【発明の詳細な説明】
プリンタ装置
の
この発明は移動する放射線感知性部材上に画像を記録するための装置に、更に詳
しくは、これと共に使用可能なプリンタ装置に関係している。
米国特許第4571602号によって例示されるような従来の技術においては、
多数の個別にアドレス可能且つエネルギー付与可能な点状の放射線源、例えばL
EDであって、複数の行に配列されていて、この行に対してこれに直角な方向に
おける移動中のンタ装置が記載されている。複数の駆動回路が設けられていて、
情報線(ライン)期間中にこの駆動回路に加えられるそれぞれのデータビット入
力信号に応答して各放射線源を同時に生かすことができる。印刷又は記録ヘッド
には支持具があって、これの上に複数のチップが端と端を合わせて取り付けられ
ており、これらのチップのそれぞれは一群のLEDが配置されている。駆に配置
されている。この装置における駆動回路はデータビット信号を直列に読み込み且
つデータ信号に従ってそれぞれのLEDを駆動するためのシフトレジスタを備え
ている。
各駆動器チップには電流レベル制御信号が加えられる入力パッドが関係している
。この信号は駆動器によってこれの対応するLEDへ発生される平均電流を決定
する。駆動器及びLEDの製造公差のために、LEDを通る実際の電流は所望の
公称値より例えば10%まで大きくなったり小さくなったりすることがあるので
、平均電流が参照される。制御信号を設定するために、5ボルト直流電圧を運ぶ
線と駆動器チップとの間に直列の四つの抵抗が設けられている。この四つの異な
った抵抗の一つ以上を短絡することによって、電流制御信号の15の異なった可
能な組合せを作ることができる。その駆動器チップのために固定された電流制御
信号はLEDには供給されず、その代わりにデータ信号によってエネルギーを供
給されるように選択されたLEDを通過するより大きい実際の電流を発生するた
めに使用される。
前述の米国特許に記載された装置についての問題は15レベルの制御が望ましく
ない設計上の制限を与えることである。同じ行における隣の群のLEDに対する
平均電流よりも高い一つの群のLEDに対する平均電流が変化するパターンの線
で複写物を与える。目は複写物における低い周波数のパターン線を検出するのに
は非常に敏感である。隣り合ったLED間の光出力における差は目には示差的で
ないかもしれないが、隣り合った群のLED間の平均光出力の差は、特に絵画情
報の複写物においては画像品質を劣化させる傾向がある。
従来技術の装置の更なる欠点は、印刷ヘッドに対する経時変化又はその他の変化
から生じる光出力における変化を補正するためにLEDの容易な且つ望ましくは
自動的な保守を与える能力を欠いていることである。
従来技術の装置についての更なる欠点は、隣り合ったLEDが千鳥配列の行へと
ずれること及び千鳥配列の時点で行を照明するための回路部を設ける必要がある
ことである。
それゆえ、従来技術の問題点を克服した改良形プリンタ装置及びこれと共に使用
可能な印刷ヘッドを提供することがこの発明の目的である。
の ・
この発明の改良形プリンタ装置は、放射線感知性記録媒体を露光させるために1
行に配列された一連の点状放射線源、印刷されるべきデータを表すデータ信号を
与える装置、データ信号に応答してどの点状放射線源がエネルギー付与のために
選択されるべきであるかを決定することのできる論理装置、この論理装置に応答
してエネルギー付与のために選択された放射線源に電流を供給することのできる
電流駆動耳装置、を備えており、電流駆動耳装置が、基準電流を発生するための
主回路及びエネルギー付与のために選択された放射線源にそれぞれの駆動具電流
を供給するための複数の従回路を備えた電流鏡映(ミラー)回路装置を備えてい
ること、主回路が、少なくとも調整に先立っである範囲の抵抗値にわたって駆動
具電流の実質上連続的な調整を許容する形式の抵抗を備えていること、によって
特徴づけられている印刷装置によって実現される。
改良形プリンタ装置は又、放射線感知性記録媒体を露光させるために1行に配列
された一連の点状放射線源であってこれの複数の部分群からなっている前記の一
連の点状放射線源、放射線源に電流を供給するための電流駆動耳装置を備えてお
り、電流駆動耳装置が各部分群の放射線源に対して、基準電流を発生するための
主回路及びエネルギー付与のために選択された放射線放出器にそれぞれの駆動具
電流を供給するための複数の従回路を備えていること、各部分群に対する主回路
が、主回路においてそれぞれの基準電流を確立するためにそれぞれの電圧応答性
基準電流制御回路及びそれぞれの抵抗値の抵抗装置を備えていること、前記の部
分群の少なくとも二つに対するそれぞれの抵抗値がそれらのそれぞれの主回路に
おいて異なったそれぞれの基準電流レベルを確立するように実質上異なっている
こと、
それぞれの電圧応答性基準電流制御回路を共通の基準電圧源に結合するための装
置が設けられていること、基準電圧における比較的小さい変化により各主回路に
対して近似的に同じである基準電流における変化が生じるように抵抗装置のそれ
ぞれの抵抗値が設定されていること、
によって特徴づけられている装置によって実現される。
置皿■呈単星説ユ
図1はこの発明に従って作られたプリンタ装置を備えた記録装置の概略図であり
、
図2はこの発明に従って図1のプリンタ装置を形成する際に使用される回路部の
構成図であり、
図3は図2のプリンタ装置に使用可能な駆動器回路の構成図であり、
図4は図3の駆動器回路のための電流駆動回路の概略図であり、
図5は図4の回路を動作させるためのパラメータの好適な範囲を例示した図表で
ある。
である。
図7a及び7bはこの発明のある態様に従ってプリント装置を動作させるための
プログラムに対する流れ図である。
探訳災施■皇脱凱
採択実施例の装置は電子写真記録媒体に従って説明される。
しかしながら、この発明は、写真フィルムなどのような他の媒体も又この発明と
共に使用され得るので、そのような媒体上に画像を形成するための装置に限定さ
れない。
電子写真複写装置は周知であるので、この説明は特にこの発明の一部分を形成す
るか又はこの発明と一層直接的に共働する素子に向けられる。ここに明確に図示
又は説明されていない記録装置は従来技術において知られているものから選択可
能である。
さて図1に言及すると、電子写真複写装置10は、三つの移送ローラ12.13
及び14の周りに運ばれていて、これにより無端又は連続ウェブを形成している
光導電性ウェブ11又はその他の感光性若しくは放射線感知性媒体のような放射
線感知性記録媒体を備えている。ローラ12は通常の方法で駆動器モータMに結
合されている。モータMはスイッチ(図示されていない)が論理・制御装置(L
CD)15によって閉じられたときには電位源に接続される。このスイッチが閉
じられると、ローラ12はモータMによって駆動されて矢印Aで指示されたよう
に時計回りの方向にウェブ11を移動させる。この移動によりウェブ10の連続
した画像区域が複写装置の一連の電子写真作業場所を順次通過する。
に沿って示されている。これらの場所は簡単に説明される。
まず、荷電場所17が準備されていて、この場所ではウェブ11の光導電性の面
16がこの面に所定の電圧の一様な静電−次電荷を加えることによって感光性に
される。荷電器の出力はプログラム可能な電源(図示されていない)に接続され
た格子によって制御することができる0次に電源は荷電器17によって面16に
加えられる電圧レベルv0を調整するためにLCU15によって制御される。
露光場所18では面16の画像区域における一次電荷をデータ源19によって与
えられた信号に従って点状放射線源に選択的にエネルギーを付与することで変調
することによって静電画像が形成される0点状放射線源は以下で更に詳細に説明
されるはずのプリンタ装置(印刷ヘッド)20において支持されている。
現像場所21には鉄担体粒子、及び潜在静電像のものとは反対の静電荷を持った
検電性トナー粒子からなっているような現像剤がある。現像剤がウェブ11の光
導電性の面16上にはけで塗られて、トナー粒子が潜在静電像に付着し、可視ト
ナー粒子の転写可能な像を形成する。現像場所は一つ以上のローラを備えた磁気
ブラシ形のものでよい、別の方法として、トナー粒子は潜在静電像のものと同じ
極性の電荷を持っていて、既知の反転現像技法に従って像を現像することもでき
る。
装置10には又、ウェブ11上のトナーが複写シートSに転写される、コロナ荷
電器22で示された転写場所25、及びトナー像が転写された後に残っているす
べての残留トナー粒子をウェブ11の光導電性面16から除去する清浄化場所2
8がある。未定着のトナー像が複写シー)Sに転写された後、このシートは加熱
圧力ローラ融着器27に移送されて、ここで像は複写シートSに定着させられる
。
図1に示されたように、複写シートSは供給源23から駆動器ローラ24に供給
され、そしてこのローうによって転写場所25におけるトナー画像と整列してウ
ェブ11上へ進められる。
種種の作業場所17.18.21及び25の動作とこれらの場所を通過するウェ
ブ11上の画像区域の移動とを調整するために、ウェブはその縁部の一つに沿っ
て穴(パーフォレーション)のような複数の指標を備えている。これらの穴は一
般にウェブ11の縁部に沿って等距離に隔置されている。ウェブの移動経路に沿
って固定した位置にはウェブの穴を検出するための適当な装226が設けられて
いる。この検出により、望ましくはマイクロプロセッサであるディジタル計算機
を備えたLCD15への入力信号が発生される。このマイクロプロセッサは、入
力信号に応答して各作業場所を順次動作させ、次に動作停止させ且つ又他の多く
の機械機能の動作を制御するための内蔵式プログラムを持っている。装置lOの
種種の機能を制御するための一層精密なタイミング信号を与えるために技術上既
知のように付加的な符号化装置を設けてもよい。
多数の市販で入手可能なマイクロプロセッサのプログラミングは技術上よ(理解
されている通常の技能である。この開示は、。
技術上通常の技能を有するプログラマがこの装置に使用された一つ以上のマイク
ロプロセッサに対して適当な制御プログラムを作成することができるように書か
れている。このような任意のプログラムの特定の詳細事項はもちろん指定された
マイクロプロセッサのアーキテクチャに依存するであろう。
図1及び2に言及すると、プリンタ装置(印刷ヘッド)20は、注記されたよう
に、多数のエネルギー付与可能な点状放射線源30、望ましくは発行ダイオード
(LED)を備えている。LEDのそ・れぞれからの光を光導電性の面上へ集束
させるために光学装置29を準備してもよい、この光学装置は、日本板硝子株式
会社(Nippon 5heet Glass、Li5ited)により販売さ
れているグラジェント・インデックス・レンズに対する商標である、セルフォッ
ク(Selfoc)の名称で販売されているような光ファイバの配列からなるこ
とが望ましい、光学装置29の集束力のために、1行の放出器が記録媒体上のそ
れぞれの横断線上に結像させられる。
図2に言及すると、印刷へラド20には適当な支持具があって、これに一連のL
EDチップ31が取り付けられている。チップ31のそれぞれにはこの例では単
一の行に配列された96のLEDがある。
チップ31は又端と端を合わせて1行に配列されており、2つのLEDチップが
そのように配列された場合には、印刷ヘッドはウェブ11の幅を横切って延び、
単−行に配列された2592のLEDを持つことになる。この行のLEDの各側
に対して27の同じ駆動器チップ40が設けられている。これらの駆動器チップ
のそれぞれは、48のLEDのそれぞれと関連した論理回路をアドレスしてその
LEDがエネルギー付与されるべきか否かを制御し且つ又その駆動器チップ40
によって制御されるLEDのそれぞれへの電流のレベルを決定するための回路部
がある。二つの駆動器チップ40がそれゆえに96のLEDの各チップと関連し
ている。二つの駆動器チップのそれぞれは一つおきのLEDの駆動のために結合
される。それゆえ、一方の駆動器チップは96のLEDの奇数番号のLEDを駆
動し且つ他方のものはこれら96のLEDの偶数番号のLEDを駆動する。駆動
器チップ40は種種の電気的制御信号を与える複数の線34〜37に並列に電気
的に接続されている。これらの線は種種の論理装置及び電流駆動器49をこれら
の電圧要件に従って動作させるための電気エネルギーを供給する。一連の線36
(図2においては単一の線で余されている)は既知の技法に従ってデータのLE
Dへの移動を制御するためのクロック信号及びその他のパルスを供給する0図2
において注目されるように、各脇線に説明される可変抵抗38がある。高又は低
の論理レベルの形式でデータ信号を供給するためにデータ&*33も又準備され
ている。駆動器チップはそれぞれデータ入力及びデータ出力ポートを備えていて
データをこれらの間で直列に通過させる。
今度は図3に言及すると、各駆動器チップ40に対するアーキテクチャは48ビ
ツト二方向性シフトレジスタ41を備えている。
線R/LBにより運ばれた論理信号はデータがこのレジスタを流れ下る方向を決
定する。このチップはデータが図3に示されたように左から右へ流れ下ることが
できるようにされているものと仮定する。データはそれゆえに、例えばすぐ左の
方の駆動器チップのデータ出力ポートから又は駆動器チップ40がデータの入っ
てくる最初のチップである場合にはLCDから左側の駆動器チップのデータ入力
ボートを通して線33経由でシフトレジスタ41に入る。データはデータ出力ポ
ートにおいてこのチップから出て、駆動器チップ40の右方にある次の隣接した
駆動器チップに入力される。主走査方向、すなわち記録媒体11の移動方向を横
断する方向において各線(ライン)の画像が露光させられる動作の際には、既知
の技法に従って適当にラスク化されたデータ源からのデータは線36aを経由し
てLCDによって与えられるり。
ロックパルスの制御の下でシフトレジスタを通って直列に流れる。2592ビツ
トのデータ(1又は0)が駆動器チップのすべてのもののシフトレジスタによっ
て記憶されtいる場合には、線36bによりラッチ信号が供給されてこのデータ
をラッチレジスタ42ヘラツチするのでシフトレジスタ41は次の線の露光のた
めにデータ信号で満たすことを開始することができる。シフトレジスタ41から
並列方式でシフトアウトされたデータを受けるために各駆動器チップには48の
ラッチレジスタ42が設けられている。各ラッチレジスタは特定のLEDと関連
しており、隣接したラッチレジスタは一つおきのLEDと関連している。論理A
NDゲート43が各ラッチレジスタと関連していて、それの一方の入力がそれの
それぞれのラッチレジスタの出力に結合され且つそれの他方の入力がLCUから
のストローブ又はタイミングパルスを供給するための線36cに結合されている
。このストローブパルスは記録媒体の位置に関係してLEDをトリガしてオンに
する時点及びLEDがオンにされている持続時間を決定する。すべてのANDゲ
ートはその入力の一つがこのストローブ線に接続されている。 ANDゲートの
それぞれの出力は定電流駆動器回路44の一部分である論理又はスイッチング回
路に結合されている。
今度は図4に言及すると、各ANDゲートの出力は線45を通じて、論理インバ
ータ及び三つのpチャネル・エンハンスメント形MO5FET (金属酸化物半
導体電界効果トランジスタ) Qll、 Q12及びQ13からなる論理回路に
供給される。トランジスタQllはそのゲート端子がインバータの入力に接続さ
れ且つそのドレーン−ソース伝導チャネルが、例えば4.5ボルトの電圧を運ぶ
VLtDの標識のある線に接続されている。トランジスタQll及びQ12の電
流伝導チャネルは両方共トランジスタQ13のゲート端子に接続されている。イ
ンバータ46の出力はトランジスタQ12のゲート端子に接続されている。トラ
ンジスタQ12の電流伝導チャネルは同様の形式のトランジスタΩ2のゲートに
接続されている。トランジスタQ2はその電流伝導チャネルが線VLEIIに結
合されている。トランジスタQ2の一端子はnチャネル・エンハンスメント形ト
ランジスタQ1の電流伝導チャネルの一方の端子に結合されている。 Q2のゲ
ート端子は又トランジスタQ2及び01間の接続部に接続されている。可変電圧
源vttrはトランジスタロ1のゲート端子に結合され且つトランジスタQ1の
電流伝導チャネルは前に説明された可変抵抗RIIEFを通して接地に結合され
ている。
既述の回路は、VLfDを運ぶ線、トランジスタQ2、トランジスタロ1及び接
地に対するRIIEFからなる主回路を通る電流tttyが、図示の一回路がV
LEE+を運ぶ線、トランジスタQ13、LED及び接地からなっている複数の
同じ従回路のそれぞれにおいて反映される又は比例的に維持されるので、電流鏡
映回路(ミラー)を構成している。
今度はこの電流鏡映回路の動作が説明される。察知されることであろうが、この
電流駆動具回路49の一部分を形成している各従回路は同じ論理信号が供給され
たと仮定すれば同じ方法で動作する。r高」論理レベル信号がANDゲート43
によってインバータ460入力に供給されると、インバータの出力はトランジス
タロ12を導通させるようになり、トランジスタQ13を導通させることによっ
て電流■。、をLED、に流すようにする。′を流101はトランジスタQ2及
びQl3がほぼ同じバイアス電位を持っているために主回路を流れる電流10F
に比例している。トランジスタQ1はそのゲート端子における入力電圧VREF
に従ってl1ltFのレベルを制御する。電流1m1Fのレベルは又トランジス
タQ2及びQlと直列である抵抗RIEFの値によって制御される。上に注記さ
れたように、インバータ46の出力はANDゲート43のデータ端子における論
理的r高jレベル入力信号及びそれの他方の入力端子における論理的「高」レベ
ルのス、トロープ又はトリガパルス信号の同時発生のために「低」論理レベルに
なる。ストローブパルスが論理的「低」レベルに低下すると、ANDゲート43
の出力は「低」になり、且つインバータ46の出力はr高jレベルになってトラ
ンジスタQ12をオフにし且つトランジスタQllをオンにする。これはトラン
ジスタロ13が動作するために必要とされるバイアスを除去し、このトランジス
タも又オフになり又は導通するのをやめて、これにより電流がLEDに流れるの
を阻止する。それゆえ、記録媒体上で各画素を露光させるためのオン時間はスト
ローブ信号によって決定され、又このLEDの明るさを制御する電流の量は電流
■。ヨのレベルによって制御される。
この発明の重要な特徴はRltFを連続した範囲の抵抗値にわたれの駆動器チッ
プによって駆動される48のLEDの平均光出力について測定値が取られて、こ
れが記録媒体の適当な露光のために必要とされる又は指定された光出力と比較さ
れる。基準電圧VIIEFはこの測定中3.0ボルトに設定すればよい、基準抵
抗12mtyは既知のレーザトリム可能な形式のものであって、一部分を蒸が−
ら、測定された光出力が指定されたものに一敗するまで抵抗値が調整される。こ
の形式の抵抗においては、蒸発した材料は抵抗のための有効断面積の減小を生じ
ることとなり、これによってそれの導電率に影響を与える。
48のLEDの群のそれぞれは同様の方法で校正されて、それらのそれぞれの抵
抗RIIEFがそれに従って調整される。抵抗及び駆動器チップは今度はその後
の調整を防止するためにカプセルに入れればよい0図1に示されたように取り付
けられた印刷ヘッドについて、経時変化及び/又は環境条件による光出力の変化
に対する調整が今度は説明される0図68に示されたように、論理装置電源50
は校正された電圧■を出力する。分圧器回路が設けられていて、これにおける抵
抗の一つR7はLEDの温度を正当に表している位置において印刷ヘッドに取り
付けられた正の温度係数のサーミスタである。この印刷ヘッドに使用されたLE
Dは温度の上昇と共に減少する光出力を持っている。これを補償するために、抵
抗値ptが増大し、これにより、トランジスタロ1を駆動するために使用される
基準電圧に増大を与える。これは図5に示されたように主電流レベルIrefに
影響を与える。この図において注目されるように、各駆動器チップ40に対する
採択動作範囲は頂点A、B、C及びDを持ったやや平行四辺形状の図形によって
示された範囲にある。印刷ヘッドの一実施例においては、RIEFO値は100
から160オームまで変化することができるであろう、■、、は4.5ボルトで
一定に維持することができる。■□、はそれゆえに2.6ボルトから3.6ボル
トまでの範囲にわたって調整することができるであろう、注目されることであろ
うが、図5に示されたような動作範囲の形式を与えると、LEDによる照明出力
の適当なレベルを維持するための調整を行う際に重要な利点が得られる。この例
ではVIIEFが2.6ボルトであると仮定し、種種の部分群のLEDへの電流
は5IIlaから7■aまで変化することになり、又は任意の部分群のLEDの
各LEDは線AD上のある点によって示された電流を受けることになる。線AD
はそれゆえに2.6ボルトの選択されたv−1におけるLEDへの電流に対する
点の軌跡を表している。注目されることであろうが、VREFが3.6ボルトの
方へ増大すると、異なったhitを別にすれば類ける相対的な差を変えない、そ
れゆえ、RIEFが160オームである駆動器チップを有する部分群におけるL
EDは2.6ボルトの’hEFに対して5.2a+aの電流(点D)を持つであ
ろうが、RIEFが100オームである駆動器チップを有する別の部分群は7.
1maの電流(点A)を持つであろう、これらの部分群のそれぞれにおけるそれ
ぞれのLED間の電流の差はI LED当り1.9maである。 LEDによる
光出力に及ぼす経時変化又は熱的影響を補償する必要のためにV□、の例えば3
.0ボルトへの変更の必要性があるのでLEDの動作パラメータは概して一様に
この図表において上方且つ右方へ移動している。新しい電流軌跡Lyは、以前点
Aで動作していたLEDの部分群が今度はこの群の各LEDを通過する8、 1
maの電流を持っており且つ点りが動作していたものが今度は6.2maの電流
を持っていることを示している。それぞれのLED間における電流の差は1 、
9a+aにとどまっている。既述の回路はそれゆえ、ν□、のようなパラメータ
の調整によりLEDへの予想されるそれぞれの電流を容易に計算することができ
るので、更に校正の簡単化を提供する。これは又LEDの異なった「年齢」を補
償するために異なった基準電圧VIIEFを与えることを容易にする。
LEDの「年齢」はそれの年代順の年齢ではなくそれが使用された回数によって
定義することができる。
今度は図6bに言及すると、VIIEFを調整するための代替回路が示されてい
る。この実施例では、印刷へフド20の温度変化に起因するサーミスタR1の抵
抗値の変化が電圧Vtにおける対応する変化を引き起こす、電圧vTはアナログ
−ディジタル(A/D)変換器60によって検出されてLC,U15に供給され
る。 LCUはA/D変換器からの入力をこの入力がLCLIの中央処理装置に
よって処理され得るまで一時的に記憶するための入力バッファを備えているであ
ろう、この中央処理装置にはプログラム記憶装置及び一時的記憶装置が関連して
いる。プログラム記憶装置においては、シフの読みに応答してVIIEFに対す
る調整値を決定するためのサブルーチンプログラムを準備することができる0図
78の流れ図に示されるような一つの方策は、vTとVIEFとの間の所定の記
憶された関係を比較するための表(テーブル)記憶装置を備えたプログラムを有
することである。このプログラムはそれゆえにV?に対する検出値を表における
ものと比較して適当なVIIIFを選択する。出力駆動器62が次に記憶装置に
記憶された値に従って各駆動器チップに対するV□、を調整する。別の方策はV
IIEF及びシフの値の間の数学的方程式を準備してLCDにV□、を計算させ
ることである。駆動器チップ間に温度差がある場合には二つ以上のサーミスタを
使用して多数の駆動器チップの温度を測定するために最も適当な場所にサーミス
タを準備するようにすればよい。
図7bの流れ図においては、熱的影響はもとより駆動器チップの年齢も又考慮さ
れている。この流れ図も又図6bの回路に関して説明される。上に注記されたよ
うに、LCU15はシフトレジスタへのデータの流れを制御する。この形式のデ
ータは二進数字(1又は0)の形式になっているΦで、各主走査線に対してLE
Dを可能化する際に使用され得るデータがLCUにおけるレジスタによって注目
されて、各LEDが可能化された回数についての計数値が維持され得る0周期的
にLCUによって計算を行って、特定の駆動器チップによって駆動された部分群
のLEDに対する点弧の平均数(又は計数値)を決定すればよい。この平均数は
7丁の更新された検出値と共に、これらの変数を適当な値VIEFと比較する表
記憶装置リストと比較されることができる0選択された適当なV□2が次に一一
連の54までの駆動器62によってその部分群の平均年齢及び印刷ヘッド温度に
従って駆動器チップのそれぞれに出力される。それゆえ、任意の駆動器チップに
対してこの駆動器チップによって駆動される部分群のLEDへの電流は印刷ヘッ
ドの温度及びその部分群におけるLEDの平均年齢に従って調整される。
図4の概略図において注目されるように、別個のi地又は帰路線を持った二つの
別個の電源が印刷ヘッドに対して準備されている。一つの電源P1はインバータ
46(並びに図3に示されたANDゲート、レジスタ及びラッチなど)のような
論理装置を動作させるために必要とされるエネルギーを供給するため使用されて
いる。察知されることであろうが、インバータ46は従回路のそれぞれに対して
、従って各LEDに対して準備されている。
もう一つの電源P、は電流駆動具回路に電力を供給するための電気エネルギーを
与えるために使用されている。注目されるように、印刷ヘッド温度に応答しての
自動調整の代わりとして操作員がV□、を調整することができるように電源PI
に可変の調整可能なタップを設けてもよい、この方法において、各線の印刷の開
始及び終了中にLEDのエネルギー付与によって発生される大きい過渡現象又は
雑音は論理装置から有効に分離され、これによって知覚できる信号から除外され
る。種種の論理装置をその最適レベルで動作させることによって電力消費量も又
最小化さために使用される5ボルトよりも低くされることができる。
この発明はLEDに関して説明されたが、技術上知られている他の放出器も又使
用されることができる。
ここで説明されたプリンタ装置は放射線放出器への電流の改善された制御を与え
、これにより絵画情報の改善された複写を確実にする。種種の放出器への電流の
等しい変更が必要な場合にはそのような変更を与える能力も又促進される。
この発明は特にその採択実施例に間して詳細に説明されてきたが、この発明の精
神及び範囲内で種種の変形及び変更が行われ得ることは理解されるであろう。
FIG、 3
FIG・4
FIG、 5
国際調査報告
”””””−PCTIU58810095g国際調査報告
US 8800958
S^ 21832