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JPH02124824A - アゼラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤 - Google Patents

アゼラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤

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Publication number
JPH02124824A
JPH02124824A JP27810888A JP27810888A JPH02124824A JP H02124824 A JPH02124824 A JP H02124824A JP 27810888 A JP27810888 A JP 27810888A JP 27810888 A JP27810888 A JP 27810888A JP H02124824 A JPH02124824 A JP H02124824A
Authority
JP
Japan
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azelastine
base
azelastine hydrochloride
sample
propylene glycol
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Application number
JP27810888A
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English (en)
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JP2794021B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Yoshida
光宏 吉田
Hiroyuki Fujimori
藤森 浩行
Masayoshi Kasai
笠井 正義
Yutaka Morita
豊 森田
Shigemitsu Osawa
大沢 重光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSEI SEIYAKU KK
Eisai Co Ltd
Original Assignee
SANSEI SEIYAKU KK
Eisai Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアゼラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤
に関し、詳しくは皮膚透過性が良好なアゼラスチン或い
はその塩類含有経皮適用製剤に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕アゼラ
スチン或いはその塩類は、気管支喘息及び鼻アレルギー
治療剤として知られており、現在アゼラスチン塩酸塩含
有製剤が経口により投与されている。尚、アゼラスチン
塩酸塩は下記構造式で表される化合物である。
I しかし、一般に経口投与よりも経皮投与が可能ならば経
皮投与の方がファーストパスエフェクトも避けられるし
、消化管障害も避けることができる。そこでアゼラスチ
ン或いはその塩類についても経口投与以外の投与方法、
例えば経皮投与を開発すべく鋭意研究し、全身作用の持
続性及び局所性が期待できる経皮吸収型の製剤への可能
性を検討した。
アゼラスチン或いはその塩類を経皮吸収型の製剤とする
ためにはアゼラスチン或いはその塩類の溶解性が適度で
しかもアゼラスチン或いはその塩類の皮膚透過性を良好
にする基剤が不可欠となる0本発明者らはこれらの基剤
を探索すべく鋭意研究を行った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らの研究によると、炭素数8〜12の脂肪酸の
モノグリセラード又は/及び炭素数12〜18の脂肪族
アルコールの乳酸エステルが他の基剤に比ベアゼラスチ
ン或いはその塩類の溶解性が適度で、しかもアゼラスチ
ン或いはその塩類の皮膚透過性を著しく良好にすること
を見出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、アゼラスチン或いはその塩類に炭素数
8〜12の脂肪酸のモノグリセラード又は/及び炭素数
12〜18の脂肪族アルコールの乳酸エステルを配合し
てなるアゼラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤を
提供するものである。
本発明に用いられる炭素数8〜12の脂肪酸のモノグリ
セラードとしては、グリセリンモノカブリレート、グリ
セリンモノカプレート、グリセリンモノラウレート等が
挙げられる。
本発明に用いられる炭素数12〜18の脂肪族アルコー
ルの乳酸エステルとしては、乳酸ミリスチル、乳酸上チ
ル又は乳酸ラウリル等が挙げられる。
本発明の製剤中の炭素数8〜12の脂肪酸のモノグリセ
ラード又は/及び炭素数12〜18の脂肪族アルコール
の乳酸エステルの配合量はこれらの合計量としてアゼラ
スチン或いはその塩類に対して重量比で0.1〜500
の範囲が適当である。
又、アゼラスチン或いはその塩類は製剤中0.1〜20
重量%、炭素数8〜12の脂肪酸のモノグリセラード又
は/及び炭素数12〜18の脂肪族アルコールの乳酸エ
ステルはこれらの合計量として製剤中1〜20重景%重
量囲で配合されるのが好ましい、又、炭素数8〜12の
脂肪酸のモノグリセラード又は/及び炭素数12〜18
の脂肪族アルコールの乳酸エステルを配合した本発明の
製剤のpHを高くすることにより、アゼラスチン或いは
その塩類の皮膚透過性が更に良好となる。
本発明の製剤の形状は特に限定されず、軟膏、クリーム
、貼付剤、ローション等の形状で良い。
本発明の製剤に含まれる上記炭素数8〜12の脂肪酸の
モノグリセラード又は/及び炭素数12〜18の脂肪族
アルコールの乳酸エステル以外の基剤原料としては、経
皮適用製剤として通常使われる基剤原料をすべて用いる
ことができ、油性基剤原料、水性基剤原料のいずれも用
いることができる。油性基剤原料としては、白色ワセリ
ン、精製ラノリン、スクワラン、シリコーン、流動パラ
フィン、植物油、ワックス類等が、水性基剤原料として
は水、低級アルコール、多価アルコール、水溶性高分子
等が挙げられる。又、貼付剤として通常使われる基剤原
料、例えばポリマー組成物として天然ゴム、合成ゴム、
スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー 
(SIS)、、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリイ
ソブチレン系樹脂など粘着性を示すもの、そして軟質ポ
リアミド樹脂、ポリビニルアルコール、ポリアクリル系
樹脂などが挙げられる。
又、本発明の製剤は上記成分の他に公知の経皮適用製剤
に用いられる界面活性剤、安定剤、保存剤、防腐剤等を
適宜含有することができる。
〔発明の効果〕
本発明の経皮適用製剤は以下に示す如き利点を有する。
(1)ファースト・パスがないので、利用率が大きい。
(2)消化管障害がない。
(3)作用の持続性がある。
(4)副作用(口渇、悪心など患者自身で自覚できる副
作用)が発生した場合、直ちに投与を中止できる。
(5)患部(例えば、潰瘍患部)への直接投与ができる
〔実施例〕
以下に、炭素数8〜12の脂肪酸のモノグリセラード又
は/及び炭素数12〜18の脂肪族アルコールの乳酸エ
ステルがアゼラスチン或いはその塩類の皮膚透過性に及
ぼす影響を示す実験例、及び本発明の実施例を示し、本
発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
実験例1 下記に示す各種の試験試料を調製し、以下の方法により
In−Vitro皮膚透過性実験を行った。
結果を第1図に示す。
〈試験試料の調製〉 本発明試料1: グリセリンモノ・シカプリレート(ホモテックスPT■
、花王■製、グリセリンモノカブリレートとグリセリン
シカブリレートとを重量比1:1で含有)を5%含有す
るプロピレングリコール溶液を基剤とし、基剤に対して
塩酸アゼラスチンが懸濁状態となるように調製した(試
料2g中に塩酸アゼラスチンを100 mg含有)。
比較試料1: プロピレングリコールを基剤とし、基剤に対して塩酸ア
ゼラスチンが懸濁状態となるように調製した(試料2g
中に塩酸アゼラスチンを100 mg含有)。
比較試料2: 1.3−ブチレングリコールを基剤とし、基剤に対して
塩酸アゼラスチンが懸濁状態となるように調製した(試
料2g中に塩酸アゼラスチンを100−g含有)。
比較試料3ニ ジプロピレングリコールを基剤とし、基剤に対して塩酸
アゼラスチンが懸濁状態となるように調製した(試料2
g中に塩酸アゼラスチンを100 mg含有)。
<In−Vitro皮膚透過性実験方法〉Wistar
系雄ラット約230g (8〜9週退会を麻酔下、腹部
を除毛し、−昼夜後、同様に麻酔し皮膚に傷のない事を
確かめ、70%エタノールを清拭後、腹部合皮を剥離し
た。
これを7.54c■8め透過面積を持つ水平模型In 
−Vi tro拡散セルに表皮側がドナー面になるよう
にリドに固定した。レシーバ−液としてpH7,4リン
酸緩衝液50−を用いた。ドナー側には試料溶液を2g
滴下塗布し、気泡が真皮側に残らないよう注意してリド
をレセプターに固定し、これを32°Cのインキュベー
ター中に保温した。レセプター液はスターシーで撹拌し
、経時的に0.5−をサンプリングし、塩酸アゼラスチ
ンの定量を行った。定量は高速液体クロマトグラフィー
を用いた。
第1図の結果から明らかなように、グリセリンモノ・シ
カプリレートを5重量%含有するプロピレングリコール
溶液を基剤原料に用いた時の塩酸アゼラスチンの24時
間後の累積皮膚透過量がプロピレングリコールの約70
倍、1.3−フチレンゲリコール及びジプロピレングリ
コールの約90倍と著しい透過性を示した。
実験例2 下記に示す各種の試験試料を調製し、実験例1と同様の
方法によりIn−Vitro皮膚透過性実験を行った。
結果を第2図に示す。
〈試験試料の調製〉 本発明試料2: 乳酸セチルを5重量%含有するプロピレングリコール溶
液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸濁状
態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラスチ
ンを100 mg含有、この場合のpH=5.3)本発
明試料3: 乳酸セチルを5重量%含有するプロピレングリコール溶
液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸濁状
態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラスチ
ンを100−g含有)。
尚、試料のpHをIN Na011水溶液を用いて、p
H=7に調製した。
本発明試料4: 乳酸セチルを5重量%含有するプロピレングリコール溶
液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸濁状
態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラスチ
ンを100mg含有)。
尚、試料のpHをIN NaOH水溶液を用いて、pH
=8に調製した。
本発明試料5: 乳酸セチルを5重量%含有するプロピレングリコール溶
液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸濁状
態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラスチ
ンを10抛g含有)。
尚、試料のpoをIN NaOH水溶液を用いて、pH
=9に調製した。
比較試料4: プロピレングリコールを基剤とし、基剤に対して塩酸ア
ゼラスチンが懸濁状態となるように調製した(試料2g
中に塩酸アゼラスチンを100 vg金含有この場合の
pH=5.3)第2図の結果から明らかなように、乳酸
セチルを含有する溶液を基剤原料に用いた時の塩酸アゼ
ラスチンの皮膚透過性はプロピレングリコールのみを基
剤原料に用いた時に比較し著しく良好であった。
又、第2図においては本発明試料のpt+を高くするに
従って皮膚透過性の向上が見られる。
実験例3 下記に示す各種の試験試料を調製し、実験例1と同様の
方法によりIn−Vitro皮膚透過性実験を行った。
結果を第3図に示す。
〈試験試料の調製〉 本発明試料6: グリセリンモノカプリレートを5重量%含有するプロピ
レングリコールシカプリレート溶液を基剤とし、基剤に
対して塩酸アゼラスチンが懸濁状態となるように調製し
た(試料2g中に塩酸アゼラスチンを100mg含有)
本発明試料7: グリセリン七ツカプレートを5重量%含有するプロピレ
ングリコールシカブリレート溶液を基剤とし、基剤に対
して塩酸アゼラスチンが懸濁状態となるように調製した
(試料2g中に塩酸アゼラスチンを100mg含有)。
本発明試料8: グリセリンモノラウレートを5重量%含有するプロピレ
ングリコールシカブリレート溶液を基剤とし、基剤に対
して塩酸アゼラスチンが懸濁状態となるように調製した
(試料2g中に塩酸アゼラスチンを100+eg含有)
比較試料5: プロピレングリコールシカプリレートを基剤とし、基剤
に対して塩酸アゼラスチンが懸濁状態となるように調製
した(試料2g中に塩酸アゼラスチンを100mg含有
)。
第3図の結果から明らかなように、炭素数8〜12の脂
肪酸のモノグリセラードを含有するプロピレングリコー
ルシカブリレート溶液を基剤原料に用いた時の塩酸アゼ
ラスチンの皮膚透過性はプロピレングリコールシカプリ
レートのみを基剤原料に用いた時に比較し著しく良好で
あった。
実験例4 下記に示す各種の試験試料を調製し、実験例1と同様の
方法によりIn−Vitro皮膚透過性実験を行った。
結果を第4図に示す。
〈試験試料の調製〉 本発明試料9: 乳酸セチルを5重量%含有するプロピレングリコール溶
液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸濁状
態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラスチ
ンをlO抛g含有)。
本発明試料lO: 乳酸ミリスチルを5重量%含有するプロピレングリコー
ル溶液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸
濁状態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラ
スチンを100mg含有)。
本発明試料11: 乳酸ラウリルを5重量%含有するプロピレングリコール
溶液を基剤とし、基剤に対して塩酸アゼラスチンが懸濁
状態となるように調製した(試料2g中に塩酸アゼラス
チンを100mg含有)。
比較試料6: プロピレングリコールを基剤とし、基剤に対して塩酸ア
ゼラスチンが懸濁状態となるように調製した(試料2g
中に塩酸アゼラスチンを100 mg金含有。
第4図の結果から明らかなように、炭素数12〜18の
脂肪族アルコールの乳酸エステルを含有するプロピレン
グリコール溶液を基剤原料に用いた時の塩酸アゼラスチ
ンの皮膚透過性はプロピレングリコールのみを基剤原料
に用いた時に比較し著しく良好であった。
実施例1(油性軟膏剤) グリセリンモノ・シカプリレート(ホモテックスPTe
)を60’Cに加温し、塩酸アゼラスチンを加え撹拌均
質とした。一方、ソルビタントリオレートと白色ワセリ
ンを60°Cに加温し均一に混合し、これに上記のグリ
セリンモノ・シカプリレートと塩酸アゼラスチンとの撹
拌均質物を加え、全量を均質に撹拌混合し、室温まで冷
却して、下記組成の油性軟膏剤を得た。
塩酸アゼラスチン       1.5重量%ソルビタ
ントリオレート     3 白色ワセリン         90.5実施例2(親
水性軟膏剤) グリセリンモノカプリレート、ポリオキシエチレン(2
0)ソルビタンモノオレート、日周マクロゴール軟膏及
び保存剤を60°Cに加温し、均質に混合した後、塩酸
アゼラスチンの微粉末をhaえ、冷却しながら十分混和
して、下記組成の親水性軟膏剤を得た。
塩酸アゼラスチン        2重量%グリセリン
モノカプリレート   3 日局マクロゴール軟膏     92.9保存削   
          0.1実施例3(0油型クリーム
剤) スクワラン、ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸
、ステアリン酸モノグリセラード、ソルビタンモノパル
ミテート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
ステアレート及びグリセリンモノカプリレートを70℃
に加温し、均一に溶解し、塩酸アゼラスチンを添加、撹
拌し均質とした。別に60℃に加温したプロピレングリ
コール、防腐剤及び精製水を徐々に加え、撹拌しながら
約30℃に冷却し、下記組成の07−型クリーム剤を得
た。
塩酸アゼラスチン        2重量%スクワラン
           8 ミリスチン酸イソプロピル    4重量%ステアリン
酸          4 ステアリン酸モノグリセラード  4 ソルビタンモノパルミテート1.5 グリセリンモノカプリレート   5 プロピレングリコール      5 防腐剤             0.1精製水   
         64.9実施例4(油性軟膏剤) グリセリンモノラウレート及びグリセリンモノカプリレ
ートを55°Cに加温し、塩酸アゼラスチンを加え均質
とした。これを予め70″Cに加温し、均一にしたミリ
スチン酸オクチルドデシル、ソルビタンセスキオレート
、精製ラノリン、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル及び白色ワセリンの混合物を加え、撹拌しつつ冷却し
、下記組成の油性軟膏剤を得た。
塩酸アゼラスチン        1重量%グリセリン
モノラウレート    3 グリセリンモノカプリレート   3重量%ミリスチン
酸オクチルドデシル 10 ソルビタンセスキオレート    5 精製ラノリン          10白色ワセリン 
         66実施例5(油性軟膏剤) プロピレングリコールを60°Cに加温し、塩酸アゼラ
スチンを加え溶解した。これに、乳酸セチル及びプラス
チベース(日本スクイブ■製登録商標、流動パラフィン
95重量%と分子量io、oo。
〜30,000のポリエチレン5重量%とからなる)を
予め60°Cに加温し混合したものを加え、撹拌しなが
ら室温上冷却し、下記組成の油性軟膏剤を得た。
塩酸アゼラスチン        5重量%乳酸セチル
           lOプロピレングリコール  
   15 プラスチベース         70実施例6(油性
軟膏剤) プロピレングリコールを70°Cに加温し、これに塩酸
アゼラスチン、ホモテックスPTe、乳酸セチル、セト
ステアリルアルコール、ステアリン酸、プロピレングリ
コールモノステアレートを加え、溶解させた。これを予
め70°Cに加温したプラスチベースに加え、練合混和
し、撹拌しつつ冷却して、下記組成の軟膏剤を得た。
塩酸アゼラスチン        10重量%乳酸セチ
ル           10セトステアリルアルコー
ル    3 ステアリン酸           3プロピレングリ
コール      25プラスチベース       
  36実施例7(貼付剤) SISゴム、アルコールP−1000(脂環族系石油樹
脂)及び流動パラフィンを130°Cに溶解したものと
、塩酸アゼラスチン、ホモテックスPTe、乳酸セチル
、グリセリンモノオレート及びジブチルヒドロキシトル
エンを70″Cに加温溶解したものとを混合し、適当な
支持体に展延し、下記組成の貼付剤を得た。
SISゴム アルコールP−1009 流動パラフィン 塩酸アゼラスチン ホモテックスPT■ 乳酸セチル グリセリンモノオレート ジブチルヒドロキシトルエン 実施例8(ゲル軟膏剤) 1.5重量部のカーボボール940■(グンドリッチ社
製−、カルボキシビニルポリマー)を、エチルパラベン
、プロピルパラベンと溶解した15重量部のプロピレン
グリコールを懸濁させ、これに撹拌下、適量の精製水を
加え均一なスラリーを調製した。別に15重量部のプロ
ピレングリコールに塩酸アゼラスチン、乳酸セチル、ホ
モテックスPTeを加え加温溶解させた。先に調製した
スラリーを撹拌しながらこの溶液に徐々に加えて下記組
成の均質なゲル軟膏剤を得た。
塩酸アゼラスチン        5重量%乳酸セチル
           5 ホモテツクスPTe         5カーボボール
940e        1.5プロピレングリコール
     30 エチルパラベン         0.05プロピルパ
ラベン        0.15精製水       
      適量全   量            
   100.0
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ実験例1〜実験例4のIn−
Vitro皮膚透過性実験の結果を示すグラフである。 出願人代理人  古 谷    馨 第 図 時 間 (hr) 第 図 時 間(hr) 第 図 時 間(hr) 第 図 時 間(hr) 手 続 補 正 書 (自発) 1゜ 事件の表示 特願昭63−278 108号 2゜ 発明の名称 ア、ゼラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アゼラスチン或いはその塩類に、炭素数8〜12の
    脂肪酸のモノグリセラード又は/及び炭素数12〜18
    の脂肪族アルコールの乳酸エステルを配合してなるアゼ
    ラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤。 2、炭素数8〜12の脂肪酸のモノグリセラードがグリ
    セリンモノカプリレートである請求項1記載の経皮適用
    製剤。 3、乳酸エステルが乳酸ミリスチル、乳酸セチル又は乳
    酸ラウリルである請求項1記載の経皮適用製剤。
JP63278108A 1988-11-02 1988-11-02 アゼラスチン或いはその塩類含有経皮適用製剤 Expired - Fee Related JP2794021B2 (ja)

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