JPH01301573A - 陶磁器製品の絵付方法 - Google Patents
陶磁器製品の絵付方法Info
- Publication number
- JPH01301573A JPH01301573A JP13164088A JP13164088A JPH01301573A JP H01301573 A JPH01301573 A JP H01301573A JP 13164088 A JP13164088 A JP 13164088A JP 13164088 A JP13164088 A JP 13164088A JP H01301573 A JPH01301573 A JP H01301573A
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- Japan
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- painting
- resin
- composition
- ceramic
- resins
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は陶磁器製品の絵付方法に関するものであり、更
に詳しく言えば陶磁器製1品の表面に比較的低温かつ短
時間で耐水性、耐摩性の優れた絵付を行う方法に関する
ものである。
に詳しく言えば陶磁器製1品の表面に比較的低温かつ短
時間で耐水性、耐摩性の優れた絵付を行う方法に関する
ものである。
[従来技術とその問題点]
陶磁器製品の着色方法としては、水性または油性絵具で
絵付けした素焼本体にメラミンアルキッド樹脂またはア
クリル樹脂を主成分とする塗料を塗布、し、90〜20
0℃で20〜30分間焼付けする方法(特開昭53−1
458.20号)があるが、この方法は比較的低温で絵
付けしているが、釉薬仕上げされている陶磁器製品に直
接絵付けするものではなく、陶磁器の素焼本体に絵付+
jするものであるから1.充分に緻密でない陶磁素材表
面に絵付は絵具が浸透しており、−旦絵模様が汚染また
は剥落、するとその補修は不可能であり、陶磁器製品を
破棄しなければならない。また、特開昭55−.230
26号に開示されているノベルティ陶磁器の加飾方法で
は、陶磁器の生素地また。は素焼または締焼きした半製
品に、合成樹脂エマルジョンと水溶性高分子とからなる
釉上用ブライマーを塗布、焼付した後、絵付けし、次い
で800〜1400℃で焼成していて、工程が複雑であ
りかつ高温焼付する必要があるので、家庭や学校で趣味
用、教材用として用いるのには不適当である。
絵付けした素焼本体にメラミンアルキッド樹脂またはア
クリル樹脂を主成分とする塗料を塗布、し、90〜20
0℃で20〜30分間焼付けする方法(特開昭53−1
458.20号)があるが、この方法は比較的低温で絵
付けしているが、釉薬仕上げされている陶磁器製品に直
接絵付けするものではなく、陶磁器の素焼本体に絵付+
jするものであるから1.充分に緻密でない陶磁素材表
面に絵付は絵具が浸透しており、−旦絵模様が汚染また
は剥落、するとその補修は不可能であり、陶磁器製品を
破棄しなければならない。また、特開昭55−.230
26号に開示されているノベルティ陶磁器の加飾方法で
は、陶磁器の生素地また。は素焼または締焼きした半製
品に、合成樹脂エマルジョンと水溶性高分子とからなる
釉上用ブライマーを塗布、焼付した後、絵付けし、次い
で800〜1400℃で焼成していて、工程が複雑であ
りかつ高温焼付する必要があるので、家庭や学校で趣味
用、教材用として用いるのには不適当である。
特開昭56−161191号には、陶磁器などに転写紙
を用いて模様付けする技術が開示されているが、この転
写紙は台紙上に水溶性塗料を塗布し、その上に模様を印
刷し、その上に有機シラン化合物の存在下にメタアクリ
ル酸エステルおよびアクリル酸エステルの少なくとも1
種を重合させて得られる樹脂組成物を塗布、乾燥したも
のであって、陶磁器に絵付けするときには、糊料を水で
湿らせて陶磁器の所望の場所に転写紙を当て、台紙を剥
離し、次いで例えば400℃で30分間焼付けして絵付
けを行うものである。従ってこのような転写紙による絵
付は模様は印刷インキが糊料を介して、陶磁器表面に施
されているだけなので、焼付けの際に印刷模様のズレを
生じることがあり、また、絵付は模様は最外樹脂層を経
由して観察されるので、模様が不鮮明で色調も劣る不利
益がある。
を用いて模様付けする技術が開示されているが、この転
写紙は台紙上に水溶性塗料を塗布し、その上に模様を印
刷し、その上に有機シラン化合物の存在下にメタアクリ
ル酸エステルおよびアクリル酸エステルの少なくとも1
種を重合させて得られる樹脂組成物を塗布、乾燥したも
のであって、陶磁器に絵付けするときには、糊料を水で
湿らせて陶磁器の所望の場所に転写紙を当て、台紙を剥
離し、次いで例えば400℃で30分間焼付けして絵付
けを行うものである。従ってこのような転写紙による絵
付は模様は印刷インキが糊料を介して、陶磁器表面に施
されているだけなので、焼付けの際に印刷模様のズレを
生じることがあり、また、絵付は模様は最外樹脂層を経
由して観察されるので、模様が不鮮明で色調も劣る不利
益がある。
[問題点を解決するための手段・作用]本発明によれば
、上記の問題点:ま、陶磁器製品の表面に、常温ないし
低温硬化性樹脂からなる絵付は組成物を用いて所望の絵
付けを行い、次いで常温ないし300℃で硬化させるこ
とを特徴とする陶磁器製品の絵付方法によって解決され
る。本発明の他の態様によれば、上記の問題点は陶磁器
製品の表面に、常温ないし低温硬化性樹脂と有機ケイ素
化合物とからなる絵付組成物を用ハで所望の絵付けを行
い、次いで常温ないし300℃で硬化させることを特徴
とする陶磁器製品の絵付方法によって解決される。
、上記の問題点:ま、陶磁器製品の表面に、常温ないし
低温硬化性樹脂からなる絵付は組成物を用いて所望の絵
付けを行い、次いで常温ないし300℃で硬化させるこ
とを特徴とする陶磁器製品の絵付方法によって解決され
る。本発明の他の態様によれば、上記の問題点は陶磁器
製品の表面に、常温ないし低温硬化性樹脂と有機ケイ素
化合物とからなる絵付組成物を用ハで所望の絵付けを行
い、次いで常温ないし300℃で硬化させることを特徴
とする陶磁器製品の絵付方法によって解決される。
本発明の絵付方法の対象となる陶磁器製品は、湯呑み、
皿等の食器類、壷、花瓶等の花器類、陶磁器タイル等の
建材などのあらゆる陶磁器製品である。
皿等の食器類、壷、花瓶等の花器類、陶磁器タイル等の
建材などのあらゆる陶磁器製品である。
本発明方法において使用することのできる常温硬化性樹
脂としては、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド
樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂などが必
要に応じて硬化剤と共に使用される。硝化綿ラッカー、
アクリルラッカー、エマルジョン塗料なども使用される
。
脂としては、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド
樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂などが必
要に応じて硬化剤と共に使用される。硝化綿ラッカー、
アクリルラッカー、エマルジョン塗料なども使用される
。
本発明方法において使用することのできる低温硬化性樹
脂としては、メラミン樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂
、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アミ
ノマルキッド樹脂、シリコン変性アルキッド樹脂、など
が必要に応じて硬化剤と共に使用される。
脂としては、メラミン樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂
、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アミ
ノマルキッド樹脂、シリコン変性アルキッド樹脂、など
が必要に応じて硬化剤と共に使用される。
本発明方法において使用することのできる有機ケイ素化
合物は、1分子中に2個以上の異った反応基を有する有
機ケイ素単量体であり、2個の反応基のうちの一方は無
機質(陶磁器表面)と反応する基、例えばメトキシ基、
エトキシ基、セロソルブ基であり、他方の基は有機質(
常温または低温硬化性樹脂)と反応する基、例えばビニ
ル基、エポキシ基、メタクリル基、アミノ基、メルカプ
ト基などである。このような有機ケイ素化合物としては
ビニルトリエトキシシラン、T−メタクリo−1−ジプ
ロピルトリメトキシシラン、β−(3゜4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、T−グリシ
ドキシプロピルメチルジェトキシシラン、N−フェニル
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピル
トリメトキシシランなどが挙げられる。
合物は、1分子中に2個以上の異った反応基を有する有
機ケイ素単量体であり、2個の反応基のうちの一方は無
機質(陶磁器表面)と反応する基、例えばメトキシ基、
エトキシ基、セロソルブ基であり、他方の基は有機質(
常温または低温硬化性樹脂)と反応する基、例えばビニ
ル基、エポキシ基、メタクリル基、アミノ基、メルカプ
ト基などである。このような有機ケイ素化合物としては
ビニルトリエトキシシラン、T−メタクリo−1−ジプ
ロピルトリメトキシシラン、β−(3゜4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、T−グリシ
ドキシプロピルメチルジェトキシシラン、N−フェニル
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピル
トリメトキシシランなどが挙げられる。
本発明方法にふいて使用する絵付組成物に添加すること
のできる顔料としては無機および有機の任意の顔料、例
えば酸化チタン、カーボンブラック、グラファイト、ベ
ンガラ、紫ベンガラ、オキサジン、ロイヤルバイオレッ
ト、ジスアゾエロー、黄鉛、ナフトールレッド、キナク
リドンレッド、スレンブルー、銅フタロシアニンブルー
、銅フタロシアニングリーン、酸化クロム、アルミニウ
ムその他の金属の粉末などが挙げられる。
のできる顔料としては無機および有機の任意の顔料、例
えば酸化チタン、カーボンブラック、グラファイト、ベ
ンガラ、紫ベンガラ、オキサジン、ロイヤルバイオレッ
ト、ジスアゾエロー、黄鉛、ナフトールレッド、キナク
リドンレッド、スレンブルー、銅フタロシアニンブルー
、銅フタロシアニングリーン、酸化クロム、アルミニウ
ムその他の金属の粉末などが挙げられる。
本発明方法において使用する絵付組成物中の低温硬化性
樹脂対有機ケイ素化合物の割合は100:0.1〜10
である。
樹脂対有機ケイ素化合物の割合は100:0.1〜10
である。
本発明の絵付方法によれば、各種の顔料で着色した絵付
組成物を用い絵筆等で陶磁器表面に花、鳥等の任意の図
柄を施こし、適宜の硬化温度および硬化時間で処理する
ことにより、所望の絵付を行うことができる。
組成物を用い絵筆等で陶磁器表面に花、鳥等の任意の図
柄を施こし、適宜の硬化温度および硬化時間で処理する
ことにより、所望の絵付を行うことができる。
以下の実施例および比較例によって本発明を更に詳しく
説明する。
説明する。
各実施例および比較例において使用した絵付は組成物1
〜7の組成は次の通りである。
〜7の組成は次の通りである。
なお、絵付組成物は2mmφガラスメジアを80%充填
した151横型サンドミルにより最大粒子径が10μ以
下となるまで分散させることによって調製した。
した151横型サンドミルにより最大粒子径が10μ以
下となるまで分散させることによって調製した。
有機ケイ素化合物は上記絵付組成物にデイシルバーで撹
拌しながら添加し均質化する。
拌しながら添加し均質化する。
なお、塗料に通常用いられる添加剤、例えば分散剤、タ
レ止め剤、消泡剤、沈降防止剤、帯電防止剤、表面活性
剤、カビ防止剤、防腐剤などを必要により添加すること
ができる。
レ止め剤、消泡剤、沈降防止剤、帯電防止剤、表面活性
剤、カビ防止剤、防腐剤などを必要により添加すること
ができる。
絵付組成物l
短油性アルキッド樹脂 42重量部n−ブチ
ルメラミン樹脂 18 /l酸化チタン
60 //溶剤(キシレン/イソブ
タン ール/メタノール) 30 〃絵付組成物
2 アクリル樹脂 70重量部n−ブチ
ル化メラミン樹脂 30 〃ナフトールレッド(
C,I、 No。
ルメラミン樹脂 18 /l酸化チタン
60 //溶剤(キシレン/イソブ
タン ール/メタノール) 30 〃絵付組成物
2 アクリル樹脂 70重量部n−ブチ
ル化メラミン樹脂 30 〃ナフトールレッド(
C,I、 No。
12490) 35 〃
溶剤(キシレン/スフゾール −1000/n−ブタノール/セ ロソルブアセテート 20 〃絵付組成物3 アクリディックA−801” 100重量部硬化
剤パーノック0N−950” 30 〃酸化チ
タンR−820’) 39 〃溶剤(キ
シレン/酢酸ブチル) 81 〃1)大日本インキ
化学工業側製、アクリル樹脂、不揮発分50%、 2)大日本インキ化学工業■製、無黄変性ポリイソンア
ネート、不揮発分75%、 3)石原産業@製、ルチル型酸化チタン、絵付組成物4 E PON#1001 ” 600重量
部硬化剤パーサミド#100 ” 1000 〃
酸化チタンJRNC6)800 ” 溶剤(キシ・/ン/メチルイ ソブチルケトン/イソブ チルアルコール) 1000 ”4)ン
エル化学@製、エポキシ樹脂、水酸基当量=145. 5)第一ゼネラル■製、ポリアミド樹脂、不揮発分60
%、 6)帝国化工@製、ルチル型酸化チタン、絵付組成物5 アクリディックA −195494重量部デンカ#10
00ATK ’) I 48 〃CA
B−381−0,1llゝ 342 〃アルペ
ーストー1109NL ” 16 ”7)
電気化学工業■製、塩化ビニノし樹脂、平均重合度43
0.20%溶液 8)イーストマン・ケミカルズ・プロダクツ社製、アセ
チルブチル化セルロース 9)東洋アルミ■製、ノンリーフィングタイプアル ・
ミニラムペースト 絵付組成物6 ベツコゾール1334EL 10’ 160重
量部フィントン1525L ”’ 20
”チタン白R−63012)100 //溶剤(
ミネラルスピリット/ キシレン) 120 〃10)
大日本インキ■製、中油型油変性アルキッド樹脂、不揮
発分50%、 11)日本ゼオン■製、石油樹脂、 絵付組成物7 デンカ#100QATK 20 !
置部酸化チタン 20 〃可塑剤
DDP 4”溶剤(セロソルブ
アセテート /メチルブチルケトン/ トルエン) 56 〃有機ケイ
素化合物としては次のものを用いた:β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン(I
)、γ−グリシドキシプロビルメチルジェトキシシラン
(■)、ビニルトリメトキシシラン(III) 、r
−クロロプロピルトリメトキシシラン(rV)およびT
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(V)。
溶剤(キシレン/スフゾール −1000/n−ブタノール/セ ロソルブアセテート 20 〃絵付組成物3 アクリディックA−801” 100重量部硬化
剤パーノック0N−950” 30 〃酸化チ
タンR−820’) 39 〃溶剤(キ
シレン/酢酸ブチル) 81 〃1)大日本インキ
化学工業側製、アクリル樹脂、不揮発分50%、 2)大日本インキ化学工業■製、無黄変性ポリイソンア
ネート、不揮発分75%、 3)石原産業@製、ルチル型酸化チタン、絵付組成物4 E PON#1001 ” 600重量
部硬化剤パーサミド#100 ” 1000 〃
酸化チタンJRNC6)800 ” 溶剤(キシ・/ン/メチルイ ソブチルケトン/イソブ チルアルコール) 1000 ”4)ン
エル化学@製、エポキシ樹脂、水酸基当量=145. 5)第一ゼネラル■製、ポリアミド樹脂、不揮発分60
%、 6)帝国化工@製、ルチル型酸化チタン、絵付組成物5 アクリディックA −195494重量部デンカ#10
00ATK ’) I 48 〃CA
B−381−0,1llゝ 342 〃アルペ
ーストー1109NL ” 16 ”7)
電気化学工業■製、塩化ビニノし樹脂、平均重合度43
0.20%溶液 8)イーストマン・ケミカルズ・プロダクツ社製、アセ
チルブチル化セルロース 9)東洋アルミ■製、ノンリーフィングタイプアル ・
ミニラムペースト 絵付組成物6 ベツコゾール1334EL 10’ 160重
量部フィントン1525L ”’ 20
”チタン白R−63012)100 //溶剤(
ミネラルスピリット/ キシレン) 120 〃10)
大日本インキ■製、中油型油変性アルキッド樹脂、不揮
発分50%、 11)日本ゼオン■製、石油樹脂、 絵付組成物7 デンカ#100QATK 20 !
置部酸化チタン 20 〃可塑剤
DDP 4”溶剤(セロソルブ
アセテート /メチルブチルケトン/ トルエン) 56 〃有機ケイ
素化合物としては次のものを用いた:β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン(I
)、γ−グリシドキシプロビルメチルジェトキシシラン
(■)、ビニルトリメトキシシラン(III) 、r
−クロロプロピルトリメトキシシラン(rV)およびT
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(V)。
上記絵付組成物および有機ケイ素化合物を表1に示す割
合(重量)で配合し、焼付を行い、陶磁器への付着性、
絵付層の光沢および安定性を比較し、その結果を表1に
示す。
合(重量)で配合し、焼付を行い、陶磁器への付着性、
絵付層の光沢および安定性を比較し、その結果を表1に
示す。
試験条件は次の通りである。
(1) 試験片の作成:125μの間隙を有するアプリ
ケーターを使用して陶磁器表面に絵付は組成物を塗布し
、表1に示した条件でそれぞれ焼付けまたは乾燥し試験
片を作った。
ケーターを使用して陶磁器表面に絵付は組成物を塗布し
、表1に示した条件でそれぞれ焼付けまたは乾燥し試験
片を作った。
(2) 付着性:試験片を水中に60日間浸漬し、引
上げて水を拭き取った直後にJIS−に−54006,
15基盤目試験によって付着力を測定する。評価:○(
ま良好、Xは不良。
上げて水を拭き取った直後にJIS−に−54006,
15基盤目試験によって付着力を測定する。評価:○(
ま良好、Xは不良。
(3)光沢:みかきガラス板(約200X150x5m
m)に絵付は組成物を塗布し、焼付は乾燥したものにつ
いてJIS−に−54006,7法により測定して得た
社が88以上のものをOとし、その他のものをXとした
。
m)に絵付は組成物を塗布し、焼付は乾燥したものにつ
いてJIS−に−54006,7法により測定して得た
社が88以上のものをOとし、その他のものをXとした
。
(4)放置安定性:絵付は組成物の試料を4βブリキ缶
に3.8β入れ、40℃で3ケ月促進貯蔵した結果、異
状を認めないものを○とし、増粘、ブツ発生、有機ケイ
素化合物の作用喪失などの異状を認めたものをXとした
。
に3.8β入れ、40℃で3ケ月促進貯蔵した結果、異
状を認めないものを○とし、増粘、ブツ発生、有機ケイ
素化合物の作用喪失などの異状を認めたものをXとした
。
表1において、実施例1〜9のものは、置物等の装飾物
の場合には有機ケイ素化合物を使用しなくても所望の絵
付は品を得ることができる。また、実施例5〜9のもの
は常温でも所望の絵付けを行うことができる。
の場合には有機ケイ素化合物を使用しなくても所望の絵
付は品を得ることができる。また、実施例5〜9のもの
は常温でも所望の絵付けを行うことができる。
表1の結果から明らかなように、本発明の絵付方法によ
れば、常温ないし比較的低い加熱温度で陶磁器に優れた
付着性を示す光沢のある絵付けをすることができる。
れば、常温ないし比較的低い加熱温度で陶磁器に優れた
付着性を示す光沢のある絵付けをすることができる。
[発明の効果]
本発明の絵付方法によれば、常温ないし300℃の比較
的低い温度で、例えば家庭用オーブン等を使用して、数
10分つ硬化時間で湯呑み、皿、壷、花瓶、陶磁器タイ
ルなどの各種の陶磁器製品に、趣味用、教材用などとし
て極めて簡便に所望の絵付けを行うことができる。また
低温で絵付けするので広範な顔料を使用することができ
、多くの色彩を得ることができるばかりでなく、種々の
透明樹脂を用いて陶磁器類の絵付けと同時に光沢や表面
平滑性の向上を図ることができる。
的低い温度で、例えば家庭用オーブン等を使用して、数
10分つ硬化時間で湯呑み、皿、壷、花瓶、陶磁器タイ
ルなどの各種の陶磁器製品に、趣味用、教材用などとし
て極めて簡便に所望の絵付けを行うことができる。また
低温で絵付けするので広範な顔料を使用することができ
、多くの色彩を得ることができるばかりでなく、種々の
透明樹脂を用いて陶磁器類の絵付けと同時に光沢や表面
平滑性の向上を図ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、陶磁器製品の表面に低温硬化性樹脂からなる絵付組
成物を用いて所望の絵付けを行い、次いで常温ないし3
00℃で硬化させることを特徴とする陶磁器製品の絵付
方法。 2、陶磁器製品の表面に低温硬化性樹脂と有機ケイ素化
合物とからなる絵付組成物を用いて所望の絵付けを行い
、次いで常温ないし300℃で硬化させることを特徴と
する陶磁器製品の絵付方法。 3、絵付組成物が顔料を含有していることを特徴とする
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の絵付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13164088A JPH01301573A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 陶磁器製品の絵付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13164088A JPH01301573A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 陶磁器製品の絵付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01301573A true JPH01301573A (ja) | 1989-12-05 |
JPH0569072B2 JPH0569072B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=15062782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13164088A Granted JPH01301573A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 陶磁器製品の絵付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01301573A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567586A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-21 | Nippon Carbide Kogyo Kk | Ceramiccuse surface coating material |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP13164088A patent/JPH01301573A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567586A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-21 | Nippon Carbide Kogyo Kk | Ceramiccuse surface coating material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569072B2 (ja) | 1993-09-30 |
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