JPH01274019A - 回転機の振動監視方法 - Google Patents
回転機の振動監視方法Info
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- JPH01274019A JPH01274019A JP10254288A JP10254288A JPH01274019A JP H01274019 A JPH01274019 A JP H01274019A JP 10254288 A JP10254288 A JP 10254288A JP 10254288 A JP10254288 A JP 10254288A JP H01274019 A JPH01274019 A JP H01274019A
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- JP
- Japan
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- vibration
- display
- rotating machine
- channel
- rotation speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は回転機の振動監視に係り、特に、回転中の回転
、構造物の振動監視に好適な方法に関する。
、構造物の振動監視に好適な方法に関する。
従来、翼などの回転構造物の振動監視方法は特開昭54
−151075号公報に記載のように、回転機を支持す
る軸受の加速度を検出し、この中から翼の振動数に相当
する加速度成分を分離し、この軸受加速度の翼振動成分
の大小によって回転翼の異常を監視する方法がとられて
いたが、計測が容易である利点はあるものの、翼の振動
を加速度で間接的に測定しているため、測定の精度を上
げるには必ずしも十分でないという問題があった。
−151075号公報に記載のように、回転機を支持す
る軸受の加速度を検出し、この中から翼の振動数に相当
する加速度成分を分離し、この軸受加速度の翼振動成分
の大小によって回転翼の異常を監視する方法がとられて
いたが、計測が容易である利点はあるものの、翼の振動
を加速度で間接的に測定しているため、測定の精度を上
げるには必ずしも十分でないという問題があった。
一方、翼などの振動を直接測定し、この振動波形や周波
数ブラウン管上に表示して監視する方法も一般に行われ
ているが、回転構造物の特有の固有振動特性、あるいは
、共振の有無を確認するにはこれだけでは不十分である
。
数ブラウン管上に表示して監視する方法も一般に行われ
ているが、回転構造物の特有の固有振動特性、あるいは
、共振の有無を確認するにはこれだけでは不十分である
。
ところで、回転構造物の固有振動数との共振による過大
振動の有無を監視するには第5図に示すようなキャンベ
ル図と呼ばれる図を用いることが理想的である。第5図
は回転数により変化する固有振動数の変化を示すもので
、この曲線は励振振動数と固有振動数の一致した振幅の
大きい点を結ぶことによって得られる。円の大きさが振
動振幅レベルを示し、これが過大でないかどうかが監視
の対象となる。従来は振動の分析から図の表示までの時
間がかかるためキャンベル図によるオンライン監視は困
難であったが、計測システムの高速化により現在ではあ
る程度可能な状況となってきている。この場合の問題点
の一つは予想の困難な振動レベルに対していかに明瞭な
キャンベル図を得るか、多点の測定の効率と経済性をい
かに高めるかが挙げられる。
振動の有無を監視するには第5図に示すようなキャンベ
ル図と呼ばれる図を用いることが理想的である。第5図
は回転数により変化する固有振動数の変化を示すもので
、この曲線は励振振動数と固有振動数の一致した振幅の
大きい点を結ぶことによって得られる。円の大きさが振
動振幅レベルを示し、これが過大でないかどうかが監視
の対象となる。従来は振動の分析から図の表示までの時
間がかかるためキャンベル図によるオンライン監視は困
難であったが、計測システムの高速化により現在ではあ
る程度可能な状況となってきている。この場合の問題点
の一つは予想の困難な振動レベルに対していかに明瞭な
キャンベル図を得るか、多点の測定の効率と経済性をい
かに高めるかが挙げられる。
本発明の目的は明瞭なキャンベル線図によって回転構造
物の多点のオンライン振動監視の精度と効率を高める方
法を提供することにある。
物の多点のオンライン振動監視の精度と効率を高める方
法を提供することにある。
上記目的は多点の回転構造物の振動を所定の回転数毎に
測定し、この振動波形と回転数データを記憶装置に記憶
すると同時に、設定した表示チャンネルの周波数分析を
行ってキャンベル図を作成し、これをオンラインで表示
装置に表示させると共に、キャンベル図の表示レベルの
変更、表示チャンネルの変更、及び、データ採取の一時
中断をオンラインで自由に行えるようにすることで達成
される。
測定し、この振動波形と回転数データを記憶装置に記憶
すると同時に、設定した表示チャンネルの周波数分析を
行ってキャンベル図を作成し、これをオンラインで表示
装置に表示させると共に、キャンベル図の表示レベルの
変更、表示チャンネルの変更、及び、データ採取の一時
中断をオンラインで自由に行えるようにすることで達成
される。
本発明の振動監視法の主な作用について述べる。
キャンベル図の表示レベルの変更は、その振動振幅の大
きさを示す印(たとえば円)の大きさと周波数分析結果
である多くの周波数スペクトルの大きさの表示のための
しきい値レベルを変更することで、表示されたキャンベ
ル図の様子を見ながらこのレベルを適宜変更することに
よって、監視対象の振動レベルに対して最適の表示レベ
ルが得られるようにする作用がある。表示チャンネルの
変更は、周波数分析する測定チャンネルを表示装置に表
示する表示チャンネルに変更させ、変更時点以降から変
更した表示チャンネルの監視を可能ならしめる作用があ
る。また、データ取込みの一時中断は、たとえば、回転
数一定時など余分のデータの取込みをなくす作用がある
。
きさを示す印(たとえば円)の大きさと周波数分析結果
である多くの周波数スペクトルの大きさの表示のための
しきい値レベルを変更することで、表示されたキャンベ
ル図の様子を見ながらこのレベルを適宜変更することに
よって、監視対象の振動レベルに対して最適の表示レベ
ルが得られるようにする作用がある。表示チャンネルの
変更は、周波数分析する測定チャンネルを表示装置に表
示する表示チャンネルに変更させ、変更時点以降から変
更した表示チャンネルの監視を可能ならしめる作用があ
る。また、データ取込みの一時中断は、たとえば、回転
数一定時など余分のデータの取込みをなくす作用がある
。
以下、本発明の詳細を実施例によって説明する。
第1図は本発明の回転機の振動監視方法の実施例で、第
2図はそのためのハード構成を示す。第1図と第2図を
対応させて説明すると、まず、第1図は測定に先立ち表
示チャンネル等を設定する工程1と多チャンネルの振動
波形、及び、回転数を取込む工程2とこれを記憶装置に
記憶する工程3と設定チャンネルの周波数分析を行う工
程4とこの分析結果からキャンベル図を作成して表示装
置に表示する工程5と表示されたキャンベル図の表示レ
ベルを変更する工程6と表示チャンネルを変更する工程
7と表示画面のコピーを指示する工程8とそれに基づい
て表示画面のコピーを行う工程9と測定終了を指示する
工程10と少なくとも十個の工程をもつ。
2図はそのためのハード構成を示す。第1図と第2図を
対応させて説明すると、まず、第1図は測定に先立ち表
示チャンネル等を設定する工程1と多チャンネルの振動
波形、及び、回転数を取込む工程2とこれを記憶装置に
記憶する工程3と設定チャンネルの周波数分析を行う工
程4とこの分析結果からキャンベル図を作成して表示装
置に表示する工程5と表示されたキャンベル図の表示レ
ベルを変更する工程6と表示チャンネルを変更する工程
7と表示画面のコピーを指示する工程8とそれに基づい
て表示画面のコピーを行う工程9と測定終了を指示する
工程10と少なくとも十個の工程をもつ。
第2図で3a、3b及び3cは振動監視の対象とする翼
で、これらは車盤4a、4b、及び、4cに植込まれて
翼車を形成し、回転機1の構成部品となっている。2a
、2bは回転機1の支持軸受である。回転機1を回転さ
せた時、g3a。
で、これらは車盤4a、4b、及び、4cに植込まれて
翼車を形成し、回転機1の構成部品となっている。2a
、2bは回転機1の支持軸受である。回転機1を回転さ
せた時、g3a。
3b及び3cの振動は、それぞれ、歪ゲージ5゜6及び
7で検出され、テレメータ発振器8,9及び10によっ
て受信器11に送られる。受信機11の出力はデータ処
理装置200のチャンネルコントローラ21を介してC
PU22に振動波形として取込まれる。同様に回転パル
スピックアップ12によって検出された回転数信号はト
ラッキングアナライザ13によって回転に同期したディ
ジタル信号に変換されCPU22に取込まれる。
7で検出され、テレメータ発振器8,9及び10によっ
て受信器11に送られる。受信機11の出力はデータ処
理装置200のチャンネルコントローラ21を介してC
PU22に振動波形として取込まれる。同様に回転パル
スピックアップ12によって検出された回転数信号はト
ラッキングアナライザ13によって回転に同期したディ
ジタル信号に変換されCPU22に取込まれる。
この場合、振動波形の取込みは一定回転数間隔で行なわ
れるが、この回転数間隔は取込みデータ量と記憶容量よ
り決定される。この振動波形と回転数信号をCPUに取
込む工程が第1図の工程2である。第1図の手順はCP
U22のメモリ内にソフトとして与えられ、キーボード
25からの入力により、モニタCRT26上に必要メツ
セージが出力されるように構成される。第1図では工程
2に先立ってCRT26に表示する測定チャンネル及び
表示レベル条件をキーボード25より入力する工程1を
含んでいる。
れるが、この回転数間隔は取込みデータ量と記憶容量よ
り決定される。この振動波形と回転数信号をCPUに取
込む工程が第1図の工程2である。第1図の手順はCP
U22のメモリ内にソフトとして与えられ、キーボード
25からの入力により、モニタCRT26上に必要メツ
セージが出力されるように構成される。第1図では工程
2に先立ってCRT26に表示する測定チャンネル及び
表示レベル条件をキーボード25より入力する工程1を
含んでいる。
第2図でCPU22に取込まれた振動波形と回転数のデ
ータは外部記憶装置23に記憶されると同時に、工程1
で設定された表示チャンネルについてはマイクロプロセ
ッサ24により高速フーリエ変換(FFT)方式によっ
て周波数分析が行われる。この工程が第1図の工程3及
び工程4に相当する。次に、この結果をもとに再びCP
U22によって測定チャンネルのキャンベル図が作成さ
れ、モニタCRT26上に表示される。これが第1図の
工程5に相当する。この場合、工程2のデータの取込み
から工程5のキャンベル図の表示まではほぼ実時間で実
行されるので、回転機1の回転数が変化して測定回転数
に達する毎に分析された振動波形データがキャンベル図
として、オンラインでモニタCRT26上に表示される
。
ータは外部記憶装置23に記憶されると同時に、工程1
で設定された表示チャンネルについてはマイクロプロセ
ッサ24により高速フーリエ変換(FFT)方式によっ
て周波数分析が行われる。この工程が第1図の工程3及
び工程4に相当する。次に、この結果をもとに再びCP
U22によって測定チャンネルのキャンベル図が作成さ
れ、モニタCRT26上に表示される。これが第1図の
工程5に相当する。この場合、工程2のデータの取込み
から工程5のキャンベル図の表示まではほぼ実時間で実
行されるので、回転機1の回転数が変化して測定回転数
に達する毎に分析された振動波形データがキャンベル図
として、オンラインでモニタCRT26上に表示される
。
この状態は測定終了の指示があるまで連続して行われる
。
。
もし、モニタCRT26に表示されたキャンベル図の表
示レベルが適当でない場合は、キーボード25より予め
定められた文字(たとえばL)を入力して、工程1の表
示レベルの設定をやり止す。
示レベルが適当でない場合は、キーボード25より予め
定められた文字(たとえばL)を入力して、工程1の表
示レベルの設定をやり止す。
回転数の変化に伴うキャンベル図の変化を見ながら適当
な表示状態が得られるまでこれを繰返して行う。これが
第1図の工程6に相当する。工程6で表示レベルの設定
のやり直しは具体的に周波数分析結果の周波数スペクト
ルのしきい値と振幅を表示する印(この場合は円)の大
きさをきめる参照値の値を変えることである。すなわち
、周波数スペクトルのしきい値を下げるとキャンベル図
上に表示されるスペクトルを示す点の数が多くなり、一
方、振幅の参照値を上・下させると表示する点の円の大
きさが変化する。従って、しきい値が余り低すぎると表
示点数が多くなり過ぎて第5図で示した固有振動数の特
性が明瞭でなくなり、また、振幅の参照値が大き過ぎて
も小さ過ぎても同様の結果となる0通常は適当な表示レ
ベルに対応する振動レベルを予め知ることは困難なこと
が多いので、表示レベルがオンラインで変更できること
は、その表示レベルを適正化し、キャンベル線図の明瞭
化による振動監視の精度の向上を促す。
な表示状態が得られるまでこれを繰返して行う。これが
第1図の工程6に相当する。工程6で表示レベルの設定
のやり直しは具体的に周波数分析結果の周波数スペクト
ルのしきい値と振幅を表示する印(この場合は円)の大
きさをきめる参照値の値を変えることである。すなわち
、周波数スペクトルのしきい値を下げるとキャンベル図
上に表示されるスペクトルを示す点の数が多くなり、一
方、振幅の参照値を上・下させると表示する点の円の大
きさが変化する。従って、しきい値が余り低すぎると表
示点数が多くなり過ぎて第5図で示した固有振動数の特
性が明瞭でなくなり、また、振幅の参照値が大き過ぎて
も小さ過ぎても同様の結果となる0通常は適当な表示レ
ベルに対応する振動レベルを予め知ることは困難なこと
が多いので、表示レベルがオンラインで変更できること
は、その表示レベルを適正化し、キャンベル線図の明瞭
化による振動監視の精度の向上を促す。
また、キャンベル線図の表示チャンネルを変更したい場
合もキーボード25より定められた文字(たとえばC)
を入力して工程1の表示チャンネルを希望のチャンネル
に設定し直す。すると工程4から工程5は変更した表示
チャンネルについて実施され、モニタCRT26には変
更したチャンネルの変更時点以降のキャンベル線図がモ
ニタCRT26に表示される。同様にして、他の表示チ
ャンネルへの変更も、適宜、行うことができるので、多
チャンネルの振動監視を効率よく行うことができる。こ
れによって表示チャンネルの変更を行う場合でも工程2
及び工程3は表示変更チャンネルを含む測定全チャンネ
ルについて行われる。
合もキーボード25より定められた文字(たとえばC)
を入力して工程1の表示チャンネルを希望のチャンネル
に設定し直す。すると工程4から工程5は変更した表示
チャンネルについて実施され、モニタCRT26には変
更したチャンネルの変更時点以降のキャンベル線図がモ
ニタCRT26に表示される。同様にして、他の表示チ
ャンネルへの変更も、適宜、行うことができるので、多
チャンネルの振動監視を効率よく行うことができる。こ
れによって表示チャンネルの変更を行う場合でも工程2
及び工程3は表示変更チャンネルを含む測定全チャンネ
ルについて行われる。
次に、モニタCRT26の表示画面をコピーしたい場合
は、第1図の工程8及び工程9を実行する。すなわち、
キーボード25より定められた文字(たとえばcopy
)を入力し、ハードコピー装置27によりモニタCRT
26の表示画面をコピーする。
は、第1図の工程8及び工程9を実行する。すなわち、
キーボード25より定められた文字(たとえばcopy
)を入力し、ハードコピー装置27によりモニタCRT
26の表示画面をコピーする。
これら工程6の表示レベルの変更、工程7の表示チャン
ネルの変更、及び、工程8の表示画面のコピーはそれぞ
れ必要な時点にオンラインで任意に実行することができ
、それぞれの順序は変ってもよい。ただし、工程6.工
程7.工程8、及び、工程9の実行中は工程2のデータ
の取込みが中断されるが、短時間であるので監視上光ん
ど問題とならない。
ネルの変更、及び、工程8の表示画面のコピーはそれぞ
れ必要な時点にオンラインで任意に実行することができ
、それぞれの順序は変ってもよい。ただし、工程6.工
程7.工程8、及び、工程9の実行中は工程2のデータ
の取込みが中断されるが、短時間であるので監視上光ん
ど問題とならない。
工程1から工程9までの過程は第2図の工程10、すな
わち、キーボードより測定終了の入力(たとえば文字E
)があるまでオンラインで連続的に実行される。ただし
、この実行はある条件で自動的に行わせることもできる
。
わち、キーボードより測定終了の入力(たとえば文字E
)があるまでオンラインで連続的に実行される。ただし
、この実行はある条件で自動的に行わせることもできる
。
第3図は本発明の回転機の振動監視方法の第二の実施例
の手順を示し、第1図の変形例である。
の手順を示し、第1図の変形例である。
第3図は第1図の工程6の次にデータ取込みを中断する
工程11を設けたものである。第2図を参照するとこの
工程11はキーボード25より定められた文字(たとえ
ば旦)を入力することにより中断が開始され、再び、キ
ーボードより中断終了の入力(たとえば再び旦)までを
含む。この工程11の実行中は工程2のデータの取込み
と工83のデータ記憶がその間中断され、工程11の実
施前の工程5の表示画面がそのまま継続される。第3図
では工程11は工程6の次になっているが、これは工程
7.工程9の次でもよく、工程6.工程11.工程7及
び工程8はそれぞれ必要な時点で互いに順序が変っても
よい。
工程11を設けたものである。第2図を参照するとこの
工程11はキーボード25より定められた文字(たとえ
ば旦)を入力することにより中断が開始され、再び、キ
ーボードより中断終了の入力(たとえば再び旦)までを
含む。この工程11の実行中は工程2のデータの取込み
と工83のデータ記憶がその間中断され、工程11の実
施前の工程5の表示画面がそのまま継続される。第3図
では工程11は工程6の次になっているが、これは工程
7.工程9の次でもよく、工程6.工程11.工程7及
び工程8はそれぞれ必要な時点で互いに順序が変っても
よい。
工程11は回転速度が一定の時や振動データの取込みを
必要としないときに実行され、第2図の記憶装置23の
記憶容量の節約や振動監視の効率アップをもたらす。
必要としないときに実行され、第2図の記憶装置23の
記憶容量の節約や振動監視の効率アップをもたらす。
第4図は本発明の回転機の振動監視方法の第三の実施例
の手順を示し、第1図及び第3図の変形例である。第4
図では第3図の工程7の次に回転速度方向変化、すなわ
ち、回転数が上昇から下降へあるいはその逆に変化する
ことを指示する工程12と、さらに、その後に回転速度
方向変化後のデータを採取する工程13と速度方向変化
前の記憶データを読出す工程14とを新たに含み、工程
12のあと工程13、あるいは、工程14のいずれか一
方が選択できるようになっている。工程12の後工程1
3が選択されると工程2で回転速度方向変化後のデータ
取込みが開始され、工程3゜工程4を経て、工程5で回
転速度方向変化後のキャンベル図が表示される。工程1
2の後工程14が選択されると、工程14は回転速度方
向変化前の任意の測定チャンネルのキャンベル図の表示
のため、工程1による表示チャンネルの設定と、工程3
の記憶データの読出しとを実行する。その後、工程4及
び工程5を経て、新たに選択された回転速度方向変化前
の表示チャンネルのキャンベル図が表示される。工程1
2以降のこれらの過程を第2図と対応させると、工程1
2はキーボード25より、定められた文字(たとえばM
)を入力することによってなされ1次に、モニタCRT
26に工程13、又は、工程14のいずれを選択するか
が表示され、その指示に従って再び工程13、あるいは
、工程14を示す文字をキーボード25より入力する。
の手順を示し、第1図及び第3図の変形例である。第4
図では第3図の工程7の次に回転速度方向変化、すなわ
ち、回転数が上昇から下降へあるいはその逆に変化する
ことを指示する工程12と、さらに、その後に回転速度
方向変化後のデータを採取する工程13と速度方向変化
前の記憶データを読出す工程14とを新たに含み、工程
12のあと工程13、あるいは、工程14のいずれか一
方が選択できるようになっている。工程12の後工程1
3が選択されると工程2で回転速度方向変化後のデータ
取込みが開始され、工程3゜工程4を経て、工程5で回
転速度方向変化後のキャンベル図が表示される。工程1
2の後工程14が選択されると、工程14は回転速度方
向変化前の任意の測定チャンネルのキャンベル図の表示
のため、工程1による表示チャンネルの設定と、工程3
の記憶データの読出しとを実行する。その後、工程4及
び工程5を経て、新たに選択された回転速度方向変化前
の表示チャンネルのキャンベル図が表示される。工程1
2以降のこれらの過程を第2図と対応させると、工程1
2はキーボード25より、定められた文字(たとえばM
)を入力することによってなされ1次に、モニタCRT
26に工程13、又は、工程14のいずれを選択するか
が表示され、その指示に従って再び工程13、あるいは
、工程14を示す文字をキーボード25より入力する。
工程13を入力すると工程2によってCPU22に回転
速度方向変化後のデータが取込まれ、以下通常の経過に
従ってモニタCRT26に回転速度方向変化後のキャン
ベル図が表示される。一方、工程14が選択されると続
いてキーボード25より表示チャンネルが入力され、こ
の結果、記憶装置23よりの表示チャンネルのデータの
読み出しが開始され、マイクロプロセッサ25による周
波数分析後、CPU22でキャンベル図が作成され、モ
ニタCRT26に表示される。
速度方向変化後のデータが取込まれ、以下通常の経過に
従ってモニタCRT26に回転速度方向変化後のキャン
ベル図が表示される。一方、工程14が選択されると続
いてキーボード25より表示チャンネルが入力され、こ
の結果、記憶装置23よりの表示チャンネルのデータの
読み出しが開始され、マイクロプロセッサ25による周
波数分析後、CPU22でキャンベル図が作成され、モ
ニタCRT26に表示される。
第4図で工程12は工程7の次となっているが、これは
工程6.工程11.工程9の次のいずれの時点で行って
もよく、必要に応じてそれらの順序を互いに変えてもよ
い。工程12によって回転速度方向変化前後の監視が可
能となり、振動監視の効率アップを図ることができる。
工程6.工程11.工程9の次のいずれの時点で行って
もよく、必要に応じてそれらの順序を互いに変えてもよ
い。工程12によって回転速度方向変化前後の監視が可
能となり、振動監視の効率アップを図ることができる。
本発明によれば、振動レベルに応じてキャンベル線図の
明瞭性を高めて振動監視の信頼性を向上させ、振動監視
の効率をあげることができる。
明瞭性を高めて振動監視の信頼性を向上させ、振動監視
の効率をあげることができる。
第1図は本発明の一実施例のフローチャート図、第2図
は第1図の実施例のブロック図、第3図は本発明の第二
の実施例のフローチャート、第4図は本発明の第三の実
施例のフローチャート、第5図はキャンベル図による説
明図である。 1・・・回転機、38〜3c・・・翼、5〜7・・・ひ
ずみゲージ、8〜1o・・・発信器、11・・・受信器
、12・・・回転パルスピックアップ、13・・・トラ
ンキングシンセサイザー、21・・・チャンネルコント
ローラ、22・・・CPU、23・・・記憶装置、24
・・・マイクロプロセッサ、25・・・キーボード、2
6・・・モニタCRT、27・・・ハードコピー装置、
200・・・データ処理装置。 第1図 第2図 第3図 第4図
は第1図の実施例のブロック図、第3図は本発明の第二
の実施例のフローチャート、第4図は本発明の第三の実
施例のフローチャート、第5図はキャンベル図による説
明図である。 1・・・回転機、38〜3c・・・翼、5〜7・・・ひ
ずみゲージ、8〜1o・・・発信器、11・・・受信器
、12・・・回転パルスピックアップ、13・・・トラ
ンキングシンセサイザー、21・・・チャンネルコント
ローラ、22・・・CPU、23・・・記憶装置、24
・・・マイクロプロセッサ、25・・・キーボード、2
6・・・モニタCRT、27・・・ハードコピー装置、
200・・・データ処理装置。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転機の振動をオンラインで監視する方法であつて
、多点の測定チャンネルのうち表示するチャンネル及び
表示レベルを設定する第一の工程と、前記回転機の回転
部材の多点の振動を所定の回転数間隔で測定する第二の
工程と、測定振動波形及び回転数データを全測定点につ
いて記憶装置に記憶する第三の工程と、前記多点の測定
チャンネルのうち設定した一つの表示チャンネルの振動
波形を周波数分析する第四の工程と、前記周波数の分析
結果よりキヤンベル図を作成し、前記キヤンベル図を表
示装置に表示する第五の工程と、表示した前記キヤンベ
ル図の前記表示レベルが適当でないとき前記表示レベル
を変更する第六の工程と、他の前記測定チャンネルの振
動を見るため前記表示チャンネルを変更する第七の工程
と、表示画面のハードコピーを指示する第八の工程と、
前記表示画面をハードコピーする第九の工程と、測定終
了を指示する第十の工程とを含むことを特徴とする回転
機の振動監視方法。 2、前記第六の工程、前記第七の工程及び、前記第九の
工程のいずれかの次に前記第二の工程の一時中断及びそ
の解除を行う第十一の工程を設けた特許請求の範囲第1
項に記載の回転機の振動監視方法。 3、前記第六の工程、前記第七の工程、前記第九の工程
及び前記第十一の工程のいずれかの次に回転速度方向変
化を指示する第十二の工程とさらにその次に回転速度変
化後のデータを採取する第十三の工程とをもち、回転速
度変化後の振動監視を行う特許請求の範囲第1項または
第2項に記載の回転機の振動監視方法。 4、前記第六の工程、前記第七の工程、前記第九の工程
及び前記第十一の工程のいずれかの次に前記第十二の工
程とさらに、その次に前記第三の工程の結果より回転速
度変化前の任意の測定チャンネルのデータを読出する第
十四の工程を設け、回転速度方向変化後は変化前の任意
測定チャンネルの振動監視を行う特許請求の範囲第1項
、第2項または第3項に記載の回転機の振動監視方法。 5、前記第六の工程、前記第七の工程、前記第八の工程
、前記第十一の工程及び前記第十二の工程は必要に応じ
て互いにその順序を任意に変更できるようにした特許請
求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項に記載の
回転機の振動監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254288A JPH01274019A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 回転機の振動監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254288A JPH01274019A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 回転機の振動監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274019A true JPH01274019A (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=14330142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10254288A Pending JPH01274019A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 回転機の振動監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01274019A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6584849B2 (en) * | 2001-04-17 | 2003-07-01 | Rolls-Royce Plc | Analyzing vibration of rotating blades |
US7932232B2 (en) | 2005-02-23 | 2011-04-26 | Bioland Ltd. | Cosmetic composition comprising beta-fructosyl-L-ascorbic acid for skin whitening |
CN104793539A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-07-22 | 核工业理化工程研究院 | 基于脉冲的多节点选通监测系统 |
CN109470437A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-15 | 临沂矿业集团有限责任公司 | 一种地面设备感知系统 |
JP2019516072A (ja) * | 2016-03-23 | 2019-06-13 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 回転機械のための無線監視システム |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP10254288A patent/JPH01274019A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6584849B2 (en) * | 2001-04-17 | 2003-07-01 | Rolls-Royce Plc | Analyzing vibration of rotating blades |
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CN109470437A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-15 | 临沂矿业集团有限责任公司 | 一种地面设备感知系统 |
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