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JPH0128188Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128188Y2
JPH0128188Y2 JP1983169063U JP16906383U JPH0128188Y2 JP H0128188 Y2 JPH0128188 Y2 JP H0128188Y2 JP 1983169063 U JP1983169063 U JP 1983169063U JP 16906383 U JP16906383 U JP 16906383U JP H0128188 Y2 JPH0128188 Y2 JP H0128188Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
plate
pad
shaped
flat
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983169063U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6075538U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16906383U priority Critical patent/JPS6075538U/ja
Publication of JPS6075538U publication Critical patent/JPS6075538U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0128188Y2 publication Critical patent/JPH0128188Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パツド、特にグラウト流込方式によ
り作製される機械類据付用パツドの作製用型枠に
係り、さらに詳しくは、組立分解が容易で再使用
が可能なパツド作製用型枠に関する。
機械類をコンクリート基礎上に据付けるに当
り、機械のベースプレートの高水平度を保つため
の支持台として多数のパツドが基礎コンクリート
上に築造される。パツドは添付第4図に示す如
く、通常、たて断面形状が台形または長方形のパ
ツド本体とその上面に半埋設されたライナープレ
ートからなり、パツド本体を上から視た辺長は15
〜50cm、基礎コンクリート上の高さは5〜15cmで
あり、ライナープレートは厚さ約30mmの鋼板であ
る。機械の据付は、ライナープレート上に機械の
ベースプレートを置き、ライナープレートとベー
スプレートとの間にくさび形のテーパーライナー
を打込んで機械の水平度を調整した後、アンカー
ボルトで固定する。ついで、パツドにより持ち上
げられていることにより形成される基礎コンクリ
ートとベースプレートとの間の空隙に、フアイナ
ルグラウトを注入充填する。この際、パツドはフ
アイナルグラウト中に埋設され、一体となつて機
械類の荷重を支持する。
従来、パツドの築造は、水セメント比の著しく
小さいパサパサ状のモルタルを基礎コンクリート
上に盛り上げ、ハンマーで叩き締めて築造する方
式が採用されてきたが、高度の熟練と多大な労力
を要するため、近年では、基礎コンクリート上に
型枠を設け、セメント、細骨材および混和材料を
水と共に混練した、流動性の大きなセメント係混
練物であるグラウトを該型枠内に流し込んで築造
するグラウト流込方式が採用されるようになつ
た。型枠は上下面が開口した側面のみからなる枠
体であり基礎コンクリート上に設置することによ
り形成される、底面が基礎コンクリート、側面が
型枠で区切られた空間に、上部開口部からグラウ
トを流し込むことによりパツドが築造される。現
在実施されているグラウト流込方式によるパツド
の築造において、型枠は、機械類の据付工事現場
において、廃木材等を利用してその都度作製さ
れ、工事終了後は使い捨てられている。グラウト
は流動性が大きいため、型枠は水密に製作しなけ
ればならないが、水密性の高い型枠を現場製作す
ることは極めて困難であり、また、現場製作する
型枠を用いて築造したパツド本体の側面は、通常
平滑面であるため、パツドとフアイナルグラウト
との付着が必ずしも良好ではなく、機械類の荷重
を支持する上で問題がある。
本考案は、グラウト流込方式によるパツド作製
に用いる型枠の現場製作により問題点を解決した
組立分解が容易な、かつ、再使用可能なパツド作
製用型枠を提供することを目的とする。
本考案者等は、前記目的を達成すべく努力した
結果、市販されている特殊形状の金具を用いるこ
とにより組立分解を極めて容易に行い得ることに
着目し、本考案を完成した。
本考案は、1対の平板形型枠板1、1対のコの
字形型枠板2および少なくとも4個の緊締金具3
とからなり、平板形型枠板1と、コの字形型枠板
2の折曲げつば部4の当接位置にそれぞれ透孔5
および6が設けてあり、緊締金具3のL字形端部
7を透孔5および6に貫挿し、緊締金具3の湾曲
部の先端8と脚部9との間隙10に、平板形型枠
板1とコの字形型枠板2との当接端部を挾込み緊
締してなることを特徴とする組立・分解が容易な
パツド作製用型枠である。
本考案のパツド作製用型枠(以下、単に「型
枠」という。)を、本考案の一実施態様を表す添
付図面により詳細に説明する。
第1図は、本考案の型枠の組立図(斜視図)、 第2図は、本考案の型枠の組立に用いる緊締金
具3の詳細図(斜視図)、 第3図は、本考案の型枠の組立要領図、 第4図は、機械類据付用パツドの態様図(立面
図および平面図)である。
第1図に示す如く、型枠は平板形型枠板1と、
コの字形型枠板2とが、コの字形型枠板2の折曲
げつば部4を平板形型枠板1との当接部として方
形に組合され、第2図に示す緊締金具3によつ
て、該当接部を緊締し固定してなる。平板形型枠
板1およびコの字形型枠板2は、2〜5mmの鋼
板、好ましくは縞鋼板を用いて製作する。また、
木材を用いることも出来る。縞鋼板を用いる場
合、鋼板の模様を内側にして製作することによ
り、それを用いて築造したパツドの側面に縞鋼板
の凸凹模様が付刻され、パツドとフアイナルグラ
ウトとの付着力が向上する。コの字形型枠板2の
折曲げつば部4の折曲げ幅は20〜50mmであり、折
曲げつば部4には、平板形型枠板1に設けた透孔
5との当接位置に透孔6が設けられる。
第2図に示す如く、緊締金具3は、直角に折曲
つたL字形端部7、それに続く脚部9を介し、L
字形端部7と90度捻れ、かつ、90〜120度折曲つ
たループ状湾曲部とからなり、湾曲部の先端8と
脚部9との間に、5〜10mm程度の間隙10を有す
る。型枠は、平板形型枠板1の端部と、コの字形
型枠板2の折曲げつば部4の端部を揃えて当接さ
せ、緊締金具3のL字形端部を、当接している透
孔5および6に貫挿し、第3図に示す如く緊締金
具3の湾曲部を矢印方向に回転させることによ
り、緊締金具3の湾曲部の先端8と脚部9との間
隙10に、両型枠板の当接端部を挾み込み、平板
形型枠板1とコの字形型枠板2とが緊締固定され
組立てられる。型枠には、前記した如く水密性が
要求されるので、両型枠板の当接部間にガスケツ
トを挿入して組立てるのが好ましい。ガスケツト
は、いずれかの型枠板にあらかじめ貼着していて
もよく、また、組立時に装着してもよい。組立て
た型枠を基礎コンクリート上に設置し、上部開口
部からグラウトを流し込みその上面にライナープ
レートを半埋設し、グラウトが硬化した時点で型
枠を、組立と逆の手順で分解することにより、第
4図に示す如きパツドが築造される。第1図およ
び第4図には、たて断面形状が台形であるものを
例示したが、長方形のたて断面形状とすることも
できる。パツド作製用に用いるグラウトは、フア
イナルグラウトとして一般に用いられる品質の無
収縮グラウトが使用できるが、さらに高品質のグ
ラウトが一層好ましい。
本考案の型枠は、型枠材料の鋼板は市販品では
あるが、第2図に示す如き特殊形状の緊締金具を
用いることにより、組立・分解が極めて容易であ
り、換言すればワンタツチで組立・分解が可能で
あり、高水密性であり、また、型枠材料として鋼
板を用いることにより耐久性があり、かつ反覆使
用が可能であり、さらに、縞鋼板を用いることに
より、それを用いて築造したパツドとフアイナル
グラウトとの密着性が向上する特長を有してい
る。
本考案は、組立・分解が容易な、高水密性の、
かつ、反覆使用可能なパツド作製用型枠を提供す
るものであり、その産業的意義は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図、本考案のパツド作製用型枠の一実施態
様を表す組立図(斜視図)、第2図、本考案のパ
ツド作製用型枠の組立に用いる緊締金具の詳細図
(斜視図)、第3図、本考案のパツド作製用型枠の
組立要領図、第4図、機械類据付用パツドの態様
図(立面図および平面図)、 使用記号、1……平板形型枠板、2……コの字
形型枠板、3……緊締金具、4……コの字形型枠
板の折曲げつば部、5,6……透孔、7……L字
形端部、8……湾曲部の先端、9……脚部、10
……間隙、11……基礎コンクリート、12……
パツド本体、13……ライナープレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の平板形型枠板・1、1対のコの字形型枠
    板・2および少なくとも4個の緊締金具・3とか
    らなり、平板形型枠板・1と、コの字形型枠板・
    2の折曲げつば部・4の当接位置にそれぞれ透
    孔・5および6が設けてあり、緊締金具・3のL
    字形端部・7を透孔・5および6に貫挿し、緊締
    金具・3の湾曲部の先端・8と脚部・9との間
    隙・10に平板形型枠板・1とコの字形型枠板・
    2との当接端部を挾込み緊締してなることを特徴
    とする組立・分解が容易なパツド作製用型枠。
JP16906383U 1983-10-31 1983-10-31 パツド作製用型枠 Granted JPS6075538U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16906383U JPS6075538U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 パツド作製用型枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16906383U JPS6075538U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 パツド作製用型枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075538U JPS6075538U (ja) 1985-05-27
JPH0128188Y2 true JPH0128188Y2 (ja) 1989-08-28

Family

ID=30369438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16906383U Granted JPS6075538U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 パツド作製用型枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6075538U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575057A (en) * 1978-11-30 1980-06-06 Matsushita Electric Works Ltd Footing form

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6075538U (ja) 1985-05-27

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