JPH02112429A - オープンエンド紡績糸 - Google Patents
オープンエンド紡績糸Info
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- JPH02112429A JPH02112429A JP25941788A JP25941788A JPH02112429A JP H02112429 A JPH02112429 A JP H02112429A JP 25941788 A JP25941788 A JP 25941788A JP 25941788 A JP25941788 A JP 25941788A JP H02112429 A JPH02112429 A JP H02112429A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規なオープンエンド紡績糸に関するもので
ある。
ある。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]従来短繊
維を集束して紡績糸とする方法には、糸構造からみて実
撚があるか否かで大別する事ができる。実撚をもつ紡績
方式としては、リング↑、′I紡、オープンエンド精紡
、フリクシジン精紡等が知られている。実撚をもたない
紡績方式としては、結束紡績糸が知られている。
維を集束して紡績糸とする方法には、糸構造からみて実
撚があるか否かで大別する事ができる。実撚をもつ紡績
方式としては、リング↑、′I紡、オープンエンド精紡
、フリクシジン精紡等が知られている。実撚をもたない
紡績方式としては、結束紡績糸が知られている。
従来オープンエンド精紡糸においては、高生産性、省エ
ネルギー化をめざして小径のローターによる高速化を達
成しようと開発が進んでいる。しかしながら、ローター
径を小さくすると、良好な紡出性(糸切れが発生しない
状jJ)を得ることがはなはだ難しく、30φ前後が限
界となっている。
ネルギー化をめざして小径のローターによる高速化を達
成しようと開発が進んでいる。しかしながら、ローター
径を小さくすると、良好な紡出性(糸切れが発生しない
状jJ)を得ることがはなはだ難しく、30φ前後が限
界となっている。
又、ローター回転数をより高速にすると、これまた紡出
が難しく、エネルギーコストも二次曲線的に増加する。
が難しく、エネルギーコストも二次曲線的に増加する。
したがってローター回転数は、110. OOOrpm
前後が限界とされている。
前後が限界とされている。
一方高生産性、省エネルギーをめざす方法として低撚係
数下で紡出する方法が考えられるが、この場合紡出がは
なはだ難しい事と糸強ツノが充分でない為、後工程の製
編、製織でトラブルを生じ実用性がない。したがって平
均繊維長381Tl+11以下を主体とする実撚を有す
る紡績糸では、後工程の製編、製織をスムースに行う為
には、撚係数αm〉85を必要としているのが現状であ
り、一般的にαmは90〜150で使用されている。
数下で紡出する方法が考えられるが、この場合紡出がは
なはだ難しい事と糸強ツノが充分でない為、後工程の製
編、製織でトラブルを生じ実用性がない。したがって平
均繊維長381Tl+11以下を主体とする実撚を有す
る紡績糸では、後工程の製編、製織をスムースに行う為
には、撚係数αm〉85を必要としているのが現状であ
り、一般的にαmは90〜150で使用されている。
以上を総合して見ると、オーブンエンド紡績方式で小径
のローターを用い、高速回転で紡出するには、αmを高
くして紡出するのが現状である。
のローターを用い、高速回転で紡出するには、αmを高
くして紡出するのが現状である。
この場合には撚係数αmが冑いと柔軟性、嵩高性、光沢
が劣る問題が発生し、実用性のある紡績糸が得られない
。
が劣る問題が発生し、実用性のある紡績糸が得られない
。
本発明は、省エネルギーおよび高生産性を達成すること
ができる小口径のローターを具備した高速オーブンエン
ド精紡機で紡績され、且つ強力、毛羽(少ない毛羽)、
柔軟性、嵩高性および光沢(光沢があること)等の糸物
性が優れたオーブンエンド紡績糸を提供することを目的
とする。
ができる小口径のローターを具備した高速オーブンエン
ド精紡機で紡績され、且つ強力、毛羽(少ない毛羽)、
柔軟性、嵩高性および光沢(光沢があること)等の糸物
性が優れたオーブンエンド紡績糸を提供することを目的
とする。
オーブンエンド紡績糸の糸構造が、糸の長さ方向に対し
てほぼ直角方向に巻き付く繊維を有する構造であること
は知られている。父系の内層と外層で繊維のマイグレー
ションがあり、そのために糸を構成するそれぞれの繊維
の撚角度が、従来公知のリング系に比して変動すること
が知られている。本発明者はオーブンエンド紡績糸の有
するこれら特有の糸構造に着目して紡績糸の長さ方向に
配列した繊維に対して巻き付いて締めつける繊維を有効
に利用し、且つ用いる繊維の繊維長および撚係数との組
合せを適切に選定することにより前記目的を達成し得る
ことを見出し、本発明に到着した。
てほぼ直角方向に巻き付く繊維を有する構造であること
は知られている。父系の内層と外層で繊維のマイグレー
ションがあり、そのために糸を構成するそれぞれの繊維
の撚角度が、従来公知のリング系に比して変動すること
が知られている。本発明者はオーブンエンド紡績糸の有
するこれら特有の糸構造に着目して紡績糸の長さ方向に
配列した繊維に対して巻き付いて締めつける繊維を有効
に利用し、且つ用いる繊維の繊維長および撚係数との組
合せを適切に選定することにより前記目的を達成し得る
ことを見出し、本発明に到着した。
本発明の前述の目的は、平均繊維長が26〜38mmで
ある複数の繊維から成るオーブンエンド紡績糸であって
、該紡績糸が撚係数αm−60〜85を有すると共に、
その外周面に多数の締め付け繊維が巻き付いており、該
多数の締め付け繊維が紡績糸の糸軸に対して直交に近い
角度で巻き付いている締め付け繊維Aと、紡績糸の糸軸
に沿って糸軸と小さい角度で巻き付いている締め付け繊
維Bから成り、前記締め付け繊維の3本以上が近接又は
一体となって紡績糸の円面に巻き付いている場合を1個
所の締め付け繊維束個数とする場合に、紡績糸1m当た
りの前記締め付け繊維束個数が締め付け繊維Aに対して
200個以上、締め付iJ繊緋Bに対して150個以上
であることを特徴とするオーブンエンド紡績糸によって
達成される。
ある複数の繊維から成るオーブンエンド紡績糸であって
、該紡績糸が撚係数αm−60〜85を有すると共に、
その外周面に多数の締め付け繊維が巻き付いており、該
多数の締め付け繊維が紡績糸の糸軸に対して直交に近い
角度で巻き付いている締め付け繊維Aと、紡績糸の糸軸
に沿って糸軸と小さい角度で巻き付いている締め付け繊
維Bから成り、前記締め付け繊維の3本以上が近接又は
一体となって紡績糸の円面に巻き付いている場合を1個
所の締め付け繊維束個数とする場合に、紡績糸1m当た
りの前記締め付け繊維束個数が締め付け繊維Aに対して
200個以上、締め付iJ繊緋Bに対して150個以上
であることを特徴とするオーブンエンド紡績糸によって
達成される。
本明細書でいう撚係数αmとは次式で示される数値であ
る。
る。
α−fy而/撚面(”r/ m、 )
ここにNmはメートル番手を示す。
締め付け繊維Aとは紡績糸の糸軸に対して直交に近い角
度で紡績糸の外周面に巻き付いている繊維(第1図では
aI Haz+ 83で示す締め付け繊維束中の繊維
)であって、より詳しくは糸軸に対して75°〜105
°の角度範囲で紡績糸の外周面に巻き付いている繊維を
いう。一方締め付けl!Ili維Bとは紡績糸の糸軸に
沿って糸軸と小さい角度で巻キ付イテイル繊′a、(第
1Ikではす、、b2 、bJで示す締め付け繊維束中
の繊維)であって、より詳しくは糸軸に対して30°〜
75°および105°〜150°の角度範囲で紡績糸の
外周面に巻き付いている繊維をいう。本明細書でいう締
め付り繊維束とは3本以上の締め付け繊維が近接又は一
体となっている場合をい\、その締め付け繊維束の1
rn当たりの個数によって締め付け繊維A又はBの締め
付けの程度を表す尺度とする。1〜2本の締め付け繊維
では紡績糸の充分な締め付けが得られないので締め付け
繊維束杏構成する繊維を3本以上としたものである。し
たがって第1図に例示する本発明のオーブンエンド紡績
糸で第1図に表れる部分の糸長が1mと仮定すれば、こ
の紡績糸の締め付け繊維束個数は締め付け繊維Aに対し
て3個(a、+a2−トa3)であり、締め付け繊維B
に対しても3個(b+ +bz +bff )となる。
度で紡績糸の外周面に巻き付いている繊維(第1図では
aI Haz+ 83で示す締め付け繊維束中の繊維
)であって、より詳しくは糸軸に対して75°〜105
°の角度範囲で紡績糸の外周面に巻き付いている繊維を
いう。一方締め付けl!Ili維Bとは紡績糸の糸軸に
沿って糸軸と小さい角度で巻キ付イテイル繊′a、(第
1Ikではす、、b2 、bJで示す締め付け繊維束中
の繊維)であって、より詳しくは糸軸に対して30°〜
75°および105°〜150°の角度範囲で紡績糸の
外周面に巻き付いている繊維をいう。本明細書でいう締
め付り繊維束とは3本以上の締め付け繊維が近接又は一
体となっている場合をい\、その締め付け繊維束の1
rn当たりの個数によって締め付け繊維A又はBの締め
付けの程度を表す尺度とする。1〜2本の締め付け繊維
では紡績糸の充分な締め付けが得られないので締め付け
繊維束杏構成する繊維を3本以上としたものである。し
たがって第1図に例示する本発明のオーブンエンド紡績
糸で第1図に表れる部分の糸長が1mと仮定すれば、こ
の紡績糸の締め付け繊維束個数は締め付け繊維Aに対し
て3個(a、+a2−トa3)であり、締め付け繊維B
に対しても3個(b+ +bz +bff )となる。
本発明のオープンエンド紡績糸は、繊維長と撚係数αm
と締め付け繊維A及びBの締め付け繊維束個数を調整す
る事により、強力を高め、毛羽を少なくして、柔軟性と
嵩高性をもたせ、光沢があるようにしたものである。繊
維長は、26+n+yより短い場合、1強力が低く望ま
しくなく、380TII+以上であると小口径のロータ
ーにおける紡出性が劣り(糸切れ数の増加)望ましくな
い。αmが60以下では、強力が低下して後工程の製織
及び製編が困難となる。85以上では、柔軟性が劣り、
光沢もなくなる。締め付け繊維Aの締め付け繊維束個数
は、200ケ/m以上が必要である。200ケ/m以下
になると強力が低下して望ましくない。又、多過ぎると
、柔軟性にかけ光沢もつやがなくなる。
と締め付け繊維A及びBの締め付け繊維束個数を調整す
る事により、強力を高め、毛羽を少なくして、柔軟性と
嵩高性をもたせ、光沢があるようにしたものである。繊
維長は、26+n+yより短い場合、1強力が低く望ま
しくなく、380TII+以上であると小口径のロータ
ーにおける紡出性が劣り(糸切れ数の増加)望ましくな
い。αmが60以下では、強力が低下して後工程の製織
及び製編が困難となる。85以上では、柔軟性が劣り、
光沢もなくなる。締め付け繊維Aの締め付け繊維束個数
は、200ケ/m以上が必要である。200ケ/m以下
になると強力が低下して望ましくない。又、多過ぎると
、柔軟性にかけ光沢もつやがなくなる。
望ましくは、200ケ/m〜400ケ/mがよい。締め
付け繊維Bの締め付け繊維束個数は150ケ/m以上が
必要である。少ないと充分な強力が得られない。又、多
過ぎると締め付け繊維Aの場合と同様に柔軟性にかけ、
光沢もつやもなくなる。望ましくは150〜350ケ/
mがよい。締め付け繊維A及びBの締め付け繊維束個数
をコントロールするには、繊維長ローターの径、撚係数
、ネーブル形状を考慮する事により得られる。例えば、
締め付け繊維A及びBを増加させるには、繊維長を26
坤3Bmmへ、ローター径を56φ中36φへ、撚係数
αmは、60−>80へ、ネーブル形状は表面のなめら
かなものを用いる事により得られる。
付け繊維Bの締め付け繊維束個数は150ケ/m以上が
必要である。少ないと充分な強力が得られない。又、多
過ぎると締め付け繊維Aの場合と同様に柔軟性にかけ、
光沢もつやもなくなる。望ましくは150〜350ケ/
mがよい。締め付け繊維A及びBの締め付け繊維束個数
をコントロールするには、繊維長ローターの径、撚係数
、ネーブル形状を考慮する事により得られる。例えば、
締め付け繊維A及びBを増加させるには、繊維長を26
坤3Bmmへ、ローター径を56φ中36φへ、撚係数
αmは、60−>80へ、ネーブル形状は表面のなめら
かなものを用いる事により得られる。
締め付け繊維の発生理由は、従来より知られているよう
に、繊維束がローター内で加熱されはぎ取られるさい、
はぎ取り方向と逆の繊維がからみつき締め付け繊維にな
るものと思われる。又、繊維束が加熱され糸を形成しつ
つある時点に飛び込んできた繊維が締め付け繊維になる
ものと思われる。
に、繊維束がローター内で加熱されはぎ取られるさい、
はぎ取り方向と逆の繊維がからみつき締め付け繊維にな
るものと思われる。又、繊維束が加熱され糸を形成しつ
つある時点に飛び込んできた繊維が締め付け繊維になる
ものと思われる。
以下本発明のオープンエンド紡績糸とその紡績に用いら
れるオーブンエンド紡績装置の一例を示す添付図面を参
照して本発明を詳述する。
れるオーブンエンド紡績装置の一例を示す添付図面を参
照して本発明を詳述する。
第1図に本発明のオープンエンド紡績糸の構造をモデル
的に示す。第1図においてal+a!+a、は締め付け
繊維Aの締め付け繊維束であり、1)l+ b2+1
)3は締め付け繊11tBの締め付け繊維束である。C
は毛羽を表す。第1図に示すように、締め付け繊維束の
締め付け繊維の数は3本以上であり、又締め付け繊維B
の締め付け繊維束での締め付け繊維Bの巻き付き角度は
b2で示すように右傾斜、左傾斜の両方が混在していて
もよい。
的に示す。第1図においてal+a!+a、は締め付け
繊維Aの締め付け繊維束であり、1)l+ b2+1
)3は締め付け繊11tBの締め付け繊維束である。C
は毛羽を表す。第1図に示すように、締め付け繊維束の
締め付け繊維の数は3本以上であり、又締め付け繊維B
の締め付け繊維束での締め付け繊維Bの巻き付き角度は
b2で示すように右傾斜、左傾斜の両方が混在していて
もよい。
第2図に本発明のオープンエンド紡績糸の紡績に用いら
れるオーブンエンド紡績装置を示す。第2図に示すよう
に、スライバー1をフィードローラー2により供給し、
コーミングローラ−3で分離開繊する。1本1本に開繊
された繊維は、輸送チャンネル4を通り、ローター5で
再収束し、加熱されて糸を形成し、糸は糸排出管8を通
して送りだされて捲取ローラーで捲取られる。
れるオーブンエンド紡績装置を示す。第2図に示すよう
に、スライバー1をフィードローラー2により供給し、
コーミングローラ−3で分離開繊する。1本1本に開繊
された繊維は、輸送チャンネル4を通り、ローター5で
再収束し、加熱されて糸を形成し、糸は糸排出管8を通
して送りだされて捲取ローラーで捲取られる。
第2図に示したオーブンエンド紡績装置を用いて下記条
件で各種のオープンエンド紡績糸を紡出した。
件で各種のオープンエンド紡績糸を紡出した。
使用原綿;アクリル(カシミロン)1.5d使い繊維長
23〜51 m+++ 機 種 :シュラフォールス1−社製オーブンエンド精
紡機 ローター;40〜56φ 42000〜80000 r
pmコーミングローラー: 700(1〜9000 r
pmネーフル:セラミック類及び硬質クロム製、溝の形
状各種 撚数数 :αm50〜115 紡出番手:1/25Nm 得られた糸について下記の項目についての評価を行い、
得られた結果を第1表に示す。
23〜51 m+++ 機 種 :シュラフォールス1−社製オーブンエンド精
紡機 ローター;40〜56φ 42000〜80000 r
pmコーミングローラー: 700(1〜9000 r
pmネーフル:セラミック類及び硬質クロム製、溝の形
状各種 撚数数 :αm50〜115 紡出番手:1/25Nm 得られた糸について下記の項目についての評価を行い、
得られた結果を第1表に示す。
糸及グ礪1−Δl配が汰
・強 カニショツパー型引張り試験機
・毛羽数:数品紡績■F、 INDEX、TESTER
・柔軟性:紡績糸を編地(天竺)にして1対比較法のハ
ンドリングを行い調べた。
・柔軟性:紡績糸を編地(天竺)にして1対比較法のハ
ンドリングを行い調べた。
○・・・柔軟 ×・・・硬い
・嵩高性:紡績糸を属地にして、編地を10枚重ね、荷
重下のもとて厚みを測定し調べ た。
重下のもとて厚みを測定し調べ た。
・光 沢=Wi地を45°の角度から肉眼により判定し
た。O・・・光沢あり Δ・・・光沢なし・締め付け繊
維A及びBの締め付け繊維束個数の測定: 10CI11の糸サンプルを1点につき10本以上黒の
台紙に貼りつける。立体顕 微鏡20〜80倍のものを用い、図1に示すような締め
付け繊維A及びBの締め 付け繊維束個数の数をハンドカウンタ ーを用い数える。
た。O・・・光沢あり Δ・・・光沢なし・締め付け繊
維A及びBの締め付け繊維束個数の測定: 10CI11の糸サンプルを1点につき10本以上黒の
台紙に貼りつける。立体顕 微鏡20〜80倍のものを用い、図1に示すような締め
付け繊維A及びBの締め 付け繊維束個数の数をハンドカウンタ ーを用い数える。
・紡出性;オーブンエンド精紡機で192錘1時間あた
り、50本以上切れる場合・・・×それ以下の場合を・
・・Oとした。
り、50本以上切れる場合・・・×それ以下の場合を・
・・Oとした。
第1表より下記特性が明らかにされる。
■ 繊維長23+nmのものは、強力がなく、光沢のつ
やがなく、紡出性も充分でない。締め付け繊維への繊維
束個数は1(i5ケ/m、Bは132 ケ/mであった
。繊維長51Mのものは、柔軟性にとぼしく、光沢のつ
やがなく紡出性も困難である。
やがなく、紡出性も充分でない。締め付け繊維への繊維
束個数は1(i5ケ/m、Bは132 ケ/mであった
。繊維長51Mのものは、柔軟性にとぼしく、光沢のつ
やがなく紡出性も困難である。
繊維長は、26〜38mのものが、強力、毛羽数、柔軟
性、嵩高性、光沢、紡出性において満足できるものであ
った。締め付け繊維Δは200ケ/沿ケあり、Bは15
0ケ/m以上であった。
性、嵩高性、光沢、紡出性において満足できるものであ
った。締め付け繊維Δは200ケ/沿ケあり、Bは15
0ケ/m以上であった。
■ 撚係数αm−50のものは、紡出が難しく糸強力が
充分でない。締め付け繊維Aの繊維束個数は、177ケ
/m、Bは126ケ/mと少ないものであった。撚係数
αm=95以上のものは、柔軟性が劣り、光沢がな(、
起毛した場合は起毛性が悪く満足できるものではなかっ
た。
充分でない。締め付け繊維Aの繊維束個数は、177ケ
/m、Bは126ケ/mと少ないものであった。撚係数
αm=95以上のものは、柔軟性が劣り、光沢がな(、
起毛した場合は起毛性が悪く満足できるものではなかっ
た。
撚係数αmが60〜85のものは、締め付し」繊維への
繊維束個数は200ケ/m以上、Bは150ケ/m以上
あり、強力が強く、毛羽数が少なく、柔軟性があり、嵩
高及び光沢共満足できるものであった。
繊維束個数は200ケ/m以上、Bは150ケ/m以上
あり、強力が強く、毛羽数が少なく、柔軟性があり、嵩
高及び光沢共満足できるものであった。
■ 繊維長が、26〜38mmで、撚係数amが60〜
85で、締め付け繊維Aの繊維束個数が200ケ/m、
Bが150ケ/m以上のものは、紡出性がよく、強力が
高く、毛羽数が少なく、柔軟性があり、嵩高で、光沢の
つやがあり満足できるものであった。
85で、締め付け繊維Aの繊維束個数が200ケ/m、
Bが150ケ/m以上のものは、紡出性がよく、強力が
高く、毛羽数が少なく、柔軟性があり、嵩高で、光沢の
つやがあり満足できるものであった。
なお得られた紡績糸に起毛を施すものについては、締め
付け繊維AおよびBの繊維束個数の少ない方が望ましい
。適正な範囲は、締め付け繊維Aの繊維束個数は200
ケ/m〜400ケ/m、締め付け繊維Bの繊維束個数は
、150〜350ケ/mがよいと考えられる。
付け繊維AおよびBの繊維束個数の少ない方が望ましい
。適正な範囲は、締め付け繊維Aの繊維束個数は200
ケ/m〜400ケ/m、締め付け繊維Bの繊維束個数は
、150〜350ケ/mがよいと考えられる。
(発明の効果)
本発明のオープンエンド紡績糸は前述のように構成され
ているので、、締め付け繊維の形状を分離し、各々の絶
対数を増加させ、その数をコントロールする事により、
短繊維長の低撚係数下での紡出を可能にし且つ、糸強力
を強くする事に成功した。あわせて、毛羽の数を減少さ
せ、柔軟性と嵩高性をもたせ、光沢のある紡績糸を得る
ことができた。その結果、従来になかった良質な紡績糸
であると共に、オープンエンド紡績における高生産性、
省エネルギー化を達成できる紡績糸である。
ているので、、締め付け繊維の形状を分離し、各々の絶
対数を増加させ、その数をコントロールする事により、
短繊維長の低撚係数下での紡出を可能にし且つ、糸強力
を強くする事に成功した。あわせて、毛羽の数を減少さ
せ、柔軟性と嵩高性をもたせ、光沢のある紡績糸を得る
ことができた。その結果、従来になかった良質な紡績糸
であると共に、オープンエンド紡績における高生産性、
省エネルギー化を達成できる紡績糸である。
これは、小口径のローターを使用して、従来では考えら
れなかった低撚係数下での紡出を可能にした構造をオー
プンエンド紡績糸に与えたことによる。
れなかった低撚係数下での紡出を可能にした構造をオー
プンエンド紡績糸に与えたことによる。
第1図は、本発明によるオープンエンド紡績糸の正面図
であり、締め付け繊維A及びBを説明する図である。 第2図は、本発明のオープンエンド紡績糸をつくるため
に用いられるオープンエンド紡績装置の一例を示す図で
ある。 a++az+a*・・・締め付け繊維への締め付け繊維
束、 1)+、bz+bx・・・締め付け繊維Bの締め付け繊
維束、 1・・・スライバー C・・・毛羽、 2・・・フィードローラー 3・・・コーミングローラ− 4・・・輸送チャンネル、 6・・・ツインディスク、 8・・・オープンエンド糸。 5・・・ローター 7・・・ネーブル、
であり、締め付け繊維A及びBを説明する図である。 第2図は、本発明のオープンエンド紡績糸をつくるため
に用いられるオープンエンド紡績装置の一例を示す図で
ある。 a++az+a*・・・締め付け繊維への締め付け繊維
束、 1)+、bz+bx・・・締め付け繊維Bの締め付け繊
維束、 1・・・スライバー C・・・毛羽、 2・・・フィードローラー 3・・・コーミングローラ− 4・・・輸送チャンネル、 6・・・ツインディスク、 8・・・オープンエンド糸。 5・・・ローター 7・・・ネーブル、
Claims (1)
- 1、平均繊維長が26〜38mmである複数の繊維から
成るオープンエンド紡績糸であって、該紡績糸が撚係数
αm=60〜85を有すると共に、その外周面に多数の
締め付け繊維が巻き付いており、該多数の締め付け繊維
が紡績糸の糸軸に対して直交に近い角度で巻き付いてい
る締め付け繊維Aと、紡績糸の糸軸に沿って糸軸と小さ
い角度で巻き付いている締め付け繊維Bから成り、前記
締め付け繊維の3本以上が近接又は一体となって紡績糸
の周面に巻き付いている場合を1個所の締め付け繊維束
個数とする場合に、紡績糸1m当たりの前記締め付け繊
維束個数が締め付け繊維Aに対して200個以上、締め
付け繊維Bに対して150個以上であることを特徴とす
るオープンエンド紡績糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25941788A JP2732613B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | オープンエンド紡績糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25941788A JP2732613B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | オープンエンド紡績糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02112429A true JPH02112429A (ja) | 1990-04-25 |
JP2732613B2 JP2732613B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17333817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25941788A Expired - Fee Related JP2732613B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | オープンエンド紡績糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732613B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP25941788A patent/JP2732613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2732613B2 (ja) | 1998-03-30 |
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