JPH0210681Y2 - - Google Patents
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- JPH0210681Y2 JPH0210681Y2 JP6851284U JP6851284U JPH0210681Y2 JP H0210681 Y2 JPH0210681 Y2 JP H0210681Y2 JP 6851284 U JP6851284 U JP 6851284U JP 6851284 U JP6851284 U JP 6851284U JP H0210681 Y2 JPH0210681 Y2 JP H0210681Y2
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はラジオ受信機に係り、特にチユーナ部
と中間周波増幅器間に少なくとも2つの異なる周
波数帯域を有する中間フイルタを設け、受信局と
隣接妨害局の受信レベルに基いて自動的に所定の
中間フイルタを選択し、チユーナ部出力を該選択
された中間フイルタを介して中間周波増幅器に入
力するラジオ受信機に関する。
と中間周波増幅器間に少なくとも2つの異なる周
波数帯域を有する中間フイルタを設け、受信局と
隣接妨害局の受信レベルに基いて自動的に所定の
中間フイルタを選択し、チユーナ部出力を該選択
された中間フイルタを介して中間周波増幅器に入
力するラジオ受信機に関する。
〈従来技術〉
チユーナ部と中間周波増幅器との間に、広帯域
フイルタ或いは狭帯域フイルタの一方のみを設け
たラジオ受信機があるが、広帯域フイルタだけの
ラジオ受信機では隣接にある程度大きな局がある
と混信を起こし、又狭帯域フイルタだけのラジオ
受信機では過変調時の歪やセパレーシヨンの劣化
が生じる。このため、チユーナ部と中間周波増幅
器間に少なくとも2つの異なる周波数帯域を有す
る中間フイルタ(1Fフイルタという)を設け、
隣接局からの妨害のない状態においては広帯域の
IFフイルタを使用して歪の少ない良好な音質で
受信し、隣接局からの妨害がある状態では狭帯域
のIFフイルタを使用して、音質は若干犠性にし
ても妨害のない受信を行なうようにした中間周波
帯域自動切換機能付きのラジオ受信機が提案され
ている。
フイルタ或いは狭帯域フイルタの一方のみを設け
たラジオ受信機があるが、広帯域フイルタだけの
ラジオ受信機では隣接にある程度大きな局がある
と混信を起こし、又狭帯域フイルタだけのラジオ
受信機では過変調時の歪やセパレーシヨンの劣化
が生じる。このため、チユーナ部と中間周波増幅
器間に少なくとも2つの異なる周波数帯域を有す
る中間フイルタ(1Fフイルタという)を設け、
隣接局からの妨害のない状態においては広帯域の
IFフイルタを使用して歪の少ない良好な音質で
受信し、隣接局からの妨害がある状態では狭帯域
のIFフイルタを使用して、音質は若干犠性にし
ても妨害のない受信を行なうようにした中間周波
帯域自動切換機能付きのラジオ受信機が提案され
ている。
〈従来技術の欠点〉
しかし、従来の中間周波帯域自動切換機能付き
のラジオ受信機においては、隣接局毎に妨害信号
のレベル検出回路や妨害の有無あるいは度合を判
別する判別回路が必要となり、コスト高の原因に
なつている。
のラジオ受信機においては、隣接局毎に妨害信号
のレベル検出回路や妨害の有無あるいは度合を判
別する判別回路が必要となり、コスト高の原因に
なつている。
又、チユーナ部と中間周波増幅器間に設けられ
た各IFフイルタにそれぞれ検波回路を接続し、
各検波回路の出力レベルを比較することにより希
望信号と妨害信号のレベルを比較して妨害の有無
を判別する中間周波帯域自動切換機能付きのラジ
オ受信機も提案されている。しかし、かかるラジ
オ受信機では正確に妨害の有無を判別することが
できず、しかも受信信号ライン中に設けられた
IFフイルタを介して希望信号と妨害信号のレベ
ルを取り出す構成であるため、IFフイルタの特
性が制限され、更にはIFフイルタの数が多くな
ればなる程後段のレベル比較回路の構成が複雑と
なる欠点がある。
た各IFフイルタにそれぞれ検波回路を接続し、
各検波回路の出力レベルを比較することにより希
望信号と妨害信号のレベルを比較して妨害の有無
を判別する中間周波帯域自動切換機能付きのラジ
オ受信機も提案されている。しかし、かかるラジ
オ受信機では正確に妨害の有無を判別することが
できず、しかも受信信号ライン中に設けられた
IFフイルタを介して希望信号と妨害信号のレベ
ルを取り出す構成であるため、IFフイルタの特
性が制限され、更にはIFフイルタの数が多くな
ればなる程後段のレベル比較回路の構成が複雑と
なる欠点がある。
〈考案の目的〉
本考案の目的は、各隣接局毎に妨害信号のレベ
ルを検出するレベル検出回路や判別回路を設ける
必要がない構成簡単な中間周波帯域自動切換機能
付きのラジオ受信機を提供することである。
ルを検出するレベル検出回路や判別回路を設ける
必要がない構成簡単な中間周波帯域自動切換機能
付きのラジオ受信機を提供することである。
本考案の別の目的は、正確に希望信号と妨害信
号のレベルを比較できると共に、IFフイルタの
数が多くなつても構成が簡略な中間周波帯域自動
切換機能付きのラジオ受信機を提供することであ
る。
号のレベルを比較できると共に、IFフイルタの
数が多くなつても構成が簡略な中間周波帯域自動
切換機能付きのラジオ受信機を提供することであ
る。
本考案の更に別の目的は、隣接妨害局からの妨
害信号の受信レベルを、希望信号の受信に何等影
響を与えることなく検出でき、従つて受信レベル
検出に起因した音切れや異音の発生がない中間周
波帯域自動切換機能付きのラジオ受信機を提供す
ることである。
害信号の受信レベルを、希望信号の受信に何等影
響を与えることなく検出でき、従つて受信レベル
検出に起因した音切れや異音の発生がない中間周
波帯域自動切換機能付きのラジオ受信機を提供す
ることである。
〈考案の概要〉
本考案のラジオ受信機は、第1のチユーナ部と
第1の中間周波増幅器と、該第1のチユーナ部と
第1の中間周波増幅器間に配設された異なる周波
数帯域を有する少なくとも2つの中間周波フイル
タと、第1のチユーナ部出力を所定の中間周波フ
イルタを介して第1の中間周波増幅器に入力する
切換回路と、第1チユーナ部の局部発振器をして
希望局の周波数に応じた周波数で発振させる第1
のフエーズロツクドループと、第2のチユーナ部
と、第2のチユーナ部の出力レベルを検出するレ
ベル検出回路と、第2のチユーナ部の局部発振器
をして所定の周波数で発振させる第2のフエーズ
ロツクドループと、第1のフエーズロツクドルー
プを制御して第1のチユーナ部に希望局からの希
望信号を受信出力させると共に、第2のフエーズ
ロツクドループを制御して第2のチユーナ部に少
なくとも妨害局からの妨害信号を受信出力させ、
妨害信号の受信レベルを前記レベル検出回路から
得、希望信号と妨害信号のレベルに基いて前記切
換回路をして第1のチユーナ部出力を所定の中間
フイルタを介して第1の中間周波増幅器に印加さ
せるコントローラを有している。この考案によれ
ば簡単な構成で、しかも正確に希望信号と妨害信
号のレベルを比較できるため正しく所定の中間周
波フイルタの選択ができ、更には中間周波フイル
タの数が多くなつても構成が複雑になることはな
い。又、隣接妨害局の受信レベル検出時に、希望
局の音声が途切れたり、異音が発生することもな
い。
第1の中間周波増幅器と、該第1のチユーナ部と
第1の中間周波増幅器間に配設された異なる周波
数帯域を有する少なくとも2つの中間周波フイル
タと、第1のチユーナ部出力を所定の中間周波フ
イルタを介して第1の中間周波増幅器に入力する
切換回路と、第1チユーナ部の局部発振器をして
希望局の周波数に応じた周波数で発振させる第1
のフエーズロツクドループと、第2のチユーナ部
と、第2のチユーナ部の出力レベルを検出するレ
ベル検出回路と、第2のチユーナ部の局部発振器
をして所定の周波数で発振させる第2のフエーズ
ロツクドループと、第1のフエーズロツクドルー
プを制御して第1のチユーナ部に希望局からの希
望信号を受信出力させると共に、第2のフエーズ
ロツクドループを制御して第2のチユーナ部に少
なくとも妨害局からの妨害信号を受信出力させ、
妨害信号の受信レベルを前記レベル検出回路から
得、希望信号と妨害信号のレベルに基いて前記切
換回路をして第1のチユーナ部出力を所定の中間
フイルタを介して第1の中間周波増幅器に印加さ
せるコントローラを有している。この考案によれ
ば簡単な構成で、しかも正確に希望信号と妨害信
号のレベルを比較できるため正しく所定の中間周
波フイルタの選択ができ、更には中間周波フイル
タの数が多くなつても構成が複雑になることはな
い。又、隣接妨害局の受信レベル検出時に、希望
局の音声が途切れたり、異音が発生することもな
い。
〈実施例〉
第2図に示すように、希望局の周波数を0、隣
接妨害局の周波数をそれぞれ1(=0−Δ)、2
(=0+Δ)、各周波数の受信レベルをLa,Lb,
Lcとすれば以下の両式(但し、k1は定数) La>k1・Lb …(1) La>k1・Lc …(2) が成立する時、換言すれば希望信号のレベルが妨
害信号のレベルのK1倍より大きい時、隣接妨害
局からの妨害はなく、又、(1)式と(2)式の少なくと
も一方が成立しない時隣接妨害局からの妨害によ
り混信が生じる。従つて、本考案では(イ)希望信号
を受信中、短時間内に隣接妨害局からの妨害信号
のレベルを検出し、(ロ)希望信号と妨害信号のレベ
ルを用いて、(1),(2)式が成立するかどうかを判定
し、(ハ)(1)式及び(2)式が共に成立する場合にはチユ
ーナ出力を広帯域のIFフイルタを介して中間周
波増幅器に入力し、(1)式と(2)式の少なくとも一方
が成立しない場合にはチユーナ出力を狭帯域の
IFフイルタを介して中間周波増幅器に入力する
ようにして中間周波帯域の自動切換を行なう。
接妨害局の周波数をそれぞれ1(=0−Δ)、2
(=0+Δ)、各周波数の受信レベルをLa,Lb,
Lcとすれば以下の両式(但し、k1は定数) La>k1・Lb …(1) La>k1・Lc …(2) が成立する時、換言すれば希望信号のレベルが妨
害信号のレベルのK1倍より大きい時、隣接妨害
局からの妨害はなく、又、(1)式と(2)式の少なくと
も一方が成立しない時隣接妨害局からの妨害によ
り混信が生じる。従つて、本考案では(イ)希望信号
を受信中、短時間内に隣接妨害局からの妨害信号
のレベルを検出し、(ロ)希望信号と妨害信号のレベ
ルを用いて、(1),(2)式が成立するかどうかを判定
し、(ハ)(1)式及び(2)式が共に成立する場合にはチユ
ーナ出力を広帯域のIFフイルタを介して中間周
波増幅器に入力し、(1)式と(2)式の少なくとも一方
が成立しない場合にはチユーナ出力を狭帯域の
IFフイルタを介して中間周波増幅器に入力する
ようにして中間周波帯域の自動切換を行なう。
第1図は本考案に係るラジオ受信機の要部ブロ
ツク図、第3図は希望信号、妨害信号のレベル検
出のタイムチヤート、第4図は本考案にかかる中
間周波帯域自動切換の処理の流れ図である。
ツク図、第3図は希望信号、妨害信号のレベル検
出のタイムチヤート、第4図は本考案にかかる中
間周波帯域自動切換の処理の流れ図である。
第1図において、11は第1のチユーナ部、1
2は第1の中間周波増幅器、13a,13bはそ
れぞれ第1のチユーナ部11と第1の中間周波増
幅器12間に配設されたIFフイルタで、13a
は広帯域のIFフイルタ、13bは狭帯域のIFフ
イルタ、14はスイツチ14a,14bを有し、
第1のチユーナ部11の出力信号を所定のIFフ
イルタを介して第1の中間周波増幅器12に入力
する切換回路、PLLP1は第1のチユーナ部11
の局部発振器をして希望局の周波数に応じた周波
数で発振させる第1のフエーズロツクドループ、
15は第2のチユーナ部、16は第2のチユーナ
部の出力レベルを検出するレベル検出回路、
PLLP2は第2のチユーナ部15の局部発振器を
して所定の周波数で発振させる第2のフエーズロ
ツクドループ、17はコントローラである。
2は第1の中間周波増幅器、13a,13bはそ
れぞれ第1のチユーナ部11と第1の中間周波増
幅器12間に配設されたIFフイルタで、13a
は広帯域のIFフイルタ、13bは狭帯域のIFフ
イルタ、14はスイツチ14a,14bを有し、
第1のチユーナ部11の出力信号を所定のIFフ
イルタを介して第1の中間周波増幅器12に入力
する切換回路、PLLP1は第1のチユーナ部11
の局部発振器をして希望局の周波数に応じた周波
数で発振させる第1のフエーズロツクドループ、
15は第2のチユーナ部、16は第2のチユーナ
部の出力レベルを検出するレベル検出回路、
PLLP2は第2のチユーナ部15の局部発振器を
して所定の周波数で発振させる第2のフエーズロ
ツクドループ、17はコントローラである。
第1、第2のチユーナ部11,15は、それぞ
れアンテナATからの入力信号を増幅する高周波
増幅回路11a,15a、局部発振器11b,1
5b、混合器11c,15cなどで構成され、レ
ベル検出回路16は狭帯域のフイルタ16aと、
第2の中間周波増幅器16bと、検波器16c
と、AD変換器16dにより構成され、第2の中
間周波増幅器16bから取り出した中間周波信号
を検波器16cで検波し、検波出力をAD変換器
16dでAD変換して出力する。第1のフエーズ
ロツクドループPLLP1は第1チユーナ部の局部
発振器11bとPLL回路18とローパスフイル
タ19により構成され、局部発振器11bの発振
周波数が常時希望局の周波数0より中間周波数だ
け高くなるように制御する。すなわち、第1のフ
エーズロツクドループPLLP1は、コントローラ
17がPLL回路18に指令している希望周波数
に応じた第1の受信周波数制御データFCD1に
基いて局部発振器11bの発振周波数を制御し、
該発振周波数が希望局の周波数0より中間周波数
だけ常に高くなるように制御する。第2のフエー
ズロツクドループPLLP2は第2チユーナ部の局
部発振器15bとPLL回路20とローパスフイ
ルタ21により構成され、局部発振器15bの発
振周波数がコントローラ17からPLL回路20
に指令している第2の受信周波数制御データ
FCD2に応じた周波数となるように制御する。
れアンテナATからの入力信号を増幅する高周波
増幅回路11a,15a、局部発振器11b,1
5b、混合器11c,15cなどで構成され、レ
ベル検出回路16は狭帯域のフイルタ16aと、
第2の中間周波増幅器16bと、検波器16c
と、AD変換器16dにより構成され、第2の中
間周波増幅器16bから取り出した中間周波信号
を検波器16cで検波し、検波出力をAD変換器
16dでAD変換して出力する。第1のフエーズ
ロツクドループPLLP1は第1チユーナ部の局部
発振器11bとPLL回路18とローパスフイル
タ19により構成され、局部発振器11bの発振
周波数が常時希望局の周波数0より中間周波数だ
け高くなるように制御する。すなわち、第1のフ
エーズロツクドループPLLP1は、コントローラ
17がPLL回路18に指令している希望周波数
に応じた第1の受信周波数制御データFCD1に
基いて局部発振器11bの発振周波数を制御し、
該発振周波数が希望局の周波数0より中間周波数
だけ常に高くなるように制御する。第2のフエー
ズロツクドループPLLP2は第2チユーナ部の局
部発振器15bとPLL回路20とローパスフイ
ルタ21により構成され、局部発振器15bの発
振周波数がコントローラ17からPLL回路20
に指令している第2の受信周波数制御データ
FCD2に応じた周波数となるように制御する。
コントローラ17は常時第1のチユーナ部11
が希望局からの希望信号(周波数0)を受信出力
するように第1の受信周波数制御データFCD1を
PLL回路18に指令すると共に、希望局からの
希望信号(周波数0)及び隣接妨害局からの第
1、第2の妨害信号(周波数1,2)を第3図に
示すタイミングで第2のチユーナ部15が受信出
力するように第2の受信周波数制御データFCD2
をPLL回路20に指令する。即ち、コントロー
ラ17は第3図に示す期間T1において希望信号
が、又期T2において第1の妨害信号又は第2の
妨害信号が第2のチユーナ部15により受信出力
されるように順次所定の第2の受信周波数制御デ
ータFCD2をPLL回路20に指令する。
が希望局からの希望信号(周波数0)を受信出力
するように第1の受信周波数制御データFCD1を
PLL回路18に指令すると共に、希望局からの
希望信号(周波数0)及び隣接妨害局からの第
1、第2の妨害信号(周波数1,2)を第3図に
示すタイミングで第2のチユーナ部15が受信出
力するように第2の受信周波数制御データFCD2
をPLL回路20に指令する。即ち、コントロー
ラ17は第3図に示す期間T1において希望信号
が、又期T2において第1の妨害信号又は第2の
妨害信号が第2のチユーナ部15により受信出力
されるように順次所定の第2の受信周波数制御デ
ータFCD2をPLL回路20に指令する。
レベル検出回路16はT1の間希望信号(周波
数0)の受信レベルLaを検出し、T2の間第1又
は第2の妨害信号(周波数1又は周波数2)の受
信レベルLb又はLcを検出し、それぞれのデイジ
タル値はコントローラ17に読みとられて内蔵の
メモリ17aに格納される。
数0)の受信レベルLaを検出し、T2の間第1又
は第2の妨害信号(周波数1又は周波数2)の受
信レベルLb又はLcを検出し、それぞれのデイジ
タル値はコントローラ17に読みとられて内蔵の
メモリ17aに格納される。
次に、第4図のフローチヤートを参照しながら
第1図の動作を説明する。
第1図の動作を説明する。
(a) 図示しない選局スイツチが押圧されて選局が
行われると選局情報はコントローラ17により
読み取られる。
行われると選局情報はコントローラ17により
読み取られる。
(b) コントローラ17は選局情報に基いて選局さ
れた局からの希望信号を第1のチユーナ部11
をして受信させるべく所定の第1の受信周波数
制御データFCD1をPLL回路18に印加する。
これにより以後第1のチユーナ部11は希望信
号を受信しつづけることになる。
れた局からの希望信号を第1のチユーナ部11
をして受信させるべく所定の第1の受信周波数
制御データFCD1をPLL回路18に印加する。
これにより以後第1のチユーナ部11は希望信
号を受信しつづけることになる。
(c) ついで、コントローラ17は期間T1の間
(第3図参照)、希望信号を第2のチユーナ部1
5をして受信出力させるために所定の第2の受
信周波数制御データFCD2をPLL回路20に入
力し、その時のレベル検出回路16の出力(受
信レベルLa)を読取つて内蔵のメモリ17a
に記憶する。尚、コントローラ17は選局スイ
ツチと受信周波数制御データの対応関係を予め
内蔵のメモリに記憶しているから、操作された
選局スイツチに対応する受信周波数制御データ
を該対応関係より求め、これを第1、第2の受
信周波数制御データとしてPLL回路18,2
0に出力する。
(第3図参照)、希望信号を第2のチユーナ部1
5をして受信出力させるために所定の第2の受
信周波数制御データFCD2をPLL回路20に入
力し、その時のレベル検出回路16の出力(受
信レベルLa)を読取つて内蔵のメモリ17a
に記憶する。尚、コントローラ17は選局スイ
ツチと受信周波数制御データの対応関係を予め
内蔵のメモリに記憶しているから、操作された
選局スイツチに対応する受信周波数制御データ
を該対応関係より求め、これを第1、第2の受
信周波数制御データとしてPLL回路18,2
0に出力する。
(d) ついで、期間T1経過後のT2の間、コントロ
ーラ17は第1隣接妨害局からの第1妨害信号
(周波数1)を第2のチユーナ部15をして受
信出力させるべく、第1隣接妨害局に応じた第
2の受信周波数制御データFCD2をPLL回路2
0に入力し、その時のレベル検出回路16の出
力(受信レベルLb)を読取つて内蔵のメモリ
17aに記憶する。
ーラ17は第1隣接妨害局からの第1妨害信号
(周波数1)を第2のチユーナ部15をして受
信出力させるべく、第1隣接妨害局に応じた第
2の受信周波数制御データFCD2をPLL回路2
0に入力し、その時のレベル検出回路16の出
力(受信レベルLb)を読取つて内蔵のメモリ
17aに記憶する。
(e) コントローラ17は受信レベルLbを検出後、
(1)式が成立するかどうかを判別する。(1)式が成
立しなければ、第1隣接妨害局による妨害が生
じているから、コントローラ17は切換回路1
4に切換信号CSを入力し、狭帯域のIFフイル
タ13bを選択させ、以後ステツプc以降の処
理を繰り返えす。尚、以上により、第1のチユ
ーナ部11の出力端子は狭帯域のIFフイルタ
13bを介して中間周波増幅器12の入力端子
に接続される。
(1)式が成立するかどうかを判別する。(1)式が成
立しなければ、第1隣接妨害局による妨害が生
じているから、コントローラ17は切換回路1
4に切換信号CSを入力し、狭帯域のIFフイル
タ13bを選択させ、以後ステツプc以降の処
理を繰り返えす。尚、以上により、第1のチユ
ーナ部11の出力端子は狭帯域のIFフイルタ
13bを介して中間周波増幅器12の入力端子
に接続される。
一方、(1)式が成立すれば第1隣接妨害局によ
る妨害が生じていないから、以下の処理によ
り、第2隣接妨害局による妨害が生じているか
どうかをチエツクする。
る妨害が生じていないから、以下の処理によ
り、第2隣接妨害局による妨害が生じているか
どうかをチエツクする。
(f) コントローラ17は次のT1の間、希望信号
を第2のチユーナ部15をして受信出力させる
ために、所定の第2の周波数制御データFCD2
をPLL回路20に入力し、その時のレベル検
出回路16の出力(受信レベルLa)を読取つ
て内蔵のメモリ17aに記憶する。
を第2のチユーナ部15をして受信出力させる
ために、所定の第2の周波数制御データFCD2
をPLL回路20に入力し、その時のレベル検
出回路16の出力(受信レベルLa)を読取つ
て内蔵のメモリ17aに記憶する。
(g) ついで、T1経過後の期間T2の間、コントロ
ーラ17は第2隣接妨害局の妨害信号(周波数
2)を第2のチユーナ部15をして受信出力さ
せるべく、第2隣接妨害局に応じた所定の第2
の受信周波数制御データFCD2をPLL回路20
に入力し、その時のレベル検出回路16の出力
(受信レベルLc)を読取つて内蔵のメモリ17
aに記憶する。
ーラ17は第2隣接妨害局の妨害信号(周波数
2)を第2のチユーナ部15をして受信出力さ
せるべく、第2隣接妨害局に応じた所定の第2
の受信周波数制御データFCD2をPLL回路20
に入力し、その時のレベル検出回路16の出力
(受信レベルLc)を読取つて内蔵のメモリ17
aに記憶する。
(h) Lc検出後、コントローラ17は(2)式が成立
するかどうかを判別する。(2)式が成立しなけれ
ば、第2隣接妨害局による妨害が生じているか
ら、コントローラ17は切換回路14に切換信
号CSを入力し、狭帯域のIFフイルタ13bを
選択させ、以後ステツプc以降の処理を繰り返
えす。
するかどうかを判別する。(2)式が成立しなけれ
ば、第2隣接妨害局による妨害が生じているか
ら、コントローラ17は切換回路14に切換信
号CSを入力し、狭帯域のIFフイルタ13bを
選択させ、以後ステツプc以降の処理を繰り返
えす。
(i) (2)式が成立すれば第2隣接妨害局による妨害
も生じていないから、コントローラ17は切換
回路14に切換信号CSを入力し、広帯域のIF
フイルタ13aを選択させ、以後ステツプc以
降の処理を繰り返えす。尚、ステツプiの処理
により、第1チユーナ部11の出力端子は広帯
域のIFフイルタ13aを介して第1の中間周
波増幅器12の入力端子に接続される。
も生じていないから、コントローラ17は切換
回路14に切換信号CSを入力し、広帯域のIF
フイルタ13aを選択させ、以後ステツプc以
降の処理を繰り返えす。尚、ステツプiの処理
により、第1チユーナ部11の出力端子は広帯
域のIFフイルタ13aを介して第1の中間周
波増幅器12の入力端子に接続される。
尚、以上においては、周波数帯域の異なる
IFフイルタを2個使用した場合について説明
したが、本考案は2個に限るものではなく3個
以上設けるように構成することもできる。そし
て、この場合には(1),(2)式における定数k1の大
きさが異なる複数の判別式を用意し、各判別式
の成立、不成立に応じて所定のIFフイルタを
選択するようにする。
IFフイルタを2個使用した場合について説明
したが、本考案は2個に限るものではなく3個
以上設けるように構成することもできる。そし
て、この場合には(1),(2)式における定数k1の大
きさが異なる複数の判別式を用意し、各判別式
の成立、不成立に応じて所定のIFフイルタを
選択するようにする。
又、切換回路14の構成については詳述しな
かつたが、各スイツチ14a,14bはスイツ
チングトランジスタ、ダイオードなどの電子的
スイツチにより構成される。又、第1図におい
て切換回路14を2つのスイツチ14a,14
bで示しているが、たとえばスイツチ14aを
除去し、各IFフイルタ13a,13bの入力
端子を第1のチユーナ部出力端子に接続するよ
うに構成することもできる。
かつたが、各スイツチ14a,14bはスイツ
チングトランジスタ、ダイオードなどの電子的
スイツチにより構成される。又、第1図におい
て切換回路14を2つのスイツチ14a,14
bで示しているが、たとえばスイツチ14aを
除去し、各IFフイルタ13a,13bの入力
端子を第1のチユーナ部出力端子に接続するよ
うに構成することもできる。
更に、以上の説明では1台のコントローラ1
7を設けた場合であるが、2台のコントローラ
を設け、第1のコントローラにより選局された
局の周波数信号を第1チユーナ部をして受信さ
せるためのPLLシンセサイズ処理などを実行
させ、第2のコントローラにより希望局及び隣
接妨害局の信号レベル検出処理、中間周波帯域
自動切換処理などを実行させるように構成する
こともできる。
7を設けた場合であるが、2台のコントローラ
を設け、第1のコントローラにより選局された
局の周波数信号を第1チユーナ部をして受信さ
せるためのPLLシンセサイズ処理などを実行
させ、第2のコントローラにより希望局及び隣
接妨害局の信号レベル検出処理、中間周波帯域
自動切換処理などを実行させるように構成する
こともできる。
〈考案の効果〉
以上説明したように、本考案によれば希望信号
を受信出力する第1のチユーナ部に加え、希望局
及び隣接妨害局からの信号レベルを検出するため
の第2のチユーナ部とレベル検出回路を設け、第
2のチユーナ部から得られる希望信号及び妨害信
号の受信レベルに基いてIFフイルタの選択を行
なうように構成したから第1チユーナ部による希
望信号の受信に何等影響を与えることなく各局の
受信レベルの検出ができ、受信レベルの検出動作
に起因して希望局の音声が途切れたり、異音が乗
つたりすることがなく良好な受信を行なうことが
できる。
を受信出力する第1のチユーナ部に加え、希望局
及び隣接妨害局からの信号レベルを検出するため
の第2のチユーナ部とレベル検出回路を設け、第
2のチユーナ部から得られる希望信号及び妨害信
号の受信レベルに基いてIFフイルタの選択を行
なうように構成したから第1チユーナ部による希
望信号の受信に何等影響を与えることなく各局の
受信レベルの検出ができ、受信レベルの検出動作
に起因して希望局の音声が途切れたり、異音が乗
つたりすることがなく良好な受信を行なうことが
できる。
更に、本考案によれば第2チユーナ部の同調周
波数を制御するコントローラと、レベル検出回路
を設け、該コントローラにより第2のチユーナ部
をして希望信号、第1、第2隣接妨害局の妨害信
号を受信させ、レベル検出回路により検出された
希望信号及び妨害信号の受信レベルをコントロー
ラにより比較、判断し、判断結果に基いて所定の
IFフイルタを選択するように構成したから、各
隣接局毎に妨害信号レベルを検出する検出回路や
判別回路を設ける必要がなく構成を簡単にでき、
しかも正確に希望信号と妨害信号のレベルを比較
できるため正しく所定のIFフイルタの選択がで
き、更にはIFフイルタの数が多くなつても構成
が複雑になることはない。
波数を制御するコントローラと、レベル検出回路
を設け、該コントローラにより第2のチユーナ部
をして希望信号、第1、第2隣接妨害局の妨害信
号を受信させ、レベル検出回路により検出された
希望信号及び妨害信号の受信レベルをコントロー
ラにより比較、判断し、判断結果に基いて所定の
IFフイルタを選択するように構成したから、各
隣接局毎に妨害信号レベルを検出する検出回路や
判別回路を設ける必要がなく構成を簡単にでき、
しかも正確に希望信号と妨害信号のレベルを比較
できるため正しく所定のIFフイルタの選択がで
き、更にはIFフイルタの数が多くなつても構成
が複雑になることはない。
第1図は本考案に係るラジオ受信機の要部ブロ
ツク図、第2図は妨害の有無を説明する説明図、
第3図は希望信号及び妨害信号の受信レベル検出
のタイムチヤート、第4図は本考案にかゝる中間
周波帯域切換の処理の流れ図である。 11……第1のチユーナ部、12……第1の中
間周波増幅器、13a……広帯域のIFフイルタ、
13b……狭帯域のIFフイルタ、14……切換
回路、15……第2のチユーナ部、16……レベ
ル検出回路、17……コントローラ、PLLP1,
PLLP2……第1、第2のフエーズロクドルー
プ。
ツク図、第2図は妨害の有無を説明する説明図、
第3図は希望信号及び妨害信号の受信レベル検出
のタイムチヤート、第4図は本考案にかゝる中間
周波帯域切換の処理の流れ図である。 11……第1のチユーナ部、12……第1の中
間周波増幅器、13a……広帯域のIFフイルタ、
13b……狭帯域のIFフイルタ、14……切換
回路、15……第2のチユーナ部、16……レベ
ル検出回路、17……コントローラ、PLLP1,
PLLP2……第1、第2のフエーズロクドルー
プ。
Claims (1)
- 第1のチユーナ部と、第1の中間周波増幅器
と、該第1のチユーナ部と第1の中間周波増幅器
間に配設された異なる周波数帯域を有する少なく
とも2つの中間周波フイルタと、第1のチユーナ
部出力を所定の中間周波フイルタを介して第1の
中間周波増幅器に入力する切換回路と、第1チユ
ーナ部の局部発振器をして希望局の周波数に応じ
た周波数で発振させる第1のフエーズロツクドル
ープと、第2のチユーナ部と、第2のチユーナ部
の出力レベルを検出するレベル検出回路と、第2
のチユーナ部の局部発振器をして所定の周波数で
発振させる第2のフエーズロツクドループと、第
1のフエーズロツクドループを制御して第1のチ
ユーナ部に希望局からの希望信号を受信出力させ
ると共に、第2のフエーズロツクドループを制御
して第2のチユーナ部に少なくとも妨害局からの
妨害信号を受信出力させ、妨害信号の受信レベル
を前記レベル検出回路から得、希望信号と妨害信
号のレベルに基いて前記切換回路をして第1のチ
ユーナ部出力を所定の中間フイルタを介して第1
の中間周波増幅器に印加させるコントローラを有
することを特徴とするラジオ受信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6851284U JPS60180150U (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | ラジオ受信機 |
US06/733,593 US4654884A (en) | 1984-05-10 | 1985-05-10 | Radio receiver with switching circuit for elimination of intermodulation interference |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6851284U JPS60180150U (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | ラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60180150U JPS60180150U (ja) | 1985-11-29 |
JPH0210681Y2 true JPH0210681Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30603329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6851284U Granted JPS60180150U (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60180150U (ja) |
-
1984
- 1984-05-10 JP JP6851284U patent/JPS60180150U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60180150U (ja) | 1985-11-29 |
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