JPH0191584A - 動画伝送方法および装置 - Google Patents
動画伝送方法および装置Info
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- JPH0191584A JPH0191584A JP62247966A JP24796687A JPH0191584A JP H0191584 A JPH0191584 A JP H0191584A JP 62247966 A JP62247966 A JP 62247966A JP 24796687 A JP24796687 A JP 24796687A JP H0191584 A JPH0191584 A JP H0191584A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、動画像の伝送を行う動画伝送方法および装置
に関し、特に画像品質が高く、かつ伝送効率が高い動画
伝送方法および装置に関する。
に関し、特に画像品質が高く、かつ伝送効率が高い動画
伝送方法および装置に関する。
テレビ会議システムのように、帯域が広く、しかも回線
使用コストが高い伝送路を用いて動画像の伝送を行う場
合には、一般に動画帯域圧縮技術が用いられる。
使用コストが高い伝送路を用いて動画像の伝送を行う場
合には、一般に動画帯域圧縮技術が用いられる。
動画帯域圧縮技術の中でもフレーム間差分符号化方式は
、効率の良い画像伝送が可能なため種々の方式が開発さ
れ利用されている。
、効率の良い画像伝送が可能なため種々の方式が開発さ
れ利用されている。
フレーム間差分符号化方式は、連続するフレームの間に
強い相関があることを利用し、フレーム間の差分のみを
符号化して伝送することによって帯域圧縮を行うもので
ある。しかしながらこの方式では、フレーム間の差分情
報が伝送誤り等で正確に受信側へ受信されないと、その
後のフレーム全てが正確に再生されないという欠点を持
つ。
強い相関があることを利用し、フレーム間の差分のみを
符号化して伝送することによって帯域圧縮を行うもので
ある。しかしながらこの方式では、フレーム間の差分情
報が伝送誤り等で正確に受信側へ受信されないと、その
後のフレーム全てが正確に再生されないという欠点を持
つ。
この問題に対して一般に誤り訂正符号を用いることによ
り、エラーに対する耐力を高め、さらに誤り訂正不能な
誤りを検出した場合には、リフレッシュ制御が使われて
いる。
り、エラーに対する耐力を高め、さらに誤り訂正不能な
誤りを検出した場合には、リフレッシュ制御が使われて
いる。
リフレッシュ制御とは、誤り訂正不能な誤りを検出した
場合、フレーム間差分符号化を行わず、フレーム内符号
化等を用いて新しいフレームの画像情報を転送し直すも
のである。その次のフレームからはフレーム間差分符号
化に切り替えられる。
場合、フレーム間差分符号化を行わず、フレーム内符号
化等を用いて新しいフレームの画像情報を転送し直すも
のである。その次のフレームからはフレーム間差分符号
化に切り替えられる。
第7図に、前述の従来技術における各フレームの送受信
の動作シーケンス図を示す。送信側では、フレーム間差
分符号化方式を用いており、フレーム#1〜フレーム#
5については各々1つ前のフレームと差分をとり、これ
を符号化して伝送する。
の動作シーケンス図を示す。送信側では、フレーム間差
分符号化方式を用いており、フレーム#1〜フレーム#
5については各々1つ前のフレームと差分をとり、これ
を符号化して伝送する。
受信側では、1つ前のフレームを保持し伝送されてきた
フレーム間差分情報を加算して画像の再生を行う。
フレーム間差分情報を加算して画像の再生を行う。
第7図において、フレーム#4は伝送中に訂正不能なエ
ラーを起こしている。この場合、受信側はこの伝送エラ
ーを検出したため、送信側にリフレッシュ(Refre
sh)要求を行っている。また、後続するフレーム#5
は、−度エラーが起きた後は、無効となりフレーム#4
と同様に廃棄される。その後、送信側では、符号化方式
をフレーム間差分符号化からフレーム内符号化へ切り替
え、新しいフレームを送信する。フレーム付6以降はi
ll[のフレーム間差分符号化を行っており元のモード
となっている。
ラーを起こしている。この場合、受信側はこの伝送エラ
ーを検出したため、送信側にリフレッシュ(Refre
sh)要求を行っている。また、後続するフレーム#5
は、−度エラーが起きた後は、無効となりフレーム#4
と同様に廃棄される。その後、送信側では、符号化方式
をフレーム間差分符号化からフレーム内符号化へ切り替
え、新しいフレームを送信する。フレーム付6以降はi
ll[のフレーム間差分符号化を行っており元のモード
となっている。
ここで問題なのは、フレーム内符号化では、圧縮率が低
くフレーム間差分符号化に比べてはるかに発生情報量が
大きくなる。例えば、フレーム間差分符号化で1.5M
bpsの回線を使用している場合、1フレーム約50k
bitの発生率であるが、リフレッシュを行うと1フレ
一ムIMbit〜2Mbitの情報が発生し、従って2
0フレーム〜40フレーム(約1秒間)のリフレッシュ
時間を要する。その間、受信再生画像は静上状態(フリ
ーズ状態)となるため、動画品質は急激に劣化する。
くフレーム間差分符号化に比べてはるかに発生情報量が
大きくなる。例えば、フレーム間差分符号化で1.5M
bpsの回線を使用している場合、1フレーム約50k
bitの発生率であるが、リフレッシュを行うと1フレ
一ムIMbit〜2Mbitの情報が発生し、従って2
0フレーム〜40フレーム(約1秒間)のリフレッシュ
時間を要する。その間、受信再生画像は静上状態(フリ
ーズ状態)となるため、動画品質は急激に劣化する。
第8図、第9図にそれぞれフレーム間差分符号化を用い
た動画伝送装置の一例である送信側ならびに受信側のブ
ロック図を示す。
た動画伝送装置の一例である送信側ならびに受信側のブ
ロック図を示す。
第8図に示す送信側において、フレームメモリ30は1
つ前のフレーム情報を保持するものであり、信号線34
から各フレームの動画信号のフレーム情報Xが入力され
る。各フレーム情報Xは、差分器31で信号線35から
の1つ前のフレーム情報と差がとられ、フレーム間差分
情報eが求まる。このフレーム間差分情報eは、量子化
器32で帯域圧縮され、得られたフレーム間差分情和合
は、信号線36を経て伝送路へ送出される。通常ここで
は不等長符号化をさらに行うが、ここでは略している。
つ前のフレーム情報を保持するものであり、信号線34
から各フレームの動画信号のフレーム情報Xが入力され
る。各フレーム情報Xは、差分器31で信号線35から
の1つ前のフレーム情報と差がとられ、フレーム間差分
情報eが求まる。このフレーム間差分情報eは、量子化
器32で帯域圧縮され、得られたフレーム間差分情和合
は、信号線36を経て伝送路へ送出される。通常ここで
は不等長符号化をさらに行うが、ここでは略している。
また、このようにして得られたフレーム間差分情報eと
、1つ前のフレーム情報量は加算器33で加えられ新た
なフレーム情flaが生成されフレームメモリ30で保
持される。
、1つ前のフレーム情報量は加算器33で加えられ新た
なフレーム情flaが生成されフレームメモリ30で保
持される。
一方、第9図の受信側においては、伝送路の信号線43
から誤り検出器42および信号線44を介して受信され
たフレーム間差分情報合は、加算器41で、信号線46
からのフレームメモリ40内の1つ前のフレーム情報と
加算されて新たな画像フレームが再生され信号線45へ
出力される。同時に再生画像はフレームメモリ40へ保
持され、次のフレーム再生に用いられる。誤り検出器4
2が誤りを検出した場合、信号線47を介して送信側ヘ
リフレッシュ要求を行う。
から誤り検出器42および信号線44を介して受信され
たフレーム間差分情報合は、加算器41で、信号線46
からのフレームメモリ40内の1つ前のフレーム情報と
加算されて新たな画像フレームが再生され信号線45へ
出力される。同時に再生画像はフレームメモリ40へ保
持され、次のフレーム再生に用いられる。誤り検出器4
2が誤りを検出した場合、信号線47を介して送信側ヘ
リフレッシュ要求を行う。
さて、このようなフレーム間差分符号化方式による動画
伝送に対し、近年、さらに動き補償を付加した動画伝送
方法ならびに伝送装置が出現している。この方法は、第
8図、第9図に示す伝送装置のフレームメモリ30.4
0からの読み出し部に可変遅延器を設け、各フレーム毎
に動画像の動きベクトルを検出し、この動画像の動きベ
クトルに応じてフレーム内の画像を時間的にずらして読
み取ることによって動き補償をした予測フレームを生成
し、現在のフレームと差分をとるもので、より大きな帯
域圧縮効果が得られる。しかし、この場合でも第7図の
ように伝送誤りがあるとりフレッシュを要するのは変わ
らず、かつその場合に画像の品質を劣化させてしまうこ
とはまぬがれない。
伝送に対し、近年、さらに動き補償を付加した動画伝送
方法ならびに伝送装置が出現している。この方法は、第
8図、第9図に示す伝送装置のフレームメモリ30.4
0からの読み出し部に可変遅延器を設け、各フレーム毎
に動画像の動きベクトルを検出し、この動画像の動きベ
クトルに応じてフレーム内の画像を時間的にずらして読
み取ることによって動き補償をした予測フレームを生成
し、現在のフレームと差分をとるもので、より大きな帯
域圧縮効果が得られる。しかし、この場合でも第7図の
ように伝送誤りがあるとりフレッシュを要するのは変わ
らず、かつその場合に画像の品質を劣化させてしまうこ
とはまぬがれない。
上述のように、従来技術において、フレーム間差分符号
化方式による動画の伝送中にエラーが発生すると、その
後の画面再生が不能となりリフレッシュを行わざるを得
ない。リフレッシュする時に発生ずる情報は、瞬間的に
30Mbps以上となる。
化方式による動画の伝送中にエラーが発生すると、その
後の画面再生が不能となりリフレッシュを行わざるを得
ない。リフレッシュする時に発生ずる情報は、瞬間的に
30Mbps以上となる。
これを384kbps〜1.5Mbpsのフレーム間差
分符号化用回線で送信するめには少なくとも1秒〜数秒
間画像が静止してしまい動画品質の大きな劣化をもたら
す。
分符号化用回線で送信するめには少なくとも1秒〜数秒
間画像が静止してしまい動画品質の大きな劣化をもたら
す。
本発明の目的は、このような欠点を除去し、誤りが生じ
ても数フレーム<100m5ec 〜200rnsec
)程度の間しか画像を静止させずに動画の再生を行う
ことのできる動画伝送方法および装置を提供することに
ある。
ても数フレーム<100m5ec 〜200rnsec
)程度の間しか画像を静止させずに動画の再生を行う
ことのできる動画伝送方法および装置を提供することに
ある。
本発明の動画伝送方法は、連続するフレーム間の差分情
報を符号化して伝送するフレーム間予測符号化方式を用
いて送信側と受信側とで動画像の伝送を行う動画伝送方
法であって、 各フレーム間差分情報にシーケンス番号を付加して伝送
し、フレーム間差分情報の伝送中に伝送誤りが起きた場
合、受信側では、この伝送誤りを検知したのち最後に誤
りなく受信したフレーム間差分情報のシーケンス番号を
示す情報を送信側へ通知し、送信側では、この通知に応
動して前記最後に誤りなく受信されたフレームと現在の
フレームとのフレーム間差分情報を送信するように、一
時的にフレーム間間隔を変化させてフレーム間予測符号
化を行うことを特徴としている。
報を符号化して伝送するフレーム間予測符号化方式を用
いて送信側と受信側とで動画像の伝送を行う動画伝送方
法であって、 各フレーム間差分情報にシーケンス番号を付加して伝送
し、フレーム間差分情報の伝送中に伝送誤りが起きた場
合、受信側では、この伝送誤りを検知したのち最後に誤
りなく受信したフレーム間差分情報のシーケンス番号を
示す情報を送信側へ通知し、送信側では、この通知に応
動して前記最後に誤りなく受信されたフレームと現在の
フレームとのフレーム間差分情報を送信するように、一
時的にフレーム間間隔を変化させてフレーム間予測符号
化を行うことを特徴としている。
本発明の動画伝送装置は、フレーム間予測符号化方式を
用いた動画像の伝送装置であって、送信側は、 各フレームの画像情報を保持するN個(Nは正の整数)
のフレームメモリを有し、これらN個のフレームメモリ
は、第1番目のフレームメモリには毎フレームごとに新
しいフレームの画像情報が入力され、かつ第に番目(2
≦k≦N)のフ【/−ムメモリには毎フレームごとに第
k−1番目のフレームメモリに保持されていた画像IN
IIが入力されるように互いに縦続接続され、 前記N個のフレームメモリの各出力端から1つの出力画
像情報を選択して出力するセレクタを有し、 選択された出力画像情報と、現在のフレームの画像情報
との差分を符号化する手段を有し、前記差分符号化され
たフレーム間差分情報にシーケンス番号を付加して伝送
する手段を有し、通常動作時においては、前記第1番目
のフレームメモリから1フレーム前の画像情報を出力す
るように前記セレクタを制御し、受信側から最後に誤り
なく受信されたフレームのシーケンス番号を示す情報が
通知された場合には、この最後に誤りなく受信されたフ
レームの画像情報を前記N個のフレームメモリから出力
するように前記セレクタを制御する手段を有し、 受信側は、 受信した各フレーム間差分情報の誤りを検出した場合に
、最後に誤りなく受信したフレーム間差分情報のシーケ
ンス番号を示す情報を送信側に通知するとともに、この
最後に誤りなく受信したフレームとの差分情報を受信す
るまでに受信するフレーム間差分情報を全て廃棄する手
段とを有する、ことを特徴としている。
用いた動画像の伝送装置であって、送信側は、 各フレームの画像情報を保持するN個(Nは正の整数)
のフレームメモリを有し、これらN個のフレームメモリ
は、第1番目のフレームメモリには毎フレームごとに新
しいフレームの画像情報が入力され、かつ第に番目(2
≦k≦N)のフ【/−ムメモリには毎フレームごとに第
k−1番目のフレームメモリに保持されていた画像IN
IIが入力されるように互いに縦続接続され、 前記N個のフレームメモリの各出力端から1つの出力画
像情報を選択して出力するセレクタを有し、 選択された出力画像情報と、現在のフレームの画像情報
との差分を符号化する手段を有し、前記差分符号化され
たフレーム間差分情報にシーケンス番号を付加して伝送
する手段を有し、通常動作時においては、前記第1番目
のフレームメモリから1フレーム前の画像情報を出力す
るように前記セレクタを制御し、受信側から最後に誤り
なく受信されたフレームのシーケンス番号を示す情報が
通知された場合には、この最後に誤りなく受信されたフ
レームの画像情報を前記N個のフレームメモリから出力
するように前記セレクタを制御する手段を有し、 受信側は、 受信した各フレーム間差分情報の誤りを検出した場合に
、最後に誤りなく受信したフレーム間差分情報のシーケ
ンス番号を示す情報を送信側に通知するとともに、この
最後に誤りなく受信したフレームとの差分情報を受信す
るまでに受信するフレーム間差分情報を全て廃棄する手
段とを有する、ことを特徴としている。
また、本発明の動画伝送装置は、動き補償フレーム間予
測符号化方式を用いた動画像の伝送装置であって、 送信側は、 各フレームの画像情報を保持するN個(Nは正の整数)
のフレームメモリを有し、これらN個のフレームメモリ
は、第1番目のフレームメモリには毎フレームごとに新
しいフレームの画像情報が入力され、かつ第に番目(2
≦k≦N)のフレームメモリには毎フレームごとに第k
−1番目のフレームメモリに保持されていた画像情報が
入力されるように互いに縦続接続されており、前記N個
のフレームメモリの各出力端から1つの出力画像情報を
選択して佳′力するセレクタを有し、 選択された出力画像情報に対し、フレーム間の画像動き
ベクトル量に応じて可変遅延をかける可変遅延器を有し
、 前記可変遅延器から出力される画像情報と現在のフレー
ムの画像情報との差分を符号化する手段を有し、 前記フレーム間の画像動きベクトル量と前記差分符号化
されたフレーム間差分情報とをシーケンス番号を付加し
て伝送する手段を有し、通常動作時においては、前記第
1番目のフレームメモリから1つ前の画像情報を出力す
るように前記セレクタを制御し、受信側から最後に誤り
なく受信されたフレームのシーケンス番号を示す情報が
通知された場合には、この最後に誤りなく受信されたフ
レームの画像情報を前記N個のフレームメモリから出力
するように前記セレクタを制御する手段を有し、 通常動作時においては、1つ前のフレームと現在のフレ
ームとの間の画像の動きベクトル量を検知し、受信側か
ら最後に誤りなく受信されたフレームのシーケンス番号
を示す情報が通知された場合には、この最後に誤りなく
受信されたフレームと現在のフレームの間の画像の動き
ベクトル量を検知する手段を有し、 受信側は、 受信した各フレーム間差分情報あるいは動きベクトル量
の誤りを検出した場合に、最後に誤りなく受信したフレ
ーム間差分情報と動きベクトル■のシーケンス番号を送
信側に通知するとともに、最後に誤りなく受信したフレ
ームとの差分情報と動きベクトル量を受信するまでに受
信するフレーム間差分情報と動きベクトル量を全て廃棄
する手段とを有する、 ことを特徴としている。
測符号化方式を用いた動画像の伝送装置であって、 送信側は、 各フレームの画像情報を保持するN個(Nは正の整数)
のフレームメモリを有し、これらN個のフレームメモリ
は、第1番目のフレームメモリには毎フレームごとに新
しいフレームの画像情報が入力され、かつ第に番目(2
≦k≦N)のフレームメモリには毎フレームごとに第k
−1番目のフレームメモリに保持されていた画像情報が
入力されるように互いに縦続接続されており、前記N個
のフレームメモリの各出力端から1つの出力画像情報を
選択して佳′力するセレクタを有し、 選択された出力画像情報に対し、フレーム間の画像動き
ベクトル量に応じて可変遅延をかける可変遅延器を有し
、 前記可変遅延器から出力される画像情報と現在のフレー
ムの画像情報との差分を符号化する手段を有し、 前記フレーム間の画像動きベクトル量と前記差分符号化
されたフレーム間差分情報とをシーケンス番号を付加し
て伝送する手段を有し、通常動作時においては、前記第
1番目のフレームメモリから1つ前の画像情報を出力す
るように前記セレクタを制御し、受信側から最後に誤り
なく受信されたフレームのシーケンス番号を示す情報が
通知された場合には、この最後に誤りなく受信されたフ
レームの画像情報を前記N個のフレームメモリから出力
するように前記セレクタを制御する手段を有し、 通常動作時においては、1つ前のフレームと現在のフレ
ームとの間の画像の動きベクトル量を検知し、受信側か
ら最後に誤りなく受信されたフレームのシーケンス番号
を示す情報が通知された場合には、この最後に誤りなく
受信されたフレームと現在のフレームの間の画像の動き
ベクトル量を検知する手段を有し、 受信側は、 受信した各フレーム間差分情報あるいは動きベクトル量
の誤りを検出した場合に、最後に誤りなく受信したフレ
ーム間差分情報と動きベクトル■のシーケンス番号を送
信側に通知するとともに、最後に誤りなく受信したフレ
ームとの差分情報と動きベクトル量を受信するまでに受
信するフレーム間差分情報と動きベクトル量を全て廃棄
する手段とを有する、 ことを特徴としている。
本発明は伝送誤りが起きた場合に、従来技術のようにリ
フレッシュを行わないで、フレーム間差分情報のみを伝
送して画像の再生を行うものである。
フレッシュを行わないで、フレーム間差分情報のみを伝
送して画像の再生を行うものである。
まず、伝送する各フレーム情報にはシーケンス番号が付
けられている。通常動作時、誤りがなければ送受信側の
動作は従来技術と同じである。伝送誤りが発生した場合
、受信側は最後に正しく受信したフレーム情報のシーケ
ンス番号を送信側へ伝える。送信側は、そのシーケンス
番号をもつフレーム情報をシフトレジスタ形に接続され
たフレームメモリ内に保持し、このフレーム情報とこれ
から送ろうとするフレーム情報との差分を取って符号化
するというものである。受信側は、この最後に正しく受
信したフレーム情報と最新のフレーム情報との差分情報
を受は取ることによって、即座に画像の再生が可能とな
る。
けられている。通常動作時、誤りがなければ送受信側の
動作は従来技術と同じである。伝送誤りが発生した場合
、受信側は最後に正しく受信したフレーム情報のシーケ
ンス番号を送信側へ伝える。送信側は、そのシーケンス
番号をもつフレーム情報をシフトレジスタ形に接続され
たフレームメモリ内に保持し、このフレーム情報とこれ
から送ろうとするフレーム情報との差分を取って符号化
するというものである。受信側は、この最後に正しく受
信したフレーム情報と最新のフレーム情報との差分情報
を受は取ることによって、即座に画像の再生が可能とな
る。
このようにフレーム間差分情報のみで伝送誤りに対処す
ると、受信側から送信側への誤り発生の通知に要する時
間とこれに応動して新たなフレーム間差分情報を送信側
から受信側へ伝送する時間の和は、高々2フレーム〜数
フレームの間であり、lQQmsec〜200m5ec
程度画像が停止するだけとなり動画品質の向上が可能と
なる。
ると、受信側から送信側への誤り発生の通知に要する時
間とこれに応動して新たなフレーム間差分情報を送信側
から受信側へ伝送する時間の和は、高々2フレーム〜数
フレームの間であり、lQQmsec〜200m5ec
程度画像が停止するだけとなり動画品質の向上が可能と
なる。
また、動き補償を付加すれば、より大きな帯域圧縮効果
が得られる。
が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は、本発明による動画伝送方法の一実施例を示す
シーケンス図である。フレーム#1.・・・、フレーム
#9・・・のフレーム情報の伝送において、フレーム#
4に対するフレーム間差分情報の伝送中にエラーが発生
しているものとする。
シーケンス図である。フレーム#1.・・・、フレーム
#9・・・のフレーム情報の伝送において、フレーム#
4に対するフレーム間差分情報の伝送中にエラーが発生
しているものとする。
送信側では、フレーム#1〜フレーム#3までは通常の
フレーム間差分符号化方式に従って動画の伝送を行う。
フレーム間差分符号化方式に従って動画の伝送を行う。
すなわち、連続するフレーム間の差分情報が伝送され、
各フレームに対応する伝送情報Gこシーケンス番号SN
#を付加している。例えばフレーム#2はフレーム#1
との差分情報が符号化され、シーケンス番号SN#2が
付加されて伝送される。なお本発明では、シーケンス番
号とフレーム番号とは必ずしも一致するものではない。
各フレームに対応する伝送情報Gこシーケンス番号SN
#を付加している。例えばフレーム#2はフレーム#1
との差分情報が符号化され、シーケンス番号SN#2が
付加されて伝送される。なお本発明では、シーケンス番
号とフレーム番号とは必ずしも一致するものではない。
以上のようにして、フレーム#1〜フレーム#3が伝送
される。
される。
ここで、フレーム#4に対応するシーケンス番号SN#
4のフレーム間差分情報が誤り訂正不能な伝送誤りを起
こしたとする。この時点で、受信側は、フレーム#3ま
で正常に受信している。そこで受信側は、フレーム#3
をフリーズ状態(静止状態)として再生するとともにシ
ーケンス番号SN#3まで正確に受信したことを送信側
へ通知する。この通知は、情報“REJ#3”を送信側
へ送ることにより行われる。この通知情報“REJ#3
°により送信側は、シーケンス番号SN#3以降のシー
ケンス番号SN#4.SN#5の伝送画像信号の受信が
失敗したことを知る。
4のフレーム間差分情報が誤り訂正不能な伝送誤りを起
こしたとする。この時点で、受信側は、フレーム#3ま
で正常に受信している。そこで受信側は、フレーム#3
をフリーズ状態(静止状態)として再生するとともにシ
ーケンス番号SN#3まで正確に受信したことを送信側
へ通知する。この通知は、情報“REJ#3”を送信側
へ送ることにより行われる。この通知情報“REJ#3
°により送信側は、シーケンス番号SN#3以降のシー
ケンス番号SN#4.SN#5の伝送画像信号の受信が
失敗したことを知る。
通常ならばこの時点で、送信側は、フレーム#6を、フ
レーム#5と差分をとって、シーケンス番号SN#6を
付加して伝送しようとするところであるが、ここでは以
下の制御を行う。すなわち通知情報“REJ#3″によ
って、フレーム#3は正確に受信されていることが確認
されるので、フレーム#6は、フレーム#3と差分がと
られて符号化される。伝送する画像情報に付加されるシ
ーケンス番号は、シーケンス番号SN#4からつけ直す
。これは受信側において伝送されてくるフレーム情報の
どれから受信するか判断するためである。受信側では、
フレーム#4に対応するシーケンス番号SN#4の画像
情報が誤った時点で、シーケンス番号SN#3の画像情
報まで正常に受信されているので、次にシーケンス番号
SN#4の画像情報が送られてくるのを待っているので
ある。従って、受信側はすでに受信したフレーム#5に
対するシーケンス番号SN#5の画像情報を廃棄する。
レーム#5と差分をとって、シーケンス番号SN#6を
付加して伝送しようとするところであるが、ここでは以
下の制御を行う。すなわち通知情報“REJ#3″によ
って、フレーム#3は正確に受信されていることが確認
されるので、フレーム#6は、フレーム#3と差分がと
られて符号化される。伝送する画像情報に付加されるシ
ーケンス番号は、シーケンス番号SN#4からつけ直す
。これは受信側において伝送されてくるフレーム情報の
どれから受信するか判断するためである。受信側では、
フレーム#4に対応するシーケンス番号SN#4の画像
情報が誤った時点で、シーケンス番号SN#3の画像情
報まで正常に受信されているので、次にシーケンス番号
SN#4の画像情報が送られてくるのを待っているので
ある。従って、受信側はすでに受信したフレーム#5に
対するシーケンス番号SN#5の画像情報を廃棄する。
このようにしてフレーム#3と差分がとられたフレーム
#6の画像情報(シーケンス番号SN#4)が受信され
ると、受信側は、フリーズ状態としていたフレーム#3
とシーケンス番号SN#4の画像情報の和をとってフレ
ーム#6を再生する。
#6の画像情報(シーケンス番号SN#4)が受信され
ると、受信側は、フリーズ状態としていたフレーム#3
とシーケンス番号SN#4の画像情報の和をとってフレ
ーム#6を再生する。
従って、フレーム#4が異常受信を起こしてもフレーム
#6以降はまた通常の動画の再生が可能となり、この場
合画像のフリーズ状態は高々2フレーム(60ssec
)程度と非常に短い。
#6以降はまた通常の動画の再生が可能となり、この場
合画像のフリーズ状態は高々2フレーム(60ssec
)程度と非常に短い。
本実施例の動画伝送方法では、伝送エラーが起きた後の
シーケンス番号SN#を用い受信側でシーケンスチエツ
クを行うことによって、最後に正しく受信されたフレー
ムとの差分情報を判別している。この判別方法の他にも
、最後に正しく受信されたフレームとの差分情報と通常
のフレーム差分器flとを区別するための情報をさらに
付加して判別する方法も考えられる。この場合、シーケ
ンス番号は、誤りが起きてもうち直さなくてよい。
シーケンス番号SN#を用い受信側でシーケンスチエツ
クを行うことによって、最後に正しく受信されたフレー
ムとの差分情報を判別している。この判別方法の他にも
、最後に正しく受信されたフレームとの差分情報と通常
のフレーム差分器flとを区別するための情報をさらに
付加して判別する方法も考えられる。この場合、シーケ
ンス番号は、誤りが起きてもうち直さなくてよい。
また、本実施例においては、誤り受信が起きた場合に、
最後に誤りなく受信したフレームのシーケンス番号を送
信側に通知したが、誤ったフレームのシーケンス番号を
通知してもよい。その場合、誤ったフレームのシーケン
ス番号の1つ前のフレームからの差分情報を送るように
制御すればよい。
最後に誤りなく受信したフレームのシーケンス番号を送
信側に通知したが、誤ったフレームのシーケンス番号を
通知してもよい。その場合、誤ったフレームのシーケン
ス番号の1つ前のフレームからの差分情報を送るように
制御すればよい。
以上、フレーム間差分符号化方式を用いた動画伝送方法
について説明したが、動き補償フレーム間予測符号化方
式を用いた場合も、上記手順が同様に適用できる。
について説明したが、動き補償フレーム間予測符号化方
式を用いた場合も、上記手順が同様に適用できる。
次に単純フレーム間差分符号化方式を用いた動画伝送装
置の一実施例について説明する。第2図はこの斬画伝送
装置の送信側ブロック図であり、第3図は受信側ブロッ
ク図である。
置の一実施例について説明する。第2図はこの斬画伝送
装置の送信側ブロック図であり、第3図は受信側ブロッ
ク図である。
第2図に示す送信側装置は、#1フレームメモI750
1. # 2フレームメモリ502. # 3フレーム
メモリ503. # 4フレームメモリ504 と、セ
レクタ55と、差分器51と、量子化器52と、加算器
53と、制御部54とで構成される。
1. # 2フレームメモリ502. # 3フレーム
メモリ503. # 4フレームメモリ504 と、セ
レクタ55と、差分器51と、量子化器52と、加算器
53と、制御部54とで構成される。
フレームメモリ501.502.503.504は、互
いにその出力と入力とが接続された縦続接続となってい
る。すなわち、#1フレームメモリ501の出力は#2
フレームメモリ502の入力と接続されており、#2フ
レームメモリ502の出力は#3フレームメモリ503
の入力と接続されており、#3フレームメモリ503の
出力は#4フレームメモリ504の入力と接続されてい
る。なお、#lフレームメモリ501の入力は加算器5
3の出力と接続されている。このように接続された#1
フレームメモリ501には1フレーム前の画像情報が、
#2フレームメモリ502には2フレーム前の画像情報
が、#3フレームメモリ503には3フレーム前の画像
情報が、#4フレームメモリ504には4フレーム前の
画像情報がそれぞれ保持される。これは、k番目のフレ
ームメモリへ入力された画像情報を各フレーム時間ごと
にに+1番目のフレームメモリへ順次シフトして行くこ
とにより実現される。
いにその出力と入力とが接続された縦続接続となってい
る。すなわち、#1フレームメモリ501の出力は#2
フレームメモリ502の入力と接続されており、#2フ
レームメモリ502の出力は#3フレームメモリ503
の入力と接続されており、#3フレームメモリ503の
出力は#4フレームメモリ504の入力と接続されてい
る。なお、#lフレームメモリ501の入力は加算器5
3の出力と接続されている。このように接続された#1
フレームメモリ501には1フレーム前の画像情報が、
#2フレームメモリ502には2フレーム前の画像情報
が、#3フレームメモリ503には3フレーム前の画像
情報が、#4フレームメモリ504には4フレーム前の
画像情報がそれぞれ保持される。これは、k番目のフレ
ームメモリへ入力された画像情報を各フレーム時間ごと
にに+1番目のフレームメモリへ順次シフトして行くこ
とにより実現される。
セレクタ55は、各フレームメモリ 501〜504の
出力端81〜S4から、何フレーム前の画像情報を取り
出すかを選択する。
出力端81〜S4から、何フレーム前の画像情報を取り
出すかを選択する。
差分器51は、人力されたフレームの画像情報Xとセレ
クタ55から出力されるフレームの画像情報交との差を
とり、フレーム間情報eを出力する。
クタ55から出力されるフレームの画像情報交との差を
とり、フレーム間情報eを出力する。
量子化器52は、差分器51から出力されるフレーム間
差分情報eの帯域圧縮を行う。
差分情報eの帯域圧縮を行う。
加算器53は、量子化器52から出力されるフレーム間
差分器leとセレクタ55から出力される画像情報とを
加え、新たな画像情報を生成する。
差分器leとセレクタ55から出力される画像情報とを
加え、新たな画像情報を生成する。
制御部54は、量子化器52から出力される各フレーム
間差分情報0にシーケンス番号SN#を付加する。また
、制御部54は、通常動作時、#1フレームメモリ50
1から1フレーム前の画像情報を出力するようにセレク
タ55を制御し、かつ受信側から最後に誤りなく受信さ
れたフレームのシーケンス番号を示す情報が通知された
場合には、この最後に誤りなく受信されたフレームの画
像情報を複数のフレームメモリ 501〜504から出
力するようにセレクタ55を制御する。
間差分情報0にシーケンス番号SN#を付加する。また
、制御部54は、通常動作時、#1フレームメモリ50
1から1フレーム前の画像情報を出力するようにセレク
タ55を制御し、かつ受信側から最後に誤りなく受信さ
れたフレームのシーケンス番号を示す情報が通知された
場合には、この最後に誤りなく受信されたフレームの画
像情報を複数のフレームメモリ 501〜504から出
力するようにセレクタ55を制御する。
一方、第3図に示される受信側装置は、誤り検出器62
と、制御部63と、スイッチ64と、加算器61と、フ
レームメモリ60とで構成される。
と、制御部63と、スイッチ64と、加算器61と、フ
レームメモリ60とで構成される。
誤り検出器62は、送信側から送信されたフレーム間差
分情報eを受信して、誤りを検出する。誤りを検出した
場合には、制御部63に通知する。
分情報eを受信して、誤りを検出する。誤りを検出した
場合には、制御部63に通知する。
スイッチ64は、誤り検出器62から加算器6エへのフ
レーム間画像情報の出力を制御する。
レーム間画像情報の出力を制御する。
制御部63は、送信側装置より送信されたシーケンス番
号SN#が順序を守って伝送されているかをチエツクす
る。また、スイッチ64の開閉を制御しており、伝送誤
りがない場合、スイッチ64を閉じ、フレーム間差分情
報を加算器61に入力させる。
号SN#が順序を守って伝送されているかをチエツクす
る。また、スイッチ64の開閉を制御しており、伝送誤
りがない場合、スイッチ64を閉じ、フレーム間差分情
報を加算器61に入力させる。
また、誤りを検知した時点で、エラーが発生したことを
示す情報を送信側へ送る。
示す情報を送信側へ送る。
加算器61は、誤り検出器62からのフレーム間差分情
報と、フレームメモリ60からの画像情報との加算を行
い、新たなフレームの画像情報を再生するとともにフレ
ームメモリ60へ再入力する。フレームメモリ60は、
加算器61で再生された画像情報を保持する。
報と、フレームメモリ60からの画像情報との加算を行
い、新たなフレームの画像情報を再生するとともにフレ
ームメモリ60へ再入力する。フレームメモリ60は、
加算器61で再生された画像情報を保持する。
次に、第2図、第3図に示された動画伝送装置の動作を
、第1図の動作シ・−ケンス図を参照しながら説明する
。
、第1図の動作シ・−ケンス図を参照しながら説明する
。
通常動作時、第2図に示される送信側装置においては、
セレクタ55は#1フレームメモリ501からの出力端
S1を選択する状態になっている。−方、第3図に示さ
れる受信側装置においては、スイッチ64は閉じられて
いる。このような状態での動画伝送装置の通常時の動作
は第8図、第9図に示される従来の送受信装置と同様の
動作を行う。
セレクタ55は#1フレームメモリ501からの出力端
S1を選択する状態になっている。−方、第3図に示さ
れる受信側装置においては、スイッチ64は閉じられて
いる。このような状態での動画伝送装置の通常時の動作
は第8図、第9図に示される従来の送受信装置と同様の
動作を行う。
送信側では、入力画像情報xが1つ前のフレームの画像
情報と差分器51で差分がとられる。1つ前のフレーム
は#1フレームメモリ501に保持されている。この差
分情報eは量子化器52で量子化されて差分情報合とし
て伝送される。加算器53で量子化器52の出力eと1
つ前のフレームの画像情報交とが加算され、次のフレー
ムの画像情報が生成され#lフレームメモリ501へ入
力される。
情報と差分器51で差分がとられる。1つ前のフレーム
は#1フレームメモリ501に保持されている。この差
分情報eは量子化器52で量子化されて差分情報合とし
て伝送される。加算器53で量子化器52の出力eと1
つ前のフレームの画像情報交とが加算され、次のフレー
ムの画像情報が生成され#lフレームメモリ501へ入
力される。
受信側では、伝送路から受信したフレーム間差分情報Q
とフレームメモリ60内の1つ前のフレームの画像情報
とが加算器61で加算されて新たな画像フレームが再生
される。同時に再生画像はフレームメモリ60へ保持さ
れ、次のフレーム再生に用いられる。
とフレームメモリ60内の1つ前のフレームの画像情報
とが加算器61で加算されて新たな画像フレームが再生
される。同時に再生画像はフレームメモリ60へ保持さ
れ、次のフレーム再生に用いられる。
さてここで、第1図のシーケンスのように伝送中に誤り
が起きた場合を例にとって第2図、第3図の送受信装置
の動作を説明する。第1図においてフレーム#4に関す
るフレーム間差分情報(シーケンス番号SN#4)を受
信した時点で、第3図の受信側装置において、誤り検出
器62が伝送誤りを検知し、これを制御部63に通知す
る。制御部63は、この時点でスイッチ64を開放し、
加算器6■の入力を切る。また、この時点でフレームメ
モリ60には最後に正しく受信されたフレーム#3の画
像情報が保持されたままなので、再生画像はスイッチ6
4が開放されている限りフレーム#3をフリーズし2て
いる状態となる。
が起きた場合を例にとって第2図、第3図の送受信装置
の動作を説明する。第1図においてフレーム#4に関す
るフレーム間差分情報(シーケンス番号SN#4)を受
信した時点で、第3図の受信側装置において、誤り検出
器62が伝送誤りを検知し、これを制御部63に通知す
る。制御部63は、この時点でスイッチ64を開放し、
加算器6■の入力を切る。また、この時点でフレームメ
モリ60には最後に正しく受信されたフレーム#3の画
像情報が保持されたままなので、再生画像はスイッチ6
4が開放されている限りフレーム#3をフリーズし2て
いる状態となる。
制御部63は誤りを検知した時点で通知情報“REJ#
3”を送信側装置へ送る。これはフレーム#3までは正
常受信しそれ以降はエラーが発生したことを送信側へ伝
えるためである。制御部63は、次に送信側からシーケ
ンス番号SN#4を受信するまでスイッチ64を開けて
おき、それまでに受信するフレームは廃棄する。
3”を送信側装置へ送る。これはフレーム#3までは正
常受信しそれ以降はエラーが発生したことを送信側へ伝
えるためである。制御部63は、次に送信側からシーケ
ンス番号SN#4を受信するまでスイッチ64を開けて
おき、それまでに受信するフレームは廃棄する。
これに対して第2図の送信側装置の動きは、以下の通り
である。受信側装置からの通知情報“REJ#3”を送
信側装置の制御部54が受は取った時、フレーム#5を
送信した直後だったとする。
である。受信側装置からの通知情報“REJ#3”を送
信側装置の制御部54が受は取った時、フレーム#5を
送信した直後だったとする。
つまり、シーケンス番号SN#5を送信した直後である
が、この時点で、#1フレームメモリ501にはフレー
ム#5の画像情報が、#2フレームメモリ502にはフ
レーム#4の画像情報が、#3フレームメモリ503に
はフレーム#3の画像情報が、#4フレームメモリ50
4にはフ1/−ム#2の画像情報がそれぞれ保持されて
いる。制御部54は、次にシーケンス番号SN#6を送
るべき時点のところ、通知情報“REJ#3”の受信に
より、シーケンス番号SN#3に対応するフレームまで
しか正常受信されてないことを知り、シーケンス番号S
N#3に対応するフレーム#3が保持されている#3フ
レームメモリ503から画像情報を出力するようにセレ
クタ55を制御する。これは制御線541を介して行う
。この時、#3フレームメモリ503の出力端S3を選
択する方法は、シーケンス番号の比較で実現される。つ
まり次にシーケンス番号SN#6を送信する時点で情報
“REJ#3”が通知されたので、6−3=3となり3
番目の出力ポートS3が選択される。もし、情報“RE
J#2”が通知されれば出力端S4が、情報“REJ#
4”ならば出力端S2が選ばれる。このようにして、最
後に正しく受信されたフレームの画像情報を複数のフレ
ームメモリの中から選択して出力し、新たなフレームの
画像情報との差分がとられて符号化されて伝送される。
が、この時点で、#1フレームメモリ501にはフレー
ム#5の画像情報が、#2フレームメモリ502にはフ
レーム#4の画像情報が、#3フレームメモリ503に
はフレーム#3の画像情報が、#4フレームメモリ50
4にはフ1/−ム#2の画像情報がそれぞれ保持されて
いる。制御部54は、次にシーケンス番号SN#6を送
るべき時点のところ、通知情報“REJ#3”の受信に
より、シーケンス番号SN#3に対応するフレームまで
しか正常受信されてないことを知り、シーケンス番号S
N#3に対応するフレーム#3が保持されている#3フ
レームメモリ503から画像情報を出力するようにセレ
クタ55を制御する。これは制御線541を介して行う
。この時、#3フレームメモリ503の出力端S3を選
択する方法は、シーケンス番号の比較で実現される。つ
まり次にシーケンス番号SN#6を送信する時点で情報
“REJ#3”が通知されたので、6−3=3となり3
番目の出力ポートS3が選択される。もし、情報“RE
J#2”が通知されれば出力端S4が、情報“REJ#
4”ならば出力端S2が選ばれる。このようにして、最
後に正しく受信されたフレームの画像情報を複数のフレ
ームメモリの中から選択して出力し、新たなフレームの
画像情報との差分がとられて符号化されて伝送される。
この時、付加するシーケンス番号として、ここでは最後
に正しく受信されたシーケンス番号SN#3の次のシー
ケンス番号SN#4から用いられる。
に正しく受信されたシーケンス番号SN#3の次のシー
ケンス番号SN#4から用いられる。
以上の動作に対し第3図の受信側は、シーケンス番号S
N#4が付加されたフレーム#3とフレーム#6との差
分情報を受信した時点で、制御部63はスイッチ64を
再び閉じてフレームメモリ60に保持されたフレーム#
3の画像情報と加算をとることで、フレーム#6の画像
情報を再生することができる。以後は、送信側のセレク
タ55を出力端S1に切り戻して通常時の動作に戻る。
N#4が付加されたフレーム#3とフレーム#6との差
分情報を受信した時点で、制御部63はスイッチ64を
再び閉じてフレームメモリ60に保持されたフレーム#
3の画像情報と加算をとることで、フレーム#6の画像
情報を再生することができる。以後は、送信側のセレク
タ55を出力端S1に切り戻して通常時の動作に戻る。
以上の誤り回復に要する時間は、情報“REJ#”の通
知ならびにフレーム間隔が変更されてフレーム間差分符
号化された情報が受信されるまでの時間である。両者の
制御は以上述べたように単純なのでハード制御化は十分
可能であるため、誤り回復時間は上記の例では2フレ一
ム〜数フレーム程度ですむ。ここではフレームメモリを
4段しか設けなかったが、情報“REJ#”を通知する
のに要する時間に応じてその数を増設すればよい。
知ならびにフレーム間隔が変更されてフレーム間差分符
号化された情報が受信されるまでの時間である。両者の
制御は以上述べたように単純なのでハード制御化は十分
可能であるため、誤り回復時間は上記の例では2フレ一
ム〜数フレーム程度ですむ。ここではフレームメモリを
4段しか設けなかったが、情報“REJ#”を通知する
のに要する時間に応じてその数を増設すればよい。
また、情報“REJ#”もしくは誤り回復用のフレーム
がさらに誤った場合は、受信側の制御部63がタイムア
ウトを起こして、従来技術と同様にリフレッシュを送信
側へ通知すればよい。つまり、誤り訂正不能な誤りが誤
り回復制御時に再び起きない限り、リフレッシュを起こ
すことなくフレーム間差分符号化のみで誤り回復が可能
となる。
がさらに誤った場合は、受信側の制御部63がタイムア
ウトを起こして、従来技術と同様にリフレッシュを送信
側へ通知すればよい。つまり、誤り訂正不能な誤りが誤
り回復制御時に再び起きない限り、リフレッシュを起こ
すことなくフレーム間差分符号化のみで誤り回復が可能
となる。
次に、動き補償フレーム間予測符号化方式を用いた動画
伝送装置の一実施例について説明する。
伝送装置の一実施例について説明する。
第4図はこの動画伝送装置の送信側ブロック図であり、
第5図は受信側ブロック図である。
第5図は受信側ブロック図である。
第4図に示す送信側装置は、#1フレームメモI770
1. # 2フレームメモリ702. # 3フレーム
メモリ703. # 4フレームメモリ704 と、セ
レクタ75と、差分器71と、量子化器72と、加算器
73と、制御部74と、ベクトル検出器77と、可変遅
延器76とで構成される。この送信側装置は、第2図に
示す送信側装置に、さらにベクトル検出器77と、可変
遅延器76を付加した構成となっている。
1. # 2フレームメモリ702. # 3フレーム
メモリ703. # 4フレームメモリ704 と、セ
レクタ75と、差分器71と、量子化器72と、加算器
73と、制御部74と、ベクトル検出器77と、可変遅
延器76とで構成される。この送信側装置は、第2図に
示す送信側装置に、さらにベクトル検出器77と、可変
遅延器76を付加した構成となっている。
ベクトル検出器77は、入力されるフレーム間の画像の
動き方向とその量を示す動きベクトル量を出力するもの
である。このベクトル検出器77の構成を第6図に示す
。ベクトル検出器77は、ベクトル検出部90とセレク
タ91とで構成される。ベクトル検出部90は、各々の
入力フレーム画像770が1つ前のフレームもしくは2
つ、3つ、4つ前のフレームに対しどの程度動きがあっ
たかを検出する。
動き方向とその量を示す動きベクトル量を出力するもの
である。このベクトル検出器77の構成を第6図に示す
。ベクトル検出器77は、ベクトル検出部90とセレク
タ91とで構成される。ベクトル検出部90は、各々の
入力フレーム画像770が1つ前のフレームもしくは2
つ、3つ、4つ前のフレームに対しどの程度動きがあっ
たかを検出する。
ここでベクトル検出部90は、信号線901に1つ前の
フレームに対する動きベクトルlvlを、信号線902
に2つ前のフレームに対する動きベクトル量v2を、信
号線903に3つ前のフレームに対する動きベクトルl
v3を、信号線904に4つ前のフレームに対する動き
ベクトルiv4を各々出力する。セレクタ91は制御部
74から制御線741を介しての制御に応じて、ベクト
ルff1V1〜ベクトルmV4の中から選択して信号線
771に1つのベクトル量vを出力する。ここではフレ
ーム#3に対するフレーム#6の動きベクトルはv3で
あり信号線903が選択される。
フレームに対する動きベクトルlvlを、信号線902
に2つ前のフレームに対する動きベクトル量v2を、信
号線903に3つ前のフレームに対する動きベクトルl
v3を、信号線904に4つ前のフレームに対する動き
ベクトルiv4を各々出力する。セレクタ91は制御部
74から制御線741を介しての制御に応じて、ベクト
ルff1V1〜ベクトルmV4の中から選択して信号線
771に1つのベクトル量vを出力する。ここではフレ
ーム#3に対するフレーム#6の動きベクトルはv3で
あり信号線903が選択される。
可変遅延器76は、ベクトル検出器77から出力される
ベクトル量をもとに、セレクタ75から出力される画像
情報のフレーム内の各画素ブロックをずらして読み出す
。
ベクトル量をもとに、セレクタ75から出力される画像
情報のフレーム内の各画素ブロックをずらして読み出す
。
これらベクトル検出器77、可変遅延器76以外の他の
要素については、第2図に示されているものと同じであ
る。
要素については、第2図に示されているものと同じであ
る。
一方、第5図に示される受信側装置は、誤り検出器82
と、制御部83と、スイッチ841.842と、加算器
81と、フレームメモリ80と、可変遅延器84とで構
成される。この受信側装置は、第3図に示されている受
信側装置に対し、さらに可変遅延部84と、スイッチ8
42を付加した構成となっている。
と、制御部83と、スイッチ841.842と、加算器
81と、フレームメモリ80と、可変遅延器84とで構
成される。この受信側装置は、第3図に示されている受
信側装置に対し、さらに可変遅延部84と、スイッチ8
42を付加した構成となっている。
スイッチ842は、制御部83により制御され、誤り検
出器82を介して入力される送信側からの画像−ラ 動きベクトル量Vを可変遅延器84に送る。
出器82を介して入力される送信側からの画像−ラ 動きベクトル量Vを可変遅延器84に送る。
可変遅延器84は、スイッチ842からのベクトル量を
もとに、フレームメモリ80からの画像情報のフレーム
内の各画素ブロックをずらして読み出す。
もとに、フレームメモリ80からの画像情報のフレーム
内の各画素ブロックをずらして読み出す。
前述したスイッチ842.可変遅延器84以外の要素に
ついては、第3図に示されているものとほぼ同様である
。
ついては、第3図に示されているものとほぼ同様である
。
次に、第4図、第5図に示された動画伝送装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
通常、動き補償は以下のようにして実行される。
第4図に示す送信側装置においては、ベクトル検出器7
7は信号線770を経て送られてくる画像情報Xから、
フレーム間における画像の動き方向とその量を示すベク
トル量を検出する。これをもとに、前のフレームに対し
て動き分だけ画像を補正して次のフレームを予測する。
7は信号線770を経て送られてくる画像情報Xから、
フレーム間における画像の動き方向とその量を示すベク
トル量を検出する。これをもとに、前のフレームに対し
て動き分だけ画像を補正して次のフレームを予測する。
これは、前のフレームの画像情報をフレームメモリ70
1〜704から読み出す時に動きベクトル量だけフレー
ム内の各画素ブロックをずらして読み出す可変遅延器7
6を用いて行っている。このようにして動き補正のかか
ったフレームの予測差分情leと動きベクトルilvを
シーケンス番号SN#を付加して伝送することで、さら
に単純フレーム間予測の場合より帯域圧縮の効果が高ま
る。
1〜704から読み出す時に動きベクトル量だけフレー
ム内の各画素ブロックをずらして読み出す可変遅延器7
6を用いて行っている。このようにして動き補正のかか
ったフレームの予測差分情leと動きベクトルilvを
シーケンス番号SN#を付加して伝送することで、さら
に単純フレーム間予測の場合より帯域圧縮の効果が高ま
る。
第5図の受信側でも同様に、前に受信したフレームの画
像情報を保持するフレームメモリ80の読み出しに、受
信した動きベクトルI■に応じて可変遅延器76で可変
遅延をかけておき、読み出した画像情報と予測差分情報
eとを加算器81で加算して再生画像Xを得る。
像情報を保持するフレームメモリ80の読み出しに、受
信した動きベクトルI■に応じて可変遅延器76で可変
遅延をかけておき、読み出した画像情報と予測差分情報
eとを加算器81で加算して再生画像Xを得る。
以上の動きは通常の誤りがない場合であり、第4図にお
いてセレクタ75は出力端S1を選択する状態となって
おり、可変遅延量を制御するベクトル量vとして1フレ
一ム間のベクトル量が出力されるようにベクトル検出器
77は動作する。受信側の第5図においてもスイッチ8
41.842は通常動作時は閉じられる。その他、シー
ケンス番号SN#の扱い方、フレームメモリ701〜7
04の動作は、第2図、第3図の場合と同じである。
いてセレクタ75は出力端S1を選択する状態となって
おり、可変遅延量を制御するベクトル量vとして1フレ
一ム間のベクトル量が出力されるようにベクトル検出器
77は動作する。受信側の第5図においてもスイッチ8
41.842は通常動作時は閉じられる。その他、シー
ケンス番号SN#の扱い方、フレームメモリ701〜7
04の動作は、第2図、第3図の場合と同じである。
次に誤りが発生したときの動作を説明する。ここでも第
1図の伝送シーケンスのように、フレーム#4に誤りが
発生した場合について説明を行う。
1図の伝送シーケンスのように、フレーム#4に誤りが
発生した場合について説明を行う。
概略的には第2図、第3図の場合と同様であるので、本
発明に特徴的な点を中心に述べる。第5図の受信側にお
いて、誤り検出器82が誤りを検出した場合、制御部8
3はスイッチ841.842を開く。この時点でフレー
ムメモリ80内には1つ前のフレーム#3が保持されて
おり、可変遅延器84にはベクトル″0″が加わってフ
レーム#3がフリーズ状態となって再生される。制御部
83は情報“REJ#3”を送信側へ通知する。
発明に特徴的な点を中心に述べる。第5図の受信側にお
いて、誤り検出器82が誤りを検出した場合、制御部8
3はスイッチ841.842を開く。この時点でフレー
ムメモリ80内には1つ前のフレーム#3が保持されて
おり、可変遅延器84にはベクトル″0″が加わってフ
レーム#3がフリーズ状態となって再生される。制御部
83は情報“REJ#3”を送信側へ通知する。
第4図の送信側の制御部74が情報“REJ#3”を受
信した時、次にフレーム#6に対する画像情報をシーケ
ンス番号SN#6をつけて送る前であったとする(第1
図参照)。このとき第2図、第3図と同様に、最後に正
しく受信されたフレーム#3の画像情報を複数のフレー
ムメモリ701〜704の一つから選択するように制御
部74はセレクタ75を制御する。さらに制御部74は
、ベクトル検出器77に対し最後に正しく受信されたフ
レーム#3に対して次に伝送しようとするフレーム#6
とのフレーム間隔が3であることを制御線741を介し
て伝える。ベクトル検出器77は、これに応動してフレ
ーム#3に対するフレーム#6の動きベクトル→ ilvを出力する。
信した時、次にフレーム#6に対する画像情報をシーケ
ンス番号SN#6をつけて送る前であったとする(第1
図参照)。このとき第2図、第3図と同様に、最後に正
しく受信されたフレーム#3の画像情報を複数のフレー
ムメモリ701〜704の一つから選択するように制御
部74はセレクタ75を制御する。さらに制御部74は
、ベクトル検出器77に対し最後に正しく受信されたフ
レーム#3に対して次に伝送しようとするフレーム#6
とのフレーム間隔が3であることを制御線741を介し
て伝える。ベクトル検出器77は、これに応動してフレ
ーム#3に対するフレーム#6の動きベクトル→ ilvを出力する。
このようにして制御部74は、最後に正しく受信された
フレームの画像情報を#3フレームメモリ703から出
力させ、かつフレーム#3と次のフレル検出器77から
検出させる。そして可変遅延器76で動き補償を行った
上で、差分2S71で予測差分情報eを生成する。この
予測差分情報は量子化器72で量子化され、差分器IH
としてベクトル■と一緒に伝送される。この時、第2図
、第3図と同様にシーケンス番号をシーケンス番号SN
#4からつけ直す。受信側では、シーケンス番号SN#
4を受信した時点で制御部83がスイッチ841.8.
i2を閉じて、フレーム#6の再生画像を生成するので
ある。
フレームの画像情報を#3フレームメモリ703から出
力させ、かつフレーム#3と次のフレル検出器77から
検出させる。そして可変遅延器76で動き補償を行った
上で、差分2S71で予測差分情報eを生成する。この
予測差分情報は量子化器72で量子化され、差分器IH
としてベクトル■と一緒に伝送される。この時、第2図
、第3図と同様にシーケンス番号をシーケンス番号SN
#4からつけ直す。受信側では、シーケンス番号SN#
4を受信した時点で制御部83がスイッチ841.8.
i2を閉じて、フレーム#6の再生画像を生成するので
ある。
本実施例においてベクトル検出器77の構成は、第6図
のように複数のベクトルを選択するようにしているが他
の構成であってもよく、第6図のベクトル検出器の構成
に限定されるものではない。
のように複数のベクトルを選択するようにしているが他
の構成であってもよく、第6図のベクトル検出器の構成
に限定されるものではない。
このようにして動き補償を用いる場合の誤り回復も何フ
レーム分前のフレームに対してベクトル量を検知するか
という手段を加えることにより誤り回復効果が得られ、
かつさらに帯域圧縮が可能となる。
レーム分前のフレームに対してベクトル量を検知するか
という手段を加えることにより誤り回復効果が得られ、
かつさらに帯域圧縮が可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、フレーム間差分
情報の伝送中に誤りが発生しても、数フレームの間、画
像を静止させるのみで動画の再生ができる効果がある。
情報の伝送中に誤りが発生しても、数フレームの間、画
像を静止させるのみで動画の再生ができる効果がある。
第1図は、本発明による動画伝送方法の動作シーケンス
図、 第2図は、本発明による動画伝送装置の送信側ブロック
図、 第3図は、本発明による動画伝送装置の受信側ブロック
図、 第4図は、動き補償を用いた本発明による動画伝送装置
の送信側ブロック図、 第5図は、動き補償を用いた本発明による動画伝送装置
の受信側ブロック図、 第6図は、動き補償を用いた本発明による動画伝送装置
送信側におけるベクトル検出器のブロック図、 第7図は、従来方式による動画伝送方法の動作シーケン
ス図、 第8図は、従来技術による動画伝送装置の送信側ブロッ
ク図、 第9図は、従来技術による動画伝送装置の受信側ブロッ
ク図である。 30、40.60.80・・・フレームメモリ31、5
1.71・・・・・差分器 32、52.72・・・・・量子化器 33、41; 53.6L 73.81・・・加算器4
2、62.82・・・・・誤り検出器54、63.74
.83・・・制御部 55、75.91・・・・・セレクタ 76、84・・・・・・・可変遅延器 77・・・・・・・・・ベクトル検出器90・・・・・
・・・・ベクトル検出部501、502.503.50
4゜ 701、702.703.704・・・フレームメモリ
第1図 1−I!:州回− d噴蛇モ・9 牟■陀条・S 第6図 第7図
図、 第2図は、本発明による動画伝送装置の送信側ブロック
図、 第3図は、本発明による動画伝送装置の受信側ブロック
図、 第4図は、動き補償を用いた本発明による動画伝送装置
の送信側ブロック図、 第5図は、動き補償を用いた本発明による動画伝送装置
の受信側ブロック図、 第6図は、動き補償を用いた本発明による動画伝送装置
送信側におけるベクトル検出器のブロック図、 第7図は、従来方式による動画伝送方法の動作シーケン
ス図、 第8図は、従来技術による動画伝送装置の送信側ブロッ
ク図、 第9図は、従来技術による動画伝送装置の受信側ブロッ
ク図である。 30、40.60.80・・・フレームメモリ31、5
1.71・・・・・差分器 32、52.72・・・・・量子化器 33、41; 53.6L 73.81・・・加算器4
2、62.82・・・・・誤り検出器54、63.74
.83・・・制御部 55、75.91・・・・・セレクタ 76、84・・・・・・・可変遅延器 77・・・・・・・・・ベクトル検出器90・・・・・
・・・・ベクトル検出部501、502.503.50
4゜ 701、702.703.704・・・フレームメモリ
第1図 1−I!:州回− d噴蛇モ・9 牟■陀条・S 第6図 第7図
Claims (3)
- (1)連続するフレーム間の差分情報を符号化して伝送
するフレーム間予測符号化方式を用いて送信側と受信側
とで動画像の伝送を行う動画伝送方法であって、 各フレーム間差分情報にシーケンス番号を付加して伝送
し、フレーム間差分情報の伝送中に伝送誤りが起きた場
合、受信側では、この伝送誤りを検知したのち最後に誤
りなく受信したフレーム間差分情報のシーケンス番号を
示す情報を送信側へ通知し、送信側では、この通知に応
動して前記最後に誤りなく受信されたフレームと現在の
フレームとのフレーム間差分情報を送信するように、一
時的にフレーム間間隔を変化させてフレーム間予測符号
化を行うことを特徴とする動画伝送方法。 - (2)フレーム間予測符号化方式を用いた動画像の伝送
装置であって、 送信側は、 各フレームの画像情報を保持するN個(Nは正の整数)
のフレームメモリを有し、これらN個のフレームメモリ
は、第1番目のフレームメモリには毎フレームごとに新
しいフレームの画像情報が入力され、かつ第k番目(2
≦k≦N)のフレームメモリには毎フレームごとに第k
−1番目のフレームメモリに保持されていた画像情報が
入力されるように互いに縦続接続され、 前記N個のフレームメモリの各出力端から1つの出力画
像情報を選択して出力するセレクタを有し、 選択された出力画像情報と、現在のフレームの画像情報
との差分を符号化する手段を有し、前記差分符号化され
たフレーム間差分情報にシーケンス番号を付加して伝送
する手段を有し、通常動作時においては、前記第1番目
のフレームメモリから1フレーム前の画像情報を出力す
るように前記セレクタを制御し、受信側から最後に誤り
なく受信されたフレームのシーケンス番号を示す情報が
通知された場合には、この最後に誤りなく受信されたフ
レームの画像情報を前記N個のフレームメモリから出力
するように前記セレクタを制御する手段を有し、 受信側は、 受信した各フレーム間差分情報の誤りを検出した場合に
、最後に誤りなく受信したフレーム間差分情報のシーケ
ンス番号を示す情報を送信側に通知するとともに、この
最後に誤りなく受信したフレームとの差分情報を受信す
るまでに受信するフレーム間差分情報を全て廃棄する手
段とを有する、ことを特徴とする動画伝送装置。 - (3)動き補償フレーム間予測符号化方式を用いた動画
像の伝送装置であって、 送信側は、 各フレームの画像情報を保持するN個(Nは正の整数)
のフレームメモリを有し、これらN個のフレームメモリ
は、第1番目のフレームメモリには毎フレームごとに新
しいフレームの画像情報が入力され、かつ第k番目(2
≦k≦N)のフレームメモリには毎フレームごとに第k
−1番目のフレームメモリに保持されていた画像情報が
入力されるように互いに縦続接続されており、 前記N個のフレームメモリの各出力端から1つの出力画
像情報を選択して出力するセレクタを有し、 選択された出力画像情報に対し、フレーム間の画像動き
ベクトル量に応じて可変遅延をかける可変遅延器を有し
、 前記可変遅延器から出力される画像情報と現在のフレー
ムの画像情報との差分を符号化する手段を有し、 前記フレーム間の画像動きベクトル量と前記差分符号化
されたフレーム間差分情報とをシーケンス番号を付加し
て伝送する手段を有し、 通常動作時においては、前記第1番目のフレームメモリ
から1つ前の画像情報を出力するように前記セレクタを
制御し、受信側から最後に誤りなく受信されたフレーム
のシーケンス番号を示す情報が通知された場合には、こ
の最後に誤りなく受信されたフレームの画像情報を前記
N個のフレームメモリから出力するように前記セレクタ
を制御する手段を有し、 通常動作時においては、1つ前のフレームと現在のフレ
ームとの間の画像の動きベクトル量を検知し、受信側か
ら最後に誤りなく受信されたフレームのシーケンス番号
を示す情報が通知された場合には、この最後に誤りなく
受信されたフレームと現在のフレームの間の画像の動き
ベクトル量を検知する手段を有し、 受信側は、 受信した各フレーム間差分情報あるいは動きベクトル量
の誤りを検出した場合に、最後に誤りなく受信したフレ
ーム間差分情報と動きベクトル量のシーケンス番号を送
信側に通知するとともに、最後に誤りなく受信したフレ
ームとの差分情報と動きベクトル量を受信するまでに受
信するフレーム間差分情報と動きベクトル量を全て廃棄
する手段とを有する、ことを特徴とする動画伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62247966A JPH0191584A (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 動画伝送方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62247966A JPH0191584A (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 動画伝送方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0191584A true JPH0191584A (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=17171204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62247966A Pending JPH0191584A (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 動画伝送方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0191584A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE37222E1 (en) | 1989-10-14 | 2001-06-12 | Sony Corporation | Video signal transmitting system |
KR20030042115A (ko) * | 2001-11-21 | 2003-05-28 | 정한승 | 다중 레퍼런스 프레임 기반의 동영상 부호화 방법 |
KR20040000582A (ko) * | 2002-06-21 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 영상 데이터 재생 장치 및 방법 |
KR100511291B1 (ko) * | 2002-03-22 | 2005-08-31 | 엘지전자 주식회사 | 무선통신에서의 영상신호 전송방법 |
JPWO2006103725A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2008-09-04 | 平田機工株式会社 | マイクログリッパ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190184A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Nec Corp | フレ−ム間内插方法 |
JPS62200994A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | Toshiba Corp | 動画通信システム |
JPS6436179A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-07 | Nippon Telegraph & Telephone | Transfer system for inter-frame coding picture information |
-
1987
- 1987-10-02 JP JP62247966A patent/JPH0191584A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPWO2006103725A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2008-09-04 | 平田機工株式会社 | マイクログリッパ |
JP4717065B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-07-06 | 平田機工株式会社 | マイクログリッパ |
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