JPH01255222A - Ttlアライメント装置 - Google Patents
Ttlアライメント装置Info
- Publication number
- JPH01255222A JPH01255222A JP63083572A JP8357288A JPH01255222A JP H01255222 A JPH01255222 A JP H01255222A JP 63083572 A JP63083572 A JP 63083572A JP 8357288 A JP8357288 A JP 8357288A JP H01255222 A JPH01255222 A JP H01255222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- light
- reticle
- diffraction grating
- photodetector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 61
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 101001110286 Homo sapiens Ras-related C3 botulinum toxin substrate 1 Proteins 0.000 description 1
- 102100022122 Ras-related C3 botulinum toxin substrate 1 Human genes 0.000 description 1
- 238000002679 ablation Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は半導体製造用ウェハステッパ露光装置のレチク
ルマークとウェハマークの位置合わせ用のTTLアライ
メント装置に関する。
ルマークとウェハマークの位置合わせ用のTTLアライ
メント装置に関する。
(従来の技術)
従来の半導体製造用のウェハステッパ露光装置において
、第一層目のICパターンを露光したウェハのICチッ
プの位置へ第2層目以降のパターンを完全に位置合わせ
(アライメント)して露光することが重要である。この
アライメント装置として、最良の特性が得られるT T
L (throughthe 1ens)アライメン
ト装置が用いられている。
、第一層目のICパターンを露光したウェハのICチッ
プの位置へ第2層目以降のパターンを完全に位置合わせ
(アライメント)して露光することが重要である。この
アライメント装置として、最良の特性が得られるT T
L (throughthe 1ens)アライメン
ト装置が用いられている。
このウェハステッパ露光装置及びTTLアライメント装
置は次のような構成からなる。
置は次のような構成からなる。
第5図は従来のTTLアライメント装置を用いた半導体
製造用ウェハステッパ露光装置の構成図である。(第5
図はウェハテーブルX、Y方向のアライメント装置のう
ち、X方向のみを示してあり、Y方向のアライメント装
置は省略しであるが、Y方向のアライメント装置は、以
下説明するX方向アライメント装置と同様なもので構成
されている。) 図面における符号51は転写用露光の光源であって、g
線(波長436nm)を出す超高圧水銀灯が用いられて
いる。この光源51から出た光は照明光学系52で、−
様に平均化され、ICパターン54が倍率5倍で拡大さ
れ、レチクルテーブル60に搭載されたレチクル原版5
3を照明する。
製造用ウェハステッパ露光装置の構成図である。(第5
図はウェハテーブルX、Y方向のアライメント装置のう
ち、X方向のみを示してあり、Y方向のアライメント装
置は省略しであるが、Y方向のアライメント装置は、以
下説明するX方向アライメント装置と同様なもので構成
されている。) 図面における符号51は転写用露光の光源であって、g
線(波長436nm)を出す超高圧水銀灯が用いられて
いる。この光源51から出た光は照明光学系52で、−
様に平均化され、ICパターン54が倍率5倍で拡大さ
れ、レチクルテーブル60に搭載されたレチクル原版5
3を照明する。
このレチクル原版53の上に描かれたICパターン54
は転写用レンズ55によって正確に115に縮少され、
ICパターン像56をウェハ57の上に塗られた感光レ
ジストに結像し、該レジストを露光する。
は転写用レンズ55によって正確に115に縮少され、
ICパターン像56をウェハ57の上に塗られた感光レ
ジストに結像し、該レジストを露光する。
ICIチップ分の露光が終わると、ウェハ57を載せて
いるウェハ9テーブル58が次のチップ位置まで移動し
、次のようなアライメントが行なわれる。
いるウェハ9テーブル58が次のチップ位置まで移動し
、次のようなアライメントが行なわれる。
即ち、ウェハ・テーブル制御装置59によって次のIC
チップ位置まで、ウェハ・テーブル58を位置決めする
ように、モータ61は制御する。
チップ位置まで、ウェハ・テーブル58を位置決めする
ように、モータ61は制御する。
このとき、位置検出センサとして、レーザ干渉Jlll
長計62を使用することにより、高精度の位置決めを行
ない、ウェハ57がレチクルにおおよそ一致した位置(
後述するアライメント用ウェハ格子の1ピッチ分より小
さいアライメント範囲内)に入れる。
長計62を使用することにより、高精度の位置決めを行
ない、ウェハ57がレチクルにおおよそ一致した位置(
後述するアライメント用ウェハ格子の1ピッチ分より小
さいアライメント範囲内)に入れる。
しかし、このままではレチクル位置誤差、ウェハ・テー
ブル58の機械誤差等のいろいろの誤差要因により、I
Cパターン54のウェハ57上のICパターン像56と
ウェハ57上のICチップ位置とは一致していないので
そのためにウェハ・テーブル制御装置59は位置検出セ
ンサをTTLアライメント装置に切り換えてレチクル原
版53とウェハ57を完全に位置合わせするように、ウ
ェハテーブル58をサーボで位置決めし、位置決めが完
了した時点で、そのICパターンの次の露光を行う。
ブル58の機械誤差等のいろいろの誤差要因により、I
Cパターン54のウェハ57上のICパターン像56と
ウェハ57上のICチップ位置とは一致していないので
そのためにウェハ・テーブル制御装置59は位置検出セ
ンサをTTLアライメント装置に切り換えてレチクル原
版53とウェハ57を完全に位置合わせするように、ウ
ェハテーブル58をサーボで位置決めし、位置決めが完
了した時点で、そのICパターンの次の露光を行う。
次にこの、従来方式のTTLアライメント検出装置の詳
細について説明する。TTLアライメント用HeNeレ
ーザ63からの光(波長6321m)はミラー64で転
写用レンズ55に向けて曲げられ、転写用レンズ55を
通って、ウェハ57の上に刻まれているウェハ格子マー
ク65を照射する。この、ウェハ格子マーク65、は移
動方向(第5図のX方向)に一定周期のピッチを持つ直
線格子であると同時に、ウェハ57上の1チツプ毎にI
Cパターン像56の外周の特定の基準位置にエツチング
刻線された反射形回tRF’6子である。
細について説明する。TTLアライメント用HeNeレ
ーザ63からの光(波長6321m)はミラー64で転
写用レンズ55に向けて曲げられ、転写用レンズ55を
通って、ウェハ57の上に刻まれているウェハ格子マー
ク65を照射する。この、ウェハ格子マーク65、は移
動方向(第5図のX方向)に一定周期のピッチを持つ直
線格子であると同時に、ウェハ57上の1チツプ毎にI
Cパターン像56の外周の特定の基準位置にエツチング
刻線された反射形回tRF’6子である。
さらに、このウェハ格子マーク65はICW造工程の第
1層目のICパターン露光と同時に焼付、エツチングさ
れて生成され、第2層目以降の露光時のウェハ位置合わ
せ用基亭マークとして使用されるものである。
1層目のICパターン露光と同時に焼付、エツチングさ
れて生成され、第2層目以降の露光時のウェハ位置合わ
せ用基亭マークとして使用されるものである。
第2層目以降の露光プロセスのTTLアライメントに於
いて、HeNeレーザ63によって照射されたウェハ格
子マーク65からの反射光は転写用レンズ55、ミラー
66.67によってレチクル原版53の上に描かれたレ
チクル格子マーク68の位置にウェハ格子マーク65の
5倍の像を結像した後、このウェハ格子マーク65を透
過し、ミラー69で反射して、光検出器70に到達する
。
いて、HeNeレーザ63によって照射されたウェハ格
子マーク65からの反射光は転写用レンズ55、ミラー
66.67によってレチクル原版53の上に描かれたレ
チクル格子マーク68の位置にウェハ格子マーク65の
5倍の像を結像した後、このウェハ格子マーク65を透
過し、ミラー69で反射して、光検出器70に到達する
。
尚、ミラー66.67が必要なのは、次の理由による。
HeNeレーザ63と転写用露光の光源1の波長が異な
るため、転写用レンズ55を色収差が発生してしまう。
るため、転写用レンズ55を色収差が発生してしまう。
そのためにミラー66゜67によってウェハ格子マーク
65とレチクル格子マーク68の位置を結像共役関係に
することにより、色収差を補償しているのである。(転
写用光源51の波長では第5図のICパターン54とI
Cパターン像56が転写用レンズ55に関して共役結像
位置である。) 一方、第2層目以降の露光用レチクル原版上には、ウェ
ハ格子マーク65の周期ピッチの5倍のピッチで、X方
向周期ピッチを持つ透過形回折格子であるレチクル格子
マーク68が描画されている。したがって、レチクル格
子マーク68の位置に結像するウェハ格子マークの明暗
縞の明部が、レチクル格子マーク68の最大透過部の格
子位置と一致したとき、光検出器70には最大の光量が
入る。またレチクルマークの非透過分の格子位置に来る
に従い、光検出器30に入る光量は減少して来る。この
入射光量は光検出器70で電気信号に変換され、アンプ
71で増巾してTTLアライメント検出信号としてウェ
ハ・テーブル制御装置59に入力される。
65とレチクル格子マーク68の位置を結像共役関係に
することにより、色収差を補償しているのである。(転
写用光源51の波長では第5図のICパターン54とI
Cパターン像56が転写用レンズ55に関して共役結像
位置である。) 一方、第2層目以降の露光用レチクル原版上には、ウェ
ハ格子マーク65の周期ピッチの5倍のピッチで、X方
向周期ピッチを持つ透過形回折格子であるレチクル格子
マーク68が描画されている。したがって、レチクル格
子マーク68の位置に結像するウェハ格子マークの明暗
縞の明部が、レチクル格子マーク68の最大透過部の格
子位置と一致したとき、光検出器70には最大の光量が
入る。またレチクルマークの非透過分の格子位置に来る
に従い、光検出器30に入る光量は減少して来る。この
入射光量は光検出器70で電気信号に変換され、アンプ
71で増巾してTTLアライメント検出信号としてウェ
ハ・テーブル制御装置59に入力される。
ウェハ・テーブル制御装置59は光検出器70からTT
Lアライメント検出信号が最大になるようにウェハ・テ
ーブル58の位置合わせを行う。
Lアライメント検出信号が最大になるようにウェハ・テ
ーブル58の位置合わせを行う。
以上説明したように従来のTTLアライメント装置によ
ると、まず光検出器70の出力が最大になる点(アライ
メント位置)を見つけるため、ウェハ・テーブル制御装
置59は、ウェハ・テーブル58をレーザ干渉測長計6
2でアライメント近傍に位置決めをする。その後、レー
ザ干渉測長針の位置検出モードでウェハ゛・テーブル5
8を±X方向に微小距離だけ移動走査し、X方向距離に
対する光検出器70の出力が最大になる山の特性を記録
し、その後、光検出器70の出力が最大になるように制
御することにより、正確なウェハテーブル58の位置決
めしていた。
ると、まず光検出器70の出力が最大になる点(アライ
メント位置)を見つけるため、ウェハ・テーブル制御装
置59は、ウェハ・テーブル58をレーザ干渉測長計6
2でアライメント近傍に位置決めをする。その後、レー
ザ干渉測長針の位置検出モードでウェハ゛・テーブル5
8を±X方向に微小距離だけ移動走査し、X方向距離に
対する光検出器70の出力が最大になる山の特性を記録
し、その後、光検出器70の出力が最大になるように制
御することにより、正確なウェハテーブル58の位置決
めしていた。
ところが従来例によると、アライメント時に、ウェハ・
テーブル58がアライメント点を一旦、通過してから再
び戻ると言う運動をするために、位置決めに要する時間
が長く掛ってしまう。また、X方向にウェハ・テーブル
58を走査しない限り、アライメント情報は得られない
ので、アライメント情報が常時得られない欠点を持つ。
テーブル58がアライメント点を一旦、通過してから再
び戻ると言う運動をするために、位置決めに要する時間
が長く掛ってしまう。また、X方向にウェハ・テーブル
58を走査しない限り、アライメント情報は得られない
ので、アライメント情報が常時得られない欠点を持つ。
また、ミラー66.67が転写用レンズ55の近くに配
置されているために、光学系の構成が複雑となる点があ
る。
置されているために、光学系の構成が複雑となる点があ
る。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、ウェハ・
マークとレチクル・マークのアライメント位置誤差に比
例し、その方向が検出可能な検出出力電気信号を常時発
生させることにより、この検出出力をウェハ・テーブル
制御装置の位置検出信号として用い、高速、高精度のT
TLアライメントを行なうことができ、さらに、レチク
ル格子マーク、ウェハ格子マーク等による検出光の減衰
量に無関係にアライメント位置誤差信号を得るができる
半導体製造用ウェハステッパ露光装置のTTLアライメ
ント装置を提供することを目的とする。
マークとレチクル・マークのアライメント位置誤差に比
例し、その方向が検出可能な検出出力電気信号を常時発
生させることにより、この検出出力をウェハ・テーブル
制御装置の位置検出信号として用い、高速、高精度のT
TLアライメントを行なうことができ、さらに、レチク
ル格子マーク、ウェハ格子マーク等による検出光の減衰
量に無関係にアライメント位置誤差信号を得るができる
半導体製造用ウェハステッパ露光装置のTTLアライメ
ント装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するために次のような手段から
構成される。第1図、第2図に示すように露光波長でレ
チクル原版14のパターンが転写用レンズ1により一定
倍率でウェハ18上に結像する関係に配置する。ここで
、位置検出方向に垂直で転写用レンズ1の光軸を含むり
照平面を考える(第1図ではYZ平面)。
構成される。第1図、第2図に示すように露光波長でレ
チクル原版14のパターンが転写用レンズ1により一定
倍率でウェハ18上に結像する関係に配置する。ここで
、位置検出方向に垂直で転写用レンズ1の光軸を含むり
照平面を考える(第1図ではYZ平面)。
ICパターン13の外周部で、前記参照平面に関し、鏡
面対称の2ケ所の特定位置に各々移動方向に一定周期ピ
ッチdを持つ透過形回折格子からなるレチクル格子マー
ク15.16を設け、またウェハ18のICパターン像
の外周で、前記参照平面上の特定位置に前記ピッチdを
前記レンズの同倍率で拡大したピッチDの反射1回折格
子からなるウェハ格子マーク27を設ける。そして、T
TLアライメント用光源3からの光をA、Bに2分し、
一方の光Aを前記レチクル原版14上のレチクル格子マ
ーク15に当て、その透過1次回折光を転写用レンズ】
で屈折させて、前記ウェハ18上のウェハ格子マーク2
7に当て、その反射1次回折光が、前記参照平面上に来
るように光学系を組立てる。一方、他方の光Bは前記参
照平面に関し、光Aと鏡面対称の関係でレクチル格子マ
ーク16を1次回折透過し、転写用レンズ1で屈折し、
ウェハ格子マーク27を反射1次回折し、該反射光は前
記光Aの反射光と同軸となって合成されて光検出器20
に入射するように組立てる。
面対称の2ケ所の特定位置に各々移動方向に一定周期ピ
ッチdを持つ透過形回折格子からなるレチクル格子マー
ク15.16を設け、またウェハ18のICパターン像
の外周で、前記参照平面上の特定位置に前記ピッチdを
前記レンズの同倍率で拡大したピッチDの反射1回折格
子からなるウェハ格子マーク27を設ける。そして、T
TLアライメント用光源3からの光をA、Bに2分し、
一方の光Aを前記レチクル原版14上のレチクル格子マ
ーク15に当て、その透過1次回折光を転写用レンズ】
で屈折させて、前記ウェハ18上のウェハ格子マーク2
7に当て、その反射1次回折光が、前記参照平面上に来
るように光学系を組立てる。一方、他方の光Bは前記参
照平面に関し、光Aと鏡面対称の関係でレクチル格子マ
ーク16を1次回折透過し、転写用レンズ1で屈折し、
ウェハ格子マーク27を反射1次回折し、該反射光は前
記光Aの反射光と同軸となって合成されて光検出器20
に入射するように組立てる。
そして、光A1光Bがレチクル格子マーク15゜16に
入る前の光路に音響光学変調器10.20を置き、レチ
クル格子マーク15.16の各々に入る光の周波数に差
(この差を光ヘテロダイン周波数と以後呼ぶ)を持たせ
る。
入る前の光路に音響光学変調器10.20を置き、レチ
クル格子マーク15.16の各々に入る光の周波数に差
(この差を光ヘテロダイン周波数と以後呼ぶ)を持たせ
る。
このような本発明手段により、レチクル格子マーク15
に入る光Aとレチクル格子マーク16に入射する光Bと
は100KHz程度の光ヘテロダイン周波数の差が発生
する。そして、レチクル原版14の位置、ウェハ18の
位置が変わると、これらの光A、Bの光波の位相は互い
に逆方向に増減するよう位相変調を受け、これらの合成
光を受ける光検出器20はこれらの光A、 Bの位相
差の余弦に比例した干渉光パワーを電気信号に変換する
。したがって、該光検出器20の出力電気信号は前記光
ヘテロダイン周波数を持ち、その位相が、レチクル原版
14の位置とウェハ18の位置のアライメント誤差に比
例した交流波形電気信号となる。このアライメント位置
誤差に比例した位相を持つ光検出器20の位相と、これ
らのアライメント位置誤差による変調を受けないレチク
ル格子15.16へ入射する前の光A、Bの合成した千
斗光パワーを電気信号に変換し、前記光へテロダイン周
波数を持つ基準位相交流信号の位相とを比較し、その位
相差に比例したTTLアライメント位置誤差信号を得る
。
に入る光Aとレチクル格子マーク16に入射する光Bと
は100KHz程度の光ヘテロダイン周波数の差が発生
する。そして、レチクル原版14の位置、ウェハ18の
位置が変わると、これらの光A、Bの光波の位相は互い
に逆方向に増減するよう位相変調を受け、これらの合成
光を受ける光検出器20はこれらの光A、 Bの位相
差の余弦に比例した干渉光パワーを電気信号に変換する
。したがって、該光検出器20の出力電気信号は前記光
ヘテロダイン周波数を持ち、その位相が、レチクル原版
14の位置とウェハ18の位置のアライメント誤差に比
例した交流波形電気信号となる。このアライメント位置
誤差に比例した位相を持つ光検出器20の位相と、これ
らのアライメント位置誤差による変調を受けないレチク
ル格子15.16へ入射する前の光A、Bの合成した千
斗光パワーを電気信号に変換し、前記光へテロダイン周
波数を持つ基準位相交流信号の位相とを比較し、その位
相差に比例したTTLアライメント位置誤差信号を得る
。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
はX方向断面を示し、第2図はX方向断面を示す。なお
第2図は光学系以外の構成要素を省いて示しである。
はX方向断面を示し、第2図はX方向断面を示す。なお
第2図は光学系以外の構成要素を省いて示しである。
図面において符号1は転写用レンズであり、その光軸2
上の上方には波長248nmのKrFエキンマレーザ露
光光源が設けられている。この光軸2を含むY−Z平面
に対して垂直方向にレーザー光線を発するHeNeレー
ザー先源3先膜3られ、そのレーザー光線Eの光路上に
はハーフミラ−4とミラー5(全反射型)とが配設され
てる。
上の上方には波長248nmのKrFエキンマレーザ露
光光源が設けられている。この光軸2を含むY−Z平面
に対して垂直方向にレーザー光線を発するHeNeレー
ザー先源3先膜3られ、そのレーザー光線Eの光路上に
はハーフミラ−4とミラー5(全反射型)とが配設され
てる。
ハーフミラ−4の反射光路上には第1音響光学変調器6
とハーフミラ−7とが配設され、ミラー5の反射光路上
には第2音響光学変調器8とハーフミラ−9とが配設さ
れている。このハーフミラ−9の反射光路とハーフミラ
−7の反射光路とは、はぼ同一軸上に位置するように構
成され、その反射光路上には第1光検出器10が設けら
れている。
とハーフミラ−7とが配設され、ミラー5の反射光路上
には第2音響光学変調器8とハーフミラ−9とが配設さ
れている。このハーフミラ−9の反射光路とハーフミラ
−7の反射光路とは、はぼ同一軸上に位置するように構
成され、その反射光路上には第1光検出器10が設けら
れている。
一方、第1音響光学変調器6には80.1MHzの励振
電圧を入力する第1変調器用ドライバ11が設けられ、
第2音響光学変調器8には80.0MHzの励振電圧を
入力する第2変調器用ドライバ]2が設けられている。
電圧を入力する第1変調器用ドライバ11が設けられ、
第2音響光学変調器8には80.0MHzの励振電圧を
入力する第2変調器用ドライバ]2が設けられている。
さらに光軸2上にはICパターンの5倍で描かれたレチ
クルパターン13が焼付かれたレチクル原版14が設け
られている。このレチクルパターン13の外周の特定の
2か所の基阜位置には、移動方向(第1図のX方向)に
一定周期dのピッチを有する透過形回折格子であるレチ
クル格子マーク15.16が焼付(すられており、それ
ぞれハーフミラ−7,9の直進光の光路上に位置するよ
うに設置されている。
クルパターン13が焼付かれたレチクル原版14が設け
られている。このレチクルパターン13の外周の特定の
2か所の基阜位置には、移動方向(第1図のX方向)に
一定周期dのピッチを有する透過形回折格子であるレチ
クル格子マーク15.16が焼付(すられており、それ
ぞれハーフミラ−7,9の直進光の光路上に位置するよ
うに設置されている。
転写用レンズ1の下方側には、光軸2に対して垂直面を
有するウェハテーブル17が設けられ、このウェハテー
ブル17にはウェハ18が搭載されている。一方、光軸
2上において転写用レンズ1とレチクル原板14との間
にはレーザー光線光路に対して垂直方向に反射光を導く
ミラー19が設けられている。この反射光の光路上には
第2先検出器20が設けられている。さらに第1光検出
器10の検出信号と第2光検出器20の検出信号とはそ
れぞれアンプ21.22を介して位相比較器23に入力
され、この位)目比較器23の出力信号はウェハテーブ
ル制御装置24に入力されている。このウエハテーフブ
ル制御装置24の出力信号はウェハテーブル17に入力
されている。このウェハテーブル17上にはウェハ18
が固定され、ウェハテーブル17はウエハテーフブル制
御装置24によりX方向に移動制御されるように構成さ
れている。さらにウェハ18の1チツプ毎のICパター
ンの外周の1ケ所の特定基準位置には、移動方向(X方
向)に一定周期りのピッチを持つ一次元直線及び反射形
回折格子であるウェハ格子マーク27がエツジングされ
ている。このウェハ格子マーク27は第一層目のICパ
ターンの露光時に生成されるものである。このウェハ格
子マーク27のピッチDはレチクル格子マーク15.1
6のピッチdの115に構成されている。
有するウェハテーブル17が設けられ、このウェハテー
ブル17にはウェハ18が搭載されている。一方、光軸
2上において転写用レンズ1とレチクル原板14との間
にはレーザー光線光路に対して垂直方向に反射光を導く
ミラー19が設けられている。この反射光の光路上には
第2先検出器20が設けられている。さらに第1光検出
器10の検出信号と第2光検出器20の検出信号とはそ
れぞれアンプ21.22を介して位相比較器23に入力
され、この位)目比較器23の出力信号はウェハテーブ
ル制御装置24に入力されている。このウエハテーフブ
ル制御装置24の出力信号はウェハテーブル17に入力
されている。このウェハテーブル17上にはウェハ18
が固定され、ウェハテーブル17はウエハテーフブル制
御装置24によりX方向に移動制御されるように構成さ
れている。さらにウェハ18の1チツプ毎のICパター
ンの外周の1ケ所の特定基準位置には、移動方向(X方
向)に一定周期りのピッチを持つ一次元直線及び反射形
回折格子であるウェハ格子マーク27がエツジングされ
ている。このウェハ格子マーク27は第一層目のICパ
ターンの露光時に生成されるものである。このウェハ格
子マーク27のピッチDはレチクル格子マーク15.1
6のピッチdの115に構成されている。
TTLアライメント用光源であるHeNeレーザ3から
出たレーザ出射光Eは、ハーフ・ミラー4で2分され、
一方のミラー反射光は第1音響光学変調器6を経由して
ハーフ・ミラー7へ達し、さらにハーフ・ミラー7で2
分され、直進光はレチクル格子マーク15方向へ、反射
光は第1光検出器10方向へ直進する(光路はE−AI
−A2→A4−A3となる)。
出たレーザ出射光Eは、ハーフ・ミラー4で2分され、
一方のミラー反射光は第1音響光学変調器6を経由して
ハーフ・ミラー7へ達し、さらにハーフ・ミラー7で2
分され、直進光はレチクル格子マーク15方向へ、反射
光は第1光検出器10方向へ直進する(光路はE−AI
−A2→A4−A3となる)。
一方、ハーフ・ミラー4の直進光はミラー5で反射し、
第2音響光学変調器8を経由して、ハーフ・ミラー9へ
達し、このハーフ・ミラー9で2分され、直進光はレチ
クル格子マーク16方向へ、反射光は第1光検出器10
方向へ直進する(光路E→B1→B2→B4→B5とな
る)。
第2音響光学変調器8を経由して、ハーフ・ミラー9へ
達し、このハーフ・ミラー9で2分され、直進光はレチ
クル格子マーク16方向へ、反射光は第1光検出器10
方向へ直進する(光路E→B1→B2→B4→B5とな
る)。
また、第一変調器用ドライバ11から80.1MHzの
励振電圧が第1音響光学変調器6内の超音波振動子へ出
される。これとと同時に第二変調器用ドライバ12から
80.0MHzの励振電圧が第2音響・光学変調器8内
の超音波振動子へ出力される。
励振電圧が第1音響光学変調器6内の超音波振動子へ出
される。これとと同時に第二変調器用ドライバ12から
80.0MHzの励振電圧が第2音響・光学変調器8内
の超音波振動子へ出力される。
レチクル原版14と、ウェハ18間には転写用レンズ1
があり、このレンズは波長248nmのKrFエキシマ
レーザ露光・光源によって照射されるレチクル原版14
上のレチクル・パターン13を正確に115に縮少して
ウェハ18上にICパターン像26を結像する。
があり、このレンズは波長248nmのKrFエキシマ
レーザ露光・光源によって照射されるレチクル原版14
上のレチクル・パターン13を正確に115に縮少して
ウェハ18上にICパターン像26を結像する。
レチクル格子マーク15.16を透過・回折したレーザ
ー光Eは、転写用レンズ1で屈折し、ウェハ18上のウ
ェハ格子マーク27の位置へ集まる。さらにこのレーザ
ー光Eは、ウェハ格子マーク27で反射し、合成されて
ミラー1つて再び反射して、第2光検出器20に入射す
る。それぞれの光路は、A5−A6→A7−A8および
B5−B6→B7→B8となる。
ー光Eは、転写用レンズ1で屈折し、ウェハ18上のウ
ェハ格子マーク27の位置へ集まる。さらにこのレーザ
ー光Eは、ウェハ格子マーク27で反射し、合成されて
ミラー1つて再び反射して、第2光検出器20に入射す
る。それぞれの光路は、A5−A6→A7−A8および
B5−B6→B7→B8となる。
尚、レチクル原版14上の離れた2カ所の位置にあるレ
チクル格子マーク15.16の転写用レーンズ1の結像
位置がウェハ18上1カ所のウェハ格子マーク27に来
る理由は、転写用レンズ1の色収羞によって、波長63
2nmのHeNeレーザ光Eでは、ウェハ格子マーク2
7のレンズ1の共役結像位置が8点になるためである。
チクル格子マーク15.16の転写用レーンズ1の結像
位置がウェハ18上1カ所のウェハ格子マーク27に来
る理由は、転写用レンズ1の色収羞によって、波長63
2nmのHeNeレーザ光Eでは、ウェハ格子マーク2
7のレンズ1の共役結像位置が8点になるためである。
第一光検出器10、第二光検出器20は入射光パワーを
電気信号に変換し、アンプ21.22はこれらの電気信
号を増巾して、位相比較器23の各入力端子へ出力する
。位相比較器23の出力φはウェハ・テーブル制御装置
24へ入力される。
電気信号に変換し、アンプ21.22はこれらの電気信
号を増巾して、位相比較器23の各入力端子へ出力する
。位相比較器23の出力φはウェハ・テーブル制御装置
24へ入力される。
尚、第1図の構成は、X方向のアライメント装置のみを
示しており、Y方向のアライメント装置は省略しである
。Y方向のアライメント装置は、上記構成のX方向アラ
イメント装置と同様なもので構成されて居り、作用も同
しであるので、説明は省略する。
示しており、Y方向のアライメント装置は省略しである
。Y方向のアライメント装置は、上記構成のX方向アラ
イメント装置と同様なもので構成されて居り、作用も同
しであるので、説明は省略する。
次に本実施例の作用を説明するに当り、直線回折格子の
作用原理を説明する必要があるので、本実施例に関連す
る部分だけその原理を第3図、第4図によってまず説明
する。第3図は第1図のレチクル原版14上に焼付けら
れているレチクル格子マーク15.16の詳細図を示す
断面図、第4図は第1図のウェハ18上にエツチングさ
れているウェハ格子マーク27の詳細図を示す断面図で
ある。第3図、第4図において、座標系は水平方向をX
軸、垂直方向をZ軸にとっである。
作用原理を説明する必要があるので、本実施例に関連す
る部分だけその原理を第3図、第4図によってまず説明
する。第3図は第1図のレチクル原版14上に焼付けら
れているレチクル格子マーク15.16の詳細図を示す
断面図、第4図は第1図のウェハ18上にエツチングさ
れているウェハ格子マーク27の詳細図を示す断面図で
ある。第3図、第4図において、座標系は水平方向をX
軸、垂直方向をZ軸にとっである。
まず、レクチル格子マーク15の作用原理について説明
する。、XY平面上にX方向一定ピツチdのY:/)−
向直線状格子をを持つ透過上回折格子があり、このI、
J、にのスリット部は透明で、その他の黒色部分は光を
透過しないものとする。この透過上回折格子に入射角α
の平行光線(PI。
する。、XY平面上にX方向一定ピツチdのY:/)−
向直線状格子をを持つ透過上回折格子があり、このI、
J、にのスリット部は透明で、その他の黒色部分は光を
透過しないものとする。この透過上回折格子に入射角α
の平行光線(PI。
QJ、RK等の向きの光線)が入射すると、スリットI
、J、にの透明部を直進する方向の0次回析光(IF、
JG、KH等の向きの光線)が強く現われるが、この他
に1次回折光(IU、JV。
、J、にの透明部を直進する方向の0次回析光(IF、
JG、KH等の向きの光線)が強く現われるが、この他
に1次回折光(IU、JV。
KW等の向きの光線)が出射角βの方向に現われる。
今、第3図のように光線に関して固有固定の座標原点O
Aをとり、X軸より角度αだけ左回転したy軸を含む平
面0APQRと角度βだけ右回転したy軸を含む平面0
AUVWを考える。すると平面0APQRは入射平行光
線に垂直であるから、入射光の光波の位相が一定の波面
に一致する。また平面0AUVWは1次回折光に垂直で
あるから、1次回折光の光波の位相が一定の波面に一致
する。
Aをとり、X軸より角度αだけ左回転したy軸を含む平
面0APQRと角度βだけ右回転したy軸を含む平面0
AUVWを考える。すると平面0APQRは入射平行光
線に垂直であるから、入射光の光波の位相が一定の波面
に一致する。また平面0AUVWは1次回折光に垂直で
あるから、1次回折光の光波の位相が一定の波面に一致
する。
さて、ここでこの入射波面0APQRと1次回析光波面
0AUVW間の光波の位相差を求めてみる。スリットI
の+X方向位置をg^とすれば、スリット夏を通る光線
の光路長P−1−UはRA (sInα+sinβ)
・(1)スリットJを通る光線の光路長Q−J−Vは(
N A +d) (sIn α+slnβ戸・(2)ス
リットKを通る光線の光路長R−に一4Wは(# ^+
2d) (sin a+slnβ戸−(3)となる。一
方、PQRが入射波面、UVWが1次回折光波面上にあ
る条件より、上記(1) 、 (2) 。
0AUVW間の光波の位相差を求めてみる。スリットI
の+X方向位置をg^とすれば、スリット夏を通る光線
の光路長P−1−UはRA (sInα+sinβ)
・(1)スリットJを通る光線の光路長Q−J−Vは(
N A +d) (sIn α+slnβ戸・(2)ス
リットKを通る光線の光路長R−に一4Wは(# ^+
2d) (sin a+slnβ戸−(3)となる。一
方、PQRが入射波面、UVWが1次回折光波面上にあ
る条件より、上記(1) 、 (2) 。
(3)の光路長の差は波長λ−632nmでなければな
らない。
らない。
即ち、
λ
sin a+sln β−−−−−−−−(4)が成立
する。
する。
したがって、入射角αと1次回折光の出射角βが(4)
式の関係を満足させるように第1図の光学系は組立てら
れる。
式の関係を満足させるように第1図の光学系は組立てら
れる。
また、入射波面PQRと1次回折光波面UVW面の光波
の位相差φ(jad )は(1) 、 (2) 、 (
3)式より、 λ となり、 これは(4)式より が得られる。
の位相差φ(jad )は(1) 、 (2) 、 (
3)式より、 λ となり、 これは(4)式より が得られる。
即ち、光線に関して固定座標系の平面
0APQRと平面0AUVW間の光波の位相差φはこの
固定座標系の原点OAからの格子スリットのX座標値g
Aに比例し、透過上回折格子がX軸方向に1格子ピッチ
d動く毎に2πradづれることがわかる。
固定座標系の原点OAからの格子スリットのX座標値g
Aに比例し、透過上回折格子がX軸方向に1格子ピッチ
d動く毎に2πradづれることがわかる。
次に、第4図のウェハ格子マーク27について説明する
。ウェハ格子マーク27は反射形回折格子からなりXY
平面上にX方向一定ピツチDのY方向に直線状反射面格
子を持ち、そのI、 J、 Kの部分は光を良く反射
する面で、それ以外の黒色部分は光を反射しない。この
反射形回折洛千38に入射角γの平行光線(PI、QJ
、RK等の向きの光線)が入射すると鏡面反射するO次
回折光(IF、JG、KH等の向きの光線)が出射角γ
の方向に現われるが、この他に+Z力方向垂直方向の1
次回折光(IU、JV、KW等の向きの光線)が生じる
。
。ウェハ格子マーク27は反射形回折格子からなりXY
平面上にX方向一定ピツチDのY方向に直線状反射面格
子を持ち、そのI、 J、 Kの部分は光を良く反射
する面で、それ以外の黒色部分は光を反射しない。この
反射形回折洛千38に入射角γの平行光線(PI、QJ
、RK等の向きの光線)が入射すると鏡面反射するO次
回折光(IF、JG、KH等の向きの光線)が出射角γ
の方向に現われるが、この他に+Z力方向垂直方向の1
次回折光(IU、JV、KW等の向きの光線)が生じる
。
令弟4図において光線に関して固有固定の座標原点NA
をとり、X軸より角度γだけ左回転したを考えると、平
面NAPRQは入射波面、平面NAIJKは1次回折光
波面である。これらの波面間の光波の位相差を求めると
、鏡面■の+X方向位置をmAとすれば、 光路長 P→IはmAs1nγ・・・・・・・・・・・
・・・・(6)光路長 Q→Jは(mA+D)sinγ
・・・(7)光路長 R−には(m A→−2D) s
in 7−(8)となる。
をとり、X軸より角度γだけ左回転したを考えると、平
面NAPRQは入射波面、平面NAIJKは1次回折光
波面である。これらの波面間の光波の位相差を求めると
、鏡面■の+X方向位置をmAとすれば、 光路長 P→IはmAs1nγ・・・・・・・・・・・
・・・・(6)光路長 Q→Jは(mA+D)sinγ
・・・(7)光路長 R−には(m A→−2D) s
in 7−(8)となる。
PQRが入射波面、T丁Xが1次回折光波面上にある条
件より上記(6) 、 (7) 、 (8)の光路長の
差は波長λでなければならない。
件より上記(6) 、 (7) 、 (8)の光路長の
差は波長λでなければならない。
即ち、
λ
slnγ−一 ・・・・・・・・・(9)が成り立
つ。
つ。
故に入射角γが(9)式の関係を満足するように第2図
の光学系は組み立てられ、1次回折光は垂直に+Z力方
向生ずるようにする。
の光学系は組み立てられ、1次回折光は垂直に+Z力方
向生ずるようにする。
また、入射波面PQRと1次回折光波面IJK面の光波
の位相差φ(rad)は(8) 、 (7) 、 (8
)λ となり、 これは(9)式より となる。
の位相差φ(rad)は(8) 、 (7) 、 (8
)λ となり、 これは(9)式より となる。
即ち、光線に関して固定平面NAPQRと固定平面NA
IJK間の光波の位相差φは格子27のX座標値mA
に比例することがわかる。
IJK間の光波の位相差φは格子27のX座標値mA
に比例することがわかる。
以上説明した透過形回折格子と反射形回折格子の原理を
応用した本実施例のTTLアライメント装置について以
下第1図を参照しながらその作用を説明する。
応用した本実施例のTTLアライメント装置について以
下第1図を参照しながらその作用を説明する。
今、HeNeレーザ3のレーザー出射光Eを光の周波数
ωで振動する光電磁波の電界成分(以後光波と呼ぶ)で
表わせば E−lElE”’″ ・・・・・・・・・(11
)となる。
ωで振動する光電磁波の電界成分(以後光波と呼ぶ)で
表わせば E−lElE”’″ ・・・・・・・・・(11
)となる。
(但し、IEl:光波の振+l]、 j−虚数単位。
t:時間)
第1音響光学変調器6の入射点の光波A+は−jφ^O
I A I”’ k t Eε j (ωを一φAOI )、、、、、(12)−IAl
1ε となる。
I A I”’ k t Eε j (ωを一φAOI )、、、、、(12)−IAl
1ε となる。
(、゛、IA I−kl IEI、に1 :減衰係数
。
。
φ :EからAまでの光波の位相遅れ)OI
第一音響光学変調器6は光周波数シフタとして動作し、
第一音響光学変調器6の入射光A1を第一変調器ドライ
バー1の励振周波数ω^−2πX80.1MHzだけ正
側に周波数シフトした次式で表4フされる出射光A2を
出す。
第一音響光学変調器6の入射光A1を第一変調器ドライ
バー1の励振周波数ω^−2πX80.1MHzだけ正
側に周波数シフトした次式で表4フされる出射光A2を
出す。
jωAt
A2−Alε
j((ω十ω )を−φAOI 〕
−IA、lε A
・・・・・・(13)
(音響光学変調器の光周波数シックとしての原理は公知
であり、例えば光学の教科書「光学の原理I[[J
(東洋大学出版発行)876頁〜884頁に −説明
されている。) この出射光A2はハーフミラ−7で2分され、一方の該
ミラー直進光はレチクル格子マーク15の入射角αの次
式で表わされる入射波面A4となる。
であり、例えば光学の教科書「光学の原理I[[J
(東洋大学出版発行)876頁〜884頁に −説明
されている。) この出射光A2はハーフミラ−7で2分され、一方の該
ミラー直進光はレチクル格子マーク15の入射角αの次
式で表わされる入射波面A4となる。
−jφ^24
A4″″に4A2E
j[(ω+ω )を−φAOI−φA24]−IA41
ε ^ ・・・・・・(14) (但し、IA I−に41Al l、 φA24:
A2からA4までの光波の位相遅れ) さて第1図に於いて、各格子の座標原点OA。
ε ^ ・・・・・・(14) (但し、IA I−に41Al l、 φA24:
A2からA4までの光波の位相遅れ) さて第1図に於いて、各格子の座標原点OA。
Os 、N t、 、N Bは一つの座標系に関し、固
定した位置にあり、第1図の全べての光学要素はこの座
標系に固定して配置されている。したがって、第2図の
光波の各位置E、A1〜A g 、 B t〜B8、
Sもこの座標系に固定している。ここで、この座標系に
関して動くものは、レチクル原版14が±X方向にウェ
ハ18が±X方向に移動するだけとする。この条件でレ
チクル原版14が正規のX座標位置のとき、レチクル格
子マーク15とO間、レチクル格子マーク16とと08
間の距離を各々gA1gBとし、今、レチクル原版14
が正規の位置から微小距離+ΔXだけづれたとすれば、
第3図の格子位置寸法gAはgA+ΔXとなり、寸法g
BはgB−ΔXに変化する。故に、第1図のレチクル格
子マーク15の透過1次回折光波面A の波面A4に対
する位相遅れ二φは(5)式のgAをΩい+ΔXと置換
えた値となる。
定した位置にあり、第1図の全べての光学要素はこの座
標系に固定して配置されている。したがって、第2図の
光波の各位置E、A1〜A g 、 B t〜B8、
Sもこの座標系に固定している。ここで、この座標系に
関して動くものは、レチクル原版14が±X方向にウェ
ハ18が±X方向に移動するだけとする。この条件でレ
チクル原版14が正規のX座標位置のとき、レチクル格
子マーク15とO間、レチクル格子マーク16とと08
間の距離を各々gA1gBとし、今、レチクル原版14
が正規の位置から微小距離+ΔXだけづれたとすれば、
第3図の格子位置寸法gAはgA+ΔXとなり、寸法g
BはgB−ΔXに変化する。故に、第1図のレチクル格
子マーク15の透過1次回折光波面A の波面A4に対
する位相遅れ二φは(5)式のgAをΩい+ΔXと置換
えた値となる。
即ち、
As−に5A、 t−” CfI4+ΔX) /d−I
As Ig’ ”ω+u)+−2πΔx/d−φAl1
1−φ、2.−2xl A/d)人 ・・・・・・(15) となる。
As Ig’ ”ω+u)+−2πΔx/d−φAl1
1−φ、2.−2xl A/d)人 ・・・・・・(15) となる。
(但し、IA I−に5 ・ 1A411また、出射
角βの波面A5は転写用レンズ1で屈折し、入射角γで
ウェハ格子マーク27の方向へ向い、該格子マーク27
の入射波面A6となる。
角βの波面A5は転写用レンズ1で屈折し、入射角γで
ウェハ格子マーク27の方向へ向い、該格子マーク27
の入射波面A6となる。
・・・・・・(■B)
となる。
(但し、φA5B :AsからA6までの光波の位相遅
れ) ここで第1図のようにウェハ18が正規のアライメント
したX座標位置のとき、ウェハ格子マーク27とN 間
、N 間の距離を各々mA1mBB とし、今、ウェハ18が正規の位置から微小距離ΔXだ
けづれたとすれば、第4図のウェハ格子位置寸法m は
m +ΔXに、寸法mBはmB−ΔA Xに変化する。
れ) ここで第1図のようにウェハ18が正規のアライメント
したX座標位置のとき、ウェハ格子マーク27とN 間
、N 間の距離を各々mA1mBB とし、今、ウェハ18が正規の位置から微小距離ΔXだ
けづれたとすれば、第4図のウェハ格子位置寸法m は
m +ΔXに、寸法mBはmB−ΔA Xに変化する。
したがって該格子27の入射波面A6に対する1次反射
回折光A7の位相遅れ量φは(10)式のm^をmA+
ΔXと置き換えた値となる。即ちAt−に、As、−1
2x(mA+^X)/D−IA、1 ノ (w+w1
) I −2x C!−二十’、”) −dAa
+ −φa24−胃’ −hsa −’ )・・・・・
・(17) (但し、IA I−k ・ IA51)この1次反
射回折光A7はミラー19で曲げられ、光波A8となっ
て第2光検出器20に達する。
回折光A7の位相遅れ量φは(10)式のm^をmA+
ΔXと置き換えた値となる。即ちAt−に、As、−1
2x(mA+^X)/D−IA、1 ノ (w+w1
) I −2x C!−二十’、”) −dAa
+ −φa24−胃’ −hsa −’ )・・・・・
・(17) (但し、IA I−k ・ IA51)この1次反
射回折光A7はミラー19で曲げられ、光波A8となっ
て第2光検出器20に達する。
A、−A、を入7客
(但し、φ :A からAsまでの光波の位^78
7 相遅れ) 一方、第1音響光学変調器6からの出射光A2の一部は
ハーフ・ミラー7を反射し、次式で示す光波A3となっ
て、第1光検出器10に達する。
7 相遅れ) 一方、第1音響光学変調器6からの出射光A2の一部は
ハーフ・ミラー7を反射し、次式で示す光波A3となっ
て、第1光検出器10に達する。
−jφA23
A3″″に3A2E
j[(ω+ω )を−φAOI−φA23]八
−IA31ε
・・・・・・(19)
(但し、IA31−に31A11)
同様にして、第2音響光学変調器8の入射点のBlは
−jφBOL
B、−kIEε
j(ωt−φ801 )
−IB、Iε
・・・・・・(20)
となる。
(但し、φ :Eから81までの光波の位相OI
遅れ)
第2音響光学変調器8は第2変調器用ドライバー2の周
波数(Llo =2πX80.OMHzだけ正側に周波
数シフトした次式で示す出力光B2を出す。
波数(Llo =2πX80.OMHzだけ正側に周波
数シフトした次式で示す出力光B2を出す。
−IBl lε
・・・・・・(21)
またレチクル格子マーク16の入射波面B4は−jφB
24 84″″k 4 B 2ε j[(ω+ω )t−φ801−φB24]−IB41
ε ・・・・・・(22) となる。
24 84″″k 4 B 2ε j[(ω+ω )t−φ801−φB24]−IB41
ε ・・・・・・(22) となる。
(但し、IB l−k IB +、 φB2
4:B から84までの光波の位相遅れ) レチクル格子マーク16の透過1次回折光波面B は(
5)式のgAをgB−ΔXと置いて、・・・・・・(2
3) となる。
4:B から84までの光波の位相遅れ) レチクル格子マーク16の透過1次回折光波面B は(
5)式のgAをgB−ΔXと置いて、・・・・・・(2
3) となる。
(但し、IB51−に5 ・ IB41)また、ウェハ
格子マーク27の入射波面B6は・・・・・・(24) となる。
格子マーク27の入射波面B6は・・・・・・(24) となる。
(但し、φ :B から86までの光波の位相遅れ)
この波面B6に対する、ウェハ格子マーク27の1次反
射回折光B7は(10)式のmAをmB−ΔXと置いて
、 ・・・・・・(25) となる。
射回折光B7は(10)式のmAをmB−ΔXと置いて
、 ・・・・・・(25) となる。
(但しIB71−に7 ・IB51)
この光IB7は次式で表わされる光波B8となって、第
2の光検出器20に入射する。
2の光検出器20に入射する。
B、 −B、 t” φB71
〕
・・・・・・(2G)
(但し、φB87 :B7からB8までの光波の位相
遅れ) 一方、光波B2の一部はハーフ・ミラー9を反射し、次
式で表わされる光波B3となって、第1光検出器10に
入射する。
遅れ) 一方、光波B2の一部はハーフ・ミラー9を反射し、次
式で表わされる光波B3となって、第1光検出器10に
入射する。
−jφ823
83″″k 3B 2ε
j[(ω+ω )【−φBOI−φB23]−I831
ε ・・・・・・(27) (但し、IB l−に31B11)第1の光検出器
10は入射光波合成値A3+B の振巾2乗値IA 十
B 12の先パワーに比例した電気信号1 を作る。I
A3+831は(+9)、 (27)式より、 IR−IA IB I”−IA 12+lB
I2+21A I ・IB 1cos〔(ω −ω
)t−(φAOI−φ1301 )r3 −(φA23−φB23 )〕 ・・・・・・(28) となる。
ε ・・・・・・(27) (但し、IB l−に31B11)第1の光検出器
10は入射光波合成値A3+B の振巾2乗値IA 十
B 12の先パワーに比例した電気信号1 を作る。I
A3+831は(+9)、 (27)式より、 IR−IA IB I”−IA 12+lB
I2+21A I ・IB 1cos〔(ω −ω
)t−(φAOI−φ1301 )r3 −(φA23−φB23 )〕 ・・・・・・(28) となる。
一方、第2光検出器20は入射光波合成値A +B
の振巾2乗値IA +B 12の光バワーに比例
した電気信号I を作る。先パワーIA −1−B
12は(18)、 (2G)式より、1 −IA
+B 12−IA I2s 8 8
7 +lB +2+21A I・1BIcos−(φ
−φ )−φdll” 八〇1 BOL ・・・・・・(29) となる。
の振巾2乗値IA +B 12の光バワーに比例
した電気信号I を作る。先パワーIA −1−B
12は(18)、 (2G)式より、1 −IA
+B 12−IA I2s 8 8
7 +lB +2+21A I・1BIcos−(φ
−φ )−φdll” 八〇1 BOL ・・・・・・(29) となる。
但し、
φ ″(φA24−φB24)
ir
・・・・・・(30)
(28)式の電気信号I の内、直流分IA71+lB
12を除いた(ω −ω )−2π7
^ B(80,1MHz−80
,0MHz)の周波数100KHzの交流信号■Rac 1 −21A I lB51cos [(ωAR
ac 3 一″+)1−(φ^01−φ7301”φA23一φl
323 )〕 ・・・・・・(31) が交流アンプ21で増巾され、位相比較器23の第1の
入力端子に入力される。
12を除いた(ω −ω )−2π7
^ B(80,1MHz−80
,0MHz)の周波数100KHzの交流信号■Rac 1 −21A I lB51cos [(ωAR
ac 3 一″+)1−(φ^01−φ7301”φA23一φl
323 )〕 ・・・・・・(31) が交流アンプ21で増巾され、位相比較器23の第1の
入力端子に入力される。
一方、(29)式の電気信号I の内、周波数100K
Hzの交流信号■sa。
Hzの交流信号■sa。
l−21AI・1Blcos((ωA
sac 7 7
−(φ −φ )−φdlr〕
AOI BOI
・・・・・・(32)
が交流アンプ22で増巾され、位相比較器23の第2の
入力端子に入力される。
入力端子に入力される。
位相比較器23は(31)式の’ Racの位相〔−(
φ −φ )−(φA23−φ8□3)〕AOI
BOL とり32)式のI の位相 aC −φ )−φ4□、〕を比較し、これらの位相差OI (φA23−φ323 )〕 を求め、この中〔(φ −(φ^23−φB23 )
〕lr の項は(30)式より一定値であるから、この一定オフ
セット分〔φ −(φ9゜3−φ8□3)〕をキir ヤンセルした位相差ψ に比例したアライメント位置誤差検出信号ψをウェハ・
テーブル制御装置24へ出力する。(このような位相比
較器は公知であり説明を要しない。)図に示すように+
X方向の矢印で示されているレチクル・パターン13は
波長248nmの露光波長では、転写用レンズ1によっ
て、正確に115倍されて、−X方向の矢印で示される
ICパターン像26をウェハ18上に結像する。したが
って、レチクル原版14が+ΔXだけ正規の位置からず
れるとそのウェハ18上の結像位置はΔX−−−ΔXだ
けずれる。したがって、ウェハ18をΔX −−−Δx
だけ正規の位置からずらせば、アライメント位置合わせ
が一致したことになる。
φ −φ )−(φA23−φ8□3)〕AOI
BOL とり32)式のI の位相 aC −φ )−φ4□、〕を比較し、これらの位相差OI (φA23−φ323 )〕 を求め、この中〔(φ −(φ^23−φB23 )
〕lr の項は(30)式より一定値であるから、この一定オフ
セット分〔φ −(φ9゜3−φ8□3)〕をキir ヤンセルした位相差ψ に比例したアライメント位置誤差検出信号ψをウェハ・
テーブル制御装置24へ出力する。(このような位相比
較器は公知であり説明を要しない。)図に示すように+
X方向の矢印で示されているレチクル・パターン13は
波長248nmの露光波長では、転写用レンズ1によっ
て、正確に115倍されて、−X方向の矢印で示される
ICパターン像26をウェハ18上に結像する。したが
って、レチクル原版14が+ΔXだけ正規の位置からず
れるとそのウェハ18上の結像位置はΔX−−−ΔXだ
けずれる。したがって、ウェハ18をΔX −−−Δx
だけ正規の位置からずらせば、アライメント位置合わせ
が一致したことになる。
(33)式のDとdとは前述したようにD −−dの関
係があるから、(33)式のφはアライメント位置誤差
に比例し、その値の正・負によって誤差方向が判定され
る。したがって、ウェハ・テーブル制御装置24によっ
てこのアライメント検出信号ψがOになるようにウェハ
・テーブル17の位置制御が行なわれることによりアラ
イメントが完了する。
係があるから、(33)式のφはアライメント位置誤差
に比例し、その値の正・負によって誤差方向が判定され
る。したがって、ウェハ・テーブル制御装置24によっ
てこのアライメント検出信号ψがOになるようにウェハ
・テーブル17の位置制御が行なわれることによりアラ
イメントが完了する。
このように本実施例によれば、アライメント位置誤差検
出信号として、位置誤差に比例し、その方向によって極
性が正負にかわる信号を常時得るることかできる。また
、アライメント位置誤差を位4目比較で検出するため、
光学系で起る光の減衰量に無関係に検出するため、光学
系で起る光の減衰量に無関係に検出できる利点を持つ。
出信号として、位置誤差に比例し、その方向によって極
性が正負にかわる信号を常時得るることかできる。また
、アライメント位置誤差を位4目比較で検出するため、
光学系で起る光の減衰量に無関係に検出するため、光学
系で起る光の減衰量に無関係に検出できる利点を持つ。
以上説明した本実施例の他の実施例として、第1図中の
第2音響光学変調器8及び第2変調器ドライバ12を省
き、ミラー5の反射光を直接ノ1−フ・ミラー9に入射
する構成とても良い。
第2音響光学変調器8及び第2変調器ドライバ12を省
き、ミラー5の反射光を直接ノ1−フ・ミラー9に入射
する構成とても良い。
この場合は(21)式〜(32)式のωB−0と置いた
式が成立し、(31)、 (32)式のI 、I
は周Rac sac 波数ωA−2πX80.IMHzの高周波信号となり、
光検出器10,20.アンプ21,22、位相比較器2
3等は3Q、1MHzの高周波に応答できる回路が必要
となる。
式が成立し、(31)、 (32)式のI 、I
は周Rac sac 波数ωA−2πX80.IMHzの高周波信号となり、
光検出器10,20.アンプ21,22、位相比較器2
3等は3Q、1MHzの高周波に応答できる回路が必要
となる。
さらに他の実施例として、第1図に示す本実施例のハー
フ・ミラー7.9、第1光検出器10、アンプ21を省
き、第1及び第2変調器用ドライバ11.12の周波数
ω^、ωBの信号の一部を電気的ミキサー回路に入れ、
その差周波数ωい−ω8の信号を作り、該差周波数信号
を第1図の位相比較器23の第1の入力端子に入力する
構成で本発明を実施し得る。〔発明の効果〕 このように本発明によると、ウェハ・マークとレチクル
・マークのアライメント位置誤差とその方向を検出する
ことのできる信号を常時発生させることができるので、
ウェハ・テーブルの位置制御を高速かつ高精度で行うこ
とができる。また、レチクル格子マークとウェハ格子マ
ークによる検出光の減衰量と無関係にアライメント位置
誤信号を得ることができるので、ウェハ・テーブルの位
置制御の信頼性を向上させることができる。
フ・ミラー7.9、第1光検出器10、アンプ21を省
き、第1及び第2変調器用ドライバ11.12の周波数
ω^、ωBの信号の一部を電気的ミキサー回路に入れ、
その差周波数ωい−ω8の信号を作り、該差周波数信号
を第1図の位相比較器23の第1の入力端子に入力する
構成で本発明を実施し得る。〔発明の効果〕 このように本発明によると、ウェハ・マークとレチクル
・マークのアライメント位置誤差とその方向を検出する
ことのできる信号を常時発生させることができるので、
ウェハ・テーブルの位置制御を高速かつ高精度で行うこ
とができる。また、レチクル格子マークとウェハ格子マ
ークによる検出光の減衰量と無関係にアライメント位置
誤信号を得ることができるので、ウェハ・テーブルの位
置制御の信頼性を向上させることができる。
第1図は本発明の実施例を示す全体構成図(X−Z平面
図)、第2図はその側面図(Y−Z平面図)、第3図は
本実施例のレチクル格子マークの部分拡大図、第4図は
本実施例のウェハ格子マークの部分拡大図、第5図は従
来のTTLアライメント装置の構成図。 1・・・転写用レンズ、2・・・光軸、3・・・HeN
eレーザ光源、4.7.9・・・ハーフミラ−15,1
9・・・ミラー、10・・・第1光検出器、6・・・第
1音響光学変調器、8・・・第2音響光学変調器、11
・・・第1変調器用ドライバ、12・・・第2変5!J
器用ドライバ、26・・・ICパターン像、27・・・
ウェハ格子マーク、13・・・レチクルパターン、14
・・・レチクル原版、15.16・・・レチクル格子マ
ーク、17・・・ウェハ・テーブル、18・・・ウェハ
、20・・・第2先検出器、21.22・・・アンプ、
23・・・位相比較器、24・・・ウェハ・テーブル制
御装置。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第 1 図 第 2 図 第 3 図 +2 第4: 図
図)、第2図はその側面図(Y−Z平面図)、第3図は
本実施例のレチクル格子マークの部分拡大図、第4図は
本実施例のウェハ格子マークの部分拡大図、第5図は従
来のTTLアライメント装置の構成図。 1・・・転写用レンズ、2・・・光軸、3・・・HeN
eレーザ光源、4.7.9・・・ハーフミラ−15,1
9・・・ミラー、10・・・第1光検出器、6・・・第
1音響光学変調器、8・・・第2音響光学変調器、11
・・・第1変調器用ドライバ、12・・・第2変5!J
器用ドライバ、26・・・ICパターン像、27・・・
ウェハ格子マーク、13・・・レチクルパターン、14
・・・レチクル原版、15.16・・・レチクル格子マ
ーク、17・・・ウェハ・テーブル、18・・・ウェハ
、20・・・第2先検出器、21.22・・・アンプ、
23・・・位相比較器、24・・・ウェハ・テーブル制
御装置。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第 1 図 第 2 図 第 3 図 +2 第4: 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 レチクルパターンを一定倍率でウェハ上に結像する転
写用レンズと、 この転写用レンズの光軸に対して垂直に、かつ転写用レ
ンズの上方側に設置されたレチクル原版と、前記転写用
レンズの下方側に前記光軸に対して垂直方向に移動可能
に設置され、前記ウェハが搭載されたウェハテーブルと
、 前記レチクル原版上に互いに離れた位置にエッジングさ
れた第1透過形回折格子及び第2透過形回折格子と、 前記レチクル原版の上方に設置され、前記光軸に対して
鏡面対称な光路を有する2つのTTLアライメント用光
を発生させ、その一方のTTLアライメント用光の周波
数が他方のTTLアライメント用光の周波数に対して光
ヘテロダイン周波数だけ異なり、この2つのTTLアラ
イメント用光をそれぞれ前記第1透過形回折格子及び第
2透過形回折格子に向けて出射する光学手段と、 前記第1透過形回折格子及び第2透過形回折格子の透過
1次回折光が前記転写用レンズによって結像する前記ウ
ェハ上の位置にエッジングされた反射形回折格子と、 この反射形回折格子を反射した反射1次回折光を前記光
軸に対して垂直方向に導くミラーと、前記光学手段と前
記レチクル原版の間に設置され、TTLアライメント用
光の一部を前記光軸に対して垂直方向に導くハーフミラ
ーと、 このミラーによって反射されたTTLアライメント用光
を検出する第1光検出器と、 このハーフミラーによって反射された反射1次回折光を
検出する第2光検出器と、 この第1光検出器及び第2光検出器の出力信号が入力さ
れ、前記レチクル原版とウェハの位置の誤差に比例する
位相変調交流電気信号を演算し、この位相変調交流電気
信号の位相を基準信号の位相と比較演算し、その偏差に
比例した位置誤差信号を出力する位相比較器と、 この位置誤差信号が入力され、この位置誤差信号によっ
て前記ウェハテーブルの位置を制御するウェハテーブル
制御装置とを備えたことを特徴とするTTLアライメン
ト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63083572A JP2642392B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | Ttlアライメント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63083572A JP2642392B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | Ttlアライメント装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255222A true JPH01255222A (ja) | 1989-10-12 |
JP2642392B2 JP2642392B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13806223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63083572A Expired - Lifetime JP2642392B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | Ttlアライメント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642392B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0430414A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置決め装置 |
JP2007180548A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Asml Netherlands Bv | パターンアライメント方法およびリソグラフィ装置 |
CN113314451A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-08-27 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于莫尔条纹的晶圆键合对准系统及方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6066819A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置合わせ方法 |
JPS61215905A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 位置検出装置 |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP63083572A patent/JP2642392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6066819A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置合わせ方法 |
JPS61215905A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 位置検出装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0430414A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置決め装置 |
JP2007180548A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Asml Netherlands Bv | パターンアライメント方法およびリソグラフィ装置 |
CN113314451A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-08-27 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于莫尔条纹的晶圆键合对准系统及方法 |
CN113314451B (zh) * | 2021-06-10 | 2022-08-02 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于莫尔条纹的晶圆键合对准系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2642392B2 (ja) | 1997-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6712349B2 (ja) | アライメントシステム | |
US6757066B2 (en) | Multiple degree of freedom interferometer | |
US6762845B2 (en) | Multiple-pass interferometry | |
US6819434B2 (en) | Multi-axis interferometer | |
JP6224019B2 (ja) | ダブルパス干渉方式エンコーダシステムを用いた物体の位置判定方法。 | |
JP6162137B2 (ja) | エンコーダシステムを使用する低コヒーレンス干渉法 | |
US6912054B2 (en) | Interferometric stage system | |
JP4469604B2 (ja) | 光学干渉分光法 | |
US6791693B2 (en) | Multiple-pass interferometry | |
JPH1026513A (ja) | 試料面位置測定装置及び測定方法 | |
EP0477026B1 (en) | Position signal producing apparatus | |
US7561278B2 (en) | Interferometer using integrated retarders to reduce physical volume | |
US6856402B2 (en) | Interferometer with dynamic beam steering element | |
US7298493B2 (en) | Interferometric optical assemblies and systems including interferometric optical assemblies | |
JPH01255222A (ja) | Ttlアライメント装置 | |
JP4376624B2 (ja) | 複数経路干渉分光法 | |
JP3651125B2 (ja) | 位置計測装置及びパターン測定装置 | |
JP2694045B2 (ja) | 回折格子を用いた位置合せ装置 | |
JP2005516206A (ja) | マルチパス干渉計 | |
JP2610300B2 (ja) | 位置合わせ方法 | |
JPH09293663A (ja) | 位置検出装置及び該装置を備えた露光装置 | |
JPH0340417A (ja) | 投影露光装置 | |
JPH04315904A (ja) | 試料面位置測定装置 | |
JPH05283314A (ja) | アライメント装置 |