JPH01266948A - 薄板の連続鋳造方法及び該方法に使用するタンディッシュ - Google Patents
薄板の連続鋳造方法及び該方法に使用するタンディッシュInfo
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- JPH01266948A JPH01266948A JP9642488A JP9642488A JPH01266948A JP H01266948 A JPH01266948 A JP H01266948A JP 9642488 A JP9642488 A JP 9642488A JP 9642488 A JP9642488 A JP 9642488A JP H01266948 A JPH01266948 A JP H01266948A
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- Japan
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- molten metal
- tundish
- cooling roll
- roll
- continuously
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0611—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires
- B22D11/0614—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires the casting wheel being immersed in a molten metal bath, and drawing out upwardly the casting strip
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/064—Accessories therefor for supplying molten metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋳造モールドの作用を成す回転する水冷され
た冷却ロール(以下単に「ロール」という)の円周面に
沿って金属溶湯を凝固させつつ引き上げ、一定幅の薄板
(以下「薄スラブ」という)を連続的に製造する方法及
びその方法に使用するタンディツシュに関するものであ
る。
た冷却ロール(以下単に「ロール」という)の円周面に
沿って金属溶湯を凝固させつつ引き上げ、一定幅の薄板
(以下「薄スラブ」という)を連続的に製造する方法及
びその方法に使用するタンディツシュに関するものであ
る。
(従来の技術及びその課題)
厚さ数Uの薄スラブを工業規模で生産するための装置と
して、■2個の回転するロール間や、■循環移動する冷
却ヘルド間に上方より金属溶湯を供給する方式、あるい
は■タンディツシュに貯留された金属溶湯に対してロー
ルの一部が前記溶湯の表面と接触するように配置して1
ノミ片をロールの回転と共に引き上げる方式についての
開発が試められているが、これらはいずれも一定幅の鋳
片を得るための方法に技術的未解決な問題が多く、実操
業に供されるには至っていない。
して、■2個の回転するロール間や、■循環移動する冷
却ヘルド間に上方より金属溶湯を供給する方式、あるい
は■タンディツシュに貯留された金属溶湯に対してロー
ルの一部が前記溶湯の表面と接触するように配置して1
ノミ片をロールの回転と共に引き上げる方式についての
開発が試められているが、これらはいずれも一定幅の鋳
片を得るための方法に技術的未解決な問題が多く、実操
業に供されるには至っていない。
従来の鋳造方法の第1の問題点を第4図に基づいて説明
する。
する。
第4図において、■は回転するロール、2ば前記ロール
1の端部と耐火物製タンディツシュ7内の金属溶湯6と
の接触を防止し、一定幅の薄スラブ3を得るために使用
されるサイドシールであり、このサイドシール2は例え
ばロール1の軸に沿う方向に移動可能と成されている。
1の端部と耐火物製タンディツシュ7内の金属溶湯6と
の接触を防止し、一定幅の薄スラブ3を得るために使用
されるサイドシールであり、このサイドシール2は例え
ばロール1の軸に沿う方向に移動可能と成されている。
ところで、地金差しを防止するためにロール■とサイド
シール2の間隔はおよそ0.5鰭以下の可能な限り接近
した状態で配置する必要がある。そのため、す“イドシ
ール2のロール1に近い部分はロール1による冷却の影
響が顕著であり、サイドシール2に固着した凝固シェル
4が操業の経過とともに成長する。その結果、多くの場
合、引き上げられる薄スラブ3は先細りとなって−やが
て切断し、従来法では一定幅の薄スラブを安定して製造
することができないという問題点がある。なお、第4図
中5はロール]内を冷却する冷却水の通路を示す。
シール2の間隔はおよそ0.5鰭以下の可能な限り接近
した状態で配置する必要がある。そのため、す“イドシ
ール2のロール1に近い部分はロール1による冷却の影
響が顕著であり、サイドシール2に固着した凝固シェル
4が操業の経過とともに成長する。その結果、多くの場
合、引き上げられる薄スラブ3は先細りとなって−やが
て切断し、従来法では一定幅の薄スラブを安定して製造
することができないという問題点がある。なお、第4図
中5はロール]内を冷却する冷却水の通路を示す。
上記した問題をサイドシールとロールの間隙に不活性ガ
スを供給することによって解決せんとする装置が特開昭
58−184044号公報に開示されているが、本装置
では不゛活性ガスの昇温方法、ガス流量の制御方法、金
属溶湯からの脱ガス方法などに問題が残されており実用
化には至っていない。
スを供給することによって解決せんとする装置が特開昭
58−184044号公報に開示されているが、本装置
では不゛活性ガスの昇温方法、ガス流量の制御方法、金
属溶湯からの脱ガス方法などに問題が残されており実用
化には至っていない。
次に従来の鋳造方法の第二の問題点について説明する。
金属溶湯に浸漬する1コールの深さはロールの回転速度
とともに鋳造する薄スラブの板厚に密接に関係している
。ロールの回転速度の制御は比較的容易であるが、金属
溶湯の湯面のレベルを高精度に制御することは離しい。
とともに鋳造する薄スラブの板厚に密接に関係している
。ロールの回転速度の制御は比較的容易であるが、金属
溶湯の湯面のレベルを高精度に制御することは離しい。
従来光学方式、放射線方式などにより注入ノズルの開度
を制御する手段がとられているが、金属溶湯の湯面のし
・\ルを高精度(±l cm以下)に制御することがで
きず、板厚の変動幅は最大20%にもなっている。
を制御する手段がとられているが、金属溶湯の湯面のし
・\ルを高精度(±l cm以下)に制御することがで
きず、板厚の変動幅は最大20%にもなっている。
本発明は上記した如く、従来方法において問題とされて
いる薄スラブ幅の不均一性と板厚の不均一性を解決でき
る薄板の連続鋳造方法及びその方法に使用するタンディ
ツシュを提供せんとするものである。
いる薄スラブ幅の不均一性と板厚の不均一性を解決でき
る薄板の連続鋳造方法及びその方法に使用するタンディ
ツシュを提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明は、回転する冷却ロー
ルの円周面に沿って金属溶湯を凝固さ一已て凝固シェル
を連続的に引上げて薄板を製造する方法において、前記
金属溶湯を収容するタンディツシュの、前記冷却ロール
の軸を挟む4目対する位置に、金属溶湯の注入部と流出
部を夫々配設し、前記注入部から金属溶湯を連続的に供
給し、流出部から金属?岩場を流出してタンディツシュ
内の金属溶湯の湯面レベルを常に一定に保持しつつ鋳造
するものであり、また上記した方法で連続鋳造する際に
タンディツシュより流出した金属溶湯を加熱した後再度
クンデイツシュに注入するものである。また本発明は、
これら方法に使用するタンディツシュを冷却ロールが浸
漬する部分は冷りロロールより若干広幅で深く、他の部
分は狭幅で浅い構造としたものである。
ルの円周面に沿って金属溶湯を凝固さ一已て凝固シェル
を連続的に引上げて薄板を製造する方法において、前記
金属溶湯を収容するタンディツシュの、前記冷却ロール
の軸を挟む4目対する位置に、金属溶湯の注入部と流出
部を夫々配設し、前記注入部から金属溶湯を連続的に供
給し、流出部から金属?岩場を流出してタンディツシュ
内の金属溶湯の湯面レベルを常に一定に保持しつつ鋳造
するものであり、また上記した方法で連続鋳造する際に
タンディツシュより流出した金属溶湯を加熱した後再度
クンデイツシュに注入するものである。また本発明は、
これら方法に使用するタンディツシュを冷却ロールが浸
漬する部分は冷りロロールより若干広幅で深く、他の部
分は狭幅で浅い構造としたものである。
すなわち、回転するロールの両端に所定幅の鋳片を得る
ために設けられた非回転のサイドシールを存する構造の
薄スラブの製造装置において、」−記した従来の問題を
解決するだめの要点は、■サイドシールと金属溶湯およ
びロールが接触するいわゆる三重点を加熱すること、お
よび■湯面レベルを高精度で一定に保持することである
。
ために設けられた非回転のサイドシールを存する構造の
薄スラブの製造装置において、」−記した従来の問題を
解決するだめの要点は、■サイドシールと金属溶湯およ
びロールが接触するいわゆる三重点を加熱すること、お
よび■湯面レベルを高精度で一定に保持することである
。
まず三重点を加熱するための具体的手段について説明す
る。三重点を力■熱するための熱源としては種々考えら
れるが、最も手近なものは加熱された金属溶湯である。
る。三重点を力■熱するための熱源としては種々考えら
れるが、最も手近なものは加熱された金属溶湯である。
すなわち、鋳造中絶えず金属溶湯が三重点に接して流通
する構造にすれば、ザイ[シールを金属溶湯の凝固温度
以上に保持することができるのでナイドシールに固着し
た凝固シェルの生長を抑制することができる。その結果
、一定幅の薄スラブを安定して引き」二げることかでき
るのである。
する構造にすれば、ザイ[シールを金属溶湯の凝固温度
以上に保持することができるのでナイドシールに固着し
た凝固シェルの生長を抑制することができる。その結果
、一定幅の薄スラブを安定して引き」二げることかでき
るのである。
しかして、この内容を実現するためにはロールの軸を挟
む相対する位置に金属溶湯の注入部と流出部を併せ持つ
タンディツシュを必要とする。加熱された金属溶湯はタ
ンディツシュの注入部より供給されるが、その9割以上
は凝固して該スラブとならずにそのまま流出部より糸外
に出るので金属?8湯を再循環するための取鍋などを必
要とする。
む相対する位置に金属溶湯の注入部と流出部を併せ持つ
タンディツシュを必要とする。加熱された金属溶湯はタ
ンディツシュの注入部より供給されるが、その9割以上
は凝固して該スラブとならずにそのまま流出部より糸外
に出るので金属?8湯を再循環するための取鍋などを必
要とする。
しかし、再循環とともに金属溶湯の温度は次第に低下す
るため、再循環の過程、例えば取鍋などにおいて金属溶
湯を再加熱し、タンディツシュに給湯する金属溶湯の温
度を一定に保持する必要がある。
るため、再循環の過程、例えば取鍋などにおいて金属溶
湯を再加熱し、タンディツシュに給湯する金属溶湯の温
度を一定に保持する必要がある。
次に湯面レベルを一定に保持する具体的方法について説
明する。湯面レベルを一定に保持するための一方法は基
本的には金属溶湯の注入部分と流出部分を併せ持つタン
ディソシ1に、金属溶湯の?1人とオーバーフローによ
る流出を同時に行゛いつつ鋳造することにより実現され
る。そのための装置の構成要素は基本的には第一の問題
を解決するための手段に類似している。若干の相違は金
属溶湯の湯面レベルの高さを調節するだめのスライドノ
ズルを設置している点にある。そのため、特にタンティ
ッシュを昇降せずに板厚が変えられる。
明する。湯面レベルを一定に保持するための一方法は基
本的には金属溶湯の注入部分と流出部分を併せ持つタン
ディソシ1に、金属溶湯の?1人とオーバーフローによ
る流出を同時に行゛いつつ鋳造することにより実現され
る。そのための装置の構成要素は基本的には第一の問題
を解決するための手段に類似している。若干の相違は金
属溶湯の湯面レベルの高さを調節するだめのスライドノ
ズルを設置している点にある。そのため、特にタンティ
ッシュを昇降せずに板厚が変えられる。
また、操業が完了した時点で金属溶湯をクンデイツシュ
から系外に排出する必要が生ずるが、本方式の場合は比
較的多量の金属溶湯がタンディツシュの内部に貯留する
ことは望ましくない。そのため、ロールが金属溶湯に浸
漬するタンディツシュの部分はロールより若干広幅かつ
深く、他の部分は狭幅かつ浅い構造と成すことが一層望
ましい。
から系外に排出する必要が生ずるが、本方式の場合は比
較的多量の金属溶湯がタンディツシュの内部に貯留する
ことは望ましくない。そのため、ロールが金属溶湯に浸
漬するタンディツシュの部分はロールより若干広幅かつ
深く、他の部分は狭幅かつ浅い構造と成すことが一層望
ましい。
(実 施 例)
以下本発明を第1図〜第3図に示す実施例に基づいて説
明する。なお第1図〜第3図中、第4図と同一番号は同
一部分あるいは相当部分を示し、詳細な説明を省略する
。
明する。なお第1図〜第3図中、第4図と同一番号は同
一部分あるいは相当部分を示し、詳細な説明を省略する
。
その1)
第1の実施例の概略を第1図に示す。
タンディツシュ7の大きさは幅300 m瓢、長さ15
00m+a、深さ80龍であり、その中に金属溶湯6と
して1540°Cの低炭素アルミキルト鋼の溶鋼を1.
00kg / m inの流速でタンディツシュ7の注
入部8より注入した。ロール−の直径は600 mm、
幅は2501であり、薄スラブ3の幅を一定にするため
の耐火物製のザイドシール2の間隔は200 mmであ
った。
00m+a、深さ80龍であり、その中に金属溶湯6と
して1540°Cの低炭素アルミキルト鋼の溶鋼を1.
00kg / m inの流速でタンディツシュ7の注
入部8より注入した。ロール−の直径は600 mm、
幅は2501であり、薄スラブ3の幅を一定にするため
の耐火物製のザイドシール2の間隔は200 mmであ
った。
水冷ロール1の金属溶湯6における浸漬深さは30龍で
あり、周速2Qm/minで金属溶湯6の流れと逆行す
る方向に、クンデイツシュ7の流出部9近傍において不
活性ガス12を供給しながらロール−を回転した。
あり、周速2Qm/minで金属溶湯6の流れと逆行す
る方向に、クンデイツシュ7の流出部9近傍において不
活性ガス12を供給しながらロール−を回転した。
その結果、幅200顛、厚さ2龍の板状の薄スラブを連
続的に得ることができた。なお金属溶湯6は2ケの取鍋
11を用いて循環して使用した。その際、注入容器15
の周囲に設りた最大出力200KWの誘動加熱装置を用
いて金属溶湯6の注入容器15における金属溶湯6の温
度を1.540’cと一定の値に保持した。なお第1図
中10は前記注入部8に設Ljられたスライドゲート、
14は金属溶湯6の抜き取りゲートを示す。
続的に得ることができた。なお金属溶湯6は2ケの取鍋
11を用いて循環して使用した。その際、注入容器15
の周囲に設りた最大出力200KWの誘動加熱装置を用
いて金属溶湯6の注入容器15における金属溶湯6の温
度を1.540’cと一定の値に保持した。なお第1図
中10は前記注入部8に設Ljられたスライドゲート、
14は金属溶湯6の抜き取りゲートを示す。
その2)
本発明による第2の実施例の概略を第2図に示す。
この第2の実施例は、タンディツシュ7における金属溶
湯6の流出部9を除いて第一の実施例と同じである。
湯6の流出部9を除いて第一の実施例と同じである。
すなわち、この第2の実施例ではタンディツシュ7にお
げろ金属溶湯6の流出部9に、鉛直方向に±5Q+m移
動可能なスライドノズル13が設置されており、このス
ライドノズル13の設定高さを変えることによりロール
1の回転とともに移動する凝固した薄スラブ3の冷却時
間を変化させることが可能であり、その結果、薄スラブ
3の板厚を変えることができる。
げろ金属溶湯6の流出部9に、鉛直方向に±5Q+m移
動可能なスライドノズル13が設置されており、このス
ライドノズル13の設定高さを変えることによりロール
1の回転とともに移動する凝固した薄スラブ3の冷却時
間を変化させることが可能であり、その結果、薄スラブ
3の板厚を変えることができる。
第1の実施例とほぼ類似の条件で鋳片を製造した。その
際、スライドノズル13を鉛直方向に移動することによ
り、ロール1の金属溶湯6における浸漬深さを10龍〜
9Qmmの範囲で変化させた。その結果、1.5 m1
1から2.7mmの範囲で任意の板厚を得ることができ
ることが判明した。
際、スライドノズル13を鉛直方向に移動することによ
り、ロール1の金属溶湯6における浸漬深さを10龍〜
9Qmmの範囲で変化させた。その結果、1.5 m1
1から2.7mmの範囲で任意の板厚を得ることができ
ることが判明した。
その3)
第3の実施例の概略を第3図に示す。
第1の実施例の場合とほぼ同規模の薄スラブ3の連続鋳
造装置であるが、タンディツシュ7の構造が第1の実施
例の場合と異なる。すなわち、ロール1の近傍のタンデ
ィツシュ7の幅は300 mmであるが、金属溶湯6の
注入部8および流出部9では60mm程に狭くなってい
る。また、ロール1直下におけるタンディツシュ7の深
さは80mmであるが、注入部8および流出部9では4
0mm程度である。
造装置であるが、タンディツシュ7の構造が第1の実施
例の場合と異なる。すなわち、ロール1の近傍のタンデ
ィツシュ7の幅は300 mmであるが、金属溶湯6の
注入部8および流出部9では60mm程に狭くなってい
る。また、ロール1直下におけるタンディツシュ7の深
さは80mmであるが、注入部8および流出部9では4
0mm程度である。
その結果、第1の実施例に比べてタンディツシュ7に貯
留できる金属溶湯6の重量は1/3程であり、引上げ法
により鋳込むことのできない金属溶湯6の量を173程
に低減できることが判明した。
留できる金属溶湯6の重量は1/3程であり、引上げ法
により鋳込むことのできない金属溶湯6の量を173程
に低減できることが判明した。
下記表に従来法と仕較して本発明の効果を示す。
上記表より明らかなように、実施例1)〜3)では15
分以」二の安定した鋳造が可能であった。
分以」二の安定した鋳造が可能であった。
実施例1)では板IVの安定性に優れており、板j7の
変動は±0.05mm以下であった。また、実施例2)
では従来法に比べて板j7の設定範囲が1.5〜2.7
***と広くとることができた。更に、実施例3)で
はタンディツシュ内に残って鋳造できない金属溶湯の量
を従来法の173に減少させることができた。
変動は±0.05mm以下であった。また、実施例2)
では従来法に比べて板j7の設定範囲が1.5〜2.7
***と広くとることができた。更に、実施例3)で
はタンディツシュ内に残って鋳造できない金属溶湯の量
を従来法の173に減少させることができた。
(発明の効果)
以上説明したように本発明は、回転する冷却ロールの円
周面に沿って金属溶湯を凝固させて凝固シェルを連続的
に引」−けて薄板を製造する方法において、前記金属溶
湯を収容するタンディツシュの、前記冷却ロールの軸を
挾む相対する位置に、金属溶湯の注入部と流出部を夫々
配設し、前記注入部から金属溶湯を連続的に供給し、流
出部から金属溶湯を流出してタンディツシュ内の金属溶
湯の湯面レベルを常に一定に保持しつつ鋳造するもので
あり、また上記した方法で連続鋳造する際にタンディツ
シュより流出した金属溶湯を加熱した後再度タンディツ
シュに注入するものである。また本発明は、これら方法
に使用するタンディツシュを冷却ロールが浸漬する部分
は冷却ロールより若干広幅で深く、他の部分は狭幅で浅
い構造としたものである。本発明によれば、製造する薄
スラブの幅と板厚が可及的均一となって、高品質の薄ス
ラブを長時間連続して製造することが可能となる。
周面に沿って金属溶湯を凝固させて凝固シェルを連続的
に引」−けて薄板を製造する方法において、前記金属溶
湯を収容するタンディツシュの、前記冷却ロールの軸を
挾む相対する位置に、金属溶湯の注入部と流出部を夫々
配設し、前記注入部から金属溶湯を連続的に供給し、流
出部から金属溶湯を流出してタンディツシュ内の金属溶
湯の湯面レベルを常に一定に保持しつつ鋳造するもので
あり、また上記した方法で連続鋳造する際にタンディツ
シュより流出した金属溶湯を加熱した後再度タンディツ
シュに注入するものである。また本発明は、これら方法
に使用するタンディツシュを冷却ロールが浸漬する部分
は冷却ロールより若干広幅で深く、他の部分は狭幅で浅
い構造としたものである。本発明によれば、製造する薄
スラブの幅と板厚が可及的均一となって、高品質の薄ス
ラブを長時間連続して製造することが可能となる。
第1図は木説明の第1実施例を断面して示す説明図、第
2図は第2実施例のダンデイツシュの流出部の説明図、
第3図は第3実施例の説明図で、(イ)は正面を断面し
て示す図、(ロ)は平面図、第4図は従来法の説明図で
、(イ)は正面を断面して示す図、(ロ)は断面して示
す側面図である。 1はロール、3ば薄スラブ、6は金属溶湯、7はタンデ
ィツシュ、8は注入部、9は流出部。
2図は第2実施例のダンデイツシュの流出部の説明図、
第3図は第3実施例の説明図で、(イ)は正面を断面し
て示す図、(ロ)は平面図、第4図は従来法の説明図で
、(イ)は正面を断面して示す図、(ロ)は断面して示
す側面図である。 1はロール、3ば薄スラブ、6は金属溶湯、7はタンデ
ィツシュ、8は注入部、9は流出部。
Claims (3)
- (1)回転する冷却ロールの円周面に沿って金属溶湯を
凝固させ凝固シェルを連続的に引上げて薄板を製造する
方法において、前記金属溶湯を収容するタンディッシュ
の、前記冷却ロールの軸を挟む相対する位置に、金属溶
湯の注入部と流出部を夫々配設し、前記注入部から金属
溶湯を連続的に供給し、流出部から金属溶湯を流出して
タンディッシュ内の金属溶湯の湯面レベルを常に一定に
保持しつつ鋳造することを特徴とする薄板の連続鋳造方
法。 - (2)請求項1記載の薄板の連続鋳造方法において、タ
ンディッシュより流出した金属溶湯を加熱した後再度タ
ンディッシュに注入することを特徴とする薄板の連続鋳
造方法。 - (3)請求項1又は請求項2記載の薄板の連続鋳造方法
に使用するタンディッシュを、冷却ロールが浸漬する部
分は冷却ロールより若干広幅で深く、他の部分は狭幅で
浅い構造としたことを特徴とする薄板の連続鋳造方法に
用いるタンディッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9642488A JPH01266948A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 薄板の連続鋳造方法及び該方法に使用するタンディッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9642488A JPH01266948A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 薄板の連続鋳造方法及び該方法に使用するタンディッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01266948A true JPH01266948A (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=14164606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9642488A Pending JPH01266948A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 薄板の連続鋳造方法及び該方法に使用するタンディッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01266948A (ja) |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP9642488A patent/JPH01266948A/ja active Pending
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