JPH01265094A - 新規含燐不飽和化合物 - Google Patents
新規含燐不飽和化合物Info
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- JPH01265094A JPH01265094A JP9230188A JP9230188A JPH01265094A JP H01265094 A JPH01265094 A JP H01265094A JP 9230188 A JP9230188 A JP 9230188A JP 9230188 A JP9230188 A JP 9230188A JP H01265094 A JPH01265094 A JP H01265094A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明の化合物は難燃性、帯電防止性、防汚性、生物忌
避性、抗かび性及び除草性等を有する新規な含燐不飽和
化合物に関するものである。
避性、抗かび性及び除草性等を有する新規な含燐不飽和
化合物に関するものである。
例えば、近年、電気、−電子、自動車部品等の分野で用
いられる合成樹脂には、難燃化を義務づけられた用途が
多く、本発明の化合物はビニル系コノマーとしてそれら
の合成樹脂に対して、極めて良好な難燃性を付与するこ
とができる。
いられる合成樹脂には、難燃化を義務づけられた用途が
多く、本発明の化合物はビニル系コノマーとしてそれら
の合成樹脂に対して、極めて良好な難燃性を付与するこ
とができる。
又本発明の化合物は帯電防止性、生物に対する忌避性、
抗かび性等を必要とする塗料、合成樹脂等の用途に使用
され、更に除草剤等の分野への使用も可能である。
抗かび性等を必要とする塗料、合成樹脂等の用途に使用
され、更に除草剤等の分野への使用も可能である。
従来難燃性や帯電防止性を付与することを目的とする燐
を含有してなるアクリレートモノマー又はメタクリレー
トモノマーはすでに公知であるが、(特開昭59−14
1588号)それらの化合物のほとんどがリン酸基を持
つアシッドホスフェート、アルキル又はアリールホスフ
ェートであり、本発明の化合物の如き塩素原子で置換さ
れたアリール基でエステル化された燐を含むアクリレー
トモノマー又はメタクリレートモノマー、又ハそれらの
オリゴマーは全く開示されてい々い。
を含有してなるアクリレートモノマー又はメタクリレー
トモノマーはすでに公知であるが、(特開昭59−14
1588号)それらの化合物のほとんどがリン酸基を持
つアシッドホスフェート、アルキル又はアリールホスフ
ェートであり、本発明の化合物の如き塩素原子で置換さ
れたアリール基でエステル化された燐を含むアクリレー
トモノマー又はメタクリレートモノマー、又ハそれらの
オリゴマーは全く開示されてい々い。
本発明者等は、上記従来のアシッドホスフェート、アル
キル又はアリールホスフェートモノマーでは不充分であ
った難燃性等の性能を改良する為、塩素原子附換アリー
ル基を有する新規な含燐不飽和化合物の開発を行い、本
発明を完成するに至ったもので、本発明の化合物は、同
時に、帯電防止性、防汚性、生物忌避性、抗かび性等の
性能を、塗料、樹脂等に付与できること、又除草性等の
優れた性質を有することなどが判明した。
キル又はアリールホスフェートモノマーでは不充分であ
った難燃性等の性能を改良する為、塩素原子附換アリー
ル基を有する新規な含燐不飽和化合物の開発を行い、本
発明を完成するに至ったもので、本発明の化合物は、同
時に、帯電防止性、防汚性、生物忌避性、抗かび性等の
性能を、塗料、樹脂等に付与できること、又除草性等の
優れた性質を有することなどが判明した。
即ち、本発明の化合物は、従来の燐を含有してなるアク
リレート系又はメタクリレート系モノマーでは不充分で
あつ念塗料、樹脂等に難燃性、帯電防止性、防汚性、生
物忌避性、抗かび性及び除草性の性能を飛躍的に高める
新規な含燐不飽和化合物を提供することを目的とするも
のである。
リレート系又はメタクリレート系モノマーでは不充分で
あつ念塗料、樹脂等に難燃性、帯電防止性、防汚性、生
物忌避性、抗かび性及び除草性の性能を飛躍的に高める
新規な含燐不飽和化合物を提供することを目的とするも
のである。
本発明は下記−1式
で表わされる新規含燐不飽和化合物を提供するものであ
る。
る。
「ここに式(I)中
R1は水素原子又はメチル基、RHR3は同−又は’A
なる 0C”(n はl、 2,8又は5 ? C1
はどの位置に置換されてもよへ) であシ、又&、R,の何れか1個は水素原子であっても
よいが、同時に水素原子であってはならない。mは0又
はlである。mが0はホスホネート、mがlはホスフェ
ートを与える。Aは直鎖状又は分枝状のC8〜C5゜の
炭化水素残基であシ、その主鎖又は分校がアルコキシ基
、アルコキシカルボニル基、酸アミド基、ヒドロキ7基
、エーテル基、ハロゲン又はC+ ”” Csの低級ア
ルキル置換アリール基、ハロゲン又はCt ”” Cs
の低級アルキル置換アリーレン基又はAは直鎖状又は分
枝状のC8〜CSOのハロゲンで置換されているかもし
くは置換されないアルキレン基である。」上記の一般式
CI)中のAは後記第−表に示す通りであるが、例えば
下記の構造のものを挙げることができる。
なる 0C”(n はl、 2,8又は5 ? C1
はどの位置に置換されてもよへ) であシ、又&、R,の何れか1個は水素原子であっても
よいが、同時に水素原子であってはならない。mは0又
はlである。mが0はホスホネート、mがlはホスフェ
ートを与える。Aは直鎖状又は分枝状のC8〜C5゜の
炭化水素残基であシ、その主鎖又は分校がアルコキシ基
、アルコキシカルボニル基、酸アミド基、ヒドロキ7基
、エーテル基、ハロゲン又はC+ ”” Csの低級ア
ルキル置換アリール基、ハロゲン又はCt ”” Cs
の低級アルキル置換アリーレン基又はAは直鎖状又は分
枝状のC8〜CSOのハロゲンで置換されているかもし
くは置換されないアルキレン基である。」上記の一般式
CI)中のAは後記第−表に示す通りであるが、例えば
下記の構造のものを挙げることができる。
CH2−CH2CH2−CHz CH−90CHs
CHtCHtOCCFbCHzCHsCHsCPb
−CH1CH!0CHz−1 −CHfCH,OCNH−+CH2←NHCC)T2−
。
−CH1CH!0CHz−1 −CHfCH,OCNH−+CH2←NHCC)T2−
。
CHzCHCHzOCCH2CHtCOCHz−1零発
明の化合物は以下に記載する方法t1+、+21又はそ
の他の公知の方法によって収率よく合成することができ
る。
明の化合物は以下に記載する方法t1+、+21又はそ
の他の公知の方法によって収率よく合成することができ
る。
(有機浴媒甲)(第a級アミン〕
R鳳
Cut= O−001!’
ここにR1,Aは前記と同様である〇
第 −衣
il+の場合
1モルのオキシ塩化燐に対して2モルの710ゲン置換
フエノールを反応させると容易に高純fのリン酸ジエス
テルが得られる。
フエノールを反応させると容易に高純fのリン酸ジエス
テルが得られる。
この場合、脱塩酸反応を促進させる目的で、触媒として
塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、
四塩化チタン等を用いる。
塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、
四塩化チタン等を用いる。
特に塩化カリウム、塩化マグネシウムが好ましい。+1
1中(a化合物)としては例えば2−ヒドロキシンエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、8−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレート、8−フェノキシ−2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、8−7二ノキシー2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレー
ト、ポリプロピレングリコニルアクリレート、ポリプロ
ピレングリコールメタクリレート、カプロラクトン変性
2−ヒドロキシエチルアクリレート又はカプロラクトン
変性2−ヒドロキシエチルメタクリレート等がある。
1中(a化合物)としては例えば2−ヒドロキシンエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、8−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレート、8−フェノキシ−2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、8−7二ノキシー2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレー
ト、ポリプロピレングリコニルアクリレート、ポリプロ
ピレングリコールメタクリレート、カプロラクトン変性
2−ヒドロキシエチルアクリレート又はカプロラクトン
変性2−ヒドロキシエチルメタクリレート等がある。
これらの(a化合物)と、上述のリン酸ジエステルは、
脱塩酸剤である第三級アミンの存在下O〜50℃好まし
くは20〜80℃で、反応させることによって本発明の
化合物が高純度で得られる。第三級アミンとしては、ジ
メチルアニリン、トリエチルアミン、トリブチルアミン
、ピリジン等が挙げられる。
脱塩酸剤である第三級アミンの存在下O〜50℃好まし
くは20〜80℃で、反応させることによって本発明の
化合物が高純度で得られる。第三級アミンとしては、ジ
メチルアニリン、トリエチルアミン、トリブチルアミン
、ピリジン等が挙げられる。
反応は通常、有機溶媒中で行なうが、その場合、有機溶
媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル系溶媒が挙げられる。但し、上記のリン酸ジエステル
と反応するような、例えば、エタノール、ブタノール等
のアルコール系溶媒は不適当であるO (2)の場合 本発明の化合物は、(2)に示したような方法によって
も製造される。即ち、(b化合物)を有機溶媒中、第三
級アミン存在下、−20℃〜+50℃、好ましくは0S
10℃でアクリル酸クロライド又はメタクリル酸クロラ
イドと反応せしめる方法である。ここに有機溶媒及び第
三級アミンは[1)の場合と同様である。
媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル系溶媒が挙げられる。但し、上記のリン酸ジエステル
と反応するような、例えば、エタノール、ブタノール等
のアルコール系溶媒は不適当であるO (2)の場合 本発明の化合物は、(2)に示したような方法によって
も製造される。即ち、(b化合物)を有機溶媒中、第三
級アミン存在下、−20℃〜+50℃、好ましくは0S
10℃でアクリル酸クロライド又はメタクリル酸クロラ
イドと反応せしめる方法である。ここに有機溶媒及び第
三級アミンは[1)の場合と同様である。
〔実施例1〕
中間体I Cビス(2−クロロフェニル)ホスホロクロ
リデート〕の合成 攪拌機、温度計、凝縮器、温度調節装置を備え九反応器
にオキシ塩化燐168.99(1,Imol )、2−
クロロフェノール282. y y(2,20mol
)及び塩化マグネシウム1.69 yを仕込み、徐々に
80℃になる迄昇温した、その後80℃から150℃迄
徐々に昇温しながら、脱塩酸反応を約8時開実施した、
ついで温度を150℃に保ちながら、反応糸を減圧して
s OwH9とし、朱肉の塩酸を完全に除去し、無色送
用液体とじて中間体1.871.5 yを得た。
リデート〕の合成 攪拌機、温度計、凝縮器、温度調節装置を備え九反応器
にオキシ塩化燐168.99(1,Imol )、2−
クロロフェノール282. y y(2,20mol
)及び塩化マグネシウム1.69 yを仕込み、徐々に
80℃になる迄昇温した、その後80℃から150℃迄
徐々に昇温しながら、脱塩酸反応を約8時開実施した、
ついで温度を150℃に保ちながら、反応糸を減圧して
s OwH9とし、朱肉の塩酸を完全に除去し、無色送
用液体とじて中間体1.871.5 yを得た。
目的物1〔ビス(2−クロロフェニル)−2−メタクリ
ロイルオキシエチルホスフェート〕の合成2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート182.6 y(1,2mol
)、トリエチルアミンtoe、 t p(1,05mo
l)及びトルエン646.57を反応器に仕込み、次に
上記中間体1.887.59! (菫mol)を徐々に
、反応液の温度を20〜80℃に保ちながら、反応液中
に添加し添加後、反応液を40〜50℃に維持しながら
2時間反応を続けた。
ロイルオキシエチルホスフェート〕の合成2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート182.6 y(1,2mol
)、トリエチルアミンtoe、 t p(1,05mo
l)及びトルエン646.57を反応器に仕込み、次に
上記中間体1.887.59! (菫mol)を徐々に
、反応液の温度を20〜80℃に保ちながら、反応液中
に添加し添加後、反応液を40〜50℃に維持しながら
2時間反応を続けた。
ついで、反応中副生したトリエチルアミン塩酸塩を除去
する為、冷水を用いて繰り返し反応液を洗浄した後、ト
ルエンを減圧留去し、目的物1.4tg、sy(収率9
7.1%)を得た。
する為、冷水を用いて繰り返し反応液を洗浄した後、ト
ルエンを減圧留去し、目的物1.4tg、sy(収率9
7.1%)を得た。
このものは下記の物性値を有する。
外観:黄褐色透明液体
LC純度; 98.7チ(LCC純度液液クロ純度元素
分析値 計算値:C50,144H8,97% p7.184
R16,44%測定値; CSo、 81%H8,8
9チ p7.12% C116,58%測定値は計算値
とよく一致し、本発明の新規含燐不飽和化合物であるこ
とがわかる。
分析値 計算値:C50,144H8,97% p7.184
R16,44%測定値; CSo、 81%H8,8
9チ p7.12% C116,58%測定値は計算値
とよく一致し、本発明の新規含燐不飽和化合物であるこ
とがわかる。
〔実施例2〕
目的物2〔ビス(2−クロロフェニル)カプロラクトン
変性2−メタクリロイルオキシエチルホスフェート〕の
合成 2−ヒドロキシエチルメタクリレート1molと已−カ
プロラクトンImolの縮合体である下記構造を有する
化合物246.ny(t、otmol)、トリエチルア
ミン106.1 y(1,05mol)及びトルエン8
17.5 yを仕込み、これに実施例1の中間体1*
387.51 (Imol )を、実施例1の目的物1
の合成と同様の条件にて、目的物2、587.5 y
(収率98.2チ)を得た。このものは下記の物性値を
有する。
変性2−メタクリロイルオキシエチルホスフェート〕の
合成 2−ヒドロキシエチルメタクリレート1molと已−カ
プロラクトンImolの縮合体である下記構造を有する
化合物246.ny(t、otmol)、トリエチルア
ミン106.1 y(1,05mol)及びトルエン8
17.5 yを仕込み、これに実施例1の中間体1*
387.51 (Imol )を、実施例1の目的物1
の合成と同様の条件にて、目的物2、587.5 y
(収率98.2チ)を得た。このものは下記の物性値を
有する。
外観:赤褐色透明液体
元素分析値
計算値: C52,86% H4,99S P5.6
81 R13,00%測定値:C5B、014 H
5,12% ps、 59% C112,89%上記
より計算値は測定値とよく一致し、本発明の新規含燐不
飽和化合物であることがわかった。
81 R13,00%測定値:C5B、014 H
5,12% ps、 59% C112,89%上記
より計算値は測定値とよく一致し、本発明の新規含燐不
飽和化合物であることがわかった。
〔実施3〕
中間体2〔ビス(2,4,6−)リクロロフェニル)ホ
スホロクロリデート〕の合成 実施例1の2−クロロフェノール282.7yの代りに
、2.4.6−ドリクロロフエノール484.5 y(
2,2mol)を用いる以外は、実施例1の中間体1の
合成と同様に反応させて、白色固体の中間体2.524
.2 yを得た。
スホロクロリデート〕の合成 実施例1の2−クロロフェノール282.7yの代りに
、2.4.6−ドリクロロフエノール484.5 y(
2,2mol)を用いる以外は、実施例1の中間体1の
合成と同様に反応させて、白色固体の中間体2.524
.2 yを得た。
目的物3〔ビス(2,4,6−)リクロロフェニル)−
2−メタクリロイルオキシエチルホスフェ−トコトリエ
チルアミン101.6 p (1,05mol)及びト
ルエン284.59を仕込み、中間体10代わりにあら
かじめトルエン569. Ofi!に上記中間体2,4
75.5y(Imol)を混合せしめた溶液を、実施例
10目的物1の合成と同様の条件にて追加、反応を完結
した。ついで、同様の後処理をし目的物3.550.2
y(収率os、 y % )を得た。このものは下記の
物性値を有する。
2−メタクリロイルオキシエチルホスフェ−トコトリエ
チルアミン101.6 p (1,05mol)及びト
ルエン284.59を仕込み、中間体10代わりにあら
かじめトルエン569. Ofi!に上記中間体2,4
75.5y(Imol)を混合せしめた溶液を、実施例
10目的物1の合成と同様の条件にて追加、反応を完結
した。ついで、同様の後処理をし目的物3.550.2
y(収率os、 y % )を得た。このものは下記の
物性値を有する。
外観:白色固体
LC純度:SS、Sチ
元素分析値
計算値: C88,Goチ [2,10% p5.44
チ OI!87.89チ測定値: 8g、12% [
2,361% p 5.40チ C187,12チ測定
値は計算値とよく一致し、本発明の新規含燐不飽和化合
物であることがわかった。
チ OI!87.89チ測定値: 8g、12% [
2,361% p 5.40チ C187,12チ測定
値は計算値とよく一致し、本発明の新規含燐不飽和化合
物であることがわかった。
〔実施例4〕
下記の構造式(Qで示される。
ビス(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
チルオキシメチルホスホネート446 y (r mo
l)、トリエチルアミン鳳04.0 y(1,011m
ol)及びトルエン7719を反応器に仕込み、次にあ
らかじめ10℃以下に冷却されたメタクリル酸クロライ
ドs06.6 f/ (1,02mol )を徐々に、
反応液のは度を0〜10℃に保ちながら、反応液中に添
加した。
チルオキシメチルホスホネート446 y (r mo
l)、トリエチルアミン鳳04.0 y(1,011m
ol)及びトルエン7719を反応器に仕込み、次にあ
らかじめ10℃以下に冷却されたメタクリル酸クロライ
ドs06.6 f/ (1,02mol )を徐々に、
反応液のは度を0〜10℃に保ちながら、反応液中に添
加した。
添加後、ゆつくシと昇温し反応液を40〜50℃に維持
しながら、約2時間反応を続けた。
しながら、約2時間反応を続けた。
ついで、冷水を用いて繰シ返し反応液を洗浄した後、ト
ルエンを減圧留去し、下記の構造で示される新規含燐不
飽和化合物(d) 478. Oy(収率93%)を得
た。このものは下記の物性を有する。
ルエンを減圧留去し、下記の構造で示される新規含燐不
飽和化合物(d) 478. Oy(収率93%)を得
た。このものは下記の物性を有する。
外観:黄色透明液体
LC純度: 99.2チ
元素分析値
計算値:C44,19%H8,88% p 6.02%
Cl 27.58チ測定値:C44,54% l(8
,80% p 5.97% QI!27.51%測定値
は計算値とよく一致し、本発明の新規含燐不飽和化合物
であることがわかった。
Cl 27.58チ測定値:C44,54% l(8
,80% p 5.97% QI!27.51%測定値
は計算値とよく一致し、本発明の新規含燐不飽和化合物
であることがわかった。
実施例1の場合の目的物1の合成法に基づき、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートに代えて、下記構造の不飽
和アルコールと、中間体1(実施例1)又は中間体2(
実施例3)を反応させて得た目的物の構造及び物性値を
第二衣に記載した。
ロキシエチルメタクリレートに代えて、下記構造の不飽
和アルコールと、中間体1(実施例1)又は中間体2(
実施例3)を反応させて得た目的物の構造及び物性値を
第二衣に記載した。
実施例5
(8−フェノキシ−2−ヒドロキシグロビルアクリレー
ト)実施例6 ?1゛ o cpbct (8−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
)実施例7 〔実施例8〕 〔実施例4〕の合成法に基づき、ビス(2,4−ジクロ
ロフェニル)−2−ヒドロキシエチル、オキシメチルホ
スホネートに代えて、下記構造式(e)で示されるビス
(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルオキシ
メチルホスホネートと、メタクリル酸クロライドを反応
させて得た目的物の構造及び物性値を実施例1〜7とと
もに第二衣に纒めて記載した。
ト)実施例6 ?1゛ o cpbct (8−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
)実施例7 〔実施例8〕 〔実施例4〕の合成法に基づき、ビス(2,4−ジクロ
ロフェニル)−2−ヒドロキシエチル、オキシメチルホ
スホネートに代えて、下記構造式(e)で示されるビス
(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルオキシ
メチルホスホネートと、メタクリル酸クロライドを反応
させて得た目的物の構造及び物性値を実施例1〜7とと
もに第二衣に纒めて記載した。
−Q(
〔発明の効果〕
本発明の化合物は、・該化学構造の特徴から、他のモノ
マー又はプレポリマーと共重合しコポリマーの形成が可
能で、塗料、樹脂等に対して高度の難燃剤、帯電防止剤
、防汚剤、生物忌避性、抗かび剤及び除草剤として著し
い効果を奏する。
マー又はプレポリマーと共重合しコポリマーの形成が可
能で、塗料、樹脂等に対して高度の難燃剤、帯電防止剤
、防汚剤、生物忌避性、抗かび剤及び除草剤として著し
い効果を奏する。
手続補正書(自発)
1、事件の表示
昭和68年特許願第92801号
2、発明の名称
新規含燐不飽和化合物
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
4、代理人 〒550
6、補正の内容
明細書中
(111頁4行目〜2頁5行目
特許請求の範囲 別紙の通り
(2)2頁下から6行目
「系コノマー」を「系モノマー」に訂正(3)2頁下か
ら4行目 「又本発明」を「又、本発明」に訂正 (4)3頁2行目 「従来」を「従来、」に訂正 (6)3頁5行目 「あるが、(特開1@59−141588号)」を「あ
る(特開昭59−141588号)が、」に訂正(6)
4頁下から1行目 r(nはI、 2.8又は5.」をr(nは!、2,3
又は5で」に訂正 (7)4頁末行 「置換されてもよい」を「置換されていてもよい」に訂
正 (8)5頁10行目 「アリーレン基」の次に「で置換されているか、」を挿
入 (9)6貢10行目 r (n*’v2tL5)Jをr(n=112t3t5
)Jに訂正 0O)6頁11行目 に訂正 (11) ’I頁2行目 に訂正 −8頁第一表中 「実施例」を「第1行目」に移動する。
ら4行目 「又本発明」を「又、本発明」に訂正 (4)3頁2行目 「従来」を「従来、」に訂正 (6)3頁5行目 「あるが、(特開1@59−141588号)」を「あ
る(特開昭59−141588号)が、」に訂正(6)
4頁下から1行目 r(nはI、 2.8又は5.」をr(nは!、2,3
又は5で」に訂正 (7)4頁末行 「置換されてもよい」を「置換されていてもよい」に訂
正 (8)5頁10行目 「アリーレン基」の次に「で置換されているか、」を挿
入 (9)6貢10行目 r (n*’v2tL5)Jをr(n=112t3t5
)Jに訂正 0O)6頁11行目 に訂正 (11) ’I頁2行目 に訂正 −8頁第一表中 「実施例」を「第1行目」に移動する。
(l(1) 同、表中8行目
0句 9頁表中
「実施例」を「第1行目」に移動する。
(l向 10頁表中
「実施例」を「第1行目」に移動する。
(17) 11頁表中
「実施例」を「第1行目」に移動する。
QQ 同、表中3行目、4行目各通
r CH,Jをr CH3Jに訂正
(1巻 同、表中6行目
彌 ル頁表中
rmJの4111!lK「0」を挿入
r21)同、同
「実施例」を「第3行目」K移動する。
翰 同、6行目
瞥 13頁2行目
「燐に対して」を「燐に対して、」に訂正(財)同、1
0行目 「ヒドロキシンエチルJtrヒドロキシエチル」に訂正 四 15頁下から8行目 「実施した、ついで」を「実施した。ついで、」に訂正 翰 16頁5行目 r (1−2mol ) Jを「(1,02mol )
Jに訂正−同、末行 「ことがわかる。」を「ことがわかった。」に訂正 銘 17頁下から2行目 「計算値は測定値と」を「測定値は計算値と」に訂正 四 18頁1行目 「(実施3)」を「(実施例3)」に訂正−18頁14
行目 「の代わりに」を「の代わりに、」に訂正(31)
19頁8行目 「測定値: 3g、12%」を「測定値:C38,12
チ」に訂正 (32) 19頁下から1行目 「物性」を「物性値」に訂正 (31) 21頁6行目 rEOエチレンオキサイド」をrEO=エチレンオキサ
イド」に訂正 (34) 21頁下から8行目〜9行目「エチル、オ
キシ」を「エチルオキシ」に訂正 (85) 21頁末行 「 O 訂正 (36) 22 Jj第二fi−t”J施例4、Bw
A中HOCHt CHt OCHt P HOC
H2CHt OCH2F−(87) 23頁5行目〜
6行目 「忌避性」を「忌避剤」に訂正 (3g) (追加) 19頁7行目〜8行目「構造式
〇で示される。
0行目 「ヒドロキシンエチルJtrヒドロキシエチル」に訂正 四 15頁下から8行目 「実施した、ついで」を「実施した。ついで、」に訂正 翰 16頁5行目 r (1−2mol ) Jを「(1,02mol )
Jに訂正−同、末行 「ことがわかる。」を「ことがわかった。」に訂正 銘 17頁下から2行目 「計算値は測定値と」を「測定値は計算値と」に訂正 四 18頁1行目 「(実施3)」を「(実施例3)」に訂正−18頁14
行目 「の代わりに」を「の代わりに、」に訂正(31)
19頁8行目 「測定値: 3g、12%」を「測定値:C38,12
チ」に訂正 (32) 19頁下から1行目 「物性」を「物性値」に訂正 (31) 21頁6行目 rEOエチレンオキサイド」をrEO=エチレンオキサ
イド」に訂正 (34) 21頁下から8行目〜9行目「エチル、オ
キシ」を「エチルオキシ」に訂正 (85) 21頁末行 「 O 訂正 (36) 22 Jj第二fi−t”J施例4、Bw
A中HOCHt CHt OCHt P HOC
H2CHt OCH2F−(87) 23頁5行目〜
6行目 「忌避性」を「忌避剤」に訂正 (3g) (追加) 19頁7行目〜8行目「構造式
〇で示される。
ビス(2,4−)J を
[構造式〇で示されるビス(2,4−)jに訂正
特許請求の範囲
一般式
で表わされる新規含燐不飽和化合物。
[ここに式(I)中
R8は水素原子又はメチル基、R,、R,は同−又は位
置に置換されていてもよい。) であり、又R,、R,の何れか■個は水素原子であって
もよいが、同時に水素原子であってはならない。mはO
又はlである。Aは直鎖状又は分枝状のCI””’C5
0の炭化水素残基であり、その主鎖又ハ分枝がアルコキ
シ基、アルコキシヵルホニル基、酸アミド基、ヒドロキ
シ基、エーテル基、ハロゲン又はC1〜C4の低級アル
キル置換アリール基、ハロゲン又はCI” C4の低級
アルキル置換アリーレン基で置換されるが、又はAは直
鎖状又は分枝状のC0〜C3゜のハロゲンで置換されて
いるか、置換されていないアルキレン基である。」手続
補正書(自発) 昭和68年6月80日 1、事件の表示 昭和63年特許願第92801号 2、発明の名称 新規含燐不飽和化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名 取締役社長北村耕三 4、代理人 〒550 6、補正の内容 明細書中 (1)9頁8行目 Hj CH。
置に置換されていてもよい。) であり、又R,、R,の何れか■個は水素原子であって
もよいが、同時に水素原子であってはならない。mはO
又はlである。Aは直鎖状又は分枝状のCI””’C5
0の炭化水素残基であり、その主鎖又ハ分枝がアルコキ
シ基、アルコキシヵルホニル基、酸アミド基、ヒドロキ
シ基、エーテル基、ハロゲン又はC1〜C4の低級アル
キル置換アリール基、ハロゲン又はCI” C4の低級
アルキル置換アリーレン基で置換されるが、又はAは直
鎖状又は分枝状のC0〜C3゜のハロゲンで置換されて
いるか、置換されていないアルキレン基である。」手続
補正書(自発) 昭和68年6月80日 1、事件の表示 昭和63年特許願第92801号 2、発明の名称 新規含燐不飽和化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名 取締役社長北村耕三 4、代理人 〒550 6、補正の内容 明細書中 (1)9頁8行目 Hj CH。
(211G頁2行目
r= ト〜7
r=ドア
(3)2頁下から6行目
(昭和68年6月3日提出の手続補正書2頁y6)t2
i項の再訂正) 「系コノマー」を「糸コモノマー」に打圧14t 1
1頁頁中中行目 (昭和63年6月8日提出の手続補正書4頁Q1項の再
訂正) 手続補正書(自発) 昭和63年7月77日 ・1ばI JΔ 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和68年特許願第92801号 2、発明の名称 新規含燐不飽和化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 〒550 6、補正の内容 明細書中
i項の再訂正) 「系コノマー」を「糸コモノマー」に打圧14t 1
1頁頁中中行目 (昭和63年6月8日提出の手続補正書4頁Q1項の再
訂正) 手続補正書(自発) 昭和63年7月77日 ・1ばI JΔ 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和68年特許願第92801号 2、発明の名称 新規含燐不飽和化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 〒550 6、補正の内容 明細書中
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる新規含燐不飽和化合物。 「ここに式( I )中 R_1は水素原子又はメチル基、R_2、R_3は同一
又は異なる▲数式、化学式、表等があります▼(nは1
、2、3又は5でClはどの位置に置換されていてもよ
い。) であり、又R_2、R_3の何れか1個は水素原子であ
つてもよいが同時に水素原子であつてはならない。mは
0又は1である。Aは直鎖状又は分枝状のC_1〜C_
5_0の炭化水素残基であり、その主鎖又は分枝がアル
コキシ基、アルコキシカルボニル基、酸アミド基、ヒド
ロキシ基、エーテル基、ハロゲン又はC_1〜C_4の
低級アルキル置換アリール基、ハロゲン又はC_1〜C
_4の低級アルキル置換アリーレン基、又はAは直鎖状
又は分枝状のC_1〜C_5_0のハロゲンで置換され
ているか、置換されていないアルキレン基である。」
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230188A JPH01265094A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 新規含燐不飽和化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230188A JPH01265094A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 新規含燐不飽和化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01265094A true JPH01265094A (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=14050587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230188A Pending JPH01265094A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 新規含燐不飽和化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01265094A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5444123A (en) * | 1991-09-06 | 1995-08-22 | Basf Aktiengesellschaft | Halogen-free flameproofed thermoplastic molding materials based on polyphenylene ethers and polystyrene |
JP2018188372A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 共栄社化学株式会社 | リン酸エステル結合を有する(メタ)アクリレート化合物及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-04-13 JP JP9230188A patent/JPH01265094A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5444123A (en) * | 1991-09-06 | 1995-08-22 | Basf Aktiengesellschaft | Halogen-free flameproofed thermoplastic molding materials based on polyphenylene ethers and polystyrene |
JP2018188372A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 共栄社化学株式会社 | リン酸エステル結合を有する(メタ)アクリレート化合物及びその製造方法 |
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