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JPH01249741A - フェニルアセトアルデヒドの製造方法 - Google Patents

フェニルアセトアルデヒドの製造方法

Info

Publication number
JPH01249741A
JPH01249741A JP63077530A JP7753088A JPH01249741A JP H01249741 A JPH01249741 A JP H01249741A JP 63077530 A JP63077530 A JP 63077530A JP 7753088 A JP7753088 A JP 7753088A JP H01249741 A JPH01249741 A JP H01249741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenylacetaldehyde
light
rhodium
toluene
carbon monoxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63077530A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0529376B2 (ja
Inventor
Masato Tanaka
正人 田中
Toshiyasu Sakakura
俊康 坂倉
Hirosuke Wada
和田 啓輔
Yasuyuki Sasaki
康之 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology, Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP63077530A priority Critical patent/JPH01249741A/ja
Publication of JPH01249741A publication Critical patent/JPH01249741A/ja
Publication of JPH0529376B2 publication Critical patent/JPH0529376B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフェニルアセトアルデヒドの製造方法に関する
ものである。
フェニルアセトアルデヒドは香料素材として、あるいは
医薬、農薬およびアミノ酸の中間体として重要な物質で
ある。
〔従来の技術〕
従来より、フェニルアセトアルデヒドを製造する方法は
種々知られている。
例えば、特公昭33−3//2ざ号では、溶剤としてア
セトンを使用し、触媒としてジコバルトオクタカルボニ
ルの存在下、N−ジアルキル置換酸アミドを共存させ、
圧力200 卯/cdの高圧下、ベンジルハライドを一
酸化炭素及び水素と反応させ収率j2.2%でフェニル
アセトアルデヒドが得られている。また同様の反応にお
いて、水及び水に不混和な有機溶媒の二層溶媒を用いる
方法(特公昭jj−≠3≠31号)、アセトニトリルを
溶媒に用い、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の存
在下、圧力t o o t4/crtiで反応させる方
法(特公昭、tG−//、3727号)、さらにコバル
トテトラカルポニルアニオンヲ触媒として用い、アルコ
ール中でベンジルハライドと一酸化炭素との反応を行な
いフェニル酢酸エステルと共にフェニルアセトアルデヒ
ドを得る方法(特開昭jター93020号)などがある
しかしながら、かかる方法はいずれも比較的高価な溶媒
を使用し、かつ/ o o −、z ooH7crIi
の高圧下、高価なコバルト触媒を用いるものであり、工
業的には不利な面が多く、十分に満足できるものではな
かった。
一方、本発明者等の一部は、錯体触媒と光照射との組合
せにおいて高められた触媒活性を示す錯体触媒を開発す
ることを目的として研究を行ない、芳香族炭化水素類を
原料化合物として用い、これを直接的にカルボニル化反
応処理して対応するアルデヒド、アルコール等に変換す
る方法を見出した(特願昭62−230420号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる方法では、例えばベンゼンを原料
化合物として光照射下、直接的にカルボニル化反応処理
を行なうと対応するベンズアルデヒド、ベンジルアルコ
ール、安息香酸等に変換され得るが、トルエンを原料化
合物とする場合、芳香環が直接カルボニル化されたトル
アルデヒド、メチルベンジルアルコール等のみに変換さ
れ、芳香環に置換された側鎖がカルボニル化されたフェ
ニルアセトアルデヒドは極微量しか生成しなかった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等はかかる問題点を解決すべく鋭意検
討した結果、特定波長の光照射下で反応を行なうと驚く
べきことに芳香環の側鎖がカルボニル化されることを見
出して本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的は光照射下で直接的にカルボニ
ル化反応を行ないフェニルアセトアルデヒドを効率よく
製造する方法を提供することにある。
そして、その目的は、ロジウム化合物の存在。
下及びJ 2 j nm以上の波長領域の光照射下に、
トルエンと一酸化炭素とを反応させることを特徴とする
フェニルアセトアルデヒドの製造方法により□容易に達
成される。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
本発明で用いるロジウム化合物としては、特に限定され
るものではないが、反応の際少なくとも一部は可溶化さ
れる化合物を用いるのが反応速度を向上させる点゛から
好ましい。
これらの化合物としては有機配位子を含む錯体が特に好
ましく用いられる。これらを例示すると、ロジウムカル
ボニル、クロロジカルボニルロジウムダイマー、アセト
アセタトジカルボニルロジウム、クロロ(i、s−へキ
サジエン)ロジウムダイマー、クロロビス(エチレン)
ロジウムダイマー、−形式RhXLs (Xはハロゲン
原子、Lはホスフィン、ホスフィナイト、ホスフォナイ
ト、またはホスファイトから選ばれた配位子を示す)、
RhX(CO)I、z 、(X及びLは前記と同じ)、
HRh(CO)L3(Lは前記と同じ)、又はHRh(
Co)zLz (Lは前記と同じ)で表わされる錯体が
挙げられるが、これらに制限されるものではない。また
これらのロジウム化合物加して実施することも本発明の
有利な態様に含まれる。配位子りとしては具体的にはト
リフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリブ
チルホスフィン、メチル ジメチルホスフィナイト、ジ
メチル メチルホスフォナイト、トリメチルホスファイ
ト等が挙げられる。
また、本発明のトルエンのカルボニル化反応においては
、上記のロジウム化合物の存在とともに特定波長の光の
照射が必須であり、その波長領域としてはj 2 j 
nm以上、好ましくはj 2 j nm−≠o o n
mの波長の光を用いるのが重要である。そして、かかる
波長領域の光は通常使用されている水銀灯、キセノンラ
ンプにフィルターあるいはモノクロメータ−を装着させ
ることにより上記範囲外の波長領域をカットすることに
より、特定波長の光に調整することができる。
本発明のカルボニル化反応では、反応温度としては特に
限定されるものではなく、反応速度を向上させる点で約
210℃程度まで加熱して行なってもよいが、通常0〜
200℃で行なうのがよい。−酸化炭素としては必ずし
も単一なものを用いる必要はなく、反応に影響を与えな
いような不活性ガスとともに用いてもよい。その際、−
酸化炭素の圧力としては特に限定されるもめではなく、
通常o、i〜j 00 atm、好ましくはO,S〜/
 00 atmの範囲で行なうのがよい。
尚、本発明の反応では通常、反応基質であるトルエンを
溶媒としても用いるが、必要に応じてトルエンよりもカ
ルボニル化され難い化合物、例えばシクロヘキサン、デ
カリン、ベンゾニトリルパラフルオロベンゼン等を溶媒
として用いることもできる。
反応終了後の生成物の分離回収はトルエン、あるいはト
ルエンと溶媒等を蒸留などの分離手段により除去したの
ち、精留、再結晶あるいはクロマトグラフィ・−等の方
法により容易に行なわれる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが本発
明はその要旨を越えない限り以下の実施例によって限定
されるものではない。
実施例1 クロロカルボニルビス(トリメチルホスフィン)ロジウ
ムのトルエン溶液(0,7mM%2 d )をバイレッ
クス製1crrL角の角型容器に入れ減圧にした後、−
酸化炭素を導入する操作を数回繰り返した。光源には外
部照射型rooW高圧水銀灯を用い照射光の波長領域が
J 2 j nm以上となるフィルターを光源に装着し
て光照射しながら室温で6時間攪拌した。内部標準とし
てβ−メチルナフタレンを加えた後ガスクロマトグラフ
ィーで分析し生成物を定量した。表1に結果を示す。
表1 *l)使用したRh錯体中のRhを基準とするモル収率 比較例1 クロロカルボニルビス(トリメチルホスフィン)ロジウ
ムのトルエン溶液(o、7mM、 2m1)をパイレッ
クス製、1crrL角の角型容器に入れ減圧にした後、
−酸化炭素を導入する操作を数回繰り返した。光源には
外部照射型j00W高圧水銀灯を用い照射光の波長領域
が22!〜≠20nmとなるフィルターを光源に装着し
て光照射しながら室温で6時間攪拌した。内部標準とし
てβ−メチルナフタレンを加えた後、ガスクロマトグラ
フィーで分析した結果、フェニルアセトアルデヒドの生
成は認められなかった。表2に結果を示す。
表2 */)使用したRh錯体中のRhを基準とするモル収率 〔発明の効果〕 本発明によれば、特定波長の光照射下でカルボニル化反
応を行なうことにより安価なトルエンと一酸化炭素から
容易にフェニルアセトアルデヒドが得られる。したがっ
て、その産業的意義は大きい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロジウム化合物の存在下及び325nm以上の波
    長領域の光照射下にトルエンと一酸化炭素とを反応させ
    ることを特徴とするフェニルアセトアルデヒドの製造方
    法。
JP63077530A 1988-03-30 1988-03-30 フェニルアセトアルデヒドの製造方法 Granted JPH01249741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63077530A JPH01249741A (ja) 1988-03-30 1988-03-30 フェニルアセトアルデヒドの製造方法

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JP63077530A JPH01249741A (ja) 1988-03-30 1988-03-30 フェニルアセトアルデヒドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01249741A true JPH01249741A (ja) 1989-10-05
JPH0529376B2 JPH0529376B2 (ja) 1993-04-30

Family

ID=13636537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63077530A Granted JPH01249741A (ja) 1988-03-30 1988-03-30 フェニルアセトアルデヒドの製造方法

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JP (1) JPH01249741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4967452A (en) * 1988-09-17 1990-11-06 Yoshida Kogyo, K.K. Attaching device for garment fastener element

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4967452A (en) * 1988-09-17 1990-11-06 Yoshida Kogyo, K.K. Attaching device for garment fastener element

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JPH0529376B2 (ja) 1993-04-30

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