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JPH0126384B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0126384B2
JPH0126384B2 JP22939583A JP22939583A JPH0126384B2 JP H0126384 B2 JPH0126384 B2 JP H0126384B2 JP 22939583 A JP22939583 A JP 22939583A JP 22939583 A JP22939583 A JP 22939583A JP H0126384 B2 JPH0126384 B2 JP H0126384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
organic
weight
silica
organic polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP22939583A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60120769A (ja
Inventor
Yoshiaki Myosawa
Kazuo Yoshii
Kazuhiko Ozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP22939583A priority Critical patent/JPS60120769A/ja
Publication of JPS60120769A publication Critical patent/JPS60120769A/ja
Publication of JPH0126384B2 publication Critical patent/JPH0126384B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は水酸基を含有するかもしくは水酸基と
カルボキシル基を含有する有機重合体、反応性シ
ラン化合物及びシリカからなる反応型有機−無機
複合体とアミノ樹脂又はエポキシ樹脂とからなる
樹脂組成物に導電性物質を混合してなる高度の耐
食性、溶接性、電着塗装性、ならびに塗装下地性
を付与する被膜を形成することが可能な金属用導
電性被膜形成性組成物に関する。 近時、金属塗装分野において塗装工程の有力
化、製造コストの低減を目的として、従来の塗装
方法である器物成型品を塗装するいわゆるポスト
コート方式から、予め金属板をコイル塗装した塗
装金属板いわゆるプレコート板を使用する方式に
移り変わつて来ている。このプレコート板方式は
現場での脱脂、化成処理、塗装工程が省略できる
ため大巾なコストダウンが可能である。また、鋼
材の延命対策、塗装塗膜の薄膜化による全体のコ
ストダウンを目的として、鋼板から更に耐食性の
優れた亜鉛メツキ鋼板、合金亜鉛メツキ鋼板、ア
ルミメツキ鋼板、合金アルミメツキ鋼板などが急
速に製品として出現するに至つている。また、こ
れらの金属板の防錆性を塗装によつて更に向上さ
せることも行われている。例えば本出願人の提案
になる有機重合体とシリカとを化学的に結合させ
た複合樹脂(以下、このものを「複合体樹脂」と
称する)は優れた防錆効果を示し(例えば、特公
昭54−34406号公報)、従来の有機樹脂被膜に比べ
て、同じ被膜厚さでその耐食性は塩水噴霧促進テ
ストで5〜10倍にも達するものである。また、更
に防錆性を高める方法として、上記のメツキ鋼板
に公知のクロム酸処理を施し、本出願人の発明に
なる上記複合体樹脂を塗布した被層鋼板も提案さ
れている(例えば特開昭57−108292号公報)。 しかしながら、前記プレコート鋼板は成型加工
する過程において電気溶接を行うことが不可能で
あること、更に自動車の塗装系で活用されている
電気泳動塗装が実用性の面で問題があることから
大型成型物体、例えば電気冷蔵庫、電気洗濯機な
どの家庭電気製品、事務器などの鋼製器物、自動
車車体などに対しては、殆ど活用されていないの
が現状である。 そこで本発明者らは被覆塗膜に通電性を持たせ
て溶接性と電着塗装性を付与することを目的とし
て鋭意検討を行つた。その結果、既存の有機樹脂
に導電性物質を添加した組成物においては、塗膜
がその通電性のために塗膜本来の目的である電気
絶縁性が損なわれるために、かえつて素材金属の
腐食が促進され実用に供し得なかつた。一方、前
記した本出願人の提案になる複合体樹脂と導電性
物質との組合せにおいては、通電性を損なうこと
なく優れた防食性、溶接性、電着塗装性を維持す
ることが見い出された。 また、例えば自動車業界においては、特公昭45
−24230号公報に記載されている如き亜鉛末−エ
ポキシ被膜系の片面被覆鋼板が大量に使用されて
おり、該鋼板はアルカリ脱脂処理又はリン酸亜鉛
処理がなされている。すなわち、このような用途
に使用される塗装鋼板は耐アルカリ性、耐酸性が
要求されるが、前記した複合体樹脂と導電性物質
からなる組成物に更にアミノ樹脂又はエポキシ樹
脂を併用することで満足すべき性能が得られるこ
とを見い出した。本発明は前記した知見に基づき
完成に至つたものである。 かくして、本発明に従えば () 水酸基を含有するかもしくは水酸基とカ
ルボキシル基を含有する有機重合体(a)、粒子径
が500mμ以下のシリカ(b)及びジ、トリもしくは
テトラアルコキシ(又はアルコキシアルコキ
シ)シラン化合物(c)の混合物を、(a)と(b)の配合
比が固形分重量百分比で95:5ないし40:60の
範囲で、且つ(c)を(a)と(b)の固形分重量合計に対
して0.5〜15重量%の範囲で反応させて得られ
る有機−無機複合体反応物、 () アミノ樹脂又はエポキシ樹脂及び () 導電性物質、 を()と()との配合比が重量百分比で60:
40ないし95:5の範囲で、且つ()を組成物中
に50〜90重量%の範囲で含有せしめてなることを
特徴とする金属用導電性被膜形成性組成物が提供
される。 本発明に用いる有機−無機複合体反応物は、下
記(A)〜(C): (A) 水分散性シリカ、水溶性もしくは水分散性の
有機重合体樹脂およびシラン化合物からなる3
成分系の混合物を10℃以上沸点以下の温度で反
応せしめた反応物。 (B) 有機溶剤分散性シリカ、有機溶剤溶解性の有
機重合体樹脂およびシラン化合物からなる3成
分系の混合物を10℃以上沸点以下の温度で反応
せしめた反応物。 (C) アルキルシリケート、有機溶剤溶解性の有機
重合体樹脂、シラン化合物及び水、鉱酸からな
る4成分系の混合物を10℃以上沸点以下の温度
で反応せしめた反応物。 のいずれかの方法によつて合成したものが利用で
きる。 前記(A)における水分散性シリカとは、いわゆる
コロイダルシリカであつて、粒子径が7〜
100mμ、とくに10〜50mμの範囲のものが好まし
く、通常水性分散液として供給されているものを
そのまま使用することができる。 上記範囲の粒子径のコロイダルシリカは、水性
分散液の状態で酸性側、塩基性側のいずれであつ
ても用いることができ、対象とする水溶性もしく
は水分散性の有機重合体樹脂の安定領域に応じて
適宜選択することができる。すなわち、酸性側の
コロイダルシリカとしては、例えば商品名スノー
テツクス−OまたはスノーテツクスOL(日産化学
工業(株)製)で市販されている非安定化シリカ(PH
2〜4)が利用できる。一方、塩基性側のコロイ
ダルシリカとしては、微量のアルカリ金属イオ
ン、アルミニウムイオン、アンモニウムイオン又
はアミンの添加によつて安定化したシリカ(PH
8.4〜10)があり、商品名スノーテツクス20、ス
ノーテツクスC、スノーテツクスN(以上は日産
化学工業(株)製)などをあげることができる。 前記(B)における有機溶剤分散性シリカ(以下、
このものを「オルガノシリカゾル」と称す)は、
例えば米国特許第2285449号に記載された炭素数
1〜5の低級脂肪族アルコールに分散されたもの
である。すなわち、水性コロイダルシリカを有機
溶剤で置換したメタノール又はイソプロパノール
分散媒体が実用的に供されており、いずれのタイ
プも使用することができる。 前記(C)におけるアルキルシリケートは一般式 R:C18のアルキル基またはアリル基を示す。 n:0〜11の整数 で示されるアルコールに可溶のオルガノシリケー
ト(またはテトラアルコキシシランとも称する)
で本発明で用いられるシリカ成分に包含され、例
えば「オルトエチルシリケート」、「エチルシリケ
ート40」(以上は日本コルコート社製)などをあ
げることができる。 また、本発明において有機−無機複合体反応物
を形成する有機重合体としては、分子内に水酸基
(アルコール性水酸基及びケイ素に結合した水酸
基、いわゆるシラノール基を意味する)を含有す
るかもしくは水酸基とカルボキシル基を含有する
有機重合体であつて、水溶化(もしくは水分散
化)可能なものあるいは有機溶剤に可溶なものの
いずれも使用できる。例えば、アクリル系共重合
体、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、脂肪酸もしく
は多塩基性酸変性ポリブタジエン樹脂、メチロー
ル基導入フエノール樹脂、アルカノールアミン変
性ポリウレタン樹脂、ポリカルボン酸樹脂、及び
これら樹脂の2種以上の混合物、付加縮合物など
が挙げられ、水溶性(もしくは水分散性)の樹脂
は前記(A)の複合体樹脂の製造に、また有機溶剤可
溶型樹脂は前記(B)及び(C)の複合体樹脂の製造に使
用される。前記した樹脂の中でも本発明に好適な
ものは、分子内に水酸基を含有する樹脂であり、
中でもアクリル系共重合体、アルキド樹脂及びエ
ポキシ樹脂が好適である。 上記のアクリル共重合体は、通常の不飽和エチ
レン性単量体を用い、溶液重合法、エマルシヨン
重合法又は懸濁重合法等によつて合成されるアク
リル共重合体、及びアルキド、エポキシ、ポリブ
タジエン、ポリウレタン、フエノール樹脂もしく
はアミノ樹脂などによつて変性されたアクリル共
重合体であることができる。 また、同様の目的で用いられるアルキド樹脂
は、通常の合成方法によつて得られる一般に公知
のものが使用できる。例えば油変性アルキド樹
脂、ロジン変性アルキド樹脂、フエノール樹脂変
性アルキド樹脂、スチレン化アルキド樹脂、アク
リル変性アルキド樹脂、エポキシ樹脂変性アルキ
ド樹脂、シリコン樹脂変性アルキド樹脂、オイル
フリーアルキド樹脂(ポリエステル樹脂)等であ
る。 更に、エポキシ樹脂としては、脂肪酸変性エポ
キシ樹脂、多塩基性酸変性エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂変性エポキシ樹脂、アルキド樹脂変性エポ
キシ樹脂、ポリブタジエン樹脂変性エポキシ樹
脂、フエノール樹脂変性エポキシ樹脂、アミン変
性エポキシ樹脂、ポリアミドウレタン変性エポキ
シ樹脂などが用いられる。 これらの有機重合体樹脂の水溶化もしくは水分
散化は、一般に樹脂骨格中にカルボキシル基が導
入され、このカルボキシル基をアミン化合物(例
えばモノエチルアミンに代表される脂肪族アミン
類、ジエタノールアミンに代表されるアルカノー
ルアミン類、ピリジンなどの環状アミン類)、ア
ンモニア水又はアルカリ金属水酸化物で中和する
ことによつて、達成することができる。 本発明における有機−無機複合体反応物の第三
成分としてのシラン化合物は、上述したシリカと
有機重合体樹脂との複合化反応における触媒とし
て機能するとともに、両者の架橋剤として重要な
役割を果たすものである。 かかる作用効果を発揮させるシラン化合物とし
ては、例えばジビニルジメトキシシラン、ジビニ
ルジ−β−メトキシエトキシシラン、ジ(γ−グ
リシドオキシプロピル)ジメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メト
キシエトキシ)シラン、γ−グリシドオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、N−β(アミノエチル)γ−プロピルメチル
ジメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシランなどをあげることが
できる。 本発明での有機−無機複合体反応物におけるシ
リカと有機重合体樹脂の配合割合は、固形分の重
量百分比で5:95ないしは60:40、好ましくは
20:80ないし50:50の範囲であり、シリカ量が多
いと無機系導電顔料との割合が多くなるため複合
体樹脂の結合力が弱まり成型加工時に被膜が剥離
し易くなる。一方、シリカ量が少なすぎると目的
とする防食性が期待できない。 第三成分であるシラン化合物の使用割合は、シ
リカと有機重合体樹脂の両成分の固形分重量合計
に対して通常0.5〜15%、好ましくは1〜10%で
あつて、0.5%未満では添加による反応促進効果
及び架橋効果が明瞭でなく、また15%をこえて添
加しても、これらの効果を更に著しくすることを
期待できない。 有機−無機複合体反応物を製造するには、ま
ず、前記のシリカ(コロイダルシリカ、オルガノ
シリカゾル、アルキルシリケート)と有機重合体
樹脂を混合分散したのち、充分に撹拌しながらシ
ラン化合物を混合する。更にアルキルシリケート
を用いた系では鉱酸、例えば塩酸、硫酸、硝酸、
リン酸、塩素酸などの水溶液を混合する。この混
合液は常温下、好ましくは10℃以上で熟成するこ
とによつて有機−無機複合体反応物とすることが
できるが、強じんな被膜を得るためには混合液を
50℃以上、沸点(通常105〜110℃程度)以下の温
度で連続的に加熱することが望ましく、具体的に
は50〜90℃で加熱することによつて3成分間の結
合が充分に行われる。加熱を継続するにしたがつ
て混合液の粘度は徐々に上昇するが、遂にはほぼ
一定となり変化が認められなくなるから、その時
期をもつて終点とし加熱を停止すれば良い。通常
は終点に至るまでに0.5〜5時間を必要とする。 前記した(A)と(B)の複合体反応物を合成する際の
化学反応は、シラン化合物の触媒的作用によつ
て、シリカ粒子表面に存在するシラノール性−
OH基と有機重合体樹脂中のアルコール性−OH
基との間に脱水縮合反応が起こり→Si−O−C←
の形の共有結合を生成する反応、また、有機重合
体樹脂中のカルボキシル基とシリカ粒子表面のシ
ラノール性−OH基との反応による
【式】結合を形成する反応、さら にシラン化合物自体のエステル部位の加水分解に
よつて生成するシラノール性−OH基とシリカと
の反応等が予測できる。 また、(C)の複合体反応物においても、アルキル
シリケートの加水分解によつて生成するシラノー
ル性−OH基が前記した反応と同様に有機重合体
樹脂及びシラン化合物との反応にあずかるものと
考えられる。 本発明における(A)〜(C)それぞれの複合体反応物
は、同じような化学反応によつて合成されるもの
であり、その作用効果においても同じである。例
えば、実施例1〜8(複合体反応物(A)を使用)、実
施例9〜10(複合体反応物(B)を使用)及び実施例
11〜12(複合体反応物(C)を使用)からも明らかで
ある。 本発明においては、上記の有機−無機複合体反
応物に、必須成分としてのアミノ樹脂又はエポキ
シ樹脂が配合される。かかる樹脂は複合体反応物
中の残存官能基と脱水縮合反応や付加反応するこ
とによつて架橋剤として作用し、より強固な緻密
な被膜を形成し、耐水性、耐アルカリ性、耐酸
性、耐溶剤性を付与することができる。かかるア
ミノ樹脂としてはメタノールあるいはブタノール
でそれぞれ変性された従来から公知の尿素−ホル
ムアルデヒド縮重合物、モノメリツク及びポリメ
リツクのメラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂な
どがあげられる。また、エポキシ樹脂は分子中の
エポキシ基と複合体反応物中のカルボキシル基と
の付加反応によつて、より強固な被膜を形成する
ことができる。エポキシ樹脂としては従来から公
知のポリフエノール、脂肪族多価アルコールのジ
又はポリグリシジルエーテル類、及びジカルボン
酸ジグリシジルエステル類、含窒素ヘテロ環を含
むエポキシ化合物、フルフリルグリシジルエーテ
ルなどの水溶性エポキシ樹脂及び通常の溶剤可溶
型のエポキシ樹脂をあげることができる。前記し
たエポキシ樹脂の中でも好適な具体例としては、
平均分子量が少なくとも約350、好適には約350〜
3000及びエポキシ当量150〜3000、好適には200〜
2000の範囲のポリフエノールのポリグリシジルエ
ーテルであつて、例えばシエル化学会社(株)製エポ
キシ樹脂: Epikote 828 (ビスフエノールAタイプ、分
子量約380、エポキシ当量約190) 〃 1001 (ビスフエノールAタイプ、平
均分子量900、エポキシ当量約475) 〃 1002 (ビスフエノールAタイプ、平
均分子量約1300、エポキシ当量約650) 〃 1004 (ビスフエノールAタイプ、平
均分子量約1400、エポキシ当量約950) 〃 1007 (ビスフエノールAタイプ、平
均分子量約2900、エポキシ当量約1900) などをあげることができる。 前記したアミノ樹脂又はエポキシ樹脂と有機−
無機複合体反応物との配合割合は重量百分率比で
40:60〜5:95、好ましくは30:70〜10:90であ
る。前記樹脂の使用量が前記範囲を越えると複合
体反応物本来の性能が発揮できなくなり、また前
記範囲より少ないと架橋剤としての効果が十分で
ない。 本発明においては、上記の複合体反応物とアミ
ノ樹脂又はエポキシ樹脂との組成物に、必須成分
として導電性物質が添加される。かかる物質とし
ては、例えば亜鉛、アルミニウム、鉄、コバル
ト、ニツケル、マンガン、クロム、モリブデン、
タングステン、銅、鉛、錫などの金属粉末及びそ
れらの合金粉末、導電性カーポン、黒鉛の粉末、
リン化鉄粉末、アルミニウムドープ酸化亜鉛末、
酸化スズ−酸化チタン、酸化スズ−硫酸バリウ
ム、酸化ニツケル−アルミナなどの半導体酸化物
などがあげられる。 これらの導電性物質は単独又は二種以上混合し
て使用することが可能であり、その配合量は電気
抵抗溶接性を考慮した場合に複合体反応物と架橋
剤とからなる樹脂組成物に対して重量百分率比で
50〜90重量%、好ましくは65〜80重量%である。
配合量が90重量%以上であると塗膜の加工性が著
しく悪くなり、プレコート板の加工板に耐えるこ
とができない。また、50重量%以下では通電性が
十分でなく、電極の損耗が激しく連続溶接性が著
しく低下するとともに、溶接部の強度も低下す
る。また、電着塗料適性も十分でなく、塗りむ
ら、ピンホールなどが発生し実用的被膜が形成し
ない。 本発明において上記の必須3成分の他に必要に
応じて下記の物質を併用し更に硬化性、耐食性、
被膜の潤滑性を付与することができる。すなわ
ち、特公昭55−41711号公報に記載の如きチタン、
ジルコニウム、アルミニウムなどのキレート化合
物、特開昭55−62971号公報に記載の如き金属塩
類等を併用することによつて、低温硬化が可能と
なる。 また、通常公知の防錆用顔料(例えば、鉛丹、
亜酸化鉛、シアナミド鉛、鉛酸カルシウム、塩基
性硫酸鉛、リン酸亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリ
ブデン酸カリウム、メタホウ酸バリウムなど)や
防錆剤(フエノール性カルボン酸類、有機リン酸
類、フイチン酸、尿素誘導体類、イミダゾール誘
導体類、亜硝酸塩類など)などを添加した組成で
防食性を向上させることが可能である。また、二
硫化モリブデン、ポリエチレン樹脂粉末、フツ素
樹脂粉末などを併用して被膜の潤滑性を高め加工
性を向上させることも可能である。本発明の組成
物は単独組成物又は必要に応じて2種以上の複合
体反応物を混合した組成物とすることができる。 本発明の実施に供される被塗物としては、通常
の金属(素材または成形品)であれば良く、例え
ば鉄、アルミニウム、亜鉛、錫、銅及びそれらの
金属の合金類(合金金属として、例えば、亜鉛、
アルミニウム、クロム、ケイ素、コバルト、ジル
コニウム、スズ、チタン、鉄、鉛、ニツケル、マ
グネシウム、マンガン、モリブデンなどの一種又
は2種以上によりなる)及びこれらの金属の複層
金属板(2層以上の多層)、更にこれらの金属類
に金属の防錆、塗装下地性を付与する目的で行わ
れる一般公知の金属表面処理を施した金属類、例
えばリン酸鉄、リン酸亜鉛、リン酸鉄亜鉛、リン
酸カルシウムなどのリン酸塩処理、クロム酸、ク
ロム酸クロム、電解クロメートなどのクロム酸塩
処理、陽極酸化処理、ベーマイト処理などを施し
た表面処理金属をあげることができる。 本発明によつて得られる組成物は、通常の方法
によつて溶剤型か水溶液型(もしくは水分散型)
に塗料化され、固形分濃度25〜90重量%、好まし
くは50〜80重量%溶液に調製されて金属被塗物に
従来公知の方法によつて塗装され金属の表面処理
が行われる。この場合の塗布膜厚は特に制限され
ないが、通常は乾燥膜厚として1〜30ミクロンと
することが好ましい。 塗装方法としては、例えばハケ塗り、スプレー
塗り、ロール塗り、浸せき塗りなどの方法が利用
できるので、コイル塗装から複雑な形状物、屋外
構築物など広範囲の用途に応用できる。 本発明の組成物を硬化させるには、有機重合体
樹脂を構成する単量体の種別と性質に応じて、例
えば常温〜300℃の温度で2秒〜30分程度の自然
乾燥ないしは加熱によつて硬化すれば良い。 以下に実施例及び比較例を示す。これらの例は
本発明により詳細に説明するためのものであつ
て、本発明の範囲を制限するものではない。部及
び%は重量部及び重量%を示す。 有機重合体の合成例 例1 アクリル共重合系樹脂の合成 温度計、撹拌機、冷却器、滴下ロートを備えた
1の四ツ口フラスコにイソプロピルアルコール
180部を入れ、窒素置換の後、フラスコ内の温度
を約85℃に調整し、エチルアクリレート140部、
メチルメタクリレート68部、スチレン15部、N−
n−ブトキシメチルアクリルアミド15部、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート38部、アクリル酸24
部よりなる単量体混合物を、2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルワレロニトリル)6部よりな
る触媒とともに約2時間を要して滴下する。滴下
終了後、同温度で更に5時間反応を続けると重合
率がほぼ100%、固形分約63%、酸価約67、水酸
基当量約300の無色透明な樹脂溶液を得た。 例2 シラノール基含有アクリル共重合系樹脂の
合成 例1においてモノマー組成をスチレン33.6部、
n−ブチルアクリレート55.0部、ヒドロキシエチ
ルアクリレート10部、アクリル酸8.4部、γ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越
化学工業(株)製、商品名「KBM503」)10部とし、
例1と同様にして合成し、固形分約60%、酸価約
64、の無色透明な樹脂溶液を得た。 例3 油変性アルキド樹脂の合成 フラスコ中にアマニ油100部、トリメチロール
プロパン70部、リサージ0.07部を入れ、撹拌しな
がら窒素気流中で220℃まで加熱し、この温度で
30分間反応させた後、冷却し、70℃になつたとこ
ろで無水フタル酸110部、キシロール13部を加え、
撹拌しながら220℃まで加熱し、キシロール還流
下で反応させ、酸価が15まで下がつたときに反応
を打切り、80℃まで冷却したときにキシロール38
部、エチレングリコールモノエチルエーテル32部
を加え、固形分約70%で、酸価15、水酸基当量約
1200のアルキド樹脂溶液を得た。 例4 脂肪酸変性エポキシ樹脂の合成 エポキシ当量950を持つビスフエノールAタイ
プエポキシ樹脂(商品名:エピコート1004、シエ
ル化学(株)製)62部、アマニ油19部、桐油19部、キ
シレン3部をフラスコに入れ、窒素を通しながら
徐々に加熱し、240℃まで上昇させた後、この温
度で2時間加熱還流を行つた後、冷却し、70℃ま
で下がつたときにエチレングリコールモノエチル
エーテル40部を加え、固形分約70%、酸価約54、
水酸基当量約520の脂肪酸変性エポキシ樹脂溶液
を得た。 有機−無機複合体反応物(以下このものを「複
合体反応物」という)の合成例1 合成例1で得たアクリル共重合系樹脂溶液500
部に対してジメチルアミノエタノール108部を混
合し、加水後充分に撹拌することによつて、固形
分20%、PH約10のアクリル共重合系樹脂水分散液
を得た。この水分散液375gをフラスコ中に仕込
み、室温下で十分に撹拌しながら「スノーテツク
ス−N」(日産化学工業(株)製、水性コロイダルシ
リカ分散液、SiO2含有量20%、PH9〜10)125g
を約10分を要して滴下した。滴下終了後、γ−メ
タクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(信
越化学工業(株)製、商品名「KBM503」、1.5gを撹
拌下で滴下混合し、ついで85℃に加熱して、同温
度にて2時間保持して反応せしめ、乳白色で水分
散性の複合体反応物1を得た。 複合体反応物の合成例 2〜4 複合体反応物の合成例1において、組成物原料
を表1に記載した配合量及び合成条件として、上
記の合成例1と同様にして合成し、それぞれの複
合体反応物2〜4を得た。 複合体反応物の合成例 5 有機重合体合成例2で得たシラノール基含有ア
クリル共重合系樹脂の固形分20%のイソプロパノ
ール溶液250g、オルガノシリカゾルの固形分20
%のイソプロパノール溶液を混合し、更にγ−メ
タクリルオキシプロピルトリメトキシシラン7
g、水2gを添加し、90℃に加熱して、同温度に
て3時間保持して反応せしめ、無色透明の複合体
反応物5を得た。 複合体反応物の合成例 6 温度計、撹拌機、冷却器、デーンスタークトラ
ツプ及び滴下ロートを備えた500ml四ツ口フラス
コに有機重合体合成例1で得たアクリル共重合体
樹脂200gを入れ、窒素置換の後、十分に撹拌し
ながら滴下ロートを通じて、エチルポリシリケー
ト(日本コルコート化学(株)製、商品名エチルシリ
ケート40、重合度4〜6、SiO2分40%)110gを
滴下する。ついで40%オルトリン酸水溶液30gを
徐々に滴下し、しかるのちに混合物を90℃に昇温
し、還流下で4時間反応せしめ、無色透明の複合
体反応物6を得た。 実施例 1 前記で合成した複合体反応物1の固形分16部に
対して、メチル化尿素樹脂(三井東圧化学(株)製、
商品名サイメルUFR65)を固形分で4部添加し
た。ついで得られた組成物にリン化鉄(フツカケ
ミカル社製、商品名フエロフオスHRS−2131)
80部を分散して本発明の金属表面処理用導電性被
膜形成組成物を調製した。ついで上記組成物をシ
リケート系アルカリクリーナー(日本シービーケ
ミカル社製、CC561B)で脱脂処理した電気亜鉛
メツキ鋼板に、乾燥膜厚で5ミクロンになるよう
に塗布し、鋼板温度が200℃に到達する熱風雰囲
気で60秒間焼付した。この塗板について塩水噴霧
試験、塩水噴霧−乾燥−湿潤のサイクルの試験、
湿潤試験、スポツト電気溶接試験、塗膜付着試験
を行つたところ表−4に示したようにいずれも優
れた性能を示した。また、この塗板をカチオン電
着塗料(関西ペイント(株)製、エレクロン9210)で
電着(電圧DC200V3分通電、浴温度28〜30℃、
焼付175℃−30分間)した膜厚20ミクロンの塗板
についても上記の塩水噴霧試験、サイクル試験、
塗膜付着試験を行つたところ表−5に示したよう
にいずれも優れた性能を示した。 実施例 2 実施例1において用いた被塗物金属の電気亜鉛
メツキ鋼板にクロメート処理剤(関西ペイント社
製、商品名コスマー20R、クロム酸クロム系塗布
型処理剤)をクロム量として1〜50mg/m2になる
様に塗布し、引続いて金属温度が150℃に到達す
る雰囲気で30秒間焼付処理した金属板を用いて、
上記の実施例1と同様にして塗板を作成し、性能
試験を行つたところ、いずれも優れた性能を示し
た。その結果を後記表−4及び表−5に示す。 実施例 3〜14 実施例1及び実施例2に準じて表−2に記載の
導電性塗料組成物及び塗板を作成して、性能試験
を行つたところいずれも優れた性能を示した。そ
の結果を後記表−4及び表−5に示す。 なお、実施例4及び8の表面処理はそれぞれリ
ン酸亜鉛(日本パーカライジング(株)製、ボンデラ
イト#3004)による処理(化成処理量は1g/
m2)及び10%無水クロム酸リンス処理を行つた処
理板を用いた。 比較例 1〜2 実施例1〜2において導電性顔料のリン化鉄を
添加しない組成物を作り(表−3に記載)、同様
にして塗板を作成し、スポツト電気溶接を行つた
ところ、全く通電せず溶接は出来なかつた。ま
た、カチオン塗料による電着塗装も全く出来なか
つた。その結果を表−4及び表−5に示す。 比較例 3〜4 実施例3〜4の組成物で導電性顔料を使用しな
い組成物(表−3に記載)を用いて比較例1と同
様に試験したところ、溶接性、カチオン電着性と
も不良であつた。その結果を表−4及び表−5に
示す。 比較例 5〜6 実施例1において複合体反応物の代わりに有機
重合体合成例1の樹脂を用いて塗料組成物を調製
し(表−3に記載)、試験した結果、溶接性、カ
チオン電着性は良好であつたが、耐食性及び耐湿
性は著しく不良であつた。結果を表−4及び表−
5に示す。 比較例 7〜8 実施例5〜6と同様に実施例9〜10の複合体反
応物の代わりに有機重合体合成例4の樹脂を用い
て試験した結果、比較例5〜6と同様であつた。
結果を表4及び表5に示す。 比較例 9〜10 複合体合成例3の配合においてγ−アミノプロ
ピルトリメトキシシランを添加しない組成物を作
り(表−3に記載)、比較例5〜6に準じて試験
した結果、比較例5〜6と同様であつた。結果を
表−4、表−5に示す。 比較例 11〜12 複合体合成例4の配合において、コロイダルシ
リカ、「スノーテツクスO」を添加しない組成物
を作り(表−3に記載)、比較例5〜6に準じて
試験した結果、比較例5〜6と同様であつた。結
果を表−4、表−5に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 () 水酸基を有する有機重合体(a)、粒子
    径が500mμ以下のシリカ(b)及びジ、トリもしく
    はテトラアルコキシ(又はアルコキシアルコキ
    シ)シラン化合物(c)の混合物を、(a)と(b)の配合
    比が固形分重量百分比で95:5ないし40:60の
    範囲で、且つ(c)を(a)と(b)の固形分重量合計に対
    して0.5〜15重量%の範囲で反応させて得られ
    る有機−無機複合体反応物、 () アミノ樹脂又はエポキシ樹脂及び () 導電性物質、 を()と()との配合比が重量百分比で60:
    40ないし95:5の範囲で、且つ()を組成物中
    に50〜90重量%の範囲で含有せしめてなることを
    特徴とする金属用導電性被膜形成性組成物。 2 導電性物質がカーボン、グラフアイト、金属
    粉末、半導体酸化物及びリン化鉄よりなる特許請
    求の範囲第1項記載の金属用導電性被膜形成性組
    成物。 3 () 水酸基及びカルボキシル基を有する
    有機重合体(a)、粒子径が500mμ以下のシリカ(b)
    及びジ、トリもしくはテトラアルコキシ(又は
    アルコキシアルコキシ)シラン化合物(c)の混合
    物を、(a)と(b)の配合比が固形分重量百分比で
    95:5ないし40:60の範囲で、且つ(c)を(a)と(b)
    の固形分重量合計に対して0.5〜15重量%の範
    囲で反応させて得られる有機−無機複合体反応
    物、 () アミノ樹脂又はエポキシ樹脂及び () 導電性物質、 を()と()との配合比が重量百分比で60:
    40ないし95:5の範囲で、且つ()を組成物中
    に50〜90重量%の範囲で含有せしめてなることを
    特徴とする金属用導電性被膜形成性組成物。 4 導電性物質がカーボン、グラフアイト、金属
    粉末、半導体酸化物及びリン化鉄よりなる特許請
    求の範囲第3項記載の金属用導電性被膜形成性組
    成物。
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