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JPH01321902A - ウレタン手袋の製造法 - Google Patents

ウレタン手袋の製造法

Info

Publication number
JPH01321902A
JPH01321902A JP63151958A JP15195888A JPH01321902A JP H01321902 A JPH01321902 A JP H01321902A JP 63151958 A JP63151958 A JP 63151958A JP 15195888 A JP15195888 A JP 15195888A JP H01321902 A JPH01321902 A JP H01321902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
urethane
resin
urethane emulsion
emulsion resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63151958A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Kawamoto
智皓 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWANISHI KOGYO KK
Original Assignee
KAWANISHI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAWANISHI KOGYO KK filed Critical KAWANISHI KOGYO KK
Priority to JP63151958A priority Critical patent/JPH01321902A/ja
Publication of JPH01321902A publication Critical patent/JPH01321902A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は外表面に対し、ウレタン樹脂を施した耐油耐溶
剤手袋及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、ウレタン樹脂膜を有する耐溶剤手袋の製造方法と
して特公昭4’l−13878公報に開示されたものが
提案された。
この発明は、予め水分を斑なく吸収保持せしめた布手袋
を手袋製造型に被着し、これを水反応性のウレタン樹脂
液中に浸漬させて布手袋の表面に水分とウレタン樹脂と
を反応凝縮せしめた被膜を形成固着し、これを該溶液中
から取り出すと共に水中に浸漬して凝縮固定を促進し、
水中から取り出した後、手袋を離型してこれを乾燥させ
、次に手袋をそのまま或は、再び被着した状態で再度ウ
レタン樹脂を被着した後これを取り出し、約24時間乾
燥する方法を採っている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の方法は水反応性ウレタン樹脂としてDMF等の含
まれるタイプを使用している。DMF (ジメチルホル
ムアマイド)は、揮発性の溶剤で蒸気を吸入したり、又
皮膚や粘膜から吸収されると気道障害、皮膚障害、肝臓
障害等の中毒症状や障害を起こすことがあり好ましくな
い。
その為に、水中及び空気中のDMFを除去する高価な公
害防止設備が必要で、作業環境も好ましくない。
また厚手に水を含ませる為、乾燥時間及び°燃費もかな
りかかるという問題があった。
エマルジョンタイプは、水分を蒸発させれば、被膜とな
るので、前記の問題はないが、ソーピング等で脱脂をし
たメリヤス原生の場合、吸水性が良く浸透が著しく多く
なり、商品価値が無くなる。
未処理のメリヤス地手袋の場合は、編立時に機械油がつ
いていたり、綿そのものに含まれる油成分によってエマ
ルジョンのような水を含むものははじかれ易い。その為
、振りかけ塗布を数回実施しても、付tiしない部分が
出来たり、ピンポールや被膜の厚みも不均一になりゃす
い。
また、手袋として製品化した場合も、メリヤスとの密着
性がわるく剥離が生じ、破れ易く耐久性が落ちるという
問題点があった。
また、浸漬塗布の場合は、エマルションの液圧に依り編
目から浸透し、商品価値が無くなる。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明はウレタン樹脂にエマルジョンタイプを使用する
ことにより、公害及び乾燥時間、燃費の問題を解消し、
メリヤス等よりなる手袋の表面に刷毛、ナイフ等でウレ
タン樹脂の薄膜層を形成した上で、振りかけ、浸漬等に
よりウレタンエマルジョン樹脂を塗布する方法を採って
いる。
(作用) 本発明は前述の手段を採ったことにより、次の様に作用
する。ウレタンエマルジョンm 脂を、刷毛、ナイフ等
でメリヤス等の布地の表面に、機械的に塗布するので均
一な薄膜層となり、次の浸漬及び振りかけ等の塗布行程
での、ウレタンエマルジョン樹脂が浸透せず、かつなじ
みがよいので、むらなく均一な被膜となり、ピンホール
の心配もなくなる。
従って振りかけ回数も減り作業能率も向上する。
また、上記の様に、刷毛、ナイフ等でメリヤス等の布地
の表面に、機械的に塗布するので、メリヤス地との接着
性がよくなり、剥離も生じにくく耐久性が向上する。
(実施例) 以下本発明を具体化した一実施例を第1図、第2図、第
3図及び第4図に基づいて説明する。
まず第1製造行程では第1図に示す様にロール状のメリ
ヤス地の原反1を巻戻しながら移送し、その上面に粘度
の低いゾル状ウレタンエマルジョン樹脂2をナイフ3で
上面に均一に擦りつけるようにして少量薄く塗布し第2
図に示すようにメリヤス地の糸7の外面に樹脂層8を形
成する。なおナイフ3に依る塗布方法の他に、刷毛、ロ
ール、又はスプレーによる塗布方法を用いることも可能
である。
ただし、いずれの塗布方法においても毛羽立を防止し、
かつメリヤス等の布地の風合いを損なわぬように薄くな
るように塗布するのが望ましい。
このようにして上面に樹脂液2を薄く塗布された原反1
はさらに移送され、乾燥機4に入る。
乾燥機4内は、前記樹脂層が乾燥するのに最適な温度に
保たれ、同乾燥機4内を通過することにより、前記のよ
うに塗布されたエマルジョン中の水分が完全に乾燥され
、原反1には、いわゆる腰の強さがでて伸縮性は若干お
ちて、セットされた状態となり、毛羽は押えられるとと
もになじみやすくなるのである。
なお前述のような乾燥機4による方法の他に自然乾燥し
てもよい。
乾燥機4を通過した原反1はさらに移送され冷却ロール
5間を通過することにより、冷却され前記樹脂層8は糸
7に対し確実に接着される。又、この樹脂層8の塗布行
程においてメリヤス地の全幅にわたって均一な張力をか
けられながら塗布が行われるので、塗布行程を終った状
態ではセットされ伸縮のむらは殆どなくなるのである。
冷却ロール5間を通過した原反1はさらに移送され、左
右に往復動する一対のローラ6間を通過して下方へ移送
されることになり、端片を合わせて積層状に折り畳まれ
る。
この場合、本発明実施例では、エマルジョン2をコーテ
ィングして樹脂層8を形成したことにより、原反は若干
腰の強さがでているので、耳を正確に揃えかつ迅速に畳
むことができる。
次に、第2製造行程として、前記原反1が適当な厚さま
で折り畳まれたら、移送されてくる原反■と切り放す。
この場合、前述したように、樹脂層8の乾燥後は原反1
自身では伸縮変形しないので、伸縮のむらをとるために
放置する必要はなくそのまま次のプレス型抜に移ること
ができる。
このプレス型抜では、畳まれた原反1はその耳が正確に
揃えられているとともに、滑り難く、さらに腰があるの
で、型どおりの正確な型抜が可能であり、従って、この
実施例によれば均一かつ正確な手袋片をプレス型抜する
ことができる。
次の第3製造行程ではプレス型抜された手袋片を二枚−
組とし、樹脂層8の塗布面を互いに接合させて、手首の
部分を除いて外周囲をミシン縫製する。
この場合も、手袋片に腰があるとともに、前記塗布面が
互いに滑り難いことにより、ミシン送りがスムーズでそ
の作業を大幅に能率アップすることができる。  ゛ なお、前記ミシン縫製の代わりに、同ミシン縫製部分を
ウェルダ加工により溶着又は樹脂層°8を形成するエマ
ルジョン2と相溶性のあるウレタン接着剤により接着す
ることも可能である。
次の第4製造行程は第3図に示す様に、前記の縫製され
た手袋を樹脂層8が外面になるように裏返して立体的な
手の型材9に嵌めて離脱しないように係止めする。なお
、本実施例によれば、前記第1製造行程において、その
表面にウレタンエマルジョン2を塗布して樹脂層8を形
成するときに毛羽立がおさえられているので毛羽焼は不
必要である。型材9に嵌めた手袋にウレタンエマルジョ
ン10を振りかけ、その後余分に付着したウレタン樹脂
を除くため垂下した状態で適当時間(5〜10分程度)
放置して余分のウレタン樹脂を滴下する。従来の製造方
法では、メリヤス地へのウレタンエマルジョンの塗布は
、はじき易く付きむらが出き、ピンホールも生じ易かっ
た。
また、エマルジョンタイプのウレタン樹脂を使用してい
るので、DMF等の公害の心配は全くない。
最後に約125°C〜150℃の温度で型材9に嵌めた
まま手袋を乾燥させる。厚手に水分を含ませた場合は約
24時間と長くかかるが、本発明実施例では50分間程
度で充分乾燥する。
乾燥する際、第4図に示すように樹脂層8を構成スるエ
マルジョン2と同じエマルジョン10を振りかけ塗布し
ているので、相溶性が良く樹脂層8と被膜層11は完全
に接着する。
樹脂層8は、機械的にメリヤス地に塗布されているので
、剥離の心配はなく、耐久性のある耐油耐溶剤手袋を製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法に使用されている装置を示
す正面図。 第2図は、本発明の薄膜層の塗布状態を示す拡大断面図
。 第3図は、手袋のウレタンエマルションの塗布行程を示
す略体側面図。 第4図は、最終行程を終えた手袋の拡大断面図である。 メリヤス地の原反1.エマルジョン2.綿糸7ウレタン
被膜8.−J[9,エマルジョン10.  ウレタン被
膜11゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メリヤス等よりなる手袋の表面にウレタンエマルジョン
    樹脂の薄膜層を形成するとともに、前記薄膜層の外面に
    再びウレタンエマルジョン樹脂を塗布し、ウレタン手袋
    を製造する方法。
JP63151958A 1988-06-20 1988-06-20 ウレタン手袋の製造法 Pending JPH01321902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63151958A JPH01321902A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 ウレタン手袋の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63151958A JPH01321902A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 ウレタン手袋の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01321902A true JPH01321902A (ja) 1989-12-27

Family

ID=15529930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63151958A Pending JPH01321902A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 ウレタン手袋の製造法

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JP (1) JPH01321902A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0261916U (ja) * 1988-10-26 1990-05-09
US5146628A (en) * 1990-10-26 1992-09-15 Bettcher Industries, Inc. Slip-resistant protective glove and method for manufacturing slip-resistant glove

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818442A (ja) * 1981-07-24 1983-02-03 赤座繊維工業株式会社 有毛製品の立毛加工法

Patent Citations (1)

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