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JPH01271476A - 湿気硬化性シーラント - Google Patents

湿気硬化性シーラント

Info

Publication number
JPH01271476A
JPH01271476A JP9925788A JP9925788A JPH01271476A JP H01271476 A JPH01271476 A JP H01271476A JP 9925788 A JP9925788 A JP 9925788A JP 9925788 A JP9925788 A JP 9925788A JP H01271476 A JPH01271476 A JP H01271476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
parts
sealant
group
aliphatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9925788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotada Tanaka
田仲 弘忠
Tsutomu Murata
勉 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP9925788A priority Critical patent/JPH01271476A/ja
Publication of JPH01271476A publication Critical patent/JPH01271476A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一液型湿気硬化性建築用シーラントに関するも
のである。
[従来の技術] 従来、−液型湿気硬化性建築用シーラントとしてポリオ
キシアルキレンポリオールと4,4ξジフエニルメタン
ジイソシアネートとからの末端イソシアネート基含有重
合体、充填剤及び硬化触媒からなるものがある。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、ポリオキシアルキレンポリオールと4,
4ζジフエニルメタンジイソシアネートとからの末端イ
ソシアネート基含有重合体の粘度が非常に高いため、建
築シーラントの最低要件の一つである押出し性が不十分
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは押出し性の優れたー液型湿気硬化性建築用
シーラントを得ることを目的に鋭意検討した結果本発明
に到達した。
即ち本発明は、ポリオール(a)と、芳香族ポリイソシ
アネート(b)と、脂肪族系ポリイソシアネート(c)
との反応物(A)、硬化触媒(B)、及び充填剤(C)
からなり、実質的に可塑剤を含有しないことを特徴とす
る一液型湿気硬化性建築用シーラントである。
ポリオール(a)としては、ポリオキシアルキレンポリ
オール、ポリエステルポリオール、ポリシロキサンポリ
オール、ポリブタジェンポリオール、水添ポリブタジェ
ンポリオール及び重合体ポリオールなどがあげられる。
ポリオキシアルキレンポリオールとしては、低分子ポリ
オール類たとえば低分子グリコール(エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオールな
ど)、低分子トリオール (グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオールなと)、四官能以上の
低分子ポリオール(ソルビトール、シュークローズなど
)、アミン類(アルカノールアミン、脂肪族ポリアミン
など)、フェノール類(ハイドロキノン、ビスフェノー
ル−八など)、リン酸などの活性水素化合物に、アルキ
レンオキシド(炭素数2〜4のアルキレンオキシド例え
ばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオ
キシドこれらの併用)を付加(併用の場合、ブロック、
ランダム付加)したもの、又はアルキレンオキシドの開
環重合物があげられる。アルキレンオキシドの付加反応
、開環重合は通常の方法で行うことができ、無触媒又は
触媒(アルカリ触媒、アミン触媒、酸性触媒)の存在下
に常圧又は加圧下に1段階又は多段階にて行われる。具
体的な化合物としては、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
などがあげられる。
ポリエステルポリオールとしては、ポリカルボン酸(コ
ハク酸、アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、ダイマ
ー酸などの脂肪族ポリカルボン酸;フタル酸、テレフタ
ル酸、トリメリット酸などの芳香族ポリカルボン酸など
)類とポリオール類(前記低分子ポリオール類など)と
の縮合反応により製造されるもの、及びラクトン類(ε
−カプロラクトンなど)の開環重合などにより製造され
るものなどがあげられる。
ポリシロキサンポリオールとしては、ヒドロキシ変性ポ
リシロキサンなどがあげられる。具体的には下記のもの
などがあげられる。
〔1〕ヒドロキシ変性ポリシロキサン (式中、At、A2は炭素数2〜4のアルキレン基、(
エチレン基、プロピレン基など)、R1,R2は炭素数
1〜4のアルキル基(メチル基、エチル基など)又はフ
ェニル基、k、nは1以上の整数でに+nは1〜450
の整数、mは2〜265の整数である。)で示される化
合物、 一般式 (式中、A1は炭素数2〜4のアルキレン基、(エチレ
ン基、プロピレン基など)、R1、R2R3は炭素数1
〜4のアルキル基(メチル基、エチル基など)又はフェ
ニル基、nは1〜450の整数、mは2〜265の整数
である。)で示される化合物、 一般式 (式中、Am、A2は炭素数2〜8のアルキレン基、(
エチレン基、プロピレン基など)、R1−R6は炭素数
1〜4のアルキル基(メチル基、エチル基など)又はフ
ェニル基、nは1〜265の整数である。)で示される
化合物、 (式中、A1は炭素数2〜4のアルキレン基、(エチレ
ン基、プロピレン基など)、R1−R7は炭素数1〜4
のアルキル基(メチル基、エチル基など)又はフェニル
基、m、nは1〜265の整数、qは1〜5である。)
で示される化合物があげられる。
ポリブタジェンポリオールとしては、水酸基末端ポリブ
タジェンオリゴマー(ポリブタジェンの水酸基末端液状
ポリマー)があげられる。ポリブタジェンポリオールは
具体的には米国のARCO社のPo1y−Bd及び日本
曹達■のNl5SO−PBGシリーズがあげられる。P
o1y−Bdにはブタジェンホモポリマータイプ及びコ
ポリマータイプ(スチレンブタジェンコポリマー、アク
リロニトリルブタジェンコポリマーなど)が含まれる。
その化学構造は次の通りである。
ホモポリマータイプ C)(−C)12)。、6コ。OH n : 55(R−45Mの場合) 50(R−45)ITの場合) コポリマータイプ X : Cjllす(C5−15) a=0.75. b=0.25. n=54X : C
N(CN−15) a=0.85. b=0.15. n=78〜87分子
量は通常500〜5,000、好ましくは1,000〜
5.000である。
官能基数は通常2〜3である。
また、Nl5SO−PBGシリーズの化学構造は次の通
りである。
具体的には、G−1000,G−2000、G−300
0がある。
その分子量は通常500〜5,000、好ましくは1,
000〜5,000である。
ポリブタジェンポリオールは特開昭55−98220号
、日本ゴム協会誌45号(1972)の449〜450
頁、シーランツ(ダムシス著、レインホールド社、19
67年発行)にも記載されている。また特開昭56−8
4715号公報に記載のものも使用できる。
水添ポリブタジェンポリオールとしては、前記R−45
)ITを水添化したものがあげられる。
重合体ポリオールとしては、ポリオールとエチレン性不
飽和単量体を通常の重合体ポリオール製造方法で作られ
るものがあげられる。
ポリオールとしては、前記ポリオールがあげられる。
エチレン性不飽和単量体としては、α−オレフィン(ヘ
キセン、オクテン、デセン、ドデセン、テトラデセン、
ヘキサデセン、オクタデセン、アイコセン、ヘキサデセ
ン、トコセン、トリコセン、テトラデシル、ベンタコセ
ン及びヘキサデシルなど)、芳香族炭化水素単量体類(
スチレン、α−メチルスチレンなど)、不飽和ニトリル
類((メタ)アクリロニトリルなど)、(メタ)アクリ
ル酸エステル類[(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(アルキル基の炭素数が1〜30)(メチル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ノニル(メ
タ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ウン
デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリ
レート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシ
ル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリ
レート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、オクタデ
シル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリ
レート、トコシル(メタ)アクリレートなど)、(メタ
)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル(ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレートなど)]、エチレン性不飽
和カルボン酸およびその誘導体((メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリルアミドなと)、脂肪族炭化水素単量体
くエチレン、プロピレンなと)、フッ素含有ビニル単量
体(パーフルオロオクチルエチルメタクリレート、パー
フルオロオクチルエチルアクリレートなど)、窒素含有
ビニル単量体(ジアミノエチルメタクリレート、モルホ
リノエチルメタクリレートなど)及び末端ビニル変性シ
リコンなどがあげられる。
製造法は、例えばポリプロピレングリコール(i)中で
エチレン性不飽和単量体(ii)を重合開始剤(ラジカ
ル発生剤など)の存在下に重合させる方法(米国特許第
3383351号明細書、特公昭39−24737号、
特公昭47−47999号、特開昭50−15894号
公報など)や(ii)を予め重合させて得た重合体と(
i)をラジカル発生剤の存在下にグラフト重合させる方
法があげられる。
これらの重合には通常重合開始剤が使用される。
重合開始剤としては遊離基を生成して重合を開始させる
タイプのもの、例えば2.γ−アゾビスイソブチロニト
リル(A I BN) 、 2.2’−アゾビス−(2
,4−ジメチルバレロニトリル)(AVN)などのアゾ
化合物;ジベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、ビス(4−1−ブチルシクロヘキシル)パー
オキシジカーボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイドなどの過酸化物および特願昭5
9−199160号明細書記載の上記以外の過酸化物、
あるいは過硫酸塩、過ホウ酸塩。
過コハク酸等が使用できる。これらのうち好ましくはA
IBNおよびビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パ
ーオキシジカーボネートである。
重合開始剤の使用量はエチレン性不飽和単量体の重量に
基づいて通常0.1〜15%、好ましくは0.2〜10
%である。
上記重合反応は無溶媒でも行うことができるが、有機溶
媒の存在下に行うこともできる(とくに重合体濃度が高
い場合)。有機溶媒としてはたとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ヘキサン
、ヘプタン、ジオキサン、 N、N−ジメチルホルムア
ミド、 N、N−ジメチルアセトアミド、イソプロピル
アルコール、n−ブタノールなどが挙げられる。
また必要により連鎖移動剤たとえばアルキルメルカプタ
ン類(ドデシルメルカプタン、メルカプトエタノールな
ど)、アルコール類(イソプロピルアルコール、メタノ
ール、2−ブタノール、アリルアルコールなど)、ハロ
ゲン化炭化水素(四塩化炭素。
四臭化炭素、クロロホルムなど)、特開昭55−318
80号公報記載のエノールエーテル類などの存在下に重
合を行うことができる。
重合はバッチ式でも連続式でも行うことができる。重合
反応は重合開始剤の分解温度以上、通常60〜180℃
好ましくは90〜160℃、特に好ましくは100〜1
50℃で行うことができ、大気圧下または加圧下さらに
は減圧下においても行うことができる。
エチレン性不飽和単量体の含量は、通常0.1〜50%
で、好ましくは、0.2〜30%である。
ポリオール(a)のうち、好ましいものはポリオキシア
ルキレンポリオール、重合体ポリオール、ポリシロキサ
ンポリオール及びポリブタジェンポリオールであり、特
に好ましいものはポリオキシアルキレンポリオール、重
合体ポリオール及びポリブタジェンポリオールである。
(a)の当量(活性水素含有基1個当りの分子量)は通
常100〜15,000好ましくは200〜10,00
0、特に好ましくは1,000〜s、oooである。1
00未溝で可撓性が不足する。15,000を越えると
樹脂強度が不足する。
芳香族ポリイソシアネート(b)としては、従来ポリウ
レタンの製造に使用されているものが使用できる。この
ようなポリイソシアネートとしては、炭素数(NCO基
中の炭素を除く)6〜20の芳香族ポリイソシアネート
[例えば2,4及び/又は2.6− )リレンジイソシ
アネート(TDI)、粗製TDI、4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(MDI)、フェニレンジイ
ソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、粗製MD
I[粗製ジアミノフェニルメタン(ホルムアルデヒドと
芳香族アミン(アニリン)又はその混合物との縮合物生
成物ニジアミノフェニルメタンと少ff1(例えば5〜
20重量%)の3官能以上のポリアミンとの混合物)の
ホスゲン化物:ポリフリルポリイソシアネート(PAP
I)コなど]:及びこれらのイソシアネートの変性物(
ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウ
レア基、ビューレット基、ウレトジオン基、ウレトンイ
ミン基、イソシアヌレート基、オキサゾリドン基含有変
性物など)などがあげられる。これらのうち好ましいも
のは、TDI及びMDIである。
脂肪族系ポリイソシアネート(C)としては、脂肪族、
脂環式及び芳香脂環族ポリイソシアネートがあげられる
。具体的には、炭素数2〜18の脂肪族ポリイソシアネ
ート[例えば、ヘキサメチレンイソシアネート(HDI
)、リジンジイソシアネートコ、炭素数4〜15の脂環
式ポリイソシアネート[例えばイソホロンイソシアネー
ト(IPDI)、4.4’−ジシクロヘキシルメタンイ
ソシアネート(水添MD■)コ1、炭素数8〜15の芳
香脂肪族ポリイソシアネート[例えばキシリレンジイソ
シアネ−1−(XDI)]などがあげられる。これらの
うち好ましいものは、HDI、IPDI、水添MDI及
びXDIである。
(a)、(b)及び(c)を反応させるにさいしくb)
+(C)と(a)の当量比は通常1.1〜4.0、好ま
しくは1.2〜3.0である。当量比が1.1未満のと
きは硬化物の表面タックが悪くなる。4.0を越えると
硬化物の弾性が不足する。
(b)と(c)のモル比は、通常5:95〜95:5、
となり作業性が悪くなる。
上記反応はイソシアネート基に対して不活性な溶媒の存
在下又は不存在下に行うことが出来る。
この溶媒としてはエステル系溶媒(酢酸エチル、酢酸ブ
チルなと)、エーテル系溶媒(ジオキサン、テトラヒド
ロフランなど)、ケトン系溶媒(シクロヘキサノン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)、芳
香族炭化水素系溶媒(トルエン、キシレンなど)及びこ
れらの二種以上の混合溶媒があげられる。
反応方法としては(a)と(b)と(c)とを−括して
反応容器に仕込み反応させる方法、(a)と(b)と(
C)とを分割して多段反応をさせる方法などがあげられ
る。
反応温度は通常30〜150℃、好ましくは50〜13
0℃である。
(A)は数平均分子量が通常1.000〜200,00
0、NCO含量が通常0.1〜5重量%、窒素(ポリイ
ソシアネートに含まれる窒素)含量が通常0.1〜4.
5重量%である。好ましくは、窒素含量が0.3〜3.
0重量%、特に好ましくは0.4〜2.0重量%である
硬化触媒(B)としては、従来ウレタンシーラントに使
用されている金属系及びアミン系触媒が使用できる。金
属系触媒としては、ジブチルチンジラウレート(DTD
)、アルキルチタン酸塩、有機珪素チタン酸塩、スタナ
スオフI・エート、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、オ
クチル酸ビスマス、ジブチル錫ジオルソフェニルフエノ
キサイト、錫オキサイドとエステル化合物(ジオクチル
フタレートなど)の反応生成物などがあげられる。これ
らのうち好ましいのは、錫及びビスマス系触媒である。
アミン系触媒としては、モノアミン類[トリエチルアミ
ンなど]、ジアミン類[N、N、Nゝ、N′−テトラメ
チルエチレンジアミンなど]、トリアミン類[N、N、
N’、N”、N”−ペンタメチルジエチレントリアミン
など]、環状アミン類[トリエチレンジアミンなどコな
どがあげられる。硬化触媒は、金属系及びアミン系単独
又は金属系及びアミン系を併用して使用しても良い。
充填剤(C)としては、顔料、溶剤、増量剤、老化防止
剤、チクソトロピー化剤、チクソトロピー化助剤などが
あげられる。
顔料としては、例えば無機顔料(カーボンブラック、酸
化チタン、ベンガラなど)、有機顔料(フタロシアニン
系、キノリン系など)などがあげられる。
溶剤としては、トルエン、メチルエチルケトンなどがあ
げられる。
増量剤としては、フィラー類(重質炭酸カルシウム、沈
降性炭酸カルシウム、カーボンブラック、タルク、雲母
など)、樹脂類(塩化ビニール、ポリエチレンなど)な
どがあげられる。
老化防止剤としては、ヒンダードアミン系[4−ベンゾ
イルオキシ−2,2,6,6−チトラメチルピペリジン
(三共製すノールLS−744)など]、ヒンダードフ
ェノール系[オクタデシル−3−(3,5−ジーt−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)フ゛ロビオネート(日
本チバガイギー製イルガノックス1076)などコ、ベ
ンゾフェノン系(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノンなど)、ベンゾトリアゾール系[2−(5−メ
チル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾールな
ど]などがあげられる。
チクソトロピー化剤としては、超微粉末シリカ、硬化ヒ
マシ油などがあげられる。
チクソトロピー化助剤としては、DMSO(ジメチルス
ルホキシド)、ポリエチレンプロピレンボリオールなど
があげられる。
(B)の使用量は、重量基準で、(A)  100部に
対して通常0.00001〜5部、好ましくは0.00
01〜3部である。
(C)の使用量は、重量基準で、(A)  100部に
対して通常0.1〜1,000部、好ましくは0.5〜
500部である。
シーラントのNCO含有量は通常0.1〜1.0重量%
で、好ましくは、0.2〜0.8重量%である。
建築用シーラントは、個人住宅、集合住宅及びビルディ
ングなどの各種目地にコーキングし、止水を目的に使用
される。
その性能は、J IS A−5758に規定されている
通り各種項目あるが、近年、性能の内、特に作業性に関
する項目(たとえば押出し性)及び汚染性の良好なシー
ラントの開発が望まれている。
本発明のシーラントは建築用シーラントとして、PCカ
ーテンウオールのPC〜Cフサュ間目地、RCの打継目
地、RCの誘発目地、躯体コンクリート〜サツシュ間目
地、ALC板、スレート板等の内外装各種目地、石張り
、タイル張り等の目地及び各種建築金物のシールなどに
適用可能である。
適用方法としては、通常の方法例えば(A)、(B)及
び(C)を混練りしカートリッジに充填後、カートリッ
ジガンなどを使用してコーキングする方法及び混練り物
をヘラ、コーティング、スプレーなどで塗布する方法な
どがあげられる。
本発明のシーラントは通常、温度−50°C〜+150
℃かつ湿度 1〜100%に於て硬化し満足される物性
のシーラントが得られる。
[実施例] 以下実施例により本発明を更に説明するが本発明はこれ
に限定されるものではない。 以下、部は重量部を示す
。なお実施例中での略記号は下記。
の意味を示す。
1、ポリオール(a) CP−5000:グリセリンのポリオキシプロピレンエ
ーテル、MW=5000 PP−3000:ポリプロピレングリコールMW=30
00 PS−3000:末端アルコールポリジメチルシロキサ
ンジオール、MW=3000PB−2400:ポリブタ
ジェンポリオールMW= 2000 実施例1〜3 窒素置換された反応缶に表−1の(a)、(b)、及び
(c)を仕込み、反応温度130℃で16時間反応し、
化合物(a)を得た。
その化合物500部、DTDo、2部、乾燥された炭酸
カルシウム250部、酸化チタン40部、超微粉末シリ
カ25部、チクソ化助剤にュボール80−4000:三
洋化成工業製)10部、トルエン80部及びイルガノッ
クス1076 3部をプラネタリ−ミキサーに仕込み、
60℃で1時間混練りして、本発明のシーラントを得た
そのシーラントを用い下記の染性試験法、H型試験及び
押出し性試験にて評価した。その結果を表−1に示す。
(汚染性試験法) 実施例及び比較例のシーラントをモルタル板の上に、1
0mmの厚さにコーティングし20℃、65%RHの条
件で養生する。
7日間養生後アクリル弾性塗料を300μの厚みに吹き
付ける。
吹き付は後2日間養生し、70℃、80%RHの恒温恒
湿器に10日間放置する。
その後屋外曝露を7日間行い汚染性を見た。
く判定基準〉 O:汚染なし Δニ一部汚染がみられる X:著しく汚染 (H型試験法) J IS A−5758に準I処した。
(押出し性試験) JISA−5758に準拠した。
比較例1 窒素置換された反応缶にGP−5000250部、PP
−3000300部及びMDI85部仕込み、反応温度
100℃で7時間反応した。
その化合物350部、DTDo、2部、乾燥された炭酸
カルシウム250部、酸化チタン40部、超微粉末シリ
カ25部、チクソ化助剤にュボール80−4000:三
洋化成工業製) 10部、ジオクチルフタレート150
部、トルエン80部及びイルガノックス10763部を
プラネタリ−ミキサーに仕込み、60℃で1時間混練り
して、比較例1のシーラントを得た。
比較例2 窒素置換された反応缶にCP−5000250部、PP
−3000300部及びMDI85部仕込み、反脆温度
100℃で7時間反応した。
その化合物500部、DTDo、2部、乾燥された以酸
カルシウム250部、酸化チタン40部、超微粉末シリ
カ25部、チクソ化助剤にュボール80−4000:三
洋化成工業製)10部、トルエン80部及びイルガノッ
クス1076 3部をプラネタリ−ミキサーに仕込み、
60℃で1時間混練りして、比較例2のシーラントを得
た。
その比較例1〜2のシーラントを実施例と同様に染性試
験法、H型試験及び押し出し性試験にて評価した。その
結果を表−2に示す。表−2の通り非汚染型建築用シー
ラントの最低要件である汚染性と押出し性(作業性)の
両者を満たせない。
[発明の効果] 本発明の湿気硬化性シーラントは■充分押出し性が確保
可能な低粘度の末端イソシアネート基含有ウレタンプレ
ポリマー[反応物(A)]を使用するため、押出し性(
作業性)が優れたものである。■汚染性。■建築用シー
ラントとして必要な、柔らかさ、耐水性、耐熱性、耐候
性などが優れている。
したがって、低粘度の末端イソシアネート基含有ウレタ
ンプレポリマー[反応物(A)]を使用するため押出し
性だけでなく、建築用シーラントに要求される仕上げ工
程の゛ヘラ切れ″、°“糸曳″、“波打ち”などの問題
及び建築分野で使用される部材(モルタル、ALC1樹
脂鋼板など)、シー  −ランド施工後吹き付けられる
外壁塗料などを汚染し“目地の浮き上がり”、“色目不
良”などの問題を起さない。
上記効果を奏することから本発明の湿気硬化性シーラン
トは、建築用に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオール(a)と、芳香族ポリイソシアネート(
    b)と、脂肪族系ポリイソシアネート(c)との反応物
    (A)、硬化触媒(B)、及び充填剤(C)からなり、
    実質的に可塑剤を含有しないことを特徴とする一液型湿
    気硬化性建築用シーラント。 2、(c)が脂肪族及び/又は脂環式ポリイソシアネー
    トである請求項1記載のシーラント。 3、(b)と(c)のモル比が10:90〜60:40
    である請求項1又は2記載のシーラント。 4、(a)がポリオキシアルキレンポリオール、重合体
    ポリオール及びポリブタジエンポリオールからなる群よ
    り選ばれるポリオールである請求項1、2又は3記載の
    シーラント。 5、(b)がトルエンジイソシアネート及び/又は4,
    4’−ジフェニルメタリジイシシアネートである請求項
    1、2、3又は4記載のシーラント。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121020A (ja) * 2007-12-19 2008-05-29 Sika Technology Ag 防汚性に優れた外壁部材用シ−リング材組成物
JP2011256246A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The ワーキングジョイント用1成分形室温硬化型シーリング材およびその施工方法

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JPS59215310A (ja) * 1983-05-23 1984-12-05 Sanyo Chem Ind Ltd 湿気硬化型ウレタン組成物の製造法

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