JPH01281159A - 湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方法 - Google Patents
湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方法Info
- Publication number
- JPH01281159A JPH01281159A JP63105440A JP10544088A JPH01281159A JP H01281159 A JPH01281159 A JP H01281159A JP 63105440 A JP63105440 A JP 63105440A JP 10544088 A JP10544088 A JP 10544088A JP H01281159 A JPH01281159 A JP H01281159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collecting
- dust
- water
- pipe
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高炉、転炉等で発生ずる副生ガスの除塵に使用
する湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズ
ル及び集塵板のスケール付着防止方法に関するものであ
る。
する湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズ
ル及び集塵板のスケール付着防止方法に関するものであ
る。
（従来の技術）
高炉等から発生ずる副生ガスの除塵に使用される湿式電
気集塵装置は、集塵板と放電線の間に高圧の直流電圧を
印加し、その静電力により副生ガス中のダスト・を集塵
板へ付着させ、集塵板上方に設けた集塵水散水ノズルへ
給水へ７グー、弁、給水管を介して洗浄水を供給し、集
塵板に水膜を形成し、ダストを集塵仮に固着させること
なく洗い流している。
気集塵装置は、集塵板と放電線の間に高圧の直流電圧を
印加し、その静電力により副生ガス中のダスト・を集塵
板へ付着させ、集塵板上方に設けた集塵水散水ノズルへ
給水へ７グー、弁、給水管を介して洗浄水を供給し、集
塵板に水膜を形成し、ダストを集塵仮に固着させること
なく洗い流している。
集塵装置において、洗浄水はコストの点から一般的に排
水処理を行って再使用する循環方式をとっているので、
水質は悪くスケール性の高いものとなっている。この為
、集塵水数水ノズルのノズル孔付近及び集塵板の集塵水
散水部と非散水部の境界面付近にスケールの付着が発生
している。
水処理を行って再使用する循環方式をとっているので、
水質は悪くスケール性の高いものとなっている。この為
、集塵水数水ノズルのノズル孔付近及び集塵板の集塵水
散水部と非散水部の境界面付近にスケールの付着が発生
している。
このスケール付着は集塵水の散水不良を引きおこしさら
にスケール付着が成長すれば、ノズル詰り及び集塵板水
膜形成不良、集塵仮ダスト固着の原因となり、集塵板と
放電線間の極間不良による集塵効率の低下につながる。
にスケール付着が成長すれば、ノズル詰り及び集塵板水
膜形成不良、集塵仮ダスト固着の原因となり、集塵板と
放電線間の極間不良による集塵効率の低下につながる。
この為、従来の湿式電気集塵装置では、特開昭６２−１
０２８４５号公報に示されるように不活性流体を集塵洗
浄水と同時に供給することで、その圧力によりスケール
付着を防止する方法が行なわれている。
０２８４５号公報に示されるように不活性流体を集塵洗
浄水と同時に供給することで、その圧力によりスケール
付着を防止する方法が行なわれている。
前述した従来の洗浄水散水ノズルのスケール付着防止方
法では、徐々に成長する硬質化したスケールに対して、
蒸気と集塵水を同じに混入させた流体を用いる事もある
が、この流体の圧力では、スケール除去効果としては小
さい為、ノズルに成長したスケールを２〜３ケ月程度で
電気集塵装置を停止させて掃除する必要性がある。
法では、徐々に成長する硬質化したスケールに対して、
蒸気と集塵水を同じに混入させた流体を用いる事もある
が、この流体の圧力では、スケール除去効果としては小
さい為、ノズルに成長したスケールを２〜３ケ月程度で
電気集塵装置を停止させて掃除する必要性がある。
本発明の目的は、この徐々に成長する硬質のスケールに
対する除去効果を高めることにある。
対する除去効果を高めることにある。
本発明は湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水の供給
を定期的に停止し、集塵板洗浄水のへラダー管に蒸気の
みを供給することを特徴とする湿式電気集塵装置におけ
る集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着
防上方法である。
を定期的に停止し、集塵板洗浄水のへラダー管に蒸気の
みを供給することを特徴とする湿式電気集塵装置におけ
る集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着
防上方法である。
〔作用〕
本発明は、前述のように集塵水を停止し、蒸気のみを供
給することにより、硬質化したスケールと管壁の熱膨張
量の違いにより剥ｉ！ｉ＋１させ、かつ蒸気の圧力によ
り吹き飛ばす作用を有する。
給することにより、硬質化したスケールと管壁の熱膨張
量の違いにより剥ｉ！ｉ＋１させ、かつ蒸気の圧力によ
り吹き飛ばす作用を有する。
（実施例〕
本発明は第１図、第２図におい”ζ湿式電気集塵装置、
１の集塵板２上部に取付フランジ１２を介して取付けた
ｆｆｉ塵仮洗浄用のヘッダー管３に複数個の集塵水散水
ノズル４を設け、集塵水供給ヘッダー管ＩＯから分岐さ
れた集塵水供給配管６を接続し集塵板２の表面に水膜を
形成し、補集したダストを洗い流す、これとは別に蒸気
供給へ７グー管９より分岐された蒸気供給配管５を集塵
板洗浄用ヘッダー管３に繋ぎ込み、蒸気を供給できる構
造とする。集塵水供給配管６及び蒸気供給配管５には、
それぞれ電動又は圧空で開閉作動する弁、８゜７を設け
、弁開閉用の制御装置１１により、タイマーで開閉を行
う。
１の集塵板２上部に取付フランジ１２を介して取付けた
ｆｆｉ塵仮洗浄用のヘッダー管３に複数個の集塵水散水
ノズル４を設け、集塵水供給ヘッダー管ＩＯから分岐さ
れた集塵水供給配管６を接続し集塵板２の表面に水膜を
形成し、補集したダストを洗い流す、これとは別に蒸気
供給へ７グー管９より分岐された蒸気供給配管５を集塵
板洗浄用ヘッダー管３に繋ぎ込み、蒸気を供給できる構
造とする。集塵水供給配管６及び蒸気供給配管５には、
それぞれ電動又は圧空で開閉作動する弁、８゜７を設け
、弁開閉用の制御装置１１により、タイマーで開閉を行
う。
定常操業時は、集塵水用弁８を開己し蒸気用弁７は、閉
にし、集塵板表面に水膜を形成する。またスケール洗浄
時は、集塵水用弁８を閉とし、蒸気用弁７は、開となる
ようタイマー設定を行なう。
にし、集塵板表面に水膜を形成する。またスケール洗浄
時は、集塵水用弁８を閉とし、蒸気用弁７は、開となる
ようタイマー設定を行なう。
蒸気洗浄は、付着ダストの性状、水質、使用蒸気の圧力
に応じた適正な頻度で行なう必要性がある。−例をあげ
れば、蒸気圧力が８〜１０ｋｇ／ｃｄＧで、水質（ｐＨ
：９〜１１）、付着ダスト主成分がＦｅＯのものであれ
ば、周１回Ｘ数分間の蒸気洗浄頻度でスケール付着防止
効果が得られた。
に応じた適正な頻度で行なう必要性がある。−例をあげ
れば、蒸気圧力が８〜１０ｋｇ／ｃｄＧで、水質（ｐＨ
：９〜１１）、付着ダスト主成分がＦｅＯのものであれ
ば、周１回Ｘ数分間の蒸気洗浄頻度でスケール付着防止
効果が得られた。
本発明は上述した如く、湿式集塵装置において、集塵板
洗浄用のヘッダー管に蒸気のみを間欠的に供給すること
で圧力によるスケール除去効果と、熱によるスケールと
配管の熱膨張の違いによる剥離効果を生み出し、集塵洗
浄配管及び集塵水散水ノズルのスケール付着防止効果を
高める。
洗浄用のヘッダー管に蒸気のみを間欠的に供給すること
で圧力によるスケール除去効果と、熱によるスケールと
配管の熱膨張の違いによる剥離効果を生み出し、集塵洗
浄配管及び集塵水散水ノズルのスケール付着防止効果を
高める。
従って安定した集塵水膜が形成され、集塵装置の安定操
業と集塵効率の維持が図られ、ノズル閉塵仮等のスケー
ル清掃頻度の低減（６ケ月〜１年に１度のメンテナンス
頻度）に寄与できる。
業と集塵効率の維持が図られ、ノズル閉塵仮等のスケー
ル清掃頻度の低減（６ケ月〜１年に１度のメンテナンス
頻度）に寄与できる。
第１図は、本発明の実施例を示す説明図、第２図は、第
１図を上部から見た集塵板洗浄用ヘッダー管及び集塵板
の配置図（八−Ａ矢視図）、第３図は、集塵板散水ノズ
ルの配置の詳細を示す図。 第２図 第３図
１図を上部から見た集塵板洗浄用ヘッダー管及び集塵板
の配置図（八−Ａ矢視図）、第３図は、集塵板散水ノズ
ルの配置の詳細を示す図。 第２図 第３図
Claims (1)
- 湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水の供給を定期
的に停止し、集塵板洗浄水のヘッダー管に蒸気のみを供
給することを特徴とする湿式電気集塵装置における集塵
板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63105440A JPH01281159A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63105440A JPH01281159A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01281159A true JPH01281159A (ja) | 1989-11-13 |
| JPH0445217B2 JPH0445217B2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=14407653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63105440A Granted JPH01281159A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01281159A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004110636A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Matsushita Ecology Systems Co., Ltd. | 沿道集じん装置 |
| JP2009183821A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 集塵器へ洗浄水を供給する水洗配管構造、集塵器へ洗浄水を供給する水洗配管の防食方法 |
| CN102240598A (zh) * | 2010-05-14 | 2011-11-16 | 中国石油化工集团公司 | 一种天然气部分氧化制乙炔工艺中湿式电除尘器的保护方法 |
| CN104668090A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-03 | 江苏保丽洁环境科技股份有限公司 | 双区湿式静电油烟净化器 |
| CN102240598B (zh) * | 2010-05-14 | 2016-12-14 | 中国石油化工集团公司 | 一种天然气部分氧化制乙炔工艺中湿式电除尘器的保护方法 |
| CN107051739A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-08-18 | 浙江诸暨骏达环保设备有限公司 | 一种湿式电除尘器 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63105440A patent/JPH01281159A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004110636A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Matsushita Ecology Systems Co., Ltd. | 沿道集じん装置 |
| JP2009183821A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 集塵器へ洗浄水を供給する水洗配管構造、集塵器へ洗浄水を供給する水洗配管の防食方法 |
| CN102240598A (zh) * | 2010-05-14 | 2011-11-16 | 中国石油化工集团公司 | 一种天然气部分氧化制乙炔工艺中湿式电除尘器的保护方法 |
| CN102240598B (zh) * | 2010-05-14 | 2016-12-14 | 中国石油化工集团公司 | 一种天然气部分氧化制乙炔工艺中湿式电除尘器的保护方法 |
| CN104668090A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-03 | 江苏保丽洁环境科技股份有限公司 | 双区湿式静电油烟净化器 |
| CN107051739A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-08-18 | 浙江诸暨骏达环保设备有限公司 | 一种湿式电除尘器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0445217B2 (ja) | 1992-07-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105413871B (zh) | 一种高温电除尘器分区喷淋耦合水膜冲洗清灰工艺与装置 | |
| CN208049662U (zh) | 一种用于烟气湿法脱硫的除雾系统 | |
| JP2004534646A (ja) | 含塵廃ガス用フィルターを脱塵するための方法及び装置 | |
| CN105618268A (zh) | 一种用于电袋复合或纯电除尘的极板布置结构及清灰方式 | |
| CN111558266A (zh) | 用于烟气处理的自动除尘设备 | |
| JP5848175B2 (ja) | エリミネータの洗浄方法 | |
| JPH01281159A (ja) | 湿式電気集塵装置における集塵板洗浄水配管、ノズル及び集塵板のスケール付着防止方法 | |
| CN206924551U (zh) | 一种耐高温的滤袋除尘装置 | |
| JP4256795B2 (ja) | 電気集じん器の清掃方法 | |
| CN205701050U (zh) | 一种用于电袋复合或纯电除尘的极板布置结构及清灰结构 | |
| CN211963411U (zh) | 一种新型袋式除尘器 | |
| JPS62102845A (ja) | 湿式除塵設備における洗浄水噴霧ノズルのスケ−ル付着防止方法 | |
| CN209828603U (zh) | 一种高效离心除尘器 | |
| JPH1028827A (ja) | 除塵装置 | |
| JP3244266B2 (ja) | 高所塗装面に対する作業方法及び塗装剥離装置並びにゴンドラ | |
| CN215995955U (zh) | 一种带有高效喷吹清灰装置的除尘器 | |
| CN213286032U (zh) | 一种脉冲除尘器 | |
| JPS57181306A (en) | Repairing method for wall of blast furnace | |
| JPH11580A (ja) | 電気集塵装置及び電気集塵装置の洗浄方法 | |
| JPH06322423A (ja) | 乾式炉頂圧タービンの付着物除去方法とその装置 | |
| CN219985024U (zh) | 一种静电除尘干冰清洗装置 | |
| CN221815605U (zh) | 一种除尘装置 | |
| CN217709767U (zh) | 一种硅铸锭过程收尘设备 | |
| CN213253477U (zh) | 一种袋式除尘器 | |
| JPH0446804Y2 (ja) |