JPH0211154A - 貯血槽 - Google Patents
貯血槽Info
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- JPH0211154A JPH0211154A JP63162912A JP16291288A JPH0211154A JP H0211154 A JPH0211154 A JP H0211154A JP 63162912 A JP63162912 A JP 63162912A JP 16291288 A JP16291288 A JP 16291288A JP H0211154 A JPH0211154 A JP H0211154A
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- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は体外血液循環回路中において血液を一時的に貯
溜する貯血槽に関し、−層詳細には、消泡部材を用いて
前記貯血槽を人工肺から血液の流入する流入部側と血液
の貯溜される貯溜部側とに分割して当該貯溜部側へ血液
による気泡が導出されることを阻止し、しかも前記流入
部側の上部にも当該消泡部材を配設することにより、気
泡が流入部から外部へ造出することを防止するよう構成
した貯血槽に関する。
溜する貯血槽に関し、−層詳細には、消泡部材を用いて
前記貯血槽を人工肺から血液の流入する流入部側と血液
の貯溜される貯溜部側とに分割して当該貯溜部側へ血液
による気泡が導出されることを阻止し、しかも前記流入
部側の上部にも当該消泡部材を配設することにより、気
泡が流入部から外部へ造出することを防止するよう構成
した貯血槽に関する。
[発明の背景]
例えば、胸部手術等を行う場合には人工肺を用いて体外
血液循環回路を構成し、前記人工肺によって二酸化炭素
と酸素との交換を行う。この場合、血液は熱交換器によ
って所定温度に調整された後、人工肺でガス交換がなさ
れ、次いで、気泡の除去および一定量の血液の送給のた
めに一旦貯血槽に貯溜されてからポンプにより一定の流
量で人体に送出される。
血液循環回路を構成し、前記人工肺によって二酸化炭素
と酸素との交換を行う。この場合、血液は熱交換器によ
って所定温度に調整された後、人工肺でガス交換がなさ
れ、次いで、気泡の除去および一定量の血液の送給のた
めに一旦貯血槽に貯溜されてからポンプにより一定の流
量で人体に送出される。
ここで、前記貯血槽には袋状の軟質部材に血液を気密状
態で貯溜するクローズドタイプの貯血槽と、硬質部材か
らなるハウジング内に血液を貯溜するオープンタイプの
貯血槽とがある。
態で貯溜するクローズドタイプの貯血槽と、硬質部材か
らなるハウジング内に血液を貯溜するオープンタイプの
貯血槽とがある。
オープンタイプの貯血槽はプライミングおよび貯血lの
確認が容易であり、また、人工肺と一体的に構成するこ
とも容易であるため、このようなオープンタイプの貯血
槽を用いた機能集約型の体外血液循環装置が種々提案さ
れている。
確認が容易であり、また、人工肺と一体的に構成するこ
とも容易であるため、このようなオープンタイプの貯血
槽を用いた機能集約型の体外血液循環装置が種々提案さ
れている。
ところで、前記体外血液循環装置において用いられるオ
ープンタイプの貯血槽では、気泡の除去を効果的に行う
ため当該貯血槽内に消泡部材を配設したものがある。す
なわち、この貯血槽では人工肺より血液の導入される流
入部側と血液が一旦貯溜され人体側へと供給される貯溜
部側との間に多数の小孔を有した消泡部材を用いて分割
構成している。この場合、流入部側の血液中に気泡が混
在していると血液の液面が上昇し、当該貯血槽に供給さ
れる血液量によっては流入部側の気泡を含む血液面が貯
血槽の上部まで到達し、場合によって貯血槽外あるいは
貯血部側に消泡部材を介することなく溢れ出てしまう虞
がある。
ープンタイプの貯血槽では、気泡の除去を効果的に行う
ため当該貯血槽内に消泡部材を配設したものがある。す
なわち、この貯血槽では人工肺より血液の導入される流
入部側と血液が一旦貯溜され人体側へと供給される貯溜
部側との間に多数の小孔を有した消泡部材を用いて分割
構成している。この場合、流入部側の血液中に気泡が混
在していると血液の液面が上昇し、当該貯血槽に供給さ
れる血液量によっては流入部側の気泡を含む血液面が貯
血槽の上部まで到達し、場合によって貯血槽外あるいは
貯血部側に消泡部材を介することなく溢れ出てしまう虞
がある。
[発明の目的]
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、貯血槽内を消泡部材によって人工肺より血液の
流入する流入部側と血液の貯溜される貯溜部側とに分割
すると共に、前記流入部側の上部にも当該消泡部材を配
設することにより血液の流入部からの造出を防止し、消
泡部材を確実に介して血液を貯溜部に好適に供給するこ
との出来る貯血槽を提供することを目的とする。
あって、貯血槽内を消泡部材によって人工肺より血液の
流入する流入部側と血液の貯溜される貯溜部側とに分割
すると共に、前記流入部側の上部にも当該消泡部材を配
設することにより血液の流入部からの造出を防止し、消
泡部材を確実に介して血液を貯溜部に好適に供給するこ
との出来る貯血槽を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明は体外血液循環回
路中で血液を一時的に貯溜する貯血槽において、当該貯
血槽内を消泡部材を用いて血液の流入する流入部側と血
液を貯溜する貯溜部側とに分割すると共に、前記流入部
の上部に当該消泡部材を配設することを特徴とする。
路中で血液を一時的に貯溜する貯血槽において、当該貯
血槽内を消泡部材を用いて血液の流入する流入部側と血
液を貯溜する貯溜部側とに分割すると共に、前記流入部
の上部に当該消泡部材を配設することを特徴とする。
また、本発明は流入部の上部に配設される消泡部材が当
該流入部の上部空間部を被覆するよう構成することを特
徴とする。
該流入部の上部空間部を被覆するよう構成することを特
徴とする。
また、本発明は流入部の上部に配設される消泡部材に上
方向に指向して孔部を画成することを特徴とする。
方向に指向して孔部を画成することを特徴とする。
また、本発明は貯血槽内を分割する消泡部材と流入部の
上部に配設される消泡部材とを別体に構成することを特
徴とする。
上部に配設される消泡部材とを別体に構成することを特
徴とする。
また、本発明は貯血槽内を分割する消泡部材と流入部の
上部に配設される消泡部材とを一体的に構成することを
特徴とする。
上部に配設される消泡部材とを一体的に構成することを
特徴とする。
また、本発明は貯血槽上部に蓋体が装着され、流入部の
上部の消泡部材が前記蓋体の装着面に沿って密着して配
設されることを特徴とする。
上部の消泡部材が前記蓋体の装着面に沿って密着して配
設されることを特徴とする。
さらに、本発明は貯血槽上部に装着された蓋体に流入部
上部の消泡部材に画成された孔部に対応して液体混注口
を設けることを特徴とする。
上部の消泡部材に画成された孔部に対応して液体混注口
を設けることを特徴とする。
[実施態様]
次に、本発明に係る貯血槽について好適な実施態様を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図および第2図において、参照符号10は本実施態
様に係る貯血槽が適用される体外血液循環装置の本体部
を示し、この本体部10は熱交換器12と人工肺14と
オープンタイプの貯血槽16とを集約して一体的に構成
したものである。
様に係る貯血槽が適用される体外血液循環装置の本体部
を示し、この本体部10は熱交換器12と人工肺14と
オープンタイプの貯血槽16とを集約して一体的に構成
したものである。
熱交換器12は筒状のハウジング18内に多数の熱交換
用管体20を収納したものであり、この熱交換用管体2
0には一方の水ポート22より温水または冷水Wが供給
され、他方の水ポート24から排出される。血液供給ポ
ート26より熱交換器12内に流入した血液Bは熱交換
用管体20の周囲を通過することにより所定温度に加温
あるいは冷却された後、2本の接続管路28aおよび2
8bを介して人工肺14に供給される(第2図参照)。
用管体20を収納したものであり、この熱交換用管体2
0には一方の水ポート22より温水または冷水Wが供給
され、他方の水ポート24から排出される。血液供給ポ
ート26より熱交換器12内に流入した血液Bは熱交換
用管体20の周囲を通過することにより所定温度に加温
あるいは冷却された後、2本の接続管路28aおよび2
8bを介して人工肺14に供給される(第2図参照)。
人工肺14は血液B中の二酸化炭素を除去して酸素を添
加するものであり、中央部を絞った略円筒状のハウジン
グ30内に多数の中空糸膜32を束状に収納している。
加するものであり、中央部を絞った略円筒状のハウジン
グ30内に多数の中空糸膜32を束状に収納している。
ハウジング30の上下両端部には中空糸膜32の両端部
を保持する隔壁34aおよび34bが装着される。この
場合、中空糸膜32が収納されたハウジング30と隔壁
34a、34bとによって囲繞される空間はその下端部
側が接続管路28a、28bを介して熱交換器12に連
通しており、血液Bの流通するガス交換室36を構成す
る。ハウジング30の上下両端部にはさらに蓋部材38
aおよび38bが装着され、隔壁34a134bと前記
蓋部材38a、38bとの間にはガス供給室40および
ガス排気室42が夫々画成される。
を保持する隔壁34aおよび34bが装着される。この
場合、中空糸膜32が収納されたハウジング30と隔壁
34a、34bとによって囲繞される空間はその下端部
側が接続管路28a、28bを介して熱交換器12に連
通しており、血液Bの流通するガス交換室36を構成す
る。ハウジング30の上下両端部にはさらに蓋部材38
aおよび38bが装着され、隔壁34a134bと前記
蓋部材38a、38bとの間にはガス供給室40および
ガス排気室42が夫々画成される。
なお、中空糸膜32にはガス流入ボート44からガス供
給室40を介して酸素を含むガス八が供給される。また
、中空糸膜32より送出される前記ガスAはガス排気室
42を介してガス流出ボート46より排出される。
給室40を介して酸素を含むガス八が供給される。また
、中空糸膜32より送出される前記ガスAはガス排気室
42を介してガス流出ボート46より排出される。
人工肺14におけるガス交換室36の上端部側は、水平
方向に一旦延在した後、鉛直上方向に指向して所定長だ
け延在するし字状の2本の接続管路48aおよび48b
を介して貯血槽16に連通する。
方向に一旦延在した後、鉛直上方向に指向して所定長だ
け延在するし字状の2本の接続管路48aおよび48b
を介して貯血槽16に連通する。
この場合、貯血槽16の底面部は第1乃至第3の段部5
0a乃至50Cで構成されており、前記接続管路48a
、48bの血液流入口52a、52bは最上層である第
1段部50aの両側部に整流のためのメツシュ54aお
よび54bを介して開口する。ここで、貯血槽16は透
明なプラスチック体等により構成されており、その上部
には貯血槽16内の空間部を外界より隔絶するための蓋
体56が装着される。また、前記蓋体56の中、血液流
入口52a、52bの上方には血管拡張剤、抗血栓製剤
等の薬液Mを血液B中に混注するための薬液混注口58
aおよび58bが設けられる。
0a乃至50Cで構成されており、前記接続管路48a
、48bの血液流入口52a、52bは最上層である第
1段部50aの両側部に整流のためのメツシュ54aお
よび54bを介して開口する。ここで、貯血槽16は透
明なプラスチック体等により構成されており、その上部
には貯血槽16内の空間部を外界より隔絶するための蓋
体56が装着される。また、前記蓋体56の中、血液流
入口52a、52bの上方には血管拡張剤、抗血栓製剤
等の薬液Mを血液B中に混注するための薬液混注口58
aおよび58bが設けられる。
一方、貯血槽16の第1段部50aの略中間部には血液
已に混在する気泡を除去するためのウレタン製の消泡部
材60が配設され、これによって貯血槽16内の空間部
が血液流入口52a、52bの画成された血液流入部6
2aと、第2、第3段部50b、50cのある血液貯溜
部62bとに分割される。ここで、ウレタン消泡部材6
0は第1段部50aより上方向に延在して蓋体56まで
到達する第1の消泡部64aと、前記第1消泡部64a
の上端部より貯血槽16に対する蓋体56の装着面66
に沿って延在して血液流入部62aの上部空間に配設さ
れる第2の消泡部64bとからなり、これらの第1およ
び第2消泡部64a、64bは一体的に構成される。そ
して、前記第2消泡部64bの中央部には薬液混注口5
8a、58bに対応して孔部68が画成される。
已に混在する気泡を除去するためのウレタン製の消泡部
材60が配設され、これによって貯血槽16内の空間部
が血液流入口52a、52bの画成された血液流入部6
2aと、第2、第3段部50b、50cのある血液貯溜
部62bとに分割される。ここで、ウレタン消泡部材6
0は第1段部50aより上方向に延在して蓋体56まで
到達する第1の消泡部64aと、前記第1消泡部64a
の上端部より貯血槽16に対する蓋体56の装着面66
に沿って延在して血液流入部62aの上部空間に配設さ
れる第2の消泡部64bとからなり、これらの第1およ
び第2消泡部64a、64bは一体的に構成される。そ
して、前記第2消泡部64bの中央部には薬液混注口5
8a、58bに対応して孔部68が画成される。
血液Bの貯溜される第2段部50bの略中央部には血液
面の共鳴振動を抑制するため、当該第2段部50bを第
1の貯血域70aと第2の貯血域70bとに略分離状態
とする隔壁72が設けられる。
面の共鳴振動を抑制するため、当該第2段部50bを第
1の貯血域70aと第2の貯血域70bとに略分離状態
とする隔壁72が設けられる。
最下層である第3段部50cの端部側には貯血槽16に
貯溜された血液Bを人体側に送出するための血液流出ポ
ート74が設けられる。なお、この血液流出ポート74
は図示しないポンプを介して人体に連通ずる。
貯溜された血液Bを人体側に送出するための血液流出ポ
ート74が設けられる。なお、この血液流出ポート74
は図示しないポンプを介して人体に連通ずる。
本発明に係る貯血槽が適用される体外血液循環装置は基
本的には以上のように構成されるものであり、次にその
作用並びに効果について説明する。
本的には以上のように構成されるものであり、次にその
作用並びに効果について説明する。
先ず、血液供給ポート26から流入した血液Bは熱交換
器12内に収納された熱交換用管体20の間隙を通って
人工肺14に供給される。この場合、前記熱交換用管体
20内には水ポート22.24を介して所定の温度に保
持された水Wが流通しており、この水Wによって前記血
液Bが所定温度に加温または冷却される。
器12内に収納された熱交換用管体20の間隙を通って
人工肺14に供給される。この場合、前記熱交換用管体
20内には水ポート22.24を介して所定の温度に保
持された水Wが流通しており、この水Wによって前記血
液Bが所定温度に加温または冷却される。
熱交換器12から接続管路28a、28bを介して人工
肺14に流入した血液Bはハウジング30によって囲繞
されるガス交換室36内において酸素が添加されると共
に二酸化炭素の除去が行われる。
肺14に流入した血液Bはハウジング30によって囲繞
されるガス交換室36内において酸素が添加されると共
に二酸化炭素の除去が行われる。
すなわち、ハウジング30内には束状となった多数の中
空糸膜32が収納されており、この中空糸膜32内には
ガス流入ボート44からガス供給室40を介して酸素を
含むガスAが送給されている。
空糸膜32が収納されており、この中空糸膜32内には
ガス流入ボート44からガス供給室40を介して酸素を
含むガスAが送給されている。
従って、血液Bは前記中空糸膜32を介して酸素と二酸
化炭素との交換を行う。なお、二酸化炭素を含んだガス
Aはガス排気室42を介し、てガス流出ポート46より
外部に排出される。
化炭素との交換を行う。なお、二酸化炭素を含んだガス
Aはガス排気室42を介し、てガス流出ポート46より
外部に排出される。
人工肺14において酸素の添加された血液Bは接続管路
48a、48bからメッシ:L54a、54bを介して
血液流入口52a、52bより貯血槽16内の血液流入
部62aへ流入する。この場合、前記血液流入口52a
、52bの上部には夫々薬液混注口58a、58bが設
けられている。これらの薬液混注口58a、58bから
は、ウレタン消泡部材60の第2消泡部64bに画成し
た孔部68を介して貯血槽16への血液Bの流入時に血
管拡張剤、抗血栓製剤等の薬液Mが必要に応じ投入され
る。なお、薬液混注口58a、58bから投入された薬
液Mは血液流入口52a、52bより溢出する血液B上
に滴下されるため血液B中への拡散が極めて効果的に行
われる。
48a、48bからメッシ:L54a、54bを介して
血液流入口52a、52bより貯血槽16内の血液流入
部62aへ流入する。この場合、前記血液流入口52a
、52bの上部には夫々薬液混注口58a、58bが設
けられている。これらの薬液混注口58a、58bから
は、ウレタン消泡部材60の第2消泡部64bに画成し
た孔部68を介して貯血槽16への血液Bの流入時に血
管拡張剤、抗血栓製剤等の薬液Mが必要に応じ投入され
る。なお、薬液混注口58a、58bから投入された薬
液Mは血液流入口52a、52bより溢出する血液B上
に滴下されるため血液B中への拡散が極めて効果的に行
われる。
一方、血液流入部62aに流入した血液Bはウレタン消
泡部材60の第1消泡部64aを介して貯血槽16の血
液貯溜部62bへ流入する。従って、ウレタン消泡部材
60を通過した血液Bは気泡が好適に除去された状態で
血液貯溜部62bに貯溜される。
泡部材60の第1消泡部64aを介して貯血槽16の血
液貯溜部62bへ流入する。従って、ウレタン消泡部材
60を通過した血液Bは気泡が好適に除去された状態で
血液貯溜部62bに貯溜される。
ここで、血液流入部62aに流入する血液Bの流入量が
多い場合、気泡を含む血液Bの液面が徐々に上昇し、血
液流入部62aの上端部に達する場合が想定される。
多い場合、気泡を含む血液Bの液面が徐々に上昇し、血
液流入部62aの上端部に達する場合が想定される。
これに対して、本実施態様では血液流入部62aの上部
にウレタン消泡部材60を構成する第2消泡部64bを
第1消泡8(s64aに連続して配設している。そのた
め、血液Bの気泡を含む液面が上部の第2消泡部64b
に到達した場合、気泡は前記第2消泡部64bによって
好適に消泡される。この場合、血液Bの液面より気泡が
除去されるため、実質的な液面が低下することになる。
にウレタン消泡部材60を構成する第2消泡部64bを
第1消泡8(s64aに連続して配設している。そのた
め、血液Bの気泡を含む液面が上部の第2消泡部64b
に到達した場合、気泡は前記第2消泡部64bによって
好適に消泡される。この場合、血液Bの液面より気泡が
除去されるため、実質的な液面が低下することになる。
また、第2消泡部64bは蓋体56と貯血槽16との装
着面66に沿って密着して配設されているため、前記気
泡を構成する血液Bの一部が当該装着面66を介して貯
血槽16の外部に溢出するという不都合は回避される。
着面66に沿って密着して配設されているため、前記気
泡を構成する血液Bの一部が当該装着面66を介して貯
血槽16の外部に溢出するという不都合は回避される。
さらに、血液流入部62aはウレタン消泡部材60によ
って血液貯溜部62bと完全に分離されているため、血
液Bは前記ウレタン消泡部材60を確実に介して血液貯
溜部62b側へと流入する。従って、血液貯溜部62b
には気泡の完全に除去された血液Bが好適な状態で貯溜
される。さらにまた、血液流入部62a内の当該血液B
の液面は装着面66に近接した位置まで許容されるため
、貯血槽16内に貯溜可能な血液量が増大し、当該貯血
槽16による血液Bの処理能力が大幅に向上するという
利点も得られる。
って血液貯溜部62bと完全に分離されているため、血
液Bは前記ウレタン消泡部材60を確実に介して血液貯
溜部62b側へと流入する。従って、血液貯溜部62b
には気泡の完全に除去された血液Bが好適な状態で貯溜
される。さらにまた、血液流入部62a内の当該血液B
の液面は装着面66に近接した位置まで許容されるため
、貯血槽16内に貯溜可能な血液量が増大し、当該貯血
槽16による血液Bの処理能力が大幅に向上するという
利点も得られる。
なお、第2消泡部64bは装着面66に沿って配設され
ており、その中央部には薬液混注口58a158bに対
応して孔部68が画成されている。従って、血液Bには
第2消泡部64bにより邪魔されることなく薬液Mを好
適に投入することが出来る。また、前記孔部68は気泡
を除去するための空気室として作用するため、貯血槽1
6に貯溜される血液Bの貯血量をこの孔部68によって
一層増大させることが可能となる。
ており、その中央部には薬液混注口58a158bに対
応して孔部68が画成されている。従って、血液Bには
第2消泡部64bにより邪魔されることなく薬液Mを好
適に投入することが出来る。また、前記孔部68は気泡
を除去するための空気室として作用するため、貯血槽1
6に貯溜される血液Bの貯血量をこの孔部68によって
一層増大させることが可能となる。
次に、第3図および第4図に基づき本実施態様に係る貯
血槽16の比較実験結果について説明する。すなわち、
第3図は貯血槽16に対して血液流入部62aと血液貯
溜部62bとを二分割するだけの平板的なウレタン消泡
部材76を用いた比較例である。この実験では前記血液
流入部62aに空気の混入量を200m1/minに設
定した血液Bを54!/minで流入させた。この場合
、15秒後に血液Bの気泡が貯血槽16の上端部まで到
達し、貯血槽16に対する蓋体56の装着面66からの
血液造出の虞のあることが確認された。
血槽16の比較実験結果について説明する。すなわち、
第3図は貯血槽16に対して血液流入部62aと血液貯
溜部62bとを二分割するだけの平板的なウレタン消泡
部材76を用いた比較例である。この実験では前記血液
流入部62aに空気の混入量を200m1/minに設
定した血液Bを54!/minで流入させた。この場合
、15秒後に血液Bの気泡が貯血槽16の上端部まで到
達し、貯血槽16に対する蓋体56の装着面66からの
血液造出の虞のあることが確認された。
これに対して、貯血槽16内に血液流入部62.aと血
液貯溜部62bとを分割するウレタン消泡部材60(第
1図および第2図参照)を配設し、上述した場合と同様
の条件下において実験を行った。この場合、血液B中に
発生した気泡はウレタン消泡部材60を構成する第2消
泡部64bによって完全に消泡され、血液Bが蓋体56
の装着面66より貯血槽16の外部に溢出するという事
態は生じなかった。この結果、このような構成からなる
ウレタン消泡部材60を貯血槽16内に配設することで
、上述したように、血液Bを外部に溢出させることなく
気泡を除去して貯血槽16内に好適に貯溜することが可
能となることが諒解されよう。
液貯溜部62bとを分割するウレタン消泡部材60(第
1図および第2図参照)を配設し、上述した場合と同様
の条件下において実験を行った。この場合、血液B中に
発生した気泡はウレタン消泡部材60を構成する第2消
泡部64bによって完全に消泡され、血液Bが蓋体56
の装着面66より貯血槽16の外部に溢出するという事
態は生じなかった。この結果、このような構成からなる
ウレタン消泡部材60を貯血槽16内に配設することで
、上述したように、血液Bを外部に溢出させることなく
気泡を除去して貯血槽16内に好適に貯溜することが可
能となることが諒解されよう。
なお、上述した実施態様および実験例では、ウレタン消
泡部材60を構成する第1および第2消泡部64a、6
4bを一体的に構成した場合について説明したが、第2
消泡部64bを第5図に示すように別体の消泡部材78
とすることも可能である。また、ウレタン消泡部材60
を構成する第2消泡部64bと前記消泡部材78には孔
部68および80を設けることにより薬液Mの投入を円
滑に行い得るように構成したが、例えば、前記消泡部材
78の代わりに第6図に示す孔部のない形状の消泡部材
82を用いてウレタン消泡部材を構成し、薬液Mを前記
消泡部材82に刺入した注射針を用いて血液B中に投入
することも可能である。
泡部材60を構成する第1および第2消泡部64a、6
4bを一体的に構成した場合について説明したが、第2
消泡部64bを第5図に示すように別体の消泡部材78
とすることも可能である。また、ウレタン消泡部材60
を構成する第2消泡部64bと前記消泡部材78には孔
部68および80を設けることにより薬液Mの投入を円
滑に行い得るように構成したが、例えば、前記消泡部材
78の代わりに第6図に示す孔部のない形状の消泡部材
82を用いてウレタン消泡部材を構成し、薬液Mを前記
消泡部材82に刺入した注射針を用いて血液B中に投入
することも可能である。
この場合、ウレタン消泡部材60を構成する第1および
第2消泡部64a、64bを第5図または第6図に示す
消泡部材78または82を用いて別体とすれば貯血槽1
6に対する消泡部材の装着作業は一層容易となる。
第2消泡部64a、64bを第5図または第6図に示す
消泡部材78または82を用いて別体とすれば貯血槽1
6に対する消泡部材の装着作業は一層容易となる。
以上のようにして貯血槽16の血液貯溜部62bに貯溜
された血液Bは血液流出ポート74に連通される図示し
ないポンプの作用下に人体に指向して間欠的に送出され
る。この場合、貯血槽16に貯溜された血液Bの液面は
前記ポンプによる血液Bの間欠的な送出により共鳴振動
することが懸念される。然しなから、このような共鳴振
動は貯血槽16の第2段部50bに配設した隔壁72に
よって極めて効果的に抑制されている。すなわち、貯血
槽16内の所定部位に隔壁72を配設すれば系の固有振
動数とポンプの拍動乃至脈動数とを大幅に相違させるこ
とが出来、共鳴振動が抑制される。この結果、血液Bの
液面が静穏となり、また、拍動乃至脈動による液面の変
動量が小さいため、液面の高さ、すなわち、貯血槽16
に貯溜されている貯血量を外部から容易且つ正確に確認
することが出来る。さらに、貯血槽16内の血液Bの揺
動が効果的に抑制されるため、振動の発生が極めて少な
く、装置全体に無用の振動の惹起される虞もない。
された血液Bは血液流出ポート74に連通される図示し
ないポンプの作用下に人体に指向して間欠的に送出され
る。この場合、貯血槽16に貯溜された血液Bの液面は
前記ポンプによる血液Bの間欠的な送出により共鳴振動
することが懸念される。然しなから、このような共鳴振
動は貯血槽16の第2段部50bに配設した隔壁72に
よって極めて効果的に抑制されている。すなわち、貯血
槽16内の所定部位に隔壁72を配設すれば系の固有振
動数とポンプの拍動乃至脈動数とを大幅に相違させるこ
とが出来、共鳴振動が抑制される。この結果、血液Bの
液面が静穏となり、また、拍動乃至脈動による液面の変
動量が小さいため、液面の高さ、すなわち、貯血槽16
に貯溜されている貯血量を外部から容易且つ正確に確認
することが出来る。さらに、貯血槽16内の血液Bの揺
動が効果的に抑制されるため、振動の発生が極めて少な
く、装置全体に無用の振動の惹起される虞もない。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、血液を一時的に貯溜す
る貯血槽内を消泡部材によって血液の流入する流入部側
と血液を貯溜する貯溜部側とに分割すると共に、当該消
泡部材を流入部の上方にも配設している。この場合、流
入部内の血液面に発生した気泡は流入部上方に配設した
消泡部材に到達すると、この消泡部材によって消泡され
ることになる。従って、流入部の上部まで血液を流入さ
せた場合であっても当該気泡を構成する血液が貯血槽の
上部より外部に溢出することがなく、血液が好適に貯血
槽内に貯溜される。また、血液面の気泡が流入部上方の
消泡部材によって消泡されるため、実質的な血液面を前
記上方の消泡部材まで近接させることが出来、この結果
、当該貯血槽における血液の処理能力の向上も招来され
る。
る貯血槽内を消泡部材によって血液の流入する流入部側
と血液を貯溜する貯溜部側とに分割すると共に、当該消
泡部材を流入部の上方にも配設している。この場合、流
入部内の血液面に発生した気泡は流入部上方に配設した
消泡部材に到達すると、この消泡部材によって消泡され
ることになる。従って、流入部の上部まで血液を流入さ
せた場合であっても当該気泡を構成する血液が貯血槽の
上部より外部に溢出することがなく、血液が好適に貯血
槽内に貯溜される。また、血液面の気泡が流入部上方の
消泡部材によって消泡されるため、実質的な血液面を前
記上方の消泡部材まで近接させることが出来、この結果
、当該貯血槽における血液の処理能力の向上も招来され
る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、熱交換器が別体となる体外血液循環装置等にも
適用可能である等、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論で
ある。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、熱交換器が別体となる体外血液循環装置等にも
適用可能である等、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論で
ある。
第1図は本発明に係る貯血槽が適用される体外血液循環
装置の一部断面構成図、 第2図は第1図に示す体外血液循環装置の概略構成斜視
図、 第3図は比較実験例である貯血槽の模式説明図、 第4図は本発明に係る貯血槽の実験例の模式第5図およ
び第6図は本発明に係る貯血槽に用いられる他の実施態
様に係る消泡部材の一部を示す斜視図である。 10・・・本体部 12・・・熱交換器1
4・・・人工肺 16・・・貯血槽26・
・・血液供給ポート 52a、52b・・・血液流入口 58a、58b・・・薬液混注口 60・・・ウレタン消泡部材 62a・・・血液流入
部62b・・・血液貯溜部 68・・・孔部74
・・・血液流出ポート78.82・・・消泡部材B・・
・血液 特許出願人 テルモ株式会社 出願人代理人 弁理士 千葉 剛ml゛;゛・。 (−)I:、j FIG、5 FiG、6
装置の一部断面構成図、 第2図は第1図に示す体外血液循環装置の概略構成斜視
図、 第3図は比較実験例である貯血槽の模式説明図、 第4図は本発明に係る貯血槽の実験例の模式第5図およ
び第6図は本発明に係る貯血槽に用いられる他の実施態
様に係る消泡部材の一部を示す斜視図である。 10・・・本体部 12・・・熱交換器1
4・・・人工肺 16・・・貯血槽26・
・・血液供給ポート 52a、52b・・・血液流入口 58a、58b・・・薬液混注口 60・・・ウレタン消泡部材 62a・・・血液流入
部62b・・・血液貯溜部 68・・・孔部74
・・・血液流出ポート78.82・・・消泡部材B・・
・血液 特許出願人 テルモ株式会社 出願人代理人 弁理士 千葉 剛ml゛;゛・。 (−)I:、j FIG、5 FiG、6
Claims (7)
- (1)体外血液循環回路中で血液を一時的に貯溜する貯
血槽において、当該貯血槽内を消泡部材を用いて血液の
流入する流入部側と血液を貯溜する貯溜部側とに分割す
ると共に、前記流入部の上部に当該消泡部材を配設する
ことを特徴とする貯血槽。 - (2)請求項1記載の貯血槽において、流入部の上部に
配設される消泡部材は当該流入部の上部空間部を被覆す
るよう構成することを特徴とする貯血槽。 - (3)請求項1記載の貯血槽において、流入部の上部に
配設される消泡部材には上方向に指向して孔部を画成す
ることを特徴とする貯血槽。 - (4)請求項2または3記載の貯血槽において、貯血槽
内を分割する消泡部材と流入部の上部に配設される消泡
部材とは別体に構成することを特徴とする貯血槽。 - (5)請求項2または3記載の貯血槽において、貯血槽
内を分割する消泡部材と流入部の上部に配設される消泡
部材とは一体的に構成することを特徴とする貯血槽。 - (6)請求項1記載の貯血槽において、貯血槽上部には
蓋体が装着され、流入部の上部の消泡部材が前記蓋体の
装着面に沿って密着して配設されることを特徴とする貯
血槽。 - (7)請求項3乃至6のいずれかに記載の貯血槽におい
て、貯血槽上部に装着された蓋体には流入部上部の消泡
部材に画成された孔部に対応して液体混注口を設けるこ
とを特徴とする貯血槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63162912A JPH0211154A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 貯血槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63162912A JPH0211154A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 貯血槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211154A true JPH0211154A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15763589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63162912A Pending JPH0211154A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 貯血槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211154A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014183947A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Jms Co Ltd | 貯血槽 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63162912A patent/JPH0211154A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014183947A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Jms Co Ltd | 貯血槽 |
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