JPH01287786A - 凹凸形状検出装置 - Google Patents
凹凸形状検出装置Info
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- JPH01287786A JPH01287786A JP63117063A JP11706388A JPH01287786A JP H01287786 A JPH01287786 A JP H01287786A JP 63117063 A JP63117063 A JP 63117063A JP 11706388 A JP11706388 A JP 11706388A JP H01287786 A JPH01287786 A JP H01287786A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
指紋等の凹凸パターンを検出する凹凸形状検出装置に関
し、 装置の小型、軽量化を図ることを目的とし、各々が2個
の焦点軸を有する鏡面状の2個の円筒楕円面をその各々
の焦点軸の一つが共通になるように対向配置すると共に
、その共通焦点軸にノ\−フミラーを該共通焦点軸を中
心に回転可能に設ケ、該ハーフミラ−に円筒凸レンズを
ハーフミラ−と一体的に可動に取りつけ、被検物体を第
1の円筒楕円面の第2の焦点軸に位置せしめ且つ光検知
器を第2の円筒楕円面の第2の焦点軸に配設して構成す
る。
し、 装置の小型、軽量化を図ることを目的とし、各々が2個
の焦点軸を有する鏡面状の2個の円筒楕円面をその各々
の焦点軸の一つが共通になるように対向配置すると共に
、その共通焦点軸にノ\−フミラーを該共通焦点軸を中
心に回転可能に設ケ、該ハーフミラ−に円筒凸レンズを
ハーフミラ−と一体的に可動に取りつけ、被検物体を第
1の円筒楕円面の第2の焦点軸に位置せしめ且つ光検知
器を第2の円筒楕円面の第2の焦点軸に配設して構成す
る。
本発明は指紋等の凹凸パターンを検出する凹凸形状検出
方法及び装置に関する。
方法及び装置に関する。
個人の識別法として、指紋の照合を行うシステムがある
。同システムにおいては、一般に指紋は画像として取り
扱われ、そのため指紋を画像データに変換する入力装置
が必要である。
。同システムにおいては、一般に指紋は画像として取り
扱われ、そのため指紋を画像データに変換する入力装置
が必要である。
指紋は凹凸パターンであり、従来からこの凹凸パターン
を検出する方法として第10図に示す如き方法がある。
を検出する方法として第10図に示す如き方法がある。
指10を透明平板11の一面11Aに押し当てると、指
紋の凸部Qは接触するが、凹部Pは接触しない。指を°
押し当てた平面に対して全反射が起こらないような条件
で、透明体11を透して光r0を照射すると、透明平板
から出射し凹部Pに当たった光は四方に散乱されるが、
それらは全て再び平板を透過し、遠方に消える(光線r
1)。一方凸部Qに当たった光は平板内の四方に散乱さ
れ、その一部は平板から出射する(光線rz)が、全反
射により平板の内部を伝播する成分(光線r1)も存在
する。この全反射成分を適当な光学系で結像させること
により凸部のパターン(指紋像)を得ることができる。
紋の凸部Qは接触するが、凹部Pは接触しない。指を°
押し当てた平面に対して全反射が起こらないような条件
で、透明体11を透して光r0を照射すると、透明平板
から出射し凹部Pに当たった光は四方に散乱されるが、
それらは全て再び平板を透過し、遠方に消える(光線r
1)。一方凸部Qに当たった光は平板内の四方に散乱さ
れ、その一部は平板から出射する(光線rz)が、全反
射により平板の内部を伝播する成分(光線r1)も存在
する。この全反射成分を適当な光学系で結像させること
により凸部のパターン(指紋像)を得ることができる。
以上述べた指紋像の取り込み方法においては、凸部が透
明平板11と良好に密着し、散乱光の一部がr3が平板
11内を全反射により伝播していくことが必要である。
明平板11と良好に密着し、散乱光の一部がr3が平板
11内を全反射により伝播していくことが必要である。
ところが、指lOと平板11 (例えばガラス製)の密
着性は人によって異なる。例えば、指が適度の湿りけを
持ち、凸部と平板の密着性の良い人は再現性よく指紋像
を人力できるが、指が乾燥ぎみの人は指と平板の密着性
が悪く、指紋隆線のパターンが場合によっては途切れた
りし、安定に指紋像を入力できない。指を平板に接触さ
せる接触式の指紋像入力決方は以上に述べたような問題
がある。そこで、指の密着性に関係なく。指紋像の入力
が可能な非接触式の入力方法が開発されている。
着性は人によって異なる。例えば、指が適度の湿りけを
持ち、凸部と平板の密着性の良い人は再現性よく指紋像
を人力できるが、指が乾燥ぎみの人は指と平板の密着性
が悪く、指紋隆線のパターンが場合によっては途切れた
りし、安定に指紋像を入力できない。指を平板に接触さ
せる接触式の指紋像入力決方は以上に述べたような問題
がある。そこで、指の密着性に関係なく。指紋像の入力
が可能な非接触式の入力方法が開発されている。
第11図の従来の非接触式の指紋像入力方法の一例(例
、特開昭6l−105679)を示す。
、特開昭6l−105679)を示す。
指lOをレーザ14によりライン照明し、円筒レンズ1
5により結像、走査してCCDアレイ (イメージセン
サ) 17で指紋像を取り込む。照明するラインの幅を
、指紋の隆線幅を考慮した適性値に設定することにより
、散乱光に凹凸形状を反映したコントラストをもたせる
ことが可能である。
5により結像、走査してCCDアレイ (イメージセン
サ) 17で指紋像を取り込む。照明するラインの幅を
、指紋の隆線幅を考慮した適性値に設定することにより
、散乱光に凹凸形状を反映したコントラストをもたせる
ことが可能である。
尚、19は結像レンズ系である。
しかるに、第11図に示す如き従来方法においては、指
紋を所定の範囲にわたって検出するために、光源14、
ライン照明系15、結像系19、CCDアレイ17を一
体化した光学系ユニット20全体を回転軸0−0を中心
として指の回りに回転させる必要がある。即ち、ユニッ
ト20全体をモータ等の回転駆動源Mにより指100回
りを一定角度範囲だけ回して指の測部の指紋像も取り込
む必要がある。しかしながら、このように光学系ユニッ
ト全体を回転軸0の回りに回転駆動させるには大きな回
転駆動系を必要とするのみならず、回転移動のための大
きなスペースを必要とし、回転駆動系を含めて装置が大
型になるという問題がある。
紋を所定の範囲にわたって検出するために、光源14、
ライン照明系15、結像系19、CCDアレイ17を一
体化した光学系ユニット20全体を回転軸0−0を中心
として指の回りに回転させる必要がある。即ち、ユニッ
ト20全体をモータ等の回転駆動源Mにより指100回
りを一定角度範囲だけ回して指の測部の指紋像も取り込
む必要がある。しかしながら、このように光学系ユニッ
ト全体を回転軸0の回りに回転駆動させるには大きな回
転駆動系を必要とするのみならず、回転移動のための大
きなスペースを必要とし、回転駆動系を含めて装置が大
型になるという問題がある。
本発明の目的は、従来の如く光学系全体を回転移動させ
る方式を改め、大部分の光学系は固定したままとし、ラ
イン状の照明光で指紋上を走査する方式にすることによ
り装置の小型、軽量化を計ることにある。
る方式を改め、大部分の光学系は固定したままとし、ラ
イン状の照明光で指紋上を走査する方式にすることによ
り装置の小型、軽量化を計ることにある。
上記目的を達成するために、第1の本発明によれば、ラ
イン状の走査照明光を被検物体の凹凸部に当て、凹凸形
状を反映した輝度変調を伴う該凹凸部からの反射光を光
検知器に結像させることにより凹凸形状の2次元画像デ
ータを得る非接触式の凹凸形状検出装置において、各々
が2個の焦点軸を有する鏡面状の2個の円筒楕円面をそ
の各々の焦点軸の一つが共通になるように対向配置する
と共に、その共通焦点軸にハーフミラ−を該共通焦点軸
を中心に回転可能に設け、該ハーフミラ−に円筒凸レン
ズをハーフミラ−と一体的に可動に取りつけ、被検物体
を置く位置を第1の円筒楕円面の第2の焦点軸の位置と
なし、光検知器を第2の円筒楕円面の第2の焦点軸に配
設することを構成上の特徴とする。
イン状の走査照明光を被検物体の凹凸部に当て、凹凸形
状を反映した輝度変調を伴う該凹凸部からの反射光を光
検知器に結像させることにより凹凸形状の2次元画像デ
ータを得る非接触式の凹凸形状検出装置において、各々
が2個の焦点軸を有する鏡面状の2個の円筒楕円面をそ
の各々の焦点軸の一つが共通になるように対向配置する
と共に、その共通焦点軸にハーフミラ−を該共通焦点軸
を中心に回転可能に設け、該ハーフミラ−に円筒凸レン
ズをハーフミラ−と一体的に可動に取りつけ、被検物体
を置く位置を第1の円筒楕円面の第2の焦点軸の位置と
なし、光検知器を第2の円筒楕円面の第2の焦点軸に配
設することを構成上の特徴とする。
また、第2の本発明によれば、2個の焦点軸を有する鏡
面状の円筒楕円の第1の焦点軸にミラーを該焦点軸を中
心に回転可能に設けると共に上記被検物体を円筒楕円の
第2の焦点軸に配置し、上記ミラーと光検知器との間に
凹凸情報を含んだ被検物体からの反射光を分離するビー
ムスプリッタを設けたことを構成上の特徴とする。
面状の円筒楕円の第1の焦点軸にミラーを該焦点軸を中
心に回転可能に設けると共に上記被検物体を円筒楕円の
第2の焦点軸に配置し、上記ミラーと光検知器との間に
凹凸情報を含んだ被検物体からの反射光を分離するビー
ムスプリッタを設けたことを構成上の特徴とする。
第1円筒楕円面の第2焦点軸には被検物体の位置を指定
するガイドを設けることが出来る。
するガイドを設けることが出来る。
光学系として第1図に示したように、焦点軸の一つを共
有する二つの円筒楕円面S+ 、32が用いられる。二
つの円筒楕円面31.S2の共通焦点軸Llを含むハー
フミラ−HMにより、共有焦点軸上り、にライン状に結
像させた光を第1の円筒楕円面SIで反射させ、第2の
焦点軸L2上に結像させる。焦点軸L2に沿って指1o
を置けば、ハーフミラ−HMの回転により、図示の如く
連続的に異なる方向からライン照明光が指紋上を走査す
る。指紋からの反射光は、往路を戻るが、一部はハーフ
ミラ−HMを透過し、その透過光をハーフミラ−に一体
的に設けた円筒レンズCLを透過させることにより円筒
楕円面S1.S2の焦点軸方向の結像を行うとともに、
第2の円筒楕円面S2で反射させ、同円筒楕円面S2の
第2焦点釉L3上に配置した光検知器17に結像させる
。ハーフミラ−HMを回転させることにより、指紋の凹
凸情報を含んだ反射光を光検知器17で順次受け、指紋
の全体像を構成する。
有する二つの円筒楕円面S+ 、32が用いられる。二
つの円筒楕円面31.S2の共通焦点軸Llを含むハー
フミラ−HMにより、共有焦点軸上り、にライン状に結
像させた光を第1の円筒楕円面SIで反射させ、第2の
焦点軸L2上に結像させる。焦点軸L2に沿って指1o
を置けば、ハーフミラ−HMの回転により、図示の如く
連続的に異なる方向からライン照明光が指紋上を走査す
る。指紋からの反射光は、往路を戻るが、一部はハーフ
ミラ−HMを透過し、その透過光をハーフミラ−に一体
的に設けた円筒レンズCLを透過させることにより円筒
楕円面S1.S2の焦点軸方向の結像を行うとともに、
第2の円筒楕円面S2で反射させ、同円筒楕円面S2の
第2焦点釉L3上に配置した光検知器17に結像させる
。ハーフミラ−HMを回転させることにより、指紋の凹
凸情報を含んだ反射光を光検知器17で順次受け、指紋
の全体像を構成する。
第2の本発明によれば、光学系として第6図に示すよう
に、−個の円筒楕円面Sを用いる。円筒楕円面Sの第1
焦点軸L+を含むミラー面Mにより、第1焦点軸L1上
にライン状に結像させた光を、円筒楕円面Sで反射させ
、第2の焦点軸L2上に結像させる。第2焦点軸L2に
沿って指10を置けば、ミラーMの回転により、連続的
に異なる方向からライン照明光が指紋上を走査する。指
紋からの反射光は、往路を戻るが、ビームスプリッタB
Sにより照明光と分離し、結像光学系19により光検知
器17に結像させる。ミラーMを回転させることにより
、指紋の凹凸情報を含んだ反射光を光検知器17で順次
受け、指紋の全体像を構成する。
に、−個の円筒楕円面Sを用いる。円筒楕円面Sの第1
焦点軸L+を含むミラー面Mにより、第1焦点軸L1上
にライン状に結像させた光を、円筒楕円面Sで反射させ
、第2の焦点軸L2上に結像させる。第2焦点軸L2に
沿って指10を置けば、ミラーMの回転により、連続的
に異なる方向からライン照明光が指紋上を走査する。指
紋からの反射光は、往路を戻るが、ビームスプリッタB
Sにより照明光と分離し、結像光学系19により光検知
器17に結像させる。ミラーMを回転させることにより
、指紋の凹凸情報を含んだ反射光を光検知器17で順次
受け、指紋の全体像を構成する。
被検物体を置く位置に設けられるガイドは被検物体の位
置を一義的に安定して決めることが出来る。
置を一義的に安定して決めることが出来る。
第2図は第1図の基本構成を具体化した本発明の一実施
例を示す。
例を示す。
第2図において、鏡面に仕上げた第1の円筒楕円面S1
を有するブロックB1と、同じく鏡面に仕上げた第2の
円筒楕円面S2を有するブロックB2を夫々の第1の焦
点軸L1が共通となるように対向配置する。ブロックB
1と82は全く同じものを用いることができる。第1の
円筒楕円面slにおいて、第1焦点軸り、とは異なるも
う一つの焦点軸(第2焦点M)L2と指10の軸が一致
するように、第3図(a)、(b)に示す如きガイド4
0を設けるのが好ましい。
を有するブロックB1と、同じく鏡面に仕上げた第2の
円筒楕円面S2を有するブロックB2を夫々の第1の焦
点軸L1が共通となるように対向配置する。ブロックB
1と82は全く同じものを用いることができる。第1の
円筒楕円面slにおいて、第1焦点軸り、とは異なるも
う一つの焦点軸(第2焦点M)L2と指10の軸が一致
するように、第3図(a)、(b)に示す如きガイド4
0を設けるのが好ましい。
ガイド40は指10を挿入するための略U字形の凹溝4
1を有する本体43により形成される。
1を有する本体43により形成される。
凹溝41の前端は指10の突き当て面45を形成する。
凹溝41は第1円筒楕円面Slの第2焦点軸L2の方向
に延び、平板的な大きさの指10と路間−かそれより僅
かに大きな溝幅となっている。
に延び、平板的な大きさの指10と路間−かそれより僅
かに大きな溝幅となっている。
従って、指10を凹溝41内で突き当て面45に押し当
てることにより指の位置及び方向が実質上一義的に画定
される。
てることにより指の位置及び方向が実質上一義的に画定
される。
°本体43の下部には底面側に開放した窓47が形成さ
れ、この窓を通して指紋が下方に露出し、光を照射する
ことができる。
れ、この窓を通して指紋が下方に露出し、光を照射する
ことができる。
第2の円筒楕円面S2において、第1焦点軸L1とは異
なるもう一つの焦点軸(第2焦点軸)L3に沿って、ア
レイ状の光検知器17が配置される。
なるもう一つの焦点軸(第2焦点軸)L3に沿って、ア
レイ状の光検知器17が配置される。
ハーフミラ−HMは常に共通焦点軸L1をそのミラー面
が含むように共通焦点軸L+ の回りに回転可能である
。
が含むように共通焦点軸L+ の回りに回転可能である
。
即ち、第4図(a)、(b)、(C)に示す如く、ハー
フミラ−HMの回転軸55は共通焦点軸に一致する。ハ
ーフミラ−HMと第2円筒楕円面S2との間に円筒凸レ
ンズCLが配置される。この円筒レンズはハーフミラ−
HMと一体的に形成され、一体的に回転可能である。好
ましくは、第4図(a)に示すように、ハーフミラ−H
M傾傾斜支承面子7形成し、そこに円筒凸レンズCLを
傾斜させて配置しハーフミラ−HMと一体化する。
フミラ−HMの回転軸55は共通焦点軸に一致する。ハ
ーフミラ−HMと第2円筒楕円面S2との間に円筒凸レ
ンズCLが配置される。この円筒レンズはハーフミラ−
HMと一体的に形成され、一体的に回転可能である。好
ましくは、第4図(a)に示すように、ハーフミラ−H
M傾傾斜支承面子7形成し、そこに円筒凸レンズCLを
傾斜させて配置しハーフミラ−HMと一体化する。
その結果、ハーフミラ−HMと凸レンズCLは相対位置
を固定に保ったまま共通焦点軸L10回りに回転可能に
なる。
を固定に保ったまま共通焦点軸L10回りに回転可能に
なる。
第2図に示したように、レーザ光源59から出射したビ
ームを円筒レンズ61.63(向きが対称に配置)の組
み合わせで一方向(円筒楕円面の焦点軸方向)に拡大し
たのち、円筒レンズ65でライン状に集束させる。ビー
ムは、ミラー71で反射させ、ハーフミラ−HM上の焦
点軸り、上に焦点を結ぶようにする。ハーフミラ−HM
で反射したビームは発散しながら第1円筒楕円面SIに
到り、そこで反射した後第2焦点軸L2に向かって集束
する。ライン状に集束したビームは第2焦点軸L2に軸
を合わせて置いた指10の表面を照明する。指の表面に
おけるライン照明の線幅は、指紋の溝幅を考慮して、凹
部、凸部からの反射光のコントラストが高くなるように
選定する。例えば、100μm〜200μm程度にする
。指紋からの反射光は、往路を戻り、ハーフミラ−HM
で反射する成分と透過する成分とに分かれる。ここでは
、指紋像を得るために透過成分を利用する。
ームを円筒レンズ61.63(向きが対称に配置)の組
み合わせで一方向(円筒楕円面の焦点軸方向)に拡大し
たのち、円筒レンズ65でライン状に集束させる。ビー
ムは、ミラー71で反射させ、ハーフミラ−HM上の焦
点軸り、上に焦点を結ぶようにする。ハーフミラ−HM
で反射したビームは発散しながら第1円筒楕円面SIに
到り、そこで反射した後第2焦点軸L2に向かって集束
する。ライン状に集束したビームは第2焦点軸L2に軸
を合わせて置いた指10の表面を照明する。指の表面に
おけるライン照明の線幅は、指紋の溝幅を考慮して、凹
部、凸部からの反射光のコントラストが高くなるように
選定する。例えば、100μm〜200μm程度にする
。指紋からの反射光は、往路を戻り、ハーフミラ−HM
で反射する成分と透過する成分とに分かれる。ここでは
、指紋像を得るために透過成分を利用する。
ハーフミラ−HMを透過したビームは発散性の波である
ため、光検知器17に向けて結像させる必要がある。ビ
ームの進行方向に対して垂直で図面の紙面内の方向の集
束は、第2円箇楕円面S2での反射による焦点軸L3に
向かっての集束により実現できる。一方、紙面に垂直な
方向のビーム集束は、ハーフミラ−HMの近傍に配置し
た円筒凸レンズCLによって行う。
ため、光検知器17に向けて結像させる必要がある。ビ
ームの進行方向に対して垂直で図面の紙面内の方向の集
束は、第2円箇楕円面S2での反射による焦点軸L3に
向かっての集束により実現できる。一方、紙面に垂直な
方向のビーム集束は、ハーフミラ−HMの近傍に配置し
た円筒凸レンズCLによって行う。
以上により、第2焦点軸り、に沿って配置したアレイ状
光検知器上にライン照明した指の一次元像を得ることが
できる。ハーフミラ−HMを回転することにより、指の
照明位置が平行移動するため、ハーフミラ−HMの回転
角とアレイ状光検知器の出力取り込みのタイミングを適
切にすることにより、指紋の二次元像を構成することが
出来る。
光検知器上にライン照明した指の一次元像を得ることが
できる。ハーフミラ−HMを回転することにより、指の
照明位置が平行移動するため、ハーフミラ−HMの回転
角とアレイ状光検知器の出力取り込みのタイミングを適
切にすることにより、指紋の二次元像を構成することが
出来る。
尚、円筒凸レンズCLをハーフミラ−HMに対して傾け
る理由は、ハーフミラ−HMの回転に伴い反射光の円筒
凸レンズCLに対する入射角が変化するが、その変化に
対してなるべく平均的に垂直入射に近くなるようにする
ためである。そのためには、この傾斜角は例えば45°
位が適切である。
る理由は、ハーフミラ−HMの回転に伴い反射光の円筒
凸レンズCLに対する入射角が変化するが、その変化に
対してなるべく平均的に垂直入射に近くなるようにする
ためである。そのためには、この傾斜角は例えば45°
位が適切である。
また、レーザ光線59からハーフミラ−HMに当てたビ
ームの透過成分が光学系内でノイズ光とならないように
、その透過成分の延長方向に光吸収部材(フィルタ等)
73を設けるのが好ましい。
ームの透過成分が光学系内でノイズ光とならないように
、その透過成分の延長方向に光吸収部材(フィルタ等)
73を設けるのが好ましい。
二つの円筒楕円面S1、S2の配置法としては、第2図
に示したものの他に、例えば第5図に示す−如き配置も
考えられる。第5図においては第2の円筒楕円面S2を
垂直に配置した以外は第2図に示す実施例と基本的には
同一である。
に示したものの他に、例えば第5図に示す−如き配置も
考えられる。第5図においては第2の円筒楕円面S2を
垂直に配置した以外は第2図に示す実施例と基本的には
同一である。
第2図は横長、第5図は縦長の光学系となるから装置の
外部形状に合わせて選択すればよい。
外部形状に合わせて選択すればよい。
第7図は第6図の基本構成を具体化した実施例を示す。
鏡面に仕上げた円筒楕円面Sを有するブロックBにおい
て、第1焦点軸L1の回りに回転可能にミラーMを取り
付け、第2焦点軸L2が指の軸と一致するように指の位
置固定を可能にするガイド40を設ける。
て、第1焦点軸L1の回りに回転可能にミラーMを取り
付け、第2焦点軸L2が指の軸と一致するように指の位
置固定を可能にするガイド40を設ける。
以上の構成は第2図に示す実施例の場合と同様である。
レーザ光源59 (例えばHe−Neレーザ)からの光
を円筒レンズベア61.63で一方向に広げ、円筒レン
ズ65によってキューブ・ビームスプリッタ81 (第
6図のBSに相当)を透して第1焦点軸り、上に集束さ
せる。結像面はミラーMであるため、円筒楕円面Sから
見ると、第1焦点軸L1 が恰も線光源であるかのよう
になる。円筒楕円面S(ミラー)に照射された光は第2
焦点軸L2に沿って線像を形成する。焦点軸L2に沿っ
て指が置かれた時には、指はライン照明されることにな
る。円筒レンズ63と65との間に設けたスリット85
0幅により、指の表面における照明ライン幅を最適化す
ることができる。最適化されたライン幅においては、指
紋の凹凸が光の強弱に変換される。指紋の凹凸情報を含
む散乱光は往路をもどるが、ビームスプリッ81で分離
される。分離したビームは互いに直交する円筒レンズ6
7.69により光検知器(CCD等)17上に結像する
。即ち、指紋のライン照明した部分の凹凸を光の強弱と
して取り込むことができる。尚、72はミラーである。
を円筒レンズベア61.63で一方向に広げ、円筒レン
ズ65によってキューブ・ビームスプリッタ81 (第
6図のBSに相当)を透して第1焦点軸り、上に集束さ
せる。結像面はミラーMであるため、円筒楕円面Sから
見ると、第1焦点軸L1 が恰も線光源であるかのよう
になる。円筒楕円面S(ミラー)に照射された光は第2
焦点軸L2に沿って線像を形成する。焦点軸L2に沿っ
て指が置かれた時には、指はライン照明されることにな
る。円筒レンズ63と65との間に設けたスリット85
0幅により、指の表面における照明ライン幅を最適化す
ることができる。最適化されたライン幅においては、指
紋の凹凸が光の強弱に変換される。指紋の凹凸情報を含
む散乱光は往路をもどるが、ビームスプリッ81で分離
される。分離したビームは互いに直交する円筒レンズ6
7.69により光検知器(CCD等)17上に結像する
。即ち、指紋のライン照明した部分の凹凸を光の強弱と
して取り込むことができる。尚、72はミラーである。
以上のことは、ミラーMを回転しても常に成り立ってい
る。指の表面、円筒楕円面S1焦点軸Llを結ぶ光のバ
スは、常にほぼ等しいため、散乱光結像系の光学的条件
もほぼ一定である。従って、ミラーMの回転と光検知器
17からの信号取り込みのタイミングを適切に設定する
ことにより、指紋の二次元像を構成することができる。
る。指の表面、円筒楕円面S1焦点軸Llを結ぶ光のバ
スは、常にほぼ等しいため、散乱光結像系の光学的条件
もほぼ一定である。従って、ミラーMの回転と光検知器
17からの信号取り込みのタイミングを適切に設定する
ことにより、指紋の二次元像を構成することができる。
尚、光源としては、He−Neなどのガスレーザの他、
半導体レーザを用いることができる。その場合、第8図
に示す如く、半導体レーザLDからの発散光をコリメー
タレンズ91により平行光に変換し、プリズムペア93
を透過させることにより、ビーム断面の光強度分布をラ
イン状に近づけることができる。第9図(a)、 (b
)は、それぞれ第8図における断面A−A’、B−B’
のビーム形状を表している。以上の光学系を第7図の点
線で囲んだ部分と置き換えればよい。半導体レーザを用
いた場合には装置全体をより一層小型にすることができ
る。
半導体レーザを用いることができる。その場合、第8図
に示す如く、半導体レーザLDからの発散光をコリメー
タレンズ91により平行光に変換し、プリズムペア93
を透過させることにより、ビーム断面の光強度分布をラ
イン状に近づけることができる。第9図(a)、 (b
)は、それぞれ第8図における断面A−A’、B−B’
のビーム形状を表している。以上の光学系を第7図の点
線で囲んだ部分と置き換えればよい。半導体レーザを用
いた場合には装置全体をより一層小型にすることができ
る。
以上の如く本発明によれば非接触の凹凸形状検出装置に
おいて、従来、光照射系および反射光集光検知系を一体
化した光学系全体を回転移動させることによりライン照
明の走査を行っていたため、走査に伴う移動空間の確保
が必要で、装置が大型になるという問題は解決される。
おいて、従来、光照射系および反射光集光検知系を一体
化した光学系全体を回転移動させることによりライン照
明の走査を行っていたため、走査に伴う移動空間の確保
が必要で、装置が大型になるという問題は解決される。
即ち、本発明による非接触式凹凸形状検出装置は、可動
部がハーフミラ−と円筒レンズを一体化した小型素子の
みであり(請求項1)、大幅な小型、軽量化が可能にな
る。それに伴い、小型装置への組み込み等も可能になる
。
部がハーフミラ−と円筒レンズを一体化した小型素子の
みであり(請求項1)、大幅な小型、軽量化が可能にな
る。それに伴い、小型装置への組み込み等も可能になる
。
また、請求項3に記載の本発明では可動部はミラーのみ
であり、−層大幅な小型、軽量化が可能になる。装置へ
の組み込み等も可能になる。
であり、−層大幅な小型、軽量化が可能になる。装置へ
の組み込み等も可能になる。
また、請求項2.4に記載した如く、被検物体を置く位
置にガイドを設ければ常に安定して被検物体の位置を一
義的に決めることが出来る。
置にガイドを設ければ常に安定して被検物体の位置を一
義的に決めることが出来る。
第1図は本発明の基本構成を示す図、第2図は第1図に
示す基本構成を具体化した実施例を示す図、第3図(a
)、(b)は第2図において用いられるガイドの斜視図
及び側面図、第4図(a)、(b)、(C)は第2図に
示される円筒凸レンズ付ハーフミラ−を示す正面図、平
面図、右側面図、第5図は第2図とは別の実施例を示す
図、第6図は第2の本発明の基本構成を示す図、第7図
は第6図に示す基本構成を具体化した実施例を示す図、
第8図は半導体レーザを用いた実施例を示す図、第9図
(a)、(b)は第8図におけるA−A’。 B−B’線でのビームの断面図、第10図は従来の接触
式凹凸パターン検出方法を示す図、第11図は従来の非
接触式凹凸パターン検出方法を示す図。 S、31.S2・・・円筒楕円面、 L1、L1、L3・・・焦点軸、 HM・・・ハーフミラ−1M・・・ミラー、CL・・・
円筒凸レンズ、 10・・・指。
示す基本構成を具体化した実施例を示す図、第3図(a
)、(b)は第2図において用いられるガイドの斜視図
及び側面図、第4図(a)、(b)、(C)は第2図に
示される円筒凸レンズ付ハーフミラ−を示す正面図、平
面図、右側面図、第5図は第2図とは別の実施例を示す
図、第6図は第2の本発明の基本構成を示す図、第7図
は第6図に示す基本構成を具体化した実施例を示す図、
第8図は半導体レーザを用いた実施例を示す図、第9図
(a)、(b)は第8図におけるA−A’。 B−B’線でのビームの断面図、第10図は従来の接触
式凹凸パターン検出方法を示す図、第11図は従来の非
接触式凹凸パターン検出方法を示す図。 S、31.S2・・・円筒楕円面、 L1、L1、L3・・・焦点軸、 HM・・・ハーフミラ−1M・・・ミラー、CL・・・
円筒凸レンズ、 10・・・指。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ライン状の走査照明光を被検物体の凹凸部に当て、
凹凸形状を反映した輝度変調を伴う該凹凸部からの反射
光を光検知器に結像させることにより凹凸形状の2次元
画像データを得る非接触式の凹凸形状検出装置において
、各々が2個の焦点軸(L_1、L_2:L_1、L_
3)を有する鏡面状の2個の円筒楕円面(S_1、S_
2)をその各々の焦点軸の一つ(L_1)が共通になる
ように対向配置すると共に、その共通焦点軸(L_1)
にハーフミラー(HM)を該共通焦点軸を中心に回転可
能に設け、該ハーフミラーにこれと一体的に可動なビー
ム収束用の円筒凸レンズ(CL)を設け、第1の円筒楕
円面(S_1)の第2の焦点軸(L_2)を被検物体(
10)の配置位置となし、上記光検知器を第2の円筒楕
円面(S_2)の第2の焦点軸(L_3)に配設するこ
とを特徴とする凹凸形状検出装置。 2、上記第1円筒楕円面の第2焦点軸には被検物体の位
置を指定するガイドが設けられることを特徴とする請求
項3記載の装置。 3、ライン状の走査照明光を被検物体の凹凸部に当て、
凹凸形状を反映した輝度変調を伴う該凹凸部からの反射
光を光検知器に結像させることにより凹凸形状の2次元
画像データを得る非接触式の凹凸形状検出装置において
、2個の焦点軸(L_1、L_2)を有する鏡面状の円
筒楕円面(S)の第1の焦点軸(L_1)にミラー(M
)を該第1焦点軸を中心に回転可能に配設すると共に円
筒楕円面(S)の第2の焦点軸(L_2)を被検物体の
配置位置となし、上記ミラーと光検知器との間に凹凸情
報を含んだ被検物体からの反射光を分離するビームスプ
リッタ(BS)を設けたことを特徴とする凹凸形状検出
装置。 4、上記第2焦点軸には被検物体の位置を指定するガイ
ドが設けられることを特徴とする請求項3記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63117063A JPH01287786A (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 凹凸形状検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63117063A JPH01287786A (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 凹凸形状検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01287786A true JPH01287786A (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=14702507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63117063A Pending JPH01287786A (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 凹凸形状検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01287786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5925593A (en) * | 1995-07-31 | 1999-07-20 | National Ink Incorporated | Hot stamping foil and process |
US6870946B1 (en) | 1998-08-06 | 2005-03-22 | Secugen Corporation | Compact optical fingerprint capturing and recognition system |
US6917695B2 (en) | 1998-11-12 | 2005-07-12 | Secugen Corporation | High contrast, low distortion optical acquisition system for image capturing |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP63117063A patent/JPH01287786A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5925593A (en) * | 1995-07-31 | 1999-07-20 | National Ink Incorporated | Hot stamping foil and process |
US6870946B1 (en) | 1998-08-06 | 2005-03-22 | Secugen Corporation | Compact optical fingerprint capturing and recognition system |
US6917695B2 (en) | 1998-11-12 | 2005-07-12 | Secugen Corporation | High contrast, low distortion optical acquisition system for image capturing |
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