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JPH021105Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021105Y2
JPH021105Y2 JP18045284U JP18045284U JPH021105Y2 JP H021105 Y2 JPH021105 Y2 JP H021105Y2 JP 18045284 U JP18045284 U JP 18045284U JP 18045284 U JP18045284 U JP 18045284U JP H021105 Y2 JPH021105 Y2 JP H021105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
controller
surplus
heating device
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18045284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6195378U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18045284U priority Critical patent/JPH021105Y2/ja
Publication of JPS6195378U publication Critical patent/JPS6195378U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021105Y2 publication Critical patent/JPH021105Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気カーペツト等の電気採暖具に関す
る。
〔従来の技術〕
第4図に例示される従来の電気カーペツトは、
縁糸1が周縁に1回わり連続して縫い付けられた
カーペツト本体2内に、ヒータつまり発熱線3を
蛇行状に配線するとともに、この発熱線3に沿わ
せて感熱線4を配線し、かつカーペツト本体2の
周縁部の一部にはコントローラ5を取付けてあ
る。上記発熱線3の両端部は余剰接続線6として
夫々発熱線3に連なつており、これらの接続線6
は、コントローラ5の近傍において発熱線3の蛇
行よりも密なる蛇行状にして配設されている。余
剰接続線6は、製造時の接続間違い、および使用
中におけるコントローラ5寄りでの断線に対処す
るために設けられ、この余剰接続線6をカーペツ
ト本体2から引出して修理できるようになつてい
る。また、感熱線4および余剰接続線6はコント
ローラ5内に設けられた端子ターミナル7に夫々
接続されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記の従来構造では、修理に際して余
剰接続線6をカーペツト本体2に出し入れする作
業が必要である。そして、この作業を行うに当つ
ては、まず、コントローラ5をカーペツト本体2
から取外した後に、縁糸1をほぐすことが必要で
あり、したがつて縁糸1を縫い付け直すことも必
要であるから、きわめて面倒であつた。しかも、
製造に当つて、余剰接続線6を発熱線3に比較し
て遥かに密に蛇行させて配線するという作業は、
その局部過熱を防ぐことを考慮して行わなければ
ならないので面倒であり、したがつて製造性が悪
かつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ヒータを内蔵した採暖具本体の周縁
部に取付けられたコントローラ又はコネクター受
けの内部に、上記ヒータに連なる余剰接続線の配
線部を設け、この配線部に上記余剰接続線を熱絶
縁して密に配線した構成とし、このような技術的
手段により、上記従来の問題点を解決したもので
ある。
〔作用〕
この電気採暖具によれば、製造時におけるコン
トローラ又はコネクター受けと余剰接続線との接
続間違い、および使用中におけるコントローラ寄
りでの断線に対処する場合、コントローラ又はコ
ネクター受けのカバーを取外すことにより、コン
トローラ又はコネクター受けの内部の端子ターミ
ナルおよび余剰接続線の配線部を露出させて、そ
の状態で修理作業を行うことができる。また、製
造に当つても採暖具本体内に余剰接続線を配線す
る必要がなく、この余剰接続線はコントローラ又
はコネクター受けの内部に配線すればよいから、
採暖具本体の製造性を高めることができる。しか
も、余剰接続線は熱絶縁して密に配線されるか
ら、局部過熱も防止され、かつコンパクトに配線
できるものである。
〔実施例〕
以下、本考案を電気カーペツトに実施した一例
について第1図および第2図を参照して説明す
る。
図中11はカーペツト本体つまり採暖具本体で
ある。この本体11の周縁にはその全周にわたつ
て縁糸12が縫い付けられている。さらに、採暖
具本体11内にはヒータ13および感熱線14が
設けられている。なお、この実施例で示したヒー
タ13には蛇行状に配線される発熱線を使用して
あり、かつ、この線に沿つて上記感熱線14は配
線されている。また、採暖具本体11の周縁の一
部例えば角部にはコントローラ15が取付けられ
ている。
コントローラ15は、上記本体11の角部表裏
面を挾んで設けられ、その表面側にはカバー16
が着脱可能に設けられている。なお、第1図中1
7はコントローラ15から延出された電源コード
である。そして、このコントローラ15の内部に
は、端子ターミナル18、および余剰接続線19
の配線部20が設けられており、これらは上記カ
バー16を取外した状態では露出されるようにな
つている。
配線部20は、上記ヒータ13および感熱線1
4に対して端子ターミナル18よりも近い位置に
設けられ、かつ、この実施例の場合には一対の相
離間する巻付け突起により配線部20を形成して
ある。これらの突起はコントローラ15と一体で
ある。
そして、上記余剰接続線19はヒータ13に連
なるもので、この実施例の場合にはヒータ13が
発熱線である関係から、ヒータ13と一体の線で
ある。この余剰接続線19は熱絶縁して上記配線
部20に密に配線されている。つまり、この実施
例の場合は、第2図に詳図したように一対の巻付
け突起にわたつて1巻きする度に、これら突起に
嵌合する一対の孔を有した熱絶縁板21を挾み込
んで、上記突起にわたる巻付けを繰返えして、配
線部20に配線されている。また、余剰接続線1
9および感熱線4の各先端は夫々端子ターミナル
18に接続されている。
以上の構造の電気カーペツトの製造に当つて
は、採暖具本体11内にはヒータ13に連なる余
剰接続線19を配線する必要がなくなるととも
に、カーペツト本体11から予め引出されている
余剰接続線19の配線に当つては、これをコント
ローラ15内の配線部20をなす一対の巻付け突
起にわたつて、熱絶縁板21を1巻き度に介装し
ながら巻付けるという簡単な作業により、熱絶縁
して極めて密に配線できる。したがつて、電気カ
ーペツトの製造性を従来に比較して向上すること
ができる。
また、製造時におけるコントローラ15の端子
ターミナル18に対する余剰接続線19等の接続
間違い、および使用中におけるコントローラ15
寄りでの余剰接続線19の断線に対処する場合に
は、コントローラ15のカバー16を取外して行
えばよい。つまり、コントローラ15を採暖具本
体11に取付けたまゝで、かつ、採暖具本体11
の縁糸12をほぐす面倒な作業を必要とせず、端
子ターミナル18および余剰接続線19の配線部
20を露出させて行うことができ、したがつて手
軽に修理作業を行える。
そして、使用時において余剰接続線19は配線
部20に密に配線されているにも拘らず、熱絶縁
板21を介して隣り合う部分が熱絶縁されている
ので、互に接して局部的に過熱することが防止さ
れる。しかも、このような熱絶縁を施すことによ
つて従来より高密度にまとめて配線できるので、
コントローラ15を大形化することなく、その内
部に余剰接続線19を配線できる。
また、本考案を実施するに当つて余剰接続線1
9の配線部20は、第3図に示すようにくし歯状
に設けられる熱絶縁板21を互いに入り込むよう
に配設して、隣接する熱絶縁板21相互間に互い
に連通する蛇行状の配線溝22を形成して、この
溝22内を通して余剰接続線19を高密度に蛇行
させて配線する構造としてもよい。
なお、上記一実施例は採暖具本体にコントロー
ラが直付けされるタイプの電気採暖具であるが、
採暖具本体の周縁にはコネクター受けが直付けさ
れ、この受けに対してコントローラがコネクタを
介して接続されるコントローラ独立タイプの電気
採暖具に対する実施にあつては、このコネクター
受けに端子ターミナルおよび余剰接続線の配線部
を設けて実施すればよい。
その他、本考案の実施に当つては、考案の要旨
に反しない限り、採暖具本体、ヒータ、コントロ
ーラ又はコネクター受け、余剰接続線、配線部等
の具体的な構造、形状、位置、材質等は、上記一
実施例等に制約されることなく、種々の態様に構
成して実施し得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、製造性を向上できると
ともに、修理を容易に行うことができる等の実用
上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図は一部を切欠して示す電気カーペツト
の略平面図、第2図は第1図中−線に沿う断
面図である。第3図は余剰接続線の他の配線構造
を示す平面図である。第4図は従来の電気カーペ
ツトを一部切欠して示す略平面図である。 11……採暖具本体、13……ヒータ、15…
…コントローラ、19……余剰接続線、20……
配線部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータを内蔵した採暖具本体の周縁部に取付け
    られたコントローラ又はコネクター受けの内部
    に、上記ヒータに連なる余剰接続線の配線部を設
    け、この配線部に上記余剰接続線を熱絶縁して密
    に配線したことを特徴とする電気採暖具。
JP18045284U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH021105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18045284U JPH021105Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18045284U JPH021105Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195378U JPS6195378U (ja) 1986-06-19
JPH021105Y2 true JPH021105Y2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=30738005

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18045284U Expired JPH021105Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564311Y2 (ja) * 1991-02-21 1998-03-09 松下電工株式会社 面状発熱体

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Publication number Publication date
JPS6195378U (ja) 1986-06-19

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