JPH0139266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139266Y2 JPH0139266Y2 JP20002483U JP20002483U JPH0139266Y2 JP H0139266 Y2 JPH0139266 Y2 JP H0139266Y2 JP 20002483 U JP20002483 U JP 20002483U JP 20002483 U JP20002483 U JP 20002483U JP H0139266 Y2 JPH0139266 Y2 JP H0139266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- protrusion
- pin
- lock
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の対象
本考案は、いわゆるアーテイキユレートステア
リング方式の作業車両に関し、詳しくは、水平方
向のアーテイキユレート機構をロツクするための
ロツク装置に関する。
リング方式の作業車両に関し、詳しくは、水平方
向のアーテイキユレート機構をロツクするための
ロツク装置に関する。
従来技術
ダンプトラツクやホイールローダ等の作業車両
には、車体本体を前部車体と後部車体とに分離
し、これら前後部車体をジヨイント部で連結した
ものがある。この種作業車両のステアリング方式
は次のような構造となつている。即ち、例えば前
部車体にステアリングハンドルを設け、該ステア
リングハンドルを操作することにより、後部車体
を上記ジヨイント部を支点として前部車体に対し
て水平方向に回動させ、進行方向を変更するよう
にしたものである。このような機構をアーテイキ
ユレート機構という。
には、車体本体を前部車体と後部車体とに分離
し、これら前後部車体をジヨイント部で連結した
ものがある。この種作業車両のステアリング方式
は次のような構造となつている。即ち、例えば前
部車体にステアリングハンドルを設け、該ステア
リングハンドルを操作することにより、後部車体
を上記ジヨイント部を支点として前部車体に対し
て水平方向に回動させ、進行方向を変更するよう
にしたものである。このような機構をアーテイキ
ユレート機構という。
このアーテイキユレート機構を採用することに
より、通常のステアリング操作によつて車輪のみ
の向きを変えて進行方向を変えるものと比較し
て、小さな旋回半径で確実に方向転換することが
できる利点がある。しかし、ジヨイント部を整備
したり、トレーラに搭載して運搬したりする際に
は、上記アーテイキユレート機構をロツクする必
要がある。この種のロツク装置としては、フロン
トフレームとリヤフレームをセーフテイバー等で
直接連結するものが一般的である。
より、通常のステアリング操作によつて車輪のみ
の向きを変えて進行方向を変えるものと比較し
て、小さな旋回半径で確実に方向転換することが
できる利点がある。しかし、ジヨイント部を整備
したり、トレーラに搭載して運搬したりする際に
は、上記アーテイキユレート機構をロツクする必
要がある。この種のロツク装置としては、フロン
トフレームとリヤフレームをセーフテイバー等で
直接連結するものが一般的である。
しかし、前部車体と後部車体とを前後方向を中
心として上下に揺動させるいわゆるオシレートタ
イプのものでは、アーテイキユレート機構を作動
させるための油圧シリンダ装置や上記揺動をロツ
クするためのオシレートロツク装置を前記フロン
トフレームやリヤフレームに設ける必要があり、
これらの装置と干渉することなく、それらフレー
ム間をセーフテイバー等で直結する構造が、構造
上取りにくい。
心として上下に揺動させるいわゆるオシレートタ
イプのものでは、アーテイキユレート機構を作動
させるための油圧シリンダ装置や上記揺動をロツ
クするためのオシレートロツク装置を前記フロン
トフレームやリヤフレームに設ける必要があり、
これらの装置と干渉することなく、それらフレー
ム間をセーフテイバー等で直結する構造が、構造
上取りにくい。
更に、従来のセーフテイバーを連結する方法で
は、一人が運転席に座つてステアリングハンドル
をわずかに動かしながら、他の一人がセーフテイ
バーにピンを挿し込むという方法を採らざるを得
ず手間が掛かるという欠点があつた。
は、一人が運転席に座つてステアリングハンドル
をわずかに動かしながら、他の一人がセーフテイ
バーにピンを挿し込むという方法を採らざるを得
ず手間が掛かるという欠点があつた。
考案の目的
本考案は、一人でも操作ができ、かつ、構造の
簡単な新規なアーテイキユレートロツク装置を提
供することを目的とする。
簡単な新規なアーテイキユレートロツク装置を提
供することを目的とする。
考案の構成
本考案は、前部車体と後部車体を、上下方向の
アーテイキユレートピンと車体前後方向のオシレ
ートピンを介して、相互に左右方向へ回動自在
で、かつ、上下に揺動自在として連結した作業車
両において、前記一方の車体と一体に左右方向へ
回動する突起を前記のアーテイキユレートピン周
りに突出させ、かつ、この突起の左右両側にその
突起が当接して車体の左右方向の回動範囲をある
角度以下に規制する一対のストツパを他方の車体
側に設けるとともに、この突起が両ストツパ間の
中間に位置した状態で、その突起と各ストツパと
の間の空間へ嵌合してこの突起をその位置でロツ
クするロツク部材を、その空間へ嵌脱自在として
いずれか一方の車体側へ設けるとともに、車体適
宜の位置に設けられた操作部材とこのロツク部材
とをスプリングを介して相互に連動連結したこと
を特徴としている。
アーテイキユレートピンと車体前後方向のオシレ
ートピンを介して、相互に左右方向へ回動自在
で、かつ、上下に揺動自在として連結した作業車
両において、前記一方の車体と一体に左右方向へ
回動する突起を前記のアーテイキユレートピン周
りに突出させ、かつ、この突起の左右両側にその
突起が当接して車体の左右方向の回動範囲をある
角度以下に規制する一対のストツパを他方の車体
側に設けるとともに、この突起が両ストツパ間の
中間に位置した状態で、その突起と各ストツパと
の間の空間へ嵌合してこの突起をその位置でロツ
クするロツク部材を、その空間へ嵌脱自在として
いずれか一方の車体側へ設けるとともに、車体適
宜の位置に設けられた操作部材とこのロツク部材
とをスプリングを介して相互に連動連結したこと
を特徴としている。
実施例
第1図は、アーテイキユレートステアリング機
構を備えた作業車両としてのダンプトラツク1全
体の側面図を示す。
構を備えた作業車両としてのダンプトラツク1全
体の側面図を示す。
即ち、前部車体2aと後部車体2bとは、車体
中央のジヨイント部3によつて連結されている。
しかして、前部車体2aには、ステアリングハン
ドル4、前輪5、シート6及びセーフテイガード
7等が設けられるとともに、後部車体2bには、
ベツセル8、該ベツセル8を昇降させる油圧シリ
ンダ9及び後輪10等が設けられている。11
は、前部車体2aに設けられたエンジン(図示せ
ず)からの駆動力を後輪10に伝達するためのド
ライブシヤフトである。しかして、前部車体2a
側のフロントフレーム12後端には、第2図〜第
5図にも示すように、ジヨイント部3を構成する
上下方向のアーテイキユレートピン13が設けら
れ、このアーテイキユレートピン13には、前後
方向のオシレートピン14前端の筒状の関着部1
4aが水平方向回動自在に取付けられている。そ
して、上記オシレートピン14本体には、後部車
体2b側のリヤフレーム15が上下方向揺動自在
に取付けられている。
中央のジヨイント部3によつて連結されている。
しかして、前部車体2aには、ステアリングハン
ドル4、前輪5、シート6及びセーフテイガード
7等が設けられるとともに、後部車体2bには、
ベツセル8、該ベツセル8を昇降させる油圧シリ
ンダ9及び後輪10等が設けられている。11
は、前部車体2aに設けられたエンジン(図示せ
ず)からの駆動力を後輪10に伝達するためのド
ライブシヤフトである。しかして、前部車体2a
側のフロントフレーム12後端には、第2図〜第
5図にも示すように、ジヨイント部3を構成する
上下方向のアーテイキユレートピン13が設けら
れ、このアーテイキユレートピン13には、前後
方向のオシレートピン14前端の筒状の関着部1
4aが水平方向回動自在に取付けられている。そ
して、上記オシレートピン14本体には、後部車
体2b側のリヤフレーム15が上下方向揺動自在
に取付けられている。
第2図中16は、前記フロントフレーム12に
固定された油圧シリンダ装置であり、シリンダ本
体17aが該フロントフレーム12に内装される
とともに、ピストンロツド17bの先端部が、前
記オシレートピン14のフランジ18の一端に枢
着されている。なお、このフランジ18の他端に
は、前記揺動をロツクするためのオシレートロツ
ク装置20が設けられている。19は、油圧シリ
ンダ装置16に作動油を供給する油圧配管であ
る。しかして、進行方向を変更する際には、前記
ステアリングハンドル4を操作することによつ
て、上記油圧シリンダ装置16を作動させて、リ
ヤフレーム15を例えば図の2点鎖線のように、
アーテイキユレートピン13まわりに回動させて
旋回させるのである。このように、オシレートピ
ン14やフロントフレーム12の外部は相当複雑
な構造となつており、しかも上記フランジ18を
外方へ延出させ、セーフテイバー等の連結部材の
取付部を設けるとすると、アーテイキユレートの
スペースを確保するために、その分だけフロント
フレーム12を切り取らなければならず構造上強
度が低下するという難点があり、これらオシレー
トピン14やフロントフレーム12の外側には従
来のように連結部材の取付部を設けることができ
ないのである。
固定された油圧シリンダ装置であり、シリンダ本
体17aが該フロントフレーム12に内装される
とともに、ピストンロツド17bの先端部が、前
記オシレートピン14のフランジ18の一端に枢
着されている。なお、このフランジ18の他端に
は、前記揺動をロツクするためのオシレートロツ
ク装置20が設けられている。19は、油圧シリ
ンダ装置16に作動油を供給する油圧配管であ
る。しかして、進行方向を変更する際には、前記
ステアリングハンドル4を操作することによつ
て、上記油圧シリンダ装置16を作動させて、リ
ヤフレーム15を例えば図の2点鎖線のように、
アーテイキユレートピン13まわりに回動させて
旋回させるのである。このように、オシレートピ
ン14やフロントフレーム12の外部は相当複雑
な構造となつており、しかも上記フランジ18を
外方へ延出させ、セーフテイバー等の連結部材の
取付部を設けるとすると、アーテイキユレートの
スペースを確保するために、その分だけフロント
フレーム12を切り取らなければならず構造上強
度が低下するという難点があり、これらオシレー
トピン14やフロントフレーム12の外側には従
来のように連結部材の取付部を設けることができ
ないのである。
第3図及び第4図中21は、オシレートピン1
4前端の下端外周に設けられた突起部である。2
2,22は、前記アーテイキユレートピン13ま
わりに設けられたアーテイキユレートストツパで
あり、上記突起部21を挾むような形で、フロン
トフレーム12の下部プレート12aに固定され
ている。このアーテイキユレートストツパ22,
22は、旋回時に、前記ベツセル8がセーフテイ
ガード7に衝突するのを防止するために、上記突
起部21に当接して、、リヤフレーム15のアー
テイキユレートピン13まわりの回動範囲をある
角度以下に規制するのに不可欠のものである。
4前端の下端外周に設けられた突起部である。2
2,22は、前記アーテイキユレートピン13ま
わりに設けられたアーテイキユレートストツパで
あり、上記突起部21を挾むような形で、フロン
トフレーム12の下部プレート12aに固定され
ている。このアーテイキユレートストツパ22,
22は、旋回時に、前記ベツセル8がセーフテイ
ガード7に衝突するのを防止するために、上記突
起部21に当接して、、リヤフレーム15のアー
テイキユレートピン13まわりの回動範囲をある
角度以下に規制するのに不可欠のものである。
而して、23は、本考案に係るアーテイキユレ
ートロツク装置である。以下、このアーテイキユ
レートロツク装置23の構造を詳細に説明する。
ートロツク装置である。以下、このアーテイキユ
レートロツク装置23の構造を詳細に説明する。
24,25は、前記下部プレート12aに取付
けられた左右一対の取付板である。26は、これ
ら取付板24,25を挿通して回動自在に支承さ
れた横杆であり、その基端側はフロントフレーム
12外方に突出している。27は、この横杆26
に回動自在に外嵌された筒状ボス28と、該筒状
ボス28と一体となつたロツクプレート29とか
らなるロツク部材である。そして、このロツクプ
レート29の先端部は、突起部21が両ストツパ
22,22の中間に位置した状態において、それ
らのアーテイキユレートストツパ22,22とオ
シレートピン14の突起部21との間に形成され
る空間、即ち、アーテイキユレートスペースに嵌
合してその突起部21がその位置にロツクされる
ような2股形状に形成されている。30は、前記
横杆26を外嵌して設けられたトーシヨンスプリ
ングであり、その一端は、該横杆26に固定され
るとともに、他端は、上記ロツクプレート29に
固定されている。31は、前記筒状ボス28外周
に取り付けられた表示棒であり、ロツク解除時に
はフロントフレーム12下方に突出するようにな
つている。32は、前記の如くフロントフレーム
12外方に突出した横杆26基端に取付けられた
操作レバーであり、33は、フロントフレーム1
2側面適宜の場所に取付けられた上記操作レバー
32の係止具である。34は、上記操作レバー3
2とフロントフレーム12の上部プレート12b
との間に介装されたコイルスプリングである。
けられた左右一対の取付板である。26は、これ
ら取付板24,25を挿通して回動自在に支承さ
れた横杆であり、その基端側はフロントフレーム
12外方に突出している。27は、この横杆26
に回動自在に外嵌された筒状ボス28と、該筒状
ボス28と一体となつたロツクプレート29とか
らなるロツク部材である。そして、このロツクプ
レート29の先端部は、突起部21が両ストツパ
22,22の中間に位置した状態において、それ
らのアーテイキユレートストツパ22,22とオ
シレートピン14の突起部21との間に形成され
る空間、即ち、アーテイキユレートスペースに嵌
合してその突起部21がその位置にロツクされる
ような2股形状に形成されている。30は、前記
横杆26を外嵌して設けられたトーシヨンスプリ
ングであり、その一端は、該横杆26に固定され
るとともに、他端は、上記ロツクプレート29に
固定されている。31は、前記筒状ボス28外周
に取り付けられた表示棒であり、ロツク解除時に
はフロントフレーム12下方に突出するようにな
つている。32は、前記の如くフロントフレーム
12外方に突出した横杆26基端に取付けられた
操作レバーであり、33は、フロントフレーム1
2側面適宜の場所に取付けられた上記操作レバー
32の係止具である。34は、上記操作レバー3
2とフロントフレーム12の上部プレート12b
との間に介装されたコイルスプリングである。
動作説明
(イ)…アーテイキユレートロツクをする場合
第5図の2点鎖線の位置にあつた操作レバー3
2を実線の位置まで回動させ、係止具33の一方
の切欠35aに係合させ、「入」にする。そうす
ると、横杆26が、操作レバー32に連動して反
時計まわりに回動し、トーシヨンスプリング30
を介してロツクプレート29を回動させる。この
際、ロツクプレート29の先端部が、アーテイキ
ユレートストツパ22,22と突起部21で形成
される空間に一致していない場合にはその空間に
嵌合できず、また、ロツクプレート29は、上記
トーシヨンスプリング30によつて下向きに押圧
された状態で、これらアーテイキユレートストツ
パ22,22と突起部21のどこかに必ず当つた
状態に保持される。かかる場合において、ステア
リングハンドル4を操作し、オシレートピン14
をアーテイキユレートピン13まわりに回動させ
る。そして、オシレートピン14の突起部21
が、前記空間に一致する位置まで回転したとき
に、ロツクプレート29がトーシヨンスプリング
30によつて押されて嵌り込みロツクされる。こ
のように操作レバー32を「入」にしておいて、
ステアリングハンドル4をわずかに動かすだけで
半自動的にロツクが掛かり、一人でも容易に操作
することができる。その際、表示棒31は、フロ
ントフレーム12の陰に隠れて見えなくなる。こ
のようにして、外部からロツクがされたかどうか
容易に判断することができる。
2を実線の位置まで回動させ、係止具33の一方
の切欠35aに係合させ、「入」にする。そうす
ると、横杆26が、操作レバー32に連動して反
時計まわりに回動し、トーシヨンスプリング30
を介してロツクプレート29を回動させる。この
際、ロツクプレート29の先端部が、アーテイキ
ユレートストツパ22,22と突起部21で形成
される空間に一致していない場合にはその空間に
嵌合できず、また、ロツクプレート29は、上記
トーシヨンスプリング30によつて下向きに押圧
された状態で、これらアーテイキユレートストツ
パ22,22と突起部21のどこかに必ず当つた
状態に保持される。かかる場合において、ステア
リングハンドル4を操作し、オシレートピン14
をアーテイキユレートピン13まわりに回動させ
る。そして、オシレートピン14の突起部21
が、前記空間に一致する位置まで回転したとき
に、ロツクプレート29がトーシヨンスプリング
30によつて押されて嵌り込みロツクされる。こ
のように操作レバー32を「入」にしておいて、
ステアリングハンドル4をわずかに動かすだけで
半自動的にロツクが掛かり、一人でも容易に操作
することができる。その際、表示棒31は、フロ
ントフレーム12の陰に隠れて見えなくなる。こ
のようにして、外部からロツクがされたかどうか
容易に判断することができる。
(ロ)…アーテイキユレートロツクを解除する場合
操作レバー32を、上記とは逆に、第4図の実
線の位置から2点鎖線の位置まで回動させて、係
止具33のもう1つの切欠35bに係合させ、
「切」にする。そうすると、横杆26が時計まわ
りに回動し、ロツクプレート29がトーシヨンス
プリング30によつて上方に引つ張られる。そし
て、この状態でステアリングハンドル4をわずか
に動かし、オシレートピン14をアーテイキユレ
ートピン13まわりに回動させる。そうすると、
ロツクプレート29がアーテイキユレートストツ
パ22,22及び突起部21に係合しなくなつた
ときにトーシヨンスプリングによつて引つ張られ
てロツクが解除される。その際、表示棒31がフ
ロントフレーム12下方に現れる。
線の位置から2点鎖線の位置まで回動させて、係
止具33のもう1つの切欠35bに係合させ、
「切」にする。そうすると、横杆26が時計まわ
りに回動し、ロツクプレート29がトーシヨンス
プリング30によつて上方に引つ張られる。そし
て、この状態でステアリングハンドル4をわずか
に動かし、オシレートピン14をアーテイキユレ
ートピン13まわりに回動させる。そうすると、
ロツクプレート29がアーテイキユレートストツ
パ22,22及び突起部21に係合しなくなつた
ときにトーシヨンスプリングによつて引つ張られ
てロツクが解除される。その際、表示棒31がフ
ロントフレーム12下方に現れる。
なお、上記実施例においては、ロツク部材を前
部車体12側に取り付けているが、後部車体側に
取り付けることも可能である。また、このロツク
部材29は、要は突起部21即ち後部車体側が、
前部車体12側に対して揺動していない状態であ
る中間の位置にあるときに、その突起部21と各
ストツパ22,22との間の空間部へ嵌合するよ
うに構成すればよいから、この実施例のように上
下に回動自在に取り付けることは必要でなく、例
えば上下或いは前後に摺動自在に取り付けてもよ
いものである。その際、ロツク部材29を動作さ
せるスプリング30は、ねじり型のものの他引張
り型或いは押圧型のものを用いることも可能であ
る。
部車体12側に取り付けているが、後部車体側に
取り付けることも可能である。また、このロツク
部材29は、要は突起部21即ち後部車体側が、
前部車体12側に対して揺動していない状態であ
る中間の位置にあるときに、その突起部21と各
ストツパ22,22との間の空間部へ嵌合するよ
うに構成すればよいから、この実施例のように上
下に回動自在に取り付けることは必要でなく、例
えば上下或いは前後に摺動自在に取り付けてもよ
いものである。その際、ロツク部材29を動作さ
せるスプリング30は、ねじり型のものの他引張
り型或いは押圧型のものを用いることも可能であ
る。
効 果
本考案においては、従来から設けられていたア
ーテイキユレートストツパとオシレートピンの突
起部との間の空間、即ち、アーテイキユレートス
ペースに、嵌脱自在となるような1個のロツク部
材を設けて操作部材とスプリングを介して連結す
るだけであるから、コンパクトな構造となり、部
品数も少なく、かつ、しかも、このロツク部材と
操作部材を弾力部材で連結したことにより、例え
ば、操作部材を「入」の位置において、その後運
転席に戻つてステアリングハンドルをわずかに動
かすだけで、ロツク部材が弾力部材によつて動か
され、半自動的にロツクが掛かる等、運転席と操
作部材間を1回だけ往復するのみの操作で、一人
でも容易に操作することができるようになつた。
ーテイキユレートストツパとオシレートピンの突
起部との間の空間、即ち、アーテイキユレートス
ペースに、嵌脱自在となるような1個のロツク部
材を設けて操作部材とスプリングを介して連結す
るだけであるから、コンパクトな構造となり、部
品数も少なく、かつ、しかも、このロツク部材と
操作部材を弾力部材で連結したことにより、例え
ば、操作部材を「入」の位置において、その後運
転席に戻つてステアリングハンドルをわずかに動
かすだけで、ロツク部材が弾力部材によつて動か
され、半自動的にロツクが掛かる等、運転席と操
作部材間を1回だけ往復するのみの操作で、一人
でも容易に操作することができるようになつた。
第1図は、アーテイキユレートステアリング方
式のダンプトラツクの側面図、第2図は、同じく
フレーム構造を示す平面図、第3図は、ジヨイン
ト部を構成するアーテイキユレートピンとオシレ
ートピンの分解斜視図、第4図は、本考案アーテ
イキユレートロツク装置を示す一部断面図、第5
図は、同じく第4図のX方向から見た動作説明図
である。 2a……前部車体、2b……後部車体、3……
ジヨイント部、13……アーテイキユレートピ
ン、14……オシレートピン、21……突起部、
22……アーテイキユレートストツパ、27……
ロツク部材、29……ロツクプレート、30……
トーシヨンスプリング、32……操作レバー。
式のダンプトラツクの側面図、第2図は、同じく
フレーム構造を示す平面図、第3図は、ジヨイン
ト部を構成するアーテイキユレートピンとオシレ
ートピンの分解斜視図、第4図は、本考案アーテ
イキユレートロツク装置を示す一部断面図、第5
図は、同じく第4図のX方向から見た動作説明図
である。 2a……前部車体、2b……後部車体、3……
ジヨイント部、13……アーテイキユレートピ
ン、14……オシレートピン、21……突起部、
22……アーテイキユレートストツパ、27……
ロツク部材、29……ロツクプレート、30……
トーシヨンスプリング、32……操作レバー。
Claims (1)
- 前部車体と後部車体を、上下方向のアーテイキ
ユレートピンと車体前後方向のオシレートピンを
介して、相互に左右方向へ回動自在で、かつ、上
下に揺動自在として連結した作業車両において、
前記一方の車体と一体に左右方向へ回動する突起
を前記のアーテイキユレートピン周りに突出さ
せ、かつ、この突起の左右両側にその突起が当接
して車体の左右方向の回動範囲をある角度以下に
規制する一対のストツパを他方の車体側に設ける
とともに、この突起が両ストツパ間の中間に位置
した状態で、その突起と各ストツパとの間の空間
へ嵌合してこの突起をその位置でロツクするロツ
ク部材を、その空間へ嵌脱自在としていずれか一
方の車体側へ設けるとともに、車体適宜の位置に
設けられた操作部材とこのロツク部材とをスプリ
ングを介して相互に連動連結したことを特徴とす
る作業車両のアーテイキユレートロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20002483U JPS60111784U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 作業車両のア−テイキユレ−トロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20002483U JPS60111784U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 作業車両のア−テイキユレ−トロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60111784U JPS60111784U (ja) | 1985-07-29 |
JPH0139266Y2 true JPH0139266Y2 (ja) | 1989-11-24 |
Family
ID=30760491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20002483U Granted JPS60111784U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 作業車両のア−テイキユレ−トロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111784U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5068397B1 (ja) * | 2011-08-08 | 2012-11-07 | 株式会社小松製作所 | ホイールローダ |
US8950774B2 (en) | 2011-08-08 | 2015-02-10 | Komatsu Ltd. | Wheel loader |
-
1983
- 1983-12-30 JP JP20002483U patent/JPS60111784U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5068397B1 (ja) * | 2011-08-08 | 2012-11-07 | 株式会社小松製作所 | ホイールローダ |
US8950774B2 (en) | 2011-08-08 | 2015-02-10 | Komatsu Ltd. | Wheel loader |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60111784U (ja) | 1985-07-29 |
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