JPH02114270A - 酸化物被覆担体及びその製造方法 - Google Patents
酸化物被覆担体及びその製造方法Info
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- JPH02114270A JPH02114270A JP1233077A JP23307789A JPH02114270A JP H02114270 A JPH02114270 A JP H02114270A JP 1233077 A JP1233077 A JP 1233077A JP 23307789 A JP23307789 A JP 23307789A JP H02114270 A JPH02114270 A JP H02114270A
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- carrier
- steel
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- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
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- Y10T428/2993—Silicic or refractory material containing [e.g., tungsten oxide, glass, cement, etc.]
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、酸化物被覆を有するスチール球核担体、こと
にレーザ印字装置現像剤用担体及びその製造方法に関す
るものである。
にレーザ印字装置現像剤用担体及びその製造方法に関す
るものである。
(従来技1)
電子写真法で形成された画像は、現在圧倒的に一成分系
或は二成分系のドライトーナにより現像されている。−
成分系のものは磁化トーチを含有する。また二成分系現
像剤は一般に磁性担体粒子と非磁性トーカ粒子を含有す
る。
或は二成分系のドライトーナにより現像されている。−
成分系のものは磁化トーチを含有する。また二成分系現
像剤は一般に磁性担体粒子と非磁性トーカ粒子を含有す
る。
電子写真においては、電荷担体と結合された光電導体が
選択的に露出されて非可視的な潜像を形成する。この荷
電画像を可視的にするためには現像されねばならない。
選択的に露出されて非可視的な潜像を形成する。この荷
電画像を可視的にするためには現像されねばならない。
これは、二成分系の場合、本質的に着色組成分と結合剤
とから成り、5乃至13μmの粒度な有するトーカ粉末
を供与することにより行なわれる。このトーカ粉末は磁
気ブラシ、すなわちセクタ磁石に沿って電界線に斉合す
る担体チェーンを介して光電導体に搬送される。
とから成り、5乃至13μmの粒度な有するトーカ粉末
を供与することにより行なわれる。このトーカ粉末は磁
気ブラシ、すなわちセクタ磁石に沿って電界線に斉合す
る担体チェーンを介して光電導体に搬送される。
トーカを担持する担体は光電導体に均斉に供給される。
これは制御された静電荷をトーカ粉末にもたらし、次い
でトーカ粉末は光電導体に搬送され得る。過剰のトーカ
は担体磁気ブラシにより光電導層かも払い落され、貯蔵
容器に戻される。現像されたトーナ像は次いで紙に転写
され、固定される。二成分系現像法の原理は周知の通り
であって、例えば西独特許2404982号明細書に詳
細に記載されている。
でトーカ粉末は光電導体に搬送され得る。過剰のトーカ
は担体磁気ブラシにより光電導層かも払い落され、貯蔵
容器に戻される。現像されたトーナ像は次いで紙に転写
され、固定される。二成分系現像法の原理は周知の通り
であって、例えば西独特許2404982号明細書に詳
細に記載されている。
担体は一般に磁性材料から成る核を有する。この材料は
、例えば鉄、ニッケル、マグネタイト、7−1’e20
3或は成る種のフェライトである。極めて弱い磁気特性
を有するスチール担体も同様に現在使用されている。必
要な電気的及び静電的特性を充足するため、担体粒子は
通常表面被覆を有する。この表面被覆はまた機械特性に
対する効果を有する。球状をなす粒子は特に流動性がよ
い。もし高い静電荷が望まれる場合には不規則形状の担
体が使用される。トーカ粒子は電子交換法或はイオン転
換法により必要な程度に荷電される( K、L。
、例えば鉄、ニッケル、マグネタイト、7−1’e20
3或は成る種のフェライトである。極めて弱い磁気特性
を有するスチール担体も同様に現在使用されている。必
要な電気的及び静電的特性を充足するため、担体粒子は
通常表面被覆を有する。この表面被覆はまた機械特性に
対する効果を有する。球状をなす粒子は特に流動性がよ
い。もし高い静電荷が望まれる場合には不規則形状の担
体が使用される。トーカ粒子は電子交換法或はイオン転
換法により必要な程度に荷電される( K、L。
バーケラト(Birkett )及びP、グレゴリ−(
Gre−gory )の「ダイス、アンド、ビグメンツ
J 7 (1986)、341頁)。これはトーカと担
体粒子間の摩擦により相互的に誘起される。しかしなが
ら、トーカ粒子は担体表面と烈しい機械的相互作用をも
たらすので、好ましい電荷交換法も好ましくない副次効
果、例えば表面の摩耗及び衝撃を伴なう。摩耗はトーカ
のみでなく、強い摩擦作用により、担体表面にも生ずる
。摩耗したトーカ微粒子は担体表面に衝撃を与え、トー
カ粒子を荷電すべき担体の能力は成る程度まで連続的に
失なわれ或は消耗され、担体作用能力を減殺する。その
結果印画は劣化する。
Gre−gory )の「ダイス、アンド、ビグメンツ
J 7 (1986)、341頁)。これはトーカと担
体粒子間の摩擦により相互的に誘起される。しかしなが
ら、トーカ粒子は担体表面と烈しい機械的相互作用をも
たらすので、好ましい電荷交換法も好ましくない副次効
果、例えば表面の摩耗及び衝撃を伴なう。摩耗はトーカ
のみでなく、強い摩擦作用により、担体表面にも生ずる
。摩耗したトーカ微粒子は担体表面に衝撃を与え、トー
カ粒子を荷電すべき担体の能力は成る程度まで連続的に
失なわれ或は消耗され、担体作用能力を減殺する。その
結果印画は劣化する。
担体表面に対するトーカの衝撃を阻止するため、従来か
ら低表面エネルギープラスチック、例えばシリコーン樹
脂(米国特許3562533号)或はヒドロフルオルカ
ーボン含有重合体(米11%許3553835号)が使
用されて来た。しかしながら、このような担体被覆の機
械的安定性は必ずしも満足すべきものではない。そこで
、対策は充填剤により耐摩耗性を改善する方向に移行し
、例えばシリコンカーバイド、チタン酸カリウム(西独
特許出願公開3312741号)、酸化クロム或は酸化
鉄(米国特許3798167号)或は他の酸化金属化合
物の使用が提案されている。しかしながら、大部分のポ
リマーは過度に高い電気抵抗を有するので電導性組成分
を添加することも必要である。これは表面を機械的に安
定化するが、トーカ粒子は搬送の過程で破砕され、担体
表面に来てこれに衝撃をもたらし、結果的に担体の作用
を減殺する。この不利益に対応するため、さらに例えば
有機賜化合物を被Q層中において濃度勾配を以て含有さ
せた被覆層により、担体作用の低減を防止する試みが提
案された(西独特許出願公開3511171号)。
ら低表面エネルギープラスチック、例えばシリコーン樹
脂(米国特許3562533号)或はヒドロフルオルカ
ーボン含有重合体(米11%許3553835号)が使
用されて来た。しかしながら、このような担体被覆の機
械的安定性は必ずしも満足すべきものではない。そこで
、対策は充填剤により耐摩耗性を改善する方向に移行し
、例えばシリコンカーバイド、チタン酸カリウム(西独
特許出願公開3312741号)、酸化クロム或は酸化
鉄(米国特許3798167号)或は他の酸化金属化合
物の使用が提案されている。しかしながら、大部分のポ
リマーは過度に高い電気抵抗を有するので電導性組成分
を添加することも必要である。これは表面を機械的に安
定化するが、トーカ粒子は搬送の過程で破砕され、担体
表面に来てこれに衝撃をもたらし、結果的に担体の作用
を減殺する。この不利益に対応するため、さらに例えば
有機賜化合物を被Q層中において濃度勾配を以て含有さ
せた被覆層により、担体作用の低減を防止する試みが提
案された(西独特許出願公開3511171号)。
この層はシリコーン樹脂の硬化の際に触媒的に作用し、
特定のトーカについては担体作用の減殺に対して有効で
ある。しかしながら、このような層は形成は極めて複雑
な処理を経て始めて可能であり、それぞれのトーカの粘
弾性特性に適応させねばならない。
特定のトーカについては担体作用の減殺に対して有効で
ある。しかしながら、このような層は形成は極めて複雑
な処理を経て始めて可能であり、それぞれのトーカの粘
弾性特性に適応させねばならない。
一方において、疲労及び摩擦電気に関する基礎的研究が
なされている。この研究において、トーカの衝撃現象が
トーカ粒子寸法、担体粒子寸法、トーカ被覆、トーカの
担体に対する量割合の関数として調査された( 198
8年3月、ニュー、オーレアンズにおいて開催された非
衝撃印刷技術の進歩に関する第4回会議の抄録34頁に
おけるLJ。
なされている。この研究において、トーカの衝撃現象が
トーカ粒子寸法、担体粒子寸法、トーカ被覆、トーカの
担体に対する量割合の関数として調査された( 198
8年3月、ニュー、オーレアンズにおいて開催された非
衝撃印刷技術の進歩に関する第4回会議の抄録34頁に
おけるLJ。
ナラシ、 (Na5h )及びJ、T、ピックモア(B
ick more )の報告「トーチ、インバクジョ
ン、アンド、トライボエレクトリック、エイジング」)
。これら研究の成果を極めて簡単な要約すれば、小さな
トーチ粒子寸法、小さな担体粒子寸法、及びトーチの疏
水性珪酸塩被覆が現像剤の耐用期間を延長するというこ
とである。
ick more )の報告「トーチ、インバクジョ
ン、アンド、トライボエレクトリック、エイジング」)
。これら研究の成果を極めて簡単な要約すれば、小さな
トーチ粒子寸法、小さな担体粒子寸法、及びトーチの疏
水性珪酸塩被覆が現像剤の耐用期間を延長するというこ
とである。
特定の電気特性を有するスチール担体は公知である。米
国特許3636512号によれば、スチール球体が2N
硫酸で特定の態様において処理され、カナダ国特許11
03079号によれば、スチール球体が加熱処理により
酸化せしめられる。これらの担体は表面に酸化物被覆を
有する。しかしながら上記米国特許による2N硫酸によ
る処理は著しい水汚染の問題を伴ない、工業的実施が困
難であるのみならず、複雑な乾燥処理のために高コスト
となる。この方法により得られる担体は、極めて均質な
被覆を有し、荷電分布を改善し、良好な印刷、複写を保
証する。
国特許3636512号によれば、スチール球体が2N
硫酸で特定の態様において処理され、カナダ国特許11
03079号によれば、スチール球体が加熱処理により
酸化せしめられる。これらの担体は表面に酸化物被覆を
有する。しかしながら上記米国特許による2N硫酸によ
る処理は著しい水汚染の問題を伴ない、工業的実施が困
難であるのみならず、複雑な乾燥処理のために高コスト
となる。この方法により得られる担体は、極めて均質な
被覆を有し、荷電分布を改善し、良好な印刷、複写を保
証する。
この表面処理の目的は、極めて良好なi1摩耗性の波力
をもたらし、良好な電気特性(平均比抵抗10−1乃至
10−8オーム−art−’ )を達成する。担体作用
の低減は、トーチ樹脂と酸化鉄層との低い親近性により
遅延せしめられる。それにもかかわらず、担体作用の連
続的な低減は依然として同じである。トーチ樹脂粒子が
静電荷のために砕破され、担体表面にまず残留し、担体
粒子の転勤により次第に緻密に堆積するからである。
をもたらし、良好な電気特性(平均比抵抗10−1乃至
10−8オーム−art−’ )を達成する。担体作用
の低減は、トーチ樹脂と酸化鉄層との低い親近性により
遅延せしめられる。それにもかかわらず、担体作用の連
続的な低減は依然として同じである。トーチ樹脂粒子が
静電荷のために砕破され、担体表面にまず残留し、担体
粒子の転勤により次第に緻密に堆積するからである。
現存のあらゆる担体現像剤の欠点は、担体活性が次第に
低減すること、すなわち再生画像が現像剤の耐用寿命の
間絶えず変化することである。これを回避するため担体
表面を絶えず再生して数千回の複写サイクルを通じてそ
の当性の維持をしなければならない。
低減すること、すなわち再生画像が現像剤の耐用寿命の
間絶えず変化することである。これを回避するため担体
表面を絶えず再生して数千回の複写サイクルを通じてそ
の当性の維持をしなければならない。
(発明の要約)
そこで本発明の目的は、使用中絶えず再生されて長期間
にわたる高い複写画像品質を保証する、酸化物表面を有
するスチール球核担体を提供することである。さらにそ
の製造方法は安価であり、環境問題に関して安全なもの
でなければならない。
にわたる高い複写画像品質を保証する、酸化物表面を有
するスチール球核担体を提供することである。さらにそ
の製造方法は安価であり、環境問題に関して安全なもの
でなければならない。
しかるに、この目的は、スチール球核表面積1m2に対
し℃5・10−5乃至2.5・10−4モルの硫酸を使
用し、処理開始時におけるこの酸濃度を10−2乃至1
0−6モル/lとして、硫酸水溶液でスチール球核を処
理し、硫酸処理したスチール球核をその表面積1 m’
に対して5・10−5乃至5・10−4酸化当量のd盃
は酸化作用剤で酸化させ、球核を60乃至150℃の温
度、100 ミリバール以下の圧力で乾燥し5て得られ
る、スチール球核に式(FeO)x・Fe203(式中
、XはO,l乃至lの数値を意味する)の酸化鉄含有表
面被覆をスチール球核上に有する担体により達成され得
ることが見出された。
し℃5・10−5乃至2.5・10−4モルの硫酸を使
用し、処理開始時におけるこの酸濃度を10−2乃至1
0−6モル/lとして、硫酸水溶液でスチール球核を処
理し、硫酸処理したスチール球核をその表面積1 m’
に対して5・10−5乃至5・10−4酸化当量のd盃
は酸化作用剤で酸化させ、球核を60乃至150℃の温
度、100 ミリバール以下の圧力で乾燥し5て得られ
る、スチール球核に式(FeO)x・Fe203(式中
、XはO,l乃至lの数値を意味する)の酸化鉄含有表
面被覆をスチール球核上に有する担体により達成され得
ることが見出された。
(発明の構成)
本発明担体は(F eO)xFe 203なる構造に相
当する材料の表面を有する。この新規の担体は摩耗の進
行が担体粒子表面を清浄ならしめ、更新する重要な作用
を果たす表面を有する。
当する材料の表面を有する。この新規の担体は摩耗の進
行が担体粒子表面を清浄ならしめ、更新する重要な作用
を果たす表面を有する。
本発明担体の表面は、捕集砕片試料の湿潤化学分析によ
り確認された(FeO)xPe、03(0,1りx <
1 )の構造を有する、厚さ約0.3μmのX線無定形
酸化鉄層を有する。アルゴンプラズムで担体表面全研削
して密度分度を調べるため、走査掘削法で検査したとこ
ろ外方から内方に向って酸素量が次第に減少しているこ
とが確認された。この結果を一定の厚さの真空蒸着酸化
鉄被覆を有する担体のそれと比較した。層厚さは約に、
3±O,]、 ttmであることが見出され、弱いX線
ラインは酸化物表面が針状構造をなしていることを示し
た。
り確認された(FeO)xPe、03(0,1りx <
1 )の構造を有する、厚さ約0.3μmのX線無定形
酸化鉄層を有する。アルゴンプラズムで担体表面全研削
して密度分度を調べるため、走査掘削法で検査したとこ
ろ外方から内方に向って酸素量が次第に減少しているこ
とが確認された。この結果を一定の厚さの真空蒸着酸化
鉄被覆を有する担体のそれと比較した。層厚さは約に、
3±O,]、 ttmであることが見出され、弱いX線
ラインは酸化物表面が針状構造をなしていることを示し
た。
本発明担体の表面層は、平均0.05乃至01μmの大
きさ、110−50nの厚さの、混合成長した主とし又
小板状酸化鉄から成る。この小板状体は縁辺部分におい
てのみ混合成長しているに止るので、個々の粒子は機械
的圧力下に破断される。
きさ、110−50nの厚さの、混合成長した主とし又
小板状酸化鉄から成る。この小板状体は縁辺部分におい
てのみ混合成長しているに止るので、個々の粒子は機械
的圧力下に破断される。
トーチ及び本発明担体から成る現像剤は、いわば1・−
す、担体及び破片から成る3成分系現像剤である。本発
明の特殊な被覆技術を使用して、複写処理の過程で少量
の酸化鉄破片をもたらし得る酸化鉄表面を形成し得る。
す、担体及び破片から成る3成分系現像剤である。本発
明の特殊な被覆技術を使用して、複写処理の過程で少量
の酸化鉄破片をもたらし得る酸化鉄表面を形成し得る。
担体表面からもたらされる0、05−0.1μmの大き
さの酸化鉄粒子は、当初の間は強い付着力により破片と
して表面に保持されている。これらは担体表面において
トーチ破片と結合して、担体表面から剥離しやすくする
ことができる。
さの酸化鉄粒子は、当初の間は強い付着力により破片と
して表面に保持されている。これらは担体表面において
トーチ破片と結合して、担体表面から剥離しやすくする
ことができる。
新規担体は、未被覆のスチール球核な水性硫酸による特
殊な処理、酸化及び乾燥により製造される。酸処理にお
いて、スチール担体表面積1m’に対して0.05−0
.25 ミリモルの酸を使用し、処理の開始に際して酸
濃度をI X 10−2乃至I X 10−6モル/l
とし、従ってpH値が2を下廻らないようにする。こと
に有利な処理では、当初pH値を3.5−4.5とする
。理想的な厚さの表面被覆を形成するためには、表面積
1m’当り5×10 乃至2..5X 10−’モルの
硫酸を必要とすることが見出された。酸の使用量が少な
いと、静電荷分布に関し、被潴されていない材料に較べ
て効果の少ないことが観察された。また酸使用量が過剰
であると、貯蔵安定性が著しく悪(なり、被覆は脆く、
担体は腐蝕される。
殊な処理、酸化及び乾燥により製造される。酸処理にお
いて、スチール担体表面積1m’に対して0.05−0
.25 ミリモルの酸を使用し、処理の開始に際して酸
濃度をI X 10−2乃至I X 10−6モル/l
とし、従ってpH値が2を下廻らないようにする。こと
に有利な処理では、当初pH値を3.5−4.5とする
。理想的な厚さの表面被覆を形成するためには、表面積
1m’当り5×10 乃至2..5X 10−’モルの
硫酸を必要とすることが見出された。酸の使用量が少な
いと、静電荷分布に関し、被潴されていない材料に較べ
て効果の少ないことが観察された。また酸使用量が過剰
であると、貯蔵安定性が著しく悪(なり、被覆は脆く、
担体は腐蝕される。
硫酸はその塩イオンがスチール球核の貯蔵寿命を低減し
ないので好ましい。他の鉱酸の使用も可能ではあるが、
例えば塩酸の場合、腐蝕の問題を生ずる。希釈硝酸の場
合、形成される鉄(It)イオンが制御不能の酸化をも
たらす。
ないので好ましい。他の鉱酸の使用も可能ではあるが、
例えば塩酸の場合、腐蝕の問題を生ずる。希釈硝酸の場
合、形成される鉄(It)イオンが制御不能の酸化をも
たらす。
この表面酸処理とFe Of)の部分酸化は相次いで行
なってもよく、或はまた同時に行なってもよい。
なってもよく、或はまた同時に行なってもよい。
この部分酸化は、表面積1m″に対して5 X 10−
5乃至5 X 10−’モル規定の酸で飽和された水或
は酸溶液中において、或はアルカリ金属過マンガン酸塩
を添加して行なうことができる。しかしながら、酸化は
また他の酸化剤、例えば過酸化水素、ベルオクソニ亜硫
酸塩で行なうこともできる。
5乃至5 X 10−’モル規定の酸で飽和された水或
は酸溶液中において、或はアルカリ金属過マンガン酸塩
を添加して行なうことができる。しかしながら、酸化は
また他の酸化剤、例えば過酸化水素、ベルオクソニ亜硫
酸塩で行なうこともできる。
酸処理と酸化とは同時に行なうこと、特に酸素飽和硫酸
或は過マンガン酸塩含有硫酸で処理するのが好ましい。
或は過マンガン酸塩含有硫酸で処理するのが好ましい。
しかしながら、生成水酸化鉄(II)の酸化は、硫酸処
理後、酸素含有気体、ことに空気中において行なうこと
もできる。
理後、酸素含有気体、ことに空気中において行なうこと
もできる。
酸化剤の量は、スチール担体表面積1m’に対して5
X 10−5乃至5 X 10−’酸化当量である。酸
化物被覆担体は60−150℃、100 ミリバール以
下の圧力下において乾燥される。70℃で乾燥すると生
成物は数日後に変色するが、その効果は同じに維持され
る(後述の実施例3参照)。100℃以上の温度で乾燥
するのが好ましい。極めて低濃度の硫酸を使用するに止
まるから、この方法は環境問題に関して安全である。
X 10−5乃至5 X 10−’酸化当量である。酸
化物被覆担体は60−150℃、100 ミリバール以
下の圧力下において乾燥される。70℃で乾燥すると生
成物は数日後に変色するが、その効果は同じに維持され
る(後述の実施例3参照)。100℃以上の温度で乾燥
するのが好ましい。極めて低濃度の硫酸を使用するに止
まるから、この方法は環境問題に関して安全である。
使用されるスチール担体は、例えばイタリア、マエルネ
在、メタルルジカ、トニオーロS、p、A 社がT C
100なる商品名で製造販売し℃いるスチールボールで
ある。この製品はFe 98.5%、Mn 0.4係、
Si0.4%、Ni XCr及びCuそれぞれ0.1%
、Co 、 Zn 、 Mg及びCaそれぞれ痕跡量を
含有する。
在、メタルルジカ、トニオーロS、p、A 社がT C
100なる商品名で製造販売し℃いるスチールボールで
ある。この製品はFe 98.5%、Mn 0.4係、
Si0.4%、Ni XCr及びCuそれぞれ0.1%
、Co 、 Zn 、 Mg及びCaそれぞれ痕跡量を
含有する。
不規則形状の担体材料粒子を使用することもできる。こ
とに好ましいのは噴霧アトマイモーション法で製造され
たものである。
とに好ましいのは噴霧アトマイモーション法で製造され
たものである。
満足すべき挙動特性を示す担体に関する研究によれば、
現像剤中の静電荷電トーチ粒子が狭い分布(g/d )
を有する場合に常に良好な複写画像をもたらすとのこと
である。この静電荷電性分布はg/dメータ(ノイファ
ーレンのエッピングQmbH社製)により測定される。
現像剤中の静電荷電トーチ粒子が狭い分布(g/d )
を有する場合に常に良好な複写画像をもたらすとのこと
である。この静電荷電性分布はg/dメータ(ノイファ
ーレンのエッピングQmbH社製)により測定される。
この測定方法は、異なるg/d値(gはトーチ粒子の電
荷、dはトーチ粒子の径)を有するトーチ粒子の、電界
内電極に対する固定速度を利用するものである。なお、
現像剤におけるトーチ濃度が相違してはならない。すな
わち担体上におけるトーチ粒子数は使用期間中一定に維
持されねばならない。僅かな変動範囲を超えて増大し或
は減少してはならない。
荷、dはトーチ粒子の径)を有するトーチ粒子の、電界
内電極に対する固定速度を利用するものである。なお、
現像剤におけるトーチ濃度が相違してはならない。すな
わち担体上におけるトーチ粒子数は使用期間中一定に維
持されねばならない。僅かな変動範囲を超えて増大し或
は減少してはならない。
担体が完全に満足すべきものか否かを判定するためのス
トレステスト乃至耐用寿命テストはND2レーザ7”
IJンタ(ミュンヘンのシーメンスAG&)により実際
的な条件下に行なわれた。このプリンタは8kgの現像
剤を装填した場合、平均毎時3501のトーチを費消し
た。従って特定トーチ消費量は、現像剤1 kg当り、
毎時43.8Pであった。
トレステスト乃至耐用寿命テストはND2レーザ7”
IJンタ(ミュンヘンのシーメンスAG&)により実際
的な条件下に行なわれた。このプリンタは8kgの現像
剤を装填した場合、平均毎時3501のトーチを費消し
た。従って特定トーチ消費量は、現像剤1 kg当り、
毎時43.8Pであった。
300万部のプリントをなし終った時点で現像剤中の担
体は約600時間使用された。この時間の間に約210
kgのトーチが、すなわち現像剤1 kg当り26.3
kgのトーカが費消された。
体は約600時間使用された。この時間の間に約210
kgのトーチが、すなわち現像剤1 kg当り26.3
kgのトーカが費消された。
現像剤中の新規担体が約1200時間使用された後にお
いても、画像劣化の兆候は認められなかった。
いても、画像劣化の兆候は認められなかった。
すなわち本発明による担体は600万回プリント後もな
お完全に有効であった。
お完全に有効であった。
対比のため米国特許3632512号、実施例1により
製造された担体を使用して実験したが、丁度300万回
プリント後においてすでに明白な疲労を示した。すなわ
ち画像の明白な劣化、現像剤中のトーカの不均衡な増大
が観察された。この消耗現像剤中のトーカ粒子のg/d
分布を、本発明担体を含有する、なお完全に機能する現
像剤中のトーカと対比して測定したところ、電荷分布は
300万部複写時において著しく拡大されている。
製造された担体を使用して実験したが、丁度300万回
プリント後においてすでに明白な疲労を示した。すなわ
ち画像の明白な劣化、現像剤中のトーカの不均衡な増大
が観察された。この消耗現像剤中のトーカ粒子のg/d
分布を、本発明担体を含有する、なお完全に機能する現
像剤中のトーカと対比して測定したところ、電荷分布は
300万部複写時において著しく拡大されている。
自己再生担体表面及び破片の重要な機能の新しい概念を
実証するために、被覆されていないスチール球核担体を
大部分が無定形の酸化鉄粉末と混合して現像剤を調製し
た。
実証するために、被覆されていないスチール球核担体を
大部分が無定形の酸化鉄粉末と混合して現像剤を調製し
た。
当初段階(約6時間)では、この現像剤はレーザプリン
ターで完全に機能し、得られる複写画像も完全に満足す
べきものであり、上述テストによっても現像剤中に在る
トーカ粒子も狭い電荷分布(g/d測定)を示した。し
かしながらその後の時間経過と共に人為的に添加された
酸化鉄破片が除去されるにともなって現像剤はやがて消
耗した。
ターで完全に機能し、得られる複写画像も完全に満足す
べきものであり、上述テストによっても現像剤中に在る
トーカ粒子も狭い電荷分布(g/d測定)を示した。し
かしながらその後の時間経過と共に人為的に添加された
酸化鉄破片が除去されるにともなって現像剤はやがて消
耗した。
複写画像も劣化し、現像剤中のトーカ粒子も広い電荷分
布を示すに至った。トーチ中の鉄分の分析により、本発
明による担体を基礎とする現像剤がその耐用寿命期間を
通じて均斉な割合で破片を形成することが示された。
布を示すに至った。トーチ中の鉄分の分析により、本発
明による担体を基礎とする現像剤がその耐用寿命期間を
通じて均斉な割合で破片を形成することが示された。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
pH電極、ブレード撹拌器、篩板、導入、排出口を備え
た1000 fnl容積の撹拌容器に、粒度分布75−
175μm1重量平均粒度105μm1表面積36Cr
n15’の1000y−のスチール粉末(上記イクリ、
マエルネのトニオーロ社gTc100スチール粉末)を
充填した。給送容器に100 l/hの空気流を導入し
て、pH4の硫酸溶液4jを空気(15℃の水中におけ
る020.0205容量係)で飽和させた。次いでこの
溶液をポンプにより201/hの割合で充填スチール粉
末中を貫流させた。溶液は循環的に給送容器に吹込まれ
、給送容器及び反応容器中のp)−1値は絶えず計測さ
れた。空気は給送容器中に1001/hの割合で吹込ま
れた。約20分後給送容器中OpH値は8に上昇し、反
応容器中のpi−(値と相違しなくなった。
た1000 fnl容積の撹拌容器に、粒度分布75−
175μm1重量平均粒度105μm1表面積36Cr
n15’の1000y−のスチール粉末(上記イクリ、
マエルネのトニオーロ社gTc100スチール粉末)を
充填した。給送容器に100 l/hの空気流を導入し
て、pH4の硫酸溶液4jを空気(15℃の水中におけ
る020.0205容量係)で飽和させた。次いでこの
溶液をポンプにより201/hの割合で充填スチール粉
末中を貫流させた。溶液は循環的に給送容器に吹込まれ
、給送容器及び反応容器中のp)−1値は絶えず計測さ
れた。空気は給送容器中に1001/hの割合で吹込ま
れた。約20分後給送容器中OpH値は8に上昇し、反
応容器中のpi−(値と相違しなくなった。
淡黄色溶液を反応容器から排出し、反応容器を真空ポン
プに接続し、4バールの蒸気で135℃に加熱し、55
ミリバールの圧力下に4時間にわたり乾燥した。反応容
器から極めて易流動性の淡黄色スチール粉末が排出され
た。これはそのまま現像剤調製のために使用され得るも
のである。
プに接続し、4バールの蒸気で135℃に加熱し、55
ミリバールの圧力下に4時間にわたり乾燥した。反応容
器から極めて易流動性の淡黄色スチール粉末が排出され
た。これはそのまま現像剤調製のために使用され得るも
のである。
対比例1
米国特許3632512号実施例1の指示に従い、上記
実施例1におけると同様のスチールボールを使用して担
体を製造した。すなわちこのスチール粉末を2N硫酸で
処理し上記実施例と同様に水とメタノールと水で洗浄し
、空気の存在下、80℃において赤外線乾燥した。
実施例1におけると同様のスチールボールを使用して担
体を製造した。すなわちこのスチール粉末を2N硫酸で
処理し上記実施例と同様に水とメタノールと水で洗浄し
、空気の存在下、80℃において赤外線乾燥した。
実施例2
pl−1電極、ブレード撹拌器、篩板、導入、排出口を
備えた3000 fn!、撹拌容器に、粒度分布75−
175 μm、重量平均粒度105μm、表面積36C
IrL2/g−のスチール粉末(同上トニオーロ社g’
rciooスチール粉末) 100054を充填した。
備えた3000 fn!、撹拌容器に、粒度分布75−
175 μm、重量平均粒度105μm、表面積36C
IrL2/g−のスチール粉末(同上トニオーロ社g’
rciooスチール粉末) 100054を充填した。
次いで1.3×10 モル/lの過マンガン酸カリウ
ムを溶解させたpH4の硫酸溶液41を撹拌しつつ20
l/hの割合でポンプにより充填スチール粉末中を貫
流させた。貫流溶液は循環使用して給送容器に給送され
、この給送容器と反応容器のpH値は継続的に測定され
た。15分経過後、給送容器におけるpI−1値は8に
上昇し、反応容器中OpH値と相違しなくなった。
ムを溶解させたpH4の硫酸溶液41を撹拌しつつ20
l/hの割合でポンプにより充填スチール粉末中を貫
流させた。貫流溶液は循環使用して給送容器に給送され
、この給送容器と反応容器のpH値は継続的に測定され
た。15分経過後、給送容器におけるpI−1値は8に
上昇し、反応容器中OpH値と相違しなくなった。
反応容器から淡褐色溶液を排出し、次いでスチール粉末
が充填されている反応容器を減圧(55ミリバール)シ
、真空ポンプ作動のまま120 ’Cに加熱し、波器生
成物を4時間にわたり乾燥した。
が充填されている反応容器を減圧(55ミリバール)シ
、真空ポンプ作動のまま120 ’Cに加熱し、波器生
成物を4時間にわたり乾燥した。
次いで淡黄色スチール粉末を反応容器から排出したが、
これは直ちに現像剤製造のために使用し得るものである
。
これは直ちに現像剤製造のために使用し得るものである
。
実施例3
pH14極、ブレード撹拌器、篩板、導入、排出口を備
えた1000−撹拌容器に、同じく粒度分布75−17
5μm、重量平均粒度105μ?71%表面積36cm
2/lのスチール粉末(同じ(トニオーロ社製TC10
0)を充填した。給送容器中K pH値3の硫酸溶液4
1を容れ、この溶液を201/hの割合で反応容器中の
スチール粉末中を貫流させた。この貫流溶液は循環的に
給送容器に返送され、循環容器及び反応容器中のpH値
は継続的に測定された。
えた1000−撹拌容器に、同じく粒度分布75−17
5μm、重量平均粒度105μ?71%表面積36cm
2/lのスチール粉末(同じ(トニオーロ社製TC10
0)を充填した。給送容器中K pH値3の硫酸溶液4
1を容れ、この溶液を201/hの割合で反応容器中の
スチール粉末中を貫流させた。この貫流溶液は循環的に
給送容器に返送され、循環容器及び反応容器中のpH値
は継続的に測定された。
約17分後、給送容器中のpH値は8に上昇し、もはや
反応容器中のpH値と差違がなくなった。
反応容器中のpH値と差違がなくなった。
淡黄色溶液を反応容器から排出し、次いで反応容器を減
圧した。減圧ポンプを作動させながら、空気100−を
貫流させて湿潤スチール粉末床を5分間にわたり乾燥し
た。空気給送を停止し、まだ湿潤状態のスチール球核担
体を窒素ガス雰囲気中において反応容器から排出した。
圧した。減圧ポンプを作動させながら、空気100−を
貫流させて湿潤スチール粉末床を5分間にわたり乾燥し
た。空気給送を停止し、まだ湿潤状態のスチール球核担
体を窒素ガス雰囲気中において反応容器から排出した。
この担体の3分の1ずつを70℃、100℃及び130
℃において、減圧可能乾燥室中で4時間乾燥した。
℃において、減圧可能乾燥室中で4時間乾燥した。
冷却後、試料を85%相対湿度、25℃の空調状態で1
週間貯蔵した。70℃で乾燥した担体は黄色から赤い錆
色に変色したが、110℃及び130℃において乾燥し
た試料は全く変色しなかった。
週間貯蔵した。70℃で乾燥した担体は黄色から赤い錆
色に変色したが、110℃及び130℃において乾燥し
た試料は全く変色しなかった。
静電荷分布はいずれも実施例2の場合に相当した。
現像剤1
実施例1において製造された担体988 P (98,
8重量%)及びシーメンスA、G、社製ND2/ND3
レーザプリンター用のオリジナルトーチ12F(1,2
重量%)を正確に計量し、活性化して現像剤を調製した
。このために上記混合物を6Orpmのロールブロック
上においた50〇−容積のガラスフラスコ中で5分間撹
拌した。
8重量%)及びシーメンスA、G、社製ND2/ND3
レーザプリンター用のオリジナルトーチ12F(1,2
重量%)を正確に計量し、活性化して現像剤を調製した
。このために上記混合物を6Orpmのロールブロック
上においた50〇−容積のガラスフラスコ中で5分間撹
拌した。
現像剤2
対比のため、対比例1におけるようにして得られたスチ
ール担体99.8.i量係と、シーメンスレーザプリン
ターND2/ND3用トーナ1.2重量%から、上記と
同様にして現像剤を調製した。
ール担体99.8.i量係と、シーメンスレーザプリン
ターND2/ND3用トーナ1.2重量%から、上記と
同様にして現像剤を調製した。
現像剤3
対比のため、被覆されていないスチール粉末(T C1
00) 99.8重量%と、同じくシーメンスレーザプ
リンターND2/ND3用トーナ1.2重量%から上記
と同様にして現像剤を調製した。
00) 99.8重量%と、同じくシーメンスレーザプ
リンターND2/ND3用トーナ1.2重量%から上記
と同様にして現像剤を調製した。
現像剤4
被覆されていない担体(TCloo)を酸化鉄粉末(ル
ートウィッヒスハーフェンのBASI” A G 社製
5icotrans Orange L 2515 )
1.2重量%と混合し、これをレッドデヴイルで15
分間振虐した。
ートウィッヒスハーフェンのBASI” A G 社製
5icotrans Orange L 2515 )
1.2重量%と混合し、これをレッドデヴイルで15
分間振虐した。
次いでこのようにして得られた担体99.8重量%とシ
ーメンス、レーザ、プリンターND2ハD3用トーナ1
.2重量%を混合して現像剤を調製した。
ーメンス、レーザ、プリンターND2ハD3用トーナ1
.2重量%を混合して現像剤を調製した。
静電荷電性g/dの測定
活性化現像剤(摩擦電気による電荷分離)を正確に秤量
し、頂部及び底部を篩挿入体で閉塞した測定セルに導入
した。
し、頂部及び底部を篩挿入体で閉塞した測定セルに導入
した。
50μmのメツシュ寸法は、トーチ粒子全部がこれを通
過し得るが、担体(75−175μm)全部が測定セル
内部に残留するようになされる。円筒状の測定セルは、
絶縁され電位計(g/mメータ、ノイファーレンのエピ
ンlQmbH社類)に接続すれる。約4000 (71
3/lrimの強い空気流及び同時に及ぼされる吸気に
より、担体に静電的に耐着しているトーチが、この担体
から完全に除去され、セル外に排出される。電荷がこの
電位計で読取られる。
過し得るが、担体(75−175μm)全部が測定セル
内部に残留するようになされる。円筒状の測定セルは、
絶縁され電位計(g/mメータ、ノイファーレンのエピ
ンlQmbH社類)に接続すれる。約4000 (71
3/lrimの強い空気流及び同時に及ぼされる吸気に
より、担体に静電的に耐着しているトーチが、この担体
から完全に除去され、セル外に排出される。電荷がこの
電位計で読取られる。
この際の対向符号電荷量は吹落されたトーチの電荷に相
当するが、この量は計器の逆秤量により測定される。現
像剤は、担体鎖線に沿って滑動するトーチ粒子による磁
気ブラシ現像の過程において活性化される。電荷分離の
程度は、使用される材料、及び活性化の継続時間及び強
さにより相違する。極めて強い振動台°1現像剤を破壊
する場合がある。被覆が摩擦剥離されるか、或はトーチ
が担体表面に衝突するからである。
当するが、この量は計器の逆秤量により測定される。現
像剤は、担体鎖線に沿って滑動するトーチ粒子による磁
気ブラシ現像の過程において活性化される。電荷分離の
程度は、使用される材料、及び活性化の継続時間及び強
さにより相違する。極めて強い振動台°1現像剤を破壊
する場合がある。被覆が摩擦剥離されるか、或はトーチ
が担体表面に衝突するからである。
実験l
ψの測定
600Pの上記現像剤1をレーザ、プリンティングLD
テスター(同上メイファーレン在エピンlGmbH社製
)に導入する。シーメンス、レーザ、プリンターND2
/ND3用トーナを貯蔵容器に導入する。磁気ブラシの
作動速度は15α/ secとする。
テスター(同上メイファーレン在エピンlGmbH社製
)に導入する。シーメンス、レーザ、プリンターND2
/ND3用トーナを貯蔵容器に導入する。磁気ブラシの
作動速度は15α/ secとする。
光電導体との間隔はZOWである。半導体ドラムの速度
は7m/5eCs電導体及び現像剤ロール間の電圧は3
00■である。移送された量のト一すは充電導体の他方
側縁で吸引される。数分後に現像処理が中断され、現像
剤1の試料を取出し、g/m測定を行なう。g/m測定
結果は、15.5±1.0μC/g(表1)であった。
は7m/5eCs電導体及び現像剤ロール間の電圧は3
00■である。移送された量のト一すは充電導体の他方
側縁で吸引される。数分後に現像処理が中断され、現像
剤1の試料を取出し、g/m測定を行なう。g/m測定
結果は、15.5±1.0μC/g(表1)であった。
本実験において測定された偏移は、他の実験におけると
同様に10回の算術平均とした。
同様に10回の算術平均とした。
対比現像剤2.3及び4のψ値は同様の方法で測定され
、下表1にまとめて掲記される。
、下表1にまとめて掲記される。
結実
現像剤1.2及び4の平均静電荷電性はエラーマージの
範囲で同様であった。被覆を施こさない担体に基ずく現
像剤3は他の現像剤に比し極めて高い電荷を有する。
範囲で同様であった。被覆を施こさない担体に基ずく現
像剤3は他の現像剤に比し極めて高い電荷を有する。
実験2
現像剤工、20Pを6 Orpmp−ロールブロック上
次いでg/d測定(同上エピングqmbH社製g/dノ
ータ)を行なった。平均g/d値は標準偏倚4.0±0
.5の6.9±3.64C/ 10 μmであった。同
様にして現像剤2.3及び4のg/d値測定を行なった
が、その結果は下表1にまとめて示される。
次いでg/d測定(同上エピングqmbH社製g/dノ
ータ)を行なった。平均g/d値は標準偏倚4.0±0
.5の6.9±3.64C/ 10 μmであった。同
様にして現像剤2.3及び4のg/d値測定を行なった
が、その結果は下表1にまとめて示される。
実験3
操作条件下における現像剤1中のトーナ量の測定
5ooo yの現像剤1をND2レーザ、プリンターに
導入し、一般条件下で操作した。黒色度及び複写画質を
監視した。各500 、000回の複写ごとに紙に転移
されたトーチの鉄分を分析した。300万回複写後に現
像剤試料を取出して、全トーナ量割合を測定して、1.
8%であることを確認した。600万回複写後に、現像
剤を複写機から取出し、その全トーナ量割合を測定して
、3.6%であることを確認した。
導入し、一般条件下で操作した。黒色度及び複写画質を
監視した。各500 、000回の複写ごとに紙に転移
されたトーチの鉄分を分析した。300万回複写後に現
像剤試料を取出して、全トーナ量割合を測定して、1.
8%であることを確認した。600万回複写後に、現像
剤を複写機から取出し、その全トーナ量割合を測定して
、3.6%であることを確認した。
実験4
実1!i!f!3におけるように8000 !i’現像
剤を同じND2レーザ、プリンターに導入し、同様にプ
リンターを操作した。500.000回の複写毎にトー
チ試料を採取して鉄分を分析した。300万回複写後、
全トーナ量割合はすでに5.6%に達した。そこで実験
を中止した。結果は表2に掲記されている。
剤を同じND2レーザ、プリンターに導入し、同様にプ
リンターを操作した。500.000回の複写毎にトー
チ試料を採取して鉄分を分析した。300万回複写後、
全トーナ量割合はすでに5.6%に達した。そこで実験
を中止した。結果は表2に掲記されている。
実験5
操作条件下における現像剤3中のトーナ量の測定
実験3におけると同様にして、現像剤3をレーザ、プリ
ンターでテストした。複写処理は、複写画像の劣悪であ
るため、数千回ですでに中止しなければならなかった。
ンターでテストした。複写処理は、複写画像の劣悪であ
るため、数千回ですでに中止しなければならなかった。
結果は下表2に示される。
実験6
操作条件下における現像剤4をレーザ、プリンターでテ
ストしたところ、この現像剤は5000部を超える満足
すべき明瞭な複写画像をもたらしたが、それから複写画
質の急激な劣化をもたらしたので実験を中止せねばなら
なかった。結果は表2に掲記される。
ストしたところ、この現像剤は5000部を超える満足
すべき明瞭な複写画像をもたらしたが、それから複写画
質の急激な劣化をもたらしたので実験を中止せねばなら
なかった。結果は表2に掲記される。
表 1
現像剤の静電荷電性
g/m 平均g/d 標準
現像剤1
(本発明)
15.5
3.6
現像剤2
(米国特許3,632,512号
による担体)
16.0
7.2
4.0
現像剤3
(被覆されないスチール
担体)
36.5
13.9
5.9
現像剤4
(酸化鉄粉末を被覆した
スチール担体)
7.0
3.4
Claims (6)
- (1)スチール球核表面積1m^2に対して5・10^
−^5乃至2.5・10^−^4モルの硫酸を使用し、
処理開始時におけるこの酸濃度を10^−^2乃至10
^−^6モル/lとして、硫酸水溶液でスチール球核を
処理し、硫酸処理したスチール球核をその表面積1m^
2に対して5・10^−^5乃至5・10^−^4酸化
当量の酸素或は酸化作用剤で酸化させ、球核を60乃至
150℃の温度、100ミリバール以下の圧力で乾燥し
て得られる、スチール球核に式(FeO)_x・Fe_
2O_3(式中、xは0.1乃至1の数値を意味する)
の酸化鉄含有表面被覆をスチール球核上に有する担体。 - (2)スチール球核を硫酸水溶液で処理し、この処理さ
れた球核を乾燥することにより請求項(1)による担体
を製造する方法において、スチール球核表面積1m^2
に対して5・10^−^5乃至2.5・10^−^4モ
ルの硫酸でこの球核を処理し、処理開始時における酸濃
度を10^−^2乃至10^−^6モル/lとし、この
硫酸処理された球核を5・10^−^5乃至5・10^
−^4酸化当量の酸素或は酸化作用剤で部分的に酸化さ
せ、この酸化球核を60乃至150℃の温度、100ミ
リバール以下の圧力で乾燥することを特徴とする方法。 - (3)請求項(2)による製造方法であって、硫酸処理
及び酸化を同時に行なうことを特徴とする方法。 - (4)請求項(2)或は(3)による製造方法であって
、酸化を空気酸素或はアルカリ金属過マンガン酸塩で行
なうことを特徴とする方法。 - (5)請求項(2)、(3)或は(4)による製造方法
であって、噴霧気化法により製造されたスチール球核を
処理することを特徴とする方法。 - (6)請求項(1)による担体を使用したレーザ印字装
置用現像剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3831091.0 | 1988-09-13 | ||
DE3831091A DE3831091A1 (de) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | Oxidbeschichtete carrier, ein verfahren zur herstellung dieser carrier und deren verwendung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02114270A true JPH02114270A (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=6362846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1233077A Pending JPH02114270A (ja) | 1988-09-13 | 1989-09-11 | 酸化物被覆担体及びその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5039587A (ja) |
EP (1) | EP0359041B1 (ja) |
JP (1) | JPH02114270A (ja) |
CA (1) | CA1320109C (ja) |
DE (2) | DE3831091A1 (ja) |
ES (1) | ES2041916T3 (ja) |
PT (1) | PT91694B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4140900A1 (de) * | 1991-12-12 | 1993-06-17 | Basf Ag | Als carrier fuer die elektrophotographie geeignete teilchen |
US5272039A (en) * | 1992-05-04 | 1993-12-21 | Eastman Kodak Company | Preparation of magnetic carrier particles |
DE4409966A1 (de) * | 1994-03-23 | 1995-09-28 | Basf Ag | Zweifach mit Metalloxid beschichtete Carrier für die Elektrophotographie |
WO1997036049A1 (en) * | 1996-03-26 | 1997-10-02 | Dsm N.V. | Process for coating a board- or paper-like substrate with a powder paint composition |
US6342273B1 (en) | 1994-11-16 | 2002-01-29 | Dsm N.V. | Process for coating a substrate with a powder paint composition |
JP4799332B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2011-10-26 | 株式会社東芝 | エッチング液、エッチング方法および電子部品の製造方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3533835A (en) * | 1966-10-11 | 1970-10-13 | Xerox Corp | Electrostatographic developer mixture |
US3632512A (en) * | 1969-02-17 | 1972-01-04 | Eastman Kodak Co | Method of preparing magnetically responsive carrier particles |
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