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JPH0144956Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0144956Y2
JPH0144956Y2 JP1985146691U JP14669185U JPH0144956Y2 JP H0144956 Y2 JPH0144956 Y2 JP H0144956Y2 JP 1985146691 U JP1985146691 U JP 1985146691U JP 14669185 U JP14669185 U JP 14669185U JP H0144956 Y2 JPH0144956 Y2 JP H0144956Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tank
hot water
cold water
communication pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985146691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6256977U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985146691U priority Critical patent/JPH0144956Y2/ja
Publication of JPS6256977U publication Critical patent/JPS6256977U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0144956Y2 publication Critical patent/JPH0144956Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は蓄熱槽に係るものである。
(従来の技術) 従来のこの種の蓄熱槽は第8図に示すように下
方に指向して延びる隔壁aと、槽底より上方に指
向して延びる隔壁bとによつて槽A,B,C…が
区画されるとともに相隣る水槽間に流路が形成さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記蓄熱槽において、暖房時と冷房時とにおい
て水流の方向が同一とすると、冬季においては40
℃の温水Wの比重が0.9Kg/と比較的軽く、槽
の上方から下方へと順次蓄えられていくので第8
A図に示すようにどの槽も有効に使用されるが、
夏季には第8B図に示すように1槽置きに効率の
悪い槽が生じる。
これは5℃の冷水Kの比重が1.1Kg/と大き
いため、第1槽Aでは冷水が下方に蓄えられては
隣の槽Bに移動するからである。
また第8C図及び第8D図に示すように、水の
流れ方向を反対にすると夏季は有利で冬期は不利
な蓄熱槽となる。
(問題点を解決するための手段) 前記の事実を勘案するに、温水の場合は比重が
軽いため槽の上方部分から蓄えられていくので、
連通管は下方に位置した方が有利であり、また冷
水の場合は比重が重いため槽の下方から蓄えられ
ていくので、連通管は上方に位置した方が有利で
ある。
本考案はこのような事実に立脚して、前記従来
の蓄熱槽の有する問題点を解決するために提案さ
れたもので、相隣る槽間に、同両槽を連通する水
平管の両端に夫々上流側槽内の下方及び下流側槽
内上方に指向して延びる流入管並に流出管が延設
された温水用連通管と、前記両槽を連通する水平
管の両端より夫々上流側槽内の上方及び下流側槽
内下方に指向して延びる流入管並に流出管が延設
された冷水用連通管とを接続するとともに、前記
温水用及び冷水用各連通管における各流入管の開
口部に水温による比重差によつて開閉する蓋部材
を配設してなることを特徴とする蓄熱槽に係るも
のである。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
温水用連通管によつて相隣る槽間に温水が移動し
ているときは、冷水用連通管における上流側槽内
において上方に指向して延びる流入管の上端開口
部に装着された蓋部材が槽内温水との比重差によ
つて沈降して冷水用連通管の流入口を閉塞する。
而して温水用連通管内を移動する上流側の槽内
の温水は、同連通管の流出管を介して下流側の槽
内にその下方より流入する。
また冷水用連通管によつて相隣る槽間に冷水が
移動しているときは、温水用連通管における上流
側槽内において下方に指向して延びる流入管の下
端開口部に装着された蓋部材が、槽内冷水との比
重差によつて上昇して温水用連通管を閉塞する。
而して冷水用連通管内を移動する上流側の槽内
の冷水は、同連通管の流出管を介して下流側の槽
内にその上方より流入する。
(考案の効果) このように本考案によれば相隣る槽間に、上流
側槽内及び下流側槽内における流入管並に流出管
の向きが互いに相反し、各流入管の開口部に水温
による比重差によつて開閉する蓋部材の装着され
た温水専用の連通管と冷水専用の連通管を設ける
ことによつて温水用連通管に温水が移動している
ときは冷水用連通管が閉じられ、冷水用連通管に
冷水が移動しているときは温水用連通管が閉じら
れた状態となり、かくして夏季、冬季のいずれに
おいても槽に熱が一杯に貯留されたのち次の槽に
移すことができ、蓄熱槽全体が流体の流れ方向を
変えなくても有効に利用されるものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
1,2は相隣る槽A,B間、B,C間に配設さ
れた温水用連通管及び冷水用連通管で、温水用連
通管1は相隣る両槽A,B,B,Cを連通する水
平管1aの両端に、夫々上流側槽内の下方、及び
下流側槽内の上方に指向して延びる流入管1b並
に流出管1cが延設され、冷水用連通管2は相隣
る両槽A,B,B,Cを連通する水平管2aの両
端に、夫々上流側槽内の上方、及び下流側槽内の
下方に指向して延びる流入管2b並に流出管2c
が延設されている。
前記各連通管1,2の流入管1b,2b及び流
出管1c,2cの各流入口並に流出口は共にベル
マウス形として水の抵抗を低減せしめるように構
成されている。
また前記各流入管1b,2bの流入口には4本
の囲い棒3が突設され、同各囲い棒3の端部に底
片4が取付けられ、同底片4と囲い棒3との間に
球状蓋部材5が昇降自在に内装されている。(第
5図参照) なお前記蓋部材5は第6図及び第7図に示すよ
うに、一双の半球状片5a,5aより構成された
プラスチツク製部材で、内部に重錘6が挿入され
全体の重さが調整されている。
例えば40℃の温水(比重0.9Kg/)5℃の冷
水(比重1,1Kg/)の場合は、比重0.9Kg/
から1.1Kg/の中間の値をとるように重錘6
の重量を選択すればよい。このように蓋部材5の
重量を調整したのち、シール材7で半球状片5
a,5aを密閉して、蓋部材5の内部に浸水しな
いようにする。
なお前記連通管1,2は塩化ビニル管等の軽い
材料より構成され、第1図に示すように槽間仕切
壁のなるべく端部側に温水用連通管1及び冷水用
連通管2が配設され、且つ同各連通管1,2は各
槽毎に互い違いに配設されている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、冬季には比重の小さい温水Wは槽A内にお
いて、温水用連通管1における槽内下方に指向し
て延びる流入管1bの下端より進入して、槽内上
方に延びる流出管1cの上端より槽B内に流出す
る。
このように温水用連通管1によつて温水が移動
しているとき、蓋部材5が比重の小さい温水内を
沈降して冷水用連通管2の流入管2bの流入口を
閉塞し、同連通管2は閉じられた状態となる。
また夏季には比重の大きい冷水Kが槽A内にお
いて冷水用連通管2における槽内上方に延びる流
入管2bの上端より進入し、槽内下方に延びる流
出管2cの下端より槽B内に流出する。
このように冷水用連通管2によつて冷水が移動
しているとき、蓋部材5が比重の大きい冷水内を
上昇して温水連通管1の流入管1bの流入口を閉
塞し、同連通管1は閉じられた状態となる。
図示の実施例によれば前記したように、流入管
1b,2b及び流出管1c,2cの上下方向の向
きが逆になるように構成された温水用連通管1及
び冷水用連通管2を1組として相隣る槽間を接続
するとともに、前記各流入管1b,2bにおける
開口部に、比重差によつて開閉する蓋部材5を装
着することによつて、温水用連通管1に温水が移
動しているときは冷水用連通管2が閉じられ、逆
に冷水用連通管2に冷水が移動しているときは温
水用連通管1が閉じられた状態となり、かくして
夏季、冬季のいずれにおいても槽に熱が一杯に貯
留されれ状態のため次の槽に移ることができ、蓄
熱槽全体が流体の流れ方向を変えなくても有効に
利用されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓄熱槽の一実施例を示す
平面図、第2図及び第3図は第1図の矢視X−X
図で、第2図は冬季の状態を示し、第3図は夏季
の状態を示す。第4図は第1図の矢視Y−Y図、
第5図は流入管端部を示す斜面図、第6図は蓋部
材の分解斜面図、第7図は蓋部材の斜面図、第8
A図及び第8B図は従来の蓄熱槽の冬季における
蓄熱過程を示す縦断面図、第8C図及び第8D図
は従来の蓄熱槽の夏季における蓄熱過程を示す縦
断面図である。 A,B,C……槽、1……温水用連通管、1a
……水平管、1b……流入管、1c……流出管、
2……冷水用連通管、2a……水平管、2b……
流入管、1c……流出管、5……蓋部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相隣る槽間に、同両槽を連通する水平管の両端
    に夫々上流側槽内の下方及び下流側槽内上方に指
    向して延びる流入管並に流出管が延設された温水
    用連通管と、前記両槽を連通する水平管の両端よ
    り夫々上流側槽内の上方及び下流側槽内下方に指
    向して延びる流入管並に流出管が延設された冷水
    用連通管とを接続するとともに、前記温水用及び
    冷水用各連通管における各流入管の開口部に水温
    による比重差によつて開閉する蓋部材を配設して
    なることを特徴とする蓄熱槽。
JP1985146691U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0144956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985146691U JPH0144956Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146691U JPH0144956Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS6256977U JPS6256977U (ja) 1987-04-08
JPH0144956Y2 true JPH0144956Y2 (ja) 1989-12-26

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JP1985146691U Expired JPH0144956Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP5198828B2 (ja) * 2007-10-25 2013-05-15 学校法人東京電機大学 移氷システム

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