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JPH0141609B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0141609B2
JPH0141609B2 JP55183671A JP18367180A JPH0141609B2 JP H0141609 B2 JPH0141609 B2 JP H0141609B2 JP 55183671 A JP55183671 A JP 55183671A JP 18367180 A JP18367180 A JP 18367180A JP H0141609 B2 JPH0141609 B2 JP H0141609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tylosin
apramycin
combination
physiologically acceptable
antibiotic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55183671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5699417A (en
Inventor
Enu Haru Robaato
Esu Gorudeii Robaato
Ii Ose Aaru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPS5699417A publication Critical patent/JPS5699417A/ja
Publication of JPH0141609B2 publication Critical patent/JPH0141609B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/195Antibiotics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、マクロライド抗生物質とアミノグリ
コシド抗生物質とからなる新規抗生物質合剤(抗
菌組成物)に関する。この合剤は、殊に豚の大腸
菌症(colibacillosis)の治療に有効であり、ま
たこの種の動物の成長促進剤として、さらに飼料
摂取の改善に有用であることが見出されている。
また、この合剤は、哺乳動物の組織培養において
マイコプラズマの生育を抑制する。 この合剤を形成するマクロライド抗生物質およ
びアミノグリコシド抗生物質は、すべて既知であ
る。タイロシン(tylosin)は米国特許3178341お
よびメルク・インデツクス(9版)No.9486に記載
されており、動物用抗生物質として市販されてい
る。スピロマイシン(spiromycin)は米国特許
2943023およびメルク・インデツクス(9版)No.
8525に記載されている。ロイコマイシン
(leucomycin)はメルク・インデツクス(9版)
No.5307に記載されている。マグナマイシン
(magnamycin)は米国特許2960438およびメル
ク・インデツクス(9版)No.1812に記載されてい
る。オレアンドマイシン(oleandomycin)は米
国特許2757123および同2842481ならびにメルク・
インデツクス(9版)No.6671に記載されている。 アミノグリコシド抗生物質であるトブラマイシ
ン(tobramycin)およびアプラマイシン
(apramycin)は、それぞれネブラマイシン
(nebramycin)因子6および2という別名称でも
知られている。トブラマイシン、アプラマイシン
およびネブラマイシン因子5は、Streptomyces
tennibrariusによつて生産されるネブラマイシン
複合体の構成々分であり、米国特許3691279に記
載されている。トブラマイシンは、ヒトに対する
医薬として臨床上実用に供されている。ネオマイ
シン(neomycin)は米国特許2799620に記載され
ており、ゲンタマイシン(gentamycin)は米国
特許3091572およびメルク・インデツクス(9版)
No.4233に記載されている。 本発明によつて提供される抗生物質合剤は、(a)
タイロシン、ロイコマイシン、マグナマイシン、
スピロマイシンおよびオレアンドマイシンならび
に生理的に許容されるそれらの塩から選らばれた
マクロライド抗生物質と、(b)トブラマイシン、ア
プラマイシン、ネブラマイシン因子5、ゲンタマ
イシンおよびネオマイシンならびに生理的に許容
されるそれらの塩から選らばれたアミノグリコシ
ドとを含有する。 本発明はまた、上記の抗生物質合剤を豚に投与
することによつて、その成長または飼料摂取を促
進する方法を提供する。 本発明はまた、上記の抗生物質合剤で哺乳類の
培養組織を処理することによつて、組織中でのマ
イコプラズマの生育を抑制する方法を提供する。 本発明はまた、上記の抗生物質合剤を豚に投与
することからなる豚の大腸菌症の治療方法を提供
する。 本発明の抗生物質合剤は、マイコプラズマの抑
制に有用であり、殊に個々の抗生物質に耐性を有
するマイコプラズマの場合に有用である。本合剤
の相乗効果(synergism)は、マイコプラズマに
よる汚染が頻繁に起る哺乳動物の組織培養で証明
された。種々の細胞系列の組織培養(たとえば、
動物ウイルスの増殖を行う場合)におけるマイコ
プラズマ汚染は、場合によつては数週間も培養を
行つた後に、組織培養物を駄目にしてしまうこと
がある。本発明合剤の相乗活性は、哺乳動物の組
織培養における耐性マイコプラズマに対して、最
もよく示される。ここで“耐性マイコプラズマ”
という用語は、本発明合剤に含まれるマクロライ
ド抗生物質およびアミノグリコシド抗生物質の相
方に対して、それらの抗生物質が種々の微生物に
対して一般に示すMIC(最小発育阻止濃度)より
高い濃度において耐性であるマイコプラズマを意
味する。多くのマイコプラズマが本発明合剤に含
まれる抗生物質に耐性である。哺乳動物の組織培
養における汚染源となる耐性マイコプラズマで主
要なのはマイコプラズマ・ヒヨリニス(M.
hyorhinis)に属する株である。マイコプラズ
マ・ガリセプテイクム(M.gallisepticum)の耐
性株もまた頻度の多い汚染菌である。本発明の相
乗的合剤は、個々の抗生物質が単独では高濃度で
無効である耐性マイコプラズマの生育を低濃度で
阻止する。次に示す表1は、個々のマクロライド
抗生物質およびアミノグリコシド抗生物質ならび
にそれらの合剤の最小発育阻止濃度(MIC;
mcg/ml)を示す。MIC値は、各マイコプラズマ
で汚染された哺乳動物の培養組織を用い、下記の
実験方法によつて得た。 猿腎細胞LLC―MK2を培地199(Morgan et
al,Proc.Soc.Exp.Bio.Med.,73,1(1950))に
懸濁し、これに各マイコプラズマを接種細胞数濃
度が1.5×107個/mlとなるように接種する。各試
験についてコントロール培地とマイコプラズマ陽
性培地とを用い、37℃で3―5日間培養し、次い
ですべての培養物の培地を、重炭酸ナトリウム
1.68g/を含む培地199中に1%の馬血清を加
えたものに変える。マイコプラズマを接種した組
織培養物(マイコプラズマ陽性コントロール培養
物を除く)を表1に示すように各抗生物質単独お
よび合剤で処理した。抗生物質の合剤を試験する
場合、特量の抗生物質を用いた。 抗生物質の溶液は、重炭酸ナトリウム1.68g/
を含む培地199を用いて調製した。この溶液を
ミリポア紙(porosity:0.2μ)を通して滅菌
過し、使用時まで4℃で貯蔵した。抗生物質溶液
を倍数稀釈し、各溶液を別々の培養物に加えて最
小発育阻止濃度を決定した。各培養物の培地は週
に2回交換し、その都度新たに抗生物質溶液を同
一濃度となるように加えた。2週間後、培地交換
を抗生物質抜きでさらに2週間行つた。最終の2
週間、培地交換の度に培養物のサンプルを予め取
り、マイコプラズマの存在を検定するために培養
した。
【表】
【表】 イシン
【表】 表1に示されているように、試験に供したマイ
コプラズマは、個々の抗生物質の場合、高濃度に
おいてのみ抑制された。しかしながら、本発明の
マクロライド―アミノグリコシド合剤を用いた場
合は、遥かに低濃度でこれらのマイコプラズマを
抑制した。各合剤では、個々の抗生物質は等量ず
つ使用した。 本発明の合剤は、哺乳動物組織に対して無毒性
であり、細胞系(cell lines)をマイコプラズマ
汚染なしに保存するために使用され得る。本合剤
はまた、通常培養組織の細菌汚染を防止するため
に使用される他の抗生物質(ただし、マイコプラ
ズマの抑制には効果がない)と組合せて使用する
こともできる。たとえば、この相乗的合剤は、組
織培養で一般に用いられるペニシリン(たとえ
ば、ペニシリンG)やストレプトマイシンと共に
使用され得る。 本発明の好ましい合剤はタイロシン―トブラマ
イシンである。この組合せは、タイロシンおよび
トブラマイシンが単独では高濃度においてのみ作
用するマイコプラズマに対して、一貫して低い最
小発育阻止濃度を示した。次に掲げる表2は、猿
腎細胞LLC―MK2を用いる組織培養おいてM.
hyorhinisの生育を阻止する種々のタイロシン―
トブラマイシン合剤を用いて得た結果を示す。こ
の試験は次のようにして実施した。 LLC―MK2細胞に対し、タイロシン―トブラ
マイシン合剤を添加する5日前にM.hyorhinisを
接種し、両抗生物質を種々の混合比で、かつ濃度
を変えて使用した。培地の交換は、3―5日毎に
行い、その都度抗生物質を加えた。培地交換の度
に培養培地のサンプルを取り、マイコプラズマの
検定を行つた。表2の数値は、M.hyorhinisの生
育を阻止した合剤における抗生物質の混合割合を
示している。
【表】 表2に示したすべてのタイロシン―トブラマイ
シン合剤は、3.5週間にわたつて実施した5―8
回のサンプリングにおいてマイコプラズマの生育
を阻止した。単独使用の場合は、タイロシン、ト
ブラマイシン共に表1に示したように遥かに高い
MIC値を示す。 表2の数値は、低濃度で本発明の抗生物質合剤
が相乗的に有効であることを示している。1重量
部以上のトブラマイシンに対して3重量部以上の
タイロシンを含む合剤が好ましい相乗的組成物で
ある。 本発明の、他の好ましい合剤はトブラマイシン
とアプラマイシンの組合せである。表1に示され
ているように、タイロシン12mcg/mlとアプラマ
イシン12mcg/mlを含む溶液はマイコプラズマを
阻止するが、アプラマイシン単独のMICは
600mcg/mlであり、タイロシンのそれは
200mcg/mlである。 他の好ましい合剤は、タイロシンとゲンタマイ
シンの組合せである。 本発明のマクロライド抗生物質とアミノグリコ
シド抗生物質との合剤で相乗作用が証明されるの
に、マクロライド―マクロライド抗生物質合剤の
多くは組織培養において多少のマイコプラズマ抑
制活性の増加が見られることがあつても殆んど相
乗効果は示さない。 相乗効果のある合剤を組成するマクロライドお
よびアミノグリコシド抗生物質は、遊離塩基であ
つてもよいし、適当な酸付加塩であつてもよい。
これらの抗生物質は鉱酸およびカルボン酸と塩を
形成する。この種の塩の例としては、タイロシン
塩酸塩、タイロシン酒石酸塩、タイロシンリン酸
塩、スピロマイシンアジピン酸塩、スピロマイシ
ン塩酸塩、オレアンドマイシン塩酸塩、ロイコマ
イシン臭化水素酸塩、マグナマイシン酒石酸塩、
トブラマイシン硫酸塩、アプラマイシン塩酸塩ネ
オマイシン硫酸塩、ネオマイシン塩酸塩、ゲンタ
マイシン塩酸塩、ゲンタマイシン硫酸塩がある。 本発明の抗生物質製剤は遊離塩基または塩の形
で抗生物質の乾燥粉末を混合することによつて製
造される。あるいは、適当な濃度の抗生物質の溶
液を混合し、二つの抗生物質を所望の濃度で含む
溶液を得てもよい。それぞれの抗生物質は水性媒
質に充分可溶であり、水性組織培養用培地を用い
る溶液製剤は、哺乳動物の組織培養におけるマイ
コプラズマ汚染を制御するのに好適である。 本発明の相乗性抗生物質合剤は、広範な哺乳動
物組織におけるマイコプラズマの生育を阻止し、
従つてこれら組織の汚染および損失を防止するた
めに用いられる。たとえば、米国特許3904480
(Hull et al)に記載されている方法によるプラ
スミノゲン活性化剤の製造における哺乳動物の組
織培養にも本発明の合剤を使用することができ
る。 本発明の抗生物質合剤は、マクロライド抗生物
質とアミノグリコシド抗生物質との重量比が15:
1乃至1:15をもつて構成される。マクロライド
とアミノグリコシドの好ましい重量比は3:1乃
至1:3である。 本発明抗生物質合剤の好ましい一形態であるタ
イロシンとアプラマイシンの合剤は、離乳後の豚
の発育を増進するためにも用いられ得る。タイロ
シン―アプラマイシン合剤は、離乳後の豚におい
て、それぞれの抗生物質を単独で用いた場合より
も、より高い飼料摂取とより高い体重増加をもた
らす。離乳後の豚における飼料摂取および体重増
加に対するタイロシン―アプラマイシン合剤の効
果は、下記の方法による動物実験で証明した。 実験は、畜舎(pen)当り6頭の豚を収容した
複数の畜舎を用いて28日間実施した。使用した豚
は、雌雄混成で、平均初期体重12.89Kg、平均令
6週であつた。動物には、飼料を与える前後に水
を与え、1日2回、下記組成の飼料を与えた。 成 分 百分比 小麦 21 大麦 23.5 トウモロコシ 20 魚肉 2.5 イースト 1 小麦フスマ 10 アルフアルフア 2.5 大豆粉 14 カラスムギ皮(oat hulls) 1.8 リン酸カルシウム 1 炭酸カルシウム 1.1 塩化ナトリウム 0.1 プレミツクスSV12 1 プレミツクスSO4 0.5 実験では、タイロシン―アプラマイシン合剤を
タイロシンおよびアプラマイシンの れぞれ単
独使用と比較した。 各抗生物質およびそれらの合剤は、動物飼料に
加えて投与した。各抗生物質の混合比は、単独の
場合は100ppm、合剤の場合はそれぞれ100ppmと
した。 2回の同様の実験の総合結果は、下記の表3に
示されている。
【表】
【表】 表3における統計記号の意義は次のとおりであ
る。
=平均値;± s=標準偏差;v=変動係数; (Rel)=ネガテイブコントロールを100とする比
較値。 表3から明らかなように、タイロシン―アプラ
マイシン合剤で処置した豚は、28日間の実験にお
いて、タイロシン単独またはアプラマイシン単独
で処置した豚より高い体重増加と良好な飼料効率
を示した。 次に、タイロシン―アプラマイシン合剤の効力
は、離乳豚のコントロール試験によつて明らかに
された。その結果は、本抗生物質合剤で処置した
豚は、アプラマイシン単独またはタイロシン単独
で処理した豚に比して、大腸菌下痢の頻度が極め
て著るしく低減されたことを示している。さらに
該合剤を与えた豚は、いずれか一方の抗生物質を
与えた豚に比して、より高い1日当りの体重増加
を示し、かつより改善された飼料効率を示した。 次の表4は、離乳豚を用いて21日間で得られた
結果を示している。タイロシンおよびアプラマイ
シンは、それぞれ110ppmの割合で飼料に混入し
て投与した。同様にして抗生物質合剤は、
110ppmの割合で両抗生物質を飼料に含ませて投
与した。結果は、試験で得られた数値を統計的に
評価し、未処置のコントロール群を越えた増加分
を百分率で示す。
【表】 表4に示されているように、タイロシンは、単
独使用の場合でも、飼料効率の改善、体重増加お
よび下痢回数の低減に有効であつた。アプラマイ
シンは、単独使用において、それぞれの検定項目
について既知の効果を示した。意外にも、両抗生
物質を組合せて使用すると、アプラマイシン単独
使用の場合よりも、各項目につき著大な改善を示
した。前述のとおり、タイロシンが離乳後の豚に
おける大腸菌症に有効であることはこれまで知ら
れていなかつたので、アプラマイシン単独の場合
より優れたタイロシン―アプラマイシン合剤の効
果は予期しないものであつた。 本発明の方法は、タイロシンおよびアプラマイ
シンの治療的に有効な量を離乳豚に投与すること
からなる。投与し得る両抗生物質の合計量および
その配合比は変り得る。動物飼料における抗生物
質の有効混合比は、疾病の重篤度、動物令および
体重等の諸因子によつて変る。両抗生物質を合せ
た飼料中の混合比は50ppm乃至1000ppmであり、
タイロシンとアプラマイシンとの重量比は、5:
1乃至1:5である。一般的に有用な両抗生物質
を合せた飼料への混合比は、100ppm乃至300ppm
である。好ましい混合比は約200ppmであり、両
抗生物質の重量比は1:1である。 タイロシンおよびアプラマイシンは塩基性物質
であり、鉱酸、カルボン酸およびスルホン酸と塩
を形成する。たとえば、塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、酒石酸塩、クエン酸塩、ラウリルスルホン酸
塩、ヘキサン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩等であ
る。本発明の方法において、抗生物質は遊離塩基
の形ばかりでなく、塩の形でも使用され得る。タ
イロシンの好ましい塩は、酒石酸塩およびリン酸
塩である。好ましいアプラマイシンの塩は、硫酸
塩および塩酸塩である。 タイロシンおよびアプラマイシンは、両者をプ
レミツクスに含めて製品化してもよいし、また後
で飼料に添加するためのプレミツクスとしてもよ
い。また、この二つの抗生物質を直接最終飼料に
混合してもよい。 塩基形の抗生物質は、その塩類と同様に、水に
可成り溶ける。これら抗生物質は、好ましくは塩
の形で動物の飲料水に加えて、治療上有効な濃度
の溶液としてもよい。飼料の場合と同様に、飲料
水中の抗生物質の濃度も変り得る。両抗生物質の
濃度が10mcg/ml乃至500mcg/mlで、抗生物質
相互の重量比が5:1乃至1:5であれば、動物
に対して所期の効果をもたらすのに一般に充分で
ある。飲料水中の好ましい抗生物質濃度は
50mcg/ml乃至300mcg/mlである。 タイロシンおよびアプラマイシンからなる抗生
物質合剤は、動物飼料または飲料水に混ぜて投与
するのが最も実際的であるが、豚に対して注射投
与しても有効である。注射投与用には、両抗生物
質を適当な製薬上許容される稀釈剤(たとえば、
水、生理食塩水、デキストローズ)と共に製剤す
ることができる。タイロシン―アプラマイシン合
剤の注射投与は、離乳豚が疾病による衰弱のため
充分な量の薬物添加食物を摂取し得ない場合の治
療に用いられる。この種の場合には、抗生物質合
剤を豚に対して毎日注射投与する。また、これら
の抗生物質を適当な経口投与量剤型(たとえば、
錠剤、カプセル剤、懸濁剤)に製剤して、薬剤添
加飼料の充分量を喫食し得ない豚に投与すること
もできる。 タイロシン―アプラマイシン合剤の大腸菌症に
対する治療予防効果は、離乳豚を用いる21日間の
試験結果によつて示される。豚を体重により、8
頭ずつの処置およびコントロール群に分けた。各
処置は、無作為に3群に割当て、動物は通常の飼
料を任意に摂取させる一方、処置群には各抗生物
質110ppmを含む飼料を与えた。体重増加、飼料
効率および下痢の頻度を、処置に対する応答とし
て観察した。21日後に得られた結果は、表5に示
されている。
【表】 別添の図表は、上記の試験で得られた平均下痢
評点を時間(日)に対してプロツトしたグラフで
ある。プロツトは、コントロール群および各処置
群の平均評点で行つた。タイロシン―アプラマイ
シン合剤処置群の平均評点プロツトが示している
ように、下痢頻度はアプラマイシン単独処置群で
の頻度より著しく低かつた。このグラフはまた、
タイロシン単独でも下痢頻度の低減にある程度有
効であることを示している。 本発明の方法を実施するには、豚を離乳期から
離乳後3―4週間本抗生物質合剤で処置する。病
状が重篤であるときは、必要に応じてさらに長期
治療することもできる。 前記表4に表示した数値は、処置群とコントロ
ール群との間の下痢頻度の相違を、コントロール
群に対する百分率で示している。 本発明のタイロシン―アプラマイシン合剤は、
パステユレラ・ヘモリテイカの株(Pasteurella
hemolytica strains)に対して相乗的活性を有す
る。この微生物は牛の肺炎を起し、重篤な感染は
死に至らしめる。タイロシン―アプラマイシン合
剤の相乗効果は、P.hemolytica41D株に対するin
vitro試験で証明された。タイロシン単独の最小
発育阻止濃度は50mcg/mlであり、アプラマイシ
ン単独のそれは25mcg/mlであつた。二つの抗生
物質の合剤の相乗的活性は、所謂“チエツカーボ
ード”滴定法によつて証明された。この方法で
は、二つの抗生物質と順次稀釈し、各稀釈度ごと
に、さらに各稀釈度のすべての組合せについて検
定を行つて、被験の生育を阻止する濃度を、各抗
生物質単独および両者の組合せについて求める。
両抗生物質の相互作用は、代数学的または幾何学
的に決定され得る。代数学的手法では、生育を阻
止する組合せにおける各抗生物質の濃度を、その
抗生物質を単独で使用して同一の効果を得るとき
の濃度との比で求める。この比の合計が1であれ
ばこの組合せは相加的であり、その合計が1より
小さければこの組合せは相乗的であり、そしてそ
の合計が1より大きければその組合せは拮抗的で
あることになる。 タイロシン、アプラマイシンおよび両者の組合
せのP.hemolyticaに対するin vitro試験で得た数
値を用いた計算結果を以下に示す。 タイロシン単独MIC=50mcg/ml アプラマイシン単独MIC=25mcg/ml タイロシン+アプラマイシン 25/50+0.8/25=<1 12.5/50+6.25/25=<1 6.25/50+12.5/25=<1 下記の抗生物質合剤が好ましい組合せである。 タイロシン―トブラマイシン タイロシン―アプラマイシン タイロシン―ゲンタマイシン ロイコマイシン―トブラマイシン スピロマイシン―トブラマイシン マグナマイシン―トブラマイシン 特に好ましい組合せは、タイロシン―トブラマ
イシン、タイロシン―アプラマイシンおよびタイ
ロシン―ゲンタマイシンである。 本発明の抗生物質合剤は、上述のとおり、種々
の動物疾病の治療上、動物用薬品として価値ある
ものである。また、この合剤は、組織培養法によ
つてウイルスを増殖させるに際して、マイコプラ
ズマ汚染を制御するためにも価値あるものであ
る。 以下の実施例は、本発明をさらに具体的に説明
するものである。 実施例 1 組織培養用フラスコ中で、1%馬血清を含む培
地199にLLC―MK2(猿腎細胞系)細胞を懸濁さ
せたもの各4mlに、3日令のMycoplasma
hyorhinis(イートン培地、5×108個/ml)を接
種した。細胞懸濁液の容積に対して約2―3%の
マイコプラズマ培養物を用いた。接種後、細胞懸
濁液は、37℃で3―5日間培養した。コントロー
ル培地も同様にして調製した。培養後、コントロ
ール培養物およびマイコプラズマ含有培養物の培
地を、1%馬血清と1.68gの重炭酸ナトリウムを
含む新鮮な培地199で置換した。次に、この培養
物を、1当り1..68gの重炭酸ナトリウムを含
む培地199にタイロシン、トブラマイシンおよび
タイロシン―アプラマイシン合剤を溶かした溶液
で処理した。各抗生物質および合剤の溶液は、濃
度1000mcg/mlで調製した。合剤の溶液は各抗生
物質の濃度が1000mcg/mlとなるようにした。2
倍稀釈法により、0.39mcg/mlまでの種々の濃度
の溶液を調製した。各抗生物質溶液を、組織培養
液を含む別々のフラスコに加えた。 組織培養培地は、フラスコごとに週に2回交換
し、培地交換の都度、2週間にわたつて、同一濃
度の新しい抗生物質溶液を添加した。2週間後、
新鮮培地の交換はさらに2週間、抗生物質の添加
を行わずに続けた。培地交換の都度、その前に培
養物のサンプルを採り、培養してマイコプラズマ
の存否を確めた。各抗生物質タイロシンおよびト
ブラマイシンならびにその合剤の最小発育阻止濃
度は、サンプルについてマイコプラズマの培養に
成功しなかつた組織培養における抗生物質の最低
濃度とした。最小発育阻止濃度は、タイロシン単
独では100mcg/ml、そしてトブラマイシン単独
では100mcg/mlであつたのに対して、合剤では
3mcg/mlであつた。 実施例 2 タイロシン、アプラマイシンおよびタイロシン
―アプラマイシン合剤について、実施例1に記載
した方法と手順でM.hyorhinisHHによる組織培
養汚染試験を行つたところ、タイロシン単独では
MIC200mcg/ml、アプラマイシン単独では
MIC600mcg/ml、タイロシン―アプラマイシン
合剤ではMIC12mcg/mlであつた。 実施例 3 実施例1の方法において、M.hyorhinisを使用
し、トブラマイシンに代えてゲンタマイシンを、
タイロシン―トブラマイシン合剤に代えてタイロ
シン―ゲンタマイシン合剤を用いたところ、タイ
ロシン単独のMICは400mcg/mlであつた。そし
て、タイロシン―ゲンタマイシン合剤では、
MIC0.78mcg/mlを示した。 実施例 4 実施例1で用いたタイロシン―トブラマイシン
合剤に代えて、ロイコマイシン―トブラマイシン
合剤を使用した。ロイコマイシン単独では
MIC400mcg/ml、そしてトブラマイシン単独で
はMIC200mcg/mlであつたが、合剤では
MIC0.78mcg/mlであつた。 実施例 5 平均体重6.0Kgの離乳豚96頭を、体重により任
意に、1畜舎当り8頭ずつ12畜舎に分けた。これ
に、次の4種の処置を行つた。1)薬物を投与し
ないコントロール;2)アプラマイシン110ppm
を飼料に混入して摂取;3)タイロシンリン酸塩
110ppmを飼料に混入して摂取;4)アプラマイ
シン硫酸およびタイロシンリン酸塩の両者
110ppmを飼料に混入して摂取。各処理は、3畜
舎でレプリケートした。 豚は、20%蛋白質のトウモロコシ―大豆飼料に
若干の押しカラスムギ(rolled oats)を加えた
ものを、21日間任意に喫食させた。糧食のバラン
ス上必要なビタミン類およびミネラル類を加え
た。すべての豚の飼料は、適当な抗生物質または
抗生物質合剤を薬物添加区で加えた点だけで異つ
ていた。すべての飼料は喫食前に検量し、検量期
間の終点で残存飼料を検量し、廃棄した。豚の体
重は、試験開始時およびその後週ごとに検量し
た。 下痢評点は畜舎単位で行つた。評点は、同一人
が初めの13日間は1日2回のスケジユールで、14
日目は1回実施した。評点指標は、表5の註2)
に示したものと同じとした。 番外の1畜舎の豚は細菌学的調査用とした。こ
れらの豚は、各畜舎への配分後に下痢を起した時
点で、薬物添加飼料を与えることなく剖検した。 十二指腸または回腸内容物1ml当りのベーター
溶血性大腸菌(beta hemolytic E.coli)の数を、
剖検した動物で計測した。その結果、検定した2
頭の豚の十二指腸中に107および108個の大腸菌の
存在を証明した。サルモネラの培養試験の結果は
陰性であつた。 この試験結果は、体重増加、下痢頻度の低減お
よび飼料効率の改善の各項目について表4および
5に示されている。
【図面の簡単な説明】
図面は、アプラマイシン、タイロシンおよびタ
イロシン―アプラマイシン合剤の豚下痢症に対す
る効果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) タイロシン、ロイコマイシン、マグナマ
    イシン、スピロマイシンおよびオレアンドマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選ばれたマクロライド抗生物質
    と、 (b) トブラマイシン、アプラマイシン、ネブラマ
    イシン因子5、ゲンタマイシンおよびネオマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選らばれたアミノグリコシド抗
    生物質とを含有することを特徴とする抗菌組成
    物。 2 マクロライド抗生物質がタイロシンまたはそ
    の生理学的に許容される塩である特許請求の範囲
    1記載の抗菌組成物。 3 アミノグリコシド抗生物質がトブラマイシン
    またはその生理学的に許容される塩である特許請
    求の範囲1または2記載の抗菌組成物。 4 アミノグリコシド抗生物質がアプラマイシン
    またはその生理学的に許容される塩である特許請
    求の範囲1または2記載の抗菌組成物。 5 タイロシンまたはその生理学的に許容される
    塩とトブラマイシンまたはその生理学的に許容さ
    れる塩を含有する特許請求の範囲1記載の抗菌組
    成物。 6 (a) タイロシン、ロイコマイシン、マグナマ
    イシン、スピロマイシンおよびオレアンドマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選ばれたマクロライド抗生物質
    と、 (b) トブラマイシン、アプラマイシン、ネブラマ
    イシン因子5、ゲンタマイシンおよびネオマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選らばれたアミノグリコシド抗
    生物質とを含有することを特徴とする抗菌組成
    物を豚に投与して豚の成長を促進しまたは飼料
    摂取を改善する方法。 7 (a) タイロシン、ロイコマイシン、マグナマ
    イシン、スピロマイシンおよびオレアンドマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選ばれたマクロライド抗生物質
    と、 (b) トブラマイシン、アプラマイシン、ネブラマ
    イシン因子5、ゲンタマイシンおよびネオマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選らばれたアミノグリコシド抗
    生物質とを含有することを特徴とする抗菌組成
    物を哺乳動物の組織培養培地に添加してマイコ
    プラズマの生育を抑制する方法。 8 (a) タイロシン、ロイコマイシン、マグナマ
    イシン、スピロマイシンおよびオレアンドマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選ばれたマクロライド抗生物質
    と、 (b) トブラマイシン、アプラマイシン、ネブラマ
    イシン因子5、ゲンタマイシンおよびネオマイ
    シンならびに生理学的に許容されるそれらの塩
    からなる群から選らばれたアミノグリコシド抗
    生物質とを含有することを特徴とする抗菌組成
    物を豚に投与して豚の大腸菌症を治療する方
    法。 9 抗菌組成物がタイロシンまたはその生理学的
    に許容される塩とアプラマイシンまたはその生理
    学的に許容される塩を含有するものである特許請
    求の範囲8記載の方法。 10 抗菌組成物がタイロシンリン酸塩とアプラ
    マイシン硫酸塩を含有するものである特許請求の
    範囲8記載の方法。
JP18367180A 1979-12-26 1980-12-23 Antibiotic blend Granted JPS5699417A (en)

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