JPH01263145A - 摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物並びにこれを用いたガイドローラー又はガイドポール - Google Patents
摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物並びにこれを用いたガイドローラー又はガイドポールInfo
- Publication number
- JPH01263145A JPH01263145A JP63092869A JP9286988A JPH01263145A JP H01263145 A JPH01263145 A JP H01263145A JP 63092869 A JP63092869 A JP 63092869A JP 9286988 A JP9286988 A JP 9286988A JP H01263145 A JPH01263145 A JP H01263145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyacetal resin
- fatty acid
- alcohol
- composition
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L59/00—Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K13/00—Use of mixtures of ingredients not covered by one single of the preceding main groups, each of these compounds being essential
- C08K13/02—Organic and inorganic ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/24—Acids; Salts thereof
- C08K3/26—Carbonates; Bicarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
- C08K5/101—Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は無機粉末と脂肪酸エステルを含有する摺動部材
用ポリアセタール樹脂組成物、更には斯かる組成物より
成るVTR13mmビデオ等の磁気テープの如きテープ
(以下テープという)走行用のガイドローラーもしくは
ガイドボールに関する。
用ポリアセタール樹脂組成物、更には斯かる組成物より
成るVTR13mmビデオ等の磁気テープの如きテープ
(以下テープという)走行用のガイドローラーもしくは
ガイドボールに関する。
ポリアセタール樹脂はバランスのとれた機械的性質を有
し、耐摩擦・摩耗特性、耐薬品性、耐熱性、電気特性等
に優れる為、自動車、電気・電子製品等の摺動部品の分
野で広く利用されている。しかし、かかる分野における
要求特性は次第に高度化しつつあり、摺動特性の一層の
向上と、その長期的な持続性の要求もその−っである。
し、耐摩擦・摩耗特性、耐薬品性、耐熱性、電気特性等
に優れる為、自動車、電気・電子製品等の摺動部品の分
野で広く利用されている。しかし、かかる分野における
要求特性は次第に高度化しつつあり、摺動特性の一層の
向上と、その長期的な持続性の要求もその−っである。
かかる摺動特性の高度化が要求される摺動部品の代表的
な例として、VTR,3mmビデオ等のテープ走行系に
使用されるがイドローラー、ガイドボール等が挙げられ
る。
な例として、VTR,3mmビデオ等のテープ走行系に
使用されるがイドローラー、ガイドボール等が挙げられ
る。
従来、ガイドローラー等の材料としては、ポリアセター
ル樹脂が主として用いられている。
ル樹脂が主として用いられている。
しかしながら最近の傾向として、テープ走行の高速化が
進み、従来のポリアセタール樹脂組成物では、長期使用
に対する回転トルクの上昇、摩擦面の溶融、キシミ音の
発生などの摺動特性に関する各種の要求性能を同時に満
足することは困難になっているのが現状である。
進み、従来のポリアセタール樹脂組成物では、長期使用
に対する回転トルクの上昇、摩擦面の溶融、キシミ音の
発生などの摺動特性に関する各種の要求性能を同時に満
足することは困難になっているのが現状である。
即ち、前記摺動特性を改善する目的でポリアセタールに
フッ素樹脂やポリオレフィン系の樹脂、シリコーン系樹
脂等地の樹脂の添加混合、更にはグラファイト、二硫化
モリブデン等の固体潤滑剤の配合、又、脂肪酸、脂肪酸
エステル、シリコーンオイノベ各種鉱油などの添加が提
案されているが、ガイドローラー等の摺動部材としては
摺動特性以外に寸法精度も要求され、又場合によっては
切削加工が施されるが、前記のフッ素系樹脂やポリオレ
フィン系樹脂等他樹脂の配合は、摺動面にささくれや毛
羽立ちを発生させ易く、回転トルクの変動や摩耗を引き
起こす。又、一般に公知の潤滑剤の添加は、特に高温時
に樹脂の表面にしみ出しを起こし、成形の際スクリュー
への食い込み不良や可塑化不良等を起こし、著しい場合
には成形不能となる。又、成形が可能であっても使用中
に成形品表面にオイルが浸み出しべとつくため、テープ
走行部品としては全く不適当である。又従来の改良方法
は一時的には極めて優れた摺動特性を示してもこれを長
期にわたって使用すると摺動面の変化を生じ、トルクの
上昇等をもたらし問題となる場合が多い。
フッ素樹脂やポリオレフィン系の樹脂、シリコーン系樹
脂等地の樹脂の添加混合、更にはグラファイト、二硫化
モリブデン等の固体潤滑剤の配合、又、脂肪酸、脂肪酸
エステル、シリコーンオイノベ各種鉱油などの添加が提
案されているが、ガイドローラー等の摺動部材としては
摺動特性以外に寸法精度も要求され、又場合によっては
切削加工が施されるが、前記のフッ素系樹脂やポリオレ
フィン系樹脂等他樹脂の配合は、摺動面にささくれや毛
羽立ちを発生させ易く、回転トルクの変動や摩耗を引き
起こす。又、一般に公知の潤滑剤の添加は、特に高温時
に樹脂の表面にしみ出しを起こし、成形の際スクリュー
への食い込み不良や可塑化不良等を起こし、著しい場合
には成形不能となる。又、成形が可能であっても使用中
に成形品表面にオイルが浸み出しべとつくため、テープ
走行部品としては全く不適当である。又従来の改良方法
は一時的には極めて優れた摺動特性を示してもこれを長
期にわたって使用すると摺動面の変化を生じ、トルクの
上昇等をもたらし問題となる場合が多い。
斯かる如く、従来より公知の方法では、成形加工性が良
く、短期的にも長期的にも優れた摺動特性を有し、しか
も切削加工性に優れた摺動部材、特にVTR,3+n+
nビデオ等のガイドD −ラー、ガイドボールの如く、
金属シャフト或いは高速走行テープと摺動して摩擦・摩
耗特性が優れ、長期使用に対しても摩擦面の溶融変化、
トルク上昇、騒音等に対する優れた効果を有し、短期、
長期共に優れた摺動特性を有するバランスのとれた摺動
部材用樹脂組成物を得ることは至難であり、更に一層の
改良が切望されていた。
く、短期的にも長期的にも優れた摺動特性を有し、しか
も切削加工性に優れた摺動部材、特にVTR,3+n+
nビデオ等のガイドD −ラー、ガイドボールの如く、
金属シャフト或いは高速走行テープと摺動して摩擦・摩
耗特性が優れ、長期使用に対しても摩擦面の溶融変化、
トルク上昇、騒音等に対する優れた効果を有し、短期、
長期共に優れた摺動特性を有するバランスのとれた摺動
部材用樹脂組成物を得ることは至難であり、更に一層の
改良が切望されていた。
本発明者らは斯かる要求に応え得るポリアセタール樹脂
組成物を得るべく鋭意検討を重ねた結果、ポリアセター
ル樹脂に特定粒径の無機粉末と特定の脂肪酸エステルを
添加併用することにより、摺動部材、特にVTR13m
mビデオ等金属シャフト又は走行テープと摺動するガイ
ドローラー、ガイドボールの材料として極めて優れた性
能が得られることを見出して、本発明に到達した。
組成物を得るべく鋭意検討を重ねた結果、ポリアセター
ル樹脂に特定粒径の無機粉末と特定の脂肪酸エステルを
添加併用することにより、摺動部材、特にVTR13m
mビデオ等金属シャフト又は走行テープと摺動するガイ
ドローラー、ガイドボールの材料として極めて優れた性
能が得られることを見出して、本発明に到達した。
即ち本発明は、
(A) ポリアセタール樹脂
(B)平均粒径が50μm以下で、かつ粒径が100μ
m以下のものの比率が95%以上である無機粉末 1〜
20重量%〈組成物中) (C)炭素数5〜32の脂肪酸と炭素数2〜30の一価
モしくは多価アルコールとの脂肪酸エステル 0.05
〜10重量%(組成物中)からなる摺動部材用ポリアセ
タール樹脂組成物並びにこれを用いてなるガイドローラ
ー、ガイドポールの如き成形品に関するものである。
m以下のものの比率が95%以上である無機粉末 1〜
20重量%〈組成物中) (C)炭素数5〜32の脂肪酸と炭素数2〜30の一価
モしくは多価アルコールとの脂肪酸エステル 0.05
〜10重量%(組成物中)からなる摺動部材用ポリアセ
タール樹脂組成物並びにこれを用いてなるガイドローラ
ー、ガイドポールの如き成形品に関するものである。
以下、本発明の構成について詳しく説明する。
先ず、本発明に用いられる(A) ポリアセタール樹
脂としては、ポリアセタールホモポリマー及び主鎖の大
部分がオキンメチレン連鎖よりなるポリアセタールコポ
リマーのいずれも使用できる。また1、ポリアセタール
を公知の方法で架橋或いはグラフト共重合して変性した
ものも基体樹脂として使用でき、本発明の効果は発揮さ
れる。重合度等は成形可能な限り特に制限はない。
脂としては、ポリアセタールホモポリマー及び主鎖の大
部分がオキンメチレン連鎖よりなるポリアセタールコポ
リマーのいずれも使用できる。また1、ポリアセタール
を公知の方法で架橋或いはグラフト共重合して変性した
ものも基体樹脂として使用でき、本発明の効果は発揮さ
れる。重合度等は成形可能な限り特に制限はない。
次に本発明においてポリアセタール樹脂(八)に配合さ
れる無機粉末(B) は平均粒径が50μm以下で、か
つ粒径が100μm以下のものの比率が95%以上であ
るものが用いられる。好ましくは平均粒径が30μm以
下で、かつ粒径が50μm以下のものの比率が90%以
上であるもの、特に好ましくは平均粒径が10μm以下
のものである。
れる無機粉末(B) は平均粒径が50μm以下で、か
つ粒径が100μm以下のものの比率が95%以上であ
るものが用いられる。好ましくは平均粒径が30μm以
下で、かつ粒径が50μm以下のものの比率が90%以
上であるもの、特に好ましくは平均粒径が10μm以下
のものである。
無機粉末は粒径が大きくなるに伴い、成形品表面に凹凸
を形成し、いわゆる表面粗さの増大により、摺動する相
手材、例えば金属シャフトやテープを損傷し、又、回転
ムラを生じ易く好ましくない。
を形成し、いわゆる表面粗さの増大により、摺動する相
手材、例えば金属シャフトやテープを損傷し、又、回転
ムラを生じ易く好ましくない。
また本発明においては、使用する無機粉末の種類につい
ては特に限定されるものではないが、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、タルク、シリカ、クレー、カオリン
、けい藻土、パーライト、ベントナイト等が挙げられ、
特に炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、シリ
カ及びクレーを用いるのが好ましい。
ては特に限定されるものではないが、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、タルク、シリカ、クレー、カオリン
、けい藻土、パーライト、ベントナイト等が挙げられ、
特に炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、シリ
カ及びクレーを用いるのが好ましい。
本発明において無機粉末(B)の添加量はポリアセター
ル樹脂(A) に対して1〜20重量%(組成物中)
である。これより少ない量では後述の如き(C)成分と
の相乗効果が得られず、又十分な押出、成形、切削等加
工性を確保することが出来ず、これより多い量では摺動
性の悪化、成形品の表面荒れによる相手材の損傷を招く
場合がある。
ル樹脂(A) に対して1〜20重量%(組成物中)
である。これより少ない量では後述の如き(C)成分と
の相乗効果が得られず、又十分な押出、成形、切削等加
工性を確保することが出来ず、これより多い量では摺動
性の悪化、成形品の表面荒れによる相手材の損傷を招く
場合がある。
次に本発明で用いられる(C)成分の脂肪酸エステルと
しては炭素数5〜32の脂肪酸と炭素数2〜30の一価
もしくは多価アルコールとのエステルである。
しては炭素数5〜32の脂肪酸と炭素数2〜30の一価
もしくは多価アルコールとのエステルである。
かかる脂肪酸エステルを構成する脂肪酸の例としては、
カプロン酸、カプリル酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、
トリデシル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モン
タン酸、メリシン酸など飽和脂肪酸、或いはオレイン酸
、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、アラキドン酸
、ブラシジン酸、エルカ酸、リシノール酸などの不飽和
脂肪酸等が挙げられ、又、エステルを形成するアルコー
ルの例としては、プロピノベイソプロピル、ブチル、オ
クチル、カプリル、ラウリノペミリスチル、ステアリル
、ヘヘニル等ノー価モジ<はエチレングリコ−/lz。
カプロン酸、カプリル酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、
トリデシル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モン
タン酸、メリシン酸など飽和脂肪酸、或いはオレイン酸
、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、アラキドン酸
、ブラシジン酸、エルカ酸、リシノール酸などの不飽和
脂肪酸等が挙げられ、又、エステルを形成するアルコー
ルの例としては、プロピノベイソプロピル、ブチル、オ
クチル、カプリル、ラウリノペミリスチル、ステアリル
、ヘヘニル等ノー価モジ<はエチレングリコ−/lz。
プロピレングリコーノベブタンジオーノペグリセリン等
の多価アルコールが挙げられる。好ましくは炭素数12
〜22の脂肪酸と炭素数2〜22の一価もしくは多価ア
ルコールとのエステルテアリ、次に示す脂肪酸とアルコ
ールとからなるエステルはこの例である。
の多価アルコールが挙げられる。好ましくは炭素数12
〜22の脂肪酸と炭素数2〜22の一価もしくは多価ア
ルコールとのエステルテアリ、次に示す脂肪酸とアルコ
ールとからなるエステルはこの例である。
脂 肪 酸:ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、ステアリン酸、ベ ヘン酸 アルコール:ブチルアルコーノベイソプロピルアルコー
ル、オクチルアルコ ール、ミリスチルアルコール、 ステアリルアルコール、ベヘニ ルアルコーノベエチレングリコ ール、プロピレングリコーノペ ペンタエリトリット 特に好ましい脂肪酸エステルを例示すると、ミリスチル
ミリステート、ステアリルステアレート、ペンタエリス
リトールモノステアレート、ペンタエリスリトールテト
ラステアレート及びベヘニルベヘネート等が挙げられる
。
、ステアリン酸、ベ ヘン酸 アルコール:ブチルアルコーノベイソプロピルアルコー
ル、オクチルアルコ ール、ミリスチルアルコール、 ステアリルアルコール、ベヘニ ルアルコーノベエチレングリコ ール、プロピレングリコーノペ ペンタエリトリット 特に好ましい脂肪酸エステルを例示すると、ミリスチル
ミリステート、ステアリルステアレート、ペンタエリス
リトールモノステアレート、ペンタエリスリトールテト
ラステアレート及びベヘニルベヘネート等が挙げられる
。
本発明において、かかる脂肪酸エステルの添加量は0.
05〜10重量%(組成物中)である。0.05重量%
より少ない量では摺動性改良効果は期待できず、又、逆
に10重量%より多い量では基体であるポリアセタール
の性質が大巾に損なわれる場合がある。好ましくは0.
1〜5重量%が配合される。
05〜10重量%(組成物中)である。0.05重量%
より少ない量では摺動性改良効果は期待できず、又、逆
に10重量%より多い量では基体であるポリアセタール
の性質が大巾に損なわれる場合がある。好ましくは0.
1〜5重量%が配合される。
本発明の特徴は前述した如く、ポリアセタール樹脂(A
) に特定の無機粉末(B) と脂肪酸エステノペ特に
前記の如き特定の脂肪酸エステル(C)を併用して添加
配合する点にある。
) に特定の無機粉末(B) と脂肪酸エステノペ特に
前記の如き特定の脂肪酸エステル(C)を併用して添加
配合する点にある。
脂肪酸エステルの添加は、摺動性の改善、特に高速走行
テープや金属シャフトとの摺動性改良には他の潤滑剤以
上に好適であるが、単独では必要な摺動性を得るに充分
な量を均一に添加することが困難であり、添加剤の混練
時に押出機のスラリニー上で樹脂の滑りの原因となり、
サージング現象を生じたり、ベント孔より未溶融樹脂が
ベントアップする等の問題が生じ、均一な組成物の調製
自体が困難であるのみならず、又、成形時においても、
(い込み不良、可塑化不良等の問題を生じ、更に使用時
においては成形品表面に多量の潤滑剤のしみ出しくブリ
ード)等を生じ、特に本発明の課題である長期間の使用
に対する摺動特性の維持が充分でない。
テープや金属シャフトとの摺動性改良には他の潤滑剤以
上に好適であるが、単独では必要な摺動性を得るに充分
な量を均一に添加することが困難であり、添加剤の混練
時に押出機のスラリニー上で樹脂の滑りの原因となり、
サージング現象を生じたり、ベント孔より未溶融樹脂が
ベントアップする等の問題が生じ、均一な組成物の調製
自体が困難であるのみならず、又、成形時においても、
(い込み不良、可塑化不良等の問題を生じ、更に使用時
においては成形品表面に多量の潤滑剤のしみ出しくブリ
ード)等を生じ、特に本発明の課題である長期間の使用
に対する摺動特性の維持が充分でない。
しかるに、本発明の如く、特定の無機粉末及び脂肪酸エ
ステルを組み合わせて添加する事により、上記の如き脂
肪酸エステル単独配合による欠点が解消され、一般に摺
動部材に求められる性能が大巾に改善され、又、特にV
TR18mmビデオ等のテープ走行部品に必要な特殊な
摺動特性や、成形品を規定の寸法、形状に仕上げる工程
での切削性等においても優れた効果を示し、特に長期間
の摺動に対してもその良好な摺動特性を維持し、テープ
走行用のガイドローラー、ポール等に好適な組成物を提
供し得るのである。
ステルを組み合わせて添加する事により、上記の如き脂
肪酸エステル単独配合による欠点が解消され、一般に摺
動部材に求められる性能が大巾に改善され、又、特にV
TR18mmビデオ等のテープ走行部品に必要な特殊な
摺動特性や、成形品を規定の寸法、形状に仕上げる工程
での切削性等においても優れた効果を示し、特に長期間
の摺動に対してもその良好な摺動特性を維持し、テープ
走行用のガイドローラー、ポール等に好適な組成物を提
供し得るのである。
一般に無機物剛体の添加1ま摩擦・摩耗等の摺動特性を
害することが多いが、本願の如き粒子径よりなる粒状物
、特に炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、ク
レー及びシリカよりなる微細な粒状物は意外にもかかる
欠点がないのみならず、脂肪酸エステルと併用、共存し
た場合に上記の如き顕著な相乗効果を呈するのである。
害することが多いが、本願の如き粒子径よりなる粒状物
、特に炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、ク
レー及びシリカよりなる微細な粒状物は意外にもかかる
欠点がないのみならず、脂肪酸エステルと併用、共存し
た場合に上記の如き顕著な相乗効果を呈するのである。
本発明の組成物は、さらに公知の各種安定剤を添加して
安定性を補強することができる。また、目的とする用途
に応じてその物性を改善するため、更に公知の各種の添
加物を配合し得る。
安定性を補強することができる。また、目的とする用途
に応じてその物性を改善するため、更に公知の各種の添
加物を配合し得る。
添加物の例を示せば、各種の着色剤、滑剤、離型剤、核
剤、帯電防止剤、その他の界面活性剤、異種ポリマー、
有機改良剤等である。
剤、帯電防止剤、その他の界面活性剤、異種ポリマー、
有機改良剤等である。
又、本発明の目的とする組成物の性能を大巾に低下しな
い範囲内であれば、無機、有機、金属等の繊維状、板状
のフィラー或いは他の粉粒状充填剤を1種又は2種混合
使用することもできる。
い範囲内であれば、無機、有機、金属等の繊維状、板状
のフィラー或いは他の粉粒状充填剤を1種又は2種混合
使用することもできる。
尚、本発明の組成物はテープ走行用部品としてガイドロ
ーラー、ガイドボール等に使用される場合、帯電しやす
(、これによる障害が生じることも考えられるので、帯
電防止剤の配合はこの点で特に望ましい。
ーラー、ガイドボール等に使用される場合、帯電しやす
(、これによる障害が生じることも考えられるので、帯
電防止剤の配合はこの点で特に望ましい。
次に本発明の組成物又は成形品の調製は、従来の樹脂組
成物調製法として一般に用いられる公知の方法により容
易に調製される。例えば各成分を混合した後、1軸又は
2軸の押出機により練込み押出しして、ペレットを調製
し、しかる後、成形する方法、−旦組成の異なるペレッ
ト(マスターバッチ)を調製し、そのペレットを所定量
混合(稀釈)して成形に供し、成形後に目的組成の成形
品を得る方法等、何れも使用できる。
成物調製法として一般に用いられる公知の方法により容
易に調製される。例えば各成分を混合した後、1軸又は
2軸の押出機により練込み押出しして、ペレットを調製
し、しかる後、成形する方法、−旦組成の異なるペレッ
ト(マスターバッチ)を調製し、そのペレットを所定量
混合(稀釈)して成形に供し、成形後に目的組成の成形
品を得る方法等、何れも使用できる。
又、斯かる組成物の調製において、基体であるポリアセ
タール樹脂の一部又は全部を粉砕し、これとその他の成
分を混合した後、押出等を行うことは添加物の分散性を
良くする上で好ましい方法である。
タール樹脂の一部又は全部を粉砕し、これとその他の成
分を混合した後、押出等を行うことは添加物の分散性を
良くする上で好ましい方法である。
また、予め脂肪酸エステルを無機粉末と混合し、含浸さ
せた後、これをポリアセタール樹脂と混練し、押出等を
行う方法も組成物の調製を容易にし、加工性改善の点で
好ましい方法である。
せた後、これをポリアセタール樹脂と混練し、押出等を
行う方法も組成物の調製を容易にし、加工性改善の点で
好ましい方法である。
以下実施例により、本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜12及び比較例1〜12
ポリアセタール樹脂(ポリプラスチックス■製、商品名
ジュラコンM90)に無機粉末と脂肪酸エステルを表1
,2に示す割合で混合した後、2軸押比機により、溶融
混練し、ペレ・ソト状の組成物を調製した。次いで、こ
のペレットを用いて、射出成形により試験片を作成し、
評価を行った。
ジュラコンM90)に無機粉末と脂肪酸エステルを表1
,2に示す割合で混合した後、2軸押比機により、溶融
混練し、ペレ・ソト状の組成物を調製した。次いで、こ
のペレットを用いて、射出成形により試験片を作成し、
評価を行った。
又、比較のため、無機粉末無添加のもの、粒径粗大なも
の、脂肪酸エステル無添加のもの、無機粉末及び脂肪酸
エステルともに無添加のもの、さらに脂肪酸エステル以
外の潤滑剤を添加したものについて、評価を行った。結
果を併せて表1.2に示す。
の、脂肪酸エステル無添加のもの、無機粉末及び脂肪酸
エステルともに無添加のもの、さらに脂肪酸エステル以
外の潤滑剤を添加したものについて、評価を行った。結
果を併せて表1.2に示す。
尚、評価項目及び評価方法は下記の通りである。
押出加工性(組成物ペレット調製時所見):内径30m
mベント付二軸押出機を使用して押出を行い押出状況を
観察した。押出中のベントアップ、ストランドの発泡状
態、サージング現象等を目視観察にて総合的に5段階で
評価した。
mベント付二軸押出機を使用して押出を行い押出状況を
観察した。押出中のベントアップ、ストランドの発泡状
態、サージング現象等を目視観察にて総合的に5段階で
評価した。
5−4 □ 3−2−1
成形性ニ
スクリュー式射出成形機を用い、シリンダー温度190
℃、スクリュー回転数12Or、 I]、 mとした時
の可塑化時間を測定した。この値が大きいことは、スク
リュー上でペレットが滑り、くい込みが悪く、成形性が
劣ることを示す。
℃、スクリュー回転数12Or、 I]、 mとした時
の可塑化時間を測定した。この値が大きいことは、スク
リュー上でペレットが滑り、くい込みが悪く、成形性が
劣ることを示す。
切削性:
図1に示すガイドローラーを作成し、140tX3時間
エージングを行い、ガイドローラーの内面摺動部を精密
旋盤で切削してその内面を電子顕微鏡で観察して内面の
状態(ささくれ、毛羽立ち)を5段階で評価した。
エージングを行い、ガイドローラーの内面摺動部を精密
旋盤で切削してその内面を電子顕微鏡で観察して内面の
状態(ささくれ、毛羽立ち)を5段階で評価した。
5−4−3−2−□ 1
摩擦係数、比摩耗量:
絵本式摩擦・摩耗試験機を用い、加圧10kg/Cm2
、線速度30cm/sec、接触面積2.Qcm”、相
手材として金属(S55C)を用い、動摩擦係数、比摩
耗量を測定した。
、線速度30cm/sec、接触面積2.Qcm”、相
手材として金属(S55C)を用い、動摩擦係数、比摩
耗量を測定した。
実用テスト:
図3に示す試験機を用い、図2に示したシャフト(金属
)と図1に示したガイドローラーを用い、接触荷重10
0g、回転速度5500r、 p、 mで48時間摺動
させ、回転トルクの目安値としてモータ負荷電流値を測
定した。
)と図1に示したガイドローラーを用い、接触荷重10
0g、回転速度5500r、 p、 mで48時間摺動
させ、回転トルクの目安値としてモータ負荷電流値を測
定した。
又、摺動後の内面(樹脂の焼付き、摺動傷等を総合)を
電子顕微鏡で観察して10段階で評価した。
電子顕微鏡で観察して10段階で評価した。
又、摺動前後におけるガイドローラー表面のべとつき状
態について調べた。
態について調べた。
以上の説明及び実施例により明らかなようにポリアセタ
ール樹脂に特定の無機粉末と脂肪酸エステルを配合して
なる本発明の摺動部材は無機粉末、脂肪酸エステルそれ
ぞれ単独で用いるものに比べ、摩擦・摩耗性が飛躍的に
向上し、しかも長期間使用に対してもすぐれた摺動特性
を維持し、摺動部材として好ましいものである。
ール樹脂に特定の無機粉末と脂肪酸エステルを配合して
なる本発明の摺動部材は無機粉末、脂肪酸エステルそれ
ぞれ単独で用いるものに比べ、摩擦・摩耗性が飛躍的に
向上し、しかも長期間使用に対してもすぐれた摺動特性
を維持し、摺動部材として好ましいものである。
又、本発明の摺動部材組成物は従来より、とかくこの種
の材料の問題となっていた押出、成形加工上の難点が改
善され、しかも成分の分離、しみ出し等の難点も改良さ
れている。更に摺動時の騒音が少ないことも一つの大き
な利点である。
の材料の問題となっていた押出、成形加工上の難点が改
善され、しかも成分の分離、しみ出し等の難点も改良さ
れている。更に摺動時の騒音が少ないことも一つの大き
な利点である。
本発明の摺動部材組成物は上記の如き摺動材としての効
果を有するが故に過酷な摺動性を要求される用途、例え
ばVTR,8mmビデオ等のテープ走行用ガイドローラ
ー、ガイドポール等に好適であり、又、各種のベアリン
グ、ブツシュローラー等、例えば金属との摺動の材料と
しても好適である。
果を有するが故に過酷な摺動性を要求される用途、例え
ばVTR,8mmビデオ等のテープ走行用ガイドローラ
ー、ガイドポール等に好適であり、又、各種のベアリン
グ、ブツシュローラー等、例えば金属との摺動の材料と
しても好適である。
図1(A) 、 (B)は夫々切削性評価、実用テスト
に用いたガイドローラーの側面図及び平面図、図2は同
じく切削性評価、実用テストに用いたシャフトの平面図
である。 又、図3(A) 、 (B) は夫々同じく実用テスト
においてガイドローラーの回転トルク変化の目安として
の電流値測定用に用いた試験機の略本断面図及び略本平
面図を示す。 1・・・ガイドローラー 2・・・シャフト 3・・・回転モーター 4・・・電流計 5・・・回転板(円周部にゴムを貼った金属板)6・・
・スプリング P・・・接触荷重(ioogr)
に用いたガイドローラーの側面図及び平面図、図2は同
じく切削性評価、実用テストに用いたシャフトの平面図
である。 又、図3(A) 、 (B) は夫々同じく実用テスト
においてガイドローラーの回転トルク変化の目安として
の電流値測定用に用いた試験機の略本断面図及び略本平
面図を示す。 1・・・ガイドローラー 2・・・シャフト 3・・・回転モーター 4・・・電流計 5・・・回転板(円周部にゴムを貼った金属板)6・・
・スプリング P・・・接触荷重(ioogr)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)ポリアセタール樹脂 (B)平均粒径が50μm以下で、かつ粒径が100μ
m以下のものの比率が95%以上である無機粉末1〜2
0重量%(組成物中) (C)炭素数5〜32の脂肪酸と炭素数2〜30の一価
もしくは多価アルコールとの脂肪酸エ ステル0.05〜10重量%(組成物中) からなる摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物。 2 (B)成分の無機粉末が炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、タルク、クレー及びシリカからなる群より選
択される1種以上である請求項1記載の摺動部材用ポリ
アセタール樹脂組成物。 3 (C)成分の脂肪酸エステルが炭素数12〜22の
脂肪酸と炭素数2〜22の一価もしくは多価アルコール
とのエステルである請求項1又は2記載の摺動部材用ポ
リアセタール樹脂組成物。 4 (C)成分の脂肪酸エステルが下記に示す脂肪酸と
アルコールとのエステルである請求項1、2又は3記載
の摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物。 脂肪酸:ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、ベヘン酸 アルコール:ブチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、オクチルアルコール、ミリスチルアルコール、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ペンタエリトリット 5 請求項1、2、3又は4記載の摺動部材用ポリアセ
タール樹脂組成物よりなるテープ走行用ガイドローラー
又はガイドポール。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63092869A JPH0826207B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物並びにこれを用いたガイドローラー又はガイドポール |
EP89303721A EP0340931B1 (en) | 1988-04-15 | 1989-04-14 | Polyacetal resin composition for sliding member, and guide roller or guide pole made by using the same |
DE8989303721T DE68905067T2 (de) | 1988-04-15 | 1989-04-14 | Polyacetalharz zusammensetzung fuer gleitbauteile und daraus hergestellte fuehrungsrolle oder fuehrungsstift. |
CA000596751A CA1333507C (en) | 1988-04-15 | 1989-04-14 | Polyacetal resin composition for sliding member, and guide roller or guide pole made by using the same |
BR898901804A BR8901804A (pt) | 1988-04-15 | 1989-04-14 | Composicao de resina de poliacetal para elemento corredico,e rolo guia ou polo guia para passagem de fita |
AT89303721T ATE86274T1 (de) | 1988-04-15 | 1989-04-14 | Polyacetalharz zusammensetzung fuer gleitbauteile und daraus hergestellte fuehrungsrolle oder fuehrungsstift. |
KR1019890005002A KR920010612B1 (ko) | 1988-04-15 | 1989-04-15 | 슬라이딩 요소용 폴리아세탈 수지 조성물 및 그것을 사용하여 만든 가이드 롤러 또는 가이드 폴 |
US07/666,487 US5106896A (en) | 1988-04-15 | 1991-03-06 | Self-lubricating polyacetal wear part |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63092869A JPH0826207B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物並びにこれを用いたガイドローラー又はガイドポール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01263145A true JPH01263145A (ja) | 1989-10-19 |
JPH0826207B2 JPH0826207B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=14066437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63092869A Expired - Fee Related JPH0826207B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物並びにこれを用いたガイドローラー又はガイドポール |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5106896A (ja) |
EP (1) | EP0340931B1 (ja) |
JP (1) | JPH0826207B2 (ja) |
KR (1) | KR920010612B1 (ja) |
AT (1) | ATE86274T1 (ja) |
BR (1) | BR8901804A (ja) |
CA (1) | CA1333507C (ja) |
DE (1) | DE68905067T2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003268194A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Asahi Kasei Corp | 樹脂材料及びその戸車 |
JP2007039545A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂組成物 |
US7625969B2 (en) | 2004-01-21 | 2009-12-01 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Polyacetal resin composition |
US7638569B2 (en) | 2005-07-19 | 2009-12-29 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Gear |
JP2012116883A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Polyplastics Co | ポリアセタール樹脂組成物 |
JP2013060520A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 寸法安定性に優れるポリアセタール樹脂成形体 |
JP2014136787A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂成形体及び精密機構部品 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0372681A1 (en) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 | Polyplastics Co. Ltd. | Polyacetal resin composition and sliding parts made therefrom |
JP3043344B2 (ja) * | 1989-09-25 | 2000-05-22 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物及び摺動部材 |
US5173532A (en) * | 1989-09-25 | 1992-12-22 | Polyplastics Co., Ltd. | Anti-friction and wear-resistant polyacetal molding compositions, and molded sliding members formed thereof |
JPH0577985A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Fukuhara Seiki Seisakusho:Kk | 丸編機の巻取部における切断編地端部の処理装置 |
JPH05279550A (ja) * | 1991-12-12 | 1993-10-26 | Hoechst Ag | ポリアセタール成形用組成物およびその使用方法 |
US5783619A (en) * | 1994-03-24 | 1998-07-21 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyacetal resin composition and sliding parts |
US5641824A (en) * | 1995-02-28 | 1997-06-24 | Hoechst Celanese Corporation | Thermoplastic polymer composition with improved wear properties |
JP2002037988A (ja) | 2000-07-28 | 2002-02-06 | Oiles Ind Co Ltd | 摺動部材用樹脂組成物および摺動部材 |
AU2000266451A1 (en) * | 2000-08-17 | 2002-02-25 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Toughened, high-modulus polyacetals |
US7067186B2 (en) * | 2001-12-21 | 2006-06-27 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Thermoplastic resin composition |
US6974849B2 (en) * | 2003-03-03 | 2005-12-13 | Ticona Llc | Polyacetals with improved resistance to bleach |
US20060130948A1 (en) * | 2004-12-21 | 2006-06-22 | Sandstrom Paul H | Tire support ring |
US7207366B2 (en) * | 2004-12-22 | 2007-04-24 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Two-piece tire |
US7231951B2 (en) * | 2004-12-22 | 2007-06-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with chafer |
KR101380533B1 (ko) * | 2006-06-15 | 2014-04-01 | 미쓰비시 엔지니어링-플라스틱스 코포레이션 | 폴리아세탈 수지 조성물과 그 제조 방법, 및 그 수지 조성물을 성형하여 이루어지는 슬라이딩 부재 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52144048A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-01 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Oil-containing plastic composition |
JPS6189246A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-07 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 射出成形用複合材料 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015816B2 (ja) * | 1971-09-08 | 1975-06-07 | ||
US3985661A (en) * | 1973-06-27 | 1976-10-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Lubricant-containing polymeric synthetic resin composition and process for preparing said composition |
JPS555934A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-17 | Polyplastics Co | Polyacetal resin composition |
JPS5996157A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-02 | Polyplastics Co | ポリアセタ−ル樹脂組成物 |
DE3404765A1 (de) * | 1983-02-11 | 1984-08-16 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Polyoxymethylen-formmassen mit verbesserten gleiteigenschaften |
JPS59159846A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-10 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | アセタ−ル樹脂組成物 |
JPS60104152A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-08 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | アセタ−ル樹脂組成物 |
JPS6131453A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-13 | Polyplastics Co | ポリアセタ−ル樹脂組成物 |
US4647609A (en) * | 1985-10-25 | 1987-03-03 | Celanese Corporation | Low wear polyacetal with antistatic properties |
JPS63277263A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-15 | Polyplastics Co | 熱可塑性樹脂組成物 |
JP2506768B2 (ja) * | 1987-05-29 | 1996-06-12 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタ―ル樹脂組成物 |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP63092869A patent/JPH0826207B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-04-14 CA CA000596751A patent/CA1333507C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-14 EP EP89303721A patent/EP0340931B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-14 DE DE8989303721T patent/DE68905067T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-14 BR BR898901804A patent/BR8901804A/pt not_active Application Discontinuation
- 1989-04-14 AT AT89303721T patent/ATE86274T1/de active
- 1989-04-15 KR KR1019890005002A patent/KR920010612B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-03-06 US US07/666,487 patent/US5106896A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52144048A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-01 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Oil-containing plastic composition |
JPS6189246A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-07 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 射出成形用複合材料 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003268194A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Asahi Kasei Corp | 樹脂材料及びその戸車 |
US7625969B2 (en) | 2004-01-21 | 2009-12-01 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Polyacetal resin composition |
US7772310B2 (en) | 2004-01-21 | 2010-08-10 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Polyacetal resin composition |
JP2012092355A (ja) * | 2004-01-21 | 2012-05-17 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂組成物の製造方法 |
JP5067961B2 (ja) * | 2004-01-21 | 2012-11-07 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物 |
US7638569B2 (en) | 2005-07-19 | 2009-12-29 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Gear |
JP2007039545A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂組成物 |
JP2012116883A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Polyplastics Co | ポリアセタール樹脂組成物 |
JP2013060520A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 寸法安定性に優れるポリアセタール樹脂成形体 |
JP2014136787A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂成形体及び精密機構部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1333507C (en) | 1994-12-13 |
BR8901804A (pt) | 1989-11-28 |
JPH0826207B2 (ja) | 1996-03-13 |
DE68905067T2 (de) | 1993-06-17 |
EP0340931A1 (en) | 1989-11-08 |
KR920010612B1 (ko) | 1992-12-12 |
US5106896A (en) | 1992-04-21 |
ATE86274T1 (de) | 1993-03-15 |
KR900016358A (ko) | 1990-11-13 |
EP0340931B1 (en) | 1993-03-03 |
DE68905067D1 (de) | 1993-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01263145A (ja) | 摺動部材用ポリアセタール樹脂組成物並びにこれを用いたガイドローラー又はガイドポール | |
JP3043344B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物及び摺動部材 | |
CA1334550C (en) | Polyacetal resin composition and sliding member | |
EP0618262B1 (en) | Polyacetal resin composition and sliding member | |
CN112194871B (zh) | Pmma/abs组合物的制备方法及该组合物的应用 | |
EP0169721B1 (en) | Polyacetal resin composition | |
JP2818451B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物及び磁気テープ走行用ガイド部材 | |
JP2862921B2 (ja) | ポリアセタール樹脂摺動部品 | |
JP3140502B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物及びその成形品 | |
JP3210656B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物及び摺動部材 | |
JPH06287405A (ja) | ポリアセタール樹脂組成物および摺動部材 | |
JP2002020577A (ja) | 寸法安定性に優れたポリアセタール樹脂組成物及びその成形品 | |
JP3164718B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物 | |
JP3200279B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物および摺動部品 | |
JP2898790B2 (ja) | アセタール樹脂製フェルトクラッチ用成形品 | |
EP3967722B1 (en) | Polyacetal resin composition and sliding member | |
JPH0651821B2 (ja) | 含油ポリアセタール樹脂組成物およびその製造法 | |
JPS6112743A (ja) | 耐摩擦摩耗性のすぐれたポリアセタ−ル樹脂成形体の製造法 | |
JPH09286897A (ja) | ポリアセタール樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |