JPH01291906A - 成形金型温度調節装置 - Google Patents
成形金型温度調節装置Info
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- JPH01291906A JPH01291906A JP12174088A JP12174088A JPH01291906A JP H01291906 A JPH01291906 A JP H01291906A JP 12174088 A JP12174088 A JP 12174088A JP 12174088 A JP12174088 A JP 12174088A JP H01291906 A JPH01291906 A JP H01291906A
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- JP
- Japan
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- temperature
- mold
- heat medium
- tank
- medium
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/007—Tempering units for temperature control of moulds or cores, e.g. comprising heat exchangers, controlled valves, temperature-controlled circuits for fluids
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラスチック成形用の金型温度調節装置に係
り、特にプラスチックレンズのような偏肉かつ厚肉な製
品をハイサイクルで成形するのに好適な成形金型温度調
節装置に関する。
り、特にプラスチックレンズのような偏肉かつ厚肉な製
品をハイサイクルで成形するのに好適な成形金型温度調
節装置に関する。
従来のプラスチック成形用金型の温度調節装置は、例え
ば特開昭58−215309号公報に記載されているよ
うに、高温媒体タンクと、低温媒体タンクと、圧送ポン
プと、共通の供給および帰還ヘッダとにより構成されて
いる。高温媒体または低温媒体を各々の圧送ポンプによ
って開閉弁を介して共通の供給ヘッダに送り込み、金型
を通過した両媒体を共通の帰還ヘッダより開閉弁を介し
て個別的に各熱媒体タンクへ帰還させて、媒体を循環さ
せるようにしている。
ば特開昭58−215309号公報に記載されているよ
うに、高温媒体タンクと、低温媒体タンクと、圧送ポン
プと、共通の供給および帰還ヘッダとにより構成されて
いる。高温媒体または低温媒体を各々の圧送ポンプによ
って開閉弁を介して共通の供給ヘッダに送り込み、金型
を通過した両媒体を共通の帰還ヘッダより開閉弁を介し
て個別的に各熱媒体タンクへ帰還させて、媒体を循環さ
せるようにしている。
しかし、金型から各熱媒体タンクへ帰還する熱媒体の温
度については配慮されていなかった。このため、高温媒
体タンクの場合、帰還した熱媒体の温度が金型との熱交
換により低下しているため、タンク温度が低下し、また
、低温媒体タンクの場合は逆にタンク温度が上昇すると
いう現象が生じていた。
度については配慮されていなかった。このため、高温媒
体タンクの場合、帰還した熱媒体の温度が金型との熱交
換により低下しているため、タンク温度が低下し、また
、低温媒体タンクの場合は逆にタンク温度が上昇すると
いう現象が生じていた。
レンズのように厚肉で偏肉比の大きいプラスチック部品
を高精度に成形するためには、充填時の分子配向および
内部歪の緩和を図るため、充填時の金型温度を樹脂の流
動性等が大きく変化する温度まで昇温させる成形法が有
効である。また、成形ショット間の成形品の形状バラツ
キを最小限に抑えるためには、金型温度パタンの中でも
、特に充填時の金型温度を精密に制御する必要がある。
を高精度に成形するためには、充填時の分子配向および
内部歪の緩和を図るため、充填時の金型温度を樹脂の流
動性等が大きく変化する温度まで昇温させる成形法が有
効である。また、成形ショット間の成形品の形状バラツ
キを最小限に抑えるためには、金型温度パタンの中でも
、特に充填時の金型温度を精密に制御する必要がある。
この観点から、前記従来の技術は、成形ショット間の金
型温度安定性に関して問題がある。つまり、熱媒体タン
クの温度は帰還する熱媒体の温度によって変動する。こ
の変動幅は、タンク内の熱媒体容量と帰還した熱媒体の
容量および温度差により決定される。この場合、もしも
帰還する熱媒体の温度が常に一定の割合しか変化しない
なら、タンク内の温度変化も一定の割合となる筈である
。
型温度安定性に関して問題がある。つまり、熱媒体タン
クの温度は帰還する熱媒体の温度によって変動する。こ
の変動幅は、タンク内の熱媒体容量と帰還した熱媒体の
容量および温度差により決定される。この場合、もしも
帰還する熱媒体の温度が常に一定の割合しか変化しない
なら、タンク内の温度変化も一定の割合となる筈である
。
しかし、金型と金型温調機間の熱媒体経路の温度変化を
一定にすることは、実際上不可能である。
一定にすることは、実際上不可能である。
また、成形のハイサイクル化に関しても、タンク温度が
変動する場合、タンク温度が復帰するために要する時間
により成形サイクルは制限されてしまう。
変動する場合、タンク温度が復帰するために要する時間
により成形サイクルは制限されてしまう。
本発明は、上記従来の技術の課題を解決し、金型温度を
精密に制御することができ、また、ハイサイクル成形を
実現できる成形金型温度調節装置を提供することを目的
とする。
精密に制御することができ、また、ハイサイクル成形を
実現できる成形金型温度調節装置を提供することを目的
とする。
上記課題は、金型に熱媒体を供給するタンクと金型から
熱媒体を帰還させるタンクを、それぞれ別々に設けるこ
とにより解決される。
熱媒体を帰還させるタンクを、それぞれ別々に設けるこ
とにより解決される。
即ち、金型から帰還する熱媒体を、金型へ供給する熱媒
体のタンクとは別のタンクに戻すことにより、供給する
熱媒体タンクの温度を一定に保つことが出来る。この場
合は、一定温度の熱媒体を金型内に循環させることがで
きるため、金型温度を精密に制御することが可能となる
。また、ハイサイクル化に関しては、例えば3個の熱媒
体タンクを屓次、供給用タンク→戻り用タンク→次のサ
イクルの供給用タンクという具合に用途を変えることに
より達成することが出来る。
体のタンクとは別のタンクに戻すことにより、供給する
熱媒体タンクの温度を一定に保つことが出来る。この場
合は、一定温度の熱媒体を金型内に循環させることがで
きるため、金型温度を精密に制御することが可能となる
。また、ハイサイクル化に関しては、例えば3個の熱媒
体タンクを屓次、供給用タンク→戻り用タンク→次のサ
イクルの供給用タンクという具合に用途を変えることに
より達成することが出来る。
以下、本発明第1実施例を、第1図、第2図を用いて説
明する。
明する。
第1図は、本発明一実施例の構成図で、1は金型、2は
成形品を得るキャビティであり、熱媒体流路3及び温度
センサ4により、金型および成形品の温度制御を行う構
造に作られている。
成形品を得るキャビティであり、熱媒体流路3及び温度
センサ4により、金型および成形品の温度制御を行う構
造に作られている。
5.6.7は、ツレぞし加熱ヒータ9,10.11を設
けた高温媒体タンク、8は冷却用クーラ12を設けた低
温媒体タンクであり、各タンクには、熱媒体を圧送する
ための圧送ポンプ13 、14 、15 、16、熱媒
体温度を検知するための温度センサ17 、18 。
けた高温媒体タンク、8は冷却用クーラ12を設けた低
温媒体タンクであり、各タンクには、熱媒体を圧送する
ための圧送ポンプ13 、14 、15 、16、熱媒
体温度を検知するための温度センサ17 、18 。
19 、20が設けられている。
21は供給マニホールドであり、前記圧送ポンプ13
、14 、15 、16から圧送された熱媒体を金型1
内の熱媒体流路3へ流入、又は熱媒体の圧送元である熱
媒体タンクへ直接帰還を選択する為の電磁開閉弁22
、23 、24 、25 、26 、27 、28 、
29を有している。30は帰還マニホールドであり、こ
の帰還マニホールド30iこは金型1から帰還する熱媒
体を熱媒1体タンク5,6,7.8の内の一つに選択的
に帰還させる為の開閉弁31 、32 、33 、34
が設けられている。
、14 、15 、16から圧送された熱媒体を金型1
内の熱媒体流路3へ流入、又は熱媒体の圧送元である熱
媒体タンクへ直接帰還を選択する為の電磁開閉弁22
、23 、24 、25 、26 、27 、28 、
29を有している。30は帰還マニホールドであり、こ
の帰還マニホールド30iこは金型1から帰還する熱媒
体を熱媒1体タンク5,6,7.8の内の一つに選択的
に帰還させる為の開閉弁31 、32 、33 、34
が設けられている。
35は制御装置であり、この制御装置は其の表面に取付
けた各種測定機の出力および温度センサ417 、18
、19 、20の出力により、加熱ヒータ9,1゜1
1、冷却用クーラ12及び電磁開閉弁22 、23 、
24 。
けた各種測定機の出力および温度センサ417 、18
、19 、20の出力により、加熱ヒータ9,1゜1
1、冷却用クーラ12及び電磁開閉弁22 、23 、
24 。
25 、26 、27 、28 、29 、31 、3
2 、33 、34を制御する。
2 、33 、34を制御する。
ここで、第2図上部に示した様な金型温度パタンを得る
為の動作を同図下部に示す。第2図は、時間に対する温
度変化と各開閉弁の開閉動作を示したもので、36は金
型温度、37 、38 、39 、40はそれぞれ熱媒
体タンク5,6,7.8に設けである温度センサ17
、18 、19 、20の示す各熱媒体温度である。成
形ショットはA−+B−+Cの3シヨツトを示している
。金型温度’r、 * Tt s ’raにおいて、T
1は成形品の取出し、T、は充填、T、は低温媒体を金
型に流し始める時の温度を夫々示している。熱媒体温度
T4 、 Ts 、 Ta 、 Tyにおいて、T4は
高温媒体を金型に流している時、T5は金型から帰還し
た熱媒体タンクの最低時、T6は低温媒体を金型に流し
始める時、T、は金型から帰還した熱媒体iこより低温
媒体タンクが昇温した時の最高時の各温度を示している
。
為の動作を同図下部に示す。第2図は、時間に対する温
度変化と各開閉弁の開閉動作を示したもので、36は金
型温度、37 、38 、39 、40はそれぞれ熱媒
体タンク5,6,7.8に設けである温度センサ17
、18 、19 、20の示す各熱媒体温度である。成
形ショットはA−+B−+Cの3シヨツトを示している
。金型温度’r、 * Tt s ’raにおいて、T
1は成形品の取出し、T、は充填、T、は低温媒体を金
型に流し始める時の温度を夫々示している。熱媒体温度
T4 、 Ts 、 Ta 、 Tyにおいて、T4は
高温媒体を金型に流している時、T5は金型から帰還し
た熱媒体タンクの最低時、T6は低温媒体を金型に流し
始める時、T、は金型から帰還した熱媒体iこより低温
媒体タンクが昇温した時の最高時の各温度を示している
。
次に開閉弁の動作と各温度の変化について説明する。ま
ず取出し温度TIにおいて、開閉弁は26゜27 、2
8 、29だけが開になっており、熱媒体は金型に流れ
ることなく、熱媒体タンクへ直接帰還している。次に、
成形ショット人において、成形品取出しが終了した後、
開閉弁22が開となり、高温媒体タンク5の熱媒体が金
型に供給される。そして、金型から帰還した熱媒体は、
開閉弁議が開となり、高温媒体タンク7に帰還する。こ
のため、高温媒体タンク7の温度はT4からT、に降下
する。一方、高温媒体タンク5の温度は、単に供給する
だけであるため、T、の温度を維持している。次に、金
型温度がTtになった時点で金型に成形磯から樹脂が充
填される。次のT、からT、の区間は、熱媒体は金型に
流入することなく熱媒体タンクへ直接帰還している。金
型は自然放冷により徐冷される。この区間は、樹脂の流
動性が大きく変化する温度領域であり、この徐冷により
、キャビティ内の樹脂温度の均一化および充填時の分子
配向や歪の緩和を図っている。次に金型温度がT、に降
下した時点で開閉弁25が開となり、低温媒体タンク8
の低温媒体が金型に供給される。また、帰還した熱媒体
は開閉弁34が開となり低温媒体タンク8に帰還する。
ず取出し温度TIにおいて、開閉弁は26゜27 、2
8 、29だけが開になっており、熱媒体は金型に流れ
ることなく、熱媒体タンクへ直接帰還している。次に、
成形ショット人において、成形品取出しが終了した後、
開閉弁22が開となり、高温媒体タンク5の熱媒体が金
型に供給される。そして、金型から帰還した熱媒体は、
開閉弁議が開となり、高温媒体タンク7に帰還する。こ
のため、高温媒体タンク7の温度はT4からT、に降下
する。一方、高温媒体タンク5の温度は、単に供給する
だけであるため、T、の温度を維持している。次に、金
型温度がTtになった時点で金型に成形磯から樹脂が充
填される。次のT、からT、の区間は、熱媒体は金型に
流入することなく熱媒体タンクへ直接帰還している。金
型は自然放冷により徐冷される。この区間は、樹脂の流
動性が大きく変化する温度領域であり、この徐冷により
、キャビティ内の樹脂温度の均一化および充填時の分子
配向や歪の緩和を図っている。次に金型温度がT、に降
下した時点で開閉弁25が開となり、低温媒体タンク8
の低温媒体が金型に供給される。また、帰還した熱媒体
は開閉弁34が開となり低温媒体タンク8に帰還する。
このため、低温媒体タンク8の温度はT6からT7へ昇
温する。次の成形ショットBにおいて、人と異なる開閉
弁の動作としては、開閉弁23 、31が開となり、こ
れにより、高温媒体タンク6の熱媒体が金型に供給され
、高温媒体タンク5に熱媒体は帰還する。このため、高
温媒体タンク5の温度はT4からT、に降下する。
温する。次の成形ショットBにおいて、人と異なる開閉
弁の動作としては、開閉弁23 、31が開となり、こ
れにより、高温媒体タンク6の熱媒体が金型に供給され
、高温媒体タンク5に熱媒体は帰還する。このため、高
温媒体タンク5の温度はT4からT、に降下する。
同様に成形ショットCにおいては、開閉弁24゜32が
開となり、これにより、高温媒体タンク7の熱媒体が金
型に供給され、高温媒体タンク6に熱媒体は帰還する。
開となり、これにより、高温媒体タンク7の熱媒体が金
型に供給され、高温媒体タンク6に熱媒体は帰還する。
以上の成形ショッI−A、B、Cが開閉弁の動作の1サ
イクルであり、以後はこのサイクルの繰返しとなる。
イクルであり、以後はこのサイクルの繰返しとなる。
この結果、充填温度まで金型を昇温させる区間は、一定
温度の熱媒体を金型に供給することが可能となり、充填
温度のバラツキを最小限に抑えることができた。また、
同時にハイサイクル化が図れたのは云う才でもない。
温度の熱媒体を金型に供給することが可能となり、充填
温度のバラツキを最小限に抑えることができた。また、
同時にハイサイクル化が図れたのは云う才でもない。
一方、上記実施例においては、高温媒体タンクを3個、
低温媒体タンクを1個用いて成形を行ったが、このタン
クの数は、タンクの容量、ヒータ能力、金型のヒートマ
ス等を考慮しながら、金型温度パタンのうち、特にどの
部分を精密に制御するかにより、その構成は変わってく
る。そして、この構成は、精密制御する部分において金
型に供給する熱媒体の温度を一定に保つという基本原理
により最適化することができる。
低温媒体タンクを1個用いて成形を行ったが、このタン
クの数は、タンクの容量、ヒータ能力、金型のヒートマ
ス等を考慮しながら、金型温度パタンのうち、特にどの
部分を精密に制御するかにより、その構成は変わってく
る。そして、この構成は、精密制御する部分において金
型に供給する熱媒体の温度を一定に保つという基本原理
により最適化することができる。
今回の実施例における成形品はカメラ用凹レンズであり
、形状はφ40目、中心肉厚IBu+、 レンズ中心
と周辺の肉厚比は1対3であった。材料はポリカーホ不
一トである。金型温度パタンは、充填温度が160℃、
取出し温度は110℃であり、高温媒体タンク温度は1
85℃、低温媒体タンク温度は40℃に設定した。成形
作業中の、各タンクの昇降温度幅および復帰時間は、高
温媒体タンクが8℃、7分、低温媒体タンクが3℃、2
5分であった。成形サイクルは3分で行った。この結果
、各充填時の熱媒体タンク温度は完全に復帰しており、
金型温度パタンの成形ショット間のバラツキ幅を1℃以
内に抑えることが出来た。また、充填時の金型温度のバ
ラツキは0.5℃以下と特に精密に制御することが出来
た。これにより、レンズ形状バラツキを0.5μm以内
に収めることができた。
、形状はφ40目、中心肉厚IBu+、 レンズ中心
と周辺の肉厚比は1対3であった。材料はポリカーホ不
一トである。金型温度パタンは、充填温度が160℃、
取出し温度は110℃であり、高温媒体タンク温度は1
85℃、低温媒体タンク温度は40℃に設定した。成形
作業中の、各タンクの昇降温度幅および復帰時間は、高
温媒体タンクが8℃、7分、低温媒体タンクが3℃、2
5分であった。成形サイクルは3分で行った。この結果
、各充填時の熱媒体タンク温度は完全に復帰しており、
金型温度パタンの成形ショット間のバラツキ幅を1℃以
内に抑えることが出来た。また、充填時の金型温度のバ
ラツキは0.5℃以下と特に精密に制御することが出来
た。これにより、レンズ形状バラツキを0.5μm以内
に収めることができた。
次に第2実施例を第3図と第4図1こより説明する。第
3図は構成図で、符号1〜35までの部分は第1実施例
で用いた第1図の場合と同様である。
3図は構成図で、符号1〜35までの部分は第1実施例
で用いた第1図の場合と同様である。
41 、42 、43 、44はそれぞれ熱媒体タンク
5,6゜7.8に断熱板53 、54 、55 、56
を介して設けられた熱媒体タンクであり、電磁開閉弁5
7 、58 、59 。
5,6゜7.8に断熱板53 、54 、55 、56
を介して設けられた熱媒体タンクであり、電磁開閉弁5
7 、58 、59 。
60により各タンクがそれぞれ連結されている。また、
熱媒体タンク41 、42 、43には、加熱ヒータ4
546 、47が設けてあり、熱媒体タンク44には冷
却用クーラ48が設けである。更に熱媒体タンク41
、42 。
熱媒体タンク41 、42 、43には、加熱ヒータ4
546 、47が設けてあり、熱媒体タンク44には冷
却用クーラ48が設けである。更に熱媒体タンク41
、42 。
43 、44には温度センサ49 、50 、51 、
52が設けである。制御装置35は、各種測定器の出力
および温度センサ4 、17 、18 、19 、20
、49 、50 、51 、52の出力により、加熱
ヒータ9 、10 、11 、45 、46 、47、
冷却用タープ12 、48及び電磁開閉弁22 、23
、24 。
52が設けである。制御装置35は、各種測定器の出力
および温度センサ4 、17 、18 、19 、20
、49 、50 、51 、52の出力により、加熱
ヒータ9 、10 、11 、45 、46 、47、
冷却用タープ12 、48及び電磁開閉弁22 、23
、24 。
25 、26 、27 、28 、29 、31 、3
2 、33 、34 、57 、58 。
2 、33 、34 、57 、58 。
59 、60を制御する。
次に第4図を用いて開閉弁の動作と各温度の変化につい
て説明する。まず、成形ショット人の取出し温度T、に
おいて、開閉弁60が開となり、低温媒体タンク44か
ら低温媒体タンク8に熱媒体が移動する。この際、低温
媒体タンク44の温度は、前の成形ショットにおいて金
型の冷却を行ったため昇温しでいる。このため、低温媒
体タンク8の温度はT6からT7に昇温する。次に、開
閉弁22 、31が開となり、高温媒体タンク5の熱媒
体が金型に供給され、帰還した熱媒体は高温媒体タンク
41に帰還する。次のT!からT3への徐冷区間におい
て開閉弁57が開となり、高温媒体タンク41から高温
媒体タンク5へ熱媒体が移動する。この際、高温媒体タ
ンク5の温度はT4からT、へ降下する。次に、開閉弁
25が開となり金型温度はT、からT1へ降下する。
て説明する。まず、成形ショット人の取出し温度T、に
おいて、開閉弁60が開となり、低温媒体タンク44か
ら低温媒体タンク8に熱媒体が移動する。この際、低温
媒体タンク44の温度は、前の成形ショットにおいて金
型の冷却を行ったため昇温しでいる。このため、低温媒
体タンク8の温度はT6からT7に昇温する。次に、開
閉弁22 、31が開となり、高温媒体タンク5の熱媒
体が金型に供給され、帰還した熱媒体は高温媒体タンク
41に帰還する。次のT!からT3への徐冷区間におい
て開閉弁57が開となり、高温媒体タンク41から高温
媒体タンク5へ熱媒体が移動する。この際、高温媒体タ
ンク5の温度はT4からT、へ降下する。次に、開閉弁
25が開となり金型温度はT、からT1へ降下する。
また、金型から帰還した熱媒体は低温媒体タンク44に
帰還するため、低温媒体タンク8から金型へ供給される
熱媒体の温度は一定番こ保たれる。
帰還するため、低温媒体タンク8から金型へ供給される
熱媒体の温度は一定番こ保たれる。
以後、成形ショットBにおいては高温媒体タンク6が、
成形ショットCにおいては高温媒体タンク7が用いられ
るが、その基本的な動作は成形ショットAと同様である
。
成形ショットCにおいては高温媒体タンク7が用いられ
るが、その基本的な動作は成形ショットAと同様である
。
以上が動作の説明である。第2実施例の効果は、第1実
梅例の効果lこ、金型冷却時の温度安定性が加味された
ことにある。また、本実維例においては、高温媒体タン
ク5,6.7の温度設定を同じくすることにより、成形
のハイサイクル化を図ったが、各タンクの設定温度を変
え、多様な金型温度パタンを形成するのに好適なことは
云うまでもない。また、タンクの加熱および冷却に関し
て、第5図、第6図に構成図を示す実施例のように、加
熱ヒータ及び冷却用タープ61 、62 、63 、6
4を熱媒体経路をこ設け、加熱および冷却能力の向上を
図っても良い。
梅例の効果lこ、金型冷却時の温度安定性が加味された
ことにある。また、本実維例においては、高温媒体タン
ク5,6.7の温度設定を同じくすることにより、成形
のハイサイクル化を図ったが、各タンクの設定温度を変
え、多様な金型温度パタンを形成するのに好適なことは
云うまでもない。また、タンクの加熱および冷却に関し
て、第5図、第6図に構成図を示す実施例のように、加
熱ヒータ及び冷却用タープ61 、62 、63 、6
4を熱媒体経路をこ設け、加熱および冷却能力の向上を
図っても良い。
以上説明したように本発明によれば、熱媒体を供給する
熱媒体タンクの温度を一定に保つことが可能になり、こ
れにより、金型温度を精密lこ制御することができるよ
うになり、同時に成形のハイサイクル化を図ることが出
来る。
熱媒体タンクの温度を一定に保つことが可能になり、こ
れにより、金型温度を精密lこ制御することができるよ
うになり、同時に成形のハイサイクル化を図ることが出
来る。
第1図は本発明第1実施例の構成図、第2図は第1実施
例の金型や熱媒体の温度変化および開閉弁の動作説明図
、第3図は本発明第2実施例の構成図、第4図は第2実
捲例の金型や熱媒体の温度変化および開閉弁の動作説明
図、第5図、第6図は更に熱媒体の温度制御能力を強化
した他の実施例の構成図である。 1・・・金型 2・・・キャビティ3・・
・熱媒体流路 4 、17 、18 、19 、20 、49 、50
、51 、52・・・温度センサ 5 、6 、7 、41 、42 、43・・・高温媒
体タンク8.44・・・低温媒体タンク 21・・−供給マニホールド 30・・・帰還マニホールド 22〜29 、31〜34 、57〜60・・・開閉弁
代理人 弁理士 小 川 勝 男fJ、′−11ど−
葡1図 竿2図 ×−m−間 〒5図 〒L口 45図 矛Q図
例の金型や熱媒体の温度変化および開閉弁の動作説明図
、第3図は本発明第2実施例の構成図、第4図は第2実
捲例の金型や熱媒体の温度変化および開閉弁の動作説明
図、第5図、第6図は更に熱媒体の温度制御能力を強化
した他の実施例の構成図である。 1・・・金型 2・・・キャビティ3・・
・熱媒体流路 4 、17 、18 、19 、20 、49 、50
、51 、52・・・温度センサ 5 、6 、7 、41 、42 、43・・・高温媒
体タンク8.44・・・低温媒体タンク 21・・−供給マニホールド 30・・・帰還マニホールド 22〜29 、31〜34 、57〜60・・・開閉弁
代理人 弁理士 小 川 勝 男fJ、′−11ど−
葡1図 竿2図 ×−m−間 〒5図 〒L口 45図 矛Q図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金型内に設けた熱媒体流路に温度を制御した熱媒体
を流し、金型を加熱または冷却して温度制御する成形金
型温度調節装置において、熱媒体タンク内に貯蔵され金
型へ供給される熱媒体と、金型に供給され金型との熱交
換により供給時に比べて温度が変化した熱媒体とを直接
混合させず、これにより一定温度の熱媒体を金型に供給
するため、金型に熱媒体を供給するタンクと、金型から
熱媒体を帰還させるタンクとを、別個に設けたことを特
徴とする成形金型温度調節装置。 2、金型を加熱するための高温熱媒体タンクを少なくと
も2個以上設け、かつ、連続成形時に、一つの高温熱媒
体タンクからの熱媒体の供給を複数回連続して行わない
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の成形金型温度調節装置。 3、金型を冷却するための低温熱媒体タンクを少なくと
も2個以上設け、かつ、連続成形時に、一つの低温熱媒
体タンクからの熱媒体の供給を複数回連続して行わない
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の成形金型温度調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12174088A JPH01291906A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 成形金型温度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12174088A JPH01291906A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 成形金型温度調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01291906A true JPH01291906A (ja) | 1989-11-24 |
Family
ID=14818708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12174088A Pending JPH01291906A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 成形金型温度調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01291906A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002210740A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 成形用金型の加熱冷却切替装置及び成形用金型の加熱冷却切替方法 |
JP2007112109A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-05-10 | Star Seiki Co Ltd | 金型温度調節装置 |
KR100741568B1 (ko) * | 2006-03-17 | 2007-07-23 | 부여템프콘(주) | 금형의 온도제어장치 |
WO2018139664A1 (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-02 | 本田技研工業株式会社 | 射出成形方法及び射出成形装置 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP12174088A patent/JPH01291906A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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