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JPH0135414B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0135414B2
JPH0135414B2 JP56201398A JP20139881A JPH0135414B2 JP H0135414 B2 JPH0135414 B2 JP H0135414B2 JP 56201398 A JP56201398 A JP 56201398A JP 20139881 A JP20139881 A JP 20139881A JP H0135414 B2 JPH0135414 B2 JP H0135414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
disk
sliding lid
plate
disk cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56201398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58102361A (ja
Inventor
Takashi Fukushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP56201398A priority Critical patent/JPS58102361A/ja
Publication of JPS58102361A publication Critical patent/JPS58102361A/ja
Publication of JPH0135414B2 publication Critical patent/JPH0135414B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置に
係り、特にデイスクカセツトの挿入及び排出動作
と連動して摺動蓋を自動的に開閉するようにした
記録再生装置におけるデイスクカセツトの摺動蓋
開閉装置に関する。
磁気シート等のデイスク状記録媒体(以下「デ
イスク」という。)を回転自在に収納して成るデ
イスクカセツトにおいては、磁気ヘツド挿入孔及
びパツド挿入孔が開閉自在な摺動蓋で覆われたも
のがある。これは上記挿入孔から塵埃等が侵入し
てデイスクの記録再生面に付着したり、手等が記
録再生面に不測に触れてこれを損傷するのを防止
するためのものである。しかしこのような摺動蓋
を有するデイスクカセツトでは、記録再生装置の
カセツトホルダに対するカセツトの挿入前及び排
出後に、いちいち摺動蓋を手動にて開閉しなけれ
ばならないという煩わしさがある。また、摺動蓋
を手動にて開閉するためデイスクの記録再生面に
手等が不測に触れてこれを損傷するおそれもあ
る。
本発明は上述の如き問題点を解決するために発
明するに至つたものであつて、その目的はデイス
クカセツトの挿入及び排出動作と連動してその摺
動蓋を自動的に開閉できるようにすることにあ
る。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
〔構成説明〕
第1図に示すように、記録再生装置1は装置本
体2と、この装置本体2に取付けられたカセツト
装着装置3とを夫々具備している。装置本体2の
シヤーシ5には偏平形ブラシレスモータ6が設け
られ、このモータ6の回転軸6aには回転台7が
一体に取付けられている。そしてこの回転台7に
は回転駆動ピン8及びマグネツト9が夫々設けら
れている。シヤーシ5にはまた、互いに平行な送
りネジ10とガイド軸11とによつて両端部を支
持されたヘツド支持体12が設けられ、このヘツ
ド支持体12の略中央部に磁気ヘツド13が取付
けられている。そして送りネジ10の一端部に連
結されたステツプモータ14によつて送りネジ1
0が間欠的に回転し、磁気ヘツド13が上記ブラ
シレスモータ6の回転軸6aの半径方向に直線的
に一定ピツチで間欠的に往復動するように構成さ
れている。
一方、カセツト装着装置3は第2図に明示する
ように、互いに対向した状態で装置本体2のシヤ
ーシ5にネジ止め固定されている左右一対の側板
16,17を有している。そしてこれら一対の側
板16,17の間に、カセツトホルダ18が上下
方向に移動可能な状態で設けられている。このカ
セツトホルダ18は、上板部19と、この上板部
19の左右両側に設けられた断面がコ字状の一対
の側板部20,21とから成つている。そしてこ
れら一対の側板部20と21の間に後述するデイ
スクカセツト22が挿入されて、デイスクカセツ
トの左右両側部が側板部20,21によつて支持
されるようになつている。なお、第2図において
15はデイスクカセツト22の挿入部、23及び
24はデイスクカセツト22の挿入方向への移動
を阻止するストツパー片である。
一対の側板16と17の間にはまた、上記カセ
ツトホルダ18の上下動機構を構成する連結板2
5が設けられている。この連結板25の左右両側
は下方へ折り曲げられた一対の側板部25aを成
し、この一対の側板部25aには左右一対の支点
ピン26,27が設けられている。そして一方の
支点ピン26は止めネジ28,29にて側板16
に取付けられた取付板30のピン孔31に挿入さ
れ、他方の支点ピン27は側板17の垂直片部3
2のピン孔33に挿入されている。そして連結板
25は一対の支点ピン26,27を中心として第
1図で上下方向に回動自在とされている。連結板
25の左右両側にはその両側板部25aからカセ
ツトホルダ18の両側板部20,21と両側板1
6,17の間に向かつて延出した一対のアーム部
34,35が設けられている。一方、カセツトホ
ルダ18の一対の側板部20,21には左右一対
を成すブラケツト部36,37が設けられてい
る。そして一対のアーム部34,35の先端部と
一対のブラケツト部36,37とが一対の結合ピ
ン38,39にて回動自在に連結されている。ま
たカセツトホルダ18の側板部21には、上記ブ
ラケツト部37の下方に別のブラケツト部40が
設けられている。一方、側板17の垂直片部32
には上記ピン孔33の下方に別のピン孔41が設
けられ、上記ブラケツト部40とピン孔41とは
連結板25のアーム部35と略平行状を成すリン
ク板42で連結されている。なお第2図で43,
44はリンク板42の両端部とブラケツト部40
及びピン孔41を夫々相互に連結するための止め
ピンである。よつてアーム部35、リンク板4
2、垂直片部32及びブラケツト部37,40に
よつて平行4連リンクが構成され、カセツトホル
ダ18は水平状態を保持したまま上下動するよう
になつている。なお、連結板25の一方の側板部
25aにはバネ係止部45が設けられ、一方、側
板16にはこのバネ係止部45の下方に位置する
別のバネ係止部46が設けられている。そしてこ
れら上下一対のバネ係止部45,46の間に引張
バネ47が介設され、連結板25は引張バネ47
によつて常時下方へ回動付勢されている。
カセツトホルダ18の上板部19には、第2図
に示すように前後方向に延びた3本の長孔50〜
52が設けられている。これら長孔50〜52
は、長孔50と51が左右に配置され、長孔52
は長孔51の後方側延長線上に配置されている。
上板部19にはまた、上記長孔50〜52に対し
て略45゜に傾斜した傾斜ガイド溝53と、このガ
イド溝53の側方に位置する切欠部54とが設け
られている。なお、この傾斜ガイド溝53の前後
両端部は、夫々カセツトホルダ18の前後方向に
沿つて延出した一対の非傾斜部53a,53bを
有しており、前後両端部は略くの字状を成してい
る。
上板部19の上面にはその前後方向、即ちデイ
スクカセツト22の挿入及び排出方向に摺動自在
な第1の移動板55が設けられている。この第1
の移動体55は全体として略コ字状を成し、左右
一対の摺動板部56,57と、これら一対の摺動
板部56,57の後側を相互に連結した連結板部
58とから成つている。そして一対の摺動板部5
6,57の先端部と連結板部58の一端部には
夫々ネジ孔59が設けられている。一方、上板部
19の3本の長孔50〜52には、その下方から
3本の被ガイドピン60が摺動自在に挿通されて
おり、これら3本の被ガイドピン60の上端部に
形成されたネジ部60aが上記3つのネジ孔59
に挿入固定されている。従つて第1の移動体55
は3本の長孔50〜52に案内されつつカセツト
ホルダ18の前後方向に摺動可能とされている。
なお、連結板部58の一端部にはバネ係止部64
が設けられ、一方連結板25の上板部25bには
バネ係止孔65が設けられている。そしてバネ係
止部64とバネ係止孔65の間に引張バネ66が
介設され、第1の移動体55は引張バネ66によ
つて常時デイスクカセツト22の排出方向に付勢
されている。
連結板部58上にはその長手方向、即ちデイス
クカセツト22の挿入及び排出方向と直角を成す
方向に摺動可能な第2の移動体61が設けられて
いる。詳しくは第2図及び第3図に示すように、
連結板部58にその長手方向に沿つた長孔62が
設けられ、一方第2の移動体61にはこの長孔6
2に係合する左右一対の係合部63が設けられて
いる。従つて第2の移動体61は、その一対の係
合部63が長孔62に案内されつつ連結板部58
の長手方向に摺動可能とされている。また第2の
移動体61の一端部にはネジ孔67が設けられ、
このネジ孔67に上板部19の下方から前記傾斜
ガイド溝53に摺動自在に挿通された被ガイドピ
ン68のネジ部68aが挿入固定されている。従
つて第1の移動体55がカセツトホルダ18の前
後方向に移動する際に、上記被ガイドピン68が
傾斜ガイド溝53に案内され、第2の移動体61
が長孔62に沿つて摺動するようになつている。
第2の移動体61の略中央部にはL字状を成す
板バネ69が取付けられている。この板バネ69
の下方へ折り曲げられた部分は係合部69aを成
し、この係合部69aは前記カセツトホルダ18
の上板部19に設けられた切欠部54から上板部
19の下方へと突出している。従つて後述するよ
うに、デイスクカセツト22の摺動蓋70に形成
された凹部71に上記係合部69aが係合するよ
うになつている。
上記第1の移動体55の摺動板部56の基端部
には、支持板72によつて被ロツクピン73が取
付けられている。この被ロツクピン73は側板1
6に向かつて水平に突出しており、被ロツクピン
73にはローラ74が回転自在に挿入されてい
る。一方、側板16には上記被ロツクピン73が
挿通するL字状の切欠溝75が設けられている。
この切欠溝75は詳しくは水平部75aと、その
水平部75aの後方側の端部より垂直方向下方へ
延びた垂直部75bとから成つている。そして第
1の移動体55が水平方向に移動して被ロツクピ
ン73が水平部75aの後方側の端部にくると、
カセツトホルダ18が第1の移動体55と共に引
張バネ47にて下方へ移動するようになつてい
る。なお、第2図〜第4図で76はデイスクカセ
ツト22の前面壁の左側端部78と当接する第1
の移動体55の突片であつて、この突片76はカ
セツトホルダ18の上板部19に形成された前後
方向の長孔77より上板部19の下方へと突出し
ている。
側板16には、その前後方向に摺動自在なイジ
エクト操作板80が取付けられている。詳しくは
第2図及び第5図に示すように、側板16の前後
2個所に水平方向に延びたガイド孔81,82が
形成され、一方イジエクト操作板80にはこれら
ガイド孔81,82に夫々摺動自在に係合する前
後一対の突片部83,84が設けられている。ま
た側板16にはイジエクト操作板80の下側に突
出したバネ係止部85が設けられ、一方イジエク
ト操作板80の後端部には上記バネ係止部85と
水平方向に対向したバネ係止部86が設けられて
いる。そしてこれらバネ係止部85と86の間に
引張バネ87が介設され、イジエクト操作板80
は常時前方側へ付勢されている。このイジエクト
操作板80の上端縁には傾斜部88とストツパー
部89とが夫々形成されている。この傾斜部88
は連結板25を上方へ回動させるためのものであ
つて、傾斜部88はイジエクト操作板80の後端
部側に向かつて下降傾斜している。そして連結板
25の一方の側板部25aに植設固定された被押
圧ピン90が傾斜部88の上方に突出している。
またストツパー部89は切欠溝75の前端部75
cの側方に配設され、常時は第5図に示すように
前端部75cと重なつているがイジエクト操作板
80を第13図に示すように往動させると水平部
75aと重なるようになつている。従つてイジエ
クト操作板80を往動させているときに、第1の
移動体55が復動してくると、被ロツクピン73
のローラ74がストツパー部89と当たつて、第
1の移動体55の復動が阻止されるようになつて
いる。なお、第1図〜第5図で91はイジエクト
操作板80の被押圧部である。
第1の移動体55の摺動板部57には、第2図
〜第4図、第7a図及び第7b図に示すようにカ
セツトホルダ18の側板部21と側板17との間
に延出したL字状の支持板部93が設けられてい
る。そしてこの支持板部93の下端部の内側に
は、支軸94によつてカセツトロツクレバー95
が上下方向に回動自在に軸支されている。このカ
セツトロツクレバー95は引張バネ96によつて
第7a図及び第7b図で常時時計方向に回動付勢
されている。またカセツトロツクレバー95は第
7a図及び第7b図に示すようにその前端部に被
押圧ピン97を有し、後端部にロツク爪98を有
している。上記被押圧ピン97は側板17に向か
つて水平に突出している。一方、側板17の前端
部には垂直片部99が設けられ、この垂直片部9
9に押圧傾斜部100が形成されている。そして
第1の移動体55が復動してくると、第7a図に
示す如く被押圧ピン97が押圧傾斜部100に押
圧され、引張バネ96に抗して反時計方向に回動
するようになつている。また上記ロツク爪98は
上方に突出していて、カセツトホルダ18に挿入
されるデイスクカセツト22と第1の移動体55
とを一体的にロツクするようになつている。即
ち、側板部21によつて支持されるデイスクカセ
ツト22の下面壁の一側部に第7a図及び第7b
図に示す如くロツク穴101が設けられ、このロ
ツク穴101に上記ロツク爪98が挿入されるよ
うになつている。なお側板部21には、ロツク爪
98が挿通できるように前後方向に延びた切欠部
102が形成されている。
以上、記録再生装置1の構成につき述べたが、
次にこの記録再生装置1に適用されるデイスクカ
セツト22につき説明する。デイスクカセツト2
2は第3図に示すように合成樹脂から成る偏平な
カセツト筐体107内に磁気デイスク115を回
転自在に収納したものであつて、この磁気デイス
ク115の中心部には皿状の芯金108が取り付
けてある。この芯金108はカセツト筐体107
の下面壁に設けられた円形開口109内に回転自
在に嵌合している。そして芯金108の下面には
前記ブラシレスモータ6の回転軸6aが挿入され
る挿入孔110と、回転駆動ピン8が挿入される
ピン挿入孔111とが夫々設けられている。
カセツト筐体107の前部側の上面壁及び下面
壁には、パツド挿入孔112及びヘツド挿入孔1
13が夫々設けられている。そしてデイスクカセ
ツト22の装着時に前記磁気ヘツド13がヘツド
挿入孔113に挿入される一方、図示しないパツ
ドがパツド挿入孔112に挿入されて、磁気デイ
スク108の記録再生面が磁気ヘツド13と接触
するようになつている。上記パツド挿入孔112
及びヘツド挿入孔113は、カセツト筐体107
の前部側を上下より挾む断面コ字状の摺動蓋70
により常時は覆われている。この摺動蓋70は第
3図で矢印a方向及びb方向に摺動可能になつて
いて、摺動蓋70の上下両面壁には上下一対の連
通孔114が設けられている。そして摺動板70
を第3図で矢印a方向に摺動させると、この一対
の連通孔114が上記パツド挿入孔112及びヘ
ツド挿入孔113と整合して、これら挿入孔11
2,113が開放されるようになつている。また
摺動板70の前端部には前記第2の移動体61に
取付けられた板バネ69の係合部69aが係合す
る凹部71が設けられている。なお、カセツト筐
体107の下面壁の一側部には前述した如くカセ
ツトロツクレバー95のロツク爪98が挿入する
ロツク穴101が設けられている。
〔作動説明〕
次に上述の如く構成した記録再生装置1におけ
るデイスクカセツト22の装着動作乃至排出動作
につき説明する。
(装着動作) デイスクカセツト22をカセツトホルダ18に
挿入する前においては、第1の移動体55及第2
の移動体61は夫々第3図に示す復動位置にあつ
て、第2の移動体61のネジ68は傾斜ガイド溝
53の前端部、即ち非傾斜部53aにある。この
状態からデイスクカセツト22を第3図で矢印c
方向からカセツトホルダ18に挿入すると、カセ
ツト筐体107の前面壁の左側端部78が第1の
移動体55の突片76と当接すると共に、摺動蓋
70の凹部71が第2の移動体61の板バネ69
の係合部69aと係合する。このとき、第1の移
動体55はまだ往動を始めていないので、カセツ
トロツクレバー95の被押圧ピン97は押圧傾斜
部100に押圧されて第6図及び第7a図に示す
回動位置にあり、そのロツク爪98はカセツトホ
ルダ18の切欠部102の下方にある。従つてデ
イスクカセツト22と第1の移動体55とは未だ
一体的にロツクされていない。
しかし、デイスクカセツト22を第6図で矢印
c方向に更に挿入すると、第1の移動体55が引
張バネ66に抗してデイスクカセツト22と同方
向、即ち第6図で矢印c方向に往動し始める。従
つてカセツトロツクレバー95は第7b図に示す
如く引張バネ96によつて時計方向に回動する。
そしてロツク爪98が切欠部102を通つてデイ
スクカセツト22のロツク穴101に挿入され、
デイスクカセツト22と第1の移動体55とが一
体的にロツクされる。なお、このロツク状態に到
るまでの間、第2の移動体61の被ガイドピン6
8は非傾斜部53aを移動する。従つて上記ロツ
ク状態に到るまでは第2の移動体61は摺動蓋7
0の摺動方向(矢印a及びb方向)に移動せず、
板バネ69の係合部69aと摺動蓋70の凹部7
1との確実な係合がなされる。
その後、第8図及び第9図に示す如くデイスク
カセツト22を矢印c方向に挿入すると、第1の
移動体55の同方向への往動に伴なつて第2の移
動体61の被ガイドピン68が傾斜ガイド溝53
に案内され、第2の移動体61が第9図で矢印d
方向に往動する。従つて、摺動蓋70が第9図で
矢印a方向に往動し、被ガイドピン68が非傾斜
部53bに到達したときに摺動蓋70の一対の連
通孔114とパツド挿入孔112及びヘツド挿入
孔113とが夫々整合して、これら挿入孔11
2,113が第10図に示す如く完全に解放され
る。そしてこの開放状態になつた直後に第1の移
動体55の被ロツクピン73のローラ74が切欠
溝75の垂直部75bに到達する。よつて連結板
25は引張バネ47によつて第11図に示す如く
時計方向に回動し、カセツトホルダ18は第11
図及び第12図に示す如く水平状態のまま下方へ
と移動する。そしてデイスクカセツト22の挿入
孔40及びピン挿入孔41にブラシレスモータ6
の回転軸6a及び回転駆動ピン8が挿入されると
共に、ヘツド挿入孔113に磁気ヘツド13が、
パツド挿入孔112に切欠部54を通じて図示し
ないパツドが夫々挿入され、デイスクカセツト2
2の装着動作が完了する。なお、このとき第1の
移動体55の被ロツクピン73は、切欠溝75の
垂直部75bに入り込んでロツクされる。
摺動蓋70は上述のようにして開蓋されるが、
デイスクカセツト22をカセツトホルダ18に挿
入する際に摺動蓋70が完全に閉まつていない状
態であつても、摺動蓋70の開蓋動作には何ら支
障がない。即ち、第2の移動体61は摺動蓋70
の開閉ストロークと等しい移動ストロークを有し
ているので、摺動蓋70がどの位置にあつても第
2の移動体61が往動する途中で板バネ69の係
合部69aが凹部71に確実に係合する。よつて
摺動蓋70が完全に開蓋されないままデイスクカ
セツト22がカセツト装着位置に装着されるとい
つた誤動作が全く生じない。
また、デイスクカセツト22と第1の移動体5
5とがカセツトロツクレバー95によつて一体的
にロツクされるので、カセツトホルダ18にデイ
スクカセツト22を挿入する途中でこれを急に引
き抜いたりしても、摺動蓋70の凹部71から板
バネ69の係合部69aが外れることがなく、従
つて摺動蓋70の開閉ミスを全く生じないもので
ある。
(排出動作) デイスクカセツト22の排出動作(イジエクト
動作)は、イジエクト操作板80を第11図で矢
印e方向に往動させることにより成される。即
ち、イジエクト操作板80の被押圧部91を引張
バネ87に抗して押圧して第11図で矢印e方向
に往動させると、傾斜部88が連結板25の被押
圧ピン90を上方に押圧し、連結板25は引張バ
ネ47に抗して第11図で反時計方向に回動す
る。従つてカセツトホルダ18が水平状態のまま
上方へと移動し、被ロツクピン73が垂直部75
bから外れて非ロツク状態になる。よつて第1の
移動体55がデイスクカセツト22と共に引張バ
ネ66によつて第9図で矢印h方向に復動する。
このとき第2の移動体61はその被ガイドピン6
8が傾斜ガイド溝53にガイドされ、第9図で矢
印i方向に復動する。従つて摺動蓋70は第9図
で矢印b方向に摺動し、パツド挿入孔112及び
ヘツド挿入孔113が摺動蓋70によつて覆われ
る。
次に、第13図は第1の移動体55がその復動
を完了する直前の状態を示したものであつて、こ
のときまでイジエクト操作板80を往動位置に保
つておく。すると水平部75aに案内されて復動
してきた被ロツクピン73が、前端部75cと当
接する前にイジエクト操作板80のストツパー部
89と当接し、第1の移動体55の復動が一時的
に阻止される。従つてこの第1の移動体55の停
止時においては、デイスクカセツト22はカセツ
トロツクレバー95によつて第1の移動体55に
ロツクされたままであるから、デイスクカセツト
22が第9図で矢印h方向への慣性力によりカセ
ツトホルダ18外に飛び出すことがない。
次にイジエクト操作板80の被押圧部91の押
圧を解除すると、イジエクト操作板80及び第1
の移動体55は、引張バネ87及び66によつて
夫々第5図に示す如く復動する。するとカセツト
ロツクレバー95の被押圧ピン97が押圧傾斜部
100に乗り上げ、カセツトロツクレバー95が
第7a図に明示する如く反時計方向に回動し、ロ
ツク爪98がデイスクカセツト22のロツク穴1
01から外れる。しかし、このときの第1の移動
体55乃至デイスクカセツト22の復動速度は、
引張バネ66の引張力が弱まつているため極めて
低速である。このためロツク爪98とロツク穴1
01との係合が解除されても、デイスクカセツト
22がカセツトホルダ18外に飛び出す恐れは全
くない。
次に本発明の変形実施例を第14図に基づいて
説明する。この変形実施例は上記実施例において
示した傾斜ガイド溝53を採用せずに第14図に
示す如く第1の移動体55上の前後左右の4個所
に4つのローラ120〜123を回転自在に取り
付けたものである。そしてこれらローラ120〜
123に無端状の駆動糸124を方形状を成して
巻掛け、上記ローラ120と121の間の駆動糸
124aと第2の移動体61とを一対の止め金具
125にて相互に結合している。また第1の移動
体55にはローラ120と123を結ぶ直線に沿
つて長孔126を形成し、この長孔126にカセ
ツトホルダ18の上板部19に固定された止め金
具127の先端部127aを挿通させている。そ
してこの先端部127aにローラ120と123
の間の駆動糸124bを止着している。
従つてデイスクカセツト22を第14図で矢印
c方向に挿入して第1の移動体55を同方向に往
動させると、駆動糸124bが止め金具127の
先端部127aにて第14図で矢印j方向に相対
的に駆動される。よつて第2の移動体61及び摺
動蓋70が第14図で矢印d方向及び矢印a方向
に夫々往動して摺動蓋70が開蓋する。また第1
の移動体55がデイスクカセツト22と共に第1
4図で矢印h方向に復動すると、駆動糸124b
が第14図で矢印k方向に相対的に駆動される。
よつて第2の移動体61及び摺動蓋70は第14
図で矢印i方向及び矢印b方向に夫々復動して摺
動蓋70が閉蓋する。
以上本発明の一実施例について説明したが、本
発明は上記実施例に示した構造のものに限定され
ることなく種々の変形が可能である。例えば上記
実施例においては第2の移動体61をデイスクカ
セツト22の挿入及び排出方向と直角を成す方向
に移動可能としたが、第2の移動体61はデイス
クカセツト22の摺動蓋70の摺動方向に往復動
するものであればよく、上記実施例に示した移動
方向に必ずしも限定されるものではない。従つ
て、例えば摺動蓋70がデイスクカセツト22の
挿入及び排出方向と同じ方向に摺動するものであ
れば、第2の移動体61をデイスクカセツトの挿
入及び排出方向と同じ方向に移動可能とすればよ
い。
また上記実施例においては、摺動蓋70と第2
の移動体61とを係合する係合手段を板バネ69
の係合部69aと凹部71とによつて構成した
が、その他各種の係合手段を採用することが可能
である。
本発明は上述の如く、デイスクカセツトの挿入
及び排出動作と連動して第2の移動体を往復移動
させ、この移動体とデイスクカセツトの摺動蓋と
を係合する係合手段を介して摺動蓋の開閉を自動
的に行なうようにしたものであるから、摺動蓋を
手動にて開閉操作する煩わしさがなく、デイスク
カセツトを記録再生装置にスピーデイに装着でき
ると共に、摺動蓋が閉まつたままデイスクカセツ
トを装着するような誤操作を確実に防止できる。
また、デイスクカセツトを記録再生装置から取り
出した時には、その摺動蓋が常に閉蓋しているた
め、デイスク状記録媒体の記録再生面に手等が触
れてこれを不測に損傷するといつたおそれも全く
ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであつ
て、第1図は記録再生装置を装置本体とカセツト
装着装置とに分離した状態で示す斜視図、第2図
はカセツト装着装置の分解斜視図、第3図はカセ
ツト装着装置及びデイスクカセツトの平面図、第
4図は同上の―線矢視正面図、第5図は第4
図の右側面図、第6図はデイスクカセツトをカセ
ツトホルダに挿入した初期状態における第4図の
左側面図、第7a図は同上の要部を示す拡大図、
第7b図は同上のデイスクカセツトがロツクされ
た直後の状態を示す説明図、第8図は第6図のデ
イスクカセツトが装着された状態を示す説明図、
第9図は第3図のデイスクカセツトを挿入する途
中の状態を示す説明図、第10図は同上のデイス
クカセツトが装着された状態を示す説明図、第1
1図は同上のXI―XI線矢視側面図、第12図は第
10図のXII―XII線矢視側面図、第13図は第11
図においてイジエクト操作板を作動させた状態を
示す説明図、第14図は本発明の変形例を示す平
面図である。 また図面に用いられた符号において、22……
デイスクカセツト、55……第1の移動体、61
……第2の移動体、69……板バネ、69a……
係合部、70……摺動蓋、71……凹部、115
……磁気デイスク、120……ローラ、124…
…駆動糸である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイスク状記録媒体が収納された筐体上に断
    面コ字状の摺動蓋が設けられたデイスクカセツト
    を用い、該デイスクカセツトの挿入及び排出動作
    により往復移動する移動体と、該移動体の係合部
    を上記断面コ字状の摺動蓋の上記筐体の側面に対
    向する部分に設けた切欠部に係合させて、上記デ
    イスクカセツトの挿入及び排出動作に伴なつて上
    記摺動蓋を開閉する構造とを有する記録再生装置
    におけるデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置。
JP56201398A 1981-12-14 1981-12-14 記録再生装置におけるデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置 Granted JPS58102361A (ja)

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JP56201398A JPS58102361A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 記録再生装置におけるデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置

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JP56201398A JPS58102361A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 記録再生装置におけるデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置

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