[go: up one dir, main page]

JPH01258627A - 組換え体肝炎抗原の精製方法 - Google Patents

組換え体肝炎抗原の精製方法

Info

Publication number
JPH01258627A
JPH01258627A JP63268355A JP26835588A JPH01258627A JP H01258627 A JPH01258627 A JP H01258627A JP 63268355 A JP63268355 A JP 63268355A JP 26835588 A JP26835588 A JP 26835588A JP H01258627 A JPH01258627 A JP H01258627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antigen
membrane
solution
diafiltration
yeast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63268355A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeko Yamazaki
シゲコ ヤマザキ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPH01258627A publication Critical patent/JPH01258627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2730/00Reverse transcribing DNA viruses
    • C12N2730/00011Details
    • C12N2730/10011Hepadnaviridae
    • C12N2730/10111Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
    • C12N2730/10122New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S530/00Chemistry: natural resins or derivatives; peptides or proteins; lignins or reaction products thereof
    • Y10S530/82Proteins from microorganisms
    • Y10S530/823Lower fungi, e.g. mold
    • Y10S530/824Yeasts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Virology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願はケース番号16998IA、出願番号第6,3
6.514号(出願日1984年8月1日)及びケース
番号17475、出願番号第019.820号(出願日
1987年2月27日)及びケース番号17521に関
連するものである。
B型肝炎表面抗原は、それ以後のB型肝炎ウィルスの感
染による病理学的影響に対する免疫というものを与える
糖タンパクータンパク複合体をよく生じる。ワクチン接
種を目的とした抗原の安全、迅速かつ安価なる製造に対
する供給源は、これまで通常22nn+の粒子を形成し
ている、必要な抗原を大量に作り出していた患者の血清
あるいは血漿に限られていた。しかし組換えDNA技術
の出現に伴ない、表面抗原をコードしているDNAが酵
母、大腸菌、あるいはその他の細胞系へ挿入され、発現
される様になった。得られるポリペプチド産物は挿入D
NAの発現に使用される宿主あるいは細胞系と同様に挿
入されるDNAの構築によって実質的に変化しうるちの
である。
HBウィルス粒子は、コアタンパク及びエンベロープあ
るいは表面(“S”)タンパクなる2種類の構造タンパ
クグループより構成されている。
ウィルスの主要な表面抗原であるという事に加え、すな
わちゾーン粒子、′S″タンパクはオーストラリア抗原
の唯一の構成要素であり、あるいは22nmの粒子であ
る。“S”タンパクは血清型に依存し、389から40
0個のアミノ酸をコードしているラージオーブンリーデ
ィングフレーム(ORF)からの翻訳産物である。この
ORFは3つの領域に分けられており、それぞれが、イ
ンビボにおける翻訳開始部位となる機能を持つATGコ
ドンより始まっている。これらの領域はpre −5l
ciosから119個のアミノ酸)、pre −52(
55個のアミノ酸)及び5(226個のアミノ酸)とし
て、遺伝子の5′から3′への配列に従がって表示され
ている。このORFからの6個の産生タンパクを以下に
成分とともに示す。
1) gp42  (42,000ダルトンの糖タンパ
ク)= pre−Sl/S2/S  (これはpre−
5lはpre −82に、又pre −S2はさらにS
へと隣接している事を意味するものである)、 2)p39  (p=タンパク)  = pre−5l
/S2/S 。
3 ) gp36 = pre−52/S (グリコシ
レージョン部位を2つ持つ)、 4 ) gp33 = pre−S2/S (グリコシ
レージョン部位を1つ持つ)、 5)gp27=S(グリコシレージョン部位を1つ持つ
)、 6)p24=s。
HBVゾーン粒子中においては、6個のタンパクすべて
がほぼ等モル存在している。しかし22nm粒子中にお
いては、4個の小さなタンパクがほぼ等モル存在してい
るだけで、gp42及びp39については、せいぜい粒
子あたり1モルか2.3モルにしかすぎない。pre 
−Sl及びpre −S2領域はS領域の分泌を促進さ
せる機能をもっている。このタンパクに関する根本的特
性についての参考用資料として、次の文献がある。チオ
ライス、ビー。
(Tiollais、P、)等、サイエンス、第213
巻、第406頁、(1981)、及びミリチ、デイ−。
アール、(Milich、D、R,)等ブロク、ナトル
、アヵド。
サイ、 (Proc、Natl、Acad、Sci、)
、第82巻、第8168頁(1985)。
B型肝炎抗原のpre−32領域は約55AA(アミノ
酸)残基より構成されている。この存在がインビボにお
けるSタンパクの抗原決定基よりも免疫原性のある主要
な抗原決定基を提供するものであり、ニューラス、ニー
、アール、 (Neurath、A、R,)等、サイエ
ンス、第224巻、第392頁(1984)、ニューラ
ス、ニー、アール、等、ネイチャー、第315巻、第1
54頁(1985)、及びミリチ。
デイ−、アール、等、上記記載、などに報告されている
。  pre−S2ポリペプチドは重合ヒト血清アルブ
ミン(P)ISA)に対するリセブター様特性をも持ち
、PIISAと結合すると知られている肝臓細胞が所有
している特性でもあり、マチダ、ニー。
(Machida、A、)等、ガストロエンテロロジー
(Gastroenterology) 、第86巻、
第910頁(1984)に報告されている。
表面抗原中におけるpre −S2配列の存在は、免疫
処置の目的に際して好ましい特性であることから、゛p
re−5t/S2/Sタンパク及び他の異なるタンパク
を発現する発現系というものが開発されている。例えば
米国出願番号筒824,405号、1986年1月31
日出願参照。
本発明の方法は酵母細胞膜由来のB型肝炎つィルス組換
え体表面抗原(rllbsAg)の選択的抽出に関する
ものであり、次に可溶化するものである。
部分的精製rHbsAg沈殿物は尿素及びDTTとの併
用及び同時使用による処理によって可溶化される。
酵母及びその他の発現、系由来のr Hb s A g
精製過程において沈殿物形成あるいは他の不溶性物の存
在が、たびたび生ずる。本発明は肝炎関連疾患に対する
より良好かつ安価なワクチン製造目的に際して、その様
な形成された沈殿物を溶解し、精製する方法を提供する
ものである。
部分的精製組換え体表面抗原の選択的抽出及び可溶化に
ついての技術的利点には高度の産生量及び精製純度の獲
得が含まれている。そして、その上回溶化生成物はより
安定である。選択的抽出及び可溶化の技術は迅速かつ前
便である。組換え体形成のための供給源、たとえば酵母
の構成成分は従来の供給源、たとえば血清とは異なるた
め、組換え体タンパクの精製には新たらしい方法あるい
は、これまでの方法における新たらしい組合わせがしば
しば必要となってくる。古典的あるいは他の通常的供給
源由来のタンパクの分離に対して有効な方法についての
知識やノウ−ハウを基礎としたのでは、組換え体細胞培
養由来のタンパクの分離に対してどの様な方法が有効で
あるか予測はしにくいものである。ワクチン調製を目的
とした精製過程には、その産物において、これまでとは
異なった純度というものが必要であり、公知の技術にお
いては、予期出来ない他の方法が必要である。
同様な考え方として、米国特許第4,624.918号
参照。
本出願において組換え体pre−3t/S2  B型肝
炎抗原、あるいはその部分的抗原の実質的精製方法を以
下のステップにより表わした。
a)抗原結合酵母膜の抽出、 b)ステップ(a)の抽出における細胞片の遠心による
除去、 C)不必要な酵母膜結合タンパク質のa離に効果的な溶
液存在下で上清液をダイアフィルトレーション(dia
filtration)にかけ、その後当該不必要酵母
結合タンパク質を除去し、保留生成物としての洗浄済み
酵母膜を作成、 d)ステップ(c1の保留生成物を膜結合表面抗原の遊
離に効果的な第2の溶液と混合、 e)ステップ(dlで遊離された表面抗原を、ダイアフ
ィルトレーション膜に対する当該表面抗原の通過を促進
する第3の溶液を用いたダイアフィルトレーションにか
け、濾液として獲得、f)当該濾液を可溶化するのに効
果的な還元剤の存在下で濾液を若干量の変性剤で処理、
及びg)変性剤及び還元剤を除去し、実質的精製された
組換え体pre−Sl/S2/S B型肝炎抗原あるい
は、その部分的抗原の作成よりなるステップで表わされ
ている。これらの方法による生成物は免疫学的能力を持
ちB型肝炎に対するワクチンとして有効である。
比活性:免疫学的に反応しうるsAgと総タンパクとの
重量対重量の比率 へへ   アミノ酸 DTT   ジチオスレイトール HD、。  50%有効量 11iDTA   エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム塩 L   リッター Mr    移動度 1   分子量 NMW   名目上の分子量カットオフPH5A   
重合ヒト血清アルブミンPBS   リン酸緩衝生理食
塩水、0.15M Na(Jを含む7mMリン酸ナトリ
ウム緩衝液、pl(約7.2 PMSF   フン化フェニルメチルスルホニルpsi
   平方インチあたりのボンドrHbsAg  組換
え体B型肝炎表面抗原S   表面 5O5−PAGE  ドデシル硫酸ナトリウムポリアク
リルアミドゲル電気泳動: 本発明の方法には酵母膜由来のrHbsAHの選択的抽
出、その次の変性剤及び還元剤との併用処理による可溶
化という酵母抽出物由来の組換え体B型肝炎表面抗原(
rHbsAg)の精製方法を包含する。
本発明の新規精製方法が、組換え体Sタンパクあるいは
組換え体pre−5l/S2/Sタンパクを含む、rH
bsAgの発現という領域に対して適応しうるものであ
ることが理解されるであろう。一つの根本的実施例とし
て酵母細胞により生成されるrHbsAgがある。この
系はSあるいはpre−5l/S2/Sアミノ酸配列を
発現する。Sタンパクあるいはpre−3L/S2/S
タンパクにおける他の変異アミノ酸配列に対する精製方
法も本発明中に含まれる9本発明の方法は、本発明の原
理に従ってpre−3l/S2/Sタンパク変異体と同
様にSタンパク変異体の精製に対して迅速かつ効果的な
方法を提供する事を目的としている。例えば、アミノ酸
配列中における保存性のある置換〔ティラー、ダブル、
アール、 (Taylor、W、R,)、ジエイ、 モ
ル、 r:イオル。
(J、Mo1.8io1)、第188巻、第233頁(
1986)の第1図において明らかにされている〕とい
・うちのは、一般的に本発明の原理及び実施におけるい
かなる実質的あるいは新規な改良をもたらすものではな
い。
肝炎表面抗原の保存性のある置換として知られているも
のについては、エルファジー、イ。
(Elfassi、 E)等、ジェイ、七オル、パイオ
ル。
、 (J、Theor、Biol、) 、第121巻、
第371頁(1986)参照。また別なものとして、S
、pre  Slあるいはpre −S2領域における
欠損についても、本明細書中における精製方法のいかな
る改良をも、一般的には、必要としないであろう。
もしrllbsAg、  pre−5l/S2/Sタン
パク、表面抗原、あるいはその部分的抗原が、Sタンパ
ク、22nm粒子、オーストラリア抗原、ゾーン粒子あ
るいはその他自然界に存在する肝炎表面抗原配列を持つ
ものに対して特異的な抗体と免疫学的に反応するのなら
ば本願におけるr)!bsAg、、pre−Sl/S2
/Sタンパク、表面抗原あるいはその部分的抗原は、保
存性のある置換、欠損、あるいは他の作用を受けたもの
であろうと、そのアミノ酸配列中においである種の変異
を含んでいる事は、よく知られている所である。
酵母による発現系の多くは、r l(b s A gの
供給源として明らかに適切である。本明細書で使用され
ているニス、セレビシェ(S 、 cerev is 
1ae)発現系は酢に1つの臨時的な供給源を意味する
ものである。
その他の酵母のベクターとして、シャトルベクター、コ
スミドブラスミド、キメラプラスミド及び2−ミクロン
環状プラスミド由来の配列を含むベクター等を限定する
ものではない。種々のプロモーターや、その他の酵母に
おける転写制御配列は、GALIOあるいはα接合因子
を含み、表面抗原をコードしている挿入DNA配列の発
現に使用される。
サツカロミセス属にはいろいろな種があり、最も一般的
に使用されるものとして、サツカロミセスセレビシェ(
Saccharomyees cerevisiae)
 、あるいはパン酵母などがあり、種々の外来性ポリペ
プチドに関する組換え体DNA媒介発現における宿主と
して働く。しかしながらサツカロミセス属における他の
種との相違関係については、あまりよく明らかにされて
いない。これらの種の大部分はニス・セレビシェとの交
配が可能であり、ニス・セレビシェがもっているプロモ
ーターと類似のあるいは同一の制御プロモーターを所有
しうるものであり、GAL 10.ADH2、GAP及
び/あるいはα接合因子プロモーターに限定されるもの
ではない。よってpre −S−含有ポリペプチドの発
現に対して、宿主株の選択範囲をサツカロミセス属の他
の種にまで広げられかつ、カルスベルゲンシス(car
lsbergensis) 、ラバラム(uvarum
)、ローキジ(rouxii) 、モンタナス(mon
tanus)、クロイベリー(Kluyveri) 、
エロンギスボラス(elongisporus)、ノル
ベンシス(norbensis) 、オビホルミス(o
viformis)及びシアスタテイカス(diast
aticus)に限定されるものでない事は当業者にと
っては明白である。
幾つかの酵母属、例えばハンゼヌラ(Hansenul
a)、カンジダ(candid、a) 、)ルロブシス
(Torulopsis)、及びビヒア(Pichia
)などは増殖に際して唯一の炭素源としてメタノールを
有効に使用する同様の代謝経路を持つ事が示されている
。この代謝経路に関与している酵素であるアルコールオ
キシダーゼの遺伝子がピヒアパストリス(Pichia
 pastoris)より分離されている。ビー、バス
トリスのアルコールオキシダーゼプロモーターが分離さ
れしかもメタノール誘発による発現に対して感受性であ
る事が示されている。この様な誘発可能なプロモーター
は酵母中において選択性の得られないポリペプチドの発
現に対して有効である。特にこのプロモーターは粒子形
態をとるビー・バストリス中のS領域の誘発的発現に対
するプラスミドにおいて活動的であるとされている。こ
の所見により強調されるのは、免疫学的形態をとるSポ
リペプチドの組換え体DNA媒介発現に対する宿主とし
て機能する、他の酵母属の能力である。それ故、rHb
sAgの発現に対して、宿主株の選択範囲をサソカロミ
セタシエ(Saccharomycetaceae)科
の他の酵母属の種や、クリプトコツカシェ(crypt
ococcaceae)科の種に至るまで広げられ、ビ
ヒア、カンジダ、ハンゼヌラ、トルロプシス、クロイベ
ロマイセス及びサフカロミコブシス(Saccharo
mycops is)に限定されるものでない事は当業
者にとって明白である。
肝炎表面抗原の精製方法には、その表面抗原の過度の不
安定性や、崩壊がつきものである。この問題点を解消す
る為に、溶媒に代表的な緩衝作用をもたせ、さらにPM
SF及びEDTAなどの様なプロテアーゼインヒビター
を含ませた。更にタンパク分解を抑えるためには、すべ
ての精製段階を約4℃において行なう事が好ましい。
本発明の方法及び手順において適切な代表的プロテアー
ゼインヒビターが含まれているが、金属キレート剤、重
金属イオン、SH保護剤、プロテアーゼの基質様化合物
、プロテアーゼ阻害ポリペプチドに限定されるものでは
ない。
幾つかの有効なプロテアーゼインヒビターを以下に示す
と、 A’g〜、lIg“、Cu−及び他の重金属イオンアン
チスロンビン■ アンチスロンビン■−ヘパリン α1−アンチトリプシン アプロチニン 塩基性アミノ酸 ベンズアミジン ベスタチン α、α1−ビピリジル、Na−フロライド4−プロモー
フェナ°シルブロマイド ニワトリ卵白トリプシンインヒビター キモスタチン クエン酸 システィン 4−ジニトロフェノールリン酸ジエチル叶P(ジイソプ
ロピルホスフォフルオリデート)TT E−64(ベーリンガーマンハイム) EDTA及び他のキレート剤 ホルムアルデヒド グアニジニウムクロライド ヘパリン ヒルジン 4−ヒドロキシ水銀ベンゾエート ヨードアセトアミド ヨード酢酸 ロイペプチン α2−マクログロブリン メルカプトエタノール p−水銀ベンゾエート 塩化水銀(II) α−ミクログロブリン α−N −(p−ニトロベンジル−オキシカルボニル)
−L−アルギニルクロロメチルケトンオキサレート ストレプトミセス(Streptomyces)を含む
種々の供給源からのペプスタチン 1.10−フェナンスロリン 2−フェナンスロリン フェノチアジン−N−カルボニルクロライドホスフォル
アミトン PMSF プリロホスフエート SH保護剤 硝酸銀 ソイビーントリプシンインヒビター フッ化p−1ルエンスルホニル TPCK (L −1−クロロ−3−(4−トシルアミ
ド)−7−アミノ−2−へブタノン−塩酸塩〕トリトン
X−100及び低濃度における他の界面活性剤 TPCK(L−1−クロロ−3−(4−)シルアミド)
−4−フェニル−2−ブタノン〕 鶏卵由来トリプシンインヒビター ZPCK (ベンジルオキシカルボニル−し−フェニル
アラニン)などがある。
上記記載のインヒビターを1つ、あるいは幾つかを含ん
だ緩衝溶液は表面抗原の精製方法における、1つあるい
は幾゛つかの段階で適用されうるちのである。
pre−5l/ S2/ Sタンパク1.Sタンパク、
あるいはその変異種タンパクをコードしている発現ベク
ターによりトランスホームされた酵母細胞を増殖し補集
した。もし細胞を保存するのならば、PBSの様な緩衝
液で細胞を洗浄し、細胞ペーストとして保存する。代表
的な方法としてその細胞ペーストは液体窒素中において
凍結保存される。
代表的な精製手順を以下に示す。凍結細胞ベーストの1
バツチを融解し、タンパク分解阻害剤を含む2mM P
MSF含有PBS、あるいは高張リン酸緩衝液などの緩
衝液により懸濁する。細胞は、機械的に破砕した方が好
ましい。細胞破砕の際のゆるやかなビーズ破壊法は大量
処理には不適当である。細胞破壊機による破砕が、その
迅速な操作により最も好ましい方法である。
酵母細胞分解により粗抽出を行なう。この時に必要な事
はそれ以後の精製段階における機械的障害を避ける為に
、抽出液中の細胞片を除去するという事である。約4+
 400 ×g、5分間の遠心が適切であるとされてい
るが、異なった遠心速度及び遠心時間でも、同様に溶か
して精製するという方法においては、可能性を持ち簡便
に実施されるという事は、たやすく判断しうるちのであ
る。
pre −Sポリペブチドエビトーブの存在は、これら
のエピトープが重合ヒト血清アルブミン(PH3Δ)に
結合するという事よりHBV表面抗原に特異的な標識抗
体を用いたRIAサンドインチ法のアッセイにより確認
する事が出来る。上記記載にある様に、粗抽出から4.
400 X g、5分間の遠心で細胞片を除去し、残っ
た4、 400 X g上清液について、更にその後も
精製方法を遂行していく。
酵母細胞膜由来の膜結合(MB)タンパクになっている
rHbsAgの選択的抽出方法は、最初に不必要なMB
タンパクの除去、その後のMBrHbsAgの取り出し
と、単離より成っている。もっと詳しく述べると、MB
rHbsAgの選択的抽出段階は以下の代表的な操作に
よってなされる。
1゜4.400 X g上清液などの上清液を不必要な
酵母膜結合タンパクの遊離に効果的な溶液の存在下でダ
イアフィルトレーションにかけ、当該不必要酵母膜結合
タンパクを除去し、保留生成物としての洗浄済み酵母膜
を作成する。
2、 ステップ(1)の保留生成物を膜結合表面抗原の
遊離に効果的な第2の溶液と混合する。そして −3、
ステップ(2)で遊離された表面抗原を、ダ・イアフィ
ルトレージョン膜に対する当該表面抗原の通過を促進す
る第3の溶液を用いたダイアフィルトレーションにかけ
、濾液として獲得する。
ステップ(11の前に、あらかじめ上清液の可溶性画分
は、場合に応じて超遠心、濾過、ダイアフィルトレーシ
ョン、陽圧あるいは減圧下においてそれぞれ、常法に従
がい取り出し膜結合成分として獲得する。緩衝液にはプ
ロテアーゼのインヒビターを加えておく。好ましい可溶
性画分の取り出し方法としては4.400 X g上清
液を0.2μmポアーサイズを持つダイアフィルトレー
ション装置に約1O−15psiの陽圧下でポンプで送
り込み、タンパクインヒビターを含むPBSで洗浄する
ことである。圧力は可溶性成分のダイアフィルトレーシ
ョン装置の膜壁通過を促進するものである。
ダイアフィルトレーションの実際的な利点は透析と濾過
が同時に行なわれるという事である。多数のタイプのダ
イアフィルトレーション装置が使用可能である。遊離し
てくる可溶性成分は吸光度によりモニターする事が出来
る。
ステップ(1)の洗浄済み酵母膜の調製に際して、膜結
合成分は穏やかな変性剤でMB表面抗原の遊離なしに、
その他程んどのMBタンパクを遊離するに十分な濃度に
おいて、処理されるものである。
適切な薬剤としては、界面活性剤あるいはタンパク変性
剤、あるいは両者の混合液が考えられる。
いろいろな種類の中性あるいは非イオン性界面活性剤が
用いられ、しかもノンオキシツール系、オクトオキシツ
ール系、ポリオキシエチレンアルコール系、ポリオキシ
エチレン(20)ソルビタンモノ−オリエート系、デオ
キシコレート、あるいはオクチルグルコピラノシド、あ
るいは類似物などに限定されるものではない。両極性界
面活性剤も同様に有効でありかつ適切な薬剤である。
目的としない不必要なMBタンバグを遊離するステップ
(1)において適切なタンパク変性剤、上記記載、は以
下の構造式を持つ、−船釣化合物のクラスを含んでいる
式中Rはアミノ、低級アルキルチオ、低級アルキルオキ
シ、あるいは硫黄、 Xはアミノ、硫黄あるいは酸素、及び Yは水素あるいはアミノである。
本構造式には好ましいタンパク変性剤としてグアニジン
・HCIも含まれ、最も好ましい使用濃度勾配は約7M
から約1Mである。その他適切なタンパク変性剤として
cioa−の様な陰イオン中カオトロピックな薬剤もあ
る。
洗浄済み酵母膜調製に関するステップ(1)の好ましい
手順は、プロテアーゼインヒビターを含んだPBSを約
7Mのグアニジン・H([から約1Mのグアニジン・H
CI!の変性剤濃度勾配をつけた溶液として、膜結合成
分をダイアフィルトレーションにかける事である。
ステップ(2)において、MB表面抗原遊離の為に、洗
浄済み酵母膜は界面活性剤あるいはタンパク変性剤、あ
るいは両者の混合液により抽出される。
種々の非イオン性あるいは中性界面活性剤はどれも抽出
には適当な薬剤であり、ノンオキシツール系、オクトオ
キシツール系、ポリオキシエチレンアルコール系、ポリ
オキシエチレン(20)ソルビタンモノ−オリエート系
、デオキコレート、あるいはオクチルグルコピラノシド
あるいは類似物に限定されるものではない。両極性界面
活性剤も同様に有効かつ適切な薬剤である。ステップ(
2)、上記記載、の第2の溶液に相当する、洗浄済み酵
母膜からのr)fbsAg抽出用の好ましい溶液とはプ
ロテアーゼインヒビター、及び約2%(11/ν)と約
0.05%(sv/v) 、最も好ましくは約0.5%
(11/v)、なる濃度範囲を持ったトリトンX−10
0を含む緩衝液である。
MBrHbsAgあるいは表面抗原を遊離するステップ
(2)において適切なタンパク変性」1は構造式■なる
一般的化合物のクラスを含んでいる。その他適切なタン
パク変性剤としてCl0a−の様な陰イオンやカオトロ
ピックな薬剤もある。
ステップ(3)の操作時には遊離したrHbsAgがダ
イアフィルトレーション膜をうまく通過する様な処理を
行なう。その際、ステップ(3)、上記記載、の第3の
溶液に相当する最も好ましい溶液は、約0、1 % (
w/v) )リドンx−t o oを含むpH7,5の
10mMリン酸緩衝液である。他の低濃度の界面活性剤
あるいは変性剤を含んだ低塩緩衝液もこのステップにお
いてはたやすく適応しうるものであり、それらの正確な
形式も十分に、本発明の原理に基づく変化及び適応の範
囲内である。同様に、もしステップ(2)の第2溶液が
MBrHbsAgの遊離とそれらのダイアフィルトレー
ションあるいは透析膜に対する通過を促進させるという
2重の効果を持つのならば、ステップ(3)は全く行な
わな(てもよい。他の方法として、遊離したrHbsA
gは単純に物理的な手段でダイアフィルトレーション膜
の内部より取り出してもよい。
ステップ(11−(31の洗浄済み酵母膜からのMB表
面抗原の抽出あるいは遊離過程には、更に洗浄、濃縮あ
るいは抽出ステップが必要であろう。洗浄済み酵母膜か
らのMB表面抗原の選択的抽出にはダイアフィルトレー
ションの必要はない。適切な界面活性剤あるいは変性剤
が使用されているならば、遠心及び透析もまた別な方法
として有効である。ステップ(1) −(3)は十分に
改良されるものと期待している。場合に応、じては、1
回あるいは数回の濃縮ステップが更に必要となるであろ
う。
選択的抽出rHbsAgの可溶化過程は以下の手順によ
る。
4、その中でrllbsAgを可溶化するのに効果的な
還元剤の存在下で、ステップ(3)の濾液あるいは他の
選択的抽出rHbsAgを若干量の変性剤で処理する。
そして 5、変性剤及び還元剤を除去し、実質的精製された組換
え体pre−5l/S2/S B型肝炎抗原あるいは、
その部分的抗原を作成する。
可溶化は1つあるいは数種の変性剤及び1つあるいは数
種の5元剤、あるいは両者の混合液の存在下で行なわれ
る。好ましい試薬の選択とL2では尿素及び・ジチオス
レイトール(DTT)であり、濃度範囲はそれぞれ、約
1M−8M及び1−10mMの間である。最も好ましい
可溶化の為の溶液は約4Mの尿素及び約5mMのDTT
を含むものである。緩衝液及びプロテアーゼインヒビタ
ーは必要に応じて加えられる。
一般的に、構造式Iなる変性剤はどれも皆可溶化の目的
には、適当なものでありかつ便利なものである。この構
造式には尿素も含まれ、式中Rはアミノ、Xは0及びY
はHとなる。可溶化手順において使用されるその他の変
性剤は界面活性剤をも含むが、ノンオキシツール系、オ
クトオキシツール系、ポリオキシエチレンアルコール系
、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ−オリエ
ート系、デオキシコレート、あるいはオクチルグルコピ
ラノシドあるいは類似物に限定されるものではない。両
極性界面活性剤も同様に有効かつ適切な薬剤である。
rHbsAgの可溶化に有効な還元剤はチオール試薬で
あり、これはタンパクrHbsAgのSH基を実質的に
修飾しない物である。システィン、ホモシスティン、β
−メルカプトエタノール、ジチオスレイトール、ジチオ
エリスリトール及び重亜硫酸ナトリウムはチオール試薬
のカテゴリーに入れられる試薬の幾つかである。一方、
エルマン(El1man’ s)試薬及び水素化ホウ素
ナトリウムはそれぞれ可溶化反応には強すぎる試薬であ
る。つまり、それらの試薬とrHbsAgとの反応は、
元通りに再配列する事の出来ない実質的な不可逆修飾し
た生成物を生じ、rHbsAgにおけるシスティン残基
間に新たらしいジスルフィド結合をもたらすからである
組換え体タンパクの精製に普通に用いられるその他の一
般的あるいは既知のステップがrHbsAg精製方法に
付は加えられる。これらのステップを以下に記載するが
、それに限定されるものではない。
(a)  固相上、例えばシリカゲル、リン酸カルシウ
ム活性炭、あるいはセライトアルミナ、における選択的
吸着あるいは分離。
(b)  疎水性クロマトグラフィー、例えばブチルア
ガロース、ヘキシルアガロース、オクチルアガロースあ
るいはフェニルアガロース。及び(c1不必要な膜結合
タンパクを遊離する溶媒あるいは試薬による選択的抽出
、その次に膜結合rllbsAgを遊離するその他の溶
媒あるいは試薬による選択的抽出。他の目的の為に他の
溶媒あるいは試薬による抽出は別のステップにおいても
必要になるであろう。
(d)  沈殿法はrt(bsAgO単離にとっては有
効な他のステップの1つである。沈殿法は硫酸アンモニ
ウムの様な塩の使用あるいは等電点沈殿であるpH勾配
により遂行される。他の方法としては次のものがある。
tel  標準的方法によるクロマトグラフィー、ペー
パー、薄層、ゲル、分子ふるい、分子排斥、イオン−交
換、リガンドアフィニティー、イムノアフィニティー、
あるいは電気泳動。
(f)  二層分配抽出による溶媒分画、例えばPEG
とデキストラン〔アンダーソン、イー(Anderso
n + E 、 )等、アン、エヌ、ワイ、アカド。
サイ(Ann、N、Y、Acad、Sci、)、第41
3巻、第115頁(1983))。
tgl  i3析、ウルトラフィルトレージョン(Ul
trafiltration) 、あるいはグイヤフィ
ルトレーション。
(w)  密度勾配遠心法。
(11エレクトロフォーカソシング法。
(」)フリーズドライ、凍結乾燥法。あるいは(k) 
 結晶化法。
このリストは決してすべての方法を述べたものではない
。記載されている順番は精製における好ましい順に示し
であるわけではない。r Hb s A gの精製で好
結果を得る為にはステップ(a) −(k)のどれかあ
るいはすべてを行なうことや、しかも上記記載にもある
様に原理的に、可溶化は、いかなる場合においても付加
的ステップとして、取り扱かわれるであろう事はよく知
られている。
実施例中における以下の材料は市販品より入手した。尿
素及びグアニジン何IC4!、シュワルツ/マンバイオ
チク (Schwartz/Mann Biotech
) ; )リドンX−100、フィンシャーサイエンテ
イフインクカンパ−−−(Fisher 5cient
ific Company)  ;ジチオスレイトール
、バイオ−ラッド。
本中請書中の全操作において糖タンパク質は過ヨウ素酸
−シッフ塩基法により測定される〔ネビーレ、デイ−、
エム、  (Neville、D、M、)等、メソッズ
インエンザイモロジ−(Methods in Enz
ymology)、第32巻、第92頁(1974))
。タンパク濃度は5DS−ローリ−法〔例えばローリ−
、オー。
エッチ(Lowry、0.H,)等、ジエイ、パイオル
、ケム。
(J、Biol、Chem、) 、第193巻、第26
5頁(1951))、またはクーマジーブルー結合法〔
例えばブラッドフォード、エム、エム、 (Bradf
ord。
M、M、) 、アナル、バイオケム(Anal、Bio
chem、)、第72巻、第248頁(1976))な
どにより測定される。
免疫化学的試験は精製されたロットに対して以下の方法
で行なわれる。重合ヒト血清アルブミン(円1sA)に
対する結合はバレンズエラ(Valenzuela)等
、バイオテクノロジー(Biotechnology)
、第3巻、第317頁(1985)の報告に従がって行
なう。免疫化学的決定基は、AUSRIA n −12
5(アボットラプス(Abbott Labs)) 、
及びAUSAB (アボットラプス)などを含む、いろ
いろな−船釣方法により測定される。生物学的活性はマ
ウスにおけるボテンシー試験により測定される。
本実施例中における全精製ステップは4℃で行なう。酵
母細胞で合成されたS抗原を含む凍結細胞ペースト(5
2g)を1mMフッ化フェニルメチルスルホニル(PM
SF)及び1 mM EDTAを含む315111のP
BSに懸濁し細胞を破砕する。破壊細胞を細胞破砕機か
ら1 mM PMSF及び1 mM EDTAを含む1
.5LのPBSで洗浄する事により除去する。
得られた粗抽出液を4.4OOXg、5分間の遠心にか
け、細胞片を除去する。4.400 X g上清液の一
部分(総容量の3%)を更に100,0OOX g、1
時間の遠心にかけ、沈殿物(酵母膜画分)として可溶性
画分より分離する。組換え体肝炎S抗原の存在をAUS
RIA (商標名)(アボット)により、それぞれ検討
する。
第土衷 酵母における組換え体肝炎S抗原の存在に対する遠心の
効果 酵母膜画分 35.4   4.6     7.8可
溶性画分 1.5   14.2     0.1細胞
片   0.95   5.8     0.2第■表
はSポリペプチドの大部分が酵母膜タンパク中に集まっ
て存在している事を示している。
100.000x gの遠心ステップを省く為に4,4
00xg上清液に対して更に操作を加える。
(al  洗浄済み酵母膜の調製 4.4OOXgの上清液をホローファイバー膜−(0,
2μm、lft”)を持つダイヤフィルトレージョン装
置(450ml容量)に1O−15psiの陽圧下でペ
リスタ栄ンブを用いて送り込む。グイヤフイルトレーシ
ョンを以下の手順によって行なう。0.2 mM PM
SF及び1 mM EDTAを含む2.5LのPBS 
7Mグアニジン1lcI!250 ml、3.5Mグア
ニジン・HCl200II11.1Mグアニジン・HC
N  2L。
IIl1MEDT^を含む2LのPBS 、の順に使用
し膜からの抗原の離脱なしに、膜結合酵母不純物を除去
する。得られた保留生成物が膜に結合している精製抗原
となる(洗浄済み酵母膜)。
(b)  酵母膜からの抗原の抽出 本実施例中のパラグラフ(alにおける生成物である洗
浄済み酵母膜を0.5%(w/v)のトリトンx−10
0及び1mMEDT八を含むPBSIL中で30分間、
4℃でインキュベートする。可溶化された抗原をボロー
ファイバーユニット (0,2μm)上で200 m(
! ニマテ4縮し、次に0.1%(−/ν)のトリトン
X−100を含むpl(7,5の10mMリン酸緩衝液
2.5Lを用いて酵母膜をダイヤフィルトレージョンし
、酵母膜より可溶化された抗原を分離する。S抗原を含
む濾液を、ホローファイバー膜(100,0001μM
W 、 0.6 ft2)上で20orIllにまで濃
縮し、次に2LのPBSでダイヤフィルトレージョンす
る。得られた保留生成物はS抗原を含み、それを5mM
DTTを含む4M尿素中で15分間インキュベーション
し、次にボローファイバー膜(100,000NMW、
 0.6 ftジ上テ2mMDTTを含む2M尿素70
0m(f、2M尿素700 ml、 PBS 21、の
順で使用しダイヤフィル(・レーションをする。得られ
た精製抗原(S−31と表記)は、第H表の結果が示す
ように高い比活性を持っている。
第」−表 0.5%トリトンX−100の存在下で酵母゛由来の膜
結合組換え体肝炎S抗原の、膜から遊離する事による精
製1 粗抽出液  12.8   7.900     1.
61抗原ロット番号5−31 精製抗原の一部分を3MKSCNを含むPBSで16時
間使用し、十ローフアイバー膜(100,000NMW
0.6 ft”)上で、3MKSCNを含むPBS50
0ml、I M KSCNを含むPus 750  m
l 、 PBS 2 Lの順でダイアフィルトレーシゴ
ンを行ない、ロフト番号s−31/KSCNとした。精
製抗原(S−31及びS−31/KSCN)の両ロフト
とも、電子顕微鏡により20nm粒子を含む事が確認さ
れた。
尖止肛 精製S抗原(実施例1)のマウスボテンシーを以下の手
順により測定した。テストすべき抗原サンプルを滅菌濾
過し、各サンプル20m1に対して1 m!!のアルヒ
ドロゲル(AL)IYDI?0GEL)  (スバーホ
ススペシャリティーケミカルズ ニー/ニス(Supe
rfos 5pecialty Chemicals 
a/s) 、フエドバエク(Vedbaek)、デンマ
ーク(De+tmark) )を加え、吸着させ、2時
間、室温で攪拌する。
更にチメロサールをサンプルに対して1:20,000
の濃度で加える。調製サンプルはアラムブラシボーで希
釈あるいは希釈なしで、マウスで試験をし、それぞれ、
0. O25,0,006及び0.0016μg/ml
とする。各調製サンプルあるいはアラムブラシボーの1
II11をそれぞれ10匹のマウスに腹腔内注射する。
28日後に個々のマウスから採血し、抗体力価をAUS
AB  (商標名)ラジオイミュンアッセイにより測定
する。データーを解析し、サブユニッ) HBsAgの
異なった用量に対する抗体陽転率を計算した。そのデー
ターに基づき用量に対して実測プロビットをブロフトと
、最小二乗法による回帰式より推定プロビットを求めE
D、。用量(μg)を得る。
マウスポテンシーテストの結果よりロフト5−31のE
D、、は1.3μgでありロットS−31/KSCNは
1.2μgであった。これは、インビボで明らかに効果
のある事を示している。
酵母細胞で合成されたpre −SL/ S2/ Sタ
ンパクを含む凍結細胞ペース)(90g)を1.0 m
MPMSF、 10a+M EDTA及び0.1 M 
)リス・HClを含む、pi(7,5のPBS90 m
l (“緩衝液″)に懸濁する。細胞にダイノーミル(
DYNO−MILL)で、30秒、5回の破壊を加え、
次に破壊細胞をダイノーミルから1.2Lの緩衝液で洗
浄する事により、除去する。得られた粗抽出液を4.4
00 X g、10分間の遠心にかけ、細胞片を除去す
る。
4、400 X gの上清液をホローファイバー膜(0
,2μm、lft”)を持つダイヤフィルトレージョン
装置(450+7!容量)に10 15psiの陽圧下
でペリスタポンプを用いて送り込み、1.0mMPMS
Fを含むPBSl、5L、7Mグアニジン・)l(13
00m#、1Mグアニジン・HCl 2 L、 0.2
mMPMSF及び10mM EDTAを含むP I33
1.5 Lの順にダイアフィルトレーションを行なう。
得られた保留生成物(洗浄済み酵母膜)を0.5%トリ
トンX−100、プロテアーゼインヒビターを含むPB
Sl、6L中で、20分間、4℃でインキュベーション
するCPBS中における最終濃度、0.2 mM PM
SF 。
10mM EDTA 、 0.1%(w/v)ペブスタ
チインA10.013%(w/v)アプロチニン及び1
0mMベンズアミジン・HCl)。この可溶化された抗
原をホローファイバーユニット(0,2μm)上で20
0nj!にまで濃縮し、次に0.1%軸/v)トリトン
X−100、及び上記プロテアーゼインヒビターを含む
pH7,5の10mMリン酸ナトリウム緩衝液で酵母膜
をダイヤフィルトレージョンし、酵母膜より可溶化され
た抗原を分離する。抗原を含む濾液をホローファイバー
膜(100,000Nhh 、0.6rt2)上で20
0 mlにまで濃縮し、次に7容量のPBSでダイヤフ
ィルトレージョンで行なう。抗原を含む保留生成物を5
mMDTTを含む4M尿素中で、15分間インキュベー
ションし、ホローファイバー膜(100,000NMW
 、0.6ft”)上で200mj2にまで濃縮、最終
ステップとして2mMDTTを含む、2M尿素5容世、
PBS10容量、の順でダイヤフィルトレージョンを行
ない、精製抗原として獲得。
得られた生成物には電子顕微鏡により20nm直径以下
の凝集した形態がおもに確認された。
裏旅拠土 酵母細胞で合成されたpre−3t/S2/Sタンパク
が酵母細胞で合成されたS抗原におき変えられたという
点を除けば、あとはすべて、実施例1における精製ステ
ップそのものである。その時の生成物は、実質的に精製
された組換え体pre−3l/S2/Sタンパクであり
、表面抗原としての20nm粒子を形成している。
上記は、説明を目的とした実施例をもって本発明の原理
を示すものであるが、本発明の実施は、ここに記載され
ている方法や手順における、−S的な変法、適応、改良
、省略あるいは追加操作などにより遂行されることはよ
く知られている所であり、特許請求の範囲に包含される
ものである。
出願人  メルク エンド カムパニーインコーポレー
テッド 手続角n正置(方式) %式% 1、本件の表示 昭和63年特許願第268355号2
、発明の名称 組換え体肝炎抗原の精製方法3、補正を
する者 事件との隔  特許出願人 住 所   アメリカ合衆国、ニュージャーシイ、ロー
ウェイ。
イースト リンカーン アヴエニュー 1264、代理
人 (発送口:モ成1年3月 7日) (1)別紙の通り、明細占1通を提出致し・ます。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、組換え体pre−S1/S2/SB型肝炎抗原ある
    いはその部分的抗原の実質的精製方法において a)抗原結合酵母膜の抽出、 b)ステップ(a)の抽出における細胞片の遠心による
    除去、 c)不必要な酵母膜結合タンパク質の遊離に効果的な溶
    液存在下で上清液をダイアフィルトレーションにかけ、
    その後当該不必要酵母結合タンパク質を除去し、保留生
    成物としての洗浄済み酵母膜を作成、 d)ステップ(c)の保留生成物を膜結合表面抗原の遊
    離に効果的な第2の溶液と混合、e)ステップ(d)で
    遊離された表面抗原を、ダイアフィルトレーション膜に
    対する当該表面抗原の通過を促進する第3の溶液を用い
    たダイアフィルトレーションにかけ、濾液を獲得、 f)当該濾液を可溶化するのに効果的な還元剤の存在下
    で濾液を若干量の変性剤で処理、及び g)変性剤及び還元剤を除去し、実質的精製された組換
    え体pre−S1/S2/SB型肝炎抗原あるいは、そ
    の部分的抗原の作成することよりなる方法。 2、ステップ(c)のダイアフィルトレーションが約1
    0−15psiの陽圧下で行なわれる請求項1記載の方
    法。 3、ステップ(c)のダイアフィルトレーションが約0
    .2μmのポアー直径を持つホローファイバー膜使用の
    ダイアフィルトレーション装置で行なわれる請求項1記
    載の方法。4、ステップ(c)における不必要な酵母膜
    タンパク質の遊離に効果的な溶液がタンパク質変性剤あ
    るいは界面活性剤あるいはその両方の混合液より成る請
    求項1記載の方法。 5、当該溶液がタンパク質変性剤を含有する請求項4記
    載の方法。 6、当該タンパク質変性剤がグアニジン−HClであり
    ステップ(c)のダイアフィルトレーション過程におい
    てその濃度が約7Mから1Mの間である請求項5記載の
    方法。 7、ステップ(d)における膜結合表面抗原の遊離に効
    果的な第2の溶液がタンパク質変性剤あるいは界面活性
    剤あるいはその両方の混合液より成る請求項1記載の方
    法。 8、当該第2溶液が約0.5%(w/v)のトリトンX
    −100を含むリン酸緩衝液より成る請求項7記載の方
    法。 9、当該第2溶液が約1.0%(w/v)のトリトンX
    −100を含むリン酸緩衝液より成る請求項7記載の方
    法。 10、当該第2溶液が約0.5%(w/v)及び1.0
    %(w/v)の間の濃度を持つトリトンX−100を含
    む緩衝溶液より成る請求項7記載の方法。 11、当該第2溶液が緩衝液及び約1%(w/v)と約
    0.1%(w/v)の間での濃度範囲を持つトリトンX
    −100及びプロテアーゼインヒビターより成る請求項
    1記載の方法。 12、当該第2溶液が本質的に約0.5%(w/v)の
    トリトンX−100及び約1mMEDTAを含むPBS
    より成る請求項11記載の方法。 13、ステップ(e)のダイアフィルトレーションが約
    0.2μmのポアー直径を持つホローファイバー膜使用
    のダイアフィルトレーション装置で行なわれる請求項1
    記載の方法。 14、ステップ(e)の第3の溶液が約0.05%と0
    .5%の間のトリトンX−100を含む緩衝液より成る
    請求項1記載の方法。 15、ステップ(e)の第3の溶液が約0.1%のトリ
    トンX−100を含むリン酸緩衝液より成る請求項1記
    載の方法。 16、ステップ(f)の変性剤が尿素である請求項1記
    載の方法。 17、ステップ(f)の還元剤がジチオスレイトールで
    ある請求項1記載の方法。 18、ステップ(f)における変性剤が尿素であり及び
    ステップ(f)における還元剤がジチオスレイトールで
    ある請求項1記載の方法。 19、尿素の最終濃度が約4Mでありジチオスレイトー
    ルの最終濃度が約5mMである請求項18記載の方法。 20、肝炎ワクチンより成る請求項1−19記載の方法
    の生成物。
JP63268355A 1987-10-26 1988-10-26 組換え体肝炎抗原の精製方法 Pending JPH01258627A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US113,582 1987-10-26
US07/113,582 US5011915A (en) 1987-10-26 1987-10-26 Process for purifying recombinant hepatitis antigens

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01258627A true JPH01258627A (ja) 1989-10-16

Family

ID=22350285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63268355A Pending JPH01258627A (ja) 1987-10-26 1988-10-26 組換え体肝炎抗原の精製方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5011915A (ja)
EP (1) EP0315242A3 (ja)
JP (1) JPH01258627A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1341074C (en) * 1987-06-22 2000-08-08 Hans A. Thoma Hbv surface antigen particles, prepared by recombinant dna processes, composed of different epitopes, selected from the pre-s and s-peptides as a new vaccine
US5274081A (en) * 1989-09-20 1993-12-28 Immuno A.G. Complex suitable for carrying out a method of purifying pre-S hepatitis B surface antigen
US5576175A (en) * 1989-09-20 1996-11-19 Immuno Aktiengesellschaft Complex suitable for carrying out a method of purifying pre-S hepatitis B surface antigen
EP0491077A1 (en) * 1990-12-19 1992-06-24 Medeva Holdings B.V. A composition used as a therapeutic agent against chronic viral hepatic diseases
WO1992013951A1 (en) * 1991-02-04 1992-08-20 The Salk Institute Biotechnology/Industrial Associates, Inc. Production of human serum albumin in methylotrophic yeast cells
US5102989A (en) * 1991-03-15 1992-04-07 Merck & Co., Inc. Method of stabilizing recombinant hepatitis B virus surface proteins from recombinant host cells
IT1248075B (it) * 1991-06-18 1995-01-05 Sclavo Spa Processo per la purificazione del virus dell'epatite a (hav), virus cosi` purificato e composizioni vaccinali che lo contengono.
JP2002513548A (ja) * 1998-05-06 2002-05-14 スミスクライン ビーチャム コーポレーション サイトカインファミリーメンバー2−19
US6692702B1 (en) * 2000-07-07 2004-02-17 Coulter International Corp. Apparatus for biological sample preparation and analysis
US7229789B1 (en) * 2001-01-19 2007-06-12 N.V. Organon Methods and compositions for extracting proteins from cells
EP2305299B1 (en) 2001-05-31 2017-03-01 GlaxoSmithKline Biologicals SA Chimeric alphavirus replicon particles

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625069B2 (ja) * 1981-01-29 1994-04-06 ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・リミテッド B型肝炎ワクチン製造方法
GR76274B (ja) * 1981-08-04 1984-08-04 Univ California
EP0105149B1 (en) * 1982-08-16 1990-05-16 Science and Technology Agency, Minister's Secretariat, Director of Finance Division Recombinant plasmid containing hepatitis b virus gene, yeast transformed with said recombinant plasmid, and production of hepatitis b virus surface antigen
SE8205892D0 (sv) * 1982-10-18 1982-10-18 Bror Morein Immunogent membranproteinkomplex, sett for framstellning och anvendning derav som immunstimulerande medel och sasom vaccin
GR79124B (ja) * 1982-12-22 1984-10-02 Genentech Inc
JPS60197629A (ja) * 1984-03-16 1985-10-07 Chemo Sero Therapeut Res Inst HBs抗原の精製方法
US4624918A (en) * 1984-07-09 1986-11-25 Genentech, Inc. Purification process for hepatitis surface antigen and product thereof
EP0171908A3 (en) * 1984-07-11 1987-07-15 Takeda Chemical Industries, Ltd. Hepatitis b virus surface antigen and production thereof
US4683294A (en) * 1985-04-03 1987-07-28 Smith Kline Rit, S.A. Process for the extraction and purification of proteins from culture media producing them
FI861417A0 (fi) * 1985-04-15 1986-04-01 Endotronics Inc Hepatitis b ytantigen framstaelld med rekombinant-dna-teknik, vaccin, diagnostiskt medel och cellinjer samt foerfaranden foer framstaellning daerav.
WO1987001128A1 (en) * 1985-08-15 1987-02-26 Amgen Lysis method and buffer for extraction of hepatitis b surface antigen from yeast cells
US4895800A (en) * 1985-11-26 1990-01-23 Phillips Petroleum Company Yeast production of hepatitis B surface antigen
JPH0789951B2 (ja) * 1986-06-18 1995-10-04 財団法人阪大微生物病研究会 遺伝子発現産物の精製法
US4683293A (en) * 1986-10-20 1987-07-28 Phillips Petroleum Company Purification of pichia produced lipophilic proteins
DE3882154T2 (de) * 1987-02-27 1993-12-02 Merck & Co Inc Verfahren zur Herstellung des pres 1/S2/S-Hepatitis-B-Antigens aus Hefe.
US4894444A (en) * 1987-07-16 1990-01-16 Merck & Co., Inc. Recovery and purification of immunogens from immunogen-alum complexes
US4855055A (en) * 1988-09-28 1989-08-08 National Science Council Isolation and purification pre-S2 containing hepatitis B virus surface antigen by chemical affinity chromatography

Also Published As

Publication number Publication date
EP0315242A3 (en) 1990-04-11
US5011915A (en) 1991-04-30
EP0315242A2 (en) 1989-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gallina et al. A recombinant hepatitis B core antigen polypeptide with the protamine-like domain deleted self-assembles into capsid particles but fails to bind nucleic acids
KR940005588B1 (ko) 효모에서 b형 간염 바이러스 단백질을 제조하는 방법
EP0278940A2 (en) Hepatitis B virus surface antigens and hybrid antigens containing them
US4649192A (en) Method for the isolation and purification of hepatitis B surface antigen using polysorbate
JPH0439445B2 (ja)
JPH01258627A (ja) 組換え体肝炎抗原の精製方法
JPS6136228A (ja) 肝炎表面抗原の精製方法
Maeng et al. Purification and structural analysis of the hepatitis B virus preS1 expressed from Escherichia coli
JP2603312B2 (ja) 酵母中でb型肝炎ウイルス蛋白質を生産するための方法
CA2067003A1 (en) Hbsag escape mutant vaccine
KR910008643B1 (ko) B형 간염 비루스 표면항원(HBs 항원)의 정제 방법
US6362320B1 (en) Process for purifying hepatitis B viral surface antigen comprising pres2 peptide
JPH01250397A (ja) 組換え体肝炎抗原の精製方法
EP0280470B1 (en) Method of purifying recombinant pres-1/s-2/s hepatitis b antigen from yeast
CA2067590A1 (en) Multiple hepatitis b virus surface proteins which form particles
EP0294071A2 (en) Hepatitis B vaccines made with pre-formed aluminum hydroxide gels, and processes thereof
Watelet et al. Characterization and diagnostic potential of hepatitis B virus nucleocapsid expressed in E. coli and P. pastoris
US5026828A (en) Method of purifying recombinant pres-1/S-2/S/S hepatitis B antigen from yeast
JP2825647B2 (ja) B型肝炎ワクチンの製造及び精製方法
JP2001503750A (ja) B型肝炎インヒビター
CA2067290A1 (en) Hepatitis b virus surface proteins with reduced host carbohydrate content
US6479282B1 (en) Hbc expression and diagnostic and therapeutic uses
KR100194247B1 (ko) 재조합 b형 간염 표면 항원의 정제방법
Watelet et al. Erratum to “Characterization and diagnostic potential of hepatitis B virus nucleocapsid expressed in E. coli and P. pastoris”
KR930012108B1 (ko) 한국형 c형 간염 바이러스의 특이항원인 khcv ub 897 단백질의 정제방법