[go: up one dir, main page]

JPH0143201B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0143201B2
JPH0143201B2 JP58122490A JP12249083A JPH0143201B2 JP H0143201 B2 JPH0143201 B2 JP H0143201B2 JP 58122490 A JP58122490 A JP 58122490A JP 12249083 A JP12249083 A JP 12249083A JP H0143201 B2 JPH0143201 B2 JP H0143201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiler
signal
steam
flow
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58122490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5941605A (ja
Inventor
Daburyu Deyuranto Oribaa
Uiriamu Sumisu Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Babcock and Wilcox Co
Original Assignee
Babcock and Wilcox Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock and Wilcox Co filed Critical Babcock and Wilcox Co
Publication of JPS5941605A publication Critical patent/JPS5941605A/ja
Publication of JPH0143201B2 publication Critical patent/JPH0143201B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K3/00Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein
    • F01K3/18Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein having heaters
    • F01K3/24Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein having heaters with heating by separately-fired heaters
    • F01K3/242Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein having heaters with heating by separately-fired heaters delivering steam to a common mains

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、最新の中央局において見い出され
るような大規模な発電装置用の統合制御方式に関
するものである。大きさの程度としてそのような
装置は例えば全負荷時に2500psigおよび1000Fで
毎時6000000ポンド以上の主蒸気を要求する
1000MW以上に見積まれ得る。習慣的には、その
ような装置においては、蒸気はまず高圧タービン
を通過し、そして蒸気をほぼ1000Fの熱い再熱温
度まで上昇する蒸気発生装置における再熱装置通
路を通り、そして更に低圧タービンを通つて復水
装置へ流れる。
そのような発電装置の信頼度を改善しそして蒸
気発生装置の寸法を適度な大きさに維持するた
め、最近装置に並行に動作する二つの蒸気発生装
置を設けてタービンの総蒸気要求を満たすように
することが提案されてきた。二つの蒸気発生装置
と単一タービン発電機とそのような組合せは以下
に詳細な説明から明らかなように独特の制御問題
を生じる。この発明の目的とするところはこれら
の問題を解決することにある。
しかしながら、明らかなように、この発明の新
規の制御方式は多くの普通の単一タービン発電
機・単一蒸気発生装置構造に等しく応用できる特
徴を備えている。
この発明によれば二つの蒸気発生装置の総出力
は主として自動負荷指令装置またはその他の装置
によつて確立されたような単位MWまたはエネル
ギ要素に従つて維持される。
さらに、この発明によれば、装置エネルギ要求
は必要に応じて二つの蒸気発生装置間に分配され
得る。
さらに、この発明によれば、一方の蒸気発生装
置の出力が制限される場合には他方の蒸気発生装
置の出力は自動的に増大されて装置エネルギ要求
を満たすようにされる。
さらに、この発明によれば、二つの蒸気発生装
置の利用できる総出力が装置エネルギ要求を満た
すには不十分である場合には要求は利用できる総
出力と一致するように減少される。
さらに、この発明によれば、主として蒸気発生
装置に割り当てられた装置エネルギ要求の大きさ
に従つて各蒸気発生装置に給水、燃料および空気
が供給される。
さらに、この発明によれば、タービンからの総
再熱蒸気流は、主として蒸気発生装置に割り当て
られた装置エネルギ要求の割り当てに従つて二つ
の蒸気発生装置間に分配される。
この発明のこれらの目的および別の目的は添附
図面についての以下の説明から明らかとなろう。
さて第1図を参照すると、普通ボイラと呼ばれ
る蒸気発生装置A,Bおよび高圧タービン9と低
圧タービン10とを備えた共通タービン発電機装
置を有するほぼ典型的な二ボイラ・一タービン発
電機型の発電装置用の基本的な蒸気・水サイクル
が示されている。図示のように、高圧タービンお
よび低圧タービンの両方は単一発電機11を駆動
し得、または各タービンは共通母線に給電する
別々の発電機を駆動し得る。使用され得るタービ
ンおよび発電機の特殊構造はこの発明の一部を成
すものではない。それぞれ蒸気発生装置A,Bの
副過熱装置12A,12Bから放出された蒸気は
高圧タービン9を通りそして分流され、一部は再
熱装置13Aを通過し、残りの部分は再熱装置1
3Bを通過する。そして再熱装置13A,13B
からの熱い再熱蒸気は低圧タービン10を通りそ
して復水装置14へ放流される。低圧タービンと
して示したものは実際に中間圧タービンおよび一
つまたはそれ以上の低圧タービンであり得る。
復水装置14からの復水は復水ポンプ15によ
つて低圧加熱装置16A供給され、低圧タービン
10から空気分離用加熱装置17への抽出蒸気に
よつて加熱され、そしてまた低圧タービン10か
らの抽出蒸気によつても加熱される。ボイラAへ
の給水は空気分離用加熱装置17からボイラ給水
ポンプ18Aによつて引出され、そして高圧加熱
装置19Aを通つて炉20Aと主過熱装置21A
と副過熱装置12Aとを備えたボイラAへ供給さ
れる。ボイラBへの給水も空気分離用加熱装置1
7からボイラ給水ポンプ18Bによつて引出さ
れ、そして高圧加熱装置19Bを通つて炉20B
と主過熱装置21Bと副過熱装置12Bとを備え
たボイラBへ供給される。
第2A,2B図にはそれぞれボイラA,Bに対
する空気・ガスサイクルを示す。これらのサイク
ルは同一であり、そして簡潔にするためボイラA
に対するサイクルのみを説明する。第2A図のボ
イラAの構成要素は番号の役に文字Aを付して示
し、また第2B図のボイラBの同様な構成要素は
同じ番号に文字Bを付して示す。
第2A図を参照すれば、強制通風フアン22A
によつて供給された燃焼用空気は空気加熱装置2
3Aを通り、炉20Aへ供給される。油、ガス、
石炭またはそれらの組合せであつてもよい燃料は
任意の従来型の供給装置(図示してないが線24
Aで略示する)から炉20A内へ供給される。炉
から出る普通煙道ガスと呼ばれる燃焼ガスは煙突
(図示してない)を介して大気中へ放出される時
副過熱装置部12A、再熱装置部13A、主過熱
装置部21A、空気加熱装置23Aおよび吸出し
フアン25Aを通過する。主過熱装置21Aから
出る煙道ガスはまた再熱蒸気温度を部分的または
全体的に制御する装置としてのガス再循環用フア
ン26Aによつて炉20A内へ再循環され得る。
一般に、再循環ガスの流量はボイラへの熱または
エネルギ入力に逆比例して維持される。燃焼生成
物が幾つかの加熱部を通過する図示順序は排他的
な順序ではない。例えばこの順序は主過熱装置、
副過熱装置および再熱装置の順でもよく、或いは
副過熱装置、主過熱装置および再熱装置の順でも
よい。同様に、節約装置を適当な位置に設けるこ
ともできる。
第3図には制御方式の構成をブロツク線図で示
す。装置負荷要求は自動負荷指令装置28、或い
は他の自動または手動装置によつて確立され得
る。この制御の目的は、MW、BTUまたは他の
エネルギ単位で測定され得るような所望のエネル
ギ出力に相応した制御信号を発生することにあ
る。こうして発生された制御信号はこの技術分野
においてほぼ普通の多数の型式のうちの任意の一
つであり得る主制御装置30へ伝送される。一つ
の特に適当である型式はBabcock&Wilcox社発
行の“Steam”第38版、第35章に図示され、記載
されている。主制御装置の目的は負荷指令装置2
8で発生された制御信号から蒸気発生装置に対す
る制御信号を発生してそれにより発電装置の実際
のエネルギ出力を所望のエネルギ出力に等しく維
持することにある。
主制御装置30において発生された制御信号は
比率制御装置32へ伝送され、この比率制御装置
32の働きは、必要に応じて発生装置の性能の範
囲で蒸気発生装置A,B間に総体負荷要求を分配
することにある。すなわち、この比率制御装置は
主制御装置30から制御信号を分割してボイラA
に対する第1要求信号とボイラBに対する第2要
求信号とを形成する。第1要求信号は図示したよ
うにボイラAの給水制御装置34Aおよび点火割
合制御装置36Aにおいて利用される。比率制御
装置32において発生された二つの要求信号はま
た再熱流制御装置42へも伝送され、この再熱流
制御装置42の働きは大体ボイラ負荷に応じてボ
イラA,Bに再熱蒸気流を分配することにある。
第4,5,6,7図にはボイラA,Bに対する
比率、給水、点火割合および再熱流制御装置を示
す。これらの図面においては慣用の制御論理記号
を用いていることがわかる。種々記号で表わすし
ばしばハードウエアと呼ばれている制御構成要素
は商業的に利用でき、それら動作はこの技術分野
の熟練者には十分に理解される。さらに、この発
明は空気制御、流体制御、電子制御、電気制御ま
たはこれらを組合せたもののような任意の特殊な
型式の制御装置と結合し得るので、そのような特
殊な型式の制御装置を備えた制御方式を確認する
のを避けるため慣用の論理記号を使用する。第
4,5,6,7図に示す主制御装置は第1,2
A,2B図において最終制御要素として参照して
きた。
第4図を参照すると、主制御装置30(第3
図)によつて発生された総ボイラ要求に相応した
制御信号は乗算装置44に送られ、この乗算装置
からの出力信号は差装置46へ送られる。各ボイ
ラの予定すべき総ボイラ要求の部分は比率制御部
48で形成され、この比率制御部48は制御信号
を発生し、この制御信号は乗算装置44に伝送さ
れる。従つて乗算装置44からの出力信号はボイ
ラAに対する要求信号である。差装置46におい
ては、ボイラAの要求信号は総ボイラ要求信号か
ら差引かれ、差装置46からの出力信号はボイラ
Bの要求信号である。
ボイラAかまたはボイラBの動作における一つ
またはそれ以上のフアクタが予定の限界に制限さ
れるかまたはそれ以上となる場合には、ボイラに
対する要求信号を相応して制限する必要がある。
供給によつてボイラ出力の制限を行なうフアクタ
はバイパス動作中の燃料流、空気流、給水流、再
熱流および過熱流を表わす。予定の限界を越える
場合にボイラ出力の制限を行なうフアクタは炉の
通風を表わし、炉の通風は、吸出し送風機の性能
が制限される場合に予定の正の限界を越え得る。
上記で述べたフアクタは単にボイラ性能の制限を
行なうことのできる多くのフアクタを表わすもの
にすぎないものとして考えられることになる。
第4図に示すように、そのようなフアクタはボ
イラAの限界制御装置49AおよびボイラBの同
様な限界制御装置49Bに対する入力を成す臨界
発生信号であると考えられる。
ボイラ要求を不必要に圧迫する予定の限界を越
える瞬時的で小さな離脱を避けるため、5%以下
のデツドバンド(deadband)の離脱は無視され
る。しかしながら、持続した離脱が5%以上にな
ると、デツドバンド誤差信号は1%まで減少さ
れ、それで1%以下の誤差のみが無視されるよう
にする。従つてボイラに対する要求信号は強制さ
れたボイラ容量と一致するように戻される。限界
制御装置49A,49Bからの出力信号はそれぞ
れ積分装置52A,52Bにおいて時間に関して
積分され、そしてそれぞれ低セレクタ56A,5
6Bに送られる。従つて乗算装置44からの信号
または積分装置52Aからの信号のどちらか小さ
い方はボイラAに対する実察の要求信号である。
同様に、差装置46からの信号または積分装置5
2Bからの信号のどちらか小さい方はボイラBに
対する実際の要求信号である。
一方のボイラの出力に圧迫がかかつても、二つ
のボイラの総出力は単位エネルギ要求を満たすべ
きであることが望ましい。従つて、この発明は、
一方のボイラの出力を制限し、他方のボイラの出
力を増大させることによつて自動的に補償するよ
うにする場合を包含する。このため、差装置60
Aは乗算装置44の出力信号と低信号セレクタ5
6Aの出力信号との差に比例した信号を発生し、
この信号は正比例装置64を通つて総合計装置6
8へ送られる。同様に、差装置60Bは差装置4
6の出力信号と低信号セレクタ56Bの出力信号
との差に比例した信号を発生し、この信号は反比
例装置66を通つて総合計装置68へ送られる。
両方のボイラA,Bがそれらに割り当てられた
負荷を担う場合、すなわちどちらの出力も制限さ
れない場合、総合計装置68によつて発生された
出力信号はゼロである。ボイラAの出力が制限さ
れる場合には、総合計装置68からの出力信号は
伝達装置70を作動し、そしてその後乗算装置4
4の入力信号として作用する。乗算装置44から
の出力信号は積分装置52Aからの出力信号と等
しくなるように変化するので、ボイラBに対する
要求信号は差装置46の動作により相応して増大
される。
ボイラBの出力における圧迫は同様に作動し、
反比例装置66からの出力信号は総合計装置68
および切換装置70を介して、差装置60Bから
の出力信号がゼロとなるまでボイラAに対する要
求信号を増大しかつボイラBに対する要求信号を
減少するように作用する。
1〜5分程度の予定の時間径過後、一方のボイ
ラから他方のボイラへの負荷の切換えが総ボイラ
要求を満足するようにできなければ、単位負荷要
求は二つのボイラの実際の性能に等しくなるよう
に減少される。差装置60Aからの持続した出力
信号によつて表わされたボイラAにおける満足さ
れない要求は高信号セレクタ72に伝送され、時
間遅延装置73において設定した予定の時間遅延
の後、負荷指令装置によつて発生された単位負荷
要求に戻り、二つのボイラの総体性能と一致する
ようにされる。装置72にはまた差装置60Bか
らボイラBに対する持続した不満足な要求を表わ
す出力信号が送られる。明らかに、高信号セレク
タ72は装置負荷指令装置28に差装置60A,
60Bにおいて発生された二つの誤差信号のうち
の大きい方を通すように働く。従つて、差装置6
0A,60Bのどちらかからのどちらかのボイラ
における不満足な要求を表わす二つの信号のうち
の大きい方が装置負荷要求への復帰によつてゼロ
に減少されると、両方のボイラにおける不満足な
要はゼロに減少する。
単一ボイラ・単一タービンの通常の構造では、
給水温度は装置負荷に対して直接予想できる関数
関係で変化する。この発明の場合のように二ボイ
ラ・一タービン構造では、二つのボイラはできる
限り長く同じ負荷で作動する。しかしながら、こ
の関係は、給水温度がタービン負荷の関数である
ので二つのボイラが異なつた負荷で作動する時に
はいつでも破壊される。給水温度と両方のボイラ
に対する総給水流に等しいタービンに入る実際の
蒸気流との関係は高圧、低圧の空気分離用給水加
熱装置への総タービン抽出流に直接関係する。従
つて現存するボイラ要求に対して予期される温度
より低い給水温度は低い要求されたボイラ給水流
に等しいタービンへの現存する低蒸気流に直接関
係する。従つて給水温度が現存するボイラ要求に
対して予期される温度より高ければ、給水要求
は、増大した抽出流から生じるタービンへの蒸気
流の実際の増大をもたらすように増大される。
第5図に示す制御装置では、各ボイラへの給水
の流量はボイラ要求に正比例して維持される。従
つて比率制御装置32において発生された制御信
号は給水制御弁74Aに送られる。流れ伝達装置
76Aと、差装置78Aと、積分装置80Aと、
乗算装置82Aとを有するフイードバツクループ
は実際の給水流を要求給水流に等しく維持する。
現存するボイラ要求に対して予期される温度か
らの実際の給水温度の離脱に備えるため、関数発
生装置83Aから発生された予期された給水温度
に相応した信号は差装置86Aにおいて、温度伝
達装置84Aによつて発生された実際の給水温度
に相応した信号と比較される。差装置86Aから
の出力信号は総合計装置88Aを通つて乗算装置
87Aへ送られ、現存するボイラ要求に対して予
期される温度からの実際の給水温度の偏差に従つ
て要求制御信号を変更する。
また、所与ボイラ要求に対する所望の給水流量
は通常のまたは設計上の設定点から蒸気温度設定
点において生じ得る変化の影響を受ける。従つて
通常の温度からの所望の蒸気温度の増大により給
水流量は減少し、またその逆にも作用する。装置
90Aにおいて発生された蒸気温度設定点の変化
に相応した制御信号は総合計装置88Aの出力を
変えて所望の補償を行なうようにする。
以上ボイラAに対する給水制御装置について図
示し説明してきたが、ボイラBに対する給水制御
装置も全ての点でボイラAの場合と同じであるこ
とが理解されるべきである。
ボイラA,Bに対する要求信号は発電装置に要
求されたエネルギ出力を満足するのに要求される
ボイラの熱放出を調整する。熱放出はボイラの炉
に対する燃料BTU入力に直接関係する。従つて
ボイラ要求信号は空気流と同時に燃料流を調整す
る。所与燃料および燃料BTU入力に対して要求
された燃料空気流は本質的に一定のままであるこ
とが認められる。ボイラ要求信号は直接要求され
たエネルギ出力と同等視されかつまた各負荷時の
総体サイクル効率は相対的に一定で予想できるの
で、この発明は空気流を直接ボイラ要求に整合さ
せる。燃料流は必要に応じて再調整され、二つの
ボイラの過熱装置の出口温度を等しく維持しまた
タービン絞り温度設定点に維持するようにする。
第6図に示すように、上記の説明に従つて、ボ
イラAの要求信号は、燃焼用に供給される空気の
流量を制御するダンパ駆動装置のような最終制御
要素91Aに伝送される。測定した空気流に比例
した流れ伝達装置92Aからのフイードバツク信
号は実際の空気流を所望の空気流に等しく維持す
る。伝達装置92Aにおいて発生された信号は差
装置93Aに送られ、そして出力信号は比例・積
分装置132Aを通つて必要に応じて空気流ダン
パ91Aを調整して実際の空気流を所望の空気流
に等しく維持するように作用する。
設定点からの温度誤差とボイラAの過熱装置の
出口温度の変化率とに比例した信号は温度変化の
向きに対して逆向きに要求信号に重ねられ、それ
によつて過熱装置出口温度における瞬時的変動を
補償する。図示したように、過熱装置出口温度に
相応した信号は温度伝達装置94Aにおいて発生
され、そして比例・微分装置95Aおよび従つて
総合計装置96Aに伝達される。
過熱装置出口温度の変化率に従つて変更された
ボイラAに対する要求信号はまた燃料の流量を制
御して燃料の流量を空気の流量に対して要求され
た関係に維持する。図示したように、総合計装置
96Aからの出力信号は燃料制御弁として第2A
図に示した最終制御要素97Aへ送られ、使用し
た特殊型式の燃料流制御装置は燃料の種類に関係
する。燃料流伝達装置98Aと、差装置99A
と、比例・積分装置100Aとを有するフイード
バツクループは燃料の実際の流量を燃料の要求さ
れた流量に等しく維持する。
例えば燃料のBTU含有量の変化を表わすター
ビン絞り温度の比較的長期間の変化により、空気
の流量と燃料の流量との比率は変化し、こうして
実際に空気の流量に対する燃料の流量を自動的か
つ連続して調整する。これは、タービン絞り温度
伝達装置103において発生された信号を積分装
置101Aへ導入することによつて達成され、積
分装置101Aからの出力信号は乗算装置102
Aに送られる。こうして乗算装置102Aからの
出力信号は、推論的にボイラへの熱入力量と燃料
の流量との関係の変化の測定値であるタービン絞
り温度の長期の変化に従つて燃料流伝達装置98
Aからのフイードバツク信号を変更するように働
く。
以上説明してきた点火割合制御装置はボイラA
の制御に特定してきたが、第6図からわかるよう
に、ボイラBに対する制御装置も同じであり、同
じ構成要素は同じ番号に文字Bを付して示す。
所望のタービン絞り温度を維持しながら二つの
ボイラの過熱装置出口温度間の普通ハンチングと
呼ばれる相互作用を避けるため、第6図にはプツ
シユプル制御装置が付加的に示され、それによつ
て比較的高い過熱装置出口温度をもつボイラに対
する燃料の流量は減少され、また同時に他方のボ
イラに対する燃料の流量は増大され、こうして設
定点からの絞り蒸気温度の変動に従つて両方のボ
イラへの燃料の流量を同時に調整しながら過熱装
置の出口温度を等しく維持する。図示したよう
に、ボイラAおよびボイラBの過熱装置出口温度
間の差に比例する信号は差装置122において発
生され、そして直動比例装置124および逆動比
例装置125を介して総合計装置105A,10
5Bへ送られ、積分装置101A,101Bに対
する入力信号を逆向きにバイアスさせる。
この発明は各ボイラに対する要求信号から誘出
した順方向送り信号に従つてボイラA,B間の高
圧タービン9からの再熱蒸気を釣合せ、同時に各
ボイラに対する再熱流を主蒸気発生に比例させて
維持することを包含する。第7図において、ボイ
ラAに対する要求信号は最終制御要素すなわち流
れ制御弁107Aを位置決めする。同様に、ボイ
ラBに対する要求信号は流れ制御弁107Bを位
置決めする。関数発生装置108A,108Bに
よつて、それぞれボイラA,Bに対する再熱流と
要求信号との間の任意の所望の直線または非直線
関数関係はプログラムされ得る。総体の利用でき
る再熱流の適当な分配はプツシユプル フイード
バツク制御ループによつて得られ、それによつて
各ボイラを通しての実際の再熱流およびプログラ
ムされた再熱流との差を等しく維持する。図示し
たように、ボイラAおよびボイラBを流れる再熱
流は流れ伝達装置109A,109Bによつて測
定される。簡単のため、第1図では再熱流の主要
素をオリフイスとして概略的に示してきたが、こ
の発明は流れに対して関数関係において変化する
任意の圧力降下を用いて回復されない圧力損失を
最小にすることを包含し、再熱装置を介しての圧
力降下が利用されまたはベンチユリー管またはフ
ローノズルのような主要素が利用され得る。流れ
と共に変化する差圧を発生する型式以外の周知の
流れ測定装置を用いることもできる。さらに、良
く知られているように、再熱流および流れ伝達装
置と共に変化する再熱流の圧力および温度は任意
適当な装置によつてこれらの両方の条件について
補償され得る。
各ボイラを通る実際の再熱流とプログラムされ
た再熱流との差は差装置110A,110Bによ
つて決められる。例として、プログラムされた再
熱流より大きな実際の再熱流は差装置110Aま
たは110Bから正の出力信号を発生するものと
考えられ得る。発生した信号は差装置111へ送
られる。ここで発生した出力信号は比例−積分装
置112並びに逆動および直動比例装置113
A,113Bを介してそれぞれ総合計装置114
A,114Bへ供給される。総合計装置114
A,114Bからの出力信号は従つて実際の再熱
流とプログラムされた再熱流との差を等しく維持
するため逆向きの位置決め弁107A,107B
に対して逆向きに変更される。明らかなように、
必要ならば等しい差を維持するのに許された調整
量を制限してもよい。
上記で述べたように、二つのボイラ間の総体再
熱流の適当な分配によつて、所望の再熱温度は第
1図に示すようなガス再循環によつて得ることが
でき、このガス再循環は必要ならば噴霧手段また
は他の周知の装置によつて補なわれる。しかしな
がら、ボイラの熱い再熱温度が設定点を越える場
合には、この発明はそのボイラに対する再熱流を
増大すると同時に他方のボイラに対する再熱流を
減少し、また両方のボイラの熱い再熱温度が設定
点を越える場合には超過の大きい方のボイラに対
つる再熱流を増大すると同時に他方のボイラを流
れる再熱流を減少することを包含する。
従つてこの作用によつて両方のボイラからの過
剰の熱い再熱温度は等しく維持される。
温度伝達装置115A,115BはボイラA,
Bの熱い再熱温度に相応した信号を発生する。こ
れらの信号は高信号選択装置116A,116B
において設定点信号に対して比較される。伝達装
置115Aにおいて発生された信号が例えば設定
点以下である限り、装置116Aは設定点信号を
差装置117へ送る。しかしながら、熱い再熱温
度の相応した信号が設定点信号を越える時には、
それは差装置117へ送られる。同時に、伝達装
置115Bによつて発生された信号が設定点以下
である限りは、差装置117に送られた信号は設
定点信号である。しかしながら、伝達装置115
Bにおいて発生した信号が設定点信号より大きけ
れば、その信号は差装置117へ送られる。上記
の説明から明らかなように差装置116からの出
力信号は、両方の熱い再熱温度が設定点かまたは
それ以下である限りゼロのような中立値をもつ。
しかしながら一方のボイラの熱い再熱温度が設定
点を越えると、装置117は一方向の信号を発生
し、また他方のボイラの熱い再熱温度が設定点を
越えると、装置117は逆方向の信号を発生す
る。両方のボイラの熱い再熱温度が設定点を越え
るとすると、装置117は、熱い再熱温度の高く
てしかも二つの熱い再熱温度の差に相応した値を
もつボイラに関連した方向の出力信号を発生す
る。
差装置117において発生した信号は直動比例
装置118Aおよび逆動比例装置118Bに送ら
れる。これらの装置は総合計装置120A,12
0Bを介して逆向きにボイラA,Bに対する順方
向送り信号を変更するように作用し、こうして逆
向きに弁107A,107Bの位置決めを行な
い、そして両方のボイラからの熱い再熱温度を設
定点以下に維持し、さらに両方のそのような温度
が設定点以上である時に両方のボイラからの熱い
再熱温度を等しく維持する。
再熱アテンパレータがめつたに用いられずかつ
二つのボイラがしばしば不平衡な蒸気流および従
つて不平衡な再熱装置出口温度で作動されるよう
な特性を再熱装置吸収・負荷特性がもつ場合に特
に適応できる別の構造は、二つの再熱装置の出口
に設定点以下かまたは以上の温度差が生じる時は
常に再熱装置を通して蒸気流をバイアスさせるこ
とによつて再熱装置温度制御性能を維持すること
にある。これを達成するため、第7A図に示すよ
うに高信号選択装置116A,116Bに差装置
117における比較のため設定点からの再熱装置
出口温度誤差を形成する差装置130A,130
Bで置換えられる。いずれかの再熱装置出口温度
誤差が他方のボイラからの比較できる誤差と異な
る場合にはいつでも、再熱蒸気流は出口温度の比
較的高い再熱装置を介して増大される。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービンに蒸気を供給する二つの単一
再熱蒸気発生装置を有する代表的な発電装置の基
本蒸気・水流サイクルを示すブロツク線図、第2
A図は第1図に示す蒸気発生装置Aの基本空気・
ガス流サイクルを示すブロツク線図、第2B図は
第1図に示す蒸気発生装置Bの基本空気・ガス流
サイクルを示すブロツク線図、第3図は制御方式
の構成を示すブロツク線図、第4図は第3図にブ
ロツク32で示す比率制御装置を詳細に示す論理
線図、第5図は第3図にブロツク34A,34B
でそれぞれ示す蒸気発生装置A,Bの各々に対す
る給水流制御装置を詳細に示す論理線図、第6図
は第3図にブロツク36A,36Bでそれぞれ示
す蒸気発生装置A,Bの各々に対する点火割合制
御装置(燃料および空気制御装置)を詳細に示す
論理線図、第7図は第3図にブロツク42で示す
再熱蒸気制御装置を詳細に示す論理線図、第7A
図は第7図に示す再熱蒸気制御装置の変形を示す
基本的論理線図である。 図面中、28は負荷指令装置、30は主制御装
置、32は比率制御装置、34A,34Bは給水
流制御装置、36A,36Bは点火割合制御装
置、42は再熱流制御装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一タービンに並行して蒸気を供給するボイ
    ラA,Bを有し、ボイラAの要求信号を発生する
    装置と、ボイラBの要求信号を発生する装置と、
    ボイラAの要求信号に応動してボイラAに対する
    燃料供給量をボイラAの要求信号と関数関係に維
    持する装置と、ボイラBの要求信号に応動してボ
    イラBに対する燃料供給量をボイラBの要求信号
    と関数関係に維持する装置と、上記二つの要求信
    号とボイラA,Bに対する燃料供給量との関数関
    係をタービン絞り蒸気温度の設定点からの変動の
    時間についての積分に従つて変更する装置とを結
    合して成る発電装置用制御方式。 2 タービンの高圧部に蒸気を供給しかつタービ
    ンの低圧部に再熱蒸気を供給するボイラAおよび
    上記ボイラAと並行に上記タービンの高圧部に蒸
    気を供給しかつ上記タービンの低圧部に再熱蒸気
    を供給するボイラBを有し、ボイラAの要求信号
    を発生する装置と、ボイラBの要求信号を発生す
    る装置と、ボイラAの要求信号に応動してボイラ
    Aを通る再熱蒸気の流量をボイラAの要求信号の
    変化に対して関数関係に変える装置と、ボイラB
    の要求信号に応動してボイラBを通る再熱蒸気の
    流量をボイラBの要求信号の変化に対して関数関
    係に変える装置とを結合して成る発電装置用制御
    方式。
JP58122490A 1973-06-07 1983-07-07 二ボイラ・一タ−ビン型発電装置用制御方式 Granted JPS5941605A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US367775 1973-06-07
US00367775A US3837167A (en) 1973-06-07 1973-06-07 Control system for a two boiler, single turbine generator power producing unit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941605A JPS5941605A (ja) 1984-03-07
JPH0143201B2 true JPH0143201B2 (ja) 1989-09-19

Family

ID=23448545

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49064155A Expired JPS618328B2 (ja) 1973-06-07 1974-06-07
JP58122490A Granted JPS5941605A (ja) 1973-06-07 1983-07-07 二ボイラ・一タ−ビン型発電装置用制御方式

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49064155A Expired JPS618328B2 (ja) 1973-06-07 1974-06-07

Country Status (2)

Country Link
US (1) US3837167A (ja)
JP (2) JPS618328B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3930367A (en) * 1974-10-23 1976-01-06 General Electric Company Fluid flow control system
JPS54105342A (en) * 1978-02-07 1979-08-18 Mitsubishi Electric Corp Glow-discharge heating device
FR2426933A1 (fr) * 1978-05-25 1979-12-21 Framatome Sa Procede de regulation du niveau d'eau dans les chaudieres ou generateurs de vapeur
US4583497A (en) * 1984-03-14 1986-04-22 Phillips Petroleum Company Boiler control
US4559785A (en) * 1985-01-09 1985-12-24 Phillips Petroleum Company Boiler control
JPS61191801A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 株式会社日立製作所 発電プラントの制御システム
JPH0713526B2 (ja) * 1985-03-15 1995-02-15 株式会社日立製作所 火力発電プラント自動制御装置
US4805114A (en) * 1987-04-20 1989-02-14 Westinghouse Electric Corp. Economical dispatching arrangement for a boiler system having a cogenerative capability
EP2255076B1 (de) * 2008-02-26 2015-10-07 Alstom Technology Ltd Verfahren zur regelung eines dampferzeugers und regelschaltung für einen dampferzeuger
US8161724B2 (en) * 2010-03-31 2012-04-24 Eif Nte Hybrid Intellectual Property Holding Company, Llc Hybrid biomass process with reheat cycle
US9447963B2 (en) 2010-08-16 2016-09-20 Emerson Process Management Power & Water Solutions, Inc. Dynamic tuning of dynamic matrix control of steam temperature
US9335042B2 (en) 2010-08-16 2016-05-10 Emerson Process Management Power & Water Solutions, Inc. Steam temperature control using dynamic matrix control
US9217565B2 (en) * 2010-08-16 2015-12-22 Emerson Process Management Power & Water Solutions, Inc. Dynamic matrix control of steam temperature with prevention of saturated steam entry into superheater
CN102042582B (zh) * 2010-11-29 2012-07-18 东北电力科学研究院有限公司 两炉一机中间再热机组再热器汽温及流量控制系统及方法
CN102200272B (zh) * 2011-04-29 2012-08-22 山西省电力公司电力科学研究院 一种大型锅炉主蒸汽温度的控制系统
US9163828B2 (en) 2011-10-31 2015-10-20 Emerson Process Management Power & Water Solutions, Inc. Model-based load demand control
CN105114141B (zh) * 2015-09-18 2017-01-04 广东电网有限责任公司电力科学研究院 单元机组协调控制方法和系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE620761A (ja) * 1961-07-27
US3358450A (en) * 1965-12-21 1967-12-19 Combustion Eng Method and apparatus for steam turbine startup

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5031318A (ja) 1975-03-27
JPS618328B2 (ja) 1986-03-13
JPS5941605A (ja) 1984-03-07
US3837167A (en) 1974-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0143201B2 (ja)
US3789804A (en) Steam power plant with a flame-heated steam generator and a group of gas turbines
JPH02104906A (ja) 排熱回収ボイラシステムとその運転方法
US5038568A (en) System for reheat steam temperature control in circulating fluidized bed boilers
US3894396A (en) Control system for a power producing unit
US3411300A (en) Method and apparatus for sliding pressure operation of a vapor generator at subcritical and supercritical pressure
US3882680A (en) By-pass system
US3937024A (en) Control system for a two boiler, single turbine generator power producing unit
US2225310A (en) Gas turbine system
CA2045571C (en) System and method for reheat steam temperature control in circulating fluidized bed boilers
JPS6224608B2 (ja)
US6460490B1 (en) Flow control system for a forced recirculation boiler
US5367870A (en) Gas and steam turbine system
US4870823A (en) Low load operation of steam turbines
US4920751A (en) System and method for reheat steam temperature control in circulating fluidized bed boilers
US3055181A (en) Method of operating a power plant system
FI58681C (fi) Med eldstad foersedd eller med gas uppvaermbar aonggenerator
US3155077A (en) Power plant organization and method of operation
US3186175A (en) Heat absorption balancing system for a steam generator having a primary steam circuit and a reheating steam circuit
CA1067150A (en) Output regulator for a thermal power-producing plant
US3135245A (en) Vapor generator
US3183897A (en) Superheat control
JP2587419B2 (ja) 超臨界圧貫流ボイラ
US3999390A (en) HTGR power plant turbine-generator load control system
US2116587A (en) Regulating means for steam generating plants