JPH0134133Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0134133Y2 JPH0134133Y2 JP1982072817U JP7281782U JPH0134133Y2 JP H0134133 Y2 JPH0134133 Y2 JP H0134133Y2 JP 1982072817 U JP1982072817 U JP 1982072817U JP 7281782 U JP7281782 U JP 7281782U JP H0134133 Y2 JPH0134133 Y2 JP H0134133Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- noise
- sampling
- detector
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として超音波を用いた潮流計などの
水中探知装置の受信装置に関するものである。
水中探知装置の受信装置に関するものである。
例えば潮流の速度を測定する場合、水中のプラ
ンクトンなどからの反射波だけを受信できれば問
題ないが、実際には船のプロペラ音、走航雑音、
エンジンの振動音などのいわゆる継続的ノイズが
混在するから、信号の処理に当つた之等のノイズ
を極力低減する必要がある。とくに水中プランク
トンなどからの反射波のように、反射波のレベル
が極めて小さいものを取扱う場合には、ノイズの
影響を除くことは非常に大切である。
ンクトンなどからの反射波だけを受信できれば問
題ないが、実際には船のプロペラ音、走航雑音、
エンジンの振動音などのいわゆる継続的ノイズが
混在するから、信号の処理に当つた之等のノイズ
を極力低減する必要がある。とくに水中プランク
トンなどからの反射波のように、反射波のレベル
が極めて小さいものを取扱う場合には、ノイズの
影響を除くことは非常に大切である。
本考案は受信に当り、信号(S)とノイズ
(N)の比、すなわちS/Nをどの程度に設定し
ておけば満足できる信号が得られるかを念頭に置
き、例えばS/N=2、換言すれば6デシベル
(db)と設定して常にS/Nが6dbの範囲に含ま
れる信号を受信できるようにしたものである。
(N)の比、すなわちS/Nをどの程度に設定し
ておけば満足できる信号が得られるかを念頭に置
き、例えばS/N=2、換言すれば6デシベル
(db)と設定して常にS/Nが6dbの範囲に含ま
れる信号を受信できるようにしたものである。
以下に図面を参照して詳細に説明する。
第1図は実施例のブロツクダイヤグラム、第2
図は作動説明図で第1図の各部に記入した符号と
対応して示してあり、作動は次の通りである。
図は作動説明図で第1図の各部に記入した符号と
対応して示してあり、作動は次の通りである。
キーイング回路1で発生される一定の周期Tの
発振パルスP0(第2図ロ参照)で送信機2が駆動
されると、送受結合器3を介して送受波器4から
超音波が送信され(第2図ハ参照)、反射波は送
受波器4に帰来し、送受結合器3を経て増巾器5
で増巾される。このとき反射波と全く無関係に送
受波器4はノイズを受けるから、反射波すなわち
有効な信号と共にノイズを含んだ増巾器5の出力
は、検波器6で検波されると、第2図ニの実線で
示すようになり、こゝでノイズレベルは図中にN
で示す通りであり、次の送信パルスを発射する時
点の近傍では、殆どの場合に、有効な信号を含ま
ないでノイズ分だけが存在すると考えられる。
発振パルスP0(第2図ロ参照)で送信機2が駆動
されると、送受結合器3を介して送受波器4から
超音波が送信され(第2図ハ参照)、反射波は送
受波器4に帰来し、送受結合器3を経て増巾器5
で増巾される。このとき反射波と全く無関係に送
受波器4はノイズを受けるから、反射波すなわち
有効な信号と共にノイズを含んだ増巾器5の出力
は、検波器6で検波されると、第2図ニの実線で
示すようになり、こゝでノイズレベルは図中にN
で示す通りであり、次の送信パルスを発射する時
点の近傍では、殆どの場合に、有効な信号を含ま
ないでノイズ分だけが存在すると考えられる。
次に前記発振パルスP0の発生時点より僅かな
時間tだけ先行して、キーイング回路1から発生
されるサンプリングパルスP1(第2図イ参照)
は、サンプリング及びホールド回路7に印加さ
れ、前記検波器6の出力のうちノイズ相当分がサ
ンプリングされて保持される。
時間tだけ先行して、キーイング回路1から発生
されるサンプリングパルスP1(第2図イ参照)
は、サンプリング及びホールド回路7に印加さ
れ、前記検波器6の出力のうちノイズ相当分がサ
ンプリングされて保持される。
8はノイズレベル増巾器で、サンプリング及び
ホールド回路7に保持されたノイズのレベルを任
意に設定した量だけ増巾するもので、増巾率は
S/N比をいかに定めて受信するかで決められ
る、すなわちS/N=2であればNを2倍に増巾
する。
ホールド回路7に保持されたノイズのレベルを任
意に設定した量だけ増巾するもので、増巾率は
S/N比をいかに定めて受信するかで決められ
る、すなわちS/N=2であればNを2倍に増巾
する。
ノイズレベル増巾器8で増巾されたノイズ(第
2図ニの点線参照)と、前記検波器6の出力とが
比較器9に印加されると、比較器9の出力側に
は、立上りから第2図ニの実線と点線とが交叉す
る点まで続く矩形波の出力(第2図ホ参照)が得
られる。
2図ニの点線参照)と、前記検波器6の出力とが
比較器9に印加されると、比較器9の出力側に
は、立上りから第2図ニの実線と点線とが交叉す
る点まで続く矩形波の出力(第2図ホ参照)が得
られる。
前記増巾器5で増巾された信号SとノイズN
は、増巾器10で更に増巾され(第2図ヘ参照)、
前記比較器9の矩形波出力と共にゲート回路11
に印加され、ゲート回路11の出力側には、前記
比較器9の矩形波で制限された時間帯域に亘つて
出力(第2図ト参照)が得られ、したがつてこの
時間帯域においては前記の通り設定したS/N比
で有効に受信々号を取り出すことができる。
は、増巾器10で更に増巾され(第2図ヘ参照)、
前記比較器9の矩形波出力と共にゲート回路11
に印加され、ゲート回路11の出力側には、前記
比較器9の矩形波で制限された時間帯域に亘つて
出力(第2図ト参照)が得られ、したがつてこの
時間帯域においては前記の通り設定したS/N比
で有効に受信々号を取り出すことができる。
本考案は、潮流計に限らず魚群探知機などの水
中探知装置にも適用できることは言うまでもな
い。
中探知装置にも適用できることは言うまでもな
い。
以上説明の通り本考案は、S/N比を任意に設
定し、その範囲に含まれる時間帯域だけを有効な
受信帯域として確定できるから、ノイズに邪魔さ
れることなく信号の受信が確実となり極めて効果
がある。
定し、その範囲に含まれる時間帯域だけを有効な
受信帯域として確定できるから、ノイズに邪魔さ
れることなく信号の受信が確実となり極めて効果
がある。
第1図は本考案の実施例のブロツクダイヤグラ
ムを示す。第2図は作動説明図である。 1……キーイング回路、2……送信機、3……
送受結合器、4……送受波器、5……増巾器、6
……検波器、7……サンプリング及びホールド回
路、8……ノイズレベル増巾器、9……比較器、
10……増巾器、11……ゲート回路。
ムを示す。第2図は作動説明図である。 1……キーイング回路、2……送信機、3……
送受結合器、4……送受波器、5……増巾器、6
……検波器、7……サンプリング及びホールド回
路、8……ノイズレベル増巾器、9……比較器、
10……増巾器、11……ゲート回路。
Claims (1)
- 超音波を用いた潮流計などの水中探知装置にお
いて、受信増幅されたあとの出力を検波する検波
器と、探知用パルスより僅かの時間先行してサン
プリングパルスを送出するキーイング回路と、該
サンプリングパルスにより前記検波器の出力から
ノイズだけをサンプリング及びホールデイングす
るサンプリング及びホールド回路と、該サンプリ
ング及びホールド回路で保持されたノイズ出力
を、適宜に決めた増幅率で増幅するノイズレベル
増幅器と、該ノイズレベル増幅器の出力と前記検
波器の出力を比較する比較器と、該比較器の出力
を印加するとゲートを開くゲート回路を具備して
おり、該ゲート回路のゲートを開いたときのみ、
受信信号を取り入れるように構成されたことを特
徴とする水中信号の受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281782U JPS58177883U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 水中信号の受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281782U JPS58177883U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 水中信号の受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177883U JPS58177883U (ja) | 1983-11-28 |
JPH0134133Y2 true JPH0134133Y2 (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=30082360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7281782U Granted JPS58177883U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 水中信号の受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177883U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61144583A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | Furuno Electric Co Ltd | 広範囲水中探知装置における不要反射波抑圧装置 |
US5442343A (en) * | 1993-06-21 | 1995-08-15 | International Business Machines Corporation | Ultrasonic shelf label method and apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5484762A (en) * | 1977-12-17 | 1979-07-05 | Fuji Roiyaru Kk | Noise reject device of ultrasonic underwater detector |
JPS54106270A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-21 | Kaijo Denki Kk | Treating apparatus of receiving signal |
JPS54147860A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Koden Electronics Co Ltd | Correlative image indicator |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP7281782U patent/JPS58177883U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5484762A (en) * | 1977-12-17 | 1979-07-05 | Fuji Roiyaru Kk | Noise reject device of ultrasonic underwater detector |
JPS54106270A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-21 | Kaijo Denki Kk | Treating apparatus of receiving signal |
JPS54147860A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Koden Electronics Co Ltd | Correlative image indicator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177883U (ja) | 1983-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS57501690A (ja) | ||
FR2370988A1 (fr) | Systeme radar fonctionnant avec deux types d'impulsions | |
FR2519769A1 (fr) | Systeme de positionnement acoustique | |
GB1357329A (en) | Detection apparatus | |
US3863198A (en) | Doppler sonar utilizing period measurement with thresholded receivers | |
JPH0134133Y2 (ja) | ||
JPS645263Y2 (ja) | ||
JPS58186067A (ja) | 距離測定方式 | |
JP2951045B2 (ja) | 超音波反射強度測定装置 | |
JPS6282381A (ja) | ソ−ナ−装置 | |
GB699796A (en) | Improvements in or relating to the detection of cracks in engineering components | |
JP2875118B2 (ja) | 超音波探知装置 | |
JPS5830211Y2 (ja) | 超音波式汚泥測定装置 | |
JPH0317583A (ja) | 水中探知装置 | |
JPH09288181A (ja) | 高精度海底検出器及びそれを具備した魚群探知機 | |
JPH0227624B2 (ja) | ||
JPH06347548A (ja) | 船舶速度測定装置 | |
JPH01280273A (ja) | アクテイブソーナ装置 | |
JPH02709Y2 (ja) | ||
JPS6365910B2 (ja) | ||
JP2801997B2 (ja) | 潮流測定方法 | |
JPS6383685A (ja) | 音響測深機 | |
JPS63151133A (ja) | 水中デ−タ伝送装置 | |
JPS59218973A (ja) | 車載用障害物検知装置 | |
JPH0621033Y2 (ja) | 魚群探知機 |