JPH01278529A - 複素環式化合物の開環方法及び重合方法 - Google Patents
複素環式化合物の開環方法及び重合方法Info
- Publication number
- JPH01278529A JPH01278529A JP63105417A JP10541788A JPH01278529A JP H01278529 A JPH01278529 A JP H01278529A JP 63105417 A JP63105417 A JP 63105417A JP 10541788 A JP10541788 A JP 10541788A JP H01278529 A JPH01278529 A JP H01278529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- catalyst
- heterocyclic compound
- anion
- hydrocarbon residue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Polyethers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
一3=
本発明は、複素環式化合物の開環方法及び重合方法に関
する。
する。
〈従来の技術及びその欠点〉
従来、環状モノマーを重合させるには、触媒として硫酸
、リン酸等のプロトン酸、フッ化ホウ素、塩化アルミニ
ウム、ヨウ化亜鉛等のルイス酸又はBF30(C2H5
)2.(C6H,)、CBF4等のカチオン触媒を用い
て、無溶媒若しくは溶媒中にて、反応温度を調節して行
なわれている。
、リン酸等のプロトン酸、フッ化ホウ素、塩化アルミニ
ウム、ヨウ化亜鉛等のルイス酸又はBF30(C2H5
)2.(C6H,)、CBF4等のカチオン触媒を用い
て、無溶媒若しくは溶媒中にて、反応温度を調節して行
なわれている。
しかしながら、前記従来の重合方法によって得られるポ
リマーは、重合途中において、生長カチオンの連鎖移動
反応が生じやすい為、高分子量のポリマーが得られにく
く、しかも重合反応を極低温下にて行なわなければなら
ないという欠点がある。
リマーは、重合途中において、生長カチオンの連鎖移動
反応が生じやすい為、高分子量のポリマーが得られにく
く、しかも重合反応を極低温下にて行なわなければなら
ないという欠点がある。
また得られるポリマーは、分子量分布が幅広く、低分子
領域から高分子領域までの不揃いの分子量を有するポリ
マーである為、分子量の揃った高性能かつ高機能を有す
るポリマーを得ることは難しいという欠点がある。
領域から高分子領域までの不揃いの分子量を有するポリ
マーである為、分子量の揃った高性能かつ高機能を有す
るポリマーを得ることは難しいという欠点がある。
更にまた、分子量の揃った安定なポリマーを得る方法と
しては、1983年デュポン(Du Pont)社のQ
、 IJ、 1ilebsterらによって、α、
β−不飽和不飽和ニルボニル化合物ルエノールエーテル
をマイケル付加するアニオン重合方法が提案されている
。
しては、1983年デュポン(Du Pont)社のQ
、 IJ、 1ilebsterらによって、α、
β−不飽和不飽和ニルボニル化合物ルエノールエーテル
をマイケル付加するアニオン重合方法が提案されている
。
しかしながら、複素環式化合物と反応開始剤である有機
ケイ素化合物、有機スズ化合物又は有機ゲルマニウム化
合物とを開環付加反応させて、多官能基を有する七ツマ
−を得る方法及び前記モノマーを重合する際に重合体の
分子量をコン1〜ロールできる重合方法は知られていな
いのが現状である。
ケイ素化合物、有機スズ化合物又は有機ゲルマニウム化
合物とを開環付加反応させて、多官能基を有する七ツマ
−を得る方法及び前記モノマーを重合する際に重合体の
分子量をコン1〜ロールできる重合方法は知られていな
いのが現状である。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明の]」的は、ポリマー改質剤及び消泡剤等の原料
又は単分散重合体を効率よく得るための中間体等として
利用可能な開環モノマーを穏やかな条件下、高収率にて
、得ることができる複素環式化合物の開環方法を提供す
ることにある。
又は単分散重合体を効率よく得るための中間体等として
利用可能な開環モノマーを穏やかな条件下、高収率にて
、得ることができる複素環式化合物の開環方法を提供す
ることにある。
本発明の別な目的は、複素環式化合物を重合する際に、
重合体の分子量を所望に応じてコントロールできる複素
環式化合物の重合方法を提供することにある。
重合体の分子量を所望に応じてコントロールできる複素
環式化合物の重合方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉
本発明によれば、ルイス酸触媒、カチオン触媒、アニオ
ン触媒、ルイス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニ
オン共触媒からなる群より選択される触媒の存在下、下
記一般式 %式% (式中、又はハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキ
シ基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミド基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同−若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、DはO〜3の整数を示す
。)にて表される反応開始剤と複素環式化合物とを反応
させ、複素環式化合物を開裂して、開環モノマーを得る
ことを特徴とする複素環式化合物の開環方法が提供され
る。
ン触媒、ルイス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニ
オン共触媒からなる群より選択される触媒の存在下、下
記一般式 %式% (式中、又はハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキ
シ基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミド基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同−若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、DはO〜3の整数を示す
。)にて表される反応開始剤と複素環式化合物とを反応
させ、複素環式化合物を開裂して、開環モノマーを得る
ことを特徴とする複素環式化合物の開環方法が提供され
る。
また本発明によれば、前記触媒の存在下、複素環式化合
物と前記一般式にて示される反応開始剤とを反応させて
、複素環式化合物を開裂、重合させることを特徴とする
複素環式化合物の重合方法が提供される。
物と前記一般式にて示される反応開始剤とを反応させて
、複素環式化合物を開裂、重合させることを特徴とする
複素環式化合物の重合方法が提供される。
更に本発明によれば、前記触媒の存在下、複素環式化合
物と前記一般式にて示される反応開始剤とを反応させ、
複素環式化合物を開裂、重合させて得られる重合体に、
更に前記触媒の存在下、前記複素環式化合物と同−又は
異なる複素環式化合物を反応させ、複素環式化合物を開
裂、重合させることを特徴とする複素環式化合物の重合
方法が提供される。
物と前記一般式にて示される反応開始剤とを反応させ、
複素環式化合物を開裂、重合させて得られる重合体に、
更に前記触媒の存在下、前記複素環式化合物と同−又は
異なる複素環式化合物を反応させ、複素環式化合物を開
裂、重合させることを特徴とする複素環式化合物の重合
方法が提供される。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明の開環方法では、特定の触媒の存在下、特定の反
応開始剤を用いることにより、複素環式化合物を開裂し
て開環モノマーを得ることができる。前記特定の触媒と
は、ルイス酸触媒、カチオン触媒、アニオン触媒、ルイ
ス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニオン共触媒か
らなる群より選択される触媒であり、具体的には、ルイ
ス酸触媒としてZnI2.ZnCl2.ZnF2゜Al
Cl3,5nC1□等、カチオン触媒として(CH3)
3S10S○2CF3. (C,H5)3CB F、。
応開始剤を用いることにより、複素環式化合物を開裂し
て開環モノマーを得ることができる。前記特定の触媒と
は、ルイス酸触媒、カチオン触媒、アニオン触媒、ルイ
ス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニオン共触媒か
らなる群より選択される触媒であり、具体的には、ルイ
ス酸触媒としてZnI2.ZnCl2.ZnF2゜Al
Cl3,5nC1□等、カチオン触媒として(CH3)
3S10S○2CF3. (C,H5)3CB F、。
B F 30 (C2Hs ) 2等、アニオン触媒と
して、((CH3)2N)3S S j F、(CH3
)3+ KHF21(CH3CH2CH2)3N F
、 [(CH3)2N)3S HF2゜((c H3)
、N〕3S CN等を好ましく挙げることができる。ま
た前記ルイス酸触媒又はカチオン触媒を用いる場合には
、例えばトリエチルアミン、ピリジン等のカチオン重合
禁止剤を併用して用いることも可能である。
して、((CH3)2N)3S S j F、(CH3
)3+ KHF21(CH3CH2CH2)3N F
、 [(CH3)2N)3S HF2゜((c H3)
、N〕3S CN等を好ましく挙げることができる。ま
た前記ルイス酸触媒又はカチオン触媒を用いる場合には
、例えばトリエチルアミン、ピリジン等のカチオン重合
禁止剤を併用して用いることも可能である。
前記触媒の使用量は、複素環式化合物1モルに対して0
.01〜100モル%であることが好ましく、特に]、
〜10モル%であることが望ましい。
.01〜100モル%であることが好ましく、特に]、
〜10モル%であることが望ましい。
この際、前記触媒量が0.01モル%未満の場合には、
触媒の失活等によって反応率が低下し、反応生成物の収
率が低下するので好ましくなく、また、100モル%を
超える場合には、コス1へ的に不経済であるので好まし
くない。
触媒の失活等によって反応率が低下し、反応生成物の収
率が低下するので好ましくなく、また、100モル%を
超える場合には、コス1へ的に不経済であるので好まし
くない。
本発明に用いる前記反応開始剤は、下記一般式にて表わ
すことができ、 X4−nMeRyl 式中、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ
基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミ1−基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同−若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、nはO〜3の整数を示す
。前記Rの炭素数が増大すると置換基の立体障害が生し
、反応開始剤の反応性が低下するので、炭素数は]。〜
12の範囲であることが最も好ましい。前記反応開始剤
としては、例えば (CH、)3 S ]○CH3,(C4H8)3S n
0cH3゜(CH3)+l S I N (C2H5)
2(CH3) 3 S i C] 、 (CH
3)38 j (OCI−L)z+CH3S i、
(OCH3)3.S j(OCH3)4゜(CHl)3
Sコ−0−CH2−CF、H,。
すことができ、 X4−nMeRyl 式中、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ
基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミ1−基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同−若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、nはO〜3の整数を示す
。前記Rの炭素数が増大すると置換基の立体障害が生し
、反応開始剤の反応性が低下するので、炭素数は]。〜
12の範囲であることが最も好ましい。前記反応開始剤
としては、例えば (CH、)3 S ]○CH3,(C4H8)3S n
0cH3゜(CH3)+l S I N (C2H5)
2(CH3) 3 S i C] 、 (CH
3)38 j (OCI−L)z+CH3S i、
(OCH3)3.S j(OCH3)4゜(CHl)3
Sコ−0−CH2−CF、H,。
(CH3)3SiOCOCI(32等を好ましく挙げる
ことができる。前記反応開始剤の使用量は、開環させる
複素環式化合物に対し、同等モル以上であれば、過剰量
添加してもさしつかえないが、コスI〜的に同等モルで
あることが好ましい。
ことができる。前記反応開始剤の使用量は、開環させる
複素環式化合物に対し、同等モル以上であれば、過剰量
添加してもさしつかえないが、コスI〜的に同等モルで
あることが好ましい。
本発明において開環させることができる複索環式化合物
としては、例えば、β−プロピオラクトン、E−カプロ
ラフ1ヘン、テトラメチルグリコリド等の環状エステル
;β−チオールプロピオラク1ヘン、F−チオールカプ
ロラクトン等の環状チオールラクトン;β−プロピオラ
クタム、E−カプロラクタム等のラクタム;プロピレン
オキシド、シクロヘキセンオキシド、3,3−ビス(ク
ロロメチル)オキセタン等の環状エーテル;エチレンサ
ルファイド等の環状サルファイド;2−メチル−2−オ
キサゾリン、2.4−.4.6−テトラメチル−2−オ
キサジン等の環状イミノエーテル;3−フェニル−1,
3−オキサゾリジン−2−チオン、3−フェニル−1,
3−オキサゾリジン−2−オン等の環状ウレタン;2−
フェニル−]−53,2−ジオキサホスホリン、2−フ
ェニル−1゜3.2−ジチアホスホラン等の含リン環状
モノマ+ 1 + 5 + 7 + 11−テ1へジオ
キサ[:5.51ウンデカン、1,6,8.13−テ1
ヘラチオ〔6゜6〕1〜リゾカン等のスピロオルトカー
ボナ−1〜;]−−フェニル−4−エチル1〜リオキサ
ビシクロ(2,2,2)オクタン等のビシクロオルトエ
ステル;1,4.6−1−ジオキサ(4,,6)ウンデ
カン等のスピロオル1〜エステル; 1,3.6−1−
ジオキサシクロオクタン、1,3−ジオキソラン等の環
状ホルマール;2−ベンジル−1,3−オキセパン等の
環状アセタール;1,3−ジチアシクロペンタン等の環
状チオホルマール;アジリジン、コニジン等の環状アミ
ン;エチレンカーボネート等の環状カーボネー1へ;2
−アザビシクロ[3,2,2)ノナン−3−オン等の環
状イミド;N、N’ −エチレン尿素等の環状尿素等を
好ましく挙げることができる。
としては、例えば、β−プロピオラクトン、E−カプロ
ラフ1ヘン、テトラメチルグリコリド等の環状エステル
;β−チオールプロピオラク1ヘン、F−チオールカプ
ロラクトン等の環状チオールラクトン;β−プロピオラ
クタム、E−カプロラクタム等のラクタム;プロピレン
オキシド、シクロヘキセンオキシド、3,3−ビス(ク
ロロメチル)オキセタン等の環状エーテル;エチレンサ
ルファイド等の環状サルファイド;2−メチル−2−オ
キサゾリン、2.4−.4.6−テトラメチル−2−オ
キサジン等の環状イミノエーテル;3−フェニル−1,
3−オキサゾリジン−2−チオン、3−フェニル−1,
3−オキサゾリジン−2−オン等の環状ウレタン;2−
フェニル−]−53,2−ジオキサホスホリン、2−フ
ェニル−1゜3.2−ジチアホスホラン等の含リン環状
モノマ+ 1 + 5 + 7 + 11−テ1へジオ
キサ[:5.51ウンデカン、1,6,8.13−テ1
ヘラチオ〔6゜6〕1〜リゾカン等のスピロオルトカー
ボナ−1〜;]−−フェニル−4−エチル1〜リオキサ
ビシクロ(2,2,2)オクタン等のビシクロオルトエ
ステル;1,4.6−1−ジオキサ(4,,6)ウンデ
カン等のスピロオル1〜エステル; 1,3.6−1−
ジオキサシクロオクタン、1,3−ジオキソラン等の環
状ホルマール;2−ベンジル−1,3−オキセパン等の
環状アセタール;1,3−ジチアシクロペンタン等の環
状チオホルマール;アジリジン、コニジン等の環状アミ
ン;エチレンカーボネート等の環状カーボネー1へ;2
−アザビシクロ[3,2,2)ノナン−3−オン等の環
状イミド;N、N’ −エチレン尿素等の環状尿素等を
好ましく挙げることができる。
本発明において、複素環式化合物を開環させるには、前
記触媒の存在下、前記反応開始剤と複素環式化合物とを
無溶媒又は溶媒存在下において、例えば、反応温度−9
5°C〜室温〜溶媒リフラッすス温度の範囲にて反応さ
せることにより開環させることができる。前記溶媒とし
ては、例えば、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素;ベンゼン、1〜ルエン等の芳香族炭化水
素;二1へロメタン、ニトロベンゼン等の二1−ロ化合
物;ジメチルホルムアミド等のアミド類;酢酸エチル等
のエステル化合物等を好ましく挙げることができる。前
記溶媒を用いる際の溶媒使用量は、複素環式化合物10
0重量部に対してO〜5000重凰部であることが望ま
しく、生成物の性状又は溶解度等によっては、さらに多
量の使用も可能である。前記触媒と反応開始剤と複素環
式化合物との仕込み順序は、反応開始剤を最初若しくは
2番目に仕込むことが好ましい。
記触媒の存在下、前記反応開始剤と複素環式化合物とを
無溶媒又は溶媒存在下において、例えば、反応温度−9
5°C〜室温〜溶媒リフラッすス温度の範囲にて反応さ
せることにより開環させることができる。前記溶媒とし
ては、例えば、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素;ベンゼン、1〜ルエン等の芳香族炭化水
素;二1へロメタン、ニトロベンゼン等の二1−ロ化合
物;ジメチルホルムアミド等のアミド類;酢酸エチル等
のエステル化合物等を好ましく挙げることができる。前
記溶媒を用いる際の溶媒使用量は、複素環式化合物10
0重量部に対してO〜5000重凰部であることが望ま
しく、生成物の性状又は溶解度等によっては、さらに多
量の使用も可能である。前記触媒と反応開始剤と複素環
式化合物との仕込み順序は、反応開始剤を最初若しくは
2番目に仕込むことが好ましい。
また反応時間は、通常0.5〜24時間の範囲であるこ
とが好ましいが反応終了は、例えば前記反応途中におい
て、反応液を抜き取りガスクロマ1〜グラフ等によって
、複素環式化合物の有無を測定することにより、容易に
知ることも可能である。
とが好ましいが反応終了は、例えば前記反応途中におい
て、反応液を抜き取りガスクロマ1〜グラフ等によって
、複素環式化合物の有無を測定することにより、容易に
知ることも可能である。
得られた生成物は、公知の精製方法、具体的にはカラ1
1分離精製法、蒸留等により容易に精製することができ
る。
1分離精製法、蒸留等により容易に精製することができ
る。
また本発明の重合方法では、前記開環方法と同様な触媒
、カチオン重合禁止剤、反応開始剤及び複素環式化合物
を用いることができ、前記触媒の存在下、前記反応開始
剤と複素環式化合物との配合割合を調整し、前記開環方
法と同様な反応条件によって、複素環式化合物を開環、
重合させ、重合体を得ることができる。本発明において
用いる前記重合体とは、二量体、二量体からオリゴマー
、さらには高重合体迄をも含む広範な意を示すものであ
る。
、カチオン重合禁止剤、反応開始剤及び複素環式化合物
を用いることができ、前記触媒の存在下、前記反応開始
剤と複素環式化合物との配合割合を調整し、前記開環方
法と同様な反応条件によって、複素環式化合物を開環、
重合させ、重合体を得ることができる。本発明において
用いる前記重合体とは、二量体、二量体からオリゴマー
、さらには高重合体迄をも含む広範な意を示すものであ
る。
本発明では、前記反応開始剤と複素環式化合物との配合
割合を調整することによって、所望の分子量を有する重
合体を得ることができる。即ち、本発明の重合方法では
、複素環式化合物:反応開始剤の配合モル比を、例えば
、20:1と規定することによって、重合度n = 2
0の重合体を合成することができる。この際複素環式化
合物に対して、反応開始剤を同等モル以上添加すると、
重合反応が生しないので、反応開始剤の量は、同等モル
未満において添加する必要がある。また、異なる複素環
式化合物を2種以上あらかじめ混合調製した混合物を用
いることによって、ランダム共重合体を合成することも
可能である。
割合を調整することによって、所望の分子量を有する重
合体を得ることができる。即ち、本発明の重合方法では
、複素環式化合物:反応開始剤の配合モル比を、例えば
、20:1と規定することによって、重合度n = 2
0の重合体を合成することができる。この際複素環式化
合物に対して、反応開始剤を同等モル以上添加すると、
重合反応が生しないので、反応開始剤の量は、同等モル
未満において添加する必要がある。また、異なる複素環
式化合物を2種以上あらかじめ混合調製した混合物を用
いることによって、ランダム共重合体を合成することも
可能である。
更に本発明の重合方法では、前記触媒の存在下、前記複
素環式化合物と同−若しくは異なる複素環式化合物の配
合割合を調整し、前記重合体に添加反応させる工程を所
望に応して繰り返すことにより、重合体を得ることも可
能である。この際、異なった複素環式化合物を用いるこ
とによって、分子量が調整されたブロック共重合体を得
ることもできる。
素環式化合物と同−若しくは異なる複素環式化合物の配
合割合を調整し、前記重合体に添加反応させる工程を所
望に応して繰り返すことにより、重合体を得ることも可
能である。この際、異なった複素環式化合物を用いるこ
とによって、分子量が調整されたブロック共重合体を得
ることもできる。
更にまた本発明の重合方法では、複素環式化合物を開環
させた開環モノマーを開始剤として用いることも可能で
ある。
させた開環モノマーを開始剤として用いることも可能で
ある。
本発明において、得られた重合体を精製するには、例え
ば、メタノール等の有機溶媒中に再沈殿させ、析出した
重合体をデカンテーションにより精製する方法等を用い
ることができる。
ば、メタノール等の有機溶媒中に再沈殿させ、析出した
重合体をデカンテーションにより精製する方法等を用い
ることができる。
〈発明の効果〉
本発明の複素環式化合物の開環方法によって、ポリマー
改質剤、消泡剤等の原料、又は単分散(w/Mn−1,
、O)重合体を効率よく得るための中間体等として利用
可能な開環モノマーを、穏和な反応条件、特に室温下に
おいても得ることができる。
改質剤、消泡剤等の原料、又は単分散(w/Mn−1,
、O)重合体を効率よく得るための中間体等として利用
可能な開環モノマーを、穏和な反応条件、特に室温下に
おいても得ることができる。
また本発明の複素環式化合物の重合方法によって、分子
量が調整された重合体を容易に重合することができ、さ
らに得られた重合体は分子量分布が単分散(Mw/Mn
=1.0)に近いので、耐熱性、機械的強度等に優れて
おり、また複素環式化合物を適宜選択することにより、
ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
エーテルカーボネート、ポリアミド、ポリウレタン又は
これらのランダム共重合体、ブロック共重合体の多種多
様な重合体を製造することができる。さらに本発明の重
合方法は、穏和な条件下、特に室温下においても重合可
能であるため、特殊な装置を必要とせずコスト的に有利
であり、工業的にも利用することが可能である。
量が調整された重合体を容易に重合することができ、さ
らに得られた重合体は分子量分布が単分散(Mw/Mn
=1.0)に近いので、耐熱性、機械的強度等に優れて
おり、また複素環式化合物を適宜選択することにより、
ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
エーテルカーボネート、ポリアミド、ポリウレタン又は
これらのランダム共重合体、ブロック共重合体の多種多
様な重合体を製造することができる。さらに本発明の重
合方法は、穏和な条件下、特に室温下においても重合可
能であるため、特殊な装置を必要とせずコスト的に有利
であり、工業的にも利用することが可能である。
〈実施例〉
以下、実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
れらに限定されるものではない。
夫に鮭よ
スターラーチソプ含有の20m]ナス型フラスコに三方
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として (CH3)3S i OS○2CF3.’0.02 g
(3mo1%)と反応開始剤として(CH3)3Sj
OCH30、3]、 3 g (3mmol)とを添加
した。その後β−プロピオラクトン0.2コ−6g
(3mmo]−) をゆっくり滴下し、滴下終了時点で
系を密閉し、室温にて2時間反応させた。反応中前記系
内の反応液をマイクロシリンジによって約10μQ採取
し、該反応液をガスクロマl−グラフにかけβ−プロピ
オラク1−ンの有無を測定した。β−プロピオラクトン
の存在が完全に無くなった時点で、減圧下、溶媒を除去
し、次いてカラムによって生成物を分離精製した。得ら
れた生成物の収率を測定し、NMR及びIRによって、
生成物の構造を決定した。
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として (CH3)3S i OS○2CF3.’0.02 g
(3mo1%)と反応開始剤として(CH3)3Sj
OCH30、3]、 3 g (3mmol)とを添加
した。その後β−プロピオラクトン0.2コ−6g
(3mmo]−) をゆっくり滴下し、滴下終了時点で
系を密閉し、室温にて2時間反応させた。反応中前記系
内の反応液をマイクロシリンジによって約10μQ採取
し、該反応液をガスクロマl−グラフにかけβ−プロピ
オラク1−ンの有無を測定した。β−プロピオラクトン
の存在が完全に無くなった時点で、減圧下、溶媒を除去
し、次いてカラムによって生成物を分離精製した。得ら
れた生成物の収率を測定し、NMR及びIRによって、
生成物の構造を決定した。
その結果を表1に示す。
失差−例」/】各」−
表1に示す複素環式化合物、反応開始剤、触媒及び反応
条件を代えた以外は実施例1と同様に行った。その結果
を表1に示す。また実施例]−3のNMR,IR分析結
果を下記に示す。
条件を代えた以外は実施例1と同様に行った。その結果
を表1に示す。また実施例]−3のNMR,IR分析結
果を下記に示す。
’H−NMR(CC14,60MJ(Z)δ0、07
(S、 9H,O8iMe3)0、62−2.17(b
road、 8H+CH,±4)矢」n1劣l− スターラーチップ含有の20m1ナス型フラスコに圧力
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として (CH3)3S i OS○2CF3.0−02 g
(0、1mmo1.)と反応開始剤として(CH3)、
、 S i OCH3゜0、01 g(0,1mmol
)とを添加した。その後、β−プロピオラクトン0 、
324 g (4,、5mmo1.)をゆっくり滴下し
、滴下終了時点で系を密閉し、室温にて12時間反応さ
せた。反応中前記系内の反応液をマイクロシリンジによ
って約0.1μQ採取し、該反応液をガスクロマトグラ
フにかけて、β−プロピオラクI〜ンの有無を測定した
。β−プロピオラク1−の存在が完全に無くなった時点
で、ガラス濾過器により触媒を除去し、続いて減圧下溶
媒を除去した。次いで反応液をメタノール溶液中に滴下
し、生成物を再沈殿により精製した移載圧下溶媒を除去
した。得られた生成物の収率を測定し、NMR及びIR
によって、生成物の構造を決定した。その結果を表2に
示す。
(S、 9H,O8iMe3)0、62−2.17(b
road、 8H+CH,±4)矢」n1劣l− スターラーチップ含有の20m1ナス型フラスコに圧力
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として (CH3)3S i OS○2CF3.0−02 g
(0、1mmo1.)と反応開始剤として(CH3)、
、 S i OCH3゜0、01 g(0,1mmol
)とを添加した。その後、β−プロピオラクトン0 、
324 g (4,、5mmo1.)をゆっくり滴下し
、滴下終了時点で系を密閉し、室温にて12時間反応さ
せた。反応中前記系内の反応液をマイクロシリンジによ
って約0.1μQ採取し、該反応液をガスクロマトグラ
フにかけて、β−プロピオラクI〜ンの有無を測定した
。β−プロピオラク1−の存在が完全に無くなった時点
で、ガラス濾過器により触媒を除去し、続いて減圧下溶
媒を除去した。次いで反応液をメタノール溶液中に滴下
し、生成物を再沈殿により精製した移載圧下溶媒を除去
した。得られた生成物の収率を測定し、NMR及びIR
によって、生成物の構造を決定した。その結果を表2に
示す。
実施例37〜75
表2に示す複素環式化合物、反応開始剤、触媒及び反応
条件を代えた以外は実施例36と同様に行った。また生
成物の構造は、NMR及びIR分析によって決定した。
条件を代えた以外は実施例36と同様に行った。また生
成物の構造は、NMR及びIR分析によって決定した。
その結果を表2に示す。また実施例37のNMR及びI
R分析結果を下記に示す。
R分析結果を下記に示す。
”H−NMR(CDC13,60MHz)δ0.83(
S、 08I(CH3))2、65(t、 J=6.
0Hz、 −CI−I2−C−0−)○ I 3、45(S、 −C−○CH,) 4、35(t、 J=7.0Hz、−〇−CH2−)I
R1740,1180,1015(7)−’(−co〇
−)矢膚側LL旦 スターラーチップ含有の20m1ナス型フラスコに三方
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として (CH3)3S i 08Ci2CF3.0.02 g
(0,1mmo]、)とカチオン重合禁止剤として(
C7H5)3N。
S、 08I(CH3))2、65(t、 J=6.
0Hz、 −CI−I2−C−0−)○ I 3、45(S、 −C−○CH,) 4、35(t、 J=7.0Hz、−〇−CH2−)I
R1740,1180,1015(7)−’(−co〇
−)矢膚側LL旦 スターラーチップ含有の20m1ナス型フラスコに三方
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として (CH3)3S i 08Ci2CF3.0.02 g
(0,1mmo]、)とカチオン重合禁止剤として(
C7H5)3N。
0、01 g(0,1mmol)及び反応開始剤として
(CH3)3 S 10 CH30,01g (0−1
mmol)とを添加した。その後β−プロピオラクトン
0.324− g (3mmol)とβ−チオールプロ
ピオラク1−ン0 、397 g (3mmol)との
混合物をゆっくり滴下し、滴下終了時点で系を密閉し、
室温にて24時間反応させた。反応中前記系内の反応液
をマイクロシリンジによって約0.1μQ採取し、該反
応液をガスクロマトグラフにかけて、前記複素環式化合
物の有無を測定した。前記複素環式化合物の存在が完全
に無くなった時点で、ガラス濾過器により触媒を除去し
、続いて減圧下溶媒を除去した。
(CH3)3 S 10 CH30,01g (0−1
mmol)とを添加した。その後β−プロピオラクトン
0.324− g (3mmol)とβ−チオールプロ
ピオラク1−ン0 、397 g (3mmol)との
混合物をゆっくり滴下し、滴下終了時点で系を密閉し、
室温にて24時間反応させた。反応中前記系内の反応液
をマイクロシリンジによって約0.1μQ採取し、該反
応液をガスクロマトグラフにかけて、前記複素環式化合
物の有無を測定した。前記複素環式化合物の存在が完全
に無くなった時点で、ガラス濾過器により触媒を除去し
、続いて減圧下溶媒を除去した。
得られた生成物の収率を測定し、NMR及びIRによっ
て、生成物の構造を決定したところ、表3に示すとおり
ランダム共重合体であった。その結果を表3に示す。
て、生成物の構造を決定したところ、表3に示すとおり
ランダム共重合体であった。その結果を表3に示す。
実施例77
表3に示す複素環式化合物、反応開始剤、触媒及び反応
条件を代えた以外は実施例76と同様に行った。また生
成物の構造をNMR及びIR分析によって決定したとこ
ろランダム共重合体であることが判った。その結果を表
3に示す。
条件を代えた以外は実施例76と同様に行った。また生
成物の構造をNMR及びIR分析によって決定したとこ
ろランダム共重合体であることが判った。その結果を表
3に示す。
(以下余白)
炙施事(L影
スターラーチップ含有の20m1ナス型フラスコに三方
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として
、ZnI20.32g(0、1−mmol)及び反応開
始剤として(CH3)、S i OCH,,0,01g
(0,1mmol)を添加した。その後β−プロピオラ
ク1〜ン0.324 g (3mmol、)をゆっくり
滴下し、滴下終了時点で系を密閉し、反応中前記系内の
反応液をマイクロシリンジによって約0.1μQ採取し
、該反応液をガスクロマ1〜グラフにかけて、前記β−
プロピオラクトンの有無をa+ll定した。前記β−プ
ロピオラク1−ンの存在が、完全に無くなった時点で、
β−チオールプロピオラクhン0 、397 g (3
mmol)を滴下し反応させ、同様にβ−チオールプロ
ピオラク1−ンの存在が完全に無くなった時点で、ガラ
ス濾過器により触媒を除去し、続いて減圧下溶媒を除去
した。得られた生成物の収率を測定し、NMR及びIR
によって、生成物の構造を決定したところ、表4に示す
とおりブロック共重合体であることが判った。その結果
を表4に示す。
コックを取付け、系内を乾燥窒素によって置換して、水
分を除去した後、窒素気流中に、溶媒として塩化メチレ
ン5mlを添加した。次いで攪拌しながら、触媒として
、ZnI20.32g(0、1−mmol)及び反応開
始剤として(CH3)、S i OCH,,0,01g
(0,1mmol)を添加した。その後β−プロピオラ
ク1〜ン0.324 g (3mmol、)をゆっくり
滴下し、滴下終了時点で系を密閉し、反応中前記系内の
反応液をマイクロシリンジによって約0.1μQ採取し
、該反応液をガスクロマ1〜グラフにかけて、前記β−
プロピオラクトンの有無をa+ll定した。前記β−プ
ロピオラク1−ンの存在が、完全に無くなった時点で、
β−チオールプロピオラクhン0 、397 g (3
mmol)を滴下し反応させ、同様にβ−チオールプロ
ピオラク1−ンの存在が完全に無くなった時点で、ガラ
ス濾過器により触媒を除去し、続いて減圧下溶媒を除去
した。得られた生成物の収率を測定し、NMR及びIR
によって、生成物の構造を決定したところ、表4に示す
とおりブロック共重合体であることが判った。その結果
を表4に示す。
実施例79
表4に示す複素環式化合物、反応開始剤、触媒及び反応
条件を代えた以外は実施例78と同様に行った。また生
成物の構造をNMR及びIR全分析よって決定したとこ
ろランダム共重合体であることが判った。その結果を表
4に示す。
条件を代えた以外は実施例78と同様に行った。また生
成物の構造をNMR及びIR全分析よって決定したとこ
ろランダム共重合体であることが判った。その結果を表
4に示す。
(以下余白)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ルイス酸触媒、カチオン触媒、アニオン触媒、ルイ
ス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニオン共触媒か
らなる群より選択される触媒の存在下、下記一般式 X_4_−_nMeR_n (式中、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキ
シ基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミド基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同一若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、nは0〜3の整数を示す
。)にて表される反応開始剤と複素環式化合物とを反応
させ、複素環式化合物を開裂して、開環モノマーを得る
ことを特徴とする複素環式化合物の開環方法。 2)ルイス酸触媒、カチオン触媒、アニオン触媒、ルイ
ス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニオン共触媒か
らなる群より選択される触媒の存在下、下記一般式 X_4_−_nMeR_n (式中、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキ
シ基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミド基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同一若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、nは0〜3の整数を示す
。)にて表される反応開始剤と複素環式化合物とを反応
させ、複素環式化合物を開裂、重合させることを特徴と
する複素環式化合物の重合方法。 3)ルイス酸触媒、カチオン触媒、アニオン触媒、ルイ
ス酸/アニオン共触媒及びカチオン/アニオン共触媒か
らなる群より選択される触媒の存在下、下記一般式 X_4_−_nMeR_n (式中、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキ
シ基、ケトキシメート基、アミノオキシ基、アミド基、
メルカプト基、酸アミド基、アセタール基、シアノ基、
エステル基又はホスフェート基を示し、Meはケイ素原
子、スズ原子又はゲルマニウム原子を示し、Rは同一若
しくは異なる炭化水素残基、酸素置換炭化水素残基又は
窒素置換炭化水素残基を示し、nは0〜3の整数を示す
。)にて表される反応開始剤と複素環式化合物とを反応
させ、複素環式化合物を開裂、重合させて得られる重合
体に、更に前記触媒の存在下、前記複素環式化合物と同
一若しくは異なる複素環式化合物を反応させ、複素環式
化合物を開裂、重合させることを特徴とする複素環式化
合物の重合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63105417A JPH01278529A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 複素環式化合物の開環方法及び重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63105417A JPH01278529A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 複素環式化合物の開環方法及び重合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278529A true JPH01278529A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14407030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63105417A Pending JPH01278529A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 複素環式化合物の開環方法及び重合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278529A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02281030A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Asahi Denka Kogyo Kk | エポキシ化合物の重合方法 |
US5290912A (en) * | 1990-05-11 | 1994-03-01 | Asahi Glass Company Ltd. | Process for producing a polyoxyalkylene compound |
WO2004044030A1 (fr) | 2002-11-05 | 2004-05-27 | Arkema | Procede de synthese du polydimethylcetene par polymerisation cationique du type friedel et craft du dimethylcetene |
JP2008088432A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-17 | Ivoclar Vivadent Ag | 開始剤としてアシルゲルマニウム化合物を含有する重合可能な組成物 |
JP2013060588A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-04-04 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 組成物及び重合物 |
JP2014507405A (ja) * | 2010-12-30 | 2014-03-27 | 株式会社ブリヂストン | アミノシラン開始剤及びそれを用いた官能化ポリマー |
WO2017183549A1 (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 新規テトラチアスピロ化合物、それを含む光学用組成物、及びその製造方法 |
US9884923B2 (en) | 2009-12-31 | 2018-02-06 | Bridgestone Corporation | Aminosilane initiators and functionalized polymers prepared therefrom |
CN109134425A (zh) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 保定加合精细化工有限公司 | 一种制备高纯度环硫乙烷的方法 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63105417A patent/JPH01278529A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02281030A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Asahi Denka Kogyo Kk | エポキシ化合物の重合方法 |
US5290912A (en) * | 1990-05-11 | 1994-03-01 | Asahi Glass Company Ltd. | Process for producing a polyoxyalkylene compound |
EP0485637A4 (en) * | 1990-05-11 | 1994-03-15 | Asahi Glass Co Ltd | METHOD FOR PRODUCING A POLYOXYALKYLENE COMPOUNDS. |
WO2004044030A1 (fr) | 2002-11-05 | 2004-05-27 | Arkema | Procede de synthese du polydimethylcetene par polymerisation cationique du type friedel et craft du dimethylcetene |
EP1558663A1 (fr) * | 2002-11-05 | 2005-08-03 | Arkema | Procede de synthese du polydimethylcetene par polymerisation cationique du type friedel et craft du dimethylcetene |
JP2008088432A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-17 | Ivoclar Vivadent Ag | 開始剤としてアシルゲルマニウム化合物を含有する重合可能な組成物 |
US10745497B2 (en) | 2009-12-31 | 2020-08-18 | Bridgestone Corporation | Aminosilane initiators and functionalized polymers prepared therefrom |
US9884923B2 (en) | 2009-12-31 | 2018-02-06 | Bridgestone Corporation | Aminosilane initiators and functionalized polymers prepared therefrom |
US9255158B2 (en) | 2010-12-30 | 2016-02-09 | Bridgestone Corporation | Aminosilane initiators, functionalized polymers prepared therefrom and related processes |
US9676874B2 (en) | 2010-12-30 | 2017-06-13 | Bridgestone Corporation | Processes for preparing aminosilane functionalized polymers |
JP2014507405A (ja) * | 2010-12-30 | 2014-03-27 | 株式会社ブリヂストン | アミノシラン開始剤及びそれを用いた官能化ポリマー |
US10351636B2 (en) | 2010-12-30 | 2019-07-16 | Bridgestone Corporation | Processes for preparing aminosilane functionalized polymers |
US11104748B2 (en) | 2010-12-30 | 2021-08-31 | Bridgestone Corporation | Processes for preparing aminosilane functionalized polymers |
JP2013060588A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-04-04 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 組成物及び重合物 |
WO2017183549A1 (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 新規テトラチアスピロ化合物、それを含む光学用組成物、及びその製造方法 |
CN109134425A (zh) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 保定加合精细化工有限公司 | 一种制备高纯度环硫乙烷的方法 |
CN109134425B (zh) * | 2017-06-27 | 2021-04-16 | 保定加合精细化工有限公司 | 一种制备高纯度环硫乙烷的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Okuda et al. | Mono (cyclopentadienyl) titanium complexes as initiators for the living ring-opening polymerization of. epsilon.-caprolactone | |
JPH01278529A (ja) | 複素環式化合物の開環方法及び重合方法 | |
US6303807B1 (en) | Metal complexes with a tridentate ligand as polymerization catalysts | |
CN112812045B (zh) | 一种鎓盐有机催化剂及其制备方法和应用 | |
RU2340396C2 (ru) | Новый фосфазеновый нанесенный на носитель катализатор, новое соединение и его применение | |
Hedaya et al. | D2‐meta‐carborane‐siloxanes. IV. Synthesis of linear, high molecular weight polymers | |
MacLachlan et al. | Synthesis, characterization, and ring-opening polymerization of a novel [1] silaferrocenophane with two ferrocenyl substituents at silicon | |
Kricheldorf et al. | Macrocycles, 7. Cyclization of oligo‐and poly (ethylene glycol) s with dibutyltin dimethoxide–a new approach to (super) macrocycles | |
PL187099B1 (pl) | Nowe związki kompleksowe posiadające pierwiastek z 13 grupy, sposób ich wytwarzania i ich zastosowanie, nowe związki pośrednie i sposób wytwarzania ko(polimerów) | |
Yokoyama et al. | Synthesis and polymerization of 2, 6, 7-trioxabicyclo [2.2. 2] octane and its derivatives | |
EP0266062B1 (en) | Group transfer polymerization catalyzed by mercury compounds | |
JPH0826144B2 (ja) | 側鎖にエポキシ基を有するポリエーテル共重合体の製造法 | |
US4879367A (en) | Process for the preparation of aliphatic polycarbonates with alkoxy silane initiator | |
US5113002A (en) | Polysilane copolymers and method for preparing same | |
JP2782000B2 (ja) | 星形多分岐高分子 | |
Kricheldorf et al. | Macrocycles, 5. Ring expansion of macrocyclic tin alkoxides with cyclic anhydrides | |
Miyamoto et al. | Nucleophilic vinyl polymerization of 2-alkenyl-2-oxazolines activated by trimethylsilyl trifluoromethanesulfonate | |
JP3364691B2 (ja) | ポリシラザンの低分子量化方法 | |
JP3631213B2 (ja) | 官能基を有するフェロセニレンシリレンポリマー及びその製造方法 | |
Kušan et al. | New routes to [n]‐polyurethanes.[3]‐polyurethane: synthesis, characterization, and polymerization‐depolymerization equilibrium | |
US5017684A (en) | Method of polymerizing epoxy compound | |
JPH0684407B2 (ja) | リビング重合体の製造法 | |
JP3269233B2 (ja) | グリシジルトシレートポリマーとその製造法 | |
SU789532A1 (ru) | Способ получени полиэфиров | |
US4939211A (en) | Phosphonate-capped polymers |