JPH0136777Y2 - - Google Patents
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- JPH0136777Y2 JPH0136777Y2 JP4695984U JP4695984U JPH0136777Y2 JP H0136777 Y2 JPH0136777 Y2 JP H0136777Y2 JP 4695984 U JP4695984 U JP 4695984U JP 4695984 U JP4695984 U JP 4695984U JP H0136777 Y2 JPH0136777 Y2 JP H0136777Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は、主として小容量の押出容器に関す
る。
る。
[背景技術]
従来より使い捨ての小容量の容器として、内容
物収納用凹部を有する基体にトツプフイルムが貼
設されて前記凹部が密封された構造が知られてい
るが、このような従来の容器では内容物収納用凹
部が直方体状(実公昭49−36626、同52−28709、
同52−38550、同52−38551、同54−9579、実開昭
51−78873、同54−81876)や、あるいは、前記内
容物収納用凹部の底面壁が単に一様な角度で傾斜
されてその凹部の断面形状が三角形状とされるも
の(実開昭58−15416)等であつた。そのため、
このような従来構造の内容物収納用凹部に吐出口
を設けて前記凹部内の内容物を前記凹部を押潰す
ることにより押出そうとするときには、内容物収
納用凹部が押潰しにくく、また、押出後に前記凹
部内に内容物が残留し易いという問題点を有して
いた。
物収納用凹部を有する基体にトツプフイルムが貼
設されて前記凹部が密封された構造が知られてい
るが、このような従来の容器では内容物収納用凹
部が直方体状(実公昭49−36626、同52−28709、
同52−38550、同52−38551、同54−9579、実開昭
51−78873、同54−81876)や、あるいは、前記内
容物収納用凹部の底面壁が単に一様な角度で傾斜
されてその凹部の断面形状が三角形状とされるも
の(実開昭58−15416)等であつた。そのため、
このような従来構造の内容物収納用凹部に吐出口
を設けて前記凹部内の内容物を前記凹部を押潰す
ることにより押出そうとするときには、内容物収
納用凹部が押潰しにくく、また、押出後に前記凹
部内に内容物が残留し易いという問題点を有して
いた。
[考案の目的]
本考案の目的は、押潰し易く、また、内容物が
残留しにくい押出容器を提供することにある。
残留しにくい押出容器を提供することにある。
[考案の構成]
そのため、本考案は、吐出口形成用幅狭部が連
設された内容物収納用凹部を有する基体にトツプ
フイルムが貼設されて前記凹部が密閉され、吐出
口形成後に前記凹部が押潰されると吐出口から前
記凹部内の内容物が押出される押出容器におい
て、前記内容物収納用凹部の底面壁を突出口形成
用狭幅部から離れるに従いトツプフイルムに近づ
くよう比較的ゆるやかに傾斜させるとともに、こ
の底面壁に続く前記狭幅部と反対側の立壁を前記
底面壁と同方向に比較的急激に傾斜させ、これに
より、内容物収納用凹部が押潰され易く且つ押潰
したときには隙間なく偏平化され易く、しかも、
押潰す際には内容物が吐出口側に押出され易くし
て前記目的を達成しようとするものである。
設された内容物収納用凹部を有する基体にトツプ
フイルムが貼設されて前記凹部が密閉され、吐出
口形成後に前記凹部が押潰されると吐出口から前
記凹部内の内容物が押出される押出容器におい
て、前記内容物収納用凹部の底面壁を突出口形成
用狭幅部から離れるに従いトツプフイルムに近づ
くよう比較的ゆるやかに傾斜させるとともに、こ
の底面壁に続く前記狭幅部と反対側の立壁を前記
底面壁と同方向に比較的急激に傾斜させ、これに
より、内容物収納用凹部が押潰され易く且つ押潰
したときには隙間なく偏平化され易く、しかも、
押潰す際には内容物が吐出口側に押出され易くし
て前記目的を達成しようとするものである。
[実施例の説明]
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1〜3図には本考案に係る押出容器の一実施
例が示されている。図中、基体1には内容物収納
用凹部2(第3図参照)が真空圧空成形等により
形成され、この内容物収納用凹部2には、そのフ
ランジ部分におけるシール部3を介して、基体1
にはトツプフイルム4が貼設され、これにより前
記内容物収納用凹部2(凹部2内の内容物5)が
密封されている。
例が示されている。図中、基体1には内容物収納
用凹部2(第3図参照)が真空圧空成形等により
形成され、この内容物収納用凹部2には、そのフ
ランジ部分におけるシール部3を介して、基体1
にはトツプフイルム4が貼設され、これにより前
記内容物収納用凹部2(凹部2内の内容物5)が
密封されている。
ここにおいて、前記基体1およびトツプフイル
ム4は互いに異質のあるいは同質の合成樹脂材等
よりなり、合成樹脂材としては例えばポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリアクリロニトリル等が掲げられ、特に
内容物5が食品等の酸化を嫌うものであつたり水
蒸気を嫌うものである場合には酸素や水蒸気の遮
断性を有するように、ポリプロピレン/エチレン
−酢酸ビニル共重合体ケン化物/ポリプロピレ
ン、ポリスチレン/エチレン−酢酸共重合体ケン
化物/ポリプロピレン、ポリプロピレン/ポリ塩
化ビニリデン/ポリエチレン等の積層フイルムあ
るいはアルミ箔と合成樹脂材の積層体等である。
ム4は互いに異質のあるいは同質の合成樹脂材等
よりなり、合成樹脂材としては例えばポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリアクリロニトリル等が掲げられ、特に
内容物5が食品等の酸化を嫌うものであつたり水
蒸気を嫌うものである場合には酸素や水蒸気の遮
断性を有するように、ポリプロピレン/エチレン
−酢酸ビニル共重合体ケン化物/ポリプロピレ
ン、ポリスチレン/エチレン−酢酸共重合体ケン
化物/ポリプロピレン、ポリプロピレン/ポリ塩
化ビニリデン/ポリエチレン等の積層フイルムあ
るいはアルミ箔と合成樹脂材の積層体等である。
また、内容物5はマヨネーズ、ねりからし、ジ
ヤム、マーガリン、バター、クリーム、ムース、
ケチヤツプ等の食品類や歯みがき化粧品クリー
ム、薬品クリーム、塗料、絵具等の非食品類であ
り、特に比較的粘度の低くない粘稠流体物であ
る。
ヤム、マーガリン、バター、クリーム、ムース、
ケチヤツプ等の食品類や歯みがき化粧品クリー
ム、薬品クリーム、塗料、絵具等の非食品類であ
り、特に比較的粘度の低くない粘稠流体物であ
る。
内容物収納用凹部2の一端側には吐出形成用狭
幅部6が連設されこの吐出形成用狭幅部6には更
に摘み用凹部7が連設され、一方、前記シール部
3の吐出形成用狭幅部6近傍には切込み部8(第
2図参照)が形成されており、摘み用凹部7を摘
んで切込み部8から引裂き、あるいはねじり切取
るなどすることにより内容物収納用凹部2の一端
側に吐出口9(第4,5図参照)が容易に形成さ
れるようになつている。また、この内容物収納用
凹部2は、第2図にも示されるように、吐出形成
用狭幅部6から離れるに従い順次幅広となるよう
形成され、別言すれば、内容物収納用凹部2の幅
は吐出形成用狭幅部6に向つて順次絞り込まれた
形状となつている。
幅部6が連設されこの吐出形成用狭幅部6には更
に摘み用凹部7が連設され、一方、前記シール部
3の吐出形成用狭幅部6近傍には切込み部8(第
2図参照)が形成されており、摘み用凹部7を摘
んで切込み部8から引裂き、あるいはねじり切取
るなどすることにより内容物収納用凹部2の一端
側に吐出口9(第4,5図参照)が容易に形成さ
れるようになつている。また、この内容物収納用
凹部2は、第2図にも示されるように、吐出形成
用狭幅部6から離れるに従い順次幅広となるよう
形成され、別言すれば、内容物収納用凹部2の幅
は吐出形成用狭幅部6に向つて順次絞り込まれた
形状となつている。
内容物収納用凹部2の底部を形成する底面壁2
Aは前記内容物収納用凹部2から離れるに従いト
ツプフイルム4に近づくよう比較的ゆるやか(例
えば第3図中でX=10度前後)に傾斜され、この
底面壁2Aに続く前記吐出形成用狭幅部6とは反
対側の立壁2Bは底面壁2Aと同方向に比較的急
激(例えばY=20〜40度)に傾斜され、これら底
面壁2Aと立壁2Bとの境界部分は角部2Cとさ
れている。また、底面壁2Aの吐出形成用狭幅部
6側の立壁2Dは底面壁2Aから吐出形成用狭幅
部6に近づくに従いトツプフイルム4に近づくよ
う傾斜され、その傾斜状態は特に限定されずトツ
プフイルム4に対して90度でもよいが他には例え
ば前記立壁2Bと同程度とされるとともに、この
立壁2Dにあつては略ロート状に形成されて内容
物5の絞り出しが行なわれ易くされる等してい
る。また、底面壁2Aの両側の立壁2Eについて
も特に限定されないが例えば内容物収納用凹部2
の中央部側に傾いた状態となつている。
Aは前記内容物収納用凹部2から離れるに従いト
ツプフイルム4に近づくよう比較的ゆるやか(例
えば第3図中でX=10度前後)に傾斜され、この
底面壁2Aに続く前記吐出形成用狭幅部6とは反
対側の立壁2Bは底面壁2Aと同方向に比較的急
激(例えばY=20〜40度)に傾斜され、これら底
面壁2Aと立壁2Bとの境界部分は角部2Cとさ
れている。また、底面壁2Aの吐出形成用狭幅部
6側の立壁2Dは底面壁2Aから吐出形成用狭幅
部6に近づくに従いトツプフイルム4に近づくよ
う傾斜され、その傾斜状態は特に限定されずトツ
プフイルム4に対して90度でもよいが他には例え
ば前記立壁2Bと同程度とされるとともに、この
立壁2Dにあつては略ロート状に形成されて内容
物5の絞り出しが行なわれ易くされる等してい
る。また、底面壁2Aの両側の立壁2Eについて
も特に限定されないが例えば内容物収納用凹部2
の中央部側に傾いた状態となつている。
次に、本実施例の使用方法につき、第4,5図
をも参照して説明する。
をも参照して説明する。
吐出口9を適宜方法により形成した後、第4図
Aに示されるように、一旦握り締めた手の人指し
指21をトツプフイルム4側に、また親指22を
基体1側に夫々あてがい、この際、親指22の腹
部を角部2Cに押当てる。この状態から、第4図
Bに示されるように親指22により前記角部2C
を押潰すようにして凹部2を押圧すると、凹部2
は押潰され、押潰された凹部2の内部容量に相当
する分の内容物5が吐出口9より押出され、更
に、第4図Cに示されるように親指22の先端側
をもトツプフイルム4側に押付けて底面壁2A全
体を偏平に押潰すと、大部分の内容物5が吐出口
9から押出されることとなる。
Aに示されるように、一旦握り締めた手の人指し
指21をトツプフイルム4側に、また親指22を
基体1側に夫々あてがい、この際、親指22の腹
部を角部2Cに押当てる。この状態から、第4図
Bに示されるように親指22により前記角部2C
を押潰すようにして凹部2を押圧すると、凹部2
は押潰され、押潰された凹部2の内部容量に相当
する分の内容物5が吐出口9より押出され、更
に、第4図Cに示されるように親指22の先端側
をもトツプフイルム4側に押付けて底面壁2A全
体を偏平に押潰すと、大部分の内容物5が吐出口
9から押出されることとなる。
次に、前記以外の使用方法につき説明すると、
第5図Aに示されるように、親指22をトツプフ
イルム4側にあてがい、人指し指21を底面壁2
Aの略中央部にあてがうこととし、第5図Bに示
されるように、人指し指21により底面壁2Aの
略中央部を押圧して内容物収納用凹部2全体を押
潰して使用することとしてもよいものである。
第5図Aに示されるように、親指22をトツプフ
イルム4側にあてがい、人指し指21を底面壁2
Aの略中央部にあてがうこととし、第5図Bに示
されるように、人指し指21により底面壁2Aの
略中央部を押圧して内容物収納用凹部2全体を押
潰して使用することとしてもよいものである。
このような本実施例によれば次のような効果が
ある。
ある。
立壁2Bをはじめ立壁2D,2Eは夫々傾斜さ
れているため、立壁2B,2D,2Eがトツプフ
イルム4に対して90度(垂直)であれば押圧の際
の反力も大きいが、これと異なり、底面壁2Aを
押圧した際の反力が小さく、内容物収納用凹部2
を押潰し易い。
れているため、立壁2B,2D,2Eがトツプフ
イルム4に対して90度(垂直)であれば押圧の際
の反力も大きいが、これと異なり、底面壁2Aを
押圧した際の反力が小さく、内容物収納用凹部2
を押潰し易い。
また、底面壁2Aおよび立壁2Bは夫々吐出形
成用狭幅部6から離れるに従いトツプフイルム4
に近づくよう傾斜されているため、内容物収納用
凹部2を押潰すと凹部2A内において内容物5が
吐出口9側に押しやられてしまい、内容物5が自
然に吐出口9から押出されてしまうこととなる。
そのため押潰し易いこととあいまつて内容物5を
押出し易いという効果がある。
成用狭幅部6から離れるに従いトツプフイルム4
に近づくよう傾斜されているため、内容物収納用
凹部2を押潰すと凹部2A内において内容物5が
吐出口9側に押しやられてしまい、内容物5が自
然に吐出口9から押出されてしまうこととなる。
そのため押潰し易いこととあいまつて内容物5を
押出し易いという効果がある。
更に、底面壁2Aと立壁2Bとが全体として一
様に傾斜されているのではなく、比較的ゆるやか
に傾斜されている底面壁2Aから比較的急激に傾
斜された立壁2Bへと連続するよう構成されてい
るため、この境目を構成する角部2Cを押潰すよ
う操作すれば、前出の第4図Bに示されるよう
に、前記角部2Cが親指22の押圧により反転さ
れて(裏返されるよう折曲されて)前記角部2C
がトツプフイルム4に圧接され、手元側に内容物
5が残留することがない。そのため、内容物5が
吐出口9から容易に押出され且つ残留しにくいと
いう効果がある。
様に傾斜されているのではなく、比較的ゆるやか
に傾斜されている底面壁2Aから比較的急激に傾
斜された立壁2Bへと連続するよう構成されてい
るため、この境目を構成する角部2Cを押潰すよ
う操作すれば、前出の第4図Bに示されるよう
に、前記角部2Cが親指22の押圧により反転さ
れて(裏返されるよう折曲されて)前記角部2C
がトツプフイルム4に圧接され、手元側に内容物
5が残留することがない。そのため、内容物5が
吐出口9から容易に押出され且つ残留しにくいと
いう効果がある。
また、底面壁2Aおよび立壁2Bの傾斜角度を
このようにしたため、全体としての長さを比較的
短いものとさせながら内容物収納用凹部2の容量
を十分なものとさせ易いという効果もある。
このようにしたため、全体としての長さを比較的
短いものとさせながら内容物収納用凹部2の容量
を十分なものとさせ易いという効果もある。
ここで、一具体例を揚げると次のようである。
基体1…ポリプロピレン/エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物/ポリプロピレンの積層シー
ト、厚さ0.3mm トツプフイルム4…一軸配向ポリプロピレン/
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物/一軸配
向ポリプロピレン、厚さ100μm 内容物5…ねじ歯みがき、内容物収納用凹部2
…約5c.c.、 内容物収納用凹部2の全長(第3図T参照)…
50mm 内容物収納用凹部2の高さ(第3図H参照)…
10mm、 底面壁2Aの傾斜角度(第3図中X参照)…10
度 立壁2Bの傾斜角度(第3図中Y参照)…40度 このような具体例において、人指し指21、親
指22を持ち変えることなくただ1度の押出し操
作により大部分の内容物5を吐出口9から容易に
押出すことができた。
ル共重合体ケン化物/ポリプロピレンの積層シー
ト、厚さ0.3mm トツプフイルム4…一軸配向ポリプロピレン/
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物/一軸配
向ポリプロピレン、厚さ100μm 内容物5…ねじ歯みがき、内容物収納用凹部2
…約5c.c.、 内容物収納用凹部2の全長(第3図T参照)…
50mm 内容物収納用凹部2の高さ(第3図H参照)…
10mm、 底面壁2Aの傾斜角度(第3図中X参照)…10
度 立壁2Bの傾斜角度(第3図中Y参照)…40度 このような具体例において、人指し指21、親
指22を持ち変えることなくただ1度の押出し操
作により大部分の内容物5を吐出口9から容易に
押出すことができた。
なお、実施に当り、前記内容物収納用凹部2は
吐出形成用狭幅部6に向つて順次幅狭に絞り込ま
れた形状であつたが、これに限らない。ただし、
吐出形成用狭幅部6に向うに従い順次幅狭に絞り
込まれた場合には、立壁2B側から内容物収納用
凹部2を押潰すため、内容物5を形成した吐出口
9から押出し易くかつ残留物も少ないという効果
がある。また、吐出口9を形成するに際しては、
切込み部8から摘み用凹部7側を切離する場合に
限らず、例えば基体1に比較してトツプフイルム
4を比較的硬質に形成しこの硬質のトツプフイル
ム4の適宜位置に吐出形成用狭幅部6を横切るよ
うに所定の深さの(ただし、トツプフイルム4を
完全には分離しない程度の)切込線を形成し、こ
の切込線からトツプフイルム4を折ることにより
吐出口9が形成されてもよい。この場合、基体1
の内容物収納用凹部2と摘み用凹部7とは特に切
離されなくてもよい。
吐出形成用狭幅部6に向つて順次幅狭に絞り込ま
れた形状であつたが、これに限らない。ただし、
吐出形成用狭幅部6に向うに従い順次幅狭に絞り
込まれた場合には、立壁2B側から内容物収納用
凹部2を押潰すため、内容物5を形成した吐出口
9から押出し易くかつ残留物も少ないという効果
がある。また、吐出口9を形成するに際しては、
切込み部8から摘み用凹部7側を切離する場合に
限らず、例えば基体1に比較してトツプフイルム
4を比較的硬質に形成しこの硬質のトツプフイル
ム4の適宜位置に吐出形成用狭幅部6を横切るよ
うに所定の深さの(ただし、トツプフイルム4を
完全には分離しない程度の)切込線を形成し、こ
の切込線からトツプフイルム4を折ることにより
吐出口9が形成されてもよい。この場合、基体1
の内容物収納用凹部2と摘み用凹部7とは特に切
離されなくてもよい。
[考案の効果]
上述のように本考案によれば、押潰し易く、ま
た、内容物が残留しにくい押出容器を提供するこ
とができる。
た、内容物が残留しにくい押出容器を提供するこ
とができる。
第1図は本考案に係る押出容器の一実施例の全
体構成を示す斜視図、第2図は前記実施例の平面
図、第3図は第2の−線に従う矢視断面図、
第4図A,BおよびCは夫々前記実施例の一使用
態様を示す断面図、第5図AおよびBは夫々前記
以外の使用態様を示す断面図である。 1……基体、2……内容物収納凹部、3……シ
ール部、4……トツプフイルム、5……内容物、
6……吐出口形成用狭幅部、9……吐出口、2A
……底面壁、2B,12D,2E……立壁、2C
……角部、21……人指し指、22……親指。
体構成を示す斜視図、第2図は前記実施例の平面
図、第3図は第2の−線に従う矢視断面図、
第4図A,BおよびCは夫々前記実施例の一使用
態様を示す断面図、第5図AおよびBは夫々前記
以外の使用態様を示す断面図である。 1……基体、2……内容物収納凹部、3……シ
ール部、4……トツプフイルム、5……内容物、
6……吐出口形成用狭幅部、9……吐出口、2A
……底面壁、2B,12D,2E……立壁、2C
……角部、21……人指し指、22……親指。
Claims (1)
- 吐出口形成用狭幅部が連設された内容物収納用
凹部を有する基体にトツプフイルムが貼設されて
前記凹部が密封され、吐出口形成後に前記凹部が
押潰されると吐出口から前記凹部内の内容物が押
出される押出容器において、前記内容物収納用凹
部の底面壁は吐出口形成用狭幅部から離れるに従
いトツプフイルムに近づくよう比較的ゆるやかに
傾斜されるとともに、この底面壁に続く前記狭幅
部とは反対側の立壁は前記底面壁と同方向に比較
的急激に傾斜されていることを特徴とする押出容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4695984U JPH0136777Y2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4695984U JPH0136777Y2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159558U JPS6159558U (ja) | 1986-04-22 |
JPH0136777Y2 true JPH0136777Y2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=30561841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4695984U Expired JPH0136777Y2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0136777Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218756A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Kenji Nakamura | 易破壊性カプセル及びその製品 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7785533B2 (en) | 2003-09-12 | 2010-08-31 | Nec Corporation | Chip, device using the chip, and method of using the same |
AR074806A1 (es) * | 2008-12-19 | 2011-02-16 | Intervet Int Bv | Contenedor adecuado para almacenar liquidos |
US9061796B2 (en) | 2009-04-23 | 2015-06-23 | H.J. Heinz Company | Multi-function condiment container |
JP2017065737A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 株式会社フジシール | 包装体 |
JP7421868B2 (ja) * | 2019-04-08 | 2024-01-25 | 株式会社レゾナック・パッケージング | シート成形容器用積層シート、シート成形容器および包装体 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4695984U patent/JPH0136777Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218756A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Kenji Nakamura | 易破壊性カプセル及びその製品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159558U (ja) | 1986-04-22 |
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