。
次に、353では、EMPTY C0UNTERの値が
0か否かを判定する。第9図(b)の例では0であるた
めS54に進む。
ここでは、ON POINTERの値を第1図のCPU
d内のレジスタCREGにロードした後、ON POI
NTERの値を+1する。すなわち、ON POINT
ERは第8図(d) テ説明したように、N0TE 5
AVE MEMORYニセーブされているN0TE N
o、の中で、最も相対アドレスが大きいN0TE No
、の相対アドレスに1を加算した値が入っているため、
この354での処理が各N0TENo、の入力毎に繰り
返されることにより、レジスタCREGには今回N0T
ENo、をセーブすべき相対アドレスがセットされるこ
とになる。また、ここで、第9図(b)の例では、ON
 POINTERの値がO→21と変化する。
S56では、第8図(a)のN0TE 5AVE ME
MORYの先頭番地(絶対番地)ADoに、レジスタC
REGにセットされている相対アドレスを加算して当該
相対アドレスに対応する絶対アドレスを計算し、そのア
ドレスに第10図の340でレジスタAREGにセット
されたN0TE No、をセーブする。このS54での
処理が各N0TE No、の入力毎に繰り返されること
で、第9図(b)の例では、N0TE 5AVE ME
MORYf7)先頭番地から連続する相対アドレス0〜
20に、20H〜34Hの各N0TE No、がセーブ
される。
357では、レジスタCREGにセットされている相対
アドレスが、JOB RANGE LOWERPOIN
TERの値とJOB RANGE UPPERPOIN
TERの値で定まる範囲内に入っているか否かが判定さ
れる。そして、入っていればS58でJOB REQU
EST FLAGが1にセットされ、入っていなければ
S59で0にリセットされる。このS57での判定が各
N0TE No、の入力毎に繰り返されることで、第9
図(b)の例では、相対アドレス8〜15にセーブされ
たN0TE No、についてのみ、JOB REQUE
ST FLAGが1にセットされ、それ以外は0にリセ
ットされる。
続いて、360ではEMPTY C0UNTERの値が
Oか否かを判定する。第9図(b)の例では0であるた
め、この判定がYESとなり、第10図343のN0T
EON JOB判別処理を終了する。
そして、第10図S44で、JOB REQUEST 
FLAGに1がセットされた場合にのみ、その判定がY
ESとなって345に進み、N0TE ON処理が実行
される。この344での判定が各N0TE No、の入
力毎に繰り返されることで、第9図(b)の例では、前
記したように相対アドレス8〜15にセーブされたN0
TE No、についてのみ、第1図の音源回路6に対し
て発音指示が行われることになる。
次に、第9図の説明に戻る。同図(b)の状態で、2B
H132H及び23Hの各N0TE No、に対応する
外部の鍵盤等が離鍵され、それらの各N0TE No。
に対応するN0TE OFFデータが上記順で入力する
と、2BH,32H及び23Hの各N0TE No、が
格納されていた相対アドレス11.18及び3に消音中
を示す値80Hが格納され、同時にOFF POINT
ERの値(相対アドレス)は、不定→11−11−3と
変化する(第9図(C)■−■−■)、なお、■の過程
においては、N0TE No、 = 32 Hが格納さ
れていた相対アドレス18は、N0TE No、 = 
2 B Hが格納されていた相対アドレス11より大き
いので、OFF POINTERの値は18へは変化し
ない。また、EMPTY C0UNTERの値は、0→
1→2→3、N0TEON C0UNTERO値は21
−20−19−18と変化する。但し、ON POIN
TERの値は変化しない。この場合、第1図のCPU4
は、第9図(C)の状態で、JOB RANGE LO
WERPOINTER及びJ[lB RANGE IJ
PPERPOINTERによって指示されるポリナンバ
ーに対応する相対アドレス8〜15において、値80H
に書き換えられたN0TE No、 = 2 B Hが
格納されていた相対アドレス11についてのみ、第1図
の音源回路6に対しそのN0TE No、の消音指示を
行う。
上記第9図(C)の状態における動作は、以下のように
して実現される。
まず、N0TE OFFデータが1個入力する毎に第2
図S3のMIDI IN処理が1回ずつ繰り返される。
そして、各繰り返し毎に、第10図538−339−3
40→341→S46→S47と処理され、第12図の
N0TE OFF JOB判別処理に入る。
第12図の367では、まず、レジスタCREGにOを
セットし、次の368−369−370−368のルー
プ処理で、S70でレジスタCREGO値を+1ずつイ
ンクリメントしながら、369でレジスタA RE G
にセットされたノートオフすべきN0TE No、とN
0TE 5AVE MEMORY上のアドレス(ADo
 +CREG )の内容とを比較し、一致するものを検
索する。なお、368では、レジスタCIIEGの指定
する相対アドレスが、N0TE 5AVE MEMOR
Y上でN0TE No、が存在しなくなるON POI
NTERの値に達したか否かを判定する。この値に達す
ると、368の判定がYESとなり、S82でJOB 
REQUESTFLAGがOにリセットされ、第10図
347のN0TEOFF JOB判別処理を終了する。
従って、この場合は、N0TE 5AVE MEMOR
Y上に対応するN0TE No、が存在しないことにな
り、第10図348の判定がNOとなって、349のN
0TE OFF処理は行われない。
上記第12図368−369−S 10−368のルー
プ処理が繰り返されることにより、第9図(C)の例で
は、ノートオフすべき2BH132H及び23Hの各N
0TE No、が格納されていた相対アドレス11.1
8及び3が検索される。
そして、上記処理でN0TE No、が一致する相対ア
ドレスが検索される毎に369の判定がYESとなりS
T1に進む。ここでは、検索されたアドレス(A D 
o + CIIEG )に、消音中を示す値80Hが格
納されると共に、EMPTY CO[JNTERの値が
+1される。このS71の処理が各N0TE No、の
入力毎に繰り返されることで、第9図(C)の例では、
相対アドレス11.18及び3に消音中を示す値80H
が格納され、同時にEMPTY C0LINTERの値
が、0−1−2−3と変化する。
次に、S72ではEMPTY C0UNTERの値が1
か否かを判定し、1である場合にはS74でレジスタC
REGの値をOFF POINTERにセーブする。こ
の処理は、第9図(C)の例では、第1番目のN0TE
 No、=28Hに対応する相対アドレス11が検索さ
れた場合に、OFF POINTERの値が不定−11
となる場合に実行される。
372の判定がNoの場合、 373において0FF POINTERのレジスタCREGの値を比較し、レジ
スタCREGO値の方が大きければ、OFF POIN
TERの値は変更しない。この処理は、第9図(C)の
例では、第2番目のN0TE No、 = 32 Hに
対応する相対アドレス18が検索された場合に、OFF
 POINTERの値が11のまま変化しない場合に実
行される。
上記とは逆に、レジスタCREGの値の方が小さければ
、レジスタCREGO値をOFF POINTERにセ
ーブする。この処理は、第9図(C)の例では、第3番
目のN0TE No、 = 23 Hに対応する相対ア
ドレス3が検索された場合に、OFF POINTER
の値が11=3に変化する場合に実行される。
上記372〜374の処理により、OFF POINT
ERには現在消音中を示す値80Hが格納されている相
対アドレスのうち、最も小さい相対アドレスが格納され
る。
S75では、レジスタCREGにセットされている相対
アドレスが、JOB RANGE LOWERPOIN
TERの値とJOB RANGE UPPERPOIN
TERの値で定まる範囲内に入っているか否かが判定さ
れる。そして、入っていればS76でJOB REQU
EST FLAGが1にセットされ、入っていなければ
S77で0にリセットされる。このS75での判定が各
N0TE No、の入力毎に繰り返されることで、第9
図(C)の例では、相対アドレス8〜15において、値
80Hに書き換えられたN0TE No、 −2B H
が格納されていた相対アドレス11についてのみJOB
 REQUEST FLAGが1にセットされ、それ以
外は0にリセットされる。
次に、S78ではレジスタCREGのイ直を+1し、続
くS79でレジスタCREG とON POINTER
の値とを比較し、レジスタCREGの値≧ON POI
NTERであれば、S80でON POINTERの値
を−1する。これらの処理は、N0TE 5AVE M
E14ORY上(7)NOTE No、(7)うち、最
も相対アドレスが大きいN0TE No、がノートオフ
されたときに、ON POINTERの値をノートオフ
された相対アドレスにもってくる処理である。第9図(
C)の例では、S79の判定は常にNoとなり、ON 
POINTERの値は変化しない。
最後に、S81ではN0TE ON C0UNTERの
値を1だけ減算して、第10図347のN0TE OF
F JOB判別処理を終了する。S81の処理を、各N
0TE No。
の入力毎に繰り返すことで、第9図(C)の例では、N
0TE ON C0UNTEHの値が21→20→19
→18と変化する。
上記処理の後、第10図348で、前記第12図S76
でJOB REQUEST FLAGに1がセットされ
た場合にのみ、その判定がYESとなって349に進み
、N0TE OFF処理が実行される。この34Bでの
判定が各N0TE No、の入力毎に繰り返されること
で、第9図(C)の例では、前記したように相対アドレ
ス8〜15において、値80Hに書き換えられたN0T
E No、 = 2 B Hが格納されていた相対アド
レス11についてのみ、第1図の音源回路6に対して消
音指示が行われることになる。
再び第9図の説明に戻る。同図(C)の状態で、外部の
鍵盤等で新たな押鍵動作が行われ、50H151H及び
52Hの各N0TE No、に対応のN0TE ONデ
ータが順に人力した場合を考える。
まず、N0TE No、 = 50 HのN0TE O
Nデータが入力した時点で、50HがOFF POIN
TERの指示する相対アドレス3に書き込まれ、OFF
 POINTERの値は現在消音中を示す値80Hが格
納されている最小相対アドレス11に変更され、EMP
TY C0UNTERの値は−1されて3→2へ変更さ
れ、また、N0TEON C0INTEHの値は+1さ
れて18→19に変更される。続いて、N0TE No
、= 51 HのN0TE ONデータが入力すると、
51HがOFF POINTERの指示する相対アドレ
ス11に書き込まれ、OFF POINTERの値は相
対アドレス18に変更される。これと共に、EMPTY
 C0UNTERの値は2→lへ変更され、また、N0
TE ON C0INTERの値は19→20に変更さ
れる。更に、N0TE No、 = 52 HのN0T
E ONデータが入力すると、52HがOFF POI
NTERの指示する相対アドレス18に書き込まれ、O
FF POINTERの値は不定となり、EMPTY 
C0tJNTERの値は1→0となり、N0TE ON
 C0LINTERの値は20→21となる。
すなわち、上記動作により、OFF POINTERの
値は、第9図(C)の■の状態から同図(d)の■−■
と変化する。この場合、第1図のCPU4は、第9図(
d)の状態で、JOB RANGE LOWERPOI
NTER及びJOB RANGELIPPERPOIN
TERによって指示されるポリナンバーに対応する相対
アドレス8〜15に含まれる相対アドレス11にセーブ
されたN0TE No、 51 Hについてのみ、第1
図の音源回路6に対して発音指示を行う。
上記第9図(C)−(d)の状態における動作は、以下
のようにして実現される。
まず、N0TE ONデータが1個人力する毎に第2図
S3のMIDI IN処理が1回ずつ繰り返される。
そして、各繰り返し毎に、第10図338−339−”
S 40−341−342→343と処理され、第9図
(b)の場合と同様に第11図のN0TE ON JO
B判別処理に入る。
第9図(C)の状態でN0TE No、 = 50 H
のN0TE ONデータが入力した時点で、351の判
定はNOとなり、S52でN0TE ON C0UNT
ERの値が18→19と変化する。
次に、353の判定は、現在EMPTY CO[JNT
ERの値が3(第9図(C)の状態)であるためN O
となりS55に進む。ここでは、EMPTY C0UN
TERの値が−1されて3→2へ変更され、OFF P
OINTERの値がレジスタCIUGにロードされる。
続<356では、 N0TE 5AVE MEMOR’
#)先頭番地A D oに上記レジスタCIIEGの相
対アドレスを加算したアドレスに、レジスタA11EG
に格納されているN0TE No、をセーブする。第9
図(C)→(d)の例でN0TE No、 = 50 
Hが入力した場合、N0TE No、 = 50Hが相
対アドレス3に書き込まれる。
357〜359でのJOB REQUEST FLAG
に関する処理は、第9図(b)の場合と全く同様であり
、N0TENo、=50Hの場合は、レジスタCREG
O値3が357の条件を満たさず、359でJOB R
EQUESTFLAGに0がリセットされる。
次に、360の判定は、現在EMPTY C0UNTE
Rの値が2であるためNoとなり、S61に進む。
561−→362→363→361のループ処理は、S
55.356でOFF POINTERの指していた相
対アドレスに新たなN0TE No、がセーブされたた
め、OFF POINTERを消音中を示す値80 H
が格納されている最も若い相対アドレスまで移動させる
処理である。すなわち、362でレジスタCREGO値
を1ずつインクリメントさせながら、363でアドレス
(A D o + CREG )の内容が、消音中を示
す値80I]と一致するか否を比較する。なお、36 
It’は、上記検索範囲が、N0TE 5AVE ME
MORYの相対アドレスの上限63を越えていないか否
かを判定する。EMPTY C0UNTERが0でなけ
れば、消音中を示す相対アドレスは必ずもう1つあるた
め、S61の判定がYESとなることはあり得ないが、
何らかの原因でYESとなってしまった場合に565に
進み、適切なエラー処理を行い、366でJOB RE
QUEST FLAGをOにリセットする。すなわち、
この場合は、後述する第10図344の判定がNOとな
り消音動作は行わない。
S63の判定がYESとなって、消音中を示す相対アド
レスが見つかると、364でそれを示すレジスタCII
EGの値をOFF POINTERにセーブする。
この結果、第9図(C)−(d)の例でN0TE No
、 = 508が入力した場合は、OFF POINT
ERの値は3→11に変化する。
以上の処理により、第10図343のN0TE 0NJ
OB判別処理を終了する。
上記動作の後、344でJOB REQUEST FL
AGの値が判定される。第9図(C)−(d)の例でN
0TE No、 = 50Hが入力した場合、前記のよ
うにJOB REQIJESTFLAGはOにリセット
されているため、S44の判定はNOとなり、N0TE
 ON処理は行われない。
以下、N0TE No、 = 51 Hと52Hの各N
0TE ONデータが入力した場合も、上記と全く同様
に動作し、前記第9図(C)−(d)の説明のように動
作する。
以上、説明したように、音源モジュール内に、自己に割
り当てられているポリナンバーに関する状態と共に他の
全ての音源モジュールに割り当てられているポリナンバ
ーに関する状態を保持するN0TE 5AVE MEM
ORYを有し、N0TE ON及びN0TE OFFの
各データの入力毎に、上記N0TE 5AVE MEM
ORYノ内容を更新するようにしている。そして、この
動作は音源モジュールが複数台接続された場合、各音源
モジュール毎に同期して行われることになる。
これは、N0TE ON及びN0TE OFFの各デー
タが全ての音源モジュールに並列に入力し、各音源モジ
ュールが同じ規則に従ってN0TE 5AVE呂EMO
RYの内容を書き換えるためである。更に、各音源モジ
ュールは、自己に設定されたMAS)IINE Nαに
基づくポリナンバーの範囲に、N0TE ON指示に基
づ(N0TENo、がセットされた場合にのみ発音動作
を行い、上記の範囲にセットされているN0TE No
、に対してN0TE OFFの指示が行われた場合にの
み消音動作を行うことにより、各音源モジュールが分担
してポリフォニック動作を行うことができる。ここで、
演奏者は、音源モジュール毎にポリナンバーを直接指定
するのではな(、MASHINE Nαを設定すること
により自動的に8ポリフォニック分ずつポリナンバーが
指定されるため、簡単な操作でポリナンバーを適切に設
定することが可能となる。
MIDIデータとして入力するN0TE ONデータ又
はN0TE OFFデータには、通常MIDIチャンネ
ルと呼ばれる識別コードが付加されているが、本実施例
ではMIDIチャンネルについては詩には処理はしてい
ない、MIDIチャンネルは、そのチャンネルナンパ−
が同じデータが入力した場合のみ、そのデータを受信で
きるようにするためのものであり、各楽器毎に別々のデ
ータを受信又は送信可能とするものである。また、例え
ば1つの音源モジュールでも複数の141DIチヤンネ
ルを指定でき、それにより複数種類の楽音を別々の制御
で発音できる機能を有する場合もある0本実施例でこの
ような機能に対応可能とするためには、例えばポリナン
バーの範囲指定を、各MIDIチャンネル毎に行えるよ
うにすればよい。また、第2図33のMIDIIN処理
に対応する第10図の動作フローチャートを各MIDI
チャンネル毎に時分割で独立に動作させ、各動作フロー
チャート毎にMIDIチャンネルの一致するN0TEデ
ータのみを取り込むようにすればよい。
また、本実施例では、N0TEON(発音)とN0TE
OFF  (消音)の指示のみをポリナンバーに基づい
て制御するようにしたが、これに限られるものではなく
、例えば所定のN0TE No、につき音高を変更する
MIDI情報若しくはベンド情報等が入力した場合にも
同様の制御を行うことにより、複数の音源モジュールが
連動してベンド制御等を行うことができる。その他、様
々な効果を付加する場合等においても同様の制御が可能
である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の音源モジュールを接続し、各音
源モジュールを同時に動作させた場合、各音源モジュー
ルにおけるノート情報記憶手段上の更新動作は、同じ規
則に従って完全に一致して行われ、各音源モジュールは
、各々に指定された第2のポリフォニック領域内のポリ
フォニンクチャンネルのみを分担して楽音の発音制御を
行うため、接続された音源モジュール全体では、あたか
も1台の音源モジュールで楽音を発音しているように動
作させることが可能となり、接続台数に応じてポリフォ
ニック数を拡張させることが可能となる。
特に、各音源モジュールのポリフォニック領域指定手段
は、機器番号によって第2のポリフォニック領域を簡単
に指定でき、演奏中等においても素早い設定が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の全体構成図、第2図は、メ
イン動作フローチャート、第3図は、コンソールスイッ
チと表示装置の外観構成図、 第4図は、スイッチチェンジ処理の動作フローチャート
、 第5図は、表示装置の発音数設定表示例を示した図、 第6図は、DIS、/ENA、変更処理の動作フローチ
ャート、 第7図は、MASHINE Nα変更処理の動作フロー
チャート、 第8図は、発音数割り当て制御メモリの構成図、第9図
(a)〜(d)は、ポリ同期動作の動作例を示した図、 第10図は、MIDI IN処理の動作フローチャート
、 第11図は、N0TE ON JOB判別処理の動作フ
ローチャート、 第12図は、N0TE OFF −チャートである。 1・・・外部人カイ 2・・・ROM。 3・・・RAM、 4・・・CPU。 5・・・コンソール部イ 6・・・音源回路、 7・・・D/A部、 8・・・コンソールスイッチ、 9・・・表示装置(LCD)。 ンタフェース回路、 ンタフェース回路、 JOB判別処理の動作フロ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)外部からノート情報を受信可能で、該ノート情報に
    より楽音の発音制御が可能な音源装置において、 複数のポリフォニックチャンネルからなる第1のポリフ
    ォニック領域内で、第2のポリフォニック領域を機器番
    号を指定することにより指定するポリフォニック領域指
    定手段と、 前記第1のポリフォニック領域内の各ポリフォニックチ
    ャンネル毎にノート情報を記憶するノート情報記憶手段
    と、 ノート情報を受信した場合に、所定の規則に従って前記
    ノート情報記憶手段上の前記第1のポリフォニック領域
    内のポリフォニックチャンネルのノート情報を更新する
    ポリフォニックチャンネル制御手段と、 前記ノート情報記憶手段上の前記第2のポリフォニック
    領域内の各ポリフォニックチャンネルに記憶されている
    ノート情報に基づいて楽音の発音制御を行う楽音制御手
    段と、 を有することを特徴とする音源装置。 2)前記ノート情報記憶手段上の前記第2のポリフォニ
    ック領域内の各ポリフォニックチャンネルに記憶されて
    いるノート情報に基づいて楽音の発音制御を行うモード
    と、前記受信したノート情報に基づいて無条件に楽音の
    発音制御を行うモードとを切り換え可能な楽音制御手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の音源装置。 3)前記外部から入力する前記ノート情報はMIDI(
    MusicalInstrumentDigitalI
    nterface)方式に従って入力し、前記ポリフォ
    ニック領域指定手段、前記ノート情報記憶手段、前記ポ
    リフォニックチャンネル制御手段及び前記楽音制御手段
    は、MIDIチャンネル毎に独立して動作することを特
    徴とする請求項1又は2記載の音源装置。
JP63281643A 1988-11-08 1988-11-08 音源装置 Pending JPH02127693A (ja)

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JP63281643A JPH02127693A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 音源装置
US07/431,738 US5025701A (en) 1988-11-08 1989-11-03 Sound source apparatus

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10196244B2 (en) 2015-03-20 2019-02-05 Tadano Ltd. Jib connection structure
US10287144B2 (en) 2015-03-20 2019-05-14 Tadano Ltd. Jib connection structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10196244B2 (en) 2015-03-20 2019-02-05 Tadano Ltd. Jib connection structure
US10287144B2 (en) 2015-03-20 2019-05-14 Tadano Ltd. Jib connection structure

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