JPH01249498A - 薄膜電磁変換器およびこれを用いたicカード - Google Patents
薄膜電磁変換器およびこれを用いたicカードInfo
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- JPH01249498A JPH01249498A JP63079352A JP7935288A JPH01249498A JP H01249498 A JPH01249498 A JP H01249498A JP 63079352 A JP63079352 A JP 63079352A JP 7935288 A JP7935288 A JP 7935288A JP H01249498 A JPH01249498 A JP H01249498A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、薄膜電磁変換器およびこれを用いたICカ
ードに関する。
ードに関する。
(従来の技術)
半導体記憶素子を内蔵するICカードは、従来の磁気カ
ード等に比べ記憶容量が飛躍的に増大し、いままでにな
い広範囲な用途に適用されようとしている。
ード等に比べ記憶容量が飛躍的に増大し、いままでにな
い広範囲な用途に適用されようとしている。
ところで、このようなICカードとリーダ/ライタ側と
の間で信号のやりとりを行うための接続はコネクタを介
し機械的に行うことが一般的に考えられるところである
が、カードの使用回数や使用環境等によっては信頼性に
問題を生じることがある。
の間で信号のやりとりを行うための接続はコネクタを介
し機械的に行うことが一般的に考えられるところである
が、カードの使用回数や使用環境等によっては信頼性に
問題を生じることがある。
このため、電気信号を一旦磁気信号に変換し、非接触式
に信号を伝達することが考えられる。
に信号を伝達することが考えられる。
第6図はこのようなICカードの一例を示すもので、カ
ード1内に読出し用のスパイラルコイル2を内蔵してな
るものである。
ード1内に読出し用のスパイラルコイル2を内蔵してな
るものである。
第7図はこのようなスパイラルコイル2とり−ダ/ライ
タ側の磁気ヘッド3との関係を示すものである。同図に
示すように、スパイラルコイル2で生じる磁束の変化は
コア4を介しコイル5における電位の変化としてとらえ
られ、信号の伝達が行われる。
タ側の磁気ヘッド3との関係を示すものである。同図に
示すように、スパイラルコイル2で生じる磁束の変化は
コア4を介しコイル5における電位の変化としてとらえ
られ、信号の伝達が行われる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、コア4をスパイラルコイル2の中心付近に配
置したときには、スパイラルコイル2から発生する磁束
として互いに逆方向のものが存在することになる。そし
て、これら逆方向の磁束の相互作用によりコイル5では
所望とする出力が得られないという問題が生じる。また
、コア4をスパイラルコイル5の外周外に配置すれば、
コイル5ではある程度の出力が得られるものの、スパイ
ラルコイル5から発生する磁束の一部しか作用せず効率
が悪いという問題がある。
置したときには、スパイラルコイル2から発生する磁束
として互いに逆方向のものが存在することになる。そし
て、これら逆方向の磁束の相互作用によりコイル5では
所望とする出力が得られないという問題が生じる。また
、コア4をスパイラルコイル5の外周外に配置すれば、
コイル5ではある程度の出力が得られるものの、スパイ
ラルコイル5から発生する磁束の一部しか作用せず効率
が悪いという問題がある。
そこで、この発明は、効率よく信号のやりとりを行うこ
とができる薄膜電磁変換器およびこれを用いたICカー
ドを提供することを目的とするものである。
とができる薄膜電磁変換器およびこれを用いたICカー
ドを提供することを目的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明の薄膜電磁変換器は、絶縁性の基板上に電気的
に接続された一対のコイルがスパイラル状に配設され、
これらコイルから生じる磁束が前記基板の面と垂直な方
向に対し互い逆方向となるようにされていることを特徴
とするものである。
に接続された一対のコイルがスパイラル状に配設され、
これらコイルから生じる磁束が前記基板の面と垂直な方
向に対し互い逆方向となるようにされていることを特徴
とするものである。
また、第2の発明のICカードは、所定のデータを記憶
する半導体記憶素子と、この半導体記憶素子に記憶され
たデータに係る電気信号を磁気信号に変換する前記薄膜
電磁変換器とを少なくとも具備するものである。
する半導体記憶素子と、この半導体記憶素子に記憶され
たデータに係る電気信号を磁気信号に変換する前記薄膜
電磁変換器とを少なくとも具備するものである。
(作 用)
これらの発明では、コイルから生じる磁束が基板の面と
垂直な方向に対し互い逆方向となるようにされているの
で、読取りの側のコアをスパイラルコイル間に配置した
ときに、コア側のコイルで得られる磁束としては同方向
のもののみとなる。
垂直な方向に対し互い逆方向となるようにされているの
で、読取りの側のコアをスパイラルコイル間に配置した
ときに、コア側のコイルで得られる磁束としては同方向
のもののみとなる。
したがって、効率よく信号のやりとりを行うことができ
る。
る。
(実施例)
次に、これら発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明に係る薄膜電磁変換器とり一ダ/ライ
タ側の磁気ヘッドとの関係を示す斜視図、第2図はその
正面図である。
タ側の磁気ヘッドとの関係を示す斜視図、第2図はその
正面図である。
これらの図において、符号11はパーマロイからなる基
板であり、この基板上には絶縁膜を介して2組のスパイ
ラルコイル12.13が形成されている。
板であり、この基板上には絶縁膜を介して2組のスパイ
ラルコイル12.13が形成されている。
これらスパイラルコイル12.13は電気的に接続され
、かつ電流の流れる方向が逆方向となるようにされてい
る。したがって、読取りの側の磁気ヘッド14のコア1
5をスパイラルコイル12.13間の中間点の基板上方
0.1■程度の位置に配置したときに、磁気ヘッドのコ
イル16で得られる磁束としては同方向のもののみとな
る。
、かつ電流の流れる方向が逆方向となるようにされてい
る。したがって、読取りの側の磁気ヘッド14のコア1
5をスパイラルコイル12.13間の中間点の基板上方
0.1■程度の位置に配置したときに、磁気ヘッドのコ
イル16で得られる磁束としては同方向のもののみとな
る。
第3図はこのような薄膜電磁変換器の製造方法を説明す
るための図である。
るための図である。
まず、基板としてパーマロイのような金属軟磁性薄板2
1を用意する(同図(イ))。
1を用意する(同図(イ))。
次に、この金属軟磁性薄板21上に例えばスクリーン印
刷法やスピンナ法を用いてエポキシ樹脂やシリコン樹脂
膜22を形成する(同図(ロ))。
刷法やスピンナ法を用いてエポキシ樹脂やシリコン樹脂
膜22を形成する(同図(ロ))。
これらの樹脂膜は耐湿性に優れ表面の平滑性が良いので
、この上に微細な配線をするのに適している。
、この上に微細な配線をするのに適している。
次に、スパッタ、メツキ等の薄膜技術により、一対のス
パイラルコイル23.24および各スパイラルコイルの
一端に接続されるポンディングパッド25.26を形成
する(同図(ハ))。
パイラルコイル23.24および各スパイラルコイルの
一端に接続されるポンディングパッド25.26を形成
する(同図(ハ))。
次に、これらスパイラルコイル23.24を覆うように
フォトレジスト等の有機絶縁膜27を形成するが、その
際、これらスパイラル;イル23.24の他端間を電気
的に接続するため、一端がそれぞれスパイラルコイル2
3.24の他端間に接続されるコイル28を有機絶縁膜
27上に形成する(同図(ニ))。
フォトレジスト等の有機絶縁膜27を形成するが、その
際、これらスパイラル;イル23.24の他端間を電気
的に接続するため、一端がそれぞれスパイラルコイル2
3.24の他端間に接続されるコイル28を有機絶縁膜
27上に形成する(同図(ニ))。
第4図はこのような薄膜電磁変換器を具備するICカー
ドを示すものである。
ドを示すものである。
このICカード31は、上述した薄膜電磁変換器32と
、所定のデータを記憶する例えばバッテリバックアップ
型のRAMからなる半導体記憶素子33と、半導体記憶
素子33に記憶されたデータに応じて薄膜電磁変換器3
2を駆動するドライイバ34と、電源であるバッテリ3
5とからなるものである。
、所定のデータを記憶する例えばバッテリバックアップ
型のRAMからなる半導体記憶素子33と、半導体記憶
素子33に記憶されたデータに応じて薄膜電磁変換器3
2を駆動するドライイバ34と、電源であるバッテリ3
5とからなるものである。
このICカード31は薄膜電磁変換器32によりリーダ
/ライタ側の磁気ヘッド36と磁気信号のやりとりを行
うものであるため、効率良く信号伝達が行える。このた
め、例えばバッテリ35を長持ちさせることができる。
/ライタ側の磁気ヘッド36と磁気信号のやりとりを行
うものであるため、効率良く信号伝達が行える。このた
め、例えばバッテリ35を長持ちさせることができる。
第5図はリーダ/ライタ側の磁気ヘッドとスパイラルコ
イルとの距離とリーダ/ライタ側の磁気ヘッドで得られ
る出力の関係を示すものである。
イルとの距離とリーダ/ライタ側の磁気ヘッドで得られ
る出力の関係を示すものである。
基板としてパーマロイを用いた場合とガラス基板を用い
た場合とでは、パーマロイを用いた方が明らかに大きな
出力が得られる。
た場合とでは、パーマロイを用いた方が明らかに大きな
出力が得られる。
また、現実的に使用される200μm程度の距離におい
てはその差は顕著なものとなる。
てはその差は顕著なものとなる。
したがって、リーダ/ライタ側の磁気ヘッドとの磁気ギ
ャップと薄膜磁気変換器とのカード挿入方向での位置ず
れが21程度あっても、市販の磁気ヘッドで充分に読出
し可能である。
ャップと薄膜磁気変換器とのカード挿入方向での位置ず
れが21程度あっても、市販の磁気ヘッドで充分に読出
し可能である。
C発明の効果コ
以上説明したように、この発明では、効率よく信号のや
りとりを行うことができる。
りとりを行うことができる。
第1図はこの発明に係る薄膜電磁変換器とり一ダ/ライ
タ側の磁気ヘッドとの関係を示す斜視図、第2図はその
正面図、第3図はこのような薄膜電磁変換器の製造方法
を説明するための図、第4図はこのような薄膜電磁変換
器を具備するICカードを示す図、第5図はリーダ/ラ
イタ側の磁気ヘッドとスパイラルコイルとの距離とリー
ダ/ライタ側の磁気ヘッドで得られる出力の関係を示す
図、第6図および第7図は従来例を説明するための図で
ある。 11・・・基板、12.13・・・スパイラルコイル、
14・・・磁気ヘッド、15・・・コア、16・・・コ
イル。 出願人 株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 因 第4図 第5図
タ側の磁気ヘッドとの関係を示す斜視図、第2図はその
正面図、第3図はこのような薄膜電磁変換器の製造方法
を説明するための図、第4図はこのような薄膜電磁変換
器を具備するICカードを示す図、第5図はリーダ/ラ
イタ側の磁気ヘッドとスパイラルコイルとの距離とリー
ダ/ライタ側の磁気ヘッドで得られる出力の関係を示す
図、第6図および第7図は従来例を説明するための図で
ある。 11・・・基板、12.13・・・スパイラルコイル、
14・・・磁気ヘッド、15・・・コア、16・・・コ
イル。 出願人 株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 因 第4図 第5図
Claims (2)
- (1)絶縁性の基板上に電気的に接続された一対のコイ
ルがスパイラル状に配設され、これらコイルから生じる
磁束が前記基板の面と垂直な方向に対し互い逆方向とな
るようにされていることを特徴とする薄膜電磁変換器。 - (2)所定のデータを記憶する半導体記憶素子と、この
半導体記憶素子に記憶されたデータに係る電気信号を磁
気信号に変換する請求項第1項記載の薄膜電磁変換器と
を少なくとも具備することを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079352A JPH01249498A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 薄膜電磁変換器およびこれを用いたicカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079352A JPH01249498A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 薄膜電磁変換器およびこれを用いたicカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01249498A true JPH01249498A (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=13687511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079352A Pending JPH01249498A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 薄膜電磁変換器およびこれを用いたicカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01249498A (ja) |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079352A patent/JPH01249498A/ja active Pending
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