JPH01285855A - 上質紙と中質紙の識別ペン - Google Patents
上質紙と中質紙の識別ペンInfo
- Publication number
- JPH01285855A JPH01285855A JP11555288A JP11555288A JPH01285855A JP H01285855 A JPH01285855 A JP H01285855A JP 11555288 A JP11555288 A JP 11555288A JP 11555288 A JP11555288 A JP 11555288A JP H01285855 A JPH01285855 A JP H01285855A
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- medium
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- solution
- pen
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、各種分野で用いられる紙の種類、具体的には
]二質紙と中質紙を筒易に識別でき−,−1−− る−1−1質紙と中質紙の識別ペンに関する。
]二質紙と中質紙を筒易に識別でき−,−1−− る−1−1質紙と中質紙の識別ペンに関する。
(従来の技術)
印刷、記録、絵画等の各種分野て使用されろ用紙には、
木材をチップにして薬品で蒸煮し、化学処理を施j、て
リグニンを除去1−たケミカルパルプのみを使用して抄
造1.た上質紙と、木Hを細かくすりおろしたグランド
パルプのみを使用(7て抄造したザラ紙と、ケミカルパ
ルプとグランドパルプをブレンドして抄造1.た中質紙
とが存する。
木材をチップにして薬品で蒸煮し、化学処理を施j、て
リグニンを除去1−たケミカルパルプのみを使用して抄
造1.た上質紙と、木Hを細かくすりおろしたグランド
パルプのみを使用(7て抄造したザラ紙と、ケミカルパ
ルプとグランドパルプをブレンドして抄造1.た中質紙
とが存する。
この内、ザラ紙については、その表面の特異性から一見
してこれを識別オろことかできろか、上質紙と中質紙を
ll視して識別することは極めて困難なものとなってい
る。
してこれを識別オろことかできろか、上質紙と中質紙を
ll視して識別することは極めて困難なものとなってい
る。
従来ては、上質紙と中質紙を識別する方法として、一般
の分析書に記載されている分析法、つまり、)(Jロク
ルノンの塩酸溶液を調製し、これに識別17ようとする
紙を浸し、その変色を視認4−る分析法が利用されてい
る2、(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような従来の分析法は、製造工場や企業
の研究室、或いは学校の研究化学実験等の場に於いて、
化学技術名等の専門家が行う場合には比較的容易に行う
ことかできるが、フロ[Jグルノンの塩酸溶液は、人体
に有害な側面も持っており、専門知識を持たない紙の取
引業者等が取り扱うことは余り好ましくなく、これを持
ち歩くことは危険でさえある。
の分析書に記載されている分析法、つまり、)(Jロク
ルノンの塩酸溶液を調製し、これに識別17ようとする
紙を浸し、その変色を視認4−る分析法が利用されてい
る2、(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような従来の分析法は、製造工場や企業
の研究室、或いは学校の研究化学実験等の場に於いて、
化学技術名等の専門家が行う場合には比較的容易に行う
ことかできるが、フロ[Jグルノンの塩酸溶液は、人体
に有害な側面も持っており、専門知識を持たない紙の取
引業者等が取り扱うことは余り好ましくなく、これを持
ち歩くことは危険でさえある。
ところで、紙の製造メーカー、販売ディーラ−1或は古
紙回収業者等にあっては、整理、管理の不千−際から、
」二質紙と中質紙が判別できなくなる$態がしばj7ば
発生する。
紙回収業者等にあっては、整理、管理の不千−際から、
」二質紙と中質紙が判別できなくなる$態がしばj7ば
発生する。
このような場合、上質紙と中質紙を識別するためには、
上述した分析法を用いな(」ればならす、この分析法は
、紙の取引業者が遭遇する実際の現場では全く実用的で
なく、上質紙と中質紙か判別できなくな−)た時には、
半ば諦めざるを得ない状況とな−)でいる。
上述した分析法を用いな(」ればならす、この分析法は
、紙の取引業者が遭遇する実際の現場では全く実用的で
なく、上質紙と中質紙か判別できなくな−)た時には、
半ば諦めざるを得ない状況とな−)でいる。
(問題点を解決才ろj−めの手段)
本発明は、斯様な問題点に対処したらのて、筒パ゛1容
器部2と、該筒型容器部2の前端に取着jまた芯3と、
該芯3を被装A゛るキャップ4とからL゛ろペン本体1
において、筒型容器部2の内空6に、フ[J[!クルノ
ンを主剤として調製し)llリグニン検知指示薬の溶液
7を充填したごと、又、このリグニン検知指示薬の溶液
7を、塩酸酸性に調製したフ〔lログルンンアルコール
溶液と1.たことを特徴と4−るらのである。
器部2と、該筒型容器部2の前端に取着jまた芯3と、
該芯3を被装A゛るキャップ4とからL゛ろペン本体1
において、筒型容器部2の内空6に、フ[J[!クルノ
ンを主剤として調製し)llリグニン検知指示薬の溶液
7を充填したごと、又、このリグニン検知指示薬の溶液
7を、塩酸酸性に調製したフ〔lログルンンアルコール
溶液と1.たことを特徴と4−るらのである。
(実施例)
本発明の実施例を添付図面に従−3て説明ずろ1、六
2は筒型容器部−ζあっ−こ、該筒型容器)γ;2の1
11]端には芯3が取着されている。34はキャップで
あって、ペンの不使用時には芯3を被装4゛へく筒型容
器部2の前方周部に設(lた係合段部2 iiにイ11
脱自在と1.ている6、5は蓋体であ−・て、筒型容器
部2の内空6に、リグニン検知指示薬の溶液7として塩
酸酸性に調製したフロログルシンアルコール溶液を充填
した後、筒型容器部2の後端部に着脱自在に嵌装してい
る。
2は筒型容器部−ζあっ−こ、該筒型容器)γ;2の1
11]端には芯3が取着されている。34はキャップで
あって、ペンの不使用時には芯3を被装4゛へく筒型容
器部2の前方周部に設(lた係合段部2 iiにイ11
脱自在と1.ている6、5は蓋体であ−・て、筒型容器
部2の内空6に、リグニン検知指示薬の溶液7として塩
酸酸性に調製したフロログルシンアルコール溶液を充填
した後、筒型容器部2の後端部に着脱自在に嵌装してい
る。
又、本実施例では、リグニン検知指示薬の溶液7を次の
ように調製したものを用いた。
ように調製したものを用いた。
(処方例)
■フロログルシン 4重flUE
■エチルアルコール 20重II
■水 26重量部
■塩酸 IOM量部
フロログルシンは、水には難溶であるがアルコールには
易溶であることがら■と■を調製すると容易にフ[10
グルシンエタノール溶液が得られる。
易溶であることがら■と■を調製すると容易にフ[10
グルシンエタノール溶液が得られる。
これに、■と■を加えて調製すると、所要のリグニン検
知指示薬の溶液7が得られる。
知指示薬の溶液7が得られる。
尚、リグニン検知指示薬の溶液7は、必ずしb不実施例
における処方例に限ら111ろらのではなく、フロログ
ルノンを主剤として調製したものであれば良い。
における処方例に限ら111ろらのではなく、フロログ
ルノンを主剤として調製したものであれば良い。
例えば、■フロ〔Jグルノンの濃度について言J)と、
フ[!ログルノンの濃度か高(Jれば、後述4−るよう
に、本発明による識別ペン1を用いてリグニン検知指示
薬の溶液7を、識別したい紙に塗布した時の発色状況に
濃淡の差が表れるだけで、フロログルノンの濃度を変更
した場合であっても、何等、差し支えない。
フ[!ログルノンの濃度か高(Jれば、後述4−るよう
に、本発明による識別ペン1を用いてリグニン検知指示
薬の溶液7を、識別したい紙に塗布した時の発色状況に
濃淡の差が表れるだけで、フロログルノンの濃度を変更
した場合であっても、何等、差し支えない。
又、■エチルアルコールについても、これに特定するも
のではなく、水溶性の低級アルコールてあれば良く、ア
ルコール濃度、或は塩酸酸性の度合いについても幅広い
範囲で処方4−ろことかできる。
のではなく、水溶性の低級アルコールてあれば良く、ア
ルコール濃度、或は塩酸酸性の度合いについても幅広い
範囲で処方4−ろことかできる。
(作 用)
而して、本実施例に、1−る識別ペン1を用いて、識別
したい紙にリグニン検知指示薬の溶液7を塗布すると、
化学処理を施してリグニンを除去1.たケミカルバルブ
のみを使用して抄造し/::−11:質紙であれば発色
1」4\グランドバルブのみを使用して抄造1−へザラ
紙、及びJrミカル2くルブとグランドバルブをブレン
ド1、て抄造しノコ中質紙の場合は共に発色する。
したい紙にリグニン検知指示薬の溶液7を塗布すると、
化学処理を施してリグニンを除去1.たケミカルバルブ
のみを使用して抄造し/::−11:質紙であれば発色
1」4\グランドバルブのみを使用して抄造1−へザラ
紙、及びJrミカル2くルブとグランドバルブをブレン
ド1、て抄造しノコ中質紙の場合は共に発色する。
そして、その発色状態は、41′う紙の場合は濃赤紫色
をli ly、中質紙の場合は含まれている”’)>・
F戸< Jレフ(クランドパルブ中のリグニ―ン)の…
にj−って、淡赤紫色から濃赤紫色を♀4”る。
をli ly、中質紙の場合は含まれている”’)>・
F戸< Jレフ(クランドパルブ中のリグニ―ン)の…
にj−って、淡赤紫色から濃赤紫色を♀4”る。
(発明の効果)
本発明は、筒型容器部2と、該筒型容器部2の前端に取
着した芯3と、該芯3を被装オるギャップ4とからなる
ペン本体1において、筒型容器部2の内空6に、フロロ
グルシンを主剤として調製したリグニン検知指示薬の溶
液7を充填1.たこと、又、このリグニン検知指示薬の
溶液7を、塩酸酸性に調製したフロロ゛f)レノンアル
ニ1−ル溶液とし2人二ことを特徴7 リグニン検知指
示薬の溶液 ディーラ−1或は古紙回収業苦が、整理、管理の不手際
から、上質紙と中質紙が判別できなくなる事聾が発生1
.たような場合ても、従来の分((〒法を用いる事なく
、本発明による識別ペン1を用いてリグニン検知指示薬
の溶液7を、メモ感覚で紙に塗布、する人f+fで、そ
の場で短時間に上質紙と中質紙が識別できる。
着した芯3と、該芯3を被装オるギャップ4とからなる
ペン本体1において、筒型容器部2の内空6に、フロロ
グルシンを主剤として調製したリグニン検知指示薬の溶
液7を充填1.たこと、又、このリグニン検知指示薬の
溶液7を、塩酸酸性に調製したフロロ゛f)レノンアル
ニ1−ル溶液とし2人二ことを特徴7 リグニン検知指
示薬の溶液 ディーラ−1或は古紙回収業苦が、整理、管理の不手際
から、上質紙と中質紙が判別できなくなる事聾が発生1
.たような場合ても、従来の分((〒法を用いる事なく
、本発明による識別ペン1を用いてリグニン検知指示薬
の溶液7を、メモ感覚で紙に塗布、する人f+fで、そ
の場で短時間に上質紙と中質紙が識別できる。
又、その構造は簡単であるから容易に製作することがで
き、取扱上も携帯に至便である再挿々の効果を発揮する
極めて優イまた発明である。
き、取扱上も携帯に至便である再挿々の効果を発揮する
極めて優イまた発明である。
図面は、本発明の実施例を示す縦断面図であろ3、
符 号 表
Claims (2)
- (1)筒型容器部2と、該筒型容器部2の前端に取着し
た芯3と、該芯3を被装するキャップ4とからなるペン
本体1において、筒型容器部2の内空6に、フロログル
シンを主剤として調製したリグニン検知指示薬の溶液7
を充填したことを特徴とする上質紙と中質紙の識別ペン
。 - (2)リグニン検知指示薬の溶液7を、塩酸酸性に調製
したフロログルシンアルコール溶液としたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の上質紙と中質紙の識別
ペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63115552A JP2630624B2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | 上質紙と中質紙の識別ペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63115552A JP2630624B2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | 上質紙と中質紙の識別ペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01285855A true JPH01285855A (ja) | 1989-11-16 |
JP2630624B2 JP2630624B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=14665368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63115552A Expired - Fee Related JP2630624B2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | 上質紙と中質紙の識別ペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2630624B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2069461A1 (es) * | 1993-02-08 | 1995-05-01 | Marquinez Joxe I Aki Alava | Procedimiento para la determinacion y cuantificacion de ligninas. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62200263A (ja) * | 1986-11-21 | 1987-09-03 | Nikken Kagaku Kenkyusho:Kk | 普通紙と中性紙の識別ペン |
JPS62150655U (ja) * | 1986-03-15 | 1987-09-24 |
-
1988
- 1988-05-12 JP JP63115552A patent/JP2630624B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150655U (ja) * | 1986-03-15 | 1987-09-24 | ||
JPS62200263A (ja) * | 1986-11-21 | 1987-09-03 | Nikken Kagaku Kenkyusho:Kk | 普通紙と中性紙の識別ペン |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2069461A1 (es) * | 1993-02-08 | 1995-05-01 | Marquinez Joxe I Aki Alava | Procedimiento para la determinacion y cuantificacion de ligninas. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2630624B2 (ja) | 1997-07-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |