JPH0154205B2 - - Google Patents
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- JPH0154205B2 JPH0154205B2 JP56138871A JP13887181A JPH0154205B2 JP H0154205 B2 JPH0154205 B2 JP H0154205B2 JP 56138871 A JP56138871 A JP 56138871A JP 13887181 A JP13887181 A JP 13887181A JP H0154205 B2 JPH0154205 B2 JP H0154205B2
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- air
- air conditioner
- control
- temperature
- air conditioning
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 22
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 11
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車室内を2つの空調ゾーンとしてと
らえ、各空調ゾーンに温度調節手段を設けるとと
もに、各空調ゾーンに操作パネルを配設したカー
エアコン制御装置に関する。
らえ、各空調ゾーンに温度調節手段を設けるとと
もに、各空調ゾーンに操作パネルを配設したカー
エアコン制御装置に関する。
従来、特開昭54−142751号公報に開示されるよ
うなカーエアコン制御装置が知られている。この
公報に開示されるものは、車室内のフロント側に
ヒータユニツトとクーラユニツトとを備え、リア
側にエアミツクスユニツトを備えている。そし
て、リアのエアミツクスユニツトのエアミツクス
ダンパの開度に応じてフロントのヒータとクーラ
とを作動させることにより、ひとつの温度設定器
の設定温度に応じてエアコン、ヒータ、クーラの
3つを作動させて車室内の温度を一定に制御して
いる。
うなカーエアコン制御装置が知られている。この
公報に開示されるものは、車室内のフロント側に
ヒータユニツトとクーラユニツトとを備え、リア
側にエアミツクスユニツトを備えている。そし
て、リアのエアミツクスユニツトのエアミツクス
ダンパの開度に応じてフロントのヒータとクーラ
とを作動させることにより、ひとつの温度設定器
の設定温度に応じてエアコン、ヒータ、クーラの
3つを作動させて車室内の温度を一定に制御して
いる。
また、特開昭56−2213号公報に開示されるもの
では、複数のエアミツクスユニツトを備え、各エ
アミツクスユニツト毎に温度設定を可能にして、
車室内の複数の空調ゾーンを独立して温度調節し
ている。
では、複数のエアミツクスユニツトを備え、各エ
アミツクスユニツト毎に温度設定を可能にして、
車室内の複数の空調ゾーンを独立して温度調節し
ている。
上記のごとき従来の技術では、複数の空調装置
をひとつの設定温度に応じて作動させる一括制御
モードと、複数の空調装置を各々の設定温度に応
じて作動させる独立制御モードとのいずれか一方
を行なつている。
をひとつの設定温度に応じて作動させる一括制御
モードと、複数の空調装置を各々の設定温度に応
じて作動させる独立制御モードとのいずれか一方
を行なつている。
しかしながら、実際に従来の技術のような装置
を使用すると、一括制御モードと独立制御モード
とのいずれかを使いわけて使用できると便利なこ
とが多い。例えば、一方の空調ゾーンにその車両
の操作に慣れた人が乗つているような場合に独立
制御モードから一括制御モードへの切替えができ
れば、他方の空調ゾーンの乗員は煩わしい設定操
作をしなくても快適な空調を得ることができる。
を使用すると、一括制御モードと独立制御モード
とのいずれかを使いわけて使用できると便利なこ
とが多い。例えば、一方の空調ゾーンにその車両
の操作に慣れた人が乗つているような場合に独立
制御モードから一括制御モードへの切替えができ
れば、他方の空調ゾーンの乗員は煩わしい設定操
作をしなくても快適な空調を得ることができる。
また、他方の空調ゾーンの乗員が一括制御モー
ドでは満足できないような場合に一括制御モード
から独立制御モードへの切替ができれば、他方の
空調ゾーンの乗員は、自らの好みで設定操作を行
ない、快適な空調を得ることができる。
ドでは満足できないような場合に一括制御モード
から独立制御モードへの切替ができれば、他方の
空調ゾーンの乗員は、自らの好みで設定操作を行
ない、快適な空調を得ることができる。
さらに、上述のような従来の技術では、常に他
方の空調ゾーンにも乗員がいることを想定してい
るため、一括制御モードの場合でも、独立制御モ
ードの場合でも、常に複数の空調装置を作動させ
ており、省動力の観点からは到底効率がよいとは
言い難いものであつた。
方の空調ゾーンにも乗員がいることを想定してい
るため、一括制御モードの場合でも、独立制御モ
ードの場合でも、常に複数の空調装置を作動させ
ており、省動力の観点からは到底効率がよいとは
言い難いものであつた。
例えば、車室をフロントゾーンとリアゾーンと
に分割するならば、リアゾーンに乗員が乗つてい
ない状態は頻繁に起こることであり、このような
場合にリアゾーンの空調装置が作動していると、
無駄な空調動力が消費されてしまう。
に分割するならば、リアゾーンに乗員が乗つてい
ない状態は頻繁に起こることであり、このような
場合にリアゾーンの空調装置が作動していると、
無駄な空調動力が消費されてしまう。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、上記の一括制御モードおよび独立
制御モードに加えて、一方の空調装置のみ作動さ
せる単独制御モードを実行することができ、しか
も各空調ゾーンからの乗員の操作に応じて種々の
制御モードを自動的に選択でき、使い勝手がよく
しかも快適な空調を行なうことができるカーエア
コン制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
されたもので、上記の一括制御モードおよび独立
制御モードに加えて、一方の空調装置のみ作動さ
せる単独制御モードを実行することができ、しか
も各空調ゾーンからの乗員の操作に応じて種々の
制御モードを自動的に選択でき、使い勝手がよく
しかも快適な空調を行なうことができるカーエア
コン制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
本発明は上記のごとき目的を達成するために、
車室内を2つの空調ゾーンとしてとらえ、第1
の空調ゾーンに第1の空調装置と第1の温度設定
手段とを備え、第2の空調ゾーンに第2の空調装
置と第2の温度設定手段とを備えたカーエアコン
制御装置において、 前記第1の空調ゾーンに、 前記第1の空調装置の作動を要求する第1の空
調要求手段と、 前記第1の空調装置と前記第2の空調装置との
両方の作動を要求する一括制御要求手段とを備
え、 前記第2の空調ゾーンに 前記第2の空調装置の作動を要求する第2の空
調要求手段を備え、 前記第1の空調要求手段と前記第2の空調要求
手段との両方から空調要求があるとき、前記第1
の温度設定手段の設定温度に応じて前記第1の空
調装置を制御するとともに前記第2の温度設定手
段の設定温度に応じて前記第2の空調装置を制御
し、各空調ゾーンを各々の設定温度に制御する独
立制御モードを実行する第1の制御手段と、 前記一括制御要求手段から空調要求があると
き、前記第1の温度設定手段の設定温度に応じて
前記第1の空調装置と前記第2の空調装置とを連
動させて制御し、各空調ゾーンを前記第1の温度
設定手段の設定温度に制御する一括制御モードを
実行する第2の制御手段と、 前記第1の空調要求手段のみから空調要求があ
るとき、前記第1の温度設定手段の設定温度に応
じて前記第1の空調装置を制御し、前記第1の空
調ゾーンを前記第1の温度設定手段の設定温度に
制御する単独制御モードを実行する第3の制御手
段とを備えるという技術的手段を採用する。
の空調ゾーンに第1の空調装置と第1の温度設定
手段とを備え、第2の空調ゾーンに第2の空調装
置と第2の温度設定手段とを備えたカーエアコン
制御装置において、 前記第1の空調ゾーンに、 前記第1の空調装置の作動を要求する第1の空
調要求手段と、 前記第1の空調装置と前記第2の空調装置との
両方の作動を要求する一括制御要求手段とを備
え、 前記第2の空調ゾーンに 前記第2の空調装置の作動を要求する第2の空
調要求手段を備え、 前記第1の空調要求手段と前記第2の空調要求
手段との両方から空調要求があるとき、前記第1
の温度設定手段の設定温度に応じて前記第1の空
調装置を制御するとともに前記第2の温度設定手
段の設定温度に応じて前記第2の空調装置を制御
し、各空調ゾーンを各々の設定温度に制御する独
立制御モードを実行する第1の制御手段と、 前記一括制御要求手段から空調要求があると
き、前記第1の温度設定手段の設定温度に応じて
前記第1の空調装置と前記第2の空調装置とを連
動させて制御し、各空調ゾーンを前記第1の温度
設定手段の設定温度に制御する一括制御モードを
実行する第2の制御手段と、 前記第1の空調要求手段のみから空調要求があ
るとき、前記第1の温度設定手段の設定温度に応
じて前記第1の空調装置を制御し、前記第1の空
調ゾーンを前記第1の温度設定手段の設定温度に
制御する単独制御モードを実行する第3の制御手
段とを備えるという技術的手段を採用する。
上記のごとき本発明の構成によると、第1の制
御手段によつて独立制御モードが実行され、第1
の空調装置と第2の空調装置とが各々の設定温度
に応じて制御される。
御手段によつて独立制御モードが実行され、第1
の空調装置と第2の空調装置とが各々の設定温度
に応じて制御される。
また、第2の制御手段によつて一括制御モード
が実行され、第1の空調装置と第2の空調装置と
が第1の温度設定手段の設定温度に応じて制御さ
れる。
が実行され、第1の空調装置と第2の空調装置と
が第1の温度設定手段の設定温度に応じて制御さ
れる。
さらに第3の制御手段によつて単独制御モード
が実行され、第1の空調装置のみが第1の温度設
定手段の設定温度に応じて制御される。
が実行され、第1の空調装置のみが第1の温度設
定手段の設定温度に応じて制御される。
このように本発明によると、3つの制御が行な
われる。しかもこれら3つの制御モードは、第1
および第2の空調要求手段と、第1の空調ゾーン
に設けられた一括制御要求手段とに応じて自動的
に選択される。
われる。しかもこれら3つの制御モードは、第1
および第2の空調要求手段と、第1の空調ゾーン
に設けられた一括制御要求手段とに応じて自動的
に選択される。
このため、第2の空調ゾーンに乗員がいなけれ
ば第2の空調要求手段は操作されないため、第1
の空調ゾーンの乗員は、第1の空調要求手段を操
作するだけで第1の空調装置のみを作動させて、
第1の空調ゾーンを設定温度に空調させることが
できる。
ば第2の空調要求手段は操作されないため、第1
の空調ゾーンの乗員は、第1の空調要求手段を操
作するだけで第1の空調装置のみを作動させて、
第1の空調ゾーンを設定温度に空調させることが
できる。
また、第2の空調ゾーンに乗員がいても、その
乗員が空調装置の操作に不慣れな場合などは、第
1の空調ゾーンの乗員が一括制御要求手段を操作
するだけで、両方の空調装置を作動させて、両方
の空調ゾーンを第1の温度設定手段の設定温度に
空調させることができる。
乗員が空調装置の操作に不慣れな場合などは、第
1の空調ゾーンの乗員が一括制御要求手段を操作
するだけで、両方の空調装置を作動させて、両方
の空調ゾーンを第1の温度設定手段の設定温度に
空調させることができる。
さらに、第2の空調ゾーンの乗員が空調装置の
操作に慣れている場合や、独自の空調を行ないた
い場合などは、この第2の空調ゾーンの乗員が第
2の空調要求手段を操作することで、第1および
第2の空調ゾーンを各々の設定温度に空調させる
ことができる。
操作に慣れている場合や、独自の空調を行ないた
い場合などは、この第2の空調ゾーンの乗員が第
2の空調要求手段を操作することで、第1および
第2の空調ゾーンを各々の設定温度に空調させる
ことができる。
以上述べたように本発明によると、2つの空調
ゾーンを独立して各々の設定温度に制御する独立
制御モードと、2つの空調ゾーンを連動させてひ
とつの設定温度に制御する一括制御モードとを選
択でき、第2の空調ゾーンの乗員の好みに応じた
空調と、第2の空調ゾーンの乗員に操作させるこ
とのない空調とを場合に応じて提供することがで
きる。
ゾーンを独立して各々の設定温度に制御する独立
制御モードと、2つの空調ゾーンを連動させてひ
とつの設定温度に制御する一括制御モードとを選
択でき、第2の空調ゾーンの乗員の好みに応じた
空調と、第2の空調ゾーンの乗員に操作させるこ
とのない空調とを場合に応じて提供することがで
きる。
さらに、第1の空調ゾーンのみを設定温度に制
御する単独制御モードも選択できるため、第2の
空調ゾーンに乗員がいない場合などには、省動力
で第1の空調ゾーンの乗員の好みに応じた空調を
提供することができる。
御する単独制御モードも選択できるため、第2の
空調ゾーンに乗員がいない場合などには、省動力
で第1の空調ゾーンの乗員の好みに応じた空調を
提供することができる。
このように本発明によると、3つの制御モード
を提供できるのみならず、それらを2つの空調ゾ
ーンからの要求に応じて自動的に選択することが
でき、使い勝手がよく、しかも快適な空調を提供
することができる。
を提供できるのみならず、それらを2つの空調ゾ
ーンからの要求に応じて自動的に選択することが
でき、使い勝手がよく、しかも快適な空調を提供
することができる。
以下本発明を図に示す実施例にて説明する。第
1図はその実施例を示す空調装置の配置図であり
1は車室前部(フロント)に設置された冷暖房可
能な空調装置であり、2は車室後部(リア)に設
置された冷房専用空調装置、3はリアに設置され
た暖房専用空調装置である。第2図に示すように
空調装置1の内部には送風のためのブロワ4、送
風空気を冷却するエバポレータ5、加熱するヒー
タコア6、この冷却、加熱空気の割合を調整する
エアーミツクスダンパー7を備えている。また空
調装置2の内部には送風のためのブロワ8、送風
空気を冷却するリアエバポレータ9を有してい
る。暖房専用空調装置3の内部には送風のための
ブロワ10、送風空気を暖房するリアヒータコア
11を有している。第2図において12は図示し
ない冷凍サイクルの高圧配管でエバポレータ5へ
の冷媒の流れを制御するフロント冷媒バルブ(電
磁弁)13と膨張弁14、及びリアエバポレータ
9への冷媒の流れを制御するリア冷媒バルブ(電
磁弁)15と膨張弁16を有している。17は図
示しないウオータポンプにより送られるエンジン
冷却水の配管で、ヒータコア6、リアヒータコア
11への温水の流れを制御するウオーータバルブ
(電磁弁)18,17を有している。20は冷凍
サイクルコンプレツサのクラツチである。
1図はその実施例を示す空調装置の配置図であり
1は車室前部(フロント)に設置された冷暖房可
能な空調装置であり、2は車室後部(リア)に設
置された冷房専用空調装置、3はリアに設置され
た暖房専用空調装置である。第2図に示すように
空調装置1の内部には送風のためのブロワ4、送
風空気を冷却するエバポレータ5、加熱するヒー
タコア6、この冷却、加熱空気の割合を調整する
エアーミツクスダンパー7を備えている。また空
調装置2の内部には送風のためのブロワ8、送風
空気を冷却するリアエバポレータ9を有してい
る。暖房専用空調装置3の内部には送風のための
ブロワ10、送風空気を暖房するリアヒータコア
11を有している。第2図において12は図示し
ない冷凍サイクルの高圧配管でエバポレータ5へ
の冷媒の流れを制御するフロント冷媒バルブ(電
磁弁)13と膨張弁14、及びリアエバポレータ
9への冷媒の流れを制御するリア冷媒バルブ(電
磁弁)15と膨張弁16を有している。17は図
示しないウオータポンプにより送られるエンジン
冷却水の配管で、ヒータコア6、リアヒータコア
11への温水の流れを制御するウオーータバルブ
(電磁弁)18,17を有している。20は冷凍
サイクルコンプレツサのクラツチである。
21,22は車室内の複数点の温度TrF、TrR
を検出して室温信号を発生する室温センサで21
はフロントの日射の当らない位置、22はリアの
日射の当らぬ位置に取付けられている。23は外
気温Tamを検出する外気センサ、24,25は
車室前部と後部日射量SF、SRを検出する日射セン
サで、第1図にそれぞれの空調装置1〜3、セン
サ21〜25の位置を示す。
を検出して室温信号を発生する室温センサで21
はフロントの日射の当らない位置、22はリアの
日射の当らぬ位置に取付けられている。23は外
気温Tamを検出する外気センサ、24,25は
車室前部と後部日射量SF、SRを検出する日射セン
サで、第1図にそれぞれの空調装置1〜3、セン
サ21〜25の位置を示す。
26はフロントエバポレータ5の吹出空気温
TEF、27はリアエバポレータ9の吹出空気温度
TER、28はリアヒータコア11の吹出空気温度
THRを検出し信号を発生する温度センサである。
TEF、27はリアエバポレータ9の吹出空気温度
TER、28はリアヒータコア11の吹出空気温度
THRを検出し信号を発生する温度センサである。
43は第1図に示す前席と後席を仕切るカーテ
ン433が閉められ、前後席が各独立した空間と
なつているか、カーテンが開になつており前後席
が一つの空間を構成しているかを、カーテンの開
閉にて検出するセンサでたとえばリミツトスイツ
チである。すなわちカーテンが開の場合と、閉の
場合とでは空調すべき空間としての熱負荷が異な
るため、室温を設定室温に保つためには各空調装
置の能力を状態に応じて切替える必要があり、セ
ンサ43はその状態を検出するセンサとして使用
する。なお本実施例では後で説明するが、フロン
トとリアの空調装置を同時に作動させる場合には
カーテンの開閉による車両熱負荷への影響はフロ
ント、リアを独立空調する場合に比べて少ないと
考えられるので、カーテンの開閉による空調器能
力の切替は行なわないことにした。しかし、より
精密な室温制御が必要な場合には必要に応じて空
調能力を変化させても良い。カーテン433は左
右スライド式のものの他上下に移動するものでも
よい。
ン433が閉められ、前後席が各独立した空間と
なつているか、カーテンが開になつており前後席
が一つの空間を構成しているかを、カーテンの開
閉にて検出するセンサでたとえばリミツトスイツ
チである。すなわちカーテンが開の場合と、閉の
場合とでは空調すべき空間としての熱負荷が異な
るため、室温を設定室温に保つためには各空調装
置の能力を状態に応じて切替える必要があり、セ
ンサ43はその状態を検出するセンサとして使用
する。なお本実施例では後で説明するが、フロン
トとリアの空調装置を同時に作動させる場合には
カーテンの開閉による車両熱負荷への影響はフロ
ント、リアを独立空調する場合に比べて少ないと
考えられるので、カーテンの開閉による空調器能
力の切替は行なわないことにした。しかし、より
精密な室温制御が必要な場合には必要に応じて空
調能力を変化させても良い。カーテン433は左
右スライド式のものの他上下に移動するものでも
よい。
29はフロントコントロールパネルで、第3図
aにその詳細を示す。291はデジタル表示部と
設定温度を上昇、下降させるスイツチから成る室
温設定部、292はフロント空調装置の作動停止
及びフロントブロワのモードを選択するブロワス
イツチ部、293はリアの空調装置2,3をフロ
ントにて一括制御するかどうかを選択する切替ス
イツチである。
aにその詳細を示す。291はデジタル表示部と
設定温度を上昇、下降させるスイツチから成る室
温設定部、292はフロント空調装置の作動停止
及びフロントブロワのモードを選択するブロワス
イツチ部、293はリアの空調装置2,3をフロ
ントにて一括制御するかどうかを選択する切替ス
イツチである。
44はリアコントロールパネルで、第3図bに
示すように後席の室温設定部441、リアブロワ
モード選択スイツチ442、およびフロントコン
トロールパネルにてリアエアコンを一括制御して
いる時に解除するためのスイツチ443からな
る。
示すように後席の室温設定部441、リアブロワ
モード選択スイツチ442、およびフロントコン
トロールパネルにてリアエアコンを一括制御して
いる時に解除するためのスイツチ443からな
る。
なお、上記各コントロールパネルにおいて各ス
イツチは自己復帰式のプツシユスイツチである。
また、ブロワスイツチ部292,442は停止
(OFF)、自動調節(AUTO)、低速(LO)、高速
(Hi)の4モードを選択する。詳述しないが、前
席コントロールパネル29においては、フロント
空調装置1の吹出モードを切替えるための図示し
ない操作レバーと一体に構成することができる。
イツチは自己復帰式のプツシユスイツチである。
また、ブロワスイツチ部292,442は停止
(OFF)、自動調節(AUTO)、低速(LO)、高速
(Hi)の4モードを選択する。詳述しないが、前
席コントロールパネル29においては、フロント
空調装置1の吹出モードを切替えるための図示し
ない操作レバーと一体に構成することができる。
30は上記のセンサ、コントロールパネル信号
をデジタル処理できる様に変更保持するA/D変
換器を含む入力回路部で、データをコンピユータ
31に送る。
をデジタル処理できる様に変更保持するA/D変
換器を含む入力回路部で、データをコンピユータ
31に送る。
デジタルコンピユータ31は予め定められた制
御プログラムに従つて演算処理するシングルチツ
プのマイクロコンピユータで数メガヘルツ
(MHz)の水晶振動子32を接続するとともに車
載バツテリより電源供給を受けて一定の安定化電
圧を発生する図示しない安定化電源の電圧により
作動状態になる。
御プログラムに従つて演算処理するシングルチツ
プのマイクロコンピユータで数メガヘルツ
(MHz)の水晶振動子32を接続するとともに車
載バツテリより電源供給を受けて一定の安定化電
圧を発生する図示しない安定化電源の電圧により
作動状態になる。
マイクロコンピユータ31は、制御プログラム
を記憶しているROM、このROMの内容に従い
演算処理するCPU、各種データを一時記憶する
RAM及び各種信号の入出力を調整するI/O回
路部、各処理の基準パルスを発生するクロツク発
生部を主要部に構成した1チツプのLSIによるも
のである。そしてこのマイクロコンピユータ31
は各種センサ、コントロールパネル等の信号につ
いて演算、判定等の処理を制御プログラムによつ
て行ない、次に説明する各駆動回路部に指令信号
を送る。
を記憶しているROM、このROMの内容に従い
演算処理するCPU、各種データを一時記憶する
RAM及び各種信号の入出力を調整するI/O回
路部、各処理の基準パルスを発生するクロツク発
生部を主要部に構成した1チツプのLSIによるも
のである。そしてこのマイクロコンピユータ31
は各種センサ、コントロールパネル等の信号につ
いて演算、判定等の処理を制御プログラムによつ
て行ない、次に説明する各駆動回路部に指令信号
を送る。
33,34,35はコンピユータ31の指令信
号に従い、ブロワモータ4,8,10に電力を供
給する回路部で、たとえばコンピユータ31が出
力するデジタルコード信号をアナログ電圧に変換
し、パワートランジスタのベースバイアスを変化
させて、コレクタ負荷としてのブロワモータの回
転速度を無段に変化させるものである。36〜3
9はコンピユータ31の指令に従い冷媒バルブ1
3,15、ウオータバルブ18,19の各常閉型
電磁弁の開閉を行なう回路部である。40はエア
ーミツクスダンパ7の開度かえるモータとリンク
機構、あるいはエンジン負圧と大気を切替える電
磁バルブとダイヤフラムで構成されたダンパ駆動
部41に、空調装置1の吹出空気温度がコンピユ
ータ31が算出した吹出温度となるように、コン
ピユータ31の出力に応答して信号を送る回路
で、コンピユータ31のデジタル信号をアナログ
電圧に換え、ダンパ7のポテンシヨメータ7aの
信号と比較して駆動部41を制御する。42は指
令信号に従いコンプレツサ20の電磁クラツチ2
0の連結、遮断を制御する回路である。
号に従い、ブロワモータ4,8,10に電力を供
給する回路部で、たとえばコンピユータ31が出
力するデジタルコード信号をアナログ電圧に変換
し、パワートランジスタのベースバイアスを変化
させて、コレクタ負荷としてのブロワモータの回
転速度を無段に変化させるものである。36〜3
9はコンピユータ31の指令に従い冷媒バルブ1
3,15、ウオータバルブ18,19の各常閉型
電磁弁の開閉を行なう回路部である。40はエア
ーミツクスダンパ7の開度かえるモータとリンク
機構、あるいはエンジン負圧と大気を切替える電
磁バルブとダイヤフラムで構成されたダンパ駆動
部41に、空調装置1の吹出空気温度がコンピユ
ータ31が算出した吹出温度となるように、コン
ピユータ31の出力に応答して信号を送る回路
で、コンピユータ31のデジタル信号をアナログ
電圧に換え、ダンパ7のポテンシヨメータ7aの
信号と比較して駆動部41を制御する。42は指
令信号に従いコンプレツサ20の電磁クラツチ2
0の連結、遮断を制御する回路である。
以上が本発明に関する主要構成で、この他図示
しないがフロント空調装置1の吸込、吹出切替機
構などが例えば手動作動機構として設けられる
が、それ自体は本発明の要点ではなく、かつ公知
技術を採用し得る。
しないがフロント空調装置1の吸込、吹出切替機
構などが例えば手動作動機構として設けられる
が、それ自体は本発明の要点ではなく、かつ公知
技術を採用し得る。
次に上記構成において、その作動を第4図ない
し第6図に示すフローチヤートとともに説明す
る。この第4図はマイクロコンピユータ31の演
算処理のうち、本発明エアコン制御プログラムの
流れを示す図である。今フロント、リアのコント
ロールパネルにてこの空調装置を作動させると、
制御プログラムの演算処理を実行する。すなわ
ち、マイクロコンピユータ31の演算処理がイニ
シヤルセツト等を行ない第4図の信号入力ステツ
プ100より数百ミリ秒の周期で順次処理を行な
つていく。
し第6図に示すフローチヤートとともに説明す
る。この第4図はマイクロコンピユータ31の演
算処理のうち、本発明エアコン制御プログラムの
流れを示す図である。今フロント、リアのコント
ロールパネルにてこの空調装置を作動させると、
制御プログラムの演算処理を実行する。すなわ
ち、マイクロコンピユータ31の演算処理がイニ
シヤルセツト等を行ない第4図の信号入力ステツ
プ100より数百ミリ秒の周期で順次処理を行な
つていく。
信号入力ステツプ100では、各センサ及びコ
ントロールパネルの信号を入力回路30を介して
順次入力し、RAM内に記憶する。なおここで一
括制御スイツチ293が投入されると、一括制御
フラグをセツトし、同解除スイツチ443が投入
されると一括制御フラグをリセツトする。このフ
ラグは後述するステツプ102,105での状態
判別に使用される。
ントロールパネルの信号を入力回路30を介して
順次入力し、RAM内に記憶する。なおここで一
括制御スイツチ293が投入されると、一括制御
フラグをセツトし、同解除スイツチ443が投入
されると一括制御フラグをリセツトする。このフ
ラグは後述するステツプ102,105での状態
判別に使用される。
次に設定温度計算ルーチン100Aでは、コン
トロールパネル43および44から入力し、ステ
ツプ100で記憶した上昇、下降のスイツチデー
タにより、そのスイツチが1回プツシユされるご
とに予め設定された設定温度TsetFO、TsetRO
を単位量、例えば0.5℃ずつ加算または減算して、
フロント設定温TsetF、リヤ設定温TsetRとして
記憶する。さらにスイツチがプツシユされると、
記憶された各設定温TsetF、TsetRについて加
算、減算を実行し、設定温の値を更進する。さら
にこのステツプでは、設定温の値TsetF、TsetR
を各コントロールパネルの設定部291,441
に10進数でセ氏温度として表示させる処理を含
む。
トロールパネル43および44から入力し、ステ
ツプ100で記憶した上昇、下降のスイツチデー
タにより、そのスイツチが1回プツシユされるご
とに予め設定された設定温度TsetFO、TsetRO
を単位量、例えば0.5℃ずつ加算または減算して、
フロント設定温TsetF、リヤ設定温TsetRとして
記憶する。さらにスイツチがプツシユされると、
記憶された各設定温TsetF、TsetRについて加
算、減算を実行し、設定温の値を更進する。さら
にこのステツプでは、設定温の値TsetF、TsetR
を各コントロールパネルの設定部291,441
に10進数でセ氏温度として表示させる処理を含
む。
次にステツプ101では、フロントコントロー
ルパネルのブロワスイツチがOFFモードかどう
か、つまりフロントパネル29にて空調装置を作
動させる指令をなしたかどうか判別する。もし、
YESの時はステツプ102へ、NOの時にはステ
ツプ103へすすむ。ステツプ103ではリアコ
ントロールパネルにて空調装置を作動させる指令
をなしたかを判別する。もしYESの時にはステ
ツプ104へ、NOの時はステツプ105へすす
む。このステツプ105を実行するのはフロン
ト、リアコントロールパネルのいずれとも手動に
てブロワスイツチをOFFモード以外に操作した
時で、フロント、リアの空調装置を同時に作動さ
せるときである。
ルパネルのブロワスイツチがOFFモードかどう
か、つまりフロントパネル29にて空調装置を作
動させる指令をなしたかどうか判別する。もし、
YESの時はステツプ102へ、NOの時にはステ
ツプ103へすすむ。ステツプ103ではリアコ
ントロールパネルにて空調装置を作動させる指令
をなしたかを判別する。もしYESの時にはステ
ツプ104へ、NOの時はステツプ105へすす
む。このステツプ105を実行するのはフロン
ト、リアコントロールパネルのいずれとも手動に
てブロワスイツチをOFFモード以外に操作した
時で、フロント、リアの空調装置を同時に作動さ
せるときである。
ステツプ105は、フロントパネル29のフロ
ント一括制御スイツチ294が押されたか、つま
りリア空調装置23をリアコントロールパネル4
4で制御せず、フロントコントロールパネルで制
御するかどうか判別する。フロント一括制御モー
ドの場合は、ステツプ106へ、NOの時はステ
ツプ107のフロント必要熱量計算サブルーチン
にすすむ。
ント一括制御スイツチ294が押されたか、つま
りリア空調装置23をリアコントロールパネル4
4で制御せず、フロントコントロールパネルで制
御するかどうか判別する。フロント一括制御モー
ドの場合は、ステツプ106へ、NOの時はステ
ツプ107のフロント必要熱量計算サブルーチン
にすすむ。
以上のようにステツプ101,102,10
3,105において、制御モードが決定され、そ
の結果符合1000,2000,3000の各々
から符号4000までで示す3つのループを処理
し、次の3種の制御モードを実行する。
3,105において、制御モードが決定され、そ
の結果符合1000,2000,3000の各々
から符号4000までで示す3つのループを処理
し、次の3種の制御モードを実行する。
ループ1(1000〜4000)一フロントエ
アコン制御。フロント空調装置1のみ作動して温
度調節を行なう。
アコン制御。フロント空調装置1のみ作動して温
度調節を行なう。
ループ2(2000〜4000)−フロント、リ
アエアコンの制御。フロントならびにリアの空調
装置1,2,3を作動して温度調節を行なう。こ
の場合において、リア空調装置2,3をフロント
空調装置1の従属制御下におくか、独立制御とす
るかは、フロントの一括制御スイツチ294とリ
アの一括制御解除スイツチ443との操作で決め
られる。
アエアコンの制御。フロントならびにリアの空調
装置1,2,3を作動して温度調節を行なう。こ
の場合において、リア空調装置2,3をフロント
空調装置1の従属制御下におくか、独立制御とす
るかは、フロントの一括制御スイツチ294とリ
アの一括制御解除スイツチ443との操作で決め
られる。
従属制御下においては、ステツプ106におい
て、リア空調装置2,3のブロワ8,10の風量
制御モードが「AUTO」に選択されそのことが
記憶される。さらに、リア設定温TsetRの記憶値
としてフロント設定温TsetFの値が記憶される。
このため、ループ2においては、車室内温度がフ
ロントコントロールパネル29で設定された温度
になるように各空調装置が制御される。
て、リア空調装置2,3のブロワ8,10の風量
制御モードが「AUTO」に選択されそのことが
記憶される。さらに、リア設定温TsetRの記憶値
としてフロント設定温TsetFの値が記憶される。
このため、ループ2においては、車室内温度がフ
ロントコントロールパネル29で設定された温度
になるように各空調装置が制御される。
独立制御下においては、ステツプ106はパス
され、フロント空調装置1の分担である前部空調
ゾーンとリア空調装置2,3の分担である後部空
調ゾーンとは各々設定温TsetF、TsetRに維持さ
れるように温度調節される。
され、フロント空調装置1の分担である前部空調
ゾーンとリア空調装置2,3の分担である後部空
調ゾーンとは各々設定温TsetF、TsetRに維持さ
れるように温度調節される。
ループ3(3000〜4000)−リアエアコン
制御、リア空調装置2,3のみ作動して温度調節
を行なう。
制御、リア空調装置2,3のみ作動して温度調節
を行なう。
前記空調ゾーンまたリア空調ゾーンの一方のみ
温度調節する場合において、他の空調ゾーンに空
調装置1または空調装置2,3から供給する熱量
が加減される。この実施例において、前部空調ゾ
ーンと後部空調ゾーンとは、透明または半透明で
比較的遮風性のあるカーテン433を境界として
仕切ることができるようにしている。カーテン4
33は前席背もたれの上部空間において、前部後
部各空調ゾーン間の通気性を減少させるようにし
ている。従つて、カーテン433が閉じていると
きに対し、開いているときは、他の空調ゾーンへ
逃げる熱量を補う分がわずかでよい。
温度調節する場合において、他の空調ゾーンに空
調装置1または空調装置2,3から供給する熱量
が加減される。この実施例において、前部空調ゾ
ーンと後部空調ゾーンとは、透明または半透明で
比較的遮風性のあるカーテン433を境界として
仕切ることができるようにしている。カーテン4
33は前席背もたれの上部空間において、前部後
部各空調ゾーン間の通気性を減少させるようにし
ている。従つて、カーテン433が閉じていると
きに対し、開いているときは、他の空調ゾーンへ
逃げる熱量を補う分がわずかでよい。
以下上記ループ1〜3の詳細について説明す
る。
る。
まずステツプ107では、前席を設定室温にす
るために必要な熱量QFを(1)式によつて計算する。
次のステツプ108では後席を設定室温にするた
めに必要な熱量QRを(2)式によつて算出する。
るために必要な熱量QFを(1)式によつて計算する。
次のステツプ108では後席を設定室温にするた
めに必要な熱量QRを(2)式によつて算出する。
QF=Kq・WOF(KsetF、TsetF−KrF・TrF
−KsF・SF−KamF・Tam+CF−TrF)
……(1) QR=Kq・WOR(KsetR・TsetR−KrR・TrR −KsR・SR−KamR・Tam+CR−TrR)
……(2) この(1)式(2)式において、Kq、WOF、WOR、
KsetF、KsetR、KrF、KrR、KsF、KsR、
KamF、KamRGFGRは空気の物性及び対象車の
ボデイ構造等により決められる定数であり、カー
テン433で仕切られた各空調ゾーンを温度調節
するために具体的には実車試験結果にて決められ
る。
……(1) QR=Kq・WOR(KsetR・TsetR−KrR・TrR −KsR・SR−KamR・Tam+CR−TrR)
……(2) この(1)式(2)式において、Kq、WOF、WOR、
KsetF、KsetR、KrF、KrR、KsF、KsR、
KamF、KamRGFGRは空気の物性及び対象車の
ボデイ構造等により決められる定数であり、カー
テン433で仕切られた各空調ゾーンを温度調節
するために具体的には実車試験結果にて決められ
る。
次のステツプ109は、フロント必要熱量QF
を得るべく、フロント空調装置1を作動させる様
に各駆動回路に送る指令信号を決めるサブルーチ
ンで、その詳細を第5図に示す。このサブルーチ
ンに処理が移るとステツプ198より処理を開始
する。ステツプ198では、フロントブロワスイ
ツチ292がAUTOモードかを判別する。その
結果YESの場合はステツプ200へ、NOの時は
手動によるブロワ固定モードであるため、ステツ
プ199へすすみ、スイツチで選定された風量
に、フロントブロワ風量指令信号WFの値を固定
し、ステツプ201へジヤンプする。AUTOモ
ード時はステツプ200でフロント設定室温
TsetFとフロント室温TrFの差により風量WFを
自動的に決定し、予め設定した関数式で風量は温
度差が大きいほど大風量となるように算定され
る。次にステツプ201では、決定された風量
WFで要求熱量QFを得るのに必要な吹出温度
TaoFを算出しており、次のステツプ202で要
求吹出温TaoFを得るのに必要なエアミツクスダ
ンパ7の開度SWを求めている。次のステツプ2
03〜205はフロントウオーダバルブ制御に関
するもので、ダンパ開度SWの値がヒータコア6
をふさぐ値SW=0%の時(MAxCOOL)、ウオー
タバルブ18を閉とし、0%以上の時バルブ18
を開にするとするべく、フロントウオーターバル
ブ指令信号の内容を決定している。
を得るべく、フロント空調装置1を作動させる様
に各駆動回路に送る指令信号を決めるサブルーチ
ンで、その詳細を第5図に示す。このサブルーチ
ンに処理が移るとステツプ198より処理を開始
する。ステツプ198では、フロントブロワスイ
ツチ292がAUTOモードかを判別する。その
結果YESの場合はステツプ200へ、NOの時は
手動によるブロワ固定モードであるため、ステツ
プ199へすすみ、スイツチで選定された風量
に、フロントブロワ風量指令信号WFの値を固定
し、ステツプ201へジヤンプする。AUTOモ
ード時はステツプ200でフロント設定室温
TsetFとフロント室温TrFの差により風量WFを
自動的に決定し、予め設定した関数式で風量は温
度差が大きいほど大風量となるように算定され
る。次にステツプ201では、決定された風量
WFで要求熱量QFを得るのに必要な吹出温度
TaoFを算出しており、次のステツプ202で要
求吹出温TaoFを得るのに必要なエアミツクスダ
ンパ7の開度SWを求めている。次のステツプ2
03〜205はフロントウオーダバルブ制御に関
するもので、ダンパ開度SWの値がヒータコア6
をふさぐ値SW=0%の時(MAxCOOL)、ウオー
タバルブ18を閉とし、0%以上の時バルブ18
を開にするとするべく、フロントウオーターバル
ブ指令信号の内容を決定している。
以上の処理後サブルーチンを抜出し、次の処理
つまりリアエアコン制御サブルーチン(ステツプ
110)へすすむ。このサブルーチンの詳細を第
6図に示す。ステツプ300からサブルーチン処
理を開始し、まずリアを空調するのに必要な熱量
QRが正か負か、つまり冷房を要求しているか暖
房を要求しているか判断する。冷房が必要な時に
はステツプ320へ暖房必要時にはステツプ32
1へすすむ。冷房モードにおいて、ステツプ32
0では、リアブロワモードがAUTOか手動かを
判別する。そしてAUTO時にはステツプ301
へ、手動時には、ステツプ322へすすむ。ステ
ツプ322では、リアコントロールパネル44で
指定された風量にリアクーラブロワ風量指令信号
WRCの値を固定すると同時に、ヒータ用ブロワを
停止するためWRH=0にする。そしてステツプ3
02へすすむ。AUTOの場合のステツプ301
では、設定室温TsetRとリア室温TrRとの差によ
り風量指令信号WROを自動的に決定し、次のステ
ツプ302へすすむ。このステツプ302では、
決定された風量WRCにて要求熱量QRを得るのに必
要な吹出空気温TaoRを算出する。次のステツプ
304〜307ではリアエバポレータ9をフロス
トすることなく目的の吹出温TaoRを得る様に、
リア冷媒バルブ15を制御するための指令信号を
決定する。すなわちリアエバポレータ9の吹出空
気温度TERが計算で求めた必要吹出空気温度
TaoRより低温の時はリア冷媒バルブ15を閉
に、逆の場合にはリアエバポレータ9がフロスト
するかどうか、つまりTERが0℃以下かどうかを
判別し、0℃以下の時は、バルブ15を閉に、そ
うでない時はバルブ15を開にするように指令信
号の内容を決定する。この処理後はステツプ30
8で冷房に不用な温水を停止するため、リアウオ
ータバルブ19を閉にする様指令信号を決定す
る。そしてこのサブルーチンを抜け出す。
つまりリアエアコン制御サブルーチン(ステツプ
110)へすすむ。このサブルーチンの詳細を第
6図に示す。ステツプ300からサブルーチン処
理を開始し、まずリアを空調するのに必要な熱量
QRが正か負か、つまり冷房を要求しているか暖
房を要求しているか判断する。冷房が必要な時に
はステツプ320へ暖房必要時にはステツプ32
1へすすむ。冷房モードにおいて、ステツプ32
0では、リアブロワモードがAUTOか手動かを
判別する。そしてAUTO時にはステツプ301
へ、手動時には、ステツプ322へすすむ。ステ
ツプ322では、リアコントロールパネル44で
指定された風量にリアクーラブロワ風量指令信号
WRCの値を固定すると同時に、ヒータ用ブロワを
停止するためWRH=0にする。そしてステツプ3
02へすすむ。AUTOの場合のステツプ301
では、設定室温TsetRとリア室温TrRとの差によ
り風量指令信号WROを自動的に決定し、次のステ
ツプ302へすすむ。このステツプ302では、
決定された風量WRCにて要求熱量QRを得るのに必
要な吹出空気温TaoRを算出する。次のステツプ
304〜307ではリアエバポレータ9をフロス
トすることなく目的の吹出温TaoRを得る様に、
リア冷媒バルブ15を制御するための指令信号を
決定する。すなわちリアエバポレータ9の吹出空
気温度TERが計算で求めた必要吹出空気温度
TaoRより低温の時はリア冷媒バルブ15を閉
に、逆の場合にはリアエバポレータ9がフロスト
するかどうか、つまりTERが0℃以下かどうかを
判別し、0℃以下の時は、バルブ15を閉に、そ
うでない時はバルブ15を開にするように指令信
号の内容を決定する。この処理後はステツプ30
8で冷房に不用な温水を停止するため、リアウオ
ータバルブ19を閉にする様指令信号を決定す
る。そしてこのサブルーチンを抜け出す。
一方ステツプ300で暖房が必要と判断され、
ステツプ321以下を実行すると、ステツプ32
1,323,309にて、リアブロワモードが
AUTOか手動か判別し、その結果に応じステツ
プ322,301で説明した手法と同じ方法にて
リアヒータブロワ指令信号WRHを決定すると同時
に、暖房に不用なクーラ側ブロワを停止すべく
WRC=0にし次のステツプ310へすすむ。ここ
で空調装置3の吹出空気温度TaoRを算出し、次
のステツプ311〜313で吹出温TaoRを得る
べくリアウオータバルブ19の制御を行なう。つ
まり、THR<TaoRの時にはバルブ19を開に、
逆の時には閉に制御する様指令信号を決定する。
処理後は、ステツプ314で不用な冷房を行なわ
ないため、リア冷媒バルブ15を閉にするべく指
令信号を決定し、このサブルーチンを抜け出す。
ステツプ321以下を実行すると、ステツプ32
1,323,309にて、リアブロワモードが
AUTOか手動か判別し、その結果に応じステツ
プ322,301で説明した手法と同じ方法にて
リアヒータブロワ指令信号WRHを決定すると同時
に、暖房に不用なクーラ側ブロワを停止すべく
WRC=0にし次のステツプ310へすすむ。ここ
で空調装置3の吹出空気温度TaoRを算出し、次
のステツプ311〜313で吹出温TaoRを得る
べくリアウオータバルブ19の制御を行なう。つ
まり、THR<TaoRの時にはバルブ19を開に、
逆の時には閉に制御する様指令信号を決定する。
処理後は、ステツプ314で不用な冷房を行なわ
ないため、リア冷媒バルブ15を閉にするべく指
令信号を決定し、このサブルーチンを抜け出す。
以上のステツプ110のサブルーチン処理後は
第3図のステツプ111,119,120のクラ
ツチ制御ルーチンへすすむ。ここではフロント、
リアの冷媒バルブ13,15がともに閉の時は、
コンプレツサを作動させる必要がないため、クラ
ツチ20を遮断する様、またバルブ13,15の
どちらか一方が開の時にはクラツチ20をONす
る様、指令信号を決定する。次のステツプ121
ではここまでの各処理で決められたA/Mダンパ
開度や、各ブロワ風量、バルブのON、OFF等の
指令信号を33〜40,42の各駆動回路に出力
する。
第3図のステツプ111,119,120のクラ
ツチ制御ルーチンへすすむ。ここではフロント、
リアの冷媒バルブ13,15がともに閉の時は、
コンプレツサを作動させる必要がないため、クラ
ツチ20を遮断する様、またバルブ13,15の
どちらか一方が開の時にはクラツチ20をONす
る様、指令信号を決定する。次のステツプ121
ではここまでの各処理で決められたA/Mダンパ
開度や、各ブロワ風量、バルブのON、OFF等の
指令信号を33〜40,42の各駆動回路に出力
する。
以上が、フロント空調装置1及びリア空調装置
2,3を同時に、かつ独立に調節し、フロントコ
ントロールパネル29、リアコントロールパネル
44の指示する設定室温及び風量モードとなるよ
うに各空調装置が合理的に作動する。
2,3を同時に、かつ独立に調節し、フロントコ
ントロールパネル29、リアコントロールパネル
44の指示する設定室温及び風量モードとなるよ
うに各空調装置が合理的に作動する。
次に、フロントパネル29のフロント一括制御
スイツチ294を作動させた場合の作動について
説明する。スイツチ294にて一括制御信号がコ
ンピユータ31に送られた時には、第4図におい
てステツプ105で判別され、ステツプ106の
処理が実行される。ここでは、リアの室温設定
TsetRをフロントの設定TsetFに置換すると同時
にリア風量制御をAUTOモードにする処理を行
ない、ステツプ107へすすみ、前述した処理を
実行することになる。よつて一括制御モードにお
いては、フロントコントロールパネルとで設定し
た室温に後席も制御されることになる。この時、
リアコントロールパネル43の設定温表示はフロ
ントと同じ値になりブロワモードもAUTOにな
り、吹定部441、ブロワ選定部442のスイツ
チ操作は実際上受付けられなくなる。一括制御を
解除する時には、スイツチ443を押せば良い。
なお必要に応じこのスイツチ443を用いる代わ
りにリアコントロールパネル44のどれかのスイ
ツチを操作した時に解除する様にしてももちろん
良い。
スイツチ294を作動させた場合の作動について
説明する。スイツチ294にて一括制御信号がコ
ンピユータ31に送られた時には、第4図におい
てステツプ105で判別され、ステツプ106の
処理が実行される。ここでは、リアの室温設定
TsetRをフロントの設定TsetFに置換すると同時
にリア風量制御をAUTOモードにする処理を行
ない、ステツプ107へすすみ、前述した処理を
実行することになる。よつて一括制御モードにお
いては、フロントコントロールパネルとで設定し
た室温に後席も制御されることになる。この時、
リアコントロールパネル43の設定温表示はフロ
ントと同じ値になりブロワモードもAUTOにな
り、吹定部441、ブロワ選定部442のスイツ
チ操作は実際上受付けられなくなる。一括制御を
解除する時には、スイツチ443を押せば良い。
なお必要に応じこのスイツチ443を用いる代わ
りにリアコントロールパネル44のどれかのスイ
ツチを操作した時に解除する様にしてももちろん
良い。
次にフロントコントロールパネル29にて空調
装置を始動(リアパネルのブロワモードはOFF
である)した時の作動を説明する。
装置を始動(リアパネルのブロワモードはOFF
である)した時の作動を説明する。
この時は第4図においてステツプ101からス
テツプ102へ行く場合である。ステツプ102
では一括制御かどうか判別し、YESの時はステ
ツプ106へすすみ、前述したごとく、フロント
パネル29にて前後席空調器を制御する。一括制
御でない場合には、ステツプ112へすすみ、カ
ーテン433にて、前、後席が仕切られているか
判別する。この判別はセンサ43の信号にて行な
われ、カーテン閉の時にはステツプ107のフロ
ント必要熱量計算サブルーチンにて必要熱量QF
を求め、次のフロントエアコン制御サブルーチン
ステツプ114にてエアミツクスダンパ開度、各
バルブの制御を行ない、次のリアエアコン停止ル
ーチン115の処理を行ないステツプ111へ行
く。ステツプ115では具体的にはリアブロワ
8,10を停止し、バルブ15,19を閉にする
様指令信号をセツトする処理を行なう。
テツプ102へ行く場合である。ステツプ102
では一括制御かどうか判別し、YESの時はステ
ツプ106へすすみ、前述したごとく、フロント
パネル29にて前後席空調器を制御する。一括制
御でない場合には、ステツプ112へすすみ、カ
ーテン433にて、前、後席が仕切られているか
判別する。この判別はセンサ43の信号にて行な
われ、カーテン閉の時にはステツプ107のフロ
ント必要熱量計算サブルーチンにて必要熱量QF
を求め、次のフロントエアコン制御サブルーチン
ステツプ114にてエアミツクスダンパ開度、各
バルブの制御を行ない、次のリアエアコン停止ル
ーチン115の処理を行ないステツプ111へ行
く。ステツプ115では具体的にはリアブロワ
8,10を停止し、バルブ15,19を閉にする
様指令信号をセツトする処理を行なう。
ステツプ112でカーテン開の場合には、フロ
ント空調装置1のカバーすべき空間が後席まで
も、あるいは後席の一部も含むこととなるため、
必要熱量を求める時算出式を熱量を増加すべく変
更する。つまりカーテン開の時にはステツプ11
3で修正した熱量算出式を使用し、必要熱量QF
を求めステツプ114へすすむ。ここでステツプ
113の算出式は(1)式基本的にと同じであるが、
KsetF、CF等の定数の値が予め異なる値に定めて
ある。
ント空調装置1のカバーすべき空間が後席まで
も、あるいは後席の一部も含むこととなるため、
必要熱量を求める時算出式を熱量を増加すべく変
更する。つまりカーテン開の時にはステツプ11
3で修正した熱量算出式を使用し、必要熱量QF
を求めステツプ114へすすむ。ここでステツプ
113の算出式は(1)式基本的にと同じであるが、
KsetF、CF等の定数の値が予め異なる値に定めて
ある。
以上の説明からわかる様に、フロントパネル2
9にて空調装置を始動(リアはOFF)した時に
は、一括制御スイツチ294にて、フロントから
リアの空調器を制御することも可能であり、また
フロント空調器のみ作動させている時にも、前
席、後席をしきるカーテンの状態にて空調能力を
自動コントロールするため、前席室温を常に設定
室温に制御することができる。
9にて空調装置を始動(リアはOFF)した時に
は、一括制御スイツチ294にて、フロントから
リアの空調器を制御することも可能であり、また
フロント空調器のみ作動させている時にも、前
席、後席をしきるカーテンの状態にて空調能力を
自動コントロールするため、前席室温を常に設定
室温に制御することができる。
次にリア空調装置のみ(フロントOFF)を作
動させた時、つまりリアパネル44にてリア空調
器2,3を作動させている時のループ3の処理に
ついて説明する。この時にはステツプ103から
ステツプ104へ行つた場合である。ステツプ1
04,108,116にて、ループ1と同様カー
テンの状態に応じて必要熱量QRを求め、ステツ
プ117で熱量QRを放出すべく空調装置2,3
を駆動する指令信号を決め、ステツプ118にて
フロントの空調器1を停止する処理を行ないステ
ツプ111へ移行する。ステツプ116の熱量算
出式はKsetR、CR等が変更されているだけで、(2)
式と同じである。またステツプ118の具体的処
理内容はフロントブロワ4の停止及び、バルブ1
3,18を閉にするよう指令信号をセツトするこ
とである。よつてリアパネル44にてリア空調装
置23が制御される。
動させた時、つまりリアパネル44にてリア空調
器2,3を作動させている時のループ3の処理に
ついて説明する。この時にはステツプ103から
ステツプ104へ行つた場合である。ステツプ1
04,108,116にて、ループ1と同様カー
テンの状態に応じて必要熱量QRを求め、ステツ
プ117で熱量QRを放出すべく空調装置2,3
を駆動する指令信号を決め、ステツプ118にて
フロントの空調器1を停止する処理を行ないステ
ツプ111へ移行する。ステツプ116の熱量算
出式はKsetR、CR等が変更されているだけで、(2)
式と同じである。またステツプ118の具体的処
理内容はフロントブロワ4の停止及び、バルブ1
3,18を閉にするよう指令信号をセツトするこ
とである。よつてリアパネル44にてリア空調装
置23が制御される。
なお出力ステツプ114処理後は図示しないフ
ロント空調器1の吸込、吹出切替等その他の空調
器制御に関する処理を実行することもできる。
ロント空調器1の吸込、吹出切替等その他の空調
器制御に関する処理を実行することもできる。
本発明は以下に述べる実施形態により実施する
ことができる。
ことができる。
各制御の判断たとえばステツプ203,20
6,300,304,305,311におい
て、ハンチング防止、制御を安定させるために
適当なヒステリシスを設けて実施することは当
然である。
6,300,304,305,311におい
て、ハンチング防止、制御を安定させるために
適当なヒステリシスを設けて実施することは当
然である。
各ブロワは全て自動制御の場合、各風量を設
定室温と室温の差により決定する代わりに各空
調器の必要吹出温(TaoF、TaoR)等の値を
使用しても良い。
定室温と室温の差により決定する代わりに各空
調器の必要吹出温(TaoF、TaoR)等の値を
使用しても良い。
冷房専用空調装置の吹出空気温を冷媒バルブ
15の開閉で制御する代わりに設定圧力を変化
できるEPR等を使用しても良い。また、暖房
専用の空調装置の吹出空気温を温水バルブ19
の開閉で制御する代わりに流量可変のバルブを
使用して制御してももちろん良い。
15の開閉で制御する代わりに設定圧力を変化
できるEPR等を使用しても良い。また、暖房
専用の空調装置の吹出空気温を温水バルブ19
の開閉で制御する代わりに流量可変のバルブを
使用して制御してももちろん良い。
後席コントロールパネル44においては、一
括制御解除スイツチ443を特別に設けなくと
もたとえばリアブロワモード選択スイツチ44
2においてOFF位置以外のいずれかのモード
スイツチを操作することで、その操作をコンピ
ユータ31がステツプ102,105で判別す
ることにより一括制御が解除されるようにして
もよい。
括制御解除スイツチ443を特別に設けなくと
もたとえばリアブロワモード選択スイツチ44
2においてOFF位置以外のいずれかのモード
スイツチを操作することで、その操作をコンピ
ユータ31がステツプ102,105で判別す
ることにより一括制御が解除されるようにして
もよい。
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は
空調装置1,2,3の配置を示す車両断面の模式
図、第2図は全体構成図、第3図a,bは各々コ
ントロールパネルを示す正面図、第4図はコンピ
ユータの制御プログラムを示す流れ図、第5図お
よび第6図は第4図の要部の流れ図、第7図は本
発明のブロツク構成図である。 1,2,3…空調装置、21,22…温度セン
サ、29,44…温度設定器と操作器を含むコン
トロールパネル、31…デジタルコンピユータ。
空調装置1,2,3の配置を示す車両断面の模式
図、第2図は全体構成図、第3図a,bは各々コ
ントロールパネルを示す正面図、第4図はコンピ
ユータの制御プログラムを示す流れ図、第5図お
よび第6図は第4図の要部の流れ図、第7図は本
発明のブロツク構成図である。 1,2,3…空調装置、21,22…温度セン
サ、29,44…温度設定器と操作器を含むコン
トロールパネル、31…デジタルコンピユータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車室内を2つの空調ゾーンとしてとらえ、第
1の空調ゾーンに第1の空調装置と第1の温度設
定手段とを備え、第2の空調ゾーンに第2の空調
装置と第2の温度設定手段とを備えたカーエアコ
ン制御装置において、 前記第1の空調ゾーンに、 前記第1の空調装置の作動を要求する第1の空
調要求手段と、 前記第1の空調装置と前記第2の空調装置との
両方の作動を要求する一括制御要求手段とを備
え、 前記第2の空調ゾーンに 前記第2の空調装置の作動を要求する第2の空
調要求手段を備え、 前記第1の空調要求手段と前記第2の空調要求
手段との両方から空調要求があるとき、前記第1
の温度設定手段の設定温度に応じて前記第1の空
調装置を制御するとともに前記第2の温度設定手
段の設定温度に応じて前記第2の空調装置を制御
し、各空調ゾーンを各々の設定温度に制御する独
立制御モードを実行する第1の制御手段と、 前記一括制御要求手段から空調要求があると
き、前記第1の温度設定手段の設定温度に応じて
前記第1の空調装置と前記第2の空調装置とを連
動させて制御し、各空調ゾーンを前記第1の温度
設定手段の設定温度に制御する一括制御モードを
実行する第2の制御手段と、 前記第1の空調要求手段のみから空調要求があ
るとき、前記第1の温度設定手段の設定温度に応
じて前記第1の空調装置を制御し、前記第1の空
調ゾーンを前記第1の温度設定手段の設定温度に
制御する単独制御モードを実行する第3の制御手
段と を備えることを特徴とするカーエアコン制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56138871A JPS5839511A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | カ−エアコン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56138871A JPS5839511A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | カ−エアコン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839511A JPS5839511A (ja) | 1983-03-08 |
JPH0154205B2 true JPH0154205B2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=15232056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56138871A Granted JPS5839511A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | カ−エアコン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839511A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60164415U (ja) * | 1984-04-11 | 1985-10-31 | 日産自動車株式会社 | 自動車用空気調和装置 |
US6304803B1 (en) * | 1999-09-22 | 2001-10-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | HVAC control system for an automobile |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP56138871A patent/JPS5839511A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5839511A (ja) | 1983-03-08 |
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