JPH01322067A - 墜落防止用ネットの張設方法 - Google Patents
墜落防止用ネットの張設方法Info
- Publication number
- JPH01322067A JPH01322067A JP15759788A JP15759788A JPH01322067A JP H01322067 A JPH01322067 A JP H01322067A JP 15759788 A JP15759788 A JP 15759788A JP 15759788 A JP15759788 A JP 15759788A JP H01322067 A JPH01322067 A JP H01322067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- building
- fall prevention
- members
- net member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、特に木造建築物の建方時に於ける墜落防止用
ネットの張設方法に関するものである。
ネットの張設方法に関するものである。
[従来の技術]
木造建築物は、柱や梁等の構造物の下小屋作業と地業基
礎工事が完了すると、軸組・小屋組を一気に建て込むの
が、一般的である。
礎工事が完了すると、軸組・小屋組を一気に建て込むの
が、一般的である。
この建方は、通常−日で終わり、その後、構造体の垂直
・水平度等を出しながら筋かいの取り付けを行ない、屋
根葺きや外壁を施工してから、床に板を張るようになっ
ている。
・水平度等を出しながら筋かいの取り付けを行ない、屋
根葺きや外壁を施工してから、床に板を張るようになっ
ている。
以上のように、建方をしてから、床に板を張るまでの開
には相当の日数があり、その間、屋根葺き、間柱や筋か
いの取り付は作業等の各種の作業をしなければならず、
作業中に2階の床や天井部分の開口部から作業具が墜落
したり、資材が落下する等の事故が生ずる。
には相当の日数があり、その間、屋根葺き、間柱や筋か
いの取り付は作業等の各種の作業をしなければならず、
作業中に2階の床や天井部分の開口部から作業具が墜落
したり、資材が落下する等の事故が生ずる。
近年、湿気防止等の理由により、建物の基礎部分全体に
コンクリートが打設されることが多く、このような場合
には、墜落事故は大怪我や時には死亡事故につながりか
ねない重大な問題となっている。
コンクリートが打設されることが多く、このような場合
には、墜落事故は大怪我や時には死亡事故につながりか
ねない重大な問題となっている。
このような墜落事故を防止するために、従来がら、床を
張る前の床開口部等に墜落防止用のネットを張って、第
8図に示すように、落下した作業具を受は止めて人身事
故を未然に防止するようになってる。
張る前の床開口部等に墜落防止用のネットを張って、第
8図に示すように、落下した作業具を受は止めて人身事
故を未然に防止するようになってる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、特に、在米の住宅用木造建築物は、柱に
よって囲まれた部屋等の広さが、3畳、4.5畳、6畳
、8畳、10畳、12畳等、各種に亙るため、上記従来
の墜落防止用ネットでは、各部屋の広さ毎にネットを取
り揃えて用意しなければならず、取り揃えの煩わしさや
張設作業の繁雑さ等の不都合があった。
よって囲まれた部屋等の広さが、3畳、4.5畳、6畳
、8畳、10畳、12畳等、各種に亙るため、上記従来
の墜落防止用ネットでは、各部屋の広さ毎にネットを取
り揃えて用意しなければならず、取り揃えの煩わしさや
張設作業の繁雑さ等の不都合があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、建物開取りの各種形
状と大きさに簡単かつ迅速に対応せしめることができ、
確実かつ容易に張設することができる墜落防止用ネット
の張設方法を提供することにある。
もので、その目的とするところは、建物開取りの各種形
状と大きさに簡単かつ迅速に対応せしめることができ、
確実かつ容易に張設することができる墜落防止用ネット
の張設方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の墜落防止用ネットの張設方法は、ネット部材を
、張設すべき建物水平開口部の形状と大きさに今わせて
折り畳み、該折り畳んだネット部材の周縁を開口部周囲
の柱や横架材等に取り付けて張設することを特徴とする
ものであり、上記ネット部材に親網を縦横に取り付けて
建物間取りの単位面積に区切り、該親網に沿ってネット
部材を折り畳むようにしたことを特徴とするものである
。
、張設すべき建物水平開口部の形状と大きさに今わせて
折り畳み、該折り畳んだネット部材の周縁を開口部周囲
の柱や横架材等に取り付けて張設することを特徴とする
ものであり、上記ネット部材に親網を縦横に取り付けて
建物間取りの単位面積に区切り、該親網に沿ってネット
部材を折り畳むようにしたことを特徴とするものである
。
また、本発明の方法は、複数のネット部材の各縁部を継
ぎ合わせて張設すべき建物水平開口部の形状と大きさに
構成し、それらの継ぎ合わせたネット部材の周縁を開口
部周囲の柱や横架材等に取り付けて張設することを特徴
とするものであり、ネット部材を適宜形状と大きさに折
り畳んでから、別のネント部相と継ぎ合わせることも特
徴とするものである。
ぎ合わせて張設すべき建物水平開口部の形状と大きさに
構成し、それらの継ぎ合わせたネット部材の周縁を開口
部周囲の柱や横架材等に取り付けて張設することを特徴
とするものであり、ネット部材を適宜形状と大きさに折
り畳んでから、別のネント部相と継ぎ合わせることも特
徴とするものである。
[実施例]
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図において、1は例えば6畳用の大きさを有するネ
ット部材であって、麻等の天然繊維やナイロン等の合成
繊維を素材とした引張強度の高い鋼糸を、網目の大きさ
を、例えば約10c+nに編成したものである。
ット部材であって、麻等の天然繊維やナイロン等の合成
繊維を素材とした引張強度の高い鋼糸を、網目の大きさ
を、例えば約10c+nに編成したものである。
2は親網であって、上記ネット部材1の糸より多少太め
の鋼糸が好ましく、該ネット部材1を建物間取りの単位
面積に区切るように縦横に取り付けられている。この親
網2のネット部材1への取り付は方法としては、ネット
部材1に直接編成したり、また、ネット部材1の一側に
括り付ける等、要するにネット部材1に一体化できれば
よい。
の鋼糸が好ましく、該ネット部材1を建物間取りの単位
面積に区切るように縦横に取り付けられている。この親
網2のネット部材1への取り付は方法としては、ネット
部材1に直接編成したり、また、ネット部材1の一側に
括り付ける等、要するにネット部材1に一体化できれば
よい。
上記建物間取りの単位面積とは、例えば日本の住宅用木
造建築物に於いては、半間×半間(約90X90cIo
)の広さである。
造建築物に於いては、半間×半間(約90X90cIo
)の広さである。
3は縁網であって、上記ネット部材1の周囲に取り伺け
られており、その鋼糸としては上記親網2と同じもので
よい。
られており、その鋼糸としては上記親網2と同じもので
よい。
以上のように構成された墜落防止用ネットを、6畳の広
さの開口部に張設するには、従来のように、」二部縁網
3を吊綱等により柱や横架材(梁等)に結び付ければよ
いが、例えば4.5畳の広さの開口部に張設するには、
第2図に示すように、短辺に平行な親網2のうち、縁網
3に近い親網2′に沿ってネット部材1を折り畳んで、
全体として4.5畳の広さのネットに形成して使用する
。
さの開口部に張設するには、従来のように、」二部縁網
3を吊綱等により柱や横架材(梁等)に結び付ければよ
いが、例えば4.5畳の広さの開口部に張設するには、
第2図に示すように、短辺に平行な親網2のうち、縁網
3に近い親網2′に沿ってネット部材1を折り畳んで、
全体として4.5畳の広さのネットに形成して使用する
。
第3図は、上記6畳用のネット部材1を3畳用に折り畳
む場合(A)、10畳用のネット部材1を8畳用に折り
畳む場合(B)の各々の実施例を示す。
む場合(A)、10畳用のネット部材1を8畳用に折り
畳む場合(B)の各々の実施例を示す。
また、6畳用のネットを2枚使用して12畳用にする場
合には、第4図(A)(B)に順次示すように、長辺の
縁網3′同士を一致させて適宜連結具4により一体的に
継ぎ合わせて使用する。この連結具4としては、例えば
第5図に示すように、螺旋状の金属線を縁網3′の回り
に回転させながら連結するものがあるが、本発明はこれ
に限定するものではなく、要するに2本の綱を一体的に
連結できるものであればいずれでもよい。
合には、第4図(A)(B)に順次示すように、長辺の
縁網3′同士を一致させて適宜連結具4により一体的に
継ぎ合わせて使用する。この連結具4としては、例えば
第5図に示すように、螺旋状の金属線を縁網3′の回り
に回転させながら連結するものがあるが、本発明はこれ
に限定するものではなく、要するに2本の綱を一体的に
連結できるものであればいずれでもよい。
さらに、6畳用のネット部材1により10畳用のものを
構成するには、第6図に示すように、−方の6骨用ネッ
ト部材1を4畳用に折り畳んでから、他方の6骨用ネッ
ト部材1と連結すればよい。
構成するには、第6図に示すように、−方の6骨用ネッ
ト部材1を4畳用に折り畳んでから、他方の6骨用ネッ
ト部材1と連結すればよい。
以上のように、複数のネット部材1を継ぎ合わせる場合
に、例えば6畳用のネット部材1と10畳用のネット部
材1とを組み合わせるように、大きさの異なるネット部
材1を組み合わせて且つそれぞれのネットを適宜折り畳
むことにより、各種の形状と広さのネットを構成するこ
とができる。
に、例えば6畳用のネット部材1と10畳用のネット部
材1とを組み合わせるように、大きさの異なるネット部
材1を組み合わせて且つそれぞれのネットを適宜折り畳
むことにより、各種の形状と広さのネットを構成するこ
とができる。
第7図は2階床間口部に本発明方法によりネットを張設
した状態を示すものである。
した状態を示すものである。
尚、上記親網2同士の交差部分またはm1R2と縁網3
との交差部分に、結束用ロープ等の吊綱を取り付は用意
しておいてもよい。また、ネット部材1の大きさや形状
等の種類に応じて、ネット素材に彩色を施しておいて、
色により見分けができるようにしてもよい。さらtこ、
長方形のネットでは、親網や#、lI4に彩色を施して
、長辺や短辺の区別ができるようにしておいてもよい。
との交差部分に、結束用ロープ等の吊綱を取り付は用意
しておいてもよい。また、ネット部材1の大きさや形状
等の種類に応じて、ネット素材に彩色を施しておいて、
色により見分けができるようにしてもよい。さらtこ、
長方形のネットでは、親網や#、lI4に彩色を施して
、長辺や短辺の区別ができるようにしておいてもよい。
し発明の効果]
(1)1種類または数種類の大きさのネット部材を折り
畳んだり又は継ぎ合わせ、あらゆる形状と大きさのネッ
トを構成することができるので、用意しておくべきネッ
ト部材の種類が僅かで、取り揃え管理が簡単になり、経
費節減となるばかりでなく、張設作業も容易となる。
畳んだり又は継ぎ合わせ、あらゆる形状と大きさのネッ
トを構成することができるので、用意しておくべきネッ
ト部材の種類が僅かで、取り揃え管理が簡単になり、経
費節減となるばかりでなく、張設作業も容易となる。
(2)ネット部材を親網により建物間取りの単位面積に
区切っているので、この親網に沿って折り畳むことによ
り、正確な大きさに折り畳むことができると共に、折り
畳み部分の親網を縁網として取り付けに利用することが
できる。
区切っているので、この親網に沿って折り畳むことによ
り、正確な大きさに折り畳むことができると共に、折り
畳み部分の親網を縁網として取り付けに利用することが
できる。
第1図は本発明方法に使用するネット部材の一実施例を
示す斜視図、第2図はその折り畳みの一例を示す斜視図
、第3図(A)CB)はそれぞれ別の折り畳み例を示す
斜視図、第4図は2枚のネット部材を継ぎ合わせる方法
の説明図、第5図は連結共の一例を示す拡大斜視図、第
6図は折り畳み及び継ぎ合わせによる方法の実施例を示
す説明図、第7図は建築中の建物開口部にネットを張設
した斜視図、@8図は墜落時のネットによる受は止め状
態を示す斜視図である。 1・・・ネット部材、2・・・親網、3・・・縁網、4
・・・連結具。
示す斜視図、第2図はその折り畳みの一例を示す斜視図
、第3図(A)CB)はそれぞれ別の折り畳み例を示す
斜視図、第4図は2枚のネット部材を継ぎ合わせる方法
の説明図、第5図は連結共の一例を示す拡大斜視図、第
6図は折り畳み及び継ぎ合わせによる方法の実施例を示
す説明図、第7図は建築中の建物開口部にネットを張設
した斜視図、@8図は墜落時のネットによる受は止め状
態を示す斜視図である。 1・・・ネット部材、2・・・親網、3・・・縁網、4
・・・連結具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ネット部材を、張設すべき建物水平開口部の形状と
大きさに合わせて折り畳み、該折り畳んだネット部材の
周縁を開口部周囲の柱や横架材等に取り付けて張設する
ことを特徴とする墜落防止用ネットの張設方法。 2、ネット部材に親網を縦横に取り付けて建物間取りの
単位面積に区切り、該親網に沿ってネット部材を折り畳
むようにしたことを特徴とする請求項1に記載の墜落防
止用ネットの張設方法。 3、複数のネット部材の各縁部を継ぎ合わせて張設すべ
き建物水平開口部の形状と大きさに構成し、それらの継
ぎ合わせたネット部材の周縁を開口部周囲の柱や横架材
等に取り付けて張設することを特徴とする墜落防止用ネ
ットの張設方法。 4、ネット部材を適宜形状と大きさに折り畳んでから、
別のネット部材と継ぎ合わせることを特徴とする請求項
3に記載の墜落防止用ネットの張設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15759788A JPH01322067A (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 墜落防止用ネットの張設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15759788A JPH01322067A (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 墜落防止用ネットの張設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01322067A true JPH01322067A (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=15653188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15759788A Pending JPH01322067A (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 墜落防止用ネットの張設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01322067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0225644U (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-20 | ||
JP2008121221A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Dainichi Kk | ポール間にネットを張る方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147350B2 (ja) * | 1979-09-12 | 1986-10-18 | Honda Motor Co Ltd |
-
1988
- 1988-06-25 JP JP15759788A patent/JPH01322067A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147350B2 (ja) * | 1979-09-12 | 1986-10-18 | Honda Motor Co Ltd |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0225644U (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-20 | ||
JP2008121221A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Dainichi Kk | ポール間にネットを張る方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20040135134A1 (en) | Construction safety barrier | |
JPH01322067A (ja) | 墜落防止用ネットの張設方法 | |
CN209780190U (zh) | 大跨度张弦梁采光顶施工用吊挂平台 | |
JPH01322068A (ja) | 墜落防止用ネット | |
JPH03199553A (ja) | 工業化住宅の屋根ユニット | |
JP3498981B2 (ja) | 連棟可能な移動建物 | |
JPH0640278Y2 (ja) | 養生ネットの取付金物 | |
GB2323404A (en) | Method of constructing multi-storey buildings | |
JPH0649999B2 (ja) | 枠組壁工法用構造パネル | |
JP3029296U (ja) | 建築物周囲の囲いシート | |
JP3302837B2 (ja) | 親綱用固定金具を備えた屋根棟構造 | |
JP2676606B2 (ja) | 法枠工法 | |
JPH0637171Y2 (ja) | 墜落防止ネット用接続ファスナー | |
JPS58106019A (ja) | 法面保護工法および法面保護工用補強材 | |
KR20220095462A (ko) | 탄성소재를 구비한 지주 보강재 | |
JPH01187275A (ja) | 建設工事現場における雨天用テントの仮設方法 | |
JPS60195251A (ja) | 屋根の瓦葺き工法 | |
JP2518921B2 (ja) | 面取建物ユニットの傾斜屋根施工方法 | |
JPH10121639A (ja) | 独立束立て屋根の施工方法 | |
JPH10339038A (ja) | 外壁pcカーテンウォール用安全垂直ネットの取付方法 | |
JPH07133645A (ja) | 軒先構造 | |
JPH01169063A (ja) | プレファブ式トイレの組立方法 | |
KR20200052783A (ko) | 철근 조립체 | |
JPH0978784A (ja) | 屋根施工方法および屋根構造材 | |
JPH10159234A (ja) | 木造建築物の屋根ユニットとそれを用いた屋根構造及びその構築工法 |