JPH01500576A - 単一打撃の気体圧衝撃道具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 単−打撃の気体圧衝撃道具 技術分野 本発明は建設業界及び採掘業界、機械工学及び冶金学において用いられる気体圧 衝撃道具に関し、更に特定すると、単一打撃の気体圧衝撃道具を取り扱う。

発明の背景 気体圧衝撃道具、特に気体圧ハンマはマーク付け、センター打ち、リベット打ち 、マーク外し、及び門のトリミング用に使用される。適用種類に応じて、気体圧 ハンマはスタンプ、センターポンチ、又はたがねの様な作動部材を内部空間を有 するケーシング内に取り付けている。ケーシングの内部空間は該内部空間を上部 室と下部室とに分割するハンマーピストンを収容している。また空気分配装置が ケーシング上に取り付けられている。持ち運び可能又は据え付けの圧縮機から可 撓性ホースを通して道具へ供給される圧縮された空気がエネルギーを与える。道 具の作動中は、作動サイクル毎に作動部材の端面に打撃を付与するよう操作者が 指令すると、空気分配装置を通って作動室へ流入した圧力気体の作用の下に、ハ ンマーピストンが軸方向に往復移動する。作動部材は打撃の作用下において仕事 を成す。

作動部材の種類に応じてマーク付け、センター打ち、トリミング、又はリベット 打ちが行なわれる。

気体圧ハンマにより成される作動は操作者の直接指示によって行なわれるので、 ハンマーは重量とサイズとを最小化しなければならない。

往復移動可能なハンマーピストンを収容している中空円筒ケーシングと、該ケー シングに取り付けられている取手内に設けられている空気分配装置とを具備して いる単一打撃の気体圧衝撃道具（ソ連発明者証ＮＣ１９４６９１２号国際分類番 号Ｂ２５Ｄ　９１００参照。）が既に知られている。ハンマーピストンはケーシ ング内を下部室と上部室とに分割している。

また道具は規則正しい間隔をおいて下部室と圧力気体とを連通させる管を有して いる。

この道具において、管はケーシングの外側に取り付けられているため補助装置は 道具の外側に設けられなければならない。その結果として、操作者によって保持 される道具の寸法と重量とが増加する。

またケーシングの内部を上部室と下部室とに分ける往復移動可能なハンマーピス トンを収容している中空円筒ケーシングを具備した単一打撃の気体圧衝撃道具（ ソ連発明者証Ｎα６８３８２８号、国際分類番号Ｂ２１Ｃ５１１００参照。）も 知られている。作動部材が締結されているばね付勢されている弁が下部室の側部 に取り付けられている。通路と制御レバーとを有する空気分配装置が上部室の側 部に取り付けられている。圧力気体を室の内部空間内へ供給する管はケーシング の外側に取り付けられている。

ケーシングの外側に管を設けると操作者によって保持される道具のサイズと重量 とは大きくなる。

発明の要約 本発明の主目的は道具のサイズを小さくすることの可能な管の配設構成の単一打 撃の気体圧衝撃道具を提供することである。

この目的は、ケーシングの内部空間を上部及び下部室に分ける往復移動可能なハ ンマーピストンを収容している中空円筒ケーシングと、それに締結された作動部 材を有すると共に下部室の側部に取り付けられ、該下部室と大気とを規則的な間 隔で連通させるばねに付勢された弁と、通路と上部室の側部のケーシングに取り 付けられた制御レバーとを有して、規則的な間隔で通路を介して上部室と圧力気 体及び大気とを連通させる空気分配装置と、圧力気体を規則的な間隔で下部室へ 流入させる管と、ハンマーピストンを上部位置に保持するリティナーとを具備し た単一打撃の衝撃道具であって、ハンマーピストンが軸方向通路を有し、管がこ の通路に取り付けられると共に外側に肩部、連続的な内部分離壁、及び該内部分 離壁の夫々の側に設けられた上下の孔を有し、空気分配装置から離れる様に付勢 されるばね付勢空気分配スリーブが管に取り付けられていると共に内部凹所を有 し、スリーブがハンマーピストンの作動の下にその内面が下部孔を覆う上部位置 へ向かって移動可能であり、またばねの作用によって肩部によって定まると共に 、内側の凹所を介して上下孔を連通させて圧力気体を下部室へ供給し、ハンマー ピストンを上方へ移動させることのできる下部位置へ移動可能である本発明によ る単一打撃の気体圧衝撃道具によって達成される。

この構造の道具では管と空気分配手段とが内部に設けられているので重量とサイ ズとを可及的に低減させ得る。

図面の簡単な説明 本発明を特定実施態様を図示している添付図面を参照しながら説明する。

第１図は縦断面において最上位置にハンマーピストンの位置している場合の本発 明による単一打撃の気体圧衝撃道具の略示図、 第２図は縦断面において最も低い位置にハンマーピストンの位置している場合の 本発明による単一打撃の気体圧衝撃道具の略示図。

発明を実施するための最良の態様 第１図及び第２図に図示されている単一打撃の気体圧衝撃道具は往復移動可能な ハンマーピストン２を収容している中空円筒ケーシング１を具備しており、ハン マーピストン２はケーシング１の内部空間を上部室３と下部室４とに分割してい る。作動部材６が締結されていると共にばねによって付勢される弁５は下部室４ の側部に取り付けられている。弁５は規則正しい間隔で下部室４と大気とを連通 させる。通路８，９及び１０、並びにばねによって付勢されるスプール弁１２と 協働する制御レバー１１を有する空気分配装置７は上部室３の側部に取り付けら れている。上部室３は空気分配装置７の通路８，９．１０を介して圧力気体と空 気とを交互に連通させる。ハンマーピストン２の中には軸方向通路１３がつくら れており、管１４は外側肩部１５を有し、連続した内部分割壁１６がこの通路の 中に取り付けられている。この実施態様においては管１４は２つの径の異なる管 を組み合わせてつくられている。管はまた一体につくられてもよいことに気付く べきである。管】４は分割壁１６の上側に上部孔１７を、また分割壁１６の下側 に下部孔１８を有している。空気分配スリーブ１９は管１４上に移動可能に取り 付けられている。この空気分配スリーブ１９と係合可能なばね２０が空気分配装 置７の側部に取り付けられている。スリーブ１９には内側凹所２１が設けられて おり、上部孔１７と下部孔１８との間で連通させて圧力気体を下部室４へ導入さ せる。ハンマーピストン２は該ハンマーピストンを最上部位置に保持するリテイ ナ２２を有している。

本草−打撃の気体圧衝撃道具は次の様にして作動する。

圧力気体は空気分配装置ｉ７（算１図）のソケットパイプ、スプール弁１２、通 路８、上部孔１７、凹所２１、下部孔１８、及び管１４を介して下部室４に流入 でき、ハンマーピストン２に作用して該ピストンを上部位置へ移動させる。

ハンマーピストン２は空気分配スリーブ１９を移動させ、その上端面によってば ね２０を圧縮してスリーブの内面によって下部孔１８を数置して、圧力気体が下 部室４に流入するのを防止される。この開ハンマーピストン２はリテイナ−２２ によって最上部位置に保持されている。こうして上部室３は空気分配装置６の通 路９，１０を介して大気中に連通している。弁５（第２図）がケーシング１の中 へ移動しく押し下げられ）だとき、今度は下部室４は開放弁５を介して大気中に 通じ、圧力気体は下部室４から大気中へ吐出される。制御レバー１１がスプール 弁１２を移動させるよう押し下げられたとき、通路８と１０は閉じられ、圧力気 体は通路９を通って上部室３へ流入し、リテイナ−２２によって保持されている ハンマーピストン２の端面に作用する。上部室の圧力が所定値に達するや否や、 ハンマーピストン２は開放されて下部位置（第２図）に移動する。

空気分配スリーブ１９はばね２０によって肩部１５によって定められる最も下方 位置に移動させられて、凹所２１．を介して上部孔１７と下部孔１８との間に連 通させ、圧力気体は下部室４からばね付勢されている弁５を通って大気中に吐出 される。移動の最後にハンマーピストン２は、有効な仕事をするようワークの表 面と接触している作動部材６がｉｉ結されているばねによって付勢されている弁 ５を打撃する。もし道具がワーク表面より上方に持ち上げられているならば、弁 ５ははね２３によって最も下部位置に移動させられて下部室４と大気との連通を 防止する。制御レバー１１が開放された場合（第１図）、スプール弁１２が移動 して通路８と１０を開放して通路９を介しての圧力気体の流入が遮断される。そ して上部室３は通路９と１０を介して大気と連通ずる。圧力気体は通路８、上部 孔１７、凹所２１、下部孔１８、及び管１４を介して下部室４へ流入し、ハンマ ーピストン２の端面に作用する。ハンマーピストン２は下部室４の側部に圧力気 体が作用するので上部位置に向かって移動し始める。その移動中、ハンマーピス トン２は空気分配スリーブ１９と係合してそれを上部位置へ移動させ、はね２０ を圧縮させる。空気分配スリーブ１９はその内面によって下部孔１８を覆い、下 部室４へ気体が流入することが防止され、そしてハンマーピストン２はリテイナ −２２によって保持される。このサイクルが繰り返される。

従来の単−打撃気体圧衝撃道具と比較して、本発明による道具は管と空気分配手 段とを該道具の内部に配設することができ、こうして道具のサイズを小さくし、 エネルギーの仕事に変換される特性を改善する。

産業上の利用性 本発明はマーク付け、センター打ち、リベット打ち、マーク外し、及び門のトリ ミング用に設計された道具において最も有利に使用され得る。

また本発明は、採掘作業屋根のわく粗層、建設業界におけるコンクリートの取り こわし用、穴作りや他の作業用の装置においても使用できる。

手続補正書 昭和６３年１２月λ日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、　事件の表示 ＰＣＴ／５Ｕ８６１００１１８号 λ　発明の名称 単一打撃の気体圧衝撃道具 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番１０号５、補正の対象 ６、補正の内容 第２図の参照番号５を６に訂正し、正しい部材位置に新たな参照番号５を付す。

７、添付書類の目録 図面（第２図）　１通 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ケーシング（１）の内部空間を上部及び下部室（３，４）に分ける往復移動可能 なハンマーピストン（２）を収容している中空円筒ケーシング（１）と、それに 締結された作動部材（６）を有すると共に下部室（４）の側部に取り付けられ、 該下部室（４）と大気とを規則的な間隔で連通させるばねに付勢された弁（５） と、通路（８，９，１０）と上部室（３）の側部のケーシング（１）に取り付け られた制御レバー（１１）とを有して、規則的な間隔で空気分配装置（７）の通 路（８，９，１０）を介して上部室（３）と圧力気体及び大気とを連通させる空 気分配装置（７）と、圧力気体を下部室（４）へ流入させる管（１４）と、ハン マーピストン（２）を上部位置に保持するリテイナー（２２）とを具備した単一 打撃の衝撃道具であって、ハンマーピストン（２）が軸方向通路（１３）を有し 、管（１４）がこの通路（１３）に取り付けられると共に外側に肩部（１５）、 連続的な内部分離壁（１６）、及び該内部分離壁（１６）の夫々の側に設けられ た上下の孔（１７，１８）を有し、空気分配装置（７）から離れる様に付勢され るばね付勢空気分配スリーブ（１９）が管（１４）に取り付けられていると共に 内部凹所（２１）を有し、スリーブ（１９）がハンマーピストン（２）の作動の 下にその内面が下部孔（１８）を覆う上部位置へ向かって移動可能であり、また ばね（２０）の作用によって肩部（１５）によって定まると共に、内側の凹所（ ２１）を介して上下孔（１７，１８）を連通させて圧力気体を下部室（４）へ供 給し、ハンマーピストン（２）を上方へ移動させることのできる下部位置へ移動 可能であることを特徴とする単一打撃の気体圧衝撃道具。