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JPH01275590A - アルキルジハロゲノホスファンの製造法 - Google Patents

アルキルジハロゲノホスファンの製造法

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Publication number
JPH01275590A
JPH01275590A JP63103794A JP10379488A JPH01275590A JP H01275590 A JPH01275590 A JP H01275590A JP 63103794 A JP63103794 A JP 63103794A JP 10379488 A JP10379488 A JP 10379488A JP H01275590 A JPH01275590 A JP H01275590A
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JP
Japan
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reaction
phosphorus
alkyldihalogenophosphane
producing
reaction product
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JP63103794A
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Tasuku Tsuchiya
土屋 翼
Shukichi Nabekawa
奈部川 修吉
Masaro Takada
高田 正郎
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Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/52Halophosphines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルキルジハロゲノホスファンの製造法に関
する。特に、アルキルジハロゲノホスファンは、農薬、
難燃剤およびその他の有機リン化合物の工業的に有用な
中間体であり、その工業的製造法に関するものである。
[従来の技術] 従来、アルキルジハロゲノホスファン、特に工業的に有
用なメチルジクロロホスファンの製法としては、正塩化
リンとメタンとを四塩化炭素の存在下て500°C以上
の温度て直接反応により製造する方法が知られている。
(特開昭53−5123号公報、特開昭53−1851
7号公報、特開昭53−23929号公報及び特開昭5
8−116494号公報)他方、アルキルクロライドと
三塩化リンとのフリーデルクラフッ反応は公知てあり、
この反応生成物である錯体に赤リン又はアンチモン等の
還元剤を用いて反応を行ないアルキルジクロロホスファ
ンを製造することも公知である。[「ジャーリール・オ
ブシェ・キム」第28巻、2963〜2965頁、19
58年(’!hur、  0bshch、  にhim
、」28. 2963−2965 (1958)、「カ
ナデイアン、ジャーナル、ケミストリー」第41巻、2
299頁(196:1年)  rCan 。
J、  Chew、J  41、2299  (196
3)  ][9!、明が解決しようとする課題] しかしながら、メチルジクロロホスファンの製法におい
て、前者の三塩化リンとメタンとの直接反応は極めて合
理的な方法として有力なものであるのが、 500°C
以上の高温における気相反応であるため、反応装置の材
質の選択および原料か塩化物であるために環境問題には
最大限の配慮を要し、危険を伴うのみならず、この反応
が多くの副反応を伴うので目的物と副生物との分離が技
術的に非常に困難であるという問題がある。
他方、後者のアルキルクロライドと三塩化リンとのフリ
ーデルクラフッ反応による錯体反応生成物を還元する方
法は、固体、液−液又は固液反応で−あるため、前者の
方法に比べて処理し易いが、錯体反応生成物を赤リンの
如き還元剤で還元して目的物を得ようとしても、更にそ
の後の工程を必要とするなどしてその収率が低く、その
際多發に発生する塩化アルミニウム(AlCl2 )と
の分離およびその処理に難点かあって、高純度のアルキ
ルジクロロホスファンを高収率で回収することは難しい
0例えば、赤リンを還元剤とする場合、高温かつ無溶媒
の反応であるため工業的には実施し難く、またアンチモ
ンを還元剤とする場合には不純物の混入は避けられない
更に、同様な錯体反応生成物(CI!、c  PO2ユ
・AllCe4)に黄リンを還元剤として用いる例も知
られているか、反応は不充分であるのみならず、本発明
の目的物の製法を直接的に教示しているものてはない。
(米国特許第2875224号明細古)[課題を解決す
るための手段]および[作用]本発明は、叙りの東実に
鑑み、アルキルジハロゲノホスファンの工業的に有利な
製法について永年鋭、α研究したところ、フリーデルク
ラフッ反応を過剰の三ハロゲン化リンの存在下で行ない
、生成する錯体反応生成物の還元において、沃素の存在
下で黄リンを用いて反応を行なうことにより、効果的に
反応か進行することを知見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨とするところは、アルキルハラ
イドと三ハロゲン化リンとのフリーデルクラフッ反応に
よる反応生成物を還元してアルキルジハロゲノホスファ
ンを製造するに当り、該反応溶媒にもなりうる過剰の三
ハロゲン化リンを用いることを特徴とするアルキルジハ
ロゲノホスファンの製造法にかかる。
まず、出発原料としてアルキキノXライトとしては、例
えば塩化メチル(C113CIり、 ji!化エチエチ
ル2115Cjりが代表的であり、好ましくは塩化メチ
ルが用いられる。
また、三ハロゲン化リンとしては、例えば三塩化リン(
pcβ3)、三臭化リン(PBr:+) 、好ましくは
三塩化リンがあげられる。
他の原料として、フリーデルクラフッ反応の触媒の無水
塩化アルミニウム(Aj)C1’:+ )は勿論である
が、本発明において、フリーデルクラフッ反応(以下、
FC反応と記す)の際、その反応溶媒となるような過剰
の三ハロゲン化リンを用いることに特徴がある。
その使用量は、具体的にはFC反応の触媒である無水塩
化アルミニウム1モルに対し、4〜lOモルの範囲、好
ましくは5〜6モルの範囲にある。
この理由は、後記のアルキルハライドとの添加要領と相
俊って、約4モル未満ては固体の錯体反応生成物か微結
晶として晶析しないて塊状の固形物となる傾向にあって
反応容器の壁に付着して、以後の操作か困難となるから
である。
しかして、上記の出発原料によるFC反応は、基本的に
は前記のとおり、公知であるけれども、本発明において
は、代表的に塩化メチルと三塩化リンを用いた場合で示
せば、次式(I)および(II )の二段階て表わせる
発熱反応である。
CH2Cl + Cl1zP(:j’PAI!21J!
7+ PCI2x式(1)の錯体生成物は液状であるか
、反応が進行して式(■)の最終錯体生成物は固体であ
る。
かかるFC反応において1本発明では所望の耐圧容器に
無水塩化アルミニウノ)6と前記した溶媒にもなる闇の
過剰の三ハロゲン化リンを仕込み、塩化メチルの如きア
ルキルハライドを制御しながら添加することか重要であ
る。
すなわち、前記2段階で進行するFC反応において、式
(I)に相ちする反応段階では、アルキルハライドの添
加は液化原料を用いる場合には、これを気化するに要す
る時間や急激な反応熱を防ぐためにある程度穏やかな添
加を必要とするなど操作主要する実質的な時間であり、
可及的に早くシ′ても差支えない。
他方、第2段階ての反応においては、可及的に徐々にア
ルキルハライドの添加を行うことか必要である。
この理由は、前記したように、固体錯体を微結晶として
晶析させることにあり、この晶析操作の是非によりて以
後の操作を安定させると共に目的物たるジハロゲノホス
ファンの収率の向上にも直接影響するかうである。
従って、具体的にはアルキルハライドの添加時間は、式
(I)の反応ては1〜3時間であり、式(IT)ては少
なくとも3時間以上、好ましくは6〜8時間か実際的で
ある。
このFC反応は圧力下、50〜70°Cの温度に制御し
ながら行い、アルキルハライドの添加終了後は80°C
以上、好ましくは85〜95°Cの間て数時間保持熟成
して反応を完結させ、微結晶錯体を得る。
次に、前記の如きFC反応生成物を触媒量の沃素(I2
)の存在下に黄リンで還元反応を行なう。
この場合1.前記錯体反応生成物の系において、直接的
に還元反応を行なうことは本発明の範囲の態様であるこ
とは勿論であるが、この系が錯体結晶粒子を含有するス
ラリーであるため、効果的に反応させるべく、これを別
の反応容器に移した後、溶媒に溶解して完全な液相系で
行なわせることが望ましい。
このために、塩化アルミニウムと親和性のある有機溶媒
、例えばジメチルフタレート、ジエチルフタレート、ジ
ブチルフタレートの如きフタル酸ジエステル類、アセト
ンの如きケトン類、ベンゾニトリル、二硫化炭素、ジブ
チルエーテル、テトラクロロエタン等が用いられ、特に
フタル酸ジエステル類か目的生成物の収率の点から好適
である。
FC反応生成物を上記溶媒に添加後、減圧蒸留すること
により、 FC反応生成系における過剰の三ハロゲン化
リンが留去されるに従い、錯体結晶粒子か溶媒に溶解し
系は完全に一液となる。
この留去した三ハロゲン化リンは最初のFC反応ての原
料系に循環使用することができる。
従って、本発明では実質的に液体状態になったFC反応
生成系について、沃素の存在下黄リンて還元反応を行な
わせることが最も好ましく、この反応を代表的に示せば
次式(m)で表わされる。
還元反応における条件としては、特に格別なことは要せ
ず、常温以上、好ましくは40°C〜系の沸点以下の温
度において、常圧下撹拌状態てl〜3時間反応させ、反
応終了後は・jr1蒔熟成すればよい。
本反応において、沃素を添加せず、黄リンのみでは殆ど
還元反応が進行せず、また進行しても目的物の収率は著
しく低いものであって、実質的な還元反応は進行しない
このように触媒として沃素の存在下て黄リンとの還元反
応が速やかに進行することは、全く予想外てあり、その
機構についての詳細は不明であるか、おそらく沃素と黄
リンとの反応化1&物か触媒的に還元反応を促進させる
ものであると思われる。
沃素は極く少量でも有効に作用するが、多くの場合、実
質的な意味から値リンの使用徒に対して多くとも10重
量%であり、好ましくは2〜5玉量%の範囲にあり、1
0重量%をこえると必要着具との沃素を使用することに
なり不経済となる。
また、黄リンの使用績は錯体反応生成物に対して通常6
0へ100モル%、好ましくは70〜80モル%の範囲
か望ましい。
本反応終了後は、所望の手段により、目的生成物である
アルキルジハロゲノホスファンを、溶剤や塩化アルミニ
ウムと分離することにより、高収率および高純度で得る
ことができる。
[実施例] 以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 1!ガラス製耐圧反応装置に無水塩化アルミニウム13
3.34g  (1,0モル)、三塩化リン824. 
log(6,0モル)を仕込んだ、混合物を攪拌しなが
ら反応装置を冷却し、反応温度を60″Cに保ちながら
、塩化メチル26.76gを2時間で導入し、更に26
.76gを7時間かけて徐々に導入した。次いて、徐々
に昇温して、3時間後に反応温度が90’C,、IE力
か2.5 kg/c■2になったので、そのまま5時間
加熱を続けた。反応終了後冷却すると、 [C113PCi)コ][λRCR4]の構造と思われ
る錯体の微結晶か析出してスラリー状態になった。
次いで、攪拌装置、温度計、蒸留装置、ジャケット付滴
下ロートをセットしたlI2四日フラスコにフタル酸ジ
エチル530gを仕込んでから、フラスコを冷却し、I
O’C以下て前記のFC反応反応生成物を添加した。そ
の後、減圧下に蒸留して三塩化リンを回収した。
得られた液体濃lii物に沃素0.71g ′?:添加
して50°Cに加熱し、滴下ロートより液状黄リン20
.00gを2時間で加え、更に同温度で1時間加熱熟成
した0反応終了後、三塩化リン470gを連続的に液中
に添加しながら減圧蒸留を行って留出%l 630gを
得た。
得られた留出物をガスクロマトグラフで定置分析を行な
った結果、メチルジクロロホスファンが16.74重量
%含有されていた。この値は無水塩化アルミニウムを基
準にしたときの収率ては90.2%である。
実施例2 実施例1と同様にFC反応を行なった。
1.5 N四日フラスコにフタル醸ジブチル1kgを仕
込んでから、10°C以下で得られた反応子I&、物で
ある錯体の微結晶スラリーを添加した。三塩化リンを減
圧留去した後に沃素0.71gを添加し、s a ’(
:に加熱し、液状黄リン20.00gを徐々に滴下した
その後、1時間熟成を行ってから、三塩化リン470g
を液中に添加しながら減圧蒸留な行って留出物590g
を得た。
得られた留出物中のメチルジクロロホスファンの濃度は
17.24重量%であった。無水塩化アルミニウムを基
準にしたときの収率は87.0%である。
実施例3 実施例2のフタル酸ジブチルの代りに、フタル酸ジメチ
ル500gを使用して同様の反応を行なった。
減圧蒸留て628g留出した。留出物中のメチルジクロ
ロホスファンの濃度は*6.811IfiL%であった
。無水塩化アルミニウムを基準にしたときの収率は90
.6%である。
実施例4 1ρガラス製耐圧反応装置に無水塩化アルミニウム13
3.34g  (1,0(1)) 、 E塩化’) ン
824.IOg(6,0モル)を仕込んだ。その混合物
を冷却しなから60°Cで、塩化エチル35.47gを
2時間で導入し、更に35.48gを6時間かけて徐々
に導入した。
次いて、添加終了後、徐々に昇温してぃき、3時間後に
反応温度が90℃、圧力2.0 kg/cm2になった
後、5時間反応させた。
INN四ツフラスコフタル酸ジエチル530gを仕込ん
でから、0°C以下で前記のFC反応物を添加した。減
圧下に三塩化リンを回収した後、液状濃縮物に沃素0.
71gを添加して、液状黄リン19.20gを温度55
°C13時間攪拌しながら添加し還元した。
反応終了後、三塩化リン470gを連続的に液中に添加
しながら減圧蒸留を行って、留出物642gを得た。
得られた留出物中にはエチルジクロロホスファンが25
.63 重量%含有されており、無水塩化アルミニウム
を基準にしたときの収率は92.0%てあった。
比較例1 実施例1と同様にFC反応を行ない、反応生成物である
錯体のフタル酸ジエチル溶液を得た。この反応物を50
℃に加熱して液状黄リン19.20gを2蒔間で添加し
たか、黄リンは反応せず液状の粒になって存在していた
。ここへ沃素0.71gを添加したところ液温度か上昇
し黄リンが徐々に消失して反応は進行した。
比較例2 実施例1と同様にFC反応を行ないFC反応生1&物を
得た。
11?四ロフラスコにテトラクロロエタン530gを仕
込んでから、前記のFC反応生成物を添加した。
次いて、三塩化リンを減圧蒸留して回収した後、100
℃で液状黄リン19.20gを2時間で加え、さらに1
時間反応させた。反応終了後、三塩化リン470gを液
中に添加しながら減圧蒸留を行って留出物512gを得
た。
得られた留出物中にはメチルジクロロホスファンか7.
99重量%含有されており、無水塩化アルミニウムを基
準にしたときの収率は35.0%であった。
実施例5 実施例1と同様にFC反応を行なった。反応終了後、ロ
ータリーエバポレーターで三塩化リンを留去して反応生
成物である錯体な得た。
Iff四日フラスコに二硫化炭素530gを仕込んでか
ら、10°C以下て錯体を投入して溶解させた0次いて
、沃素0.71gを添加してから、40℃て液状黄リン
19.20gを2時間で滴下して、更に同温度で1時間
反応させた。反応終了後、二硫化炭素を留去してから、
三塩化リン470gを添加して減圧蒸留を行って留出物
515gを得た。
得られた留出物中にはメチルジクロロホスファンか18
.5重量%含有されていた。無水塩化アルミニウムを2
Jli準にしたときの収率は81.5%てあった。
[発明の効果] 本発明はアルキルハライドと三ハロゲン化リンを出発原
料として、反応溶媒にもなりつる過剰の三ハロゲン化リ
ンの存在下でFC反応により生成した反応生成物を、沃
素の存在下に黄リンを用いて還元処理することにより、
容易に高収率で高純度のアルキルジハロゲノホスファン
を製造することがてきる。
特に、本発明の方法により製造されるアルキルジハロゲ
ノホスファンは農薬、難燃剤およびその他の有機リン化
合物の中間体として有用であり。
前記農薬等の最終製品の製造において、本発明により高
収率で製造されたアルキルジハロゲノホスファンを中間
体として使用できることの工業的価イ1は極めて高いも
のである。
また1本発明の方法は、メタンとハロゲン化リンとの直
接反応による製法と比較して、操作が安全て、かつ分離
や安全性の配慮のために要する過大な設備投資を要しな
いため工業的に有利に実施することかてきる。
手続嗜口正話76゜ 昭和63年7J]140 7゜ 特許庁長官  吉  10  文  毅  殿    
       (1)1、事件の“表示 昭和63年特許願第103794号   (2)3、補
正をする者 事件との関係 ・ 特許出願人 東京都江東区亀戸9丁目15番1号 日本化学工業株式会社 代表者 棚  橋  幹 4、代理人 東京都豊島区北大塚2丁口11番5号 平和堂ビル403号室 電話口3(918)6686補
正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 補正の内容 明細書第13頁3行目 「lρ」をrl、5I2Jに訂正する。
明細書第14頁1行目 rl、5j2Jを「2g」に訂正する。
明細占第15頁■行目 「lρ」を「l、5ρ」に訂正する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキルハライドと三ハロゲン化リンとのフリー
    デルクラフツ反応による反応生成物を還元してアルキル
    ジハロゲノホスファンを製造するに当り、該反応溶媒に
    もなりうる過剰の三ハロゲン化リンを用いることを特徴
    とするアルキルジハロゲノホスファンの製造法。
  2. (2)フリーデルクラフツ反応による反応生成物はアル
    キルハライドを制御して添加して微結晶粒子として晶析
    させる請求項1記載のアルキルジハロゲノホスファンの
    製造法。
  3. (3)アルキルハライドがメチルクロライドまたはエチ
    ルクロライドである請求項1記載のアルキルジハロゲノ
    ホスファンの製造法。
  4. (4)反応生成物を無水塩化アルミニウムと親和性のあ
    る極性溶媒に添加し、次いで減圧蒸留して三ハロゲン化
    リンを分離除去した後、還元する請求項1記載のアルキ
    ルジハロゲノホスファンの製造法。
  5. (5)反応生成物を触媒として沃素の存在下、黄リンで
    還元する請求項1記載のアルキルジハロゲノホスファン
    の製造法。
  6. (6)触媒として沃素の使用量は、黄リンに対し多くと
    も10重量%である請求項5記載のアルキルジハロゲノ
    ホスファンの製造法。
  7. (7)黄リンによる還元反応生成物に、三ハロゲン化リ
    ンを添加しつつ減圧蒸留してアルキルジハロゲノホスフ
    ァンを回収する請求項1または5記載のアルキルジハロ
    ゲノホスファンの製造法。
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