JPH01292115A - ポリエーテルエーテルケトン繊維とその染色方法 - Google Patents
ポリエーテルエーテルケトン繊維とその染色方法Info
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- JPH01292115A JPH01292115A JP63118135A JP11813588A JPH01292115A JP H01292115 A JPH01292115 A JP H01292115A JP 63118135 A JP63118135 A JP 63118135A JP 11813588 A JP11813588 A JP 11813588A JP H01292115 A JPH01292115 A JP H01292115A
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- Coloring (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、染色されたポリエーテルエーテルケトン繊維
とその染色方法に関する。
とその染色方法に関する。
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)繊維は、PE
EKのガラス転移温度Tg’Cが143〜145℃程度
、融点Ta+’Cがは〜゛345℃と言ったように耐熱
性に優れ、また熱濃硫酸には溶けるが、他に溶剤がない
と言われているように耐薬品性にも優れていることから
、その特長を活かしてドライヤーキャンパスやフィルタ
ー等の産業資材分野に専ら用途開発が進められている。
EKのガラス転移温度Tg’Cが143〜145℃程度
、融点Ta+’Cがは〜゛345℃と言ったように耐熱
性に優れ、また熱濃硫酸には溶けるが、他に溶剤がない
と言われているように耐薬品性にも優れていることから
、その特長を活かしてドライヤーキャンパスやフィルタ
ー等の産業資材分野に専ら用途開発が進められている。
それには、PEEK$Ak維が染着座席のないPEEK
の分子構造からカチオン染料や酸性染料では染色されず
、また分散染料を用いても常圧染色機によった場合は勿
論のこと高圧染色機によった場合でも染まらないこと、
そして産業資材分野にはドライヤーキャンパスやフィル
ターのような染色を必要としない用途のあることも関係
している。
の分子構造からカチオン染料や酸性染料では染色されず
、また分散染料を用いても常圧染色機によった場合は勿
論のこと高圧染色機によった場合でも染まらないこと、
そして産業資材分野にはドライヤーキャンパスやフィル
ターのような染色を必要としない用途のあることも関係
している。
PEEK繊維が染色できれば、染色を必要としない用途
分野に限らず、衣料分野やミシン糸あるいはより広い産
業資材分野等に耐熱性、耐薬品性、力学特性の侵れたP
EIEに繊維を用途展開することができる。
分野に限らず、衣料分野やミシン糸あるいはより広い産
業資材分野等に耐熱性、耐薬品性、力学特性の侵れたP
EIEに繊維を用途展開することができる。
本発明は2上述のような幅広い用途展開が期待できる染
色されたP E E K 繊維とその染色方法の提供を
10勺とする。
色されたP E E K 繊維とその染色方法の提供を
10勺とする。
(発明を解決するための手段〕
本発明は、本発明者がPEEK繊維の染色について研究
を重ねた結果、キャリヤと分散染料を含む90℃以上の
温水を染色液として用いることによりPEEK繊維が分
散染料で容易に染色されるようになることを見出してな
されたものであり、その染色方法およびそれによって染
色されたPEEK繊維にある。
を重ねた結果、キャリヤと分散染料を含む90℃以上の
温水を染色液として用いることによりPEEK繊維が分
散染料で容易に染色されるようになることを見出してな
されたものであり、その染色方法およびそれによって染
色されたPEEK繊維にある。
本発明の染色に供されるPEEK繊維は、その構造単位
が を90%以上有するポリマーから形成された繊維であり
、綿状、フィラメント糸や紡績糸のような糸状、織編物
や不織布のような布状、あるいは他の繊維との混繊、混
紡、混編機等のいずれの集合形態をとっているものでも
よい、そして、PEEK繊維は、通常Tg″Cが145
℃程度、融点To+’Cが345℃程度であり、強度が
3.0〜9.0g/de 、伸度が10〜50%と言っ
た通常のポリエステル繊維並の力学特性を示す。
が を90%以上有するポリマーから形成された繊維であり
、綿状、フィラメント糸や紡績糸のような糸状、織編物
や不織布のような布状、あるいは他の繊維との混繊、混
紡、混編機等のいずれの集合形態をとっているものでも
よい、そして、PEEK繊維は、通常Tg″Cが145
℃程度、融点To+’Cが345℃程度であり、強度が
3.0〜9.0g/de 、伸度が10〜50%と言っ
た通常のポリエステル繊維並の力学特性を示す。
本発明の染色方法に用いる分散染料としては、通常のポ
リエステル繊維の染色に用いられる分散染料が挙げられ
る。それには分子量の比較的小さい低エネルギータイプ
と分子量の大きい高エネルギータイプの種類があり、低
エネルギータイプの分散染料は比較的低温で濃色に染色
することができ、高エネルギータイプの分散染料は一般
的に低エネルギータイプの分散染料よりも高温で染色す
る必要がある。そして、低エネルギータイプの分散染料
としてバイエル社製のレゾリンブルーFBL。
リエステル繊維の染色に用いられる分散染料が挙げられ
る。それには分子量の比較的小さい低エネルギータイプ
と分子量の大きい高エネルギータイプの種類があり、低
エネルギータイプの分散染料は比較的低温で濃色に染色
することができ、高エネルギータイプの分散染料は一般
的に低エネルギータイプの分散染料よりも高温で染色す
る必要がある。そして、低エネルギータイプの分散染料
としてバイエル社製のレゾリンブルーFBL。
住友化学(株)製スミカロンブルーE −FBLを例示
でき、高エネルギータイプの分散染料として住友化学(
株)製スミカロンブルー5−BGとスミカロンレッドS
−11Lを例示できる。
でき、高エネルギータイプの分散染料として住友化学(
株)製スミカロンブルー5−BGとスミカロンレッドS
−11Lを例示できる。
分11(染料と共に用いるキャリヤとしては、オルソフ
ェニルフェノール系、メチルナフタレン系。
ェニルフェノール系、メチルナフタレン系。
芳香族エーテル系1分香族エステル系、クロンベンゼン
系等のキャリヤが挙げられるが、特にオルソフェニルフ
ェノール系がより低温で濃色に染色することを可能にす
るので好ましい。
系等のキャリヤが挙げられるが、特にオルソフェニルフ
ェノール系がより低温で濃色に染色することを可能にす
るので好ましい。
分散染料は、PEEK繊維に対する重量比率のour%
が通常1〜15%程度の範囲となるように用いる。
が通常1〜15%程度の範囲となるように用いる。
すなわち、淡色に染色する場合はowfが1〜3%の程
度でよいし、中色に染色する場合は4〜8%、濃色に染
色する場合はowfを8〜15%程度とすればよい、こ
れに対してキャリヤは、通常染色液2当たり3〜6gの
濃度で十分であり、特にこの範囲に限定されるものでは
ない。
度でよいし、中色に染色する場合は4〜8%、濃色に染
色する場合はowfを8〜15%程度とすればよい、こ
れに対してキャリヤは、通常染色液2当たり3〜6gの
濃度で十分であり、特にこの範囲に限定されるものでは
ない。
染色液には、以上のような分散染料とキャリヤ以外に、
分散染料の分散性をよりよくするための均染剤や分散染
料の分解を防止するための酢酸等を従来のポリエステル
繊維の染色におけると同様に添加してもよい。
分散染料の分散性をよりよくするための均染剤や分散染
料の分解を防止するための酢酸等を従来のポリエステル
繊維の染色におけると同様に添加してもよい。
本発明の染色方法は、以上のような染色液を用いて、9
0℃以上好ましくは95℃以上の温度で前述のような綿
状、糸状、布状等のP E CK !6Jf維を染色す
るのであるが、高い染色効率が得られて均一に染色し得
ることから高圧高温の液流染色機を使用するのが好まし
い。
0℃以上好ましくは95℃以上の温度で前述のような綿
状、糸状、布状等のP E CK !6Jf維を染色す
るのであるが、高い染色効率が得られて均一に染色し得
ることから高圧高温の液流染色機を使用するのが好まし
い。
以上のようにキャリヤと分散染料を含む90’C以上の
温水の染色液でPEEに繊維を染色すると、PEEに繊
維を従来のポリエステル繊維の分散染料による染色の場
合と同様に容易に染色することができ、従来得られなか
った分散染料で染色されたPEEに繊維を得ることがで
きる。すなわち、分散染料のowfを前述のような範囲
で高くすることでPEEK繊維を濃染することができ、
液温を高くすることで早く濃染することができて、その
反対に分散染料のowfや液温を下げることで淡染化で
きることは従来のポリエステル繊維の染色の場合と同様
である。また、キャリヤの濃度を高くすることでも濃染
することができ、その濃度を下げれば淡染化できる。
温水の染色液でPEEに繊維を染色すると、PEEに繊
維を従来のポリエステル繊維の分散染料による染色の場
合と同様に容易に染色することができ、従来得られなか
った分散染料で染色されたPEEに繊維を得ることがで
きる。すなわち、分散染料のowfを前述のような範囲
で高くすることでPEEK繊維を濃染することができ、
液温を高くすることで早く濃染することができて、その
反対に分散染料のowfや液温を下げることで淡染化で
きることは従来のポリエステル繊維の染色の場合と同様
である。また、キャリヤの濃度を高くすることでも濃染
することができ、その濃度を下げれば淡染化できる。
しかし、染色液にキャリヤの添加が無いと、ポリエステ
ル繊維は染色できても、PEEK繊維は殆ど染色されな
くなる。また、キャリヤが添加されていても、染色液の
温度が90℃より低くなるとPEEに繊維を満足に染色
することができなくなる。それは、ポリエステル繊維の
場合は、ポリエステルの非晶部分の分子運動が始まるT
g’Cが70℃程度であり、Tg’Cよりも高い90℃
以上の温度、高圧染色では120〜130℃と言った温
度で染色が行われると、分子運動が活発になったポリエ
ステル繊維の内部に分散染料が容易に熱拡散して非晶部
分に染着するようになるが、PE[繊維の場合は、Tg
”Cが145℃程度であり、現在知られている最も高温
の得られる高圧染色機を用いても染色温度は140℃程
度であってTg’Cよりも低いから、キャリヤの助けを
借りないことには分散染料が繊維内部に熱拡散セす、キ
ャリヤの助けを借りても染色温度が90℃よりも低いと
、分散染料が繊維内部に熱拡散するだけのエネルギーが
与えられないためと考えられる。
ル繊維は染色できても、PEEK繊維は殆ど染色されな
くなる。また、キャリヤが添加されていても、染色液の
温度が90℃より低くなるとPEEに繊維を満足に染色
することができなくなる。それは、ポリエステル繊維の
場合は、ポリエステルの非晶部分の分子運動が始まるT
g’Cが70℃程度であり、Tg’Cよりも高い90℃
以上の温度、高圧染色では120〜130℃と言った温
度で染色が行われると、分子運動が活発になったポリエ
ステル繊維の内部に分散染料が容易に熱拡散して非晶部
分に染着するようになるが、PE[繊維の場合は、Tg
”Cが145℃程度であり、現在知られている最も高温
の得られる高圧染色機を用いても染色温度は140℃程
度であってTg’Cよりも低いから、キャリヤの助けを
借りないことには分散染料が繊維内部に熱拡散セす、キ
ャリヤの助けを借りても染色温度が90℃よりも低いと
、分散染料が繊維内部に熱拡散するだけのエネルギーが
与えられないためと考えられる。
キャリヤを含む分散染料の染色液を用いることで11
EE KのTg’Cよりも低い90℃以上の温度でPE
ER繊維を十分に染色できると言うことは、従来ポリエ
ステル繊維等の染色に用いられている染色機をそのま\
用いることができるので、工業的に極めて有利である。
EE KのTg’Cよりも低い90℃以上の温度でPE
ER繊維を十分に染色できると言うことは、従来ポリエ
ステル繊維等の染色に用いられている染色機をそのま\
用いることができるので、工業的に極めて有利である。
そして、本発明の染色方法で染色されたl’EEK繊維
は、染色によって強度や耐熱性、耐薬品性等が低下する
ことなく、染色の耐洗濯堅牢度もポリエステルやナイロ
ンに比較して非常に良好であり、殆ど褪色しないと言う
優れた性能を示す。
は、染色によって強度や耐熱性、耐薬品性等が低下する
ことなく、染色の耐洗濯堅牢度もポリエステルやナイロ
ンに比較して非常に良好であり、殆ど褪色しないと言う
優れた性能を示す。
以下、さらに本発明を実施例によって説明する。
実施例1゜
100 de/48 fitのPEEKフィラメント糸
を経緯糸に用いて製織した目付が100 gem”の平
織物を高圧染色機を用いて下記の条件により染色した。
を経緯糸に用いて製織した目付が100 gem”の平
織物を高圧染色機を用いて下記の条件により染色した。
染色液組成
分散染料(住友化学(株)類スミカロンブルーE−FB
L ) :owf 4% オルソフェニルフェノール系キャリヤ(山川薬品(株)
製テトロシンOEM ):4g#ICH3COOH:
0.4 g#! 均染剤(明放化学(株)類デイスパーVC) :0.5
g/l 浴比 1:50 染色温度 97℃,130℃,140℃染色時間 40
分 以上により染色された実施例の織物と、染色液にキャリ
ヤが加えられていない以外は同一の条件で染色された比
較例の織物のL値を測定した結果を第1表に示す。
L ) :owf 4% オルソフェニルフェノール系キャリヤ(山川薬品(株)
製テトロシンOEM ):4g#ICH3COOH:
0.4 g#! 均染剤(明放化学(株)類デイスパーVC) :0.5
g/l 浴比 1:50 染色温度 97℃,130℃,140℃染色時間 40
分 以上により染色された実施例の織物と、染色液にキャリ
ヤが加えられていない以外は同一の条件で染色された比
較例の織物のL値を測定した結果を第1表に示す。
第 1 表
り値は濃染されている程低い値を示し、第1表に明らか
なように、染色液にキャリヤが用いられている本発明の
実施例ではPEEK繊維がよく染色されているのに対し
て、染色液にキャリヤを用いなかった比較例ではPEE
に繊維が殆ど染色されない。
なように、染色液にキャリヤが用いられている本発明の
実施例ではPEEK繊維がよく染色されているのに対し
て、染色液にキャリヤを用いなかった比較例ではPEE
に繊維が殆ど染色されない。
また、実施例の織物は、染色堅牢度、特に耐洗濯堅牢度
が極めて良好であり、強度も染色前の織物の強度より稍
高くなっている結果が得られた。
が極めて良好であり、強度も染色前の織物の強度より稍
高くなっている結果が得られた。
これは、染色によってPEEKの結晶化が幾分進んだた
めと考えられる。
めと考えられる。
実施例2゜
200 de/60filのr’EEKフィラメント糸
に4007/mの下撚を施して撚セットの熱処理を行い
、その糸を3本合糸してから320 T/mの上撚を施
し撚セットの熱処理を行ってミシン糸とした。このミシ
ン糸を認にして高圧染色機により下記条件で染色した。
に4007/mの下撚を施して撚セットの熱処理を行い
、その糸を3本合糸してから320 T/mの上撚を施
し撚セットの熱処理を行ってミシン糸とした。このミシ
ン糸を認にして高圧染色機により下記条件で染色した。
染色液組成
分散染料(住友化学(株)類スミカロンブルー5−BG
) :owf 8% メチルナフタレン系キャリヤ(載量(株)製ポリエスカ
DS) : 5g#I C113COOIl 70.5 g/l均染剤(明放
化学(株)類デイスパーVG) :0.5g/ffi 浴比 1:50 染色温度 140℃ 染色時間 35分 以上によって染色されたPI!FJミシン糸は濃色のブ
ルーに染色されており、良好な洗濯堅牢度を示した、こ
のミシン糸の断面を顕微鏡で観察したところ、各繊維断
面には鷲゛均一に染料が拡散していることが認められた
。
) :owf 8% メチルナフタレン系キャリヤ(載量(株)製ポリエスカ
DS) : 5g#I C113COOIl 70.5 g/l均染剤(明放
化学(株)類デイスパーVG) :0.5g/ffi 浴比 1:50 染色温度 140℃ 染色時間 35分 以上によって染色されたPI!FJミシン糸は濃色のブ
ルーに染色されており、良好な洗濯堅牢度を示した、こ
のミシン糸の断面を顕微鏡で観察したところ、各繊維断
面には鷲゛均一に染料が拡散していることが認められた
。
これに対して、染色液にキャリヤを加えなかった以外は
同じ条件でミシン糸を染色したところ、得られたミシン
糸は断面で染色されているとは認められない汚れ程度に
着色しているものであり、そのためアルカリ液でこの糸
をリダクションクリヤ処理したら殆ど脱色してしまった
。
同じ条件でミシン糸を染色したところ、得られたミシン
糸は断面で染色されているとは認められない汚れ程度に
着色しているものであり、そのためアルカリ液でこの糸
をリダクションクリヤ処理したら殆ど脱色してしまった
。
本発明によれば、従来得られなかった分tiJ1.染料
で芯まで染色されたPEEK繊維を得ることができ、し
かもその染色を従来使用されている90〜140℃の温
度で染色する染色機で行うことができ、染色されたPE
EK繊維は力学特性、耐熱性、耐薬品性が染色前のそれ
に比較して遜色なく、染色の洗濯堅牢度が極めて良好で
あると言う優れた効果が得られる。
で芯まで染色されたPEEK繊維を得ることができ、し
かもその染色を従来使用されている90〜140℃の温
度で染色する染色機で行うことができ、染色されたPE
EK繊維は力学特性、耐熱性、耐薬品性が染色前のそれ
に比較して遜色なく、染色の洗濯堅牢度が極めて良好で
あると言う優れた効果が得られる。
Claims (2)
- (1)分散染料で染色されていることを特徴とするポリ
エーテルエーテルケトン繊維。 - (2)キャリヤと分散染料を含む90℃以上の温水を染
色液として用いることを特徴とするポリエーテルエーテ
ルケトン繊維の染色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118135A JPH01292115A (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | ポリエーテルエーテルケトン繊維とその染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118135A JPH01292115A (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | ポリエーテルエーテルケトン繊維とその染色方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01292115A true JPH01292115A (ja) | 1989-11-24 |
Family
ID=14728917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63118135A Pending JPH01292115A (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | ポリエーテルエーテルケトン繊維とその染色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01292115A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5300122A (en) * | 1992-10-01 | 1994-04-05 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Coloration of pekk fibers |
CN104233857A (zh) * | 2014-09-30 | 2014-12-24 | 宿迁市神龙家纺有限公司 | 一种纺织品高亮度荧光大红配方及其染色方法 |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP63118135A patent/JPH01292115A/ja active Pending
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