JPH01304935A - 難燃性木質材料 - Google Patents
難燃性木質材料Info
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- JPH01304935A JPH01304935A JP13543388A JP13543388A JPH01304935A JP H01304935 A JPH01304935 A JP H01304935A JP 13543388 A JP13543388 A JP 13543388A JP 13543388 A JP13543388 A JP 13543388A JP H01304935 A JPH01304935 A JP H01304935A
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- Japan
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- flame
- flame retardant
- wood
- retardant
- coating agent
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はすぐれた特性を有する難燃性木質材料に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
各国行政当局による、木質建材の可燃性規制強化によシ
、木質建材の難燃性向上の研究が世界各国で進められて
来たが、その主な技術的方法としては難燃薬液の木質材
への減圧−加圧注入や、合板の場合に於いて単板の難燃
薬液中の浸漬、乾燥後のはシ合せ処理あるいは接着剤に
難燃薬液を混入して合板や?−ド類を製造する方法或い
は難燃薬液を木質材や合板に塗布する方法が知られてい
る。
、木質建材の難燃性向上の研究が世界各国で進められて
来たが、その主な技術的方法としては難燃薬液の木質材
への減圧−加圧注入や、合板の場合に於いて単板の難燃
薬液中の浸漬、乾燥後のはシ合せ処理あるいは接着剤に
難燃薬液を混入して合板や?−ド類を製造する方法或い
は難燃薬液を木質材や合板に塗布する方法が知られてい
る。
これらの従来の製法によって得られる難燃性木質建材は
、次に示す如き特徴を有している。
、次に示す如き特徴を有している。
、ノ
Σ−
難燃性能 優れる 優れる やや劣る難
燃性能の耐水性 優れる 優れる やや劣る加
熱時の合板の層間剥離 なし あシ あり
生産性 大 小 中 上述するようK、塗装法は生産性の点で最も有利でア夛
、乾燥に長時間を要する注入法よシも生産コストははる
かに低くなるが、まだ当業界ではほとんど実用化されて
いない。この理由として挙げられることは、次の諸点と
考えられる。
燃性能の耐水性 優れる 優れる やや劣る加
熱時の合板の層間剥離 なし あシ あり
生産性 大 小 中 上述するようK、塗装法は生産性の点で最も有利でア夛
、乾燥に長時間を要する注入法よシも生産コストははる
かに低くなるが、まだ当業界ではほとんど実用化されて
いない。この理由として挙げられることは、次の諸点と
考えられる。
イ)例えば、我国で内装材に適用される、建築基準法上
の難燃縁(JISA1321の難燃3級)の加熱試験に
合格しうる程の防火性能が従来公知の難燃塗装の方法で
は得られなかったこと。
の難燃縁(JISA1321の難燃3級)の加熱試験に
合格しうる程の防火性能が従来公知の難燃塗装の方法で
は得られなかったこと。
口)塗装すべき木質材表面が天然物であるが故に不均質
であシ、そのため難燃剤の耐着量が必ずしも均一となら
ず、しかも木質材料自体の燃焼性が不均一であることに
よる燃焼試験成績のバラツキ。
であシ、そのため難燃剤の耐着量が必ずしも均一となら
ず、しかも木質材料自体の燃焼性が不均一であることに
よる燃焼試験成績のバラツキ。
ハ)ポリシん酸アンモニウムのような微粉末の難燃剤を
配合した難燃処方がしばしば起す部分的な白化や不透明
化。
配合した難燃処方がしばしば起す部分的な白化や不透明
化。
二)3−(ジメチルホスホノ)グロピオンアミドのよう
な反応型の難燃剤のみを縮合系合成樹脂と併用して使用
する場合での好ましくない光沢の発生。
な反応型の難燃剤のみを縮合系合成樹脂と併用して使用
する場合での好ましくない光沢の発生。
ホ) JIS A−1321の難燃3級に合格させる
のには、固形分で少くとも30017m”以上の難燃剤
を塗装する必要があると推定されて来たのに対し、美観
や現場的な塗装技術の観点からは、200?/m”程度
の塗装が限度と考えられて来たこと。
のには、固形分で少くとも30017m”以上の難燃剤
を塗装する必要があると推定されて来たのに対し、美観
や現場的な塗装技術の観点からは、200?/m”程度
の塗装が限度と考えられて来たこと。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、
イ)高度の離燃性能とその耐湿、耐水時の性能保持性
口)すぐれた美観とその経時的保持性
ハ)合板の場合の加熱時のすぐれた耐層関剥離性二)高
度の生産性 の難燃性木質材料の提供にある。
度の生産性 の難燃性木質材料の提供にある。
(11題を解決する手段)
本発明は(、)木質基材に下地塗装剤としてポリビニル
アルコールおよび/あるいはポリアクリルアミドを必須
成分とする水溶液を塗装し、次いでその上に水溶性又は
水分散性の縮合系樹脂を必須成分とする難燃塗装剤を塗
装してなる難燃性木質材料、伽)該難燃性木質材料と下
地塗装剤としてポリビニルアルコールおよび/あるいは
ポリアクリルアミドを必須成分とする水溶液を塗装した
化粧紙或いは木質ツキ板とを、該難燃性木質材料の難燃
塗装剤の塗装面と該化粧紙或いは木質ツキ板の該水溶液
の塗布面とを接合せしめてなる難燃性木質材料及び(c
)下地塗装剤としてポリビニルアルコールおよび/らる
いはポリアクリルアミドにメラミン樹脂を併用したもの
を必須成分とする水溶液を用いた前記(1)又は(2)
の難燃性木質材料に関する。
アルコールおよび/あるいはポリアクリルアミドを必須
成分とする水溶液を塗装し、次いでその上に水溶性又は
水分散性の縮合系樹脂を必須成分とする難燃塗装剤を塗
装してなる難燃性木質材料、伽)該難燃性木質材料と下
地塗装剤としてポリビニルアルコールおよび/あるいは
ポリアクリルアミドを必須成分とする水溶液を塗装した
化粧紙或いは木質ツキ板とを、該難燃性木質材料の難燃
塗装剤の塗装面と該化粧紙或いは木質ツキ板の該水溶液
の塗布面とを接合せしめてなる難燃性木質材料及び(c
)下地塗装剤としてポリビニルアルコールおよび/らる
いはポリアクリルアミドにメラミン樹脂を併用したもの
を必須成分とする水溶液を用いた前記(1)又は(2)
の難燃性木質材料に関する。
本発明は、塗装法による、難燃性とその耐水、耐湿性、
美観とその持久性にすぐれた木質材料を低コストで製造
することのできる、極めて限られた範囲を明確に示して
おシ、その実施の容易さによシ、急速に工業化されるも
のと期待される。
美観とその持久性にすぐれた木質材料を低コストで製造
することのできる、極めて限られた範囲を明確に示して
おシ、その実施の容易さによシ、急速に工業化されるも
のと期待される。
(1)本発明で用いられる木質基材
本発明での木質基材は、板材部材、丸太、合板類、ファ
イバーボード類、ウェハーゲート類等で、塗装剤類がま
だ塗装されていないか、またはすでに塗装されていても
、まだ難燃塗装剤を浸透しうるような表面であることが
必要である。余シ薄い木質基材は如何に難燃塗装剤を使
用しても、あlシ難燃性能が向上しないので、少くとも
5 mya以上、通常9趨であることが望ましい。
イバーボード類、ウェハーゲート類等で、塗装剤類がま
だ塗装されていないか、またはすでに塗装されていても
、まだ難燃塗装剤を浸透しうるような表面であることが
必要である。余シ薄い木質基材は如何に難燃塗装剤を使
用しても、あlシ難燃性能が向上しないので、少くとも
5 mya以上、通常9趨であることが望ましい。
(2)下地塗装剤と塗装方法
まず難燃塗装するべき木質基材の表面に下地塗装として
、ポリビニルアルコールあるいは/およびポリアクリル
アミドの水溶液を必須成分とする水溶液を塗装する。こ
のポリビニールアルコールは、 イ)鹸化度が98〜99モルチ(完全鹸化)か87〜8
9チ(部分鹸化)のいずれが、あるいはこの中間のもの 口)平均重合度が300〜700(低重合度型)か、1
,000〜1.500 (中重合度型)か、1、700
〜2.400 (高重合度型)かのいずれか、あるいは
それらのその中間のものであシ、実際には、 イ)と口)の組合せによる6種類の市販品のいずれかを
使用するのが便利である。実験の結果によると、どの種
類を用いても好結果が得られるが、部分鹸化物で高粘度
のものが溶解が容易で、皮膜も強いので量産に適してい
る。この下地塗装剤はlチル25%、好ましくは5%〜
10チの水溶液を、例えば20〜200?/frL2、
好ましくは100〜150117m”の塗布量で、 a〕 板や合板の場合はグラピイヤーコーター、70−
コーp−;lルイハロールコーターb)部材、板、丸太
などの場合はスグレーガン、浸漬法、刷毛あるいはスポ
ンジロールコータ−等によって塗装される。木質基材の
油分や樹脂の存在によるハジキを防止するため、界面活
性剤を加えfcb、オクチルアルコールのような消泡剤
を加えると好ましい均一な下地塗装を行なうことができ
る。ポリビニルアルコールを主成分とする下地塗装剤の
適当な塗装量は上記の如く固型分で0、277m” 〜
5097m”と広範囲であるが、最終的に得られる難燃
性木質基材の難燃性にはポリビニールアルコールの皮膜
が均一に形成されている限シこの塗装量によりて余少大
きな影響を与えない。しかし、実質的に固型分としての
塗布量を5?/ln” 〜10. OiP/m”の範囲
となるような濃度と塗布量に調節するのがよい。
、ポリビニルアルコールあるいは/およびポリアクリル
アミドの水溶液を必須成分とする水溶液を塗装する。こ
のポリビニールアルコールは、 イ)鹸化度が98〜99モルチ(完全鹸化)か87〜8
9チ(部分鹸化)のいずれが、あるいはこの中間のもの 口)平均重合度が300〜700(低重合度型)か、1
,000〜1.500 (中重合度型)か、1、700
〜2.400 (高重合度型)かのいずれか、あるいは
それらのその中間のものであシ、実際には、 イ)と口)の組合せによる6種類の市販品のいずれかを
使用するのが便利である。実験の結果によると、どの種
類を用いても好結果が得られるが、部分鹸化物で高粘度
のものが溶解が容易で、皮膜も強いので量産に適してい
る。この下地塗装剤はlチル25%、好ましくは5%〜
10チの水溶液を、例えば20〜200?/frL2、
好ましくは100〜150117m”の塗布量で、 a〕 板や合板の場合はグラピイヤーコーター、70−
コーp−;lルイハロールコーターb)部材、板、丸太
などの場合はスグレーガン、浸漬法、刷毛あるいはスポ
ンジロールコータ−等によって塗装される。木質基材の
油分や樹脂の存在によるハジキを防止するため、界面活
性剤を加えfcb、オクチルアルコールのような消泡剤
を加えると好ましい均一な下地塗装を行なうことができ
る。ポリビニルアルコールを主成分とする下地塗装剤の
適当な塗装量は上記の如く固型分で0、277m” 〜
5097m”と広範囲であるが、最終的に得られる難燃
性木質基材の難燃性にはポリビニールアルコールの皮膜
が均一に形成されている限シこの塗装量によりて余少大
きな影響を与えない。しかし、実質的に固型分としての
塗布量を5?/ln” 〜10. OiP/m”の範囲
となるような濃度と塗布量に調節するのがよい。
ポリビニールアルコールの他に下地塗装剤として特に適
している水溶性高分子化合物としてはポリアクリルアミ
ドである。この高分子化合物のイオン性は非イオン性で
あるが、一部加水分解や共重合によシ酸基やその塩を導
入してアニオン性やカチオン性の基(例ジメチルアミノ
メチル基)であっても、カチオン性の単量体と共重合さ
れた形のカチオン性あるいはアニオン基とカチオン基を
共に含有する両性型の形であってもよいが、非イオン型
が最も好ましい結果を与える。ポリアクリルアミドを主
成分とする場合その0.1〜0.5%程度の濃度で、そ
の分子量が10万から数100万のものの水溶液が好ま
しい性能を与える。
している水溶性高分子化合物としてはポリアクリルアミ
ドである。この高分子化合物のイオン性は非イオン性で
あるが、一部加水分解や共重合によシ酸基やその塩を導
入してアニオン性やカチオン性の基(例ジメチルアミノ
メチル基)であっても、カチオン性の単量体と共重合さ
れた形のカチオン性あるいはアニオン基とカチオン基を
共に含有する両性型の形であってもよいが、非イオン型
が最も好ましい結果を与える。ポリアクリルアミドを主
成分とする場合その0.1〜0.5%程度の濃度で、そ
の分子量が10万から数100万のものの水溶液が好ま
しい性能を与える。
尚、下地塗装前に用いられる高分子化合物は、イ)水溶
性で、乾燥により連続した透明皮膜を形成し、 口)炭素の連続した骨格を有した高分子化合物であシ、 ・・)縮合性合成樹脂と反応して架橋され、水不溶性と
なる性能を有するものである必要がある。
性で、乾燥により連続した透明皮膜を形成し、 口)炭素の連続した骨格を有した高分子化合物であシ、 ・・)縮合性合成樹脂と反応して架橋され、水不溶性と
なる性能を有するものである必要がある。
本発明で用いられる下地塗装剤にその固型分の1〜20
重量%、好ましくは3〜8重量%の水溶性メラミン樹脂
と酸触媒、例えば塩化アンモニウムを共存させておいて
下地塗装を行なえば、その架橋による水溶性高分子化合
物の水溶性の低下によシ難燃剤の塗装作業が容易となる
。しかし、余シ多量の水溶性メラミン樹脂を使用すると
、下地塗装膜の不溶化が進展し過ぎて難燃塗装剤との反
応性が低下し、接着力が低下するので、必要最低限に留
めることが必要である。
重量%、好ましくは3〜8重量%の水溶性メラミン樹脂
と酸触媒、例えば塩化アンモニウムを共存させておいて
下地塗装を行なえば、その架橋による水溶性高分子化合
物の水溶性の低下によシ難燃剤の塗装作業が容易となる
。しかし、余シ多量の水溶性メラミン樹脂を使用すると
、下地塗装膜の不溶化が進展し過ぎて難燃塗装剤との反
応性が低下し、接着力が低下するので、必要最低限に留
めることが必要である。
本発明に於ける下地塗装剤によって生じる皮膜は、木質
基材と難燃塗装剤層との間及び化粧紙或いは木質ツキ板
と木質基材に塗布された難燃塗装剤層との間に介在する
必要がある。もしポリビニ−、It/アルコールやポリ
アクリルアミドの水溶液を難燃塗装剤に混合した場合は
著しく難燃性能の低下をもたらすので、下地塗装剤を難
燃塗装剤とが積層される場合であっても、例えば下地塗
装剤を塗装し、完全に乾燥した後、その上に難燃塗装剤
を塗布し、かつ難燃塗装剤としてはできるだけ高濃度の
ものを使用し、更にポリビニールアルコールが再溶解し
ないように塗装後は速かに乾燥する必要がある。また難
燃塗装剤に4リピニルアルコールのrル化剤のほう酸、
はう酸塩、メタはう酸塩の1樗または2種以上を少i(
例えば0.01〜o、5x*s>加えておくか、これら
の水溶液にて下地塗装剤の乾燥皮膜を処理することによ
シ下地塗装剤の皮膜の再溶解を防止することができる。
基材と難燃塗装剤層との間及び化粧紙或いは木質ツキ板
と木質基材に塗布された難燃塗装剤層との間に介在する
必要がある。もしポリビニ−、It/アルコールやポリ
アクリルアミドの水溶液を難燃塗装剤に混合した場合は
著しく難燃性能の低下をもたらすので、下地塗装剤を難
燃塗装剤とが積層される場合であっても、例えば下地塗
装剤を塗装し、完全に乾燥した後、その上に難燃塗装剤
を塗布し、かつ難燃塗装剤としてはできるだけ高濃度の
ものを使用し、更にポリビニールアルコールが再溶解し
ないように塗装後は速かに乾燥する必要がある。また難
燃塗装剤に4リピニルアルコールのrル化剤のほう酸、
はう酸塩、メタはう酸塩の1樗または2種以上を少i(
例えば0.01〜o、5x*s>加えておくか、これら
の水溶液にて下地塗装剤の乾燥皮膜を処理することによ
シ下地塗装剤の皮膜の再溶解を防止することができる。
下地塗装剤の塗装によシ、難燃性が著しく向上するが、
その理由は不明であるけれども、恐らく次のような機構
によるものと推定される。
その理由は不明であるけれども、恐らく次のような機構
によるものと推定される。
1)まず木質基材の表面に塗装、乾燥され、その上に塗
布される難燃塗装剤と反応して不溶性となる。それらが
約220℃以上の加熱によって柔かく流動性が高く、し
かもこわれKくい発泡層を形成することによる可燃性ガ
スの遮断効果。尚、難燃塗装剤のみでは、生成する断熱
層が硬く、ひびわれし易く、可燃性ガスの噴出を完全に
遮断できないが、下地塗装剤層が存在することによる断
熱層はヒビわれしにくく可燃性ガスをヒビからではなく
、加熱面全体から少しづつ排出するので、着火させない
ものと考えられる。
布される難燃塗装剤と反応して不溶性となる。それらが
約220℃以上の加熱によって柔かく流動性が高く、し
かもこわれKくい発泡層を形成することによる可燃性ガ
スの遮断効果。尚、難燃塗装剤のみでは、生成する断熱
層が硬く、ひびわれし易く、可燃性ガスの噴出を完全に
遮断できないが、下地塗装剤層が存在することによる断
熱層はヒビわれしにくく可燃性ガスをヒビからではなく
、加熱面全体から少しづつ排出するので、着火させない
ものと考えられる。
11)天然物である木質基材は、化学的に不均質でアシ
、また固型分換算で35〜65%前後含有するセルロー
ズが樹脂や油のごとき疎水性の不純物で固まっているた
め、本来有する化学反応性が低く抑えられている。この
表面に下地層として化学的反応性、の高いプリビニール
アルコールやぼりアクリルアミド皮膜を形成させると、
縮合系樹脂を含む難燃塗装剤が直接木質基材に対するよ
シもよシ完全に反応し、よシ高度の難燃性を発揮するも
のと推定される。
、また固型分換算で35〜65%前後含有するセルロー
ズが樹脂や油のごとき疎水性の不純物で固まっているた
め、本来有する化学反応性が低く抑えられている。この
表面に下地層として化学的反応性、の高いプリビニール
アルコールやぼりアクリルアミド皮膜を形成させると、
縮合系樹脂を含む難燃塗装剤が直接木質基材に対するよ
シもよシ完全に反応し、よシ高度の難燃性を発揮するも
のと推定される。
(3)難燃塗装剤に使用する薬剤
本発明で使用される難燃塗装剤は、水溶性及主水分散性
の縮合系樹脂に特定のシん化合物を水溶液あるいは微粉
末状態で、混合したものである。
の縮合系樹脂に特定のシん化合物を水溶液あるいは微粉
末状態で、混合したものである。
ここでいう縮合系樹脂とは、尿素、あるいは/およびメ
ラミンのメチロール化物あるいは/および炭素数3以下
のアルコールによるこれらメチロール化物のエーテル化
物を意味する。耐水性の点からは、尿素樹脂よシもメチ
ロール化度4以上のメラミンのメチロール化物を使用す
ることが適しているが、加熱時にできる断熱層が尿素樹
脂の場合よシも硬くてもろいので、尿素とメラミンの、
例えば等重量のホルムアルデヒドによる共縮合物あるい
はこの部分メチルエーテル化物を使用すれば、耐水性や
耐湿性の点でも満足すべき性能が得られる。本発明での
使用に適した典型的な縮合系の樹脂の例を第1表に示す
。但し、粘度は20℃における、B型粘度計による測定
値でアシ、高い粘度はメチレン縮合によシ分子量がある
程度高くなっていることを示す。また、rルタイムは1
00?の製品に10チの塩化アンモニウムを511Ll
加え、所定温度で攪拌機で攪拌する時に流動性を失なう
迄の時間である。
ラミンのメチロール化物あるいは/および炭素数3以下
のアルコールによるこれらメチロール化物のエーテル化
物を意味する。耐水性の点からは、尿素樹脂よシもメチ
ロール化度4以上のメラミンのメチロール化物を使用す
ることが適しているが、加熱時にできる断熱層が尿素樹
脂の場合よシも硬くてもろいので、尿素とメラミンの、
例えば等重量のホルムアルデヒドによる共縮合物あるい
はこの部分メチルエーテル化物を使用すれば、耐水性や
耐湿性の点でも満足すべき性能が得られる。本発明での
使用に適した典型的な縮合系の樹脂の例を第1表に示す
。但し、粘度は20℃における、B型粘度計による測定
値でアシ、高い粘度はメチレン縮合によシ分子量がある
程度高くなっていることを示す。また、rルタイムは1
00?の製品に10チの塩化アンモニウムを511Ll
加え、所定温度で攪拌機で攪拌する時に流動性を失なう
迄の時間である。
次にここでいうシん化合物とは、下記のような化合物で
ある。
ある。
イ)ポリシん酸アンモニウムの微粉末のもの(例えばヘ
キストジャパン株式会社よ)市販されているEXOLI
T 422 ) 口)メラミン樹脂で、マイクロカプセル化されたポリシ
ん酸アンモニウムの微粉末状のもの(例えばヘキストジ
ャノ4ン株式会社よシ市販されている■0LIT 46
2 ) ハ)工Iキシ樹脂で、マイクロカプセル化されたポリシ
ん酸アンモニウムの微粉末状のもの(例えばへ中ストジ
ャ・97株式会社よシ市販されているEXOLIT 4
55 ) (注)イ)2口)、ハ)ともシん含有分は約29.0±
1.0%で、窒素含有量が約13−のものである。イ)
は分子量70,000〜s o、o o oのポリシん
酸アンモニウムであシ、これをマトリックスとし、合成
樹脂薄膜でマイクロカプセル化したものが口)及びノ・
)であシ、いずれも水溶性塩の量がイ)よシも著しく低
下している。難燃処方で配合する縮合系樹脂から遊離す
るホルムアルデヒドがポリシん酸アンモニウムのアンモ
ニア基と反応するので、口)及びハ)を使用する方が本
発明の場合望ましい。
キストジャパン株式会社よ)市販されているEXOLI
T 422 ) 口)メラミン樹脂で、マイクロカプセル化されたポリシ
ん酸アンモニウムの微粉末状のもの(例えばヘキストジ
ャノ4ン株式会社よシ市販されている■0LIT 46
2 ) ハ)工Iキシ樹脂で、マイクロカプセル化されたポリシ
ん酸アンモニウムの微粉末状のもの(例えばへ中ストジ
ャ・97株式会社よシ市販されているEXOLIT 4
55 ) (注)イ)2口)、ハ)ともシん含有分は約29.0±
1.0%で、窒素含有量が約13−のものである。イ)
は分子量70,000〜s o、o o oのポリシん
酸アンモニウムであシ、これをマトリックスとし、合成
樹脂薄膜でマイクロカプセル化したものが口)及びノ・
)であシ、いずれも水溶性塩の量がイ)よシも著しく低
下している。難燃処方で配合する縮合系樹脂から遊離す
るホルムアルデヒドがポリシん酸アンモニウムのアンモ
ニア基と反応するので、口)及びハ)を使用する方が本
発明の場合望ましい。
二)3−(ジアルキルホスホノ)プロピオンアミド(但
し、アルキル基は炭素数3以下)およびこれらのホルム
アルデヒドとの反応生成物、即ちこれらのモノメチロー
ル化物、ジメチロール化物、ビス−(β−3−(ジアル
キルホスホノ)−プロピオンアミド)及びこれのN−メ
チロール化物である。これらの中で最も防火性能と耐水
性能のよいのは3−(ジメチルホスホノ)プロピオンア
ミドであシ、この水溶液の形で使用する。メチロール化
物はいずれも上記縮合系樹脂との反応性が低くなる傾向
がある。この3−(ジメチルホスホノ)プロピオンアミ
ドはシん含有分17.1%、窒素弁7.7 tsである
。
し、アルキル基は炭素数3以下)およびこれらのホルム
アルデヒドとの反応生成物、即ちこれらのモノメチロー
ル化物、ジメチロール化物、ビス−(β−3−(ジアル
キルホスホノ)−プロピオンアミド)及びこれのN−メ
チロール化物である。これらの中で最も防火性能と耐水
性能のよいのは3−(ジメチルホスホノ)プロピオンア
ミドであシ、この水溶液の形で使用する。メチロール化
物はいずれも上記縮合系樹脂との反応性が低くなる傾向
がある。この3−(ジメチルホスホノ)プロピオンアミ
ドはシん含有分17.1%、窒素弁7.7 tsである
。
また、ここで上記イ)2口)及びノ・)は含シん分がい
ずれも29.0±1%で、上記の縮合系樹脂と併用する
と木材に対するすぐれた難燃塗装剤となる。
ずれも29.0±1%で、上記の縮合系樹脂と併用する
と木材に対するすぐれた難燃塗装剤となる。
殊に合成樹脂に依るマイクロカプセル化によって、水溶
解性や縮合系樹脂が遊離するホルムアルデヒドとの反応
性が著しく減退している口)及びノ・)はすぐれた性能
を与えるが、これらはいずれも水不溶性の微粒子である
ため、下地塗装剤のポリビニールアルコールやポリアク
リルアミドの層を難燃化したり、この層に発泡断熱層形
成能力を与える点ではあまシ適していない。しかし、上
記二)の3−(ジアルキルホスホノ)プロピオンアミド
は水湿性であるため浸透性にすぐれ、且つ上記のような
縮合系合成樹脂の共存下では、ポリビニールアルコール
やポリアクリルアミドの層やその下層の木質部と化学結
合し、すぐれた発泡断熱層形成能力を与えると共に、縮
合系樹脂を可塑化することによって、ヒビワレ防止にも
貢献するが、含シん分は上記イ)2口)及びノ・)よシ
低く、かつ縮合系樹脂によって硬化できる量がイ)1口
)及び)S)よシ低く、固型分換算で縮合系樹脂の約半
量程度でおるため、これ単独では難燃効果がイ)2口)
及びハ〕よりもやや、低くなる欠点がある。従って、二
)の場合はイ)1口)あるいはハ)の1種類または2種
類以上と併用することによって、下地処理剤の皮膜にも
完全に浸透し、かつ全体としての防火性能が非常にすぐ
れた難燃処方が得られる。
解性や縮合系樹脂が遊離するホルムアルデヒドとの反応
性が著しく減退している口)及びノ・)はすぐれた性能
を与えるが、これらはいずれも水不溶性の微粒子である
ため、下地塗装剤のポリビニールアルコールやポリアク
リルアミドの層を難燃化したり、この層に発泡断熱層形
成能力を与える点ではあまシ適していない。しかし、上
記二)の3−(ジアルキルホスホノ)プロピオンアミド
は水湿性であるため浸透性にすぐれ、且つ上記のような
縮合系合成樹脂の共存下では、ポリビニールアルコール
やポリアクリルアミドの層やその下層の木質部と化学結
合し、すぐれた発泡断熱層形成能力を与えると共に、縮
合系樹脂を可塑化することによって、ヒビワレ防止にも
貢献するが、含シん分は上記イ)2口)及びノ・)よシ
低く、かつ縮合系樹脂によって硬化できる量がイ)1口
)及び)S)よシ低く、固型分換算で縮合系樹脂の約半
量程度でおるため、これ単独では難燃効果がイ)2口)
及びハ〕よりもやや、低くなる欠点がある。従って、二
)の場合はイ)1口)あるいはハ)の1種類または2種
類以上と併用することによって、下地処理剤の皮膜にも
完全に浸透し、かつ全体としての防火性能が非常にすぐ
れた難燃処方が得られる。
本発明で用いられる難燃塗装剤の処方として、上記に示
した各化合物を使用すると多種類の処方が考えられるが
、次のような離燃剤の混和物(−!!−スト)が最も防
火性能のすぐれた例であシ、これと縮合系樹脂の2液処
方とすると便利である。
した各化合物を使用すると多種類の処方が考えられるが
、次のような離燃剤の混和物(−!!−スト)が最も防
火性能のすぐれた例であシ、これと縮合系樹脂の2液処
方とすると便利である。
イ)難燃剤の混和物の例
第 2 表
(注)含シん分 21.3% 窒素弁 11.
3%固型分 86.2% 揮発分 13.2
%の水ロ)難燃塗装剤処方と硬化条件の例 第 3 表 〔その他の添加剤〕 気泡の混入しない塗膜を得るには、消泡剤の使用が望ま
しく、市販のシリコン系や油脂系の消泡剤、オクチルア
ルコールなどが使用できる。マイクロカプセル化ポリシ
ん酸アンモニウム微粉末の沈降を防止するKは乳化分散
液の使用が望ましく、この目的で多糧類の界面活性剤が
使用できるが、ノニルフェノールのエチレンオキサイド
附加物などの非イオン活性剤の使用が難燃性能を低下し
ないので好適である。
3%固型分 86.2% 揮発分 13.2
%の水ロ)難燃塗装剤処方と硬化条件の例 第 3 表 〔その他の添加剤〕 気泡の混入しない塗膜を得るには、消泡剤の使用が望ま
しく、市販のシリコン系や油脂系の消泡剤、オクチルア
ルコールなどが使用できる。マイクロカプセル化ポリシ
ん酸アンモニウム微粉末の沈降を防止するKは乳化分散
液の使用が望ましく、この目的で多糧類の界面活性剤が
使用できるが、ノニルフェノールのエチレンオキサイド
附加物などの非イオン活性剤の使用が難燃性能を低下し
ないので好適である。
上側の如く、予め難燃剤混和物に縮合系樹脂の硬化触媒
である塩化アンモニウムあるいはスルフプミン酸アンモ
ニウム、)ん酸第2アンモニウム等を予め加えておくと
縮合系樹脂と併用するだけの2液タイプの処方が得られ
る。もし常温硬化性で、耐水性を得る場合は、第3表の
(1)の処方の如<、[m!、p−)ルエンスルホン酸
、スルファミン酸らるいは硫酸の如く、強酸を少量加え
る必要がある。
である塩化アンモニウムあるいはスルフプミン酸アンモ
ニウム、)ん酸第2アンモニウム等を予め加えておくと
縮合系樹脂と併用するだけの2液タイプの処方が得られ
る。もし常温硬化性で、耐水性を得る場合は、第3表の
(1)の処方の如<、[m!、p−)ルエンスルホン酸
、スルファミン酸らるいは硫酸の如く、強酸を少量加え
る必要がある。
(実施例)
以下、本発明を実施例によシ更に説明する。
〔実施例1〜3〕及び〔参考例1〜3〕5−fライの厚
さ9 mmのタイプ■合板に第4表の処方によシ、刷毛
を用いて下地塗装を行ない、65℃で恒温になる迄乾燥
し、次いで第2表の難燃塗装剤で第4表の如く行ない、
45℃で10日間、恒温になる迄硬化させた後、JIS
A−1321の難燃3級の加熱試験を行った。その結果
を第4表に示した。略号の意味は、上記4. (2)イ
)項の(注)で示した。尚、加熱試験結果は3回の測定
データーの平均値である。
さ9 mmのタイプ■合板に第4表の処方によシ、刷毛
を用いて下地塗装を行ない、65℃で恒温になる迄乾燥
し、次いで第2表の難燃塗装剤で第4表の如く行ない、
45℃で10日間、恒温になる迄硬化させた後、JIS
A−1321の難燃3級の加熱試験を行った。その結果
を第4表に示した。略号の意味は、上記4. (2)イ
)項の(注)で示した。尚、加熱試験結果は3回の測定
データーの平均値である。
〔実施例4〜6〕及び〔参考例4〕
3−グライの厚さ5.5Ill111のタイ11合板に
下表の如き下地塗装処方で8077m” (水溶液とし
て)のロールコータ−による塗装を行ない、80℃で1
5分間乾燥した。実施例5において、70%へキサメチ
ロールメラミンのメチル化物と塩化アンモニウムを用い
たのは、化学的に架橋させることによる、耐水性の向上
と、乾燥速度の向上を目的としたものである。また塩化
リジウムを添加したのけ、この高度の潮解性を利用して
下地塗装膜やこの塗装膜が塗布されている木質部分の過
度の乾燥を防止し、難燃塗装剤の膜のヒビワレを防止す
るためである。次いで、との下地塗装された層の上に第
3表(2)の処方の難燃塗装剤を固型分として2007
7m” (溶液として約26277m” )フローコー
ターで塗装し、80℃で7分間乾燥し、それぞれ半乾燥
状態となったところで、裏面に実施例4の下地処理剤を
参考例4以外は5077m2の割合で塗装し、乾燥した
厚さ0.3 mのナラ材のツキ板をはシ合せた後、弱い
圧力を全面にかけて何枚も重ね合せ、低温の11圧締し
て24時間放置し、更に圧力を取)除いてから1枚ずつ
80℃、10分のキー7を行ない、更恍ツキ板の表面に
第3表(2)の難燃塗装剤を溶液として12077m”
の割合で行ない、80℃、5分間の熱処理を行なった。
下表の如き下地塗装処方で8077m” (水溶液とし
て)のロールコータ−による塗装を行ない、80℃で1
5分間乾燥した。実施例5において、70%へキサメチ
ロールメラミンのメチル化物と塩化アンモニウムを用い
たのは、化学的に架橋させることによる、耐水性の向上
と、乾燥速度の向上を目的としたものである。また塩化
リジウムを添加したのけ、この高度の潮解性を利用して
下地塗装膜やこの塗装膜が塗布されている木質部分の過
度の乾燥を防止し、難燃塗装剤の膜のヒビワレを防止す
るためである。次いで、との下地塗装された層の上に第
3表(2)の処方の難燃塗装剤を固型分として2007
7m” (溶液として約26277m” )フローコー
ターで塗装し、80℃で7分間乾燥し、それぞれ半乾燥
状態となったところで、裏面に実施例4の下地処理剤を
参考例4以外は5077m2の割合で塗装し、乾燥した
厚さ0.3 mのナラ材のツキ板をはシ合せた後、弱い
圧力を全面にかけて何枚も重ね合せ、低温の11圧締し
て24時間放置し、更に圧力を取)除いてから1枚ずつ
80℃、10分のキー7を行ない、更恍ツキ板の表面に
第3表(2)の難燃塗装剤を溶液として12077m”
の割合で行ない、80℃、5分間の熱処理を行なった。
つき板をはシ合せたこれらの合板のJIS A1321
の難燃3級加熱試験の結果を第5表に示したO (注)1)集煙箱中のCO及びCO2の最高到着濃度で
、赤外法で測定 II) 上表中下線のある部分が不合格値111)各
試験項目 TC:加熱時の排気温度が標準温度(石綿パーライト板
を加熱した場合の排気温度に50℃を加えた温度)を超
えた時間(合格条件:3分以上) Tdθ:排気温度曲線が標準温度を超えている温度と時
間によって与えられる面積(合格条件:350以下) Cム:発煙係数(合格条件:120以下)残炎:30秒
以下(合格) 亀裂:全厚の1/10以下の亀裂を生じないこと(合格
) 変形:防火上有害な変形が表いこと 第 5 表 〔実施例7〕と〔参考例5〕 厚さ121111+の、節目が5ヶ以上表面に表れてい
る22αX22cIILのヒノキの板の片面に実施例4
と同じ下地塗装剤を溶液として7077m2の割合で塗
装し、2日間常温乾燥の後、第4表(1)の難燃塗装剤
処方を溶液として25077m”の割合で塗装し、7日
間常温で乾燥及び硬化させたもの(実施例7)と、下地
処理せず、同様に難燃塗装したもの(参考例5)と比較
したところ下記のような差異が見い出された。
の難燃3級加熱試験の結果を第5表に示したO (注)1)集煙箱中のCO及びCO2の最高到着濃度で
、赤外法で測定 II) 上表中下線のある部分が不合格値111)各
試験項目 TC:加熱時の排気温度が標準温度(石綿パーライト板
を加熱した場合の排気温度に50℃を加えた温度)を超
えた時間(合格条件:3分以上) Tdθ:排気温度曲線が標準温度を超えている温度と時
間によって与えられる面積(合格条件:350以下) Cム:発煙係数(合格条件:120以下)残炎:30秒
以下(合格) 亀裂:全厚の1/10以下の亀裂を生じないこと(合格
) 変形:防火上有害な変形が表いこと 第 5 表 〔実施例7〕と〔参考例5〕 厚さ121111+の、節目が5ヶ以上表面に表れてい
る22αX22cIILのヒノキの板の片面に実施例4
と同じ下地塗装剤を溶液として7077m2の割合で塗
装し、2日間常温乾燥の後、第4表(1)の難燃塗装剤
処方を溶液として25077m”の割合で塗装し、7日
間常温で乾燥及び硬化させたもの(実施例7)と、下地
処理せず、同様に難燃塗装したもの(参考例5)と比較
したところ下記のような差異が見い出された。
実施例7 参考例5
(o)3ケ月問屋外曝露によるヒビワレ発生 なし
あシ(ハ)JISA1321離燃3級試験 T離燃3級試験 Tc (分1秒) 6分以上 4′
05“c人17.7 46.3 残炎 〇 二
あシ(ハ)JISA1321離燃3級試験 T離燃3級試験 Tc (分1秒) 6分以上 4′
05“c人17.7 46.3 残炎 〇 二
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、木質基材に下地塗装剤としてポリビニルアルコール
および/あるいはポリアクリルアミドを必須成分とする
水溶液を塗装し、次いでその上に水溶性又は水分散性の
縮合系樹脂を必須成分とする難燃塗装剤を塗装してなる
難燃性木質材料。 2、請求項第1項の難燃性木質材料と下地塗装剤として
ポリビニルアルコールおよび/あるいはポリアクリルア
ミドを必須成分とする水溶液を塗装した化粧紙或いは木
質ツキ板とを、該難燃性木質材料の難燃塗装剤の塗装面
と該化粧紙或いは木質ツキ板の該水溶液の塗布面とを接
合せしめてなる難燃性木質材料。 3、下地塗装剤としてポリビニルアルコールおよび/あ
るいはポリアクリルアミドにメラミン樹脂を併用したも
のを必須成分とする水溶液を用いたことを特徴とする請
求項第1項及び第2項記載の難燃性木質材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13543388A JPH01304935A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 難燃性木質材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13543388A JPH01304935A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 難燃性木質材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01304935A true JPH01304935A (ja) | 1989-12-08 |
Family
ID=15151609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13543388A Pending JPH01304935A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 難燃性木質材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01304935A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526147U (ja) * | 1991-09-18 | 1993-04-06 | ミドリ安全工業株式会社 | 空気清浄機用難燃コレクタプレ―ト |
US6803112B1 (en) | 2000-03-29 | 2004-10-12 | Sun Chemical Corporation | Radiation curable aqueous compositions for low extractable film packaging |
GB2395921B (en) * | 2002-12-03 | 2005-11-23 | John Joseph Burke | Production of flame-retardent panels |
US7037953B2 (en) | 2000-03-29 | 2006-05-02 | Sun Chemical Corporation | Radiation curable aqueous compositions |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP13543388A patent/JPH01304935A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526147U (ja) * | 1991-09-18 | 1993-04-06 | ミドリ安全工業株式会社 | 空気清浄機用難燃コレクタプレ―ト |
US6803112B1 (en) | 2000-03-29 | 2004-10-12 | Sun Chemical Corporation | Radiation curable aqueous compositions for low extractable film packaging |
US7037953B2 (en) | 2000-03-29 | 2006-05-02 | Sun Chemical Corporation | Radiation curable aqueous compositions |
GB2395921B (en) * | 2002-12-03 | 2005-11-23 | John Joseph Burke | Production of flame-retardent panels |
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