JPH0129146Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129146Y2 JPH0129146Y2 JP9901284U JP9901284U JPH0129146Y2 JP H0129146 Y2 JPH0129146 Y2 JP H0129146Y2 JP 9901284 U JP9901284 U JP 9901284U JP 9901284 U JP9901284 U JP 9901284U JP H0129146 Y2 JPH0129146 Y2 JP H0129146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode ray
- keyboard
- housing
- ray tube
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は車両の走行情報をブラウン管に表示
する車両用走行情報表示装置の改良に関するもの
である。
する車両用走行情報表示装置の改良に関するもの
である。
従来、自動車等の車両の走行軌跡や走行方向な
ど車両の各種走行情報をブラウン管(または
CRT)に表示する表示装置が開発されている
(例えば、特開昭56−110200号公報、特開昭58−
36736号公報等参照)。
ど車両の各種走行情報をブラウン管(または
CRT)に表示する表示装置が開発されている
(例えば、特開昭56−110200号公報、特開昭58−
36736号公報等参照)。
しかし、従来の表示装置に使用されているブラ
ウン管は小形のものでも奥行が長く、装置が大型
であつた。このため、従来の表示装置は、装着場
所に種々の制限のある車両内には取付けにくいと
いう欠点を有していた。
ウン管は小形のものでも奥行が長く、装置が大型
であつた。このため、従来の表示装置は、装着場
所に種々の制限のある車両内には取付けにくいと
いう欠点を有していた。
この考案は従来装置が有していた上述の欠点を
解消するためになされたもので、ブラウン管とし
て偏平ブラウン管を使用し、この偏平ブラウン管
の表示部を筐体前面の側端部に形成された表示用
窓に対向させ、前記偏平ブラウン管の表示部から
陰極線発射部に到る部分を前記筐体前面から後方
に向つて斜めに配設すると共に、これによつて前
記表示部から陰極線発射部に到る部分と前記筐体
前面との間に形成される空間に操作信号を送出す
るキーボードを配設することにより、奥行きと幅
を短くすると共に、高さを低くして小形の車両用
走行情報表示装置を提供することを目的としてい
る。
解消するためになされたもので、ブラウン管とし
て偏平ブラウン管を使用し、この偏平ブラウン管
の表示部を筐体前面の側端部に形成された表示用
窓に対向させ、前記偏平ブラウン管の表示部から
陰極線発射部に到る部分を前記筐体前面から後方
に向つて斜めに配設すると共に、これによつて前
記表示部から陰極線発射部に到る部分と前記筐体
前面との間に形成される空間に操作信号を送出す
るキーボードを配設することにより、奥行きと幅
を短くすると共に、高さを低くして小形の車両用
走行情報表示装置を提供することを目的としてい
る。
以下に、この考案の一実施例について第1図乃
至第4図に従つて説明する。第1図は車両用走行
情報表示装置(表示装置)の正面図、第2図は第
1図の−線に沿つた断面図、第3図は表示装
置のキーボード(後述)の分解斜視図である。第
1図乃至第3図において、1は表面ケース2と裏
面ケース3とで構成された筐体である。表面ケー
ス2の前面(表面パネル)の左端には表示用窓2
aが形成され、窓枠には透光性の保護パネル2b
が固着されている。また、前面の略中央から右側
の面には第3図に示す様に矩形の貫通口2c,2
dが形成されており、裏面ケース3の後面には貫
通口3aが形成されている。4は偏平ブラウン管
であつて、ガラス管5、蛍光面6aを有する表示
部6、陰極線発射部7、偏向コイル8、接続端子
9、ソケツト10、およびリード線11で構成さ
れている。この偏平ブラウン管4の表示部6は表
面ケース2の前面に形成された表示用窓2aに対
向しており、表示部6から陰極線発射部7に到る
部分は表面ケース2の前面から後方に向つて斜め
に配設されている。このため、筐体1の奥行きは
短くなつている。12は操作信号を送出するキー
ボードであつて、プツシユ式のモーメンタリスイ
ツチ13aとランプ13bを載置したプリント基
板13,スイツチ13bの頭部を押圧するボタン
14、第3図に示す様に、透明板の片面にマスク
印刷処理と透過印刷処理によつて形成された文字
パターン15aを有し、貫通口15bが形成され
た文字板15、およびランプ13bからの光をエ
ツジライト方式で導いて裏面に施した白色印刷層
で散乱、反射させ文字パターン15aを照明する
と共に、第3図に示す様に細長い貫通口16aが
形成された導光板16で構成されている。ボタン
14は表面ケース2の前面に形成された矩形の貫
通口2c、文字板15に形成された貫通口15
b、および導光板16に形成された貫通口16a
に挿通されている。また、表面ケース2の矩形の
貫通口2dは、文字板15の文字パターン15a
に導光板16からの反射光を採り入れる採光窓と
なる。なお、このキーボード12は、第2図に示
す様に、偏平ブラウン管4の表示部6から陰極線
発射部7に到る部分と表面ケース2の前面との間
に形成されている空間に配設されている。このた
め、表示装置全体の幅が小さくなると共に、高さ
が低くなつている。17〜19はプリント基板で
あつて、車両の走行情報とキーボード12からの
操作信号とに基づいて所定の演算を行なう制御回
路が載置されている。各プリント基板17〜19
はジヤンパ線20,21で接続され、プリント基
板17には電源からの電力や車両の走行情報を入
力するためのコネクタ17aが裏面ケース3の貫
通口3aを介して取り付けられている。また、プ
リント基板19とキーボード12を構成するプリ
ント基板13とはジヤンパ線22で接続され、プ
リント基板19と偏平ブラウン管4はリード線1
1で接続されている。
至第4図に従つて説明する。第1図は車両用走行
情報表示装置(表示装置)の正面図、第2図は第
1図の−線に沿つた断面図、第3図は表示装
置のキーボード(後述)の分解斜視図である。第
1図乃至第3図において、1は表面ケース2と裏
面ケース3とで構成された筐体である。表面ケー
ス2の前面(表面パネル)の左端には表示用窓2
aが形成され、窓枠には透光性の保護パネル2b
が固着されている。また、前面の略中央から右側
の面には第3図に示す様に矩形の貫通口2c,2
dが形成されており、裏面ケース3の後面には貫
通口3aが形成されている。4は偏平ブラウン管
であつて、ガラス管5、蛍光面6aを有する表示
部6、陰極線発射部7、偏向コイル8、接続端子
9、ソケツト10、およびリード線11で構成さ
れている。この偏平ブラウン管4の表示部6は表
面ケース2の前面に形成された表示用窓2aに対
向しており、表示部6から陰極線発射部7に到る
部分は表面ケース2の前面から後方に向つて斜め
に配設されている。このため、筐体1の奥行きは
短くなつている。12は操作信号を送出するキー
ボードであつて、プツシユ式のモーメンタリスイ
ツチ13aとランプ13bを載置したプリント基
板13,スイツチ13bの頭部を押圧するボタン
14、第3図に示す様に、透明板の片面にマスク
印刷処理と透過印刷処理によつて形成された文字
パターン15aを有し、貫通口15bが形成され
た文字板15、およびランプ13bからの光をエ
ツジライト方式で導いて裏面に施した白色印刷層
で散乱、反射させ文字パターン15aを照明する
と共に、第3図に示す様に細長い貫通口16aが
形成された導光板16で構成されている。ボタン
14は表面ケース2の前面に形成された矩形の貫
通口2c、文字板15に形成された貫通口15
b、および導光板16に形成された貫通口16a
に挿通されている。また、表面ケース2の矩形の
貫通口2dは、文字板15の文字パターン15a
に導光板16からの反射光を採り入れる採光窓と
なる。なお、このキーボード12は、第2図に示
す様に、偏平ブラウン管4の表示部6から陰極線
発射部7に到る部分と表面ケース2の前面との間
に形成されている空間に配設されている。このた
め、表示装置全体の幅が小さくなると共に、高さ
が低くなつている。17〜19はプリント基板で
あつて、車両の走行情報とキーボード12からの
操作信号とに基づいて所定の演算を行なう制御回
路が載置されている。各プリント基板17〜19
はジヤンパ線20,21で接続され、プリント基
板17には電源からの電力や車両の走行情報を入
力するためのコネクタ17aが裏面ケース3の貫
通口3aを介して取り付けられている。また、プ
リント基板19とキーボード12を構成するプリ
ント基板13とはジヤンパ線22で接続され、プ
リント基板19と偏平ブラウン管4はリード線1
1で接続されている。
第4図は表示装置を自動車内に装着した状態を
示す図である。第4図において、23はセンター
コンソール、24はセンターコンソール23の上
方に設けられたダツシユボードであつて、表示装
置はこのダツシユボード24に装着されている。
この様に装着された状態では、偏平ブラウン管4
はその長手方向が地表面に対して略水平となるた
め、運転者にとつて見易くなつている。
示す図である。第4図において、23はセンター
コンソール、24はセンターコンソール23の上
方に設けられたダツシユボードであつて、表示装
置はこのダツシユボード24に装着されている。
この様に装着された状態では、偏平ブラウン管4
はその長手方向が地表面に対して略水平となるた
め、運転者にとつて見易くなつている。
以上の構成において、表示装置は例えばナビゲ
ーシヨン装置として働き、車両の現在位置および
走行軌跡、または進行方位などの走行情報を表示
する。すなわち、前記制御回路において、車両の
走行状態を示す信号として、走行距離信号と進行
方位信号とをそれぞれ対応するセンサ(図示せ
ず)から入力し、これらの信号とキーボード12
からの操作信号とに基づいて車両の現在位置など
の演算を行ない、偏平ブラウン管4を駆動してそ
の演算結果を表示する。
ーシヨン装置として働き、車両の現在位置および
走行軌跡、または進行方位などの走行情報を表示
する。すなわち、前記制御回路において、車両の
走行状態を示す信号として、走行距離信号と進行
方位信号とをそれぞれ対応するセンサ(図示せ
ず)から入力し、これらの信号とキーボード12
からの操作信号とに基づいて車両の現在位置など
の演算を行ない、偏平ブラウン管4を駆動してそ
の演算結果を表示する。
なお、第4図に示した様に、センターコンソー
ル23上方のダツシユボード24に表示装置を装
着したり、センターコンソール23に装着したり
する場合、右ハンドル車では、表示用窓2aは表
示ケース2の前面の左端に形成し、左ハンドル車
では右端に形成すれば、偏平ブラウン管4の蛍光
面6aが運転者の方へ向き、視認性が良くなる。
また、この実施例では偏平ブラウン管4は1個の
ものについて述べたが左右に2個取り付け、その
間にキーボード12を配設しても良い。
ル23上方のダツシユボード24に表示装置を装
着したり、センターコンソール23に装着したり
する場合、右ハンドル車では、表示用窓2aは表
示ケース2の前面の左端に形成し、左ハンドル車
では右端に形成すれば、偏平ブラウン管4の蛍光
面6aが運転者の方へ向き、視認性が良くなる。
また、この実施例では偏平ブラウン管4は1個の
ものについて述べたが左右に2個取り付け、その
間にキーボード12を配設しても良い。
以上の様に、この考案では、ブラウン管として
偏平ブラウン管を使用し、この偏平ブラウン管の
表示部を筐体前面の側端部に形成された表示用窓
に対向させ、前記偏平ブラウン管の表示部から陰
極線発射部に到る部分を前記筐体前面から後方に
向つて斜めに配設すると共に、これによつて前記
表示部から陰極線発射部に到る部分と前記筐体前
面との間に形成される空間に操作信号を送出する
キーボードを配設したので、奥行きと幅が短く、
高さの低い小形の車両用走行情報表示装置を提供
することができる。
偏平ブラウン管を使用し、この偏平ブラウン管の
表示部を筐体前面の側端部に形成された表示用窓
に対向させ、前記偏平ブラウン管の表示部から陰
極線発射部に到る部分を前記筐体前面から後方に
向つて斜めに配設すると共に、これによつて前記
表示部から陰極線発射部に到る部分と前記筐体前
面との間に形成される空間に操作信号を送出する
キーボードを配設したので、奥行きと幅が短く、
高さの低い小形の車両用走行情報表示装置を提供
することができる。
第1図はこの考案の一実施例による車両用走行
情報表示装置の正面図、第2図は第1図の−
線に沿つた断面図、第3図は表示装置のキーボー
ドの分解斜視図、第4図は表示装置を自動車内に
装着した状態を示す図である。 図中、1……筐体、2……筐体1の前面、2a
……表示用窓、4……偏平ブラウン管、6……表
示部、6a……蛍光面、7……陰極線発射部、1
2……キーボード、17〜19……制御回路を載
置したプリント基板である。なお、図中、同一符
号は同一部分を示す。
情報表示装置の正面図、第2図は第1図の−
線に沿つた断面図、第3図は表示装置のキーボー
ドの分解斜視図、第4図は表示装置を自動車内に
装着した状態を示す図である。 図中、1……筐体、2……筐体1の前面、2a
……表示用窓、4……偏平ブラウン管、6……表
示部、6a……蛍光面、7……陰極線発射部、1
2……キーボード、17〜19……制御回路を載
置したプリント基板である。なお、図中、同一符
号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 前面の側端部に表示用窓が形成された筐体、こ
の筐体に取り付けられ、操作信号を送出するキー
ボード、前記筐体に収納され、車両の走行状態と
前記キーボードからの操作信号とに基づいて所定
の演算を行なう制御回路、および前記筐体に収納
され、前記制御回路の演算結果を表示する偏平ブ
ラウン管を備えて成る車両用走行情報表示装置に
おいて、前記偏平ブラウン管の表示部を前記表示
用窓に対向させ、前記偏平ブラウン管の表示部か
ら陰極線発射部に到る部分を前記筐体前面から後
方に向つて斜めに配設すると共に、前記表示部か
ら陰極線発射部に到る部分と前記筐体前面との間
に形成される空間に前記キーボードを配設したこ
とを特徴とする車両用走行情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9901284U JPS6114142U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 車両用走行情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9901284U JPS6114142U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 車両用走行情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114142U JPS6114142U (ja) | 1986-01-27 |
JPH0129146Y2 true JPH0129146Y2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=30658528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9901284U Granted JPS6114142U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 車両用走行情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114142U (ja) |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9901284U patent/JPS6114142U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114142U (ja) | 1986-01-27 |
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