JPH01272700A - 精密部品の洗浄方法 - Google Patents
精密部品の洗浄方法Info
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- JPH01272700A JPH01272700A JP10186088A JP10186088A JPH01272700A JP H01272700 A JPH01272700 A JP H01272700A JP 10186088 A JP10186088 A JP 10186088A JP 10186088 A JP10186088 A JP 10186088A JP H01272700 A JPH01272700 A JP H01272700A
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- Japan
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- cleaning
- nonionic surfactant
- detergent
- hydrocarbon
- washing
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G5/00—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
- C23G5/02—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
- C23G5/024—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents containing hydrocarbons
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、金属、プラスチック、ガラス等の硬質表面を
持つ素材又は物品の洗浄目的に有効で、かつ安全な洗浄
剤及び洗浄方法に関する。
持つ素材又は物品の洗浄目的に有効で、かつ安全な洗浄
剤及び洗浄方法に関する。
(背景)
従来、硬質表面を持つ素材又は物品の洗浄方法としては
。 ■ ハロゲン化炭化水素を用いる洗浄方法■ アルカリ
洗浄剤を用いる洗浄方法 及び ■ 界面活性剤を用いる洗浄方法 が行なわれてきた。これら諸方法の内、■のハロゲン化
炭化水素を用いる洗浄方法では1例えばトリクロロエチ
レン、パークロロエチレン、 1.1.1−)リクロロ
エタン、フロン溶剤が用いられており、浸漬、超音波、
ペーパー洗浄方法等の手法により、工程間の洗浄又は仕
上洗浄に広く利用されている。 ■のアルカリ洗浄剤を用いる洗浄方法においては、苛性
アルカリ、ケイ酸塩、リン酸塩、炭酸塩等のアルカリビ
ルグーと7ニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤1両
性界面活性剤等界面活性剤場合によりキレート剤からな
るアルカリ洗浄剤が、浸漬法、a音波法、スプレー法、
電解法、ブラッシング等の洗浄方法により■と同様に広
く利用されている。 ■の界面活性剤を用いる洗浄方法では、アニオン界面活
性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤の界面活性
剤を単独で又は併用し、浸漬法、超音波法、ブラッシン
グ、スプレー法等の洗浄方法に適用して同様に利用され
ている。 (従来技術の問題点) しかしながら、上記のような従来の洗浄方法において、
■のハロゲン化炭化水素を用いる洗浄方法によると、ト
リクロロエチレン、パ・−クロロエチレン及び1,1.
1− トリクロロエタンは有毒であるため人体への安全
性に問題を有し、その取扱いに対し充分な配慮を要求さ
れる。またフロン溶剤は、安全性に優れるとは言われて
いるものの、オゾン層破壊原因物質とされているので、
今後、その取扱いに著しい制限を受けるのは必至である
。 更に、ハロゲン化炭化水素を用いる溶剤洗浄方法は、安
全、環境面で問題があるや ■のアルカリ洗浄剤を用いるアルカリ洗浄法は、アルカ
リビルグー成分の安全性や洗浄後含入な水洗を行う必要
がある(水洗が不充分であると、残存アルカリによる次
工程でのトラブル又は特に精密部品の仕上洗n1に用い
たとき製品トラブル発生の原因となる恐れがある。)の
で、用水の確保や排水処理にも問題を生じる4 ■の界面活性剤を用いる洗浄方法は、前二者に比べて安
全な洗浄法であるとキれているものの、殆どの場合、そ
れらに比し洗浄効果が劣る。 近年に至り、安全性に優
れた洗浄方法としてテルペン系炭化水素を用いる洗浄方
法が提案されている。(特開昭61〜854138号、
特開昭81−11113398号、特開昭f12−18
47118号参照〕。これらは、いずれもテルペン系炭
化水素を洗浄主剤とし、これを何らかの形でエマルジョ
ンとして使用する、テルペン系炭化水素主導のエマルジ
ョン洗浄方法の一種である・ しかるに、テルペン系炭化水素の沸点はかなり高いから
(例えば、d−リモネン:175℃、ミルセン:166
〜8℃、α−ピネン;159〜181℃等)、これらを
全屈等の表面処理前の洗浄や精密部品の仕」二洗浄に供
した場合、被洗浄物のリンスに特別の配慮が必要であり
、例えば極度の減圧乾燥等を施さない限り、被処理面に
対する洗浄剤自身の残存が著しく、このため表面処理前
洗浄や精密部品の仕上洗浄等の精密な洗浄目的には供し
得ないという問題があった。
。 ■ ハロゲン化炭化水素を用いる洗浄方法■ アルカリ
洗浄剤を用いる洗浄方法 及び ■ 界面活性剤を用いる洗浄方法 が行なわれてきた。これら諸方法の内、■のハロゲン化
炭化水素を用いる洗浄方法では1例えばトリクロロエチ
レン、パークロロエチレン、 1.1.1−)リクロロ
エタン、フロン溶剤が用いられており、浸漬、超音波、
ペーパー洗浄方法等の手法により、工程間の洗浄又は仕
上洗浄に広く利用されている。 ■のアルカリ洗浄剤を用いる洗浄方法においては、苛性
アルカリ、ケイ酸塩、リン酸塩、炭酸塩等のアルカリビ
ルグーと7ニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤1両
性界面活性剤等界面活性剤場合によりキレート剤からな
るアルカリ洗浄剤が、浸漬法、a音波法、スプレー法、
電解法、ブラッシング等の洗浄方法により■と同様に広
く利用されている。 ■の界面活性剤を用いる洗浄方法では、アニオン界面活
性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤の界面活性
剤を単独で又は併用し、浸漬法、超音波法、ブラッシン
グ、スプレー法等の洗浄方法に適用して同様に利用され
ている。 (従来技術の問題点) しかしながら、上記のような従来の洗浄方法において、
■のハロゲン化炭化水素を用いる洗浄方法によると、ト
リクロロエチレン、パ・−クロロエチレン及び1,1.
1− トリクロロエタンは有毒であるため人体への安全
性に問題を有し、その取扱いに対し充分な配慮を要求さ
れる。またフロン溶剤は、安全性に優れるとは言われて
いるものの、オゾン層破壊原因物質とされているので、
今後、その取扱いに著しい制限を受けるのは必至である
。 更に、ハロゲン化炭化水素を用いる溶剤洗浄方法は、安
全、環境面で問題があるや ■のアルカリ洗浄剤を用いるアルカリ洗浄法は、アルカ
リビルグー成分の安全性や洗浄後含入な水洗を行う必要
がある(水洗が不充分であると、残存アルカリによる次
工程でのトラブル又は特に精密部品の仕上洗n1に用い
たとき製品トラブル発生の原因となる恐れがある。)の
で、用水の確保や排水処理にも問題を生じる4 ■の界面活性剤を用いる洗浄方法は、前二者に比べて安
全な洗浄法であるとキれているものの、殆どの場合、そ
れらに比し洗浄効果が劣る。 近年に至り、安全性に優
れた洗浄方法としてテルペン系炭化水素を用いる洗浄方
法が提案されている。(特開昭61〜854138号、
特開昭81−11113398号、特開昭f12−18
47118号参照〕。これらは、いずれもテルペン系炭
化水素を洗浄主剤とし、これを何らかの形でエマルジョ
ンとして使用する、テルペン系炭化水素主導のエマルジ
ョン洗浄方法の一種である・ しかるに、テルペン系炭化水素の沸点はかなり高いから
(例えば、d−リモネン:175℃、ミルセン:166
〜8℃、α−ピネン;159〜181℃等)、これらを
全屈等の表面処理前の洗浄や精密部品の仕」二洗浄に供
した場合、被洗浄物のリンスに特別の配慮が必要であり
、例えば極度の減圧乾燥等を施さない限り、被処理面に
対する洗浄剤自身の残存が著しく、このため表面処理前
洗浄や精密部品の仕上洗浄等の精密な洗浄目的には供し
得ないという問題があった。
【発明が解決しようとする課WU1
そこで本発明が解決しようとする過大は、モノテルペン
系炭化水素を主体とする既往洗浄剤の欠点を解消し、特
別なリンスや乾燥を施さなくとも被洗浄面における当該
炭化水素の残留がない改良された洗浄剤及び洗浄方法を
提供することである。 【課題を解決するための手段】 (JI要) 上記の課題を解決せんがため1本発明に係る新規な硬質
表面用洗浄剤は、液状モノテルペン系炭化水素と、洗浄
剤中5〜80重量%であり、かつそのHLBが8〜12
である非イオン界面活性剤とを必須成分とし、また本発
明に係る新規な硬質表面の洗浄方法は、被洗浄硬質表面
を該新規洗浄剤組成物で洗浄した後、更に非イオン界面
活性剤で仕上洗浄することを要旨とする。 (モノテルペン系炭化水素) 本発明洗浄剤は、必須の成分として液状モノテルペン系
炭化水素を含む、ここに「モノテルペン系炭化水素」と
いうのは、鎖式又は環式のいずれでもよく1例えば、 ◇ミルセン、オシメン−−−m式 %式% シルベストレンー・・単環式 ◇ツエン、カレン、ピネンφ−壷二環式などを例示する
ことができるが、カンフエン等の常温で固状のものは当
然発明目的に適しない0本発明目的上好適な液状モノテ
ルペン系炭化水素は、入手の容易さ等を考慮し1例えば
ミルセン、α−ピネン、d−リモネン等を挙げることが
できる。 (界面活性剤) 発明洗浄剤組成物の他の成分である非イオン界面活性剤
としては1例えばポリオキシアルキレン(モノ又はジ)
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル
、ポリオリジエチレン・ポリオキシプロピレン・ブロッ
クポリマー(プルロニック)等を挙げることができる。 (配合) 上記非イオン界面活性剤の量は、本発明洗浄剤を構成す
る成分中5瓜量%以上80重量%以下であることが必要
である。非イオン界面活性剤の量が組成物の5正量%未
膚の場合は、被洗浄対象物の表面が完全には親水化しな
いため、洗?tI後の水洗工程におけるリンスが困難と
なり、洗剤を完全に洗い落とすのが困難となる。かつ均
質なエマルジョン洗浄液を得るのも難い、逆に非イオン
界面活性剤の量が80重量%を超えると以上の場合実用
的洗浄効果が得難い。 更に、非イオン界面活性剤のHLBは8以上12以下で
ある必要がである。HLBが8未満の場合均質なエマル
ジョン洗浄液を得られず4従って、有効な洗浄効果が得
られず、かつ効果的なリンスも困難である。一方、HL
Bが12以上の場合も、均質なエマルジョン洗浄液を得
難い関係で、効果的な洗浄効果を期待できない、なお、
複数種類の非イオン界面活性剤を併用することも可能で
あって、この場合も計算上の平均HL Bが上記領域内
に位置するようにする。 (仕上洗浄) 本発明洗n1剤の効果は、更に非イオン界面活性剤のみ
を用いて仕上洗浄することにより一層高まる。この仕上
洗浄操作の加入は、完全なリンスを要求される精密部品
の洗浄に特に有効である。ここに使用される非イオン界
面活性剤は、上記洗浄剤成分としての非イオン界面活性
剤と同一でも異種でもよく、かつそのHLBも8〜12
の範囲外であってもよい、なおこの仕上洗浄に際しては
、カリウム又はナトリウムイオンが洗浄液中10mg/
l以下であるのが残存物によるトラブルを避けるため好
適である。 (応用対象) 本発明洗浄剤及び洗浄方法は、例えばガラス、金属プラ
スチックへのノー2キ前後の洗浄又は1rX密機械部品
の仕上洗浄のような、硬質の表面を持つ物品の洗浄に広
く応用されることができる。この場合、洗浄法としては
、場合に応じ、a浸漬洗浄法、b超音波洗浄法、Cスプ
レー洗浄法、dブラシ洗浄法、Cフキ取り洗浄法等を有
効に利用することができる。
系炭化水素を主体とする既往洗浄剤の欠点を解消し、特
別なリンスや乾燥を施さなくとも被洗浄面における当該
炭化水素の残留がない改良された洗浄剤及び洗浄方法を
提供することである。 【課題を解決するための手段】 (JI要) 上記の課題を解決せんがため1本発明に係る新規な硬質
表面用洗浄剤は、液状モノテルペン系炭化水素と、洗浄
剤中5〜80重量%であり、かつそのHLBが8〜12
である非イオン界面活性剤とを必須成分とし、また本発
明に係る新規な硬質表面の洗浄方法は、被洗浄硬質表面
を該新規洗浄剤組成物で洗浄した後、更に非イオン界面
活性剤で仕上洗浄することを要旨とする。 (モノテルペン系炭化水素) 本発明洗浄剤は、必須の成分として液状モノテルペン系
炭化水素を含む、ここに「モノテルペン系炭化水素」と
いうのは、鎖式又は環式のいずれでもよく1例えば、 ◇ミルセン、オシメン−−−m式 %式% シルベストレンー・・単環式 ◇ツエン、カレン、ピネンφ−壷二環式などを例示する
ことができるが、カンフエン等の常温で固状のものは当
然発明目的に適しない0本発明目的上好適な液状モノテ
ルペン系炭化水素は、入手の容易さ等を考慮し1例えば
ミルセン、α−ピネン、d−リモネン等を挙げることが
できる。 (界面活性剤) 発明洗浄剤組成物の他の成分である非イオン界面活性剤
としては1例えばポリオキシアルキレン(モノ又はジ)
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル
、ポリオリジエチレン・ポリオキシプロピレン・ブロッ
クポリマー(プルロニック)等を挙げることができる。 (配合) 上記非イオン界面活性剤の量は、本発明洗浄剤を構成す
る成分中5瓜量%以上80重量%以下であることが必要
である。非イオン界面活性剤の量が組成物の5正量%未
膚の場合は、被洗浄対象物の表面が完全には親水化しな
いため、洗?tI後の水洗工程におけるリンスが困難と
なり、洗剤を完全に洗い落とすのが困難となる。かつ均
質なエマルジョン洗浄液を得るのも難い、逆に非イオン
界面活性剤の量が80重量%を超えると以上の場合実用
的洗浄効果が得難い。 更に、非イオン界面活性剤のHLBは8以上12以下で
ある必要がである。HLBが8未満の場合均質なエマル
ジョン洗浄液を得られず4従って、有効な洗浄効果が得
られず、かつ効果的なリンスも困難である。一方、HL
Bが12以上の場合も、均質なエマルジョン洗浄液を得
難い関係で、効果的な洗浄効果を期待できない、なお、
複数種類の非イオン界面活性剤を併用することも可能で
あって、この場合も計算上の平均HL Bが上記領域内
に位置するようにする。 (仕上洗浄) 本発明洗n1剤の効果は、更に非イオン界面活性剤のみ
を用いて仕上洗浄することにより一層高まる。この仕上
洗浄操作の加入は、完全なリンスを要求される精密部品
の洗浄に特に有効である。ここに使用される非イオン界
面活性剤は、上記洗浄剤成分としての非イオン界面活性
剤と同一でも異種でもよく、かつそのHLBも8〜12
の範囲外であってもよい、なおこの仕上洗浄に際しては
、カリウム又はナトリウムイオンが洗浄液中10mg/
l以下であるのが残存物によるトラブルを避けるため好
適である。 (応用対象) 本発明洗浄剤及び洗浄方法は、例えばガラス、金属プラ
スチックへのノー2キ前後の洗浄又は1rX密機械部品
の仕上洗浄のような、硬質の表面を持つ物品の洗浄に広
く応用されることができる。この場合、洗浄法としては
、場合に応じ、a浸漬洗浄法、b超音波洗浄法、Cスプ
レー洗浄法、dブラシ洗浄法、Cフキ取り洗浄法等を有
効に利用することができる。
本発明によれば、共存する非イオン界面活性剤が対象物
の表面を親木性化し、てテルペン系炭化水素を含むエマ
ルジョン粒子を吸着し、該表面に付刃している汚物に有
効な洗浄作用を振舞う、しかも該粒子は適度の親木性を
有するので、水洗により容易に除去されうる。
の表面を親木性化し、てテルペン系炭化水素を含むエマ
ルジョン粒子を吸着し、該表面に付刃している汚物に有
効な洗浄作用を振舞う、しかも該粒子は適度の親木性を
有するので、水洗により容易に除去されうる。
以下、実施例及び比較例により発明実施の態様及び効果
につき説明するが1例示は当然説明用のものであって1
発明思想の限定を意図したものではない。 実施例1〜3及び対照例1〜4 (イ)下表−1の配合に従って、テスト用の洗剤組成物
(原液)を製造した。 表−1(洗浄剤原液の配合) 本モノテルペン系炭化水素 富農NSf: ポリオキシアルキレンノニルフェニルエ
ーテル NS2 :ポリオキシエチレンアルキルエーテルNS3
+ポリオキシエチレン嘩ポリオキシプロピレン・ブロ
ックポリマー NS4 :ポリオキシアルキレンノニルフェニルエーテ
ル NS5:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(o)以
上の洗浄剤組成物を常法により乳化させ、その安定性を
テストした。結果を下表−2に示す、 分散
液 表−2(エマルジョンの乳化安定性) O:乳化安定、Δニ一部分敲、×:分離(ハ)洗浄テス
ト I そのl:鋼板洗浄テスト 以上の各乳化試料を用い、以下記載の通り鋼板洗浄試験
を実施した。結果を下表−3に示す。 ◇洗n1方法:浸漬洗浄法 ◇対象試料:冷間圧延鋼板に鉱油系切削油を5 g/r
n’の割で塗布したもの ◇洗浄条件:30%試料液中に50℃×10分間浸漬◇
リンス法:浸清リンス法 ◇仕上洗浄:非イオン界面活性剤の1%溶液中で40℃
×2分間浸漬 ◇水洗:流量100■旦/秒の流水にて20秒間水洗◇
評価方法: (a)洗浄性:残存油分の重量%で示す。 (b)水洗性:水漏れ%で示す。 (以下余白) 表−3 ◇評価 上記衣−3の事実から、以下の結論が得られる。 ■本発明品を用いた所定洗浄方法では、洗浄性及び水洗
性に優れる。 ■本発明品は、非イオン界面活性剤によるリンスを行な
わなくとも親木表面を得易い傾向がある。 +1 その2:フラックス洗浄テスト◇洗節方法ニス
プレー洗浄法 ◇対象試料:ロジン系フラックスの残存する精密部品 ◇洗浄条件=40℃に加温された2 Kg/crn’の
スプレ液を1分間噴射、試料洗浄剤の濃度は10%。 ◇リンス法ニスプレーリンス法、スプレー洗沙剤に用い
た非イオン界面活性剤の0.5%水溶液を30℃×30
秒間、 1.5Kg/cm2の加圧下にスプレーリンス
した後、流[1001文/秒の清浄水で20秒間水洗。 ◇評価方法:被洗浄部品の残存フラックスを四塩化炭素
にて抽出後、紫外分光光度計により測定した残存フラッ
クス量より洗浄性を評価。 結果を下表−4に示す。 表−4 参考:フロン113による浸漬積料洗浄率は33%。
につき説明するが1例示は当然説明用のものであって1
発明思想の限定を意図したものではない。 実施例1〜3及び対照例1〜4 (イ)下表−1の配合に従って、テスト用の洗剤組成物
(原液)を製造した。 表−1(洗浄剤原液の配合) 本モノテルペン系炭化水素 富農NSf: ポリオキシアルキレンノニルフェニルエ
ーテル NS2 :ポリオキシエチレンアルキルエーテルNS3
+ポリオキシエチレン嘩ポリオキシプロピレン・ブロ
ックポリマー NS4 :ポリオキシアルキレンノニルフェニルエーテ
ル NS5:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(o)以
上の洗浄剤組成物を常法により乳化させ、その安定性を
テストした。結果を下表−2に示す、 分散
液 表−2(エマルジョンの乳化安定性) O:乳化安定、Δニ一部分敲、×:分離(ハ)洗浄テス
ト I そのl:鋼板洗浄テスト 以上の各乳化試料を用い、以下記載の通り鋼板洗浄試験
を実施した。結果を下表−3に示す。 ◇洗n1方法:浸漬洗浄法 ◇対象試料:冷間圧延鋼板に鉱油系切削油を5 g/r
n’の割で塗布したもの ◇洗浄条件:30%試料液中に50℃×10分間浸漬◇
リンス法:浸清リンス法 ◇仕上洗浄:非イオン界面活性剤の1%溶液中で40℃
×2分間浸漬 ◇水洗:流量100■旦/秒の流水にて20秒間水洗◇
評価方法: (a)洗浄性:残存油分の重量%で示す。 (b)水洗性:水漏れ%で示す。 (以下余白) 表−3 ◇評価 上記衣−3の事実から、以下の結論が得られる。 ■本発明品を用いた所定洗浄方法では、洗浄性及び水洗
性に優れる。 ■本発明品は、非イオン界面活性剤によるリンスを行な
わなくとも親木表面を得易い傾向がある。 +1 その2:フラックス洗浄テスト◇洗節方法ニス
プレー洗浄法 ◇対象試料:ロジン系フラックスの残存する精密部品 ◇洗浄条件=40℃に加温された2 Kg/crn’の
スプレ液を1分間噴射、試料洗浄剤の濃度は10%。 ◇リンス法ニスプレーリンス法、スプレー洗沙剤に用い
た非イオン界面活性剤の0.5%水溶液を30℃×30
秒間、 1.5Kg/cm2の加圧下にスプレーリンス
した後、流[1001文/秒の清浄水で20秒間水洗。 ◇評価方法:被洗浄部品の残存フラックスを四塩化炭素
にて抽出後、紫外分光光度計により測定した残存フラッ
クス量より洗浄性を評価。 結果を下表−4に示す。 表−4 参考:フロン113による浸漬積料洗浄率は33%。
以上説明した通り、本発明洗浄方法によれば。
■ 従来のハロゲン化炭化水素による洗浄方法に比べて
、人体及び環境に対し安全であり、■■ 従来のアルカ
リ洗浄剤による洗浄方法に比べても安全で、かつ残存洗
剤成分によるトラブルの懸念が無く。 ■ 更に従来の界面活性剤による洗浄方法に比べて洗?
71効果の優れた、 実用に即した洗浄作業が可能となるので、関連産業界に
対する寄与が為される。 特許出願人 第一工業製薬株式会社
、人体及び環境に対し安全であり、■■ 従来のアルカ
リ洗浄剤による洗浄方法に比べても安全で、かつ残存洗
剤成分によるトラブルの懸念が無く。 ■ 更に従来の界面活性剤による洗浄方法に比べて洗?
71効果の優れた、 実用に即した洗浄作業が可能となるので、関連産業界に
対する寄与が為される。 特許出願人 第一工業製薬株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液状モノテルペン系炭化水素と、洗浄剤中5〜80
重量%であり、かつそのHLBが8〜12である非イオ
ン界面活性剤とを必須成分とする硬質表面用洗浄剤。 2 請求項1の洗浄剤で洗浄し、その後に非イオン界面
活性剤単独にて仕上洗浄することを特徴とする硬質表面
の洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63101860A JPH0774356B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 精密部品の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63101860A JPH0774356B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 精密部品の洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01272700A true JPH01272700A (ja) | 1989-10-31 |
JPH0774356B2 JPH0774356B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14311764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63101860A Expired - Lifetime JPH0774356B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 精密部品の洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774356B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH036300A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-11 | Shokichiro Urayama | 油溶性洗浄剤 |
JPH05306481A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Kao Corp | 精密部品又は治工具類用洗浄剤組成物 |
EP0619365A1 (de) * | 1993-04-07 | 1994-10-12 | Sporrer, Erich | Reinigungsmittel und Herstellungsverfahren |
JPH06306394A (ja) * | 1993-02-24 | 1994-11-01 | Zenken:Kk | 洗浄用溶剤及びその製造方法と洗浄装置 |
JPH073296A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-06 | Nikka Chem Co Ltd | 缶体洗浄剤組成物 |
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1988
- 1988-04-25 JP JP63101860A patent/JPH0774356B2/ja not_active Expired - Lifetime
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