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JPH0139310B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0139310B2
JPH0139310B2 JP56027040A JP2704081A JPH0139310B2 JP H0139310 B2 JPH0139310 B2 JP H0139310B2 JP 56027040 A JP56027040 A JP 56027040A JP 2704081 A JP2704081 A JP 2704081A JP H0139310 B2 JPH0139310 B2 JP H0139310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
varnish
electromagnetic part
stator
inner ring
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56027040A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57142161A (en
Inventor
Koichi Sakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2704081A priority Critical patent/JPS57142161A/ja
Publication of JPS57142161A publication Critical patent/JPS57142161A/ja
Publication of JPH0139310B2 publication Critical patent/JPH0139310B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/12Impregnating, moulding insulation, heating or drying of windings, stators, rotors or machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転電機の固定子の製造方法の改良に
係り、特に一体注入式絶縁ワニス処理を施す中小
容量の横軸回転電機に適した固定子の製造方法に
関するものである。
従来一般に採用されている固定子の製造方法
は、先ず固定子枠に薄鉄板を積層した固定子鉄心
を組込み、この鉄心をその積層方向に端板によつ
て強固に締めつけて電磁回路を形成せしめ、その
後に、絶縁された固定子巻線を鉄心内周面に予め
設けられている溝に組み込む方法が採用されてき
た。しかし近年になり、回転電機は軽量化、小形
化の要求が強くこれらの要求に応じるために数々
の技術的改良が加えられてきた。なかでも絶縁技
術の進歩は目ざましいものがある。電気的、熱的
に優れたエポキシ系の絶縁ワニスはその代表的な
ものであつて、これに関しては種々の開発が行な
われ、今や一般的に用いられるに至つた。しか
し、エポキシ系ワニスの欠点は、巻線に絶縁に用
いた場合巻線としての完成品が非常に硬く可撓性
がない点にのみあつて、このために固定子鉄心溝
内に巻線を組み込むことが、しばしば困難であつ
た。この欠点を補うために最新の技術として、導
体外面にマイカを主体とした絶縁テープを施しワ
ニスを注入する前の可撓性がある状態の巻線を固
定子鉄心溝内に組み込み、然る後に絶縁ワニス槽
に鉄心と共に、すなわち電磁部分を浸漬してワニ
スを注入するいわゆる一体注入の技術が開発され
多用されるようになつた。
第1図及び第2図はその一体注入式の固定子の
代表的なものである。図において、1は薄鉄板の
積層構造よりなる環状の固定子鉄心、2は鉄心を
締めつける角形の鉄心端板、3は締付ボルト、4
はマイカテープ等を捲回したワニス注入前の巻
線、5はワニス注入後にボルト締めなどにより取
りつけられる通風外被、6も同様にワニス注入後
に取りつけられる固定子枠外被である。7は図示
していない基礎板に固定するための取付足であ
る。前記鉄心1と端板2および巻線4にて電磁部
分が形成される。
ところで、前述のエポキシワニスは高温硬化性
を有し、常温では硬化しにくく流動性を有するた
めワニスの注入作業はワニスが充分含浸するため
に真空にした絶縁ワニス槽内で常温で行い、その
後高温槽に入れてワニスを硬化させる。高温槽内
に入れワニスを硬化させる際には、ワニスが均等
に付着するよう電磁部分をゆつくりと回転させる
必要があり、この作業は均質な巻線性能を得るた
めには重要な工程である。電磁部分は一般に第2
図に示すように外形が角形であり回転させるには
不都合な形状であるため、一般的には第3図に示
すように、回転用の雇を用いている。
すなわち図中8が回転雇であつて鉄心端板の外
形より大きな円形外周面を持つように構成され
る。9は回転雇と鉄心端板2を締めつけるための
ボルトであり、10は図示されていない動力によ
つて駆動され矢印aで示すように回転するローラ
ーである。このローラー10によつて電磁部分は
矢印bの如く回転させられる。
さて、常温に於けるワニス注入と高温下に於け
るワニス硬化の作業の初替えのステツプは、可能
なかぎり短時間に行われなければ、ワニスの流動
性のために切角真空注入したワニスが流出してし
まう。このためワニス注入後に回転雇を取りつけ
る時間的余裕はなく、一般的には回転雇を取りつ
けた状態でワニス注入槽に入れられる。
従来の製造方法によれば、ワニス注入の際回転
雇を取り付けワニス硬化後、これをはずすという
作業が必要であるという問題があり、またこれが
電磁部分よりもかなり大きなものとなり、従つて
ワニス注入槽および回転装置などの設備が大形化
し、不経済であるという問題があつた。
本発明の目的は、この回転雇を取り付けず、ワ
ニス注入作業をおこなえるような固定子の製造方
法を提供することにあり、そのために積層板を押
えつける端板に、この回転雇の機能も持たせるよ
う端板に改良を加えたことを特徴とする。
すなわち本発明は、電磁部分の端板を径方向に
内環と外環に分割するとともに、この分割部を環
状鉄心とほぼ同心円の円形に形成し、外環を取り
はずした状態で、電磁部分をワニス槽に浸漬し、
その後前記内環の円形分割部を案内として回転さ
せつつ乾燥させ、巻線に絶縁ワニス処理を施すよ
うになし、かつワニス処理後前記内環と外環を一
体化するようにして所期の目的を達成するように
したものである。
以下図示した実施例に基づいて本発明を説明す
る。第4図はその製造方法を説明するための固定
子の要部構成を示すものである。また第6図に、
本発明による端板の内環2aと外環2bの構成を
図示する。尚従来と同一部品は同一符号を附し説
明は省略する。
まず従来と相違する構成についてのべると、ワ
ニス浸漬前においては鉄心1を締めつけている端
板2は径方向に内環2aと外環2bに分割されて
いる。この場合この分割部は環状をなしている鉄
心とほぼ同心円の円形に形成される。換言すれば
内環2aの外周部及び外環2bの内周部は円状を
なしているということである。
次に固定子の製造方法について説明する。まず
鉄心1と端板の一部、すなわち内環2a、それに
締付ボルト3にて鉄心部を組立て、これに予め絶
縁被覆され絶縁ワニスが含浸されていない巻線4
を、前記鉄心の巻線溝に収納し、このようにして
形成された電磁部分を、絶縁ワニス槽に浸漬す
る。次いで電磁部分を従来同様乾燥させるわけで
あるが、この場合には前記内環2aの外周を案内
として電磁部分を回転させつつ熱を加え前記含浸
したワニスを硬化させるわけである。又次の工程
として内環2aの外周と外環2bの内周を突き合
せ一体化する。この場合両者の一体化はボルトや
リベツト結合でも差し支えないが、端板2にはや
がて通風外被5が取付けられることや特別なフラ
ンジが必要なことから溶接結合が望ましい。
このようにして一体注入の固定子が得られるわ
けである。このようにこの製造方法によれば、電
磁部の回転乾燥時に特に電磁部回転用の雇いは不
要となり、又従来のように乾燥室は大きなものを
必要なくして充分ワニスの注入ができるのであ
る。
又この製造方法であると、外環はワニス槽に浸
漬されないのでワニスが付着することがなく、固
定子の外表面の防錆塗装あるいは仕上塗装時、従
来のようにワニスをはがす必要がなく製造工程の
短縮化をはかることもできる。さらに又第5図に
示すように端板2には取付足7が着いているが、
従来の方法ではこの取付足7の取付面が乾燥後ね
じれている場合が多く、ワニス注入乾燥後再加工
する必要があつたが、本製造方法によれば、外環
2bを内環2aに結合させる際その角度θを調整
しつつ行えばこの再加工を不要とすることもでき
る。
以上説明してきたように本発明によれば、電磁
部分の端板を径方向に内環と外環に分割するとと
もに、この分割部を環状鉄心とほぼ同心円の円形
に形成し、外環を取りはずした状態で、電磁部分
を絶縁ワニス槽に浸漬し、かつ内環の外周部を案
内として回転乾燥させるようになし、かつワニス
乾燥後前記内環と外環を一体化するようにしたか
ら、従来のように電磁部を回転させるための大が
かりな雇を用いることなく充分ワニス注入が行え
るこの種固定子の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の固定子の製造方法を示
す説明図で、第1図は固定子の縦断側面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は固定子の製
造状態を示す斜視図、第4図は本発明の固定子の
製造方法を説明するための固定子の要部縦断面
図、第5図はその斜視図である。第6図は、本発
明の端板部の分解斜視図である。 1……鉄心、2……端板、2a……内環、2b
……外環、4……巻線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状の薄鉄板が積層され、かつ内周側に巻線
    溝を有する環状の鉄心と、該鉄心の軸方向端部に
    当てがわれ、該鉄心をその積層方向に締めつける
    角形の端板と、前記巻線溝に収納された巻線とか
    らなる電磁部分を備え、該電磁部分を絶縁ワニス
    槽に浸漬し、その後回転させつつ乾燥し、前記巻
    線に絶縁ワニス処理を行うようになした回転電機
    の固定子の製造方法において、前記電磁部分を、
    絶縁ワニスに浸漬し、その後回転させつつ乾燥す
    るに際し、予め電磁部分の端板を径方向に内環と
    外環に分割し、この分割部を前記環状の鉄心とほ
    ぼ同心円の円形に形成し、前記外環を取りはずし
    た状態で、電磁部分をワニス槽に浸漬し、その後
    前記内環の円形分割部外周を案内として、前記電
    磁部分を回転させつつ乾燥させ、巻線に絶縁ワニ
    ス処理を施すようになし、かつ絶縁ワニス処理
    後、前記外環と内環をその分割部で一体化したこ
    とを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。 2 前記外環と内環の一体化を溶接結合により行
    うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の回転電機の固定子の製造方法。
JP2704081A 1981-02-27 1981-02-27 Manufacture of stator for rotary electric machine Granted JPS57142161A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2704081A JPS57142161A (en) 1981-02-27 1981-02-27 Manufacture of stator for rotary electric machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2704081A JPS57142161A (en) 1981-02-27 1981-02-27 Manufacture of stator for rotary electric machine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57142161A JPS57142161A (en) 1982-09-02
JPH0139310B2 true JPH0139310B2 (ja) 1989-08-21

Family

ID=12209946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2704081A Granted JPS57142161A (en) 1981-02-27 1981-02-27 Manufacture of stator for rotary electric machine

Country Status (1)

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JP (1) JPS57142161A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145802A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Toshiba Corp Insulating treatment method for coil
JPS5617860B2 (ja) * 1975-05-20 1981-04-24

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930591Y2 (ja) * 1979-07-17 1984-08-31 富士電機株式会社 回転電機の固定子構造

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617860B2 (ja) * 1975-05-20 1981-04-24
JPS51145802A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Toshiba Corp Insulating treatment method for coil

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57142161A (en) 1982-09-02

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